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人間環境デザイン学科
2018.04.09
近畿大学アカデミックシアターを見学!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
近畿大学の複合施設「アカデミックシアター」がオープンしてちょうど1年が経ちました。 マンガが2万冊以上ある新図書館や24時間利用可能な自習室、女性専用自習室など・・・見どころ満載の施設です。近大生以外でも閲覧が可能ということで、平成30年4月5日(木)、人間環境デザイン学科の加藤先生とゼミ生3名が施設見学に行ってきました。 新学期が始まったばかりの時でキャンパス内は大賑わいでした。内部にはカフェもあり、学生は集中して勉強したり、談笑したりして、リラックスして過ごしていました。 青木 紗耶さんの感想 近代的かつ近大的で、すごい建築物が大学のキャンパス内に存在していて圧倒されました。 太秦 柚香里さんの感想 私が今までイメージしていた大学の図書館とは全然違ったので、とても驚きました。 田中 沙紀さんの感想 図書館やカフェなど国際交流できる場所を設け、学内が過ごしやすい環境になっていたと感じました。 ▼キャンパス内にクレープの移動販売車が来ていてビックリ! 建築を計画する場合、大きく2つの発想があると思います。1つは建築を環境から考える方法、もう1つは建築を生活から考えていく方法です。生活から考えるとは、言い方をかえればインテリアから組み立てていくと言っていい。建築の内部ではどのような行動がありどんな暮らし方が可能になるのか、ああでもないこうでもないと思いをめぐらすことは設計の醍醐味でもあります。また建築内部にどのような光が注がれ、どういうふうに風が通り抜けていくのかもとても重要なことです。室内から外に視線を向けていけば次第に「内と外」の境界が曖昧になり、内部と外部は一体化していく。これが日本の空間と言えるでしょう。 このアカデミックシアターはまさに建築をインテリアから考えた計画のように感じました。規模はかなり大きいのですが住宅のようなスケール感があります。中庭にあたるスペースにはヒューマンスケールのキューブがまるでおもちゃ箱をひっくり返したように散らばっているように配置されています。それぞれのキューブの隙間からは穏やかな光が差し込んできて、またそのわずかな外部空間にあるグリーンが「内と外」を曖昧にしています。キューブは学生の自習室であったり、ゼミで使われるようになっていたりとフレキシブルに対応可能です。 肝心の本棚がまた面白いのです。通常、書架は医学、理学、工学、文学などと分けられることが多いですが、この新図書館ではたとえば「学生とともにつくる棚」「デザインが秘める魅力」「数は雄弁である」というような分類になっています。あくまでも学生のための図書館であるなぁと感心しました。建築を理解するためには、自ら内部空間にひたり体感することが最も大切です。3人のゼミ生にとって有意義な1日であったと思います。 人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜 【番外編】 エコール・マミの改修提案が展示スタートしました! 加藤プロジェクトゼミでは前年度最後のプロジェクトとして、大学に隣接する大型商業施設エコール・マミ(通称エコマミ)様への施設改修のデザイン提案を行いました。 ●平成29年度エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案!の記事はコチラ! 平成30年4月5日~4月20日まで1階インフォメーション横に展示されております。 お近くに寄られた方はぜひご覧ください。 【関連記事】 不要な建物を再利用する「空家コンバージョン」で卒業制作!~人間環境デザイン学科 エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 「バーンデザイン」農業小屋アート~人間環境デザイン学科 東向アーケードサイン・デザインコンペに挑戦!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
2018.03.14
不要な建物を再利用する「空家コンバージョン」で卒業制作!~人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科4回生の宮木萌依さんは、不用になった建物を今までの機能を変更して新しい用途に造り替えて再利用する「空家コンバージョン」を卒業研究のテーマにして制作に取り組みました。 昨夏、彼女は卒業研究のテーマを何にするか悩んでいました。同じ時期にプロジェクトゼミとして2・3回生が関屋地区での農業小屋アートプロジェクト、バーンデザインに取り組んでいました。 近所の自治会長の曽根様がバーンデザインに興味を持たれ、現場で立ち話をしている中で「平成29年8月19日に関屋地区の桜が丘公民館で、空家についてのワークショップがあるから是非来てください!」とお声掛け頂き、さっそく宮木さんとワークショップに参加しました。 桜が丘地区も高齢化が進み、空家が増加しつつありました。ワークショップでは様々な意見が出され、現場の生の問題点が浮かび上がりました。その中でも敷地環境が良いある空家があり、この空家で面白い提案ができないかということになっていきました。宮木さんもこの空家コンバージョンに俄然やる気をみせて卒業研究としてさせてもらうことになったわけです。その後、現地調査にも曽根会長様のご協力をいただき、計画は順調に進んでいきました。 ▼空家コンバージョン~コミュニティハウス~「NITUMERU」プレゼンシート(クリックでPDFが開きます) そしてようやく図面と模型が完成し、今年3/12(月)に桜が丘自治会館に出向き、関屋空家コンバージョン~コミュニティハウス~「NITUMERU」をプレゼンすることができました。 ▼実際のプレゼンでの様子 【宮木さんの感想】 今回のプレゼンテーションには桜ヶ丘自治会の方々が7名も集まっていただきました。合間には私の提案を汲み取った上での質問もあり、より一層理解を深めていただきました。和気藹々とした雰囲気の中でのプレゼンテーションとなりました。提案をするにあたり、桜ヶ丘自治会の方達にはたくさんのご協力をしていただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 総務省が出す平成25年の全国の空家率は13.5パーセントとなっており過去最高を記録し、危機的な状況です。その中でも今回のような放置されている空家が最も大きな問題となっています。宮木さんの提案は自治会員の方々の意見を丁寧に聞きながら現実的で夢のある解決方法になっていると思います。提案通りにしていくのは予算のこともあり難しいところもありますが、少しでも実現できればと願っています。 人間環境デザイン学科准教授 加藤信喜 【加藤ゼミ関連記事】 エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 畿央祭・ウェルカムキャンパス企画展示「紐庵」 「バーンデザイン」農業小屋アート 大学隣接の商業施設で、バレンタインディスプレイを担当! 畿央祭展示「紙庵」 「バーンデザイン」関屋農家小屋環境アート 駒川商店街でシャッターアートに挑戦!
2018.03.07
畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.11~ 2週間が経過!
2018年2月17日(土)から3月8日(木)にかけて、2回生7名と1回生9名あわせて16名の畿央生がカナダのビクトリアでの短期語学留学プログラムに参加しています。2週間にわたりホームステイをしながら語学学校で過ごしたあと、3日間バンクーバーを観光して帰国する予定です。 参加学生からのレポート、第11弾をお届けします! こんにちは!人間環境デザイン学科1回生の浅田明香です。留学2週目の学校生活の様子をレポートします。 2週目はピンクシャツデーというイベントがありました。このイベントは世の中のいじめの原因となる差別や偏見のない社会を目指す活動運動のことです。その昔、ピンクのシャツを着て登校した男の子が、周囲から同性愛者だといじめられたことがきっかけで、その男の子を守るため学校中のみんなでピンクのシャツを着始めたのが、このピンクシャツデーの始まりだそうです。このピンクシャツデーの日はクラスのみんなでいじめについて話し合い、ピンクのシャツを着て写真を撮りました。 授業では慣れない英語に苦戦していますが、日が経つにつれて英語にも慣れ、学校生活が楽しくなってきました。最終日が近づいてきましたが、日本に帰りたくないと思うほどクラスメイトとの仲が深まっています。さまざまな国の仲間たちとの出会いは一生の宝物です。 ホストファミリーはとても優しく話しかけてくださり、はじめは「OK」や「YES」しか言えず、言いたいことも伝えられず、辛いこともありました。しかし、日が経つにつれて少しずつですが自分の意見が通じるようになり、相手が言っていることも分かるようになってきています。しんどいと思うこともありましたが本当にこの留学に参加してよかったと思います。 残りの数日間もいろいろな経験をして楽しみたいと思います! 人間環境デザイン学科1回生 浅田明香 【関連記事】 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.10~ホームステイ&放課後レポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.9~ Pink Shirt Dayに参加! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.8~語学学校での様子をレポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.7~ホームステイレポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.6~カーリングも体験! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.5~授業と放課後! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.4~ホームステイ開始! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.3~初めての登校日! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.2~ホームステイ先に到着! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.1~出発前レポート!
2018.03.05
畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.8~語学学校での様子をレポート!
2018年2月17日(土)から3月8日(木)にかけて、2回生7名と1回生9名あわせて16名の畿央生がカナダのビクトリアでの短期語学留学プログラムに参加しています。2週間にわたりホームステイをしながら語学学校で過ごしたあと、3日間バンクーバーを観光して帰国する予定です。 参加学生からのレポート、第8弾をお届けします! こんにちは!人間環境デザイン学科1回生の饗庭美咲です。カナダのビクトリアから留学やホームステイについて報告します! 私にとって初めての海外留学です。最初の頃は慣れないことばかりでしたが、数日経つとビクトリアでの生活にも慣れてきて、クラスメイトやホームステイ先でのルームメイトとも仲良くなることができています。 学校にはブラジル・コロンビア・ロシア・メキシコ・韓国などの様々な国から来たクラスメイトがいます。クラスメイトと会話することで、カナダ以外の国についても学ぶことができるので毎日が新鮮で楽しいです。休憩や昼食の時間もクラスメイト同士が会話をしていて、教室はいつも元気で和やかな雰囲気です。 ホストファミリーはとても優しく、私の下手な英語をしっかり聞いてくれます。夕食後には1日の出来事を話したり宿題を一緒にしたりします。ホストファーザーには、飲食店などで支払うチップについて教えてもらいました。チップは日本にはない仕組みなので、聞いていて驚くことばかりでした。ホストファミリーやルームメイトから教えてもらうことが多く、充実した日々を過ごしています。 現地では英語を書くことより話すことのほうが何倍も多く、うまく伝えられない度に話す力や説明する力がまだまだ未熟だなと感じています。しかし、相手が話している内容を理解したり、上手にコミュニケーションがとれたりするとすごく嬉しいです。 残りの留学生活も悔いのないように過ごしたいです。そしてカナダで学んだことは忘れずに、これからも英語を勉強していきたいと思います! 人間環境デザイン学科 1回生 饗庭 美咲 【関連記事】 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.7~ホームステイレポート! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.6~カーリングも体験! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.5~授業と放課後! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.4~ホームステイ開始! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.3~初めての登校日! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.2~ホームステイ先に到着! 畿央大学短期語学留学プログラム 2018(カナダ) 現地リポートvol.1~出発前レポート!
2018.02.28
畿友会(学生自治会)だよりvol.51~「冬の学習キャンプ2017」を開催しました!
こんにちは。冬の学習キャンプ2017統括の乾桃萌です。今年度も昨年に引き続き「冬の学習キャンプ(冬キャン)」を平成30年2月11日(日)、12日(月)の2日間にわたって畿央大学の学内にて開催しました。 学習キャンプは、在学生が企画・運営し、参加者を募ってキャンプをするという畿友会(学生自治会)主催の公式行事です。11名のスタッフと22名の参加者が集い、33名での学習キャンプとなりました。1年の間に夏と冬の2回開催され、学年問わず全ての学部・学科の学生が参加することができ、交流を深め、将来に役立つスキルや学びを身につけることを目的としています。夏は国立曽爾青少年自然の家をお借りして開催しました。(夏の学習キャンプ2017はコチラ!) 今回は「星飛(スタート)」というテーマのもと2日間のキャンプを企画しました。 これには ・夢をかなえる第一歩になるように… ・いつもの自分から更にステップアップした姿に… ・何か新しいことを始めるきっかけに… というようなたくさんの思いが込められています。 【キャンプ1日目】 まずは開会式を行いました。スタッフ紹介や、テーマを発表したりみんなでテーマソングを歌ったり、就寝時に使う寝袋の使い方をレクチャーしました。 みんなの緊張がほぐれていないようなのでアイスブレイクも行いました!凍った氷のような緊張(アイス)をこわす(ブレイク)活動です。少し変わった自己紹介の方法でグループの仲間に覚えてもらったり、お題付きのしっぽとりゲームをしたりして身も心も緊張がほぐれました。 続いてみんなで夕食です。スタッフも一緒にアイスブレイクで仲良くなった人たちと楽しく話しながら食べました。普段の学食では食べられないオードブルが食べられるのも、冬キャンならではの魅力かもしれません。 夕食が終われば学習キャンプ発足時からお世話になっているキャンプのプロ、吉藤先生の企画です!今回は参加者のほとんどが教育学部ということもあり、将来使える野外活動やアクティビティの技を教えていただきました。体を動かしたり歌を歌ったり、あっという間に時間は過ぎてしまいました。 1日目の最後は星空観察です。今年は奥田先生が理科室に星空のスクリーンを作ってくださり、星座の出方や神話についてお話いただきました。 【キャンプ2日目】 夜の間に降り積もった雪のおかげで寒さもありましたが、元気に活動を始めます! 2日目の最初はアサキタによる目覚めの活動です。アリーナ全体を使った大きなすごろくで身も心も目覚めることができたでしょうか。マスのお題には「2倍速ラジオ体操」「腹筋10回」と体を動かすものからクイズのように頭を動かすものまで、さまざまです。 しっかり目覚めたところで朝食を済ませたら、次はキカクーズによる企画がスタート。今回は「みんなにとってのわくわくとは?」について班ごとに話し合い、表現する活動です。活動は前後半に分かれており、まずは「わくわく」について班の中で話し合い、どのように表現するか考えていきます。その後昼食をはさみ、実際に「わくわく」を表現していきます。 まずは班で「わくわく」について話し合いました! 次に、いろいろな材料と道具を使いながら「わくわく」を表現していきます。最後の班ごとの発表に向けて協力して制作していきます。 そして、完成!どの班も全員で協力してすばらしい「わくわく」を表現することができました。↓↓ 2日間の最後にフィードバックをしてこのキャンプを振り返ります。どのような活動が印象的だったか、どんなところに感動したかを川柳にして、みんなで発表しあい、2日間を振り返る活動です。そのあとの閉会式ではみんなでテーマソングを歌い、2日間の活動を振り返る動画を見ました。来年からの活動も楽しみになりました。 参加してくださったみなさん、協力してくださった先生方、本当にありがとうございました! 学習キャンプは年々形を変えてみんなが楽しみ、かつ学びのある活動になるような場所を作っていきます。今回のキャンプを通して、参加してくださったみなさんやスタッフが何かを「スタート」するきっかけになればいいなと思います。 来年からも学習キャンプをよろしくお願いいたします。 2017冬の学習キャンプ 統括 教育学部現代教育学科2回生 乾 桃萌 【関連記事】 夏の学習キャンプ2017 in 国立曽爾青少年自然の家 レポート! 夏の学習キャンプ2016 in 吐山 レポート!
2018.02.20
4回生がインテリアコーディネーター試験に合格!~人間環境デザイン学科
現役(在学中)合格では、5人目の快挙! インテリアコーディネーター(IC)は住まい手にとって快適な住空間をつくるために適切な提言・助言を行うプロのことで、公益社団法人インテリア産業協会が資格認定を行っています。 資格試験の難易度は高く、在学中に合格するには通常の勉強や実習に加えて大変な勉強と努力が必要となります。その難関に人間環境デザイン学科4回生の久吉茜さんが挑戦し、見事合格しました!おめでとうございます! 【久吉 茜さんのコメント】 今回、第35回インテリアコーディネーター試験に合格することが出来ました!1次試験は学科試験で3回生のときに受験し、1回で合格することが出来ました。きっと「毎週学校の図書館で3時間勉強する」と決めてコツコツと頑張ったからだと思います。二次試験は製図と論文の試験でしたが、1次試験の合格通知が届いてから二次の勉強を始めたので、問題に慣れることが出来ず、残念な結果となってしまいました。 4回生になり(1次が免除され)二次試験のみ受験となったので、就職活動の終了と同時に、改めて勉強を始めました。卒業ゼミの加藤先生に細かいところまで添削して頂き、試験直前の11月には卒業制作と両方を見てアドバイスして頂くこともありました。試験当日は予想外の問題や量の多さに驚かされましたが、私の開き直りが功を成したのかもしれません。卒業制作と試験対策の両方に協力してくださった加藤先生には本当に感謝しています。苦労して取得した資格なので、社会に出てからも活かせるように頑張ります。 【加藤准教授のコメント】 インテリアコーディネーターは女性が多く受験者も女性がほとんどです。資格試験はかなり難しく、ほぼ4人に1人しか(1次2次とも)合格できません。畿央大学でも2012年に現役で初めて合格者が出て、それから現在まで合計4名しか誕生していませんでした。 久吉さんは卒業作品の制作も含め、自宅近くのシャッターアートなど様々な活動を積極的に進めてきました。非常にバードなスケジュールの中、受験勉強時間をつくって合格されるには大変な努力があったと思います。 【関連記事】 駒川商店街でシャッターアートに挑戦2!~人間環境デザイン学科 駒川商店街でシャッターアートに挑戦!~人間環境デザイン学科 畿央大学で初のエクステリアプランナー2級合格!~人間環境デザイン学科 「インテリア設計士2級」に23名全員が合格!~人間環境デザイン学科 「バーンデザイン」農業小屋アート~人間環境デザイン学科
2018.02.05
エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
人間環境デザイン学科では2・3回生が合同で地域の課題解決などに取り組む「プロジェクトゼミ」を開講しています。加藤プロジェクトゼミでは平成29年度最後のプロジェクトとして、大学に隣接する大型商業施設エコール・マミ(通称エコマミ)様へのデザイン提案を行いました。いただいた3つの課題に、2・3回生総勢21名が6班に分かれて取り組みました。 【1】 バレンタイン装飾(北側セントラルコート) 天井バトンから吊り下げる「ディスプレイ班」と「床置きディスプレイ班」に分けて実施しました。エコマミキャラクターであるマーミン・ミーマン家族が気球に乗って空を飛んでいるというイメージです。一方床置き班はピンクの鳥居をくぐって木の幹のパネルにハート形のメッセージを届ける、というストーリーになっています。 ●ディスプレイ 上班班長・前田千央璃さんのコメント 今年は昨年と違い、上下班を分けて製作を行うことになり、私たちは上の装飾を担当しました。上のテーマは「気球に乗せて想いを届けよう」です。バレンタインということで、「みんなの想いが届きますように」という気持ちを込めて作りました。スケールが大きいものへのチャレンジだったため、製作も難しく強度も心配されましたが、カラフルな気球がセントラルコートに彩りを加えられたと感じております。皆さんもぜひ、上下のバレンタイン装飾で写真を撮って楽しんでいただけたらなと思います! ●ディスプレイ 下班班長・川本浩輝さんのコメント お客様が通るホールに置かせていただくので、出来る限り「参加型」のオブジェを製作したいと思い考案しました。テーマがバレンタインなのでなかなか伝えられないことを家族、想い人や友達へとメッセージを書けたら良いなと思い、考えついた作品です。上に吊るされている作品同様楽しんでいただければ幸いです! 【2】 北館2階キッズパーク改善案 既存のキッズパークについて、周りの環境と調和し小さなお子様が安心して遊べ、「走り回らない」「さわがない」が自然に行えるようなデザインが求められました。 ▼エコマミの担当者さまにプレゼンテーションする様子 キッズパークA案 ●キッズパークA班 班長・島田実保さんのコメント 今回キッズパークの改善案を提案して、子供が騒がずに遊ぶという矛盾したことに苦戦しました。班で話し合うに連れていかに騒がずに遊ばせるかという問題をうまく解決できたと思います。とても良い経験になりました。 キッズパークB案 ●キッズパークB班 班長・青木紗耶さんのコメント 子供が楽しみつつも自然とうるさくならないようにするという矛盾した課題の中で、案を考えることに苦戦しました。また、実際に存在する場所の改装は初めての経験だったため、どこから考えればいいのかわからず、自分たちにできるのかという不安もありました。その中でも、様々な視点から考え、皆で意見を出し合えたことはいい経験になったと思います。 【3】 北館2階現プリクラ区画の店舗提案 現在プリクラを並べている区画に、自由に業種を決めデザイン提案を行いました。 プリクラ区画A案 ●現プリクラ区画A班 班長・安田理恵さんのコメント 今回洋菓子店を計画しましたが、初期段階では駄菓子屋を計画していました。しかし、エコマミにもっとワクワクするお店を作ろうと考え、ハニーデュークスを参考に可愛い洋菓子店に決まりました。1番苦戦したことは模型作りでした。スケールが小さいので小物を作ることは困難になり、壁に描くことになりました。通った際に印象の残る、つい写真が撮りたくなるお店になったと思います。 プリクラ区画B案 ●現プリクラ区画B班 班長・矢野眞子さんのコメント 商業施設の一画に設けられたスペースに業種から決めて店舗設計するという課題は、初めての経験でありとても悩まされました。しかし、分からないなりにも意見を出し合い、コンセプトを大切にしつつ改善を重ね、納得のいく作品を作り上げることができました。最後には、エコマミの方にも「いい雰囲気の空間を作れている。」と言っていただくことができ、大変嬉しかったです。今回の経験を、これからの活動にも活かしていきたいと思います。 バレンタインデコレーションには皆さんの願いをハート型メモに書き込むことができます。 2月14日(水)までですので、皆さんもメッセージを書きに来てください! ▼ハート型メモがなくなるほど、たくさんの方からメッセージを寄せていただいています! 【過去のエコールマミさんへの提案】 2016年度 エコール・マミで、バレンタインディスプレイを担当!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 2015年度 エコール・マミに改修提案とディスプレイ展示! 2015年度 エコール・マミ改修を提案!~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ(加藤ゼミ) 2014年度 エコール・マミに改修提案とディスプレイ展示!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 2013年度 さらに発展・エコマミ提案★人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ 2012年度 4年目のエコマミ提案★人間環境デザイン学科 加藤プロゼミ 2010年度 エコール・マミ 改善案 -人間環境デザイン学科 加藤プロジェクトゼミ報告-
2018.01.30
畿央大学で初のエクステリアプランナー2級合格!~人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科の学生の多くは、一級、二級建築士やインテリアプランナーの資格をめざします。その他にもさまざまな資格・免許がありますが、エクステリアプランナーという資格もあります。そのエクステリアプランナー(2級)に畿央大学では初めて2回生・外尾華奈子さんが合格しました。 ▼エクステリアプランナー(2級)に合格した外尾華奈子さん 日本エクステリア建設業協会のHPによりますと、エクステリアプランナー資格制度はエクステリア工事に従事する設計・工事監理の資格を認定して技術、知識の向上を図るとともに、エクステリア工事に対する信頼性を高め、快適で豊かな住環境や生活環境の向上に寄与することを目的として制定された制度です。2級エクステリアプランナーは、一般住宅や共同住宅の建物廻り(外構)全般の設計に従事する基本的知識を有している者に与えられる称号です。 【外尾 華奈子さんのコメント】 私は、庭を含めた綺麗な家の外観を見て憧れを持ち、この学科に来たので元々エクステリアには興味がありました。自分で勉強しようと思って調べたところ、エクステリアプランナーのことを知りました。試験は学科試験(マークシート50問)と実地試験(記述を含む学科と作図)に分かれます。学科に関しては教科書を何回も読んで、わからないところはインターネットで調べて勉強しました。作図は今まで授業の課題で取り組んできた描き方とは違っていたので解答例を見ながら練習し、試験前には問題を試験と同じA3サイズの用紙でコピーして解きました。人間環境デザイン学科の陳先生に何度か見て頂き、理解を深めることが出来ました。 何より自分で興味のある資格を見つけられたのが一番良かったと思います。この資格を活かせるように、これからも自主的にいろんなものを見て学習していきたいです! 【関連記事】 「インテリア設計士2級」に23名全員が合格!~人間環境デザイン学科 3回生がカフェの空間デザイン・工事に協力!~人間環境デザイン学科 「バーンデザイン」農業小屋アート~人間環境デザイン学科 東向アーケードサイン・デザインコンペに挑戦!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
2018.01.26
認知症カフェ(ひまわりカフェ)の看板制作に協力!~人間環境デザイン学科/広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト
平成30年1月21日(日)に私たち人間環境デザイン学科1回生6名が、特別養護老人ホーム大和園で開催されている「認知症カフェ(通称:ひまわりカフェ)」にお邪魔してきました。ひまわりカフェは、健康に強いまちづくりを推進する広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」の一環で行われており、畿央大学からは看護医療学科の山崎先生が参加しています。私たちはひまわりカフェの存在を町民の方に広く知っていただけるよう、人間環境デザイン学科の西山先生の指導のもと看板制作を担当することになっており、当日は現地の様子を見学させていただきました。 この日は台湾から国立雲林科技大学建築室内設計学科の曾先生が看護医療学科の山崎先生、人間環境デザイン学科の陳先生と一緒に訪問されていました。曾先生は、日台交流協会の助成を受けて日本の認知症カフェを調査するために来日中で、奈良県・徳島県・福岡県の10か所を訪問するなかで、最初の訪問場所が大和園ということでした。 ▲学生の紹介 私たちは、参加者の方々とクロスワードや漢字パズル、シナプソロジーなどの脳活トレーニングや体操を一緒にさせて頂きました。皆さん楽しそうに活動されており、私たちも一緒に考えたり交流することができ、楽しい時間を過ごさせて頂きました。日常では高齢者の方々と関わる機会も少ないので、とても貴重な体験をすることができました。 ▲プログラム 誤嚥(ごえん)予防の話 ▲クロスワードや漢字パズルに取り組む参加者の方々 ▲シナプソロジーなどの脳活トレーニング 実際の様子を見学させていただき、皆さんと交流したことで、ひまわりカフェを訪れる方々に気に入って頂き、ひまわりカフェを知らない方々にも立ち寄っていただけるような看板を制作できるように頑張りたいと思いました。 次回のひまわりカフェは、2月18日(日)です。次は健康支援学生チームTASKの皆さんにバトンタッチします。ご興味のある方はぜひ参加してみてください! 人間環境デザイン学科1回生 上田琴乃、海本有希、岡田由希、陣田真衣、谷村菜緒、堀祐実 【関連記事】 Timberize TAIWAN 2017 Student Competitionで佳作&入選賞を受賞!~人間環境デザイン学科 竹取公園ツリーハウス『みんなのひみつきち』披露式典~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ~ 3回生がカフェの空間デザイン・工事に協力!~人間環境デザイン学科 畿央祭・ウェルカムキャンパス企画展示「紐庵」~人間環境デザイン学科 ●広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」ホームページ
2017.12.27
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.52~12月勉強会は「家庭内事故を防ぐ住まいづくり」!
こんにちは!健康支援学生チームTASK※人間環境デザイン学科2回生の竹葉海翔です。 2017年12月21日(木)に「家庭内事故を防ぐための住まいづくりの工夫」をテーマに勉強会を行いました。 ※TASKはThink, Action, Support for Health by Kio Universityの略称で、学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 今回は人間環境デザイン学科の学生が中心になって、 ・玄関・アプローチ ・階段廻り ・お風呂場 ・キッチン の4つの場所について、グループごとに事故が起こりやすい場所の問題点とそれに対する改善点を話し合ってもらうグループディスカッションをしました。 ディスカッション後に発表してもらい、解決案や内装のデザインの工夫などを説明して理解してもらいました。家の内装は誰にとっても身近なことなので、今回の内容が今後自分の知識の一つとして活用してもらえたらなと思います。 ▲最後は全員でTASKのT!! 人間環境デザイン学科2回生 竹葉 海翔 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
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