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畿央の学びと研究

2008.09.17

足でたしかめた東京の意味~「東京考現学」~

昭和女子大学との単位互換という恒例の「東京考現学」も今年で最後となる。 長年に渡り、お世話になった昭和女子大学の諸先生方に、今年もお世話いただいた。 今年は20名が参加したが、お天気にも恵まれ、怪我やトラブルも無く有意義な4泊5日の研修となった。4日目までは、「国立オリンピック記念青少年総合センター」で講義を受け宿泊し、5日目は昭和女子大学でレポート提出と閉講式を実施した。   レポート作成              閉講式   ●行程 【1日目】9月8日(月) 午前:新大阪駅・京都駅より出発 午後:オリエンテーション、講義、自由行動「原宿」 東京ミッドタウン 【2日目】9月9日(火) 午前:講義 午後:「国立新美術館」見学、東京ミッドタウン見学   【3日目】9月10日(水) 午前:講義 午後:「都庁」見学、自由行動「銀座」 都庁 【4日目】9月11日(木) 午前:講義 午後:「江戸東京博物館」見学、自由行動「浅草」、「東京デイズニーシー」入場   【5日目】9月12日(金) 午前:昭和女子大学にて、「研修のまとめ」と「閉講式」および「構内見学」 午後:帰路へ(京都駅16:20・新大阪駅16:40解散)   江戸東京博物館   ●参加学生の感想 ・「江戸」という地名の由来や、江戸が首都になった理由が分かった。 ・東京は想像していたより、「みどり」が多く、綺麗な街だった。 ・午前中に講義を受け、午後より臨地研修だったので、非常に分かりやすかった。 ・実際に自分の足で歩いた東京は、一つ一つに意味があるものだと実感した。東京に旅行すれば観光地ばかり訪れるけど、東京ミッドタウンや都庁など訪れる機会がないところに行けて良かった。また、常喜先生の講義でもあった街路樹の意味を身にしみて感じる事ができた。講義も大切だけれど、やっぱり体験し感じることが大切だと思った。 ・次は大阪や奈良の事を調べてみようと思った。  

2008.09.16

初めての「チーム医療ふれあい実習」で大きく成長しました

「チーム医療ふれあい実習」は、今年度初めて行われた健康科学部1年次の合同実習です。 IPW(Interprofessional Working 多職種協働)教育の一環として、理学療法・健康栄養・看護医療学科の3学科混成チームで実習を行うことを特色としています。1年次前期に「チーム医療論」を学び、夏休みに実際に病院に出向いて現場で早期体験することにより、専門教育へのモチベーションを高めるという目的もあります。このような実習を必修で実施している大学は全国的にも少なく、受け入れて下さる実習病院も初めての実習という中、皆様のご協力と熱意で実現した実習なのです。 本実習は8月25日から29日の5日間で行われ、1日目の学内オリエンテーション、3日間の病院での様々な部門(外来・病棟・リハビリテーション室・栄養管理室・薬剤部・検査部・医療健康相談室など)の見学・体験実習の後、最終日は学内カンファレンスと実践発表会を行いました。   (さらに…)

2008.09.16

また、来年も!!~星城大学・形態機能部との合同合宿~

昨年の秋に部に昇格した理学療法研究会(SAPS)は この夏期休暇中もいろいろと活動してくれたようです。 その活動の一端をご紹介します。 <SAPSはStudying About Physical therapy by Studentsの略>   -----------------------------------------------------------------------   8月25日から26日にかけて、SAPSは、星城大学・形態機能部と合同合宿を行いました! この合同合宿は、去年の大台ヶ原での合宿から引き続き第2回目であり、今回は愛知県日間賀島に行ってきました。 合宿では両学顧問の先生方による特別講義を聞いたり、夜には一緒に花火をして楽しみました!     次の日には星城大学に見学に行き、他学と畿央大学との違いを知ることができました。 特に印象的だったのが、ADL室の設備が整っており実際の生活場面をリアルに想像出来るような環境であったということです。また作業療法学科もあるため、畿央ではみることの無い設備をみることが出来たことも印象的でした。   特別講義や見学なども大学にいるだけでは経験できない貴重な体験でしたが、なにより同じセラピストという志をもった他学との学生と繋がりをもてたことが嬉しかったです!       また来年の夏に会うことを約束して帰ってきました!  

2008.09.16

授業の質の向上をめざす!~「初任者研修会」を開きました~

9月11日、畿央大学の初任者(着任後3年以内)教員を対象とした「初任者研修会」を開きました。 30名強の教員が、授業の質の向上を目的に、講義、グループワーク、ビデオ撮影・視聴による振り返り、などを行いました。       午前中は「教育観の変化」「大学の役割の変化」「畿央大学へ入学する学生」「畿央大学授業支援システムの使い方」などをテーマに講義が行われました。     お昼休みは、200名以上入る大講義室に集まり、マイク無しで1分間の自己紹介を行いました。そして、その様子をビデオ撮影し、各自で視聴することにより、各々の発声、声質やクセの確認、1分間という時間感覚を確認しました。      また、「イメージマップテスト」「相互教授法」「議論の可視化」など、授業やグループワークを支援する様々な方法も講義と実践を行いました。 この研修で学んだことを授業で活用できればと思います。

2008.09.10

鹿糞紙はむずかしい・・・!!―人間環境デザイン加藤卒業ゼミ 報告 その2―

人間環境デザイン学科の4回生(加藤ゼミ)が、卒業研究として取り組んでいる鹿糞紙の研究報告です。 鹿糞の乾燥も終え、鹿糞紙づくりに取り組みました。           ケナフを原料にしたものは全く問題がないのですが、鹿糞は意外と繊維質が少なく、うまくいきませんでした。 でんぷんのりともうまく混ざらずおよそ紙と呼べるものとはほど遠いものができあがりました。大失敗。 次からは原料全て鹿糞ではなく、ケナフと鹿糞を混合したもので再チャレンジしようと思っています。              ※ケナフ (Kenaf, Hibiscus cannabinus) は、アフリカ原産のアオイ科フヨウ属の植物、またこれから得られる繊維をいう。洋麻、アンバリ麻、ボンベイ麻ともいう。 wikipediaより http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%8A%E3%83%95    

2008.09.10

「教員研修会」を開きました

畿央大学のFD活動の一環として9月4日、畿央大学の全教員を対象とした「教員研修会」を開きました。約70名の教員が学部・学科を超えた交流を行い、「学生が"チカラ"をつける授業をつくろう」「畿央大学の教育ブランド力を築き上げよう」をテーマに自由討論を行いました。         討論結果はポスターセッションとグループ発表で披露されました。いずれのテーマとも具体的でユニークな方策が多く、今後の畿央大学の針路を考えるためのヒントになりそうです。また、教員がうち解けて話をすることができ、一体感を持つことができたことも大きな成果でした。    

2008.09.09

畿央大学と昭和女子大学との単位互換講座を開催しました

  畿央大学と昭和女子大学との単位互換講座「大和の歴史文化」が9月1日から5日まで飛鳥寺研修会館を拠点に開催され、昭和女子大からの参加者20名を迎えました。     開講式は金子学部長のあいさつで始まり、そのあと5日間にわたって大久保信治客員教授の「大和の歴史、古墳と大和政権、飛鳥と仏教伝来、法隆寺」などの講義と臨地実習が行われました。最終日は畿央大学で岩城先生の「大和の食文化」の講義のあと、松村先生と薗田先生が調理した大和の伝統食を食べていただき、閉講式で最後を締めくくりました。   明日香村では亀石、鬼の雪隠など不思議な石造物が田んぼの中などにあるのに驚いたり、古墳の建築技術に感心したり、高松塚古墳の四神、薬師三尊像の美しさに感動したり、法隆寺や薬師寺の素晴らしさに日本がさらに好きになったという感想もあって、それぞれが「大和の歴史と文化」を熱心に勉強し、体感されていました。また大久保先生による神様と人間のロマンチックな恋の話は特に印象に残ったようでした。 レンタサイクルで移動中、夕立ちに遭い民家の軒下で雨宿りなどもありましたが、病気や怪我もなく予定通り終了し、満足された様子で帰京の途につかれました。

2008.09.04

卒業生メッセージ~住宅業界で活躍する先輩~【株式会社一条工務店】

人間環境デザイン2期生の中本源さんがキャリアセンターに顔を出してくれました。 営業として、そして新社会人として。苦労しながらも成長の日々を送っています。 今がスタートラインです。これからの活躍を期待しています!   【1】会社の概要と、仕事の内容 木造住宅メーカー、特に戸建免震住宅の実績は有名。 営業として、大学近くの住宅展示場に勤務しています。 土日はモデルハウスでの来客対応、平日は週末に来られたお客様へのフォローが中心です。お客様と話をすることが仕事なので、パンフレットを見ながら説明する練習をしています。話の内容は頭の中で決まっているのに、まだまだ思ったように話ができない自分がもどかしいです…     【2】就職活動を振り返って(頑張ったこと、苦労したことなど) 就職活動を始めた頃は、スーツを着て仕事をする姿なんて想像もつかず、気持ちが入りませんでした…しかし就職活動を通して本当に良い会社とめぐり合い、またいろいろな方と出会うことが出来ました。 就職活動をする前と比べて、自分自身が成長できたと実感しています!   【3】キャリアセンターと就職サポートについて 私がこのような就職活動ができたのも、キャリアセンターの伊藤先生のおかげでした。どんなことにも親身になって相談に乗って下さり、たくさんのアドバイスを頂きました。 キャリアセンターは、いつでもどんな相談にも乗って下さるところです!   【4】将来の夢や目標 将来の目標は一条工務店で売り上げ戸数が一番の営業マンになること! 入社前から心に決めており、必ず一番になってみせます!     【5】後輩へのメッセージ 畿央大学は一人ひとりの学生のことを考えて下さり、先生方が丁寧に指導して下さいます。これはマンモス校では出来ないことだと思います。 悩みや相談事は先生方に相談して充実した学生生活を送って下さい!

2008.08.21

見学実習に行って実際の臨床現場を体験してきました。<理学療法学科>

8月11日(月)に健康科学部理学療法学科2回生の5人が、大阪府立呼吸器・アレルギー医療センターに見学にいきました。 ここは日本でも有数の呼吸器専門病院で、今回の目的は呼吸器疾患の理学療法の見学です。   病院では、呼吸数が1分間に60回という著明な頻呼吸で、首の筋肉をいっぱいに使った努力性の呼吸を見ることができ、肺に病気を持った患者様の雰囲気を理解できたのではないかと思います。 また、胸部X線写真やCT、血液検査の説明も受けていましたが、少しは理解できたかな?   感想として多かったのは、医学的知識やリスク管理の重要性、チーム医療の大切さなどでした。やはりリスクの高い患者様が多いので、医師、看護師と密に連絡をとりながらリハを行っていた様子が印象に残ったようです。 病棟では、心電図のモニターのアラームが鳴っていたり、人工呼吸器をつけていたりする患者様もいて、緊張感があったのではないでしょうか? こんなドキドキするような現場で働くのも良いですよ!?        

2008.08.19

「第87回技術講習会」に全国から理学療法士が集まりました。

8月9日(土)・10日(日)の両日、畿央大学において日本徒手的理学療法研究会の「第87回技術講習会『触診セミナー:体幹編』」が開かれました。       参加者は、中国地方から関東地方までの理学療法士約40名で、本学理学療法学科の瓜谷大輔助手をはじめ、国際医療福祉大学、鈴鹿医療科学大学の先生方の講演や実習指導を受けて、高度なスキルを職場で生かせるようにと熱心に学んでいました。       同研究会の講習会は全国で毎年12、13回実施されていますが、そのうち2回ほどが畿央大学を会場に実施されています。こういう活動を通じて、畿央大学と参加者が勤務する病院とのつながりが深まり、交流が進みます。 この日は、畿央大学の学生5名がボランティアとして受付などを担当し、講習会が始まると現職の理学療法士に混じって、卒後教育の内容を学んでいました。