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畿央の学びと研究
2009.11.06
古代弁当プロジェクトで、学生が橿原市森下市長を表敬訪問
古代弁当プロジェクトに関連して、健康栄養学科の学生5名が橿原市の森下市長を表敬訪問しました。 橿原商工会議所と本学が連携して取り組んでいる「古代弁当商品化プロジェクト」で、先日、学内コンテストを行いました。 見事グランプリに輝いた『やまと恋うた弁当』が商品化され、11月12日~15日近鉄百貨店橿原店で開催される「第15回橿原うまいもん市」での販売が決まったため、健康栄養学科の学生5名が橿原市役所を訪れ森下豊市長へ報告にお伺いしました。 市長からは、和歌や橿原の地元農産物についてお話いただき、「橿原市ではアスパラガスやコンニャクなど色々な食材が作られており、地元橿原のため学生の知恵を多方面に活かしてほしい」と激励を受けました!! 森下市長には、笑顔で完食していただきました(^u^) いよいよ、11月12日(木)から15日(日)までの4日間、近鉄百貨店橿原店で販売されます。 (^u^) みなさんも是非ご来場いただき、食べてみてくださいね! ≪関連記事≫ 古代弁当プロジェクトのグランプリ賞を決定(^u^) https://www.kio.ac.jp/information/2009/09/post-194.html 古代弁当プロジェクト(^u^)3 https://www.kio.ac.jp/information/2009/07/post-180.html 古代弁当プロジェクト(^u^)2 https://www.kio.ac.jp/information/2009/07/post-177.html 古代弁当プロジェクト(^u^)1 https://www.kio.ac.jp/information/2009/07/post-176.html
2009.10.29
神経科学の世界最大級学会"society for neuroscience" で発表!
10月17日~21日の日程でシカゴにて開催された『Neuroscience2009』に大学院健康科学研究科修士課程2年の吉田さん、河村さんが参加され、最終日に両名ともポスター発表をして来られました。 今回は、河村(こうむら)さんに、その時の様子をブログでレポートしていただきます! ______________________________________ 『Neuroscience2009』は、Society for Neuroscience(北米神経科学学会)が行う年次大会で、毎年3万人超の神経科学者が参加する、この分野では世界最大級の学会です。これだけの参加人数を収容できる施設はアメリカでもそう多くはないようで、過去いくつかの開催地をローテーションしていましたが、今回のシカゴは39回の歴史で初開催。しかもオバマ大統領で今最もHotなシカゴですから、否が応でも期待値が高まるというものです。 (さらに…)
2009.10.24
プロゼミで「国立国際美術館NMAO」を見学
完全地下型の美術館として5年前に大阪・中之島に新築移転した国立国際美術館『NMAO』は現代美術品が多く展示されています。 10月16日、2・3回生のプロゼミ(李先生担当)では作品の見学とともに新しい施設におけるバリアフリー、美術館の配色、人と美術の交流について考える時間として国立国際美術館を訪問しました。 彫刻家 長澤英俊展「オーロラの向かう所」では光、暗闇、均衡、レイアウトなどについて学びました。
2009.10.21
執筆本の紹介 『国際看護への学際的アプローチ』
健康科学部 看護医療学科 講師 堀内美由紀 前回のブログでは、ソロモンにおける保健医療協力の様子を報告させていただきました。 そこで「国際保健」や「国際協力」に関心を持ってくださった方々へ、私が分担執筆および編集をした本『国際看護への学際的アプローチ』日本放射線技師会出版会, 2009 (2940円税込) を紹介させていただきます。 この本は10章から構成されます。今春の看護基礎教育カリキュラム改定で組み込まれることが推奨された「国際看護」のテキストとして企画され、1年間かけて完成しました。 日本のような先進国で最新の医療にどっぷり浸かっていると、医療職者だけで人々の健康を支えているような錯覚に陥ることはないでしょうか。私自身NICUに4年近く勤務をしていて、500グラムにも満たなかった低出生体重児が危機を乗り越え自力でミルクを飲み始める、そんな光景を自分たちの「手柄」のように感じることも多かったと振り返ります。 しかし実は、人間の安全保障を含む安定した国の政治や経済、基礎教育、文化など、医療技術以前に健康に関係する要因はたくさんあります。 『国際看護への学際的アプローチ』は、そうした意味で、経済学、文化人類学、教育学、政治学を背景に世界で活躍する方々にご協力いただき、それぞれの分野から健康へのアプローチについてご執筆いただきました。執筆者には、大学や研究所に勤務する方、国連などの国際機関に所属して活躍する方、もちろん看護学を専門とする方もおられます。(執筆者プロフィールもなかなか興味深いです) 私は、第6章で「開発とリプロダクティブヘルス/ライツ」を執筆いたしました。 国際看護のテキストというより、読み物として大変面白いと思います。ぜひ、一度、手にしてください。
2009.10.15
☆坂本先生の学会発表 in ハワイ☆
~『日米教師教育学会』レポート~ 教育学部現代教育学科 准教授 坂本暁美 私は、平成21年9月15日~21日に(アメリカ合衆国ホノルル市)ハワイ大学で行われた『日米教師教育学会』に今回初めて参加し、模擬授業の効果と比較した『学生の実践的指導力を高めるためのICT遠隔教育実習の効果』を発表をしました。 上の写真は"学生によるインターネットを使ったハワイの子どもたちへの授業(ICT遠隔教育実習)"のようすです。新しい授業スタイルとして色々な分野で応用できると多くの方々からご意見をいただき、その反響は私の想像以上でした。 教育実習(現場)に出る前に学生に専門的な実践力をつけたい、という気持ちは万国共通で大学教員にありましたが、今回の発表は実践力づくりの方法を学力づくりと関連づけしたことが好評でした。他大学でも同じような海外教育実習体験(教育実践研究)発表がありましたが、ICT(情報通信技術)を活用することが、より実用的であると評価を受けました。 また英語教育の研究者からも、コンテンツ不足になりがちな海外交流活動のなかで、伝統音楽という音楽科のコンテンツには大きな役割があるとご指摘をいただきました。「ICT遠隔教育実習」は音楽の学力(感受の育成)だけでなく、教員養成の点でも有意義だと気づきました。今後は、共同研究を申し出ていただいた方々と連絡をとりながら、教員養成や英語教育の面からもこの実践を発展させる方法を考えていきたいと思います。 学会の期間中は、研究発表以外にもハワイの公立高校の見学に行き、いくつか授業を参観させてもらうことができました。アメリカの小学校や高校の授業では、大学のゼミと同じくらい生徒に考えるさせる機会が多くありました。また、アメリカでは教員にカリキュラムの大部分が任せられることから、指導法だけでなく理論についても教師が詳しく語っていることが印象的でした。 これからは、私の経験を学生に伝えることで、学生の学習に対するモチベーションアップにつなげたいです。そのためにも国内にとどまらず海外でも積極的に発表を行い、経験を教育・研究に生かしていきたいと考えています。
2009.10.02
ソロモン諸島における妊婦のマラリア予防教育カリキュラムと教材開発
~2009 活動報告~ 健康科学部 看護医療学科 講師 堀内美由紀 こんにちは、看護医療学科の堀内です。 現在、私はトヨタ財団の研究助成金を受け、南太平洋に浮かぶ島国ソロモン諸島で妊婦のマラリア予防のための保健教育教材作りに現地の看護師たちと取り組んでいます。マラリアってどんな病気だった?と考えている方もいらっしゃると思いますが、途上国の保健事情や国際保健協力の実際を知っていただける良い機会と思いこのブログの使わせていただくことにしました。 途上国における女性の健康、特に「女性の健康とマラリア」を研究フィールドとして7年になります。マラリアは最も広く分布する感染症のひとつであり世界では3億人もの人々がマラリアと闘っています。また、適切な治療を受ければ命を落とすことはない疾患とされながら、年間300万人もの人々がマラリアで死亡していると推計されています。 リスクグループは5歳以下の乳幼児と妊産婦ですが、妊婦のマラリアは赤血球の破壊によって引き起こされる重度の貧血と、マラリア原虫が臍帯の血管壁に張り付いて母体から胎児への血流を妨げるなどの機序によって妊産婦死亡のみならず、流早産、胎内発育不全など、すなわち新生児死亡に大きな影響を及ぼしています。途上国では新生児死亡の40~80%は低出生に関係し、またマラリア流行地帯においては低出生体重児の30%がマラリアに起因するという報告もあります。 (さらに…)
2009.09.28
平城遷都1300年祭100日前イベントで表彰式
工房街道キット・デザインコンペ優秀賞 シルバーウィークの最後の日(9/23)、奈良文化会館広場で「平城遷都1300年祭100日前イベント」が開かれました。 午後3時から、工房街道キット・デザインコンペ表彰式があり、人間環境デザイン学科 加藤研究室+蓮見彩衣さんチームは優秀賞の表彰を受けました。(副賞として5万円) ちなみに最優秀賞は該当者がなく、あと一息であったことを当日知りました。おしーい。 イベント広場には工房街道の木工・和紙・陶器等のブースや地元の野菜・パンなどの食材ブースも並び、たくさんの人々でにぎわっていました。 いよいよ来年正月から『平城遷都1300年祭』が開かれます。畿央大学も何らかの形で積極的に参加したいものです。。。 関連記事 https://www.kio.ac.jp/information/2009/09/10
2009.09.25
森 友彦 教授が日本食品科学工学会功労賞を受賞されました。
この度、本学健康科学部健康栄養学科の森教授が、 (社)日本食品科学工学会の功労賞を受賞されました。 先生は、永年に渡り"食品素材の研究・開発"に取り組まれ、新たな素材や高品質な素材、さらには高効率な素材生産の開発などにおいて多くの業績を上げてこられました。 今回の受賞以外にも、日本農芸化学会奨励賞を初め、アメリカ油化学会優秀論文賞、日本食品科学工学会学会賞などを受賞されておられます。 現在は、畿央大学健康科学研究所所長、大学院健康科学研究科教授も兼務され、学生の教育・研究指導に当たられる傍ら、食品の美味しさ、好ましさ、食べ易さなどの要因を知り、その知識を食べ物作りの実際の場に活用できるような知見や技術を得るために研究を続けておられます。 また、産官学の連携にも大いにご尽力され、大学が持つ知的財産の社会還元に貢献すべくコーディネート役として熱心に活動を続けておられます。 本学では、10月10日(土)に健康科学研究所主催のシンポジウムを開催しますが、その中で先生の最近の研究の一端をご披露していただく予定をしております。 なお、シンポジウムの詳細につきましては、本学ホームページをご覧下さい。 (健康科学部健康栄養学科 学科長 北田善三)
2009.09.24
『JOBA』は記憶力を良くする!?
畿央大学大学院健康科学研究科の森岡周教授が、パナソニック電工株式会社の乗馬型健康器具『JOBA(ジョーバ)』を用いた認知テストの学習促進の検証を指導され、即時記憶の学習促進が確認されました。 ※パナソニック電工株式会社の『JOBA』は、「体幹運動+あぶみ体操」の代表的な健康器具です。 乗馬の動きで"楽なダイエット"ができるということで人気となりました。 ロデオのように動くシートにまたがってバランスを取る運動では、座ったまま筋活動を誘発し、体への負荷も低いため、高齢者も自宅で気楽に継続的に運動できます。 今回の検証では、対象となる58~69歳の健常な女性30人を2グループに分け、「体幹(体の主要部分)運動のみ」と、JOBAを使った「体幹運動+あぶみ体操」を行ったあと、画面に表示される20ケタの数字列を30秒間で先頭から何ケタ覚えられるかの試験を行いました。 その結果、「体幹運動のみ」グループの記憶力はがほとんど変化しなかったことに対し、「体幹運動+あぶみ体操」グループでの記憶力は運動前の平均7.0ケタから9.2ケタへと約2ケタ増え、即時記憶の成績が向上しました。数字記憶の成績と物忘れの度合いには相関関係があり、被験者の実感とも一致しています。 揺られながら同時に足指を動かす『体幹運動+あぶみ体操』には、年齢からくる記憶力減退を抑える効果があることが確認でき、森岡教授の検証結果は、学会でも発表され、マスコミでもとりあげられています。 パナソニック電工株式会社のニュースリリース http://panasonic-denko.co.jp/corp/news/0909/0909-3.htm 森岡教授によると、高齢者の認知機能の維持のためには、運動の強度を上げるよりもバランスや動作のスキルを要求する訓練がより適しているそうです。
2009.09.15
第2回 葛城地区店舗モニターも大成功!
今春3月に初めて行われた葛城地区店舗モニターは葛城商工会様から高い評価をいただきました。 好評につき第2回目が、7月25日(土)に行われました。 今回は、四川料理のお店とフラワーショップの2店舗です。 加藤研究室卒業ゼミメンバーの5名(有馬、土谷、百目鬼、中島、森内)が食べ放題、言いたい放題。 でも、9月初旬に提出した提案書には、デザイン提案をしっかりさせていただきました。 来春にも3回目が計画されています。 乞うご期待を!!
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