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畿央の学びと研究

2008.08.07

3回生の建築設計の発表会が行われました!!~建築設計製図Ⅰ講評会~

7月29日(火)の昼より、人間環境デザイン学科3回生の建築設計(科目名:建築設計製図Ⅰ)の講評会が行われました。前期には木造住宅(構造も含めた)設計と、畿央大学付属図書館の2つの課題が出されていました。                         図書館の敷地には、畿央大学生にはおなじみの大学南側にある高塚地区公園が設定されていました。   畿央大学前の高塚地区公園     住宅では、基本的に木構造を理解してもらうのが課題趣旨でしたので、デザインや間取りはシンプルなものが多かったですが、皆さん精密な模型を製作しています。           図書館は、公園の土地の起伏や自然をそのまま建築の中へうまく取り込んで活かした作品や大架構を使った作品などが見られました。       優秀作品は2回生と同じく、後期に学内で掲示する予定です。 皆さんお疲れ様でした!!  

2008.08.07

2回生の住宅設計の発表会が行われました!!~住環境設計製図講評会~

7月31日(木)の10時から、丸一日をかけて、2回生の建築設計(科目名:住環境設計製図Ⅰ)の講評会が行われました。 前期には建築設計図の模写と、週末住宅、100㎡程度の戸建て住宅の3つの課題が出され、今回の発表会には週末住宅と戸建住宅が対象となっています。   敷地には、週末住宅では近隣の具体的な場所である馬見丘陵公園が設定されていました。 週末住宅では地下に埋めて夕陽を取り入れたり、キャンドルをモチーフにしたり、ツリーハウスにしたりと、個性的な作品がありました。 戸建て住宅では、樹木を敷地内に植えることが条件だったため、その木を活かした設計が見られました。         2回生はこの発表まで徹夜続きだったようです。 優秀作品は後期に学内で掲示する予定です。 皆さんお疲れ様でした!!   

2008.08.07

教育をテーマにグループ学習の成果をプレゼン~教育学部「ベーシックセミナー」の発表会~

教育学部には、教育に関するテーマを設定することに始まり、調べてまとめ、発表するまでを少人数のグループに分かれて進める授業「ベーシックセミナー」があります。   毎年クラス担任の指導の下に1回生が取り組みますが、今年度は最初のグループ分けを変更し、各人がテーマを掲げて賛同者を募る方法を取ったので、クラスを超えたグループができました。 取り組んだテーマは、養護教諭の仕事や小学校の内外における子どもたちの行動、食育、情報技術の利用など多彩で、その成果は授業の中ですべてのグループが発表することで確認しあいました。     最終授業では、その中から選ばれた4グループの発表があります。 観客は教育学部の全学生とクラス担任など教育学部の教員です。 今年度発表したグループのテーマは 「保健室の先生の気持ち~内部から見た保健室~」「日本の幼稚園と海外の幼稚園」「学習指導要領の変遷~これからの教育を考える~」「小学校教育における休み時間の役割」でした。高校の先生にインタビューしたり、小学生の休み時間の様子をビデオ撮影したりした工夫と努力が評価されたのでしょう。   英語のグーチョキパーの歌を歌いながら学生全員で手遊びをする場面もありました。 ベーシックセミナーの活動に参加することで、どのグループの学生も教育実践の一端に触れ、教育活動に対する具体的なイメージが膨らんだようです。    

2008.08.05

卒業生メッセージ~食品業界で活躍する先輩~【日本製粉株式会社】

健康栄養1期生(07年卒業)の田村祐太さんよりメッセージをいただきました。 現在、大手食品メーカーの日本製粉株式会社で営業として活躍しています。 頻繁に学校にも遊びに来てくれて、「畿央を愛する」OBの代表格でしょうか(笑)   【1】会社概要   設    立  : 1896年9月 資 本 金  : 122.4億円 売 上 高  : 2,507億円【グループ連結】 事業内容 : 製粉事業、プレミックス事業、パスタ事業、冷凍食品事業、中食事業、その他(バイオ関連、健康食品) 私の仕事内容  :  家庭用パスタ・小麦粉関連製品の営業担当。担当エリアにあるスーパーマーケットや問屋を対象に、自社製品の家庭用パスタ・小麦粉および関連商品の営業を担当しています。販売だけではなく店舗レイアウト提案や、レシピ提案をしています。       【2】就職活動を振り返って(頑張ったこと、苦労したこと)  私が苦労したことは、就職活動を本格的に始めたのが遅かったことです。 「まぁなんとかなるだろう」とか、「周りもまだ決まってないし」などと考えていました。 そして実際就職活動を始める頃には、興味の持てる企業を見つけても採用はもう終わってしまっていることなど多々あり、企業探しに苦労しました。 頑張ったことは、面接などを短期間に集中させて受けたことです。 そうすることで場慣れした感覚を維持でき、より研ぎ澄まされた感覚で返答することができたと思います。 【3】キャリアセンターと就職サポートについて キャリアセンターには就職に関する資料が揃っているので、そういったものを大いに活用するべきだと思います。(実際私も、現在の会社に入社を決めたのはキャリアセンターに置いてある就職四季報を見て決めました。) また行き詰ったり、企業探しでわからないならキャリアセンターの人に(岡田さんなど)に相談するのもいいと思います。相手はプロなわけですから、きっと力になってくれると思います。 ただ就職先はあくまで自分が決めるもであって、「勧められたから」といって自分に合わないと思った企業に決めてしまわないように気を付けてください。 【4】将来の夢や目標 将来は、商品開発部で日本製粉の看板を象徴するような商品を開発したいと思っています。 一番消費者に近い家庭用商品のセールスとして時代のニーズをくみ取り、大学で培った食の知識、管理栄養士としての資格を生かしてかならず実現したいと思います。 【5】畿央大学の印象 優しい、アットホームな大学だと思います。先生方もいい意味でフランクなので、垣根を越えた接し方ができたと思います。(ご飯おごってもらったり、研究室を溜まり場にしたりとご迷惑は掛けましたが、笑)そのお陰か、普段の会話の中でも細かなことを相談できて、アドバイスなどをいただけたと思います。 私にとって畿央大学は時々帰りたくなるような場所ですね。

2008.08.05

少人数指導の下で取り組んだ"学問の方法"の成果を披露~健康科学部「基礎ゼミ」発表会~

前期の授業は期末試験で終わり、学生は夏休みに入りますが、"大学の学び"を学ぶ健康科学部「基礎ゼミ」の最終授業では各ゼミの発表会が行われました。 今年度の基礎ゼミでは25人の指導教員別に数名から十数名のグループに分かれてテーマに取り組みました。 (さらに…)

2008.08.04

高塚地区公園とかつらぎの道への提案を題材に発表会を行いました!!~ユニバーサルデザイン(環境) 講評会~

7月25(金)にユニバーサルデザイン(環境)の発表会を行いました。 ユニバーサルデザインとは、障害者・高齢者・健常者の区別なしにすべての人が使いやすいように製品・建物・環境などをデザインすることで、1974年アメリカのメースによって提唱された概念です。 シャンプーの容器や消しゴムのような日用品から多機能トイレといったものまで、様々なところでこの概念は使われています。 今回の発表会は研究授業の一環としても全学に公開されていました。 公開授業ということで、参加者・学生も含め、発表者・グループに投票を行いました。 発表前。みなさん緊張気味です。                 (さらに…)

2008.07.30

卒業生メッセージ~食品業界で活躍する先輩~【伊藤忠食品株式会社】

健康栄養1期生(07年卒業)の西尾博志さんよりメッセージをいただきました。 現在、大手食品商社の伊藤忠食品株式会社で営業として活躍しています。 取引先からの信頼も厚く、日々頑張っているようです。       【1】会社の概要と、仕事の内容 酒類・食品の卸売及びそれに伴う商品の保管、運送ならびに各種商品の情報提供、商品流通に関するマーチャンダイジング等を主とした事業活動を展開しています(弊社会社概要一部抜粋 笑)。 私の得意先は主にスーパーの惣菜部門です。 あんなところやこんなところで売られている惣菜、もしかしたら皆様が口にしているかもしれない惣菜。それが私の商売道具です。       【2】就職活動を振り返って(頑張ったこと、苦労したことなど) 就活は早くに苦労をしたもの勝ちだと思います。 苦労は自分の経験となり、最終的には就職活動の時の武器にすることもできると思います。 例えば、私の場合ですと...初めての面接で緊張し過ぎて、しかもあまりにも何も考えずにとびこんで行ったので、何もできずに得る物もなく面接を終えてしまいました。 帰っている途中で「これではダメだ!!」と思い、帰り道の途中で引き返し、もう一度面接に挑みにいきました。 結果はどうあれ、この経験は自分の強みやアピールポイントとして、後の面接でもかなり使えました。詳しい話はまた直接聞いていただければお教えします。 【3】キャリアセンターと就職サポートについて 私にとって主にキャリアセンターは就職先を探しに行くところではなく、自己PRや面接シートの採点や相談に行く場所でした。行きたい先は自分の足で探して見つけにいきました。 なんだか勝手に色々行ったりして、結構就職活動を楽しんでいました。 【4】将来の夢や目標 色々な職種の人達と知り合いになり、業界の垣根のない商売をしていきたいと思っています。また、社会に出た畿央大学生と一緒に商売ができたらいいなと思っています。 三年目までの目標は、仕事を完璧にすることと基礎を作ること。 最終目標は...秘密です。 段階を踏んで最終目標に辿りつきますので、まずは三ヵ年計画といったところです。 【5】後輩へのメッセージ 社会に出てから勉強時間は取れません。仕事に自分の時間を取られます。 これからは生きている時間の大半が仕事になります。 今できることは後に回してはいけません。今しないといけないと思います。 社会に出てから思ったように勉強できないので国家試験は今のうちに勉強し、卒業と同時に取得するのが吉です。 残りの時間はしっかり交友しましょう。 外での交友、内での交友のどれもが将来の自分への投資です。 【6】畿央大学の印象、など 先生方やキャリアセンター、事務の皆様がとてもアットホームな感じで、どんな時も親身になって相談に乗っていただき、家族のような存在でした。 これからもフラッと遊びに行きますので、見かけましたらお声をかけていただきたいと思います。

2008.07.21

卒業生メッセージ~食品業界で活躍する先輩~【尾家産業株式会社】

健康栄養2期生(08年卒業)の小山佐和子さんよりメッセージをいただきました。 この4月から食品系商社の尾家産業株式会社で働いています。 ヘルシーメニュー開発チームに所属し、管理栄養士の国家資格を活かしたメニュー提案を行うなど、日々活躍中です。       【1】会社の概要と、仕事の内容 (会社概要) 会  社  名 : 尾家産業株式会社 創      業 : 1947年(昭和22年)             10月16日 会社設立  : 1961年(昭和36年)           2月16日 資  本  金 : 13億570万円 年       商 : 611億円                 (平成20年3月期) 社  員  数 : 672名                 (平成20年3月期) 上場東京証券取引所市場第一部、大阪証券取引所市場第一部       (仕事内容) 私は営業で採用されました。 営業はまだ先輩営業マンに随行している段階で、商談を見学したりするなかで営業活動の勉強しています。 最近は管理栄養士の資格を活かし、お客様である飲食店やホテルなどにメニュー提案の機会も度々持たせて頂いています。 最近、焼肉チェーン店に行なった「石焼カレー」という提案メニューが採用されました。このように、自分の提案が認められたとき、とても仕事のやりがいを感じます。これからも、より多くのメニュー提案やメニュープレゼンを行っていく予定です。 また、尾家産業では「ヘルシーX」という、女性8名のヘルシーメニュー開発チームがあり、私もそのメンバーに選ばれました。 そのチームで料理の試作、試食を繰り返し、ヘルシーメニューの開発を行っています。 ここで作成したメニューレシピを飲食店などお客様の店舗に導入してもらうことが目標です。 尾家産業では秋と春に提案会というイベントがあるのですが、そこでヘルシーXとしてブースを出すので、今はその秋季提案会準備のため大忙しです。 そして、メーカーと取り組んで営業活動を行うことも大切な業務の一つにあります。 今、カゴメの管理栄養士の女性の方とタッグを組んでメニュー提案を行い、より多くの商品導入を図るという新しい営業活動スタイルを計画中です。 今はまだ一人で営業活動をしていないので、これからもっと責任感のある仕事を任されることになり、営業の大変さを知っていくことになります。 しかし、向上心を忘れず、より多くの場で管理栄養士として、また営業マンとして活躍できるよう、たくさんの経験を踏み、頑張っていきたいと思います。     【2】就職活動を振り返って(頑張ったこと、苦労したことなど) 私は就職活動を正直、とても楽しみました。自分を見つめ直すいい機会になりましたし、他人に自分を認めてもらうことで自信にもなったからです。 自分の短所や長所を人にアピールすることは簡単な事ではありませんが、それによって、自分自身が一番成長しました。厳しく評価されたり、不合格の通知が来るたびに、自信をなくし、社会の厳しさを知ることになりますが、そんなことで落ち込んでいても何も前には進みません。 むしろ、自分にはもっとぴったりな職場があるんだ、落としてくれてありがとう☆というくらいの明るさで乗り切る事で、次へのやる気に繋がりました。 いくら落ち込んでも、笑顔を絶やさないのが一番です。 笑顔でいると、気持ちも自然と明るくなり、顔色も良くなります。 自分の魅力をよりアピールするために、笑顔は必需品です。 辛い時だからこそ、笑顔を絶やさないでください。   【3】キャリアセンターと就職サポートについて 私の就職した尾家産業を受けるきっかけとなったのは、キャリアセンターからのメールでした。 全く知らない会社の採用情報や、会社の雰囲気など様々な情報を配信してくれるため便利ですし、実際私も自分にぴったりの会社に就職する事が出来ました。 最新の採用募集会社の情報を得られるので、どんどん活用していくことで、より多くの企業に出会えると思います。 また、キャリアセンターへはよく足を運んでいました。 岡田先生をはじめ、キャリアセンターの先生方には本当にお世話になりました。エントリーシートは、初めの方は毎回書き直しのアドバイスをもらいに行ったり、確認してもらったりしていました。 また、面接の練習や受け答えの仕方など、色んな指導をしてくれたので、就職活動をする上でなくてはならない存在でした。私の就職活動がスムーズに早い時期に終える事ができたのも、キャリアセンターのお陰だと思います。 みなさんも、よりたくさんの企業に出会うために足を運ぶのはもちろんですが、自分の成長のため、悩みを聞いてもらうためなどにもキャリアセンターを有効活用してください。   【4】将来の夢や目標 将来の夢は、管理栄養士の資格を活かして営業で活躍する事です。 飲食店や病院、給食施設にそれぞれの喫食者に合ったメニューの提案をすることで、多くの人に食べる喜びを再確認してもらいたいと思っています。 そして、もっと料理のことを勉強し、独自の営業スタイルを作って行きたいです。       【5】後輩へのメッセージ 今は、就職活動や勉強、アルバイトに追われ大変だと思いますが、自分の時間をみつけ、たくさん旅行に行った方がいいと思います。 就職したらなかなか行く機会がないというのもありますが、旅行に行ったり遊んだりする中で、たくさんの人に出会い、自分はこんな仕事がしたい、こんな場所で働きたいなどの発見できるからです。また、切羽詰った気持ちをリセットし、また新たな気持ちで頑張ろうと思うためにも、自分の時間を作ることはとても大切だと思います。 仕事をし始めると長期休暇がなかなかとれないので、ほんとに旅行には行きたくても行けなくなりますよ!   【6】畿央大学の印象、など 他の大学と比べ、学部や生徒の数が少ないので、大学内での友達がたくさんできますね。 風通しがよく、先生もアットホームな人がたくさんいるので、ついつい研究室で長居をしてしまったことも度々ありました。 ほどよく田舎で過ごしやすいし、ちょっと狭いけど綺麗な校舎だし、私は畿央大学生でよかったと心から満足しています(^^)    

2008.07.21

「ちょっとバン」に行きました!!-人間環境デザイン学科斉藤先生の卒業研究ゼミ 報告-

人間環境デザイン学科の斉藤ゼミの卒業研究で、冒険遊び場を取り上げる学生と泉北ニュータウン内にある「ちょっとバン」に行きました。     「ちょっとバン」は自然の中でいろんなことが学べる体験広場で、水・土・日と週3日開放され、遊具を自分たちで作る、水を使う、火を使うなど他の公園では見られないちょっと変わった遊びができます。私たちも子どもたちと一緒に遊びました。   今、一番子どもたちがはまっている遊び、水のぶっかけ合い。ただひたすら水を掛け合う。 見学させていただいた学生は標的に。     水遊びにあきたら火をおこし、身体をかわかす。     遊具のペンキ塗りをする子どもも。遊具は発展途上、さまざまに変化していく。   ニュータウンに隣接するが「ちょっとバン」にはこんな森もある。     ただし子どもだけではこの森には入れない。   

2008.07.11

国家試験対策講演会が開催されました<健康栄養学科>

健康栄養学科の4回生を対象に、(株)日本医歯薬研修協会の望月一雅先生をお招きして、1時間にわたり管理栄養士国家試験対策のための講演会を開催しました。       講演の中でまず強調されたのが、管理栄養士になってどんな仕事をしたいのか、どんな管理栄養士になりたいのか、目標を早く決めることの大切さです。 続いて学習方法に話が及び、毎日規則正しく習慣化することと、模擬試験を活用することの大切さを強調されました。      「早寝、早起き、朝ご飯」はどの世代にも通じる言葉で、健康の源であり、かつ成果をあげるための基本とも言えるでしょう。   模擬試験については、本学ではこれまでも活用してきましたが、今年度はPC画面表示による個別指導も含めて一層の活用を検討しているところです。   講演を聞いた学生たちは、いよいよ本格化する受験勉強を乗り越えて国家試験に合格するという熱い決意を固めてくれたようです。