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畿央の学びと研究
2009.09.24
『JOBA』は記憶力を良くする!?
畿央大学大学院健康科学研究科の森岡周教授が、パナソニック電工株式会社の乗馬型健康器具『JOBA(ジョーバ)』を用いた認知テストの学習促進の検証を指導され、即時記憶の学習促進が確認されました。 ※パナソニック電工株式会社の『JOBA』は、「体幹運動+あぶみ体操」の代表的な健康器具です。 乗馬の動きで"楽なダイエット"ができるということで人気となりました。 ロデオのように動くシートにまたがってバランスを取る運動では、座ったまま筋活動を誘発し、体への負荷も低いため、高齢者も自宅で気楽に継続的に運動できます。 今回の検証では、対象となる58~69歳の健常な女性30人を2グループに分け、「体幹(体の主要部分)運動のみ」と、JOBAを使った「体幹運動+あぶみ体操」を行ったあと、画面に表示される20ケタの数字列を30秒間で先頭から何ケタ覚えられるかの試験を行いました。 その結果、「体幹運動のみ」グループの記憶力はがほとんど変化しなかったことに対し、「体幹運動+あぶみ体操」グループでの記憶力は運動前の平均7.0ケタから9.2ケタへと約2ケタ増え、即時記憶の成績が向上しました。数字記憶の成績と物忘れの度合いには相関関係があり、被験者の実感とも一致しています。 揺られながら同時に足指を動かす『体幹運動+あぶみ体操』には、年齢からくる記憶力減退を抑える効果があることが確認でき、森岡教授の検証結果は、学会でも発表され、マスコミでもとりあげられています。 パナソニック電工株式会社のニュースリリース http://panasonic-denko.co.jp/corp/news/0909/0909-3.htm 森岡教授によると、高齢者の認知機能の維持のためには、運動の強度を上げるよりもバランスや動作のスキルを要求する訓練がより適しているそうです。
2009.09.15
第2回 葛城地区店舗モニターも大成功!
今春3月に初めて行われた葛城地区店舗モニターは葛城商工会様から高い評価をいただきました。 好評につき第2回目が、7月25日(土)に行われました。 今回は、四川料理のお店とフラワーショップの2店舗です。 加藤研究室卒業ゼミメンバーの5名(有馬、土谷、百目鬼、中島、森内)が食べ放題、言いたい放題。 でも、9月初旬に提出した提案書には、デザイン提案をしっかりさせていただきました。 来春にも3回目が計画されています。 乞うご期待を!!
2009.09.12
理学療法士病院合同説明会を行いました!
9月5日(土)理学療法士病院合同説明会を開催しました。 本年度採用を予定されている20の病院および訪問リハビリ事業者を、畿央大学にお招きしました。本学からは就職を控えている4回生65名およびこれから実習予定の3回生25名あわせて90名の学生が参加しました。 参加病院の所在地は、大阪府が10、奈良県が7、京都府・兵庫県・滋賀県がそれぞれ1でした。そのうちほとんどの病院で、本学の卒業生が就職し活躍しています。なかには卒業生本人が説明者として来学した病院もあり、自分の体験談を交えながら力強く説明してくれました。 どの病院もそれぞれ特色があり、病院理念やリハビリ方針、保有施設などを分かりやすく説明していただきました。 参加した学生は、これから始める就職活動に大変参考になったようで、教育体系、職場環境などについて真剣なまなざしで質問していました。なかでも、医療法人とは異なり株式会社として訪問リハビリを専門に地域医療に取り組んでいる事業者には大変興味をもったようです。 12時から5時半までの長時間でしたが、病院・学生からもっと詳しく聞きたかった、説明時間が足らなかったという声も寄せられました。 来年は運営方法を工夫し今年よりさらに満足度の高い合同説明会にする予定です。
2009.09.11
「古代弁当プロジェクト」のグランプリ賞を決定(^u^)!
産学官連携事業「古代弁当プロジェクト」のグランプリ賞を決定しました! 橿原商工会議所の「あきない塾」事業の一環で、学生に商いの面白さや厳しさを学んでもらうことを目的にスタートした「古代弁当プロジェクト」も最終段階に入りました。 同会議所では、学生の斬新な発想で橿原市内の名所旧跡をイメージし、橿原地区はじめ大和奈良地元食材の地産地消の促進と会員企業製造販売による地域の活性化が狙いで、このブログでの紹介は第4弾目となります。 このプロジェクトに参加している健康栄養学科2~4年生の有志33人が8グループに分かれて、9月10日(木)朝9時から古代弁当づくりを始めました。 思い想いのレシピで弁当づくり。 11時には外部からの審査員も全員が集合。橿原商工会議所専務理事、商業部会長、橿原物産協会会長、近鉄百貨店橿原店長、ファミリーマート本部、奈良県農業総合センター研究員の方々および本学教職員も審査員として加わりました。 審査委員約20名を前に審査ポイントを説明する健康栄養学科:浅野恭代教授 ①プレゼンテーション(学生による説明)、②ネーミング、③橿原市の特徴、④独創性、⑤盛り付け、⑥彩り、⑦味、⑧調理法、⑨食材、⑩栄養価について1項目5点、50点満点で採点しました。 見事グランプリに輝いたのは、和歌をモチーフにした『 やまと恋うた弁当 』 審査員特別賞は、「ほっこり大和づくし弁当」→ 郷土料理のもみうりやのっぺを入れ、そうめん、ひも唐辛子、柿など奈良の名産品を加えながら品数が多く、食べて飽きない工夫が随所に。 ファミリーマート賞は、「二色ご飯の多彩弁当」→ 古代米の黒米と緑米とで梅と枝豆のペーストをサンド。大和地鶏とひも唐辛子炒め、春雨の酢の物、かぼちゃのそぼろ煮、がんもの煮物、まなとコーンのおひたしなど。ご飯の上にはちゃんと海苔の橿原市章をあしらって。 (さらに…)
2009.09.10
工房街道キット・デザインコンペで蓮見彩衣さんが優秀賞に!!!
奈良県東部の中山間地域には多くの工房がある事はご存じでしょうか。 奈良地域の資源を活かし、人々の生活文化を豊かにするさまざまな活動が行われており、近年この地域は工房街道と呼ばれています。 この工房街道推進協議会が主催する「キット・デザイン」のコンペが開催されました。 人間環境デザイン学科加藤研究室+蓮見彩衣さん(3回生)チームは「小さな木の家」という作品を提出し、みごと優秀賞に選ばれました。 伝統的な日本の継手・仕口の技術を生かした家型パズルになっています。 9/23(水・祝)に奈良文化会館前広場にて開催される平城遷都1300年祭100日前イベント会場にて表彰式が行われる予定です。 ≪蓮見彩衣さんのコメント≫ やったーーー。嬉しいです。今までもコンペには出していましたが、今回は何か手ごたえのようなものがありました。コンペのやり方が少しわかったように思います。次は先生ぬきで最優秀賞をねらいますよ。 ≪加藤先生のコメント≫ 最優秀をねらっていただけに、正直くやしいです。1番になるのは難しいものです。 蓮見さんはよくやってくれました。彼女がいなければ入賞は無理だったような気がします。 ありがとう。感謝です。
2009.09.09
理学療法学科:総合臨床実習全体発表大会
平成21年8月31日に理学療法学科4回生の総合臨床実習全体発表大会が行われました。 理学療法学科では4回生になると、2ヶ月間×2回(今年度は4月6日~5月27日,6月1日~7月22日)の総合臨床実習を受けることになり、実習施設は東北から沖縄まで日本各地にあります。 今回は計4ヶ月間の実習を終え、みんながそれぞれの施設で担当した患者様について、熱意のこもった発表を行っていました。 発表会には4回生だけではなく、2,3回生もたくさん、来年以降に自分たちが臨床実習に行く時の参考にと参加していました。 質疑応答では3回生からも質問もあり、全体的に活発な意見交換がなされていました。 4回生には、担当させていただいた患者様、ご指導いただいた実習指導者の先生方、スタッフの方々への感謝の気持ちを忘れず、卒業研究・国家試験・就職に向けて励んでほしいと思います。
2009.09.01
健康科学部「チーム医療ふれあい実習」レポート
平成21年8月24日から28日にかけて看護医療学科・健康栄養学科・理学療法学科の学生が参加したチーム医療ふれあい実習を実施しました。24日は施設別のオリエンテーション・実習前オリエンテーション、25日から27日までは現場で実習させて頂きました。 最終の8月28日は、多くの施設側の指導者にもご参加頂き、学生から実習内容について施設毎にまとめて冬木記念ホールで発表してもらいました。 学生にとっては全く初めての実習で、とても緊張していましたが、この実習を通して改めてチーム医療の重要性、医療人の心構えを理解し、プロフェッショナリズムを刺激されたようです。 また最終日には、まとめて発表するという課題を3学科で協同して実施し、すでにチームとして立派に機能していたように感じました。この実習で学んだことを糧にして、努力して欲しいと思います。
2009.08.10
「WARIBASHIコンペ」で人間環境デザイン学科1回生中井千織さんが入賞!
国産割りばしを普及させ、森林や林業の再生を考える契機にと「WARIBASHIコンペ」が開催されました。 今回のコンペ対象者は学生で、本学の中井千織さんがみごと佳作に選ばれました。 8/1(土)に京都女子大学の「錦華殿」で授賞式が開かれました。 ←実行委員長の高桑先生と 入賞作品は、8/4~14 大阪の桜の宮にある近畿中国森林管理局の1階展示ギャラリーに展示公開されています。 ≪中井千織さんのコメント≫ 加藤信喜先生から、こんなコンペがあるよ・・・と手渡されたのが「割りばしコンペの新聞記事」 でした。 初めはコンペの意味もわからず戸惑いましたが、先生に応募用紙を取り寄せていただいて、思い切って挑戦してみることにしました。 もともとイラストを描くのが大好きで気がついたら6つのデザイン案が出来上がっていました。 突然「佳作入賞」のお知らせをメールでいただいた時は本当にびっくりしました。まさか選ばれるとは思っていなかったので驚きです。 今度は優秀賞を目指して頑張ります! 左が中井さん 中井さんのデザイン ≪加藤信喜先生のコメント≫ 人間環境デザイン学科の学生はたくさんのコンペに意欲的に取り組んでいます。しかし、1回生の内はまだ専門的な教育も少なく、コンペにトライしても入賞するのは大変難しいのです。そのハンディをものともせず、中井さんが入賞しました。中井さんは、デッサンⅠや立体表現Ⅰの授業でも常に努力を惜しまない、将来が楽しみな生徒の一人です。これからも様々なコンペに挑戦していって下さい。
2009.08.07
2009年度建築設計製図の講評会を行いました。
建築設計製図は、3回生配当の科目で、建築・まちづくりコースの必修科目であり、建築士試験受験資格にも関わる重要な実習科目です。 この科目も住環境設計製図と同じく担当教員の三井田先生、藤井先生のほかに、助手の奥村先生、長井先生も交えての講評会です。 第1課題の木造軸組課題は以前にお伝えしましたが、今回の第2課題は本学南側の高塚地区公園を敷地とした畿央大学の付属図書館です。 3回生ともなると同級生の作品にも興味駸々。 教員と一緒に前の方に座り、コメントも飛び交いました。 ←「本の森」をイメージした作品 正十二面体を使った作品→ 3年生は試験勉強や他の演習と並行しながらこの課題を完成させました。 眼の下にくまをつくりながら、女の子はノーメイクで、男の子は寝間着のような恰好の人もいながら・・・気力を振り絞って発表を行いました。 この講評会の優秀作品は住環境設計製図と同じく、学内で掲示されます。 また、ブログでも続報として発表しますが、学生がさらなる手直しをする予定ですので、しばらくお待ちくださいね!!
2009.08.06
快挙 インテリア設計士 全員合格!!
インテリア設計士資格検定試験は今年で第49回目を迎え、インテリア業界では最も古い歴史を持つ資格試験です。 本学では、この2級インテリア設計士試験に、今年初めて人間環境デザイン学科3回生の精鋭19名が挑みました。 今年から、日本インテリア協会奈良支部の試験会場が本校になり7月11日・12日の2日間にわたり、朝から夕方まで開催されました。 8月3日(月)合格発表があり、なんと19名全員が合格!! 合格者は、(敬称略) 牛窓未穂、大田真由美、片川飛鳥、川中雄貴、木田尚子、小松美保子、齋藤隆文、左近諒、新信彦、髙橋彩子、築地美希、仲谷彬、福田守、藤飯ゆりか、三浦剛、彌栄ゆうき、矢部達哉、山本咲、です。 みなさん、本当におめでとうございました!!
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