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畿央の学びと研究

2008.06.10

「看護技術演習」始まりました!

今年一期生を迎えた看護医療学科では、実習室の整備も一段落し、学生達が看護技術演習に取り組んでいます。   この演習では、看護の対象であるひとを理解するための多様な視点および看護援助の基盤となるケアの考え方や、あらゆる看護場面に共通する看護の専門的技術について学びます。 また、技術演習においては、グループワークや討議法などによって、技術の根拠を考えたり、お互いに行った技術の振り返りをして、学生同士の学びを共有しています。最初はぎこちなかった学生達の白衣姿も様になってまいりました。授業の空き時間にも一生懸命自己学習している姿が見られます。   頑張れ!看護一期生!

2008.06.10

「日本語文章能力検定3級」試験を実施しました

  本学の教養科目の推奨科目「日本語と表現」の授業の一環で、日本語漢字能力検定協会が主催する「日本語文章能力検定3級」の試験を6月7日(土)に本学で実施しました。     「日本語と表現」の授業では、検定3級合格を目指しながら、大学生として必要不可欠なレポート・小論文の書き方や実社会での文章作成に必要な知識と技術を学んでいます。 今回は、授業の前半部分で学習した結果を示す場として受講生のほぼ全員が90分の試験に臨みました。     

2008.06.06

体育館で付属幼稚園の園児たちと遊びました♪

6月5日、畿央大学付属幼稚園の校外学習が畿央大学で行われました。 畿央大学のボランティア学生7名、見学実習中の教育学部学生6名が参加、園児約60名を先生たちや他大学ボランティア、中学生ボランティアと一緒に指導、園児たちは笑顔で走り回り、電車ごっこや追いかけっこなどをして遊びました。   (さらに…)

2008.05.19

Learning by Doing:授業「総合演習」で野菜を好きにさせる料理を考えました

「野菜好きな子どもを育てよう」―小学校「総合的な学習の時間」のテーマを扱う教育学部の授業「総合演習」で、教育学部2回生が野菜料理に挑戦しました。「総合演習」は147名の学生が受けており、栽培・健康生命系(15グループ)、自然を生かす環境系(3グループ)、地域の特色探検系(9グループ)に分かれてそれぞれのテーマで調査研究活動をしています。   調理実習室で料理を作ったのは健康生命系8の学生たちで、「野菜好きな子どもを育てよう」というテーマで「小松菜いっぱいチャーハン」「ピーマン・にんじん・大豆いっぱいソース煮」「タマネギいっぱいチーズ焼き」「ごほうびジュース」というオリジナルレシピを創り、調理実習を行いました。包丁を持つ手が生き生きと動き、調理台の回りを甲斐甲斐しく動く学生は、輝いていました。 食材料の半分以上が野菜であるにもかかわらず、ケチャップや醤油を使って味を濃くし、切り方も微塵切りと野菜本来の姿や形、色が分からないようにしたため、とても食べ易くできました。試食タイムは、格別な笑顔と完食、そして自信に溢れていました。後片付けタイムも学生たちの満足感でみちていました。     しかし、分析タイムになると...。この野菜いっぱいの料理は、野菜好きな子どもを育てられるのだろうかと再考したそのとき、次のような課題が出てきました。   ◎野菜本来の味は?・・・ケチャップや醤油を使って食べ易くしたが、実はピーマン、にんじん、小松菜の野菜本来の味をごまかしただけではないのか。野菜の味や香りを生かし、ごまかすことなく野菜嫌いをなくすことが、子どもの生きる力につながっていくのではないのか。   ◎野菜本来の形態と食感は?・・・小松菜やピーマン、にんじんを細かく刻んで食べ易くしたが、これは、野菜本来が持つ形態や食感をただ失わせただけのことではないのか。   野菜の本物を食する追究キーワードが見つかりました。「野菜好きな子どもを育てる」キーワードは、「ごまかさない」「本来の持ち味を生かす」だったのです。多くの子どもたちが嫌う野菜の色、形態、食感を残しても野菜嫌いが改善できる方途へのチャレジが続きます。    

2008.05.09

砂の造形を紙芝居で振り返り~教育学部1回生「ベーシックセミナー」の授業で~

力を合わせて作った砂のカエルやお城や古墳などを紙芝居のお話に紙芝居にしました。 教育学部の1回生は宿泊研修にでかけた和歌山県串本の海岸で砂の造形活動をしましたが、前期の授業「ベーシックセミナー」でそれを振り返り、グループごとに紙芝居にして、5月8日の授業で発表を行いました。   紙芝居の中の砂山が盛り上がる様を自分たちの手の動きを見せながら表現したり、立体模型を作ったり、音楽を効果的に流したり・・・いろんな工夫が見られました。なかにはパワーポイントで表現したグループもありました。学生たちは自分たちが楽しんで作った砂の造形だけに、そのときの情景を思い浮かべながらナレーションも情感たっぷりに表現していました。いますぐ小学校や幼稚園の先生になっても使えそうです。   1グループの発表ごとに批評も入れるようにしました。「絵がとっても上手で、しかも班の人にそっくりだったので驚きました。」「話す早さやタイミングがとてもよくて、随分練習したんだなということがわかります」「あと、改善するところといえば・・・」始めに褒めて、改善点をポジティヴに伝える。これも、いますぐ小学校や幼稚園の先生になっても使えそうですね。いい活動になりました。  

2008.04.28

「やさしさを"チカラ"に変える」について学びました~キャリアデザインセミナー~

「キャリアを形成する」とは究極的には「人間を作る」「いい人生を送る」ということにつながります。 キャリアデザインセミナーの授業では、大学の4年間をいかに充実させるか、そして将来の職業や生き方にどう生かすか、卒業後に力を発揮する人生観・価値観をどう身に付けるか、について学んでいます。   第2回目の授業では、「(自分を磨く場としての)畿央大学を知る」というテーマで、健康科学部の各学科は金子章道学部長に話をしていただきました。また、教育学部を含むすべての学科で、畿央大学のキャッチフレーズである「やさしさを"チカラ"に変える」について考えました。 「やさしさとは」という問いにはほとんどの学生が「思いやり」「他人に親切にすること」「人のために役に立つこと」と答えました。「誰に対してもどんなときでも常に笑顔」という答えは、畿央大学生の挨拶のよさを感じます。「人の気持ちを察して、何が一番相手のためになるかを考え、相手を思うこと」と丁寧に説明をしてもらうと、みんなきちんと考えているんだな、ということがよくわかります。   では、「やさしさを"チカラ"に変える」とはどういうこと? 「やさしさを変えて(なくして)強くなる」――違う、違う。やさしさをなくしてどうする! 「やさしさを実行し、継続できるだけの力をつける」――いいね。力だけでは暴力になる恐れもある。やさしさがベースにあることが大事です。 やさしさは"甘え"だという人がいます。相手がいやがることは言わない、相手から悪く思われることはしない、ということが行きすぎると、「表面だけのやさしさ=甘え」になってしまう、と言うのです。意見を聞くと「やさしさと甘えは表裏一体」と答えた学生もいました。そこで、"本当のやさしさ"とは何か、を考えました。   本当のやさしさとは、相手のためになるのに相手がいやがることを言わないのではなく、相手の役に立つように言うことです。一時的にいやがられたり、悪く思われることがあっても勇気を持って言うこと、そして自分から関係を断つことなく、わかってもらえるまで待つ強さを持つことではないでしょうか。そういう厳しい関係の中で、お互いが謙虚になって、思いやることが深い人間理解につながります。     「本当のやさしさ」を実践するためのエンジンとなり、エネルギーとなるのが「チカラ」です。畿央大学生が得ようとしている資格や免許もその一つになります。相手や社会の役に立つことがやさしさだとすれば、役に立つことができるように自分を高めなければいけません。資格や免許、教養、表現力、知識などあらゆる学びがチカラになります。「やさしさにチカラをつけ、本物のやさしさを貫徹できるようにする」こと、それが畿央大学生の目標です。  

2008.04.03

新校舎が完成!その名は「K棟」

看護医療学科の開設に合わせて、新しい校舎が誕生しました! その名は、「K棟」。 ズバリ由来は、「看護」→「KANGO」→「K棟」です(笑)   4月からそれぞれの校舎の名称も変更することになりました。 ▼第一講義棟 ⇒ 「L棟」 ▼第二講義棟 ⇒ 「E棟」 ▼第一実習棟 ⇒ 「C棟」 ▼第二実習棟 ⇒ 「D棟」 ...などなど。英語の意味については、いろいろ想像を巡らせてみて下さい☆ 6年目の畿央大学は「キャンパスがキレイ!」とよく言われますが、 K棟は正真正銘、ピッカピカです。 新たな学科と新たな校舎を加えて、新しい畿央大学がスタートします!  

2008.03.29

人間環境デザイン学科の卒業制作を展示!

3月19日(金)に卒業した人間環境デザイン学科の卒業制作を、冬木記念ホール前の「記念ギャラリー」で展示しています。建築・インテリア・アパレル...と幅広い作品が揃っています。   人間環境デザイン学科では、4回生で「卒業研究」に取り組みます。そして卒業への「最後の難関」として「卒業研究発表」を2月頃に実施。提出期限に向けて、毎日のように大学に来て制作に打ち込みます。 まさに「時間」と「自分」との戦いですね(笑) そんな先輩方の「汗と涙の結晶」を、ぜひチェックして下さい(^O^)入学式当日まで展示する予定なので、新入生の方はお楽しみに!

2008.03.27

卒業生メッセージ ~IT業界で活躍する先輩~ 【大阪ソフトハウス株式会社】

人間環境デザイン1期生の南口晃平さんより熱いメッセージが届きました。 現在、IT企業で教育担当として新入社員の研修も担当し、上司の方からの信頼も厚く、大変活躍しています。   【勤務先】 大阪ソフトハウス株式会社 教育部   【業務内容】 教育部に所属しておりまして、主に新入社員研修に携わっています。指導するだけでなく、教育業務で使用するアプリケーションを開発することもあります。 また当社には既存社員の学習制度があり、そちらの担当も行っています。   【仕事のやりがい、仕事上で嬉しかったこと】 やりがいはなんと言っても担当した新入社員が活躍している話を聞いたときの嬉しさです。 またプログラムを組むだけの仕事ではなく、人と接することが多い部署ですので、 良い人間関係を築けたなと実感できる瞬間はとても嬉しく思います。 また教育業務関連で必要なアプリケーションを作成し、思い通りの動作をしたときはとても嬉しいです。 【失敗したこと、つらかったこと】 性格上、楽しく過ごそうというのがモットーなのですが、配属当初は「楽しい」と「ただ騒がしい」とのメリハリを上手くつけることができずにダラダラした雰囲気になってしまうこともありました。上司の方や先輩の振る舞いなどを盗み、最近ではメリハリをつけて業務に取り組むことができています。   【学生時代との一番の違い】 やはり自由な時間でしょうか。もちろん、仕事帰りにお酒を飲みにいったり、 花見などの会社でのイベントなど社会人ならではの楽しさもあります。 学生時代の友人との思い出話も楽しみのひとつです。(笑) あとは責任感の違いですね。自分に任された仕事は何が何でも仕上げないといけないですし、やっぱりできませんでした。では自分のためにもならないので。 自由な時間は減りますが、やりがいは何十倍という規模で感じることができます。 【この企業・職場を選んだポイント】 説明会に参加した時に直感で決めました。「ここならできる!!」と思いました。 社内の雰囲気や先輩社員方の振る舞いなど何一つ不満はありませんでした。 簡単に言えば「一目惚れ」というやつです。 直感でこのように感じたあとは、アツく入社したい気持ちを伝えました。 入社して後悔もしていませんし、本当に良い会社に入社できたと思っています。   【後輩へのメッセージ】 あまり気負い過ぎずに就職活動に 取り組んだほうが良い結果が出ると思います。よく就職活動は恋愛と同じだと言われますが、本当に似ていると思いますよ。 あまり必死に追いかけすぎても相手にされないこともありますし、逆に必死にならなさすぎても相手にされない。ここは相手との駆け引きだと思っています。言葉は悪いかもしれませんが、「就職活動を楽しむ」ことを忘れないように。 それと一番大切なのは「飾らないこと」だと思います。 企業も学生もどちらも飾らずにお互いの理解を深めていくのが「就職活動」というものだと考えています。 素の自分を受け入れてくれる企業が自分にとって最良の企業だと思いますよ。 ぜひ生涯のパートナー選びを存分に楽しんでください!