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畿央の学びと研究

2010.04.15

学長が、第1回キャリアデザインセミナーで講話しました。

  2010(平成22)年4月13日、 キャリアデザインセミナー(人間環境デザイン学科1回生、健康栄養学科1回生講義の2講座)において、冬木智子学長が授業の冒頭で講話されました。 ご自分の小学校から女学校まで、そして今にいたるまで常にお持ちになられている"憧れ"とは何か、あこがれという字は立心偏にわらべと書き、幼い頃から憧れを持つということは生きている証しであること。若い時の感動はいつまでも記憶に残り、人生の糧となる。目に見えるもの、手で触れるもの、五感を豊かにすることが本学の建学の精神である「美をつくる」に通じる。自分で選んだ好きな道、選んだ大学に学ぶ喜びと感動を持ち続けることにより立派な社会の一員として頑張ってほしい。   人間環境デザイン学科1回生の講話では、世界的な建築デザイナーとして著名な安藤忠雄氏の言葉を引用され「感動のないところに成功はない」、そしていつまでも言葉と文字を大切にして責任ある社会人になっていただきたいと締め括られました。    

2010.04.14

「歴史」と「食」について学ぶ!~健康栄養学科新入生宿泊研修~

平成22年度 『健康栄養学科 新入生宿泊研修』 全国から入学した志を同じくする学友と仲間作りをしよう! さらに奈良の歴史や文化を学ぼう!という目的で、4月5~6日にかけて奈良まちで新入生の宿泊研修を行いました。   (1) 『班新聞を用いた自己紹介』 研修前に自分たちで作成した班新聞を用いて自己紹介をしました。これから4年間一緒に学ぶ同級生や先生方に自分を知ってもらう良いきっかけになりました。   (2) 『興福寺拝観と奈良散策』 まず、興福寺で講話聴講し、国宝館を見学しました。平城遷都とともに藤原不比等によって創建された興福寺は、今年で創建1300年を迎えます。興福寺国宝館は、新しくリニューアルされ、照明や展示台などなどが新しくなりました。                                                 その後、グループに分かれて、興味のある施設を見学したり、奈良を散策しました。散策先では、携帯電話を使って写真撮影をしました。   (さらに…)

2010.04.13

先輩から学ぶ建学の精神 ~理学療法学科新入生宿泊研修~

理学療法学科は、桜の花が咲き乱れる暖かい日に、大阪環状線桜の宮駅近くのリバーサイドホテルにて新入生宿泊研修を行いました!   駅から皆で花見をしながら歩き、お昼にホテルで現地集合し、昼食。その後はクラス会を兼ねた自己紹介。入学式から少しずつクラスメイトの顔を覚え始めたこの時期にうってつけの宿泊研修でした。 自己紹介が終わり、和んだ後は、新4回生の発表がありました。   4回生の学生は、先輩として大学生活でのいろんな経験を話してくれました。 友だち作り、クラブ活動やサークル活動について、学外でのチャレンジしたこと、理学療法学科で学ぶこと、臨床実習の大変さ、大変だからこそ得られた経験、これからの目標など、いろいろな方面から大学生活について話をしてくれました。 その後は、4回生も参加してグループワーク。6~7人の小グループに分かれて「わたしたちの考える『徳』、『知』、『美』」や「そのためには4年間どう過ごせばよいか」についてディスカッションし、各グループで発表を行いました。 (さらに…)

2010.04.09

インドネシアからの留学生が畿央大学の見学にきました!!

インドネシアのバリ島にあるウダヤナ大学医学部から6回生のRatihさん、5回生のRaniさんが日本の大学・医療を知るために、2月20日、畿央大学に見学にきました。 学内の案内は、国家試験前の理学療法学科の4回生が、英語で学校や機器の紹介・説明をしてくれました。 彼女たちは、 「非常にきれいな大学で、機械も見たことがないものばかりで驚いた」と言っていました。     また、病院見学として理学療法学科・看護医療学科の実習でお世話になっている西大和リハビリテーション病院を見学し、ちょうど実習中であった看護医療学科の1年生と留学生との情報交換会を行いました。       日本とインドネシアとの医療の違い・看護の違い、また医学を目指した理由など活発な意見交換があり、お互い有意義な時間を過ごすことができました。 日本だけでなく国際的な視点を持ついい機会になったと思います。 今後の学生の活躍に期待しています。 ご協力いただきました西大和リハビリテーション病院のスタッフの方々に感謝申し上げます。

2010.04.05

山本隆先生が関西テレビ「アンカー」に登場!

20歳代の若者はなぜ"からい"ものが苦手? 健康栄養学科山本隆教授が明快に解説!   関西テレビ平日18時から19時までのスーパーニュース「アンカー」では、いろいろなアンケート結果が示す数値の疑問に答えるというコーナーを設けており、今回は「20歳代の若者は30歳代・40歳代に比べて"からい"ものが嫌い、苦手なのはなぜ?」を解き明かすという。そこでコメンテーターとして登場されるのが、味覚に関する研究では随一の健康栄養学科教授山本隆先生。取材は2010(平成22)年3月31日、放映予定日は4月9日です。     傍でお聞きしていて山本先生の解説は明快で、なるほど確かにと、視聴者をうならせるものがあります。 そこで山本先生の許可を得て、以下に要約を掲載します。   「味覚には、五味(辛味・甘味・酸味・塩味・苦味)がありますが、これに『こく』をプラスすると、おいしさが格段に増すことになります。漢字の"からい"には、『辛い(わさびや胡椒・山椒のからさ)』、『鹹い(しょっぱい塩からさ)』の2つがあり、アンケートでお尋ねの"からい"は前者の方だとすれば、現代の若者の幼児期の食生活に原点があると思う。人間の味覚は、およそ10歳小学校4、5年生までに固まると言われていて、家庭で親と一緒に食べるのが普通です。乳幼児期には前者のような刺激物は与えないので、わさびや山椒などは人間の経験としては大人になってから食べるメニューの部類に入ります。健康な食事の摂り方は、好き嫌いせず何でも食べることが大切で、今まで食べたことのないものにチャレンジすることも大事です。"からい"ものも食べなくては楽しさやバリエーションが広がらず偏った食事になりがちです。でも大量に食べる必要はなく、少しでいい。"からい"ものは"痛み"に通じ脳に刺激を与え、やがて快感につながることもあります。食事は家族や仲間みんなで楽しく団欒の中で、おいしく適量(腹八分)に食べるのが健康の源です。」

2010.03.19

京大・高槻農場での校外学習(健康栄養学科)

健康栄養学科の3回生(有志)5名、大学院生2名、北田先生、森先生が、3/17(水)に校外学習として京都大学・高槻農場を見学訪問されました。   農場の敷地内には安満遺跡という弥生時代の環濠集落跡があり、そこからは弥生式土器や木製の農具、ガラス製勾玉などの装身具が出土したそうで、遺跡の中心部は国の史跡に指定されています。       まず、農場の沿革や概要、研究について北島教授から説明を受けた後、圃場を案内していただきました。     真っ赤に色づいた大きなイチゴを堪能し、栄養たっぷりの摘みたてアスパラガスの味に感激し、エンマ小麦の栽培を見ながら・・・試飲はできませんでしたが京大ビール「ホワイトナイル」に思いを馳せました。次に訪れた古曽部温室では、絶滅危惧種のランや貴重なサボテンなどを見学しました。   日頃、収穫物しか目にしない学生にとっては、農の現場に触れることは新鮮で、多少は農作物に対する見方も変わったのではないかと思います。                                           たいへん有意義な校外学習でした。貴重な時間を割いて説明、案内していただいた北島教授はじめ先生方にお礼申し上げます。

2010.03.05

留学生(岡本マウリシオさん)の修了式が行われました!!

  本学健康科学部人間環境デザイン学科に学んでいた日系ブラジル人3世の留学生、岡本マウリシオさんが所定の履修を終えられました。   デッサンや建築設計製図、インテリアデザイン演習など、実習科目を中心に履修し、3月2日に修了式が行われました。式では、学長から「ブラジルに帰っても、畿央大学を母校と思って生活してください」と激励を受け、マウリシオさんも日本語で感謝の言葉と研究意欲を表明されました。     帰国後は、畿央大学で学んだ知識と経験を活かし、日本の建物の様式、構造や設計などをブラジルの住居や建物の設計の中にいかしていただけたらと思います。

2010.03.02

学校インターンシップ報告会・修了証授与式

確かな学び -学校インターンシップ報告会・修了証授与式-  2010年2月24日、学校インターンシップの報告会および修了証授与式を行いました。 前期・後期に幼稚園や小・中学校のインターンシップに参加した学生は、合計144名です。活動範囲も広がり、大学と協定を結んでいる大和高田市、広陵町、香芝市、上牧町、安堵町、宇陀市、田原本町、斑鳩町には117名が参加し、奈良市、堺市にも27名が参加しました。2007年度にスタートしてから3年間の参加者の総数は、441名にもなっています。 事後報告会は、学校・園というリアリティの中で一人ひとりが経験した内容を丁寧にふりかえり言葉に紡ぎだす時間となりました。学生それぞれが子どもたちから学んだこと、悩んだこと、解決した方法などについて報告し合いました。学生からは、「子どもと一緒に過ごした分だけ自分も成長しました」、「大学とは違った学びがたくさんありました」などの感想が述べられました。また、「子どもとの接し方に戸惑って先生になりたいという気持ちが一時期なくなったこともあったけれど、今は今まで以上に絶対先生になりたいと思っています」など教師になる決意を新たにする者もいました。学校インターンシップという現場での時間が学生にとって確かな学びにつながっている、ということが強く伝わってくる報告会でした。 教育委員会の方々からは、「畿央大学の学生さんは素直で本当に一生懸命良く頑張ってくれていると評判です」、「学校側も若い学生さんから刺激をもらっています。ぜひ来年も続けて来て下さい」などの嬉しいお言葉も頂き、大学としての役割を再認識しました。 学校インターンシップでの学びが次の年度へつながっていき、学びの連携がますます充実したものになることを願っています。

2010.03.01

住環境設計製図Ⅱの講評会が行われました。

2010年2月1日に、2009年度住環境設計製図2(人間環境デザイン学科2回生後期の建築設計課題)の講評会を行いました。 今回の課題は、「多世帯住宅」と「幼稚園」の2つでした。 担当教員の三井田先生、藤井先生、助手の奥村先生、長井先生での講評会を行いました。     今回は今までの住宅とは違い、規模の大きな「幼稚園」があったことで、かなりの2年生が苦戦したようです。 それでもなんとか乗り越えて完成できました。     3年生になると、さらに大きく機能が複雑な課題となります。ぜひ引き続き頑張っていただきたいと思います!! 優秀作品は、ブログ及び学内に掲示します。楽しみにしていてください!!

2010.02.26

建築設計製図Ⅱの講評会が行われました。

2010年1月26日に、2009年度建築設計製図2(人間環境デザイン学科3年生後期の建築設計課題)の講評会が行われました。     今回の課題は、2名までのグループでの設計も可とした集合住宅と美術館です。 集合住宅はかなりの大規模だったため、3回生も四苦八苦して設計を行っていました。   それに対して、美術館は課題条件の自由度が高かったため、絵本作家や運動靴のメーカー、時計などをテーマにした様々な作品がみられました。     優秀作品はブログ及び学内で展示されます。お楽しみに!!