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ボランティア
2014.03.07
被災地支援「きっかけバス47」~ボランティア学生レポート!その2
「今を生きろ、この一瞬を生きろ。」 僕がとても大事にしている言葉です。 こんにちは、来年度3回生となります、教育学部現代教育学科の大東元気です。 僕は2014年2月22日(土)~25日(火)の4日間、「きっかけバス奈良」に参加してきました。 きっかけバスとは47都道府県の学生たちが支援者の方の支援金を使わせていただき、岩手県・宮城県・福島県に訪れて「風化」「風評」に苦しむ東北に復興の「旋風」を巻き起こす、そんなプロジェクトです。 みなさんは今、東北の復興はどれくらい進んでいるか、御存知でしょうか? 東日本大震災から3年、今の東北はどうなっているのか、 「建物や住民が避難場所や仮設住宅から少しずつ戻ってきている。」 「復興は進んでいる。」 そんな風に、なんとなくで、漠然としたイメージでしかないという方も多いのではないでしょうか? 僕もその中の一人でした。 ▲この写真は、岩手県のJR陸前高田駅から陸前高田のメインストリートを撮った写真です。 見ての通り、建物も住民も、だれも、なにもありません。 僕はこの光景を目にして言葉が出ませんでした。 僕はなにを思って、「復興は進んでいる。」と思っていたのでしょうか。 人がいませんでした。 ▲ここはJR陸前高田の駅のホームです。 ▲この建物は宮城県南三陸町にある、防災対策庁舎です。2つの写真から津波の凄まじさが感じ取れるのではないでしょうか。 ▲宮城県にある閖上(ゆりあげ)中学校にも行ってきました。 (ちなみに、YouTubeには閖上中学校の屋上から見た津波の様子がアップされています) 「生きたくても生きられなかった方がたくさんいる。」と感じる瞬間がたくさんありました。やはりその時には、言葉が出ませんでした。 東北の今、復興はおろか、復旧さえ進んでいないところがほとんどなんです。 なぜ復興は進まないのか、なぜこんなにも被害がでてしまったのか、原発問題とはなんなのか、一度調べてみてください。 それでわからなかったり、もっと詳しいことを知りたいと感じたり、自分もなにかできることはないかと思ったら、ぜひ僕に一声かけてください。絶対に力になります。 畿央大学の被災地支援サークル「HOPEFUL」にも所属しています。昨年は学生・教職員有志による「のびのびキャンプ2013」にも参加しました。興味があるならぜひ、アクションを起こしてみてください! 僕は東北に行って、防災の大切さについても知りました。 しかし防災の大切さを知るだけではいけません。 今度起こる“南海トラフ地震”に備え、いつおこるかわからない天災に備え、防災をしておくことは大切なのです。 生きるために。 ・自分が避難する場所はどこか ・その避難場所は本当に安全か ・その避難場所の備蓄はどれくらいあるのか これらのことを熟知しておくだけで、生き残れる確率はぐっと上がります。 このブログに載っていることはほんの一部ですが、すべて真実です。日本で起きている“今”です。 僕は東北で、現実や命のはかなさ、そして人の温かさを知りました。 東北の方が、きっかけバス参加者の僕らに向けた言葉でとても印象に残っている言葉があります。「あなたたちや、あなたたちの大切な人に生きてほしい。」という言葉です。 この言葉にどれだけのいろんな思いや感情が隠されているのでしょうか。 なぜこのような言葉を発することができたのか。 僕はこのきっかけバスでの体験を絶対に忘れません。そして、大切な人に、大切な人の大切な人に、ずっと伝え続けることを心に決めました。 最後になりましたが、このブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。 ぜひあなたの大切な人に、このブログで知った少しのことでもいいので伝えてくださればと思っています。 自分が避難する場所はどこか、その避難場所は本当に安全か、その避難場所の備蓄はどれくらいあるのか、自分の住んでいる地域の土地の高さはどれくらいか、防災リュックは準備できているか、これらのことがあなた自身、あなたの大切な人の命を救う力になります。 どうか、「今を生きてください、この一瞬を生きてください。」 いつなにが起こるかわからない、生と死の世界に僕たちは生きているのです。 現代教育学科2回生 大東 元気 【関連リンク】 被災地支援「きっかけバス47」~ボランティア学生レポート!その1 畿央大学のびのびプロジェクト ブログカテゴリ「被災地支援の活動」
2014.03.05
被災地支援「きっかけバス47」~ボランティア学生レポート!その1
こんにちは。畿央大学教育学部3回生の柴田大貴と片岡利允です。 僕達2人は今回、被災地支援活動の『きっかけバス47』という活動に参加させていただきました。 (柴田は滋賀バス:2014年2月16日~19日、片岡は奈良バス:2014年2月22日~25日) 『きっかけバス47』は、47都道府県から各都道府県につき学生40人を乗せた1台のバスを東北三県(宮城・福島・岩手)に送り出すプロジェクトです。 学生が東北での実体験を通して東北の今を感じ、震災の教訓を学び、自分のコトバで家族や友人、大切な人、それぞれの故郷・地域の人たちに伝え続けていき、そして、日本中が助けあって東北の復興に関わり、3.11の教訓を地域の防災に活かす“きっかけ”をつくるという目的で行われています。 公益社団法人助け合いジャパン主催のもと、環境庁と連携、内閣府が後援の大規模なプロジェクトとなっています。 今回は、僕たちが東北の土地へ行き、学んだこと、感じたことを多くの人に伝えて行きたいと思い、投稿させていただきました。 ▼震災の2時46分で止まった時計 (宮城県名取市立閖上中学校 旧校舎) 私は東北に行き、語り部さんのお話の中で特に心に残っていることが2つあります。 1つ目は「皆さんは自分が災害に遭わないと思っているのです」と言われたことです。 「自分は大丈夫だろう」と思っていた自分の心を見透かされたような気がし、防災に対する認識の甘さを感じさせられました。いつ災害が来るか分からない、明日は自分が被災者になるかもしれない、という怖さを実感させられました。 2つ目は教育に関する話で、ある学校では「教師の適切な判断と普段の避難訓練のおかげで、子ども達の命が守られた」、またある学校では「教師間の連携が上手く取れていなく、教師の判断ミスで津波に流されてしまった」という話を伺い、避難訓練の大切さ、教師は子ども達の命を預かっている立場であり、大変責任感のある仕事だということを改めて感じさせられました。 最後に、私が多くの方に伝えたいことに、福島の除染プラザセンターで聞いたお話があります。 「福島といえば放射能のイメージがあるために福島の野菜を買おうとする人は少ないかもしれません。でも、それは大きな間違いなのです。きちんと検査されているかどうか分からないような野菜と比べると、福島の野菜は様々な検査を通って出荷されているため「世界一安全」な野菜と言えるのです。と施設の方から伺い、自分が風評に踊らされて物事を判断していたと、気付かされました。 少し考え方を変えるだけで、風評被害は止められます。私達は風評被害に踊らされることなく、正しい情報をきちんと知ろうとして、そして、風化させないために、正しく多くの人に東北の様子を伝えていくことが大切なのです。東北に旅に来て、魅力を知ること、それを伝えることも十分、町を元気にして、活気づけ、復興に繋げられるのです。 またこの地に戻って来ようと思わせてくれる暖かさが、東北にはたくさんあります。東北のことを知ろうとする。その気持ちだけでも十分、東北支援に繋がるのです。皆さんもこの投稿を見て、少しでも東北支援に興味を持っていただけたのであれば幸いです。 教育学部3回生 柴田 大貴 私は、今まで何も知りませんでした。いや、知ろうとしませんでした。この4日間、本当に自分の無知に気付かされました。復興はまだしも、復旧すらしていない現実。ここに本当にかつて人がいて、建物などがあったのかと疑いたくなるような何もない土地。一番初めに宮城県南三陸町の防災対策庁舎の前にバスから降りたとき、その場の静けさに違和感を覚えました。そんな第一印象で東北三県を巡るツアーが始まりました。 現地で行ってきたボランティア活動、当時避難所を運営していた語り部さんのお話、仮設商店街、地元の語り部ガイドの案内で巡るツアー、福島除染情報プラザ、被災物が展示されている美術館などの経験から、感じたこと考えたことをいくつか伝えたいと思います。 南三陸での農業復旧作業。畑にある津波で流されてきた瓦礫や大きな石をピッケルやつるはしで掘り起こしていくという比較的地道な作業でした。しかし、この作業は必ず復興の力になる作業だと現地の方はおっしゃっていたので、少しでも復興の力になれたことにうれしく思いました。また、東北の地を訪れるだけで現地の方は、「私たちの土地はまだ忘れられていないのだな」という気持ちになるそうです。地道な作業がまだ残っており、心のケアという意味でも、まだまだ現地での継続的な支援が必要なのだと感じました。 釘子さんという語り部さんのお話。「避難所の場所を知っていますか?」という問いかけに、私は手を上げられませんでした。家族がバラバラになったときの連絡の手段も考えたことがありませんでした。心のどこかで、自然災害を他人事に思っていたことに気付きました。しかし、誰もが被災者になりうる可能性があります。今までの奈良県は、私の知る限り自然災害による被害が他県に比べて少ないからか、防災意識は低いのではないかと思います。しかし、奈良県にいるときだけに自然災害は起こりますか?今までがそうだったように、これからも奈良県は大丈夫だといえますか?今回の東日本大震災では、さまざまな想定外あったようです。だから、いつでも最悪の事態を想定して、その対策をしておくべきではないでしょうか。この記事を読んでくださっている方には、ぜひ自分の身を守る術を今のうちに身に付けておいて欲しいと思います。1秒後にさえ何が起こるかわからないので。 他にも、この4日間でここには書ききれない程の経験をさせていただきました。それは知ることが怖くもなるほどものでした。しかし向き合わねばなりません。現地の方々がそうしていたように。この貴重な経験を、「きっかけバス47」に関わってくださった多くの方々、支援してくださった方々、東北の方々、そして未来の災害から救われるべき人々のために、生かしていきます。私に何ができるのかまだ分かりませんが、とにかくできる限り伝え続けていきます。来週、地元の小学校の5.6年生と先生方の前で話をすることになりました。ゆくゆくは小学校教諭になり、防災教育をもって一人でも多くの子どもたちに生き抜く力を身に付けさせたいです。 教育学部3回生 片岡 利允 ▼被災した宮城県南三陸町 旧防災対策庁舎 【被災地支援関連リンク】 畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページ ブログカテゴリ「被災地支援の活動」
2014.02.06
学生広報スタッフBlog vol.115~被災地支援「ひらそるニューイヤーキャンプ」で福島県へ!
学生広報スタッフ、現代教育学科2回生の尾西萌です。 今回は平成26年1月3日(金)から5日(日)の2泊3日で参加した「ひらそるニューイヤーキャンプ」の報告をします! このひらそるニュイヤーキャンプは、福島県二本松市で活動されている「ふくしまの笑顔をつなぐボランティアグループ“ひらそる”」が主催。また、この活動は赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」の助成を受けています。ひらそる様とは畿央大学の学生・教職員による被災地支援「のびのびキャンプ」で協働させていただいているご縁から、今回協力することになりました! 今回は畿央大学からの助っ人として、のびのびプロジェクトメンバーのみゆっきー、卒業生のおやじ、在学生のひちょり、わかちゃん、私の合わせて5人が参加しました! 子どもたちは2011、2012、2013と3回行った「のびのびキャンプ」に参加している子もいれば、今回のキャンプが初参加の子もいて、新たなつながりも生まれました。 1月3日(金)の初日。二本松市役所で集合したのち、バスに乗ってフォレストパークあだたらへ。最初は緊張でいっぱいだった子どもたちも、景色が山へと変わっていくうちに一面真っ白な雪で埋め尽くされたところを見て、笑顔が増えていきました! キャンプ場についてからは、のびのびキャンプ2013学生代表、ひちょりによるアイスブレイク! 簡単なゲームを通して、初対面同士の緊張をほぐします。 ▼(写真 左)日本列島(全員で力を合わせて新聞紙1枚の上に乗るゲーム) ▼(写真右上)似顔絵リレー ▼(写真右下)風船遊び 子どもたちも大人たちも緊張が和らぎ、楽しむことに夢中になっていました! その後、名札にするための缶バッチと3.11に使用する灯明作りをしました。 さっきまで体いっぱい動かして笑顔いっぱいだったのと打って変わって、みんな真剣な表情で一生懸命作っていました。子どもたちの中には、年下の子のサポートをしてくれた子もいて、また大きく成長していたことにも感動しました。 そして、ロッジに集合して夕食! まず、みんなで作った灯明にあかりを灯して、黙とう。2014年、新しい年を元気に迎えられたことに感謝しました。 メニューはしゃも鍋、トマト鍋、オードブルに焼き芋・・・と盛りだくさん。 準備も後片付けもみんなでして、おなかいっぱいわいわいと食べることができました! 1月4日(土)の2日目は場所を変えて、映画「フラガール」で有名な、いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」に行きました。雪でいっぱいの冬とプールでおもいきり遊べる夏の両方を楽しみました(笑) ハワイアンズに向かう途中には、福島大学・いわき明星大学ののびキャンメンバーのあだっち、いわっちょも合流。久しぶりの会った子どもたちは、とても嬉しそうでした。 ハワイアンズに着いてからは、水着に着替え、流れるプールやウォータースライダー、ビーチバレーなどして、思う存分遊びました。帰りのバスは、みんな疲れて夢の中でした(笑) 開散場所の二本松市役所に着くと、子どもたちのご家族がみんなの帰りを待ってくれていました。バスから降りると、一目散にお家の人のところにいって、キャンプのことを話している子もいました。これで子どもたちとはお別れで寂しかったですが、必ずまた会えると信じて、元気に帰っていく子どもたちを笑顔で見送りました! このキャンプに参加して、子どもたちといっぱい遊べたのはもちろん、成長している姿や今まで知らなかった福島を見ることができて、いい経験になりました。 3日目の福島めぐりの様子は第2弾で紹介しますので、ご期待下さい! 【関連リンク】 畿央大学のびのびプロジェクト(過去のキャンプの様子が写真で分かります) 東日本大震災支援~ひらそるウィンターキャンプ&アクアマリンの旅~を実施!
2013.12.25
在学生が企画・運営する「冬の学習キャンプ2013」を開催!
こんにちは! 冬の学習キャンプ2013統括のマイケルです。 12月の14日・15日の2日間で、畿央大学において在学生が企画・運営する「冬の学習キャンプ」を開催しました。 「学習キャンプ」は、学生スタッフが企画したさまざまな活動を通して、普段の生活では学べない知識を得たり体験をしたりすることのできるキャンプです。夏の学習キャンプ(通称”学キャン”)は学外の奈良県立野外活動センターを借りて行われますが、冬の学習キャンプ(通称”冬キャン”)は畿央大学内で行われます。そのため活動範囲などの制限を受けますが、大学という場でしか学べないこともたくさんあると思います。 今年度の人数は参加者52名とスタッフ24名の合計76名と、たくさんの方が参加してくれました。今年はなんとふたご座流星群がピンポイントで来る日になっていて、夜の星空観察に期待感がすごかったです(笑) スタッフは約3ヵ月間会議を重ね、前日リハも無事終わり本番を明日に迎え緊張気味でしたが、自分たちも活動に参加することから楽しみな気持ちがこみ上がってきます。これがスタッフをする醍醐味です(笑) 【DAY1】 いよいよ開会式です。今年のテーマが発表されました!! 冬の学習キャンプ2013のテーマは「架来」(かけら)です!! 学生一人ひとりが未来への架け橋になるように、このキャンプが未来をつくるかけらになるための一歩になるように… という思いが込められています。 先生方やスタッフからの注意事項などの説明を受けた後は、いよいよ冬の学習キャンプ恒例の「夕べの集い」でスタート!! 今年度も外部講師の吉藤先生(写真左)に来ていただき、アイスブレイキング(ゲーム等を通して緊張をほぐすこと)をみんなで楽しみました。おかげで参加者間の緊張も薄れ、これからの活動が楽しみになってきました!!!! でもお腹もすきましたね・・・ということで、晩御飯はオードブル!! 冬にとれるかけら(=季節の食材)がたくさんあっておいしかったですね! それではいただきますをしましょう!! しょう、ゆり、かんなおねがいします!! キャンプ中はオリジナルの「いただきます」「ごちそうさま」の歌を歌って、食事を盛り上げました。 お腹がいっぱいになったところで、いよいよ一発目の活動、「夜の活動」です!! 夜の活動担当のりちゃん、たなゆ、まさ、お願いします!! キャンプ中は8つのグループに分かれて活動します。夜の活動ではリズムにのせて自己紹介をした後、グループで話し合うお題をくじ引き。各グループとも、会話が盛り上がっていました! そして最後に、「もし童話や昔話に現代の技術があったら…」を仮定した劇を発表してもらうことに。1時間ほどグループで相談しながら創作してもらい、全員の前で発表してもらいました。例えば「おおきなかぶ」では全員スマホを持っていてLINEで手助けをお願いする…など、自由な発想が飛び出しました! 協働することでチームワークが生まれます。グループの仲がぎゅっと濃くなったのではないしょうか? 夜の活動の後は、荷物を持って一度就寝場所へ。「大学で泊まる」という貴重な経験ができるのは冬の学習キャンプだけ!! 男性は多目的室、女性は和室に泊まります。 用意ができた人からエントランスへ。今日はなんと「ふたご座流星群」!! 果たして見られるのでしょうか!?!? 新校舎建設工事の影響などもあって見ることのできる場所は限られましたが、雲がかかっていた空が晴れて、すばらしい大宇宙が私たちを迎えてくれました。今年も教育学部奥田先生の解説で、たくさん星についての知識を得られました。 また、天体望遠鏡で土星や月を見ることができました。 突然ですが、ここで…学キャンクイズ!!いえーーーい!! 「今日の就寝時間は何時ですか?」「23時!!」「正解!!」 といった風にクイズ形式で注意事項をおさらいした後、参加者は就寝。 今年は寝袋です。いい経験になったでしょうか?学生スタッフはこれから会議です。明日もあります!! 全力でみんなと一緒に楽しむぞーーーーー!!! (さらに…)
2013.11.22
学生広報スタッフBlog vol.108~被災地支援のびのびキャンプ、住友商事の中間発表会!
こんにちは!学生広報スタッフ、現代教育学科2回生の尾西萌です。 たいへん遅くなってしまったのですが、今年度「畿央大学のびのびプロジェクト」の活動に対して助成をしてくださっている住友友商事様の「東日本ユースチャレンジ・プログラム2013 中間報告会」に行ってきました。 場所は仙台、プロジェクトメンバーの同じく現代教育学科2回生の若林さんとともに、9月28日(土)、29日(日)の2日間にわたり参加しました。 新幹線で行ったため、約4時間半もの移動に2人とも疲れてしまいましたが・・・(笑)1日目は特に何もすることがなかったので、仙台駅周辺を散策していました。その時は、ちょうど楽天イーグルスがパ・リーグ優勝をして間もないときだったので、とてもにぎわっていました! 仙台市内の様子は、想像していた以上にすごく都会で震災が起きたことも感じられないくらいでした。その日の夜は、次の日の発表に向けて、事前につくっておいた原稿をもとに、最終修正、打ち合わせをしました。 2日目の発表当日、初めてきた土地で、大きな企業でのプレゼンということもあり、とても緊張しました。私たちのイメージでは、大きな法人化しているような団体ばかりだと思っていたのですが、私たちと同じ大学生が主体となって活動している団体さんばかりだったので、少し安心。 各団体のプレゼンが始まり、私たちとはまた違った被災地での活動を聞く中で、今後プロジェクトを引っ張っていく2回生の私たちにとっては、とても刺激となりました。プレゼン終了後も助成の選考委員の方や同じ「子ども支援」を行っている方とお話することができ、今後活動していくヒントや、新たなつながりを持つことができました。最初は不安でいっぱいでしたが、出席して本当によかったです。 報告会が終わってから帰りの新幹線まで少し時間があったので、仙台から少し先の日本三大名所といわれる「松島」にいきました。 そこはすごくのどかで海のきれいで落ち着く場所でした。2人ともが本当にここに津波がきたことを想像できないほどです。少し歩いていくと観光案内所があったので立ち寄ってみると、そこには、津波がきた到達点の印や震災直後の様子など写真で掲示してありました。それを見て、津波がきたことを再認識させられました。松島は観光名所のため、復興がいち早く進んでいるようですが、実際に松島か石巻の間はまだ電車が通っていない状況です。被災地全体の復興が少しでも進むよう、被災地のニーズに合わせて私たちはまだまだ活動していかないといけないなと実感しました。 今後も私たちは、被災地ボランティアに関わっていきます。今回の報告会でできた新たなつながり、実際に被災地に訪れて感じたことを大事にして活動していきたいと思います! 畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページ 被災地支援「のびのびキャンプ2013」を福島県で開催!
2013.10.31
学生広報スタッフBlog vol.101 ~のびのびキャンプ2013報告会@畿央祭!
こんにちは!! 学生広報スタッフ 現代教育学科1回生の本田亮介です。 前に一度きーさんの記事で少し書かせていただきましたが、単独での投稿は初めてです。 今回は、10月19日(土)に開催された「のびのびキャンプ2013」の報告会を紹介させていただきます。 ※畿央大学の学生・今日職員有志による被災地支援のための「畿央大学のびのびプロジェクト」では、 被災地の子ども達を招いて夏にこころとからだをリラックスするためのキャンプを開催しており、 今回は3回目の開催です(詳細はリンク先をご覧下さい!) 畿央祭当日の開催ということで、たくさんの方が足を運んでいただきました。わざわざ足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました! 会場であるC105ゼミ室では、現地の子ども達との交流を撮った写真や子ども達と作った新聞、のびのびキャンプに関する資料を、前日からのびキャンメンバー有志が準備して展示しました。 そして、13時からはいよいよ報告会がスタート。 キャンプを企画・運営した統括からの挨拶にはじまり、のびのびキャンプの説明、2013年度の活動内容、各グループリーダーからの発表など、約30分の報告会でした。 ▼発表の様子 また、福島県現地でキャンプ開催に向けて大変お世話になっている、ふくしまの笑顔をつなぐボランティアグループ「ひらそる」からきょうこさんが、わざわざ発表会のためだけに来てくださいました! ▼きょうこさんには最後に、福島のことやのびのびキャンプへの思いを熱く語っていただきました。 被災地の福島に行って感じたことや子ども達の様子をたくさんの人に報告できて、本当によかったと思います。 震災に負けず、強い子ども達とたくさん出会うことができました。 僕は今回のボランティアで本当にいい経験をしたと改めて実感しています。これからものびのびプロジェクトは、どんな形でも奈良県と福島県を結ぶ架け橋になれるように活動を続けていきます。 またその際は、みなさまのご協力お願いします。 ▼のびのびキャンプマーク(2013ver) ▼最後にみんなで記念写真☆
2013.10.30
地域連携イベント「第18回クリーン&歴史ウォーク」に参加しました。
ボランティアセンターです。 台風27号が接近していたため、開催が直前まで危ぶまれましたが催行が決定され、10月26日(土)、近隣市町の方々を始め、県外の大阪府市、県内奈良市の方々、今回はボーイスカウトのメンバーにもご参加いただいて「第18回クリーン&歴史ウォーク」が行われました。 畿央大学の学生6名がボランティアスタッフとして参加しました。今回は12月7日(土)に広陵町かぐや姫ホールで開催予定の「2013年全国コットンサミットin広陵町」にちなんでコットン畑を見学し、コットンサミット事務局員の方にコットンゆかりのお話を聞くという特別企画が盛り込まれていました。 開会オリエンテーションでは、実行委員長の深田先生(畿央大学教育学部現代教育学科)の挨拶および松本先生(畿央大学健康科学部理学療法学科)のウォーキング指導・準備体操が行われました。 そのあと、肌寒いけれど爽やかな心地よい風が吹く中、ゴミ袋と火バサミを手に清掃活動が始まりました。 第18回クリーン&歴史ウォークコース (約5.5km) START&GOAL ふるさと広場( 南館1 階)→真美ヶ丘幹線→牧野古墳→広谷秋廻り線→三吉石塚古墳→コットン畑→かつらぎの道ふるさと広場( 南館1 階) 今回は、国指定史跡「牧野(ばくや)古墳」の石室に入り、「広陵古文化会」会長の平井様から解説をしていただきました。 両袖式の横穴式石室で全長は17.1mで、埋葬者は敏達(びんたつ)天皇の皇子で舒明(じょめい)天皇の父である押坂彦人大兄(おしさかのひこひとのおおえの)皇子と言われています。また、広陵町歴史ボランティアの方々が詳細に説明して下さり、とても勉強になりました。 ※通常、牧野古墳石室見学を希望する場合は、事前に広陵町文化財保存課まで申込みが必要です。 牧野古墳を後に再び、広谷秋廻りでクリーン活動をしながら次に向かった所は、三吉石塚(みつよしいしづか)古墳です。 到着後、疲れをほぐすために松本先生から健康体操の指導がありました。 体の疲れをほぐした後は、頭の体操、クイズ大会です。学生スタッフ(2回生の狩俣さん、廣畑さん)が司会を担当。○×クイズが行われました。今年はコットンサミットin広陵町に、ちなんでの問題 「広陵町では、綿を原材料とするある物の生産量が全国一であります。その、あるものとは「手袋」である。」(正解:×「靴下」が正解。)と古墳の歴史についての問題「三吉石塚古墳は隣接する新木山(にきやま)古墳の陪塚(ばいづか)と言われていますが、この陪塚とは主人が可愛がっていたペットを埋葬したものである。」(正解:×「家来を埋葬」が正解。)他3問が出題されました。ボーイスカウトのメンバーをはじめ参加者は全問正解をめざして、隣の人にまどわされることなく(?!)答えていたようです。 いよいよ終盤は今回のコースに特別に組み入れられた見学場所、コットン畑に向かいました。前日の雨のせいで地盤がぬかるんでいたため、残念ながら畑には入れませんでしたが、可愛いいコットンキャンディを思わせる苗木を見ることが出来ました。しかも、参加者全員へ綿の木と種がプレゼントされました。ラッキー! 4回~5回連続で参加されている方々がいらっしゃいます。地域を愛する方々がこの企画にご賛同下さって、回を重ねていることは本当にすばらしいですね。畿央学生スタッフの皆さん、お疲れ様でした。 次回のクリーン&歴史ウォークは2014年春に開催されます。 学生の皆さん、来年もスタッフとして参加よろしくお願いします。 <参考URL> コットンサミットin 広陵町 奈良県・広陵町商工会 http://www.koryonet.or.jp/ 三吉石塚古墳 奈良県公式ホームページ http://www.pref.nara.jp/18242.htm 主催:クリーン&歴史ウォーク実行委員会 後援:広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、(独)都市再生機構西日本支社、畿央大学 協力:広陵古文化会、ふたかみ史遊会、畿央大学学生 協賛:(株)関西都市居住サービス エコール・マミ営業所
2013.10.18
KiPT(Kio Performance Team)の近況報告 ~クリーン&歴史ウォーク
こんにちは。お久しぶりの更新となりました、KiPT(Kio Performance Team)です! 後期も始まり、涼しい季節となりましたが、皆さん体調はいかがですか? 過ごしやすいこの季節にぴったりのイベントを控えており、私たちは今それに向けて日々活動中です。 その名も「クリーン&歴史ウォーク」! 名前の通り、ゴミを拾いながら広陵町を巡り、その行く先々で歴史を学ぶというイベントです! 老若男女、地域の様々な方々が参加しています。KiPTは前回初参加させて頂きました(*^_^*) その時は、ゴミを拾いながら、皆さんと楽しくお話をすることができました! 仲良くなって、どちらがゴミを多く拾えるかの競争になることも……! スタート前と途中で、畿央大学理学療法学科の松本先生が健康体操を教えてくださったり、 その日に学んだ知識を生かすクイズ大会などもあります♪ KiPTはそこでは、司会を任せていただいているので、そちらも練習中です。 そんな楽しいクリーン&歴史ウォーク。 10月26日(土)に次回開催されます! 是非みなさんご参加下さい! https://www.kio.ac.jp/upcomingevents/20131026/ もちろん畿央の学生ボランティアも募集しています! この記事が、皆さんのボランティア参加のきっかけになればと思います♪ そんなKiPTの一員として、イベント参加をしたい方も随時募集しています! 気軽に連絡してくださいね♪ kipt@kio.ac.jp
2013.10.16
夏の学習キャンプ2013『咲顔』!!
こんにちは!学習キャンプスタッフの上田紗希こと、ぴょんすと! 影山萌々子こと、もこです! 9月1日、2日の2日間、奈良野外活動センター(奈良市都祁)において学習キャンプを開催しました。 学習キャンプ(通称“学キャン”)は、学生スタッフが主体となり考えた企画やさまざまな活動を通して、普段の生活では学べない知識を得たり体験をしたりすることのできるキャンプです。今年の人数は参加者66名とスタッフ24名の合計90名と、たくさんの方が参加してくれました。台風による警報の影響も心配され、開催できるのかどうかわからない状況だった今年の学キャン。ですが、当日は少し雨が降ったりするものの、ときどき晴れ間が見えたりするまでに天気は回復!!無事に開催することができました。 スタッフ前日リハーサルのため吐山に登っていたこともあり、スタッフのやる気は120%越え!!!!!!!桜井まで参加者を迎えに行くスタッフ数名で、参加者を誘導しました!バスでの説明も、ちゃんと聞いていただけて、初めから参加者のやさしさに触れることができました。 いざ、吐山!!しかしあいにくの雨!!!!だけど、そんなの関係ないさー!!!ということで、坂を登りつめ、スタッフの出迎えの中やっとセンターに到着! 雨ということもあり、プレイホールで入所式を済ませ、昼食による交流会!食べ終わってからは、外部講師の吉藤先生によるアイスブレイキングのレクリエーションや自然講座がありました。 最初こそ緊張している様子だった参加者の皆さんも、楽しみながらキャンプをする際に役立つ知識やレクリエーションを学び、その中で緊張もほぐれていきました。 その後は、一日目の活動、略して《一活》です!この一活は先ほどの自然講座をもとに行われる追跡オリエンテーリングなので、参加者のみんなは自分のメモを見つつ、チームで活動を楽しんでいました!チームで力を合わせて行うことが多かったので、ここで参加者同士の距離がグッと縮まったのは言うまでもありません。 そして追跡オリエンテーリングを終えてからは、おまちかねの夕食!みんな動き回ったので、お腹を空かせいたこともあり、ごはんを食べる顔がとっても良い咲顔に満ちていました。 夕食終了後、少し休憩してから、外はあいにくの雨であったため、プレイホールで、キャンドルファイヤーを行いました。ここではスタッフも、ファイヤーレクをさせていただき、参加者共々心からファイヤーレクを楽しみました! ファイヤーレクが全て終わったあとは、スタッフによるトーチを行いました。この学習キャンプへの思いをスタッフ5名が話してくれました。そして、トーチ終了後そのスタッフ5名が、みんなのロウソクに火を燈し、願いを心の中で唱えた者から順番にロウソクの火を消していきました。みんなが願いを唱え終えてから、プレイホールの外に出て火文字を見ました。そこで統括のきっつから学習キャンプの思いを話してもらい、一日目の活動を静かに終えました。 キャンプ2日目の朝は、朝の活動から始まりました。朝の活動の担当は、ちい・ゆり・りゅう!朝の活動のねらいは「気持ちのよい朝に」でした。 「にらめっこ列車」からはじまり「微笑み返し」といった、言葉を用いず表情やジェスチャーで気持ちを伝える“ノンバーバルコミュニケーション”というものを意識したレクリエーションで体育館はあたたかな雰囲気に包まれ、素敵な咲顔を見ることができました。 そして最後はなんと懐かしの「おはロック」!!!歌詞と振り付けは、朝の活動のメンバーで考えました。プレイホール中に「おっはー」の声が響きわたりました。朝の活動を通して、気持ちのいい朝になったと思います。 朝食を食べたあとは、昼の活動がありました。昼の活動の担当は、けいた・げん・めぐ!昼の活動のねらいは「繋がりから咲く笑顔」でした。この活動では参加者をグループ分けし、5分以内のコントを作成してもらいました。さすが関西人!!!ということで、どのグループのコントも面白く、笑い声が絶えませんでした。ほとんど知らない人とコントを作るということでしたが、新たな繋がりも生まれ、コントを通じて咲顔を咲かせることができました。 次の活動は野外炊飯でした。担当は炊事・健康のきっしー・りちゃん・みき!炊事・健康のねらいは「はにかむ食堂」でした。 メニューは野外炊飯には珍しい「ハヤシライス」!そして、デザートには「フルーツポンチ」でした!各班が協力して、美味しい料理を作ることができました。みんなも「美味しい!!」と言いながら、咲顔を浮かべていました。 そして最後の活動のフィードバック。担当は、しょう・たなゆ・わかな!振り返りを通して、このキャンプで学んだことなどを話し合いました。また、制作活動で大きな花を咲かせることができました。最後にムービーを見たり、テーマソングの「咲顔」を歌ったりしました。感動して涙する参加者・スタッフもいました。 参加者の皆さんのおかげで本当に最高のキャンプにすることができました。一泊二日という短い時間でしたが、その中で自然に関する知識やレクリエーション、また人との関わり方や今年の学キャンのテーマにもなっている「笑顔」というものの大切さなど、学ぶことがたくさんあったキャンプだと感じてくれているといいなと思っています。 キャンプはスタッフだけでつくりあげるものではなく参加者も加わってはじめて完成するもの。あれほどたくさんの方と活動を共にできたことを、スタッフ一同とてもうれしく思っています。本当にありがとうございました!! 学キャン2013のレポートでした。これからも学習キャンプをどうぞよろしくお願いいたします!! 《学習キャンプの目的》 有志の学生がスタッフとして計画したものであり、野外学習センターという日常生活から離れた環境の中で自然と係る活動を通じて参加者やスタッフの学生が自然に関する知識や集団宿泊活動の楽しさや進め方について学ぶ。また日常生活のありがたさについて考える機会をする。 《今年度のテーマ 咲顔(えがお)》 ひとり一人に笑顔が咲いてほしい、みんなが心から笑って笑顔の花を咲き誇ってほしい。 ぴょんす 上田 紗希 現代教育学科2回生(1221015) もこ 影山 萌々子 現代教育学科1回生 (1321048) きっつ 橘内 爽太 現代教育学科2回生(1221043)
2013.10.04
被災地支援「のびのびキャンプ2013 」~参加学生レポート④
今年の夏に開催された、被災地支援「のびのびキャンプ2013」。畿央大学の学生・教職員有志が、福島県の子どもたちと一緒に最高の夏の思い出を作りました!キャンプ中は5グループに分かれて寝食をともにしましたが、そのグループリーダーを務めた5人の畿央生が、現地の様子をフォトレポートします! 【8月15日(木):キャンプ最終日、同窓会、そして別れ】 のびのびキャンプ 最終日(8月15日)は教育学部1回生のほんちゃんが担当します。 午前中は、各グループの最後の活動となる「新聞作り」をしました。 ▲充実した2日間を思い出しながら、子ども達の思いを1枚の大きな紙に書いて、オリジナルの新聞を制作します。 ▲完成!!(どのグループも良い新聞ができました☆) そして、2011~2013年の子ども達や大学生、卒業生が集まる大同窓会、「のびのびフェスティバル」開催!!! ▲プロジェクトから子どもたちに、「のびのびキャンプ2013オリジナルTシャツ」をプレゼント(黄色)。 全員で同じTシャツを着て、のびキャンOB・OGをお出迎え! ▲久しぶりの再会に抱き合い、喜び合うのびキャン新旧メンバーたち。 ▲次に、集まった全員で新しいグループを作ってアイスブレイク。いろんな垣根を越えて、距離が縮まります。 みんなが仲良くなったところで、午後からはキャンプ場にてBBQ!!! 子ども達の保護者の方たちと運営の人たち、また子ども達も加わりみんなでご飯を作りました。 (保護者の皆様、本当にありがとうございました!) 各グループごとにご飯をおいしくいただきました!! ご飯の後は「ふくしまの笑顔をつなぐボランティアグループひらそる」の代表、ぼんちゃんの結婚をみんなでサプライズ祝福!! そして、記念に全員で集合写真☆☆ ぼんちゃん、お幸せにー♪ (さらに…)
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