2017年2月の記事
2017.02.14
人間環境デザイン学科学生による写真展「LONDON」、2/23(木)~25(土)まで開催!
Photo by kokiDAIDO,YukiDAIDO 初めて行ったイギリスで、人との出会いがあり その縁でもう一度イギリスに行くことになった。 今回イギリスに行くため朝から晩まで 工場、引越し、ピザ屋、清掃などのバイトをする日々。 やっとのおもいで、貯めたお金とカメラを握り締め向かった イギリス「ロンドン」。 疲労が原因で体調を崩し病院に行ったり、飛行機をキャンセルしたりと ハプニングの連続でお金も底をついてしまった。 それでも写真は撮り続けた。 イギリスで過ごした日々一瞬一瞬を忘れないために。 そんな思いを詰め込んだ写真展「LONDON」 ぜひお越しください。 人間環境デザイン学科4回生 大道 康輝 ■会場 Creative Center Osaka(CCO) 〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋4-1-55 名村造船所跡地 アクセス 地下鉄四ツ橋線「北加賀屋駅」下車 四番出口より徒歩10分 ■日時 2017年 2月23日(木)17:00-22:00 2月24日(金)17:00-22:00 2月25日(土)17:00-20:00 ■入場料 無料
2017.02.13
日本工業出版「福祉介護プラス」に、人間環境デザイン学科非常勤講師が連載中!
「福祉介護テクノプラス」は、福祉・介護の在り方を真剣に考え、福祉用具・機器の機能性の向上や使い易さなどの工夫とその技術開発を願う福祉用具・機器の情報・開発の専門誌として日本工業出版から発刊されています。 この福祉介護系の専門誌に、人間環境デザイン学科の非常勤講師 中山順先生が、2016年10月から10回シリーズで「高齢者にやさしいモノづくり」を連載されています。中山先生は、2016年3月まで人間環境デザイン学科で教授としてユニバーサルデザイン、プロダクトデザインなどを担当されていました。 ▲在職中、ゼミ生と一緒にプロダクトデザインを提案している様子 本シリーズでは、年齢にかかわらず快適に暮らせるエイジレス社会に向けて、高齢者の方の身体面や心理面の特性に基づく高齢者に配慮したモノづくりの方法について、具体的な事例や図表を用いて分かり易く書かれています。 連載はあと5回(2017年7月まで)で、開発した実践事例や、認知症高齢者に配慮した環境づくりについても解説します。 なお、この雑誌には、リハビリから福祉システムに至るまで幅広い分野の福祉用具が紹介されていますので、福祉に興味のある方はぜひご覧ください。
2017.02.13
大学院生の研究成果がInternational Journal of Developmental Disabilitiesに掲載!~健康科学研究科
発達障害児の運動機能に身体知覚の歪みが関係していることを明らかに 脳性麻痺に限らず発達障害児は、全身や手先の不器用さを伴うことが報告されています。この原因として、身体イメージや身体図式とよばれる自己身体の知覚、認識の問題が指摘されていますが、この関係を客観的に調査した研究はこれまでありませんでした。畿央大学大学院健康科学研究科修士課程修了生(日本バプテスト病院)の浅野大喜らは、運動障害をもつ発達障害児の運動機能と、身体イメージの指標とされている他者に触れられた場所を同定するtactile localization能力が関係していることを明らかにしました。この研究成果は、International Journal of Developmental Disabilities誌(Associations between tactile localization and motor function in children with motor deficits)に掲載されています。 【研究概要】 出生後早期の脳損傷により運動障害を呈する脳性麻痺児は、運動障害だけでなく身体運動の知覚にも問題があることが示されています。また、自閉症スペクトラム障害などの発達障害児にも運動の不器用さ、身体知覚の問題が指摘されています。これらの運動の困難さの原因として、自己の身体イメージや身体図式といった自己身体の知覚、認識の発達不全が関与していると考えられていますが、下肢については客観的に調査された研究はありませんでした。そこで、研究グループは、運動障害をもつ脳性麻痺や発達障害児を対象に、触れられた手指、足趾、下肢の場所を同定する触覚位置同定(tactile localization)能力と運動機能との関係について調査し、手指の認識と手の巧緻動作、さらに下肢全体のtactile localization能力と下肢の運動機能との間に相関関係があることを見出しました。 研究の詳細は畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターホームページでご覧になれます。
2017.02.08
BSジャパン「空から日本を見てみよう+」に本学および人間環境デザイン学科村田ゼミ生が登場!
BSジャパン「空から日本を見てみよう+」はくものおじいさん「くもじい」と、くもの少女(くもみ)が日本中をのんびりと飛び回り、雲に乗った気分で空から日本を眺める新感覚バラエティーです。 2月7日(火)放送回は「奈良県奈良~斑鳩」がテーマで、本学および人間環境デザイン学科村田ゼミ生が登場しました(37分16秒頃から)。放送日より1週間ネット配信(番組HP、ニコニコ動画、GAO!等)されていますので、まだご覧になっていない方は是非チェックを! ▼番組HP(スマホ視聴時は無料アプリが必要です) http://www.bs-j.co.jp/sorakara/ 放送内容は、旭ソックスで3月に新製品として発売される靴下を学生が試着して、コメントしたものです。 撮影で、初めて穴あき靴下を見た時は驚きました。 正直に言うと、靴下を履く前は、あまりいいイメージはなかったですが、履いみると思ったより履きやすく、とても可愛かったです。 テレビで紹介された以外にも、実際は色々なデザインのバリエーションがありました! この春、この靴下が流行るかもしれませんね。 人間環境デザイン学科4回生 平井美香
2017.02.08
広陵町にまちづくり提案!~人間環境デザイン学科「ランドスケープ演習」
平成29年1月30日(月)、人間環境デザイン学科3年次配当「ランドスケープ演習」の講評会を行いました。 昨年は広陵町・香芝市役所の皆さんをお呼びして、大学隣の商業施設であるエコール・マミとそこに接道するかつらぎの道への提案発表を行いましたが、今回は課題作成から広陵町役場の方に関わっていただき、奈良県立馬見丘陵公園と町立竹取公園が接している交差点角地に、住民の生活がより豊かになり定住促進につながるような、訪問者にもこの場所が魅力的になるような拠点施設を設定しました。 まずは敷地分析の発表からです。敷地周辺の動線や施設などの調査結果、また潜在的な需要を提案しました。 学生の提案では、「寺コン」なるお寺巡りをからめての婚活イベントや、和菓子・駄菓子のカフェ、アーティストのアトリエ兼展示スペース、農業、教育施設などなど、様々な提案がされました。 広陵町役場の方も「斬新な提案をいただいた」とコメントをしていただきました。 今年度は6名という少数精鋭な履修生でしたが、その分じっくりと指導していただいたと思います。この6名は来年度の卒業研究にこの経験を活かしてくれるでしょう。また、ランドスケープ演習は授業としても来年度さらなる発展を期待したいと思います!! 人間環境デザイン学科 助教 長井典子
2017.02.08
平成28年度 冬季エコパトロールを行いました~エコキャンパス推進委員会
日頃はエコキャンパス推進活動にご協力いただきありがとうございます。 畿央大学では、エコキャンパス推進方針を掲げ、冬季にはウォームビズを推奨し、エアコン20℃設定をお願いしています。今回の巡回の結果では、設定温度は20℃~30℃と教室によってばらつきがありました。各教室の温湿度計を確認しながら、適切な温度設定にご協力をお願いしています。 エコキャンパス推進委員会委員の教職員と学生有志が、恒例のエコパトロールを、1月16日(月)、17日(火)、18日(水)、20日(金)、26日(木)に実施し、各教室のエアコン設定温度と温湿度計の温度をチェックしました。 エントランスホールに隣接した教育学習基盤センターの掲示板には、電気使用量がリアルタイムにわかるグラフが表示されています。ウォームビズ期間中(12月から3月)は、表示される時間をやや長く設定していますので、是非ご覧下さい。 ▼エコパトロール時の様子(電気使用量表示の掲示板前にて)現代教育学科八木先生&深田先生、教育学習基盤センター関さん、人間環境デザイン学科4回生吉川君&東本さん ▼(左)エコパトロール時の様子 現代教育学科永渕先生、総務部金澤さん、学生支援センター小松さん (右)エアコン設定温度と教室の温度を確認中 健康支援センターの山根先生に、巡回の結果をみてもらい、健康面からのコメントをいただきましたので紹介します。 体の調子が悪くなって健康支援センターに休みにくる学生さんのなかに、「教室が暑すぎる」という人も多いそうです。寒い日が続いているので、ついつい冷えた体を早く温めたいと設定温度を高めにしてしまいがちですが、しばらくすると室温が上がりすぎてしまい、のぼせてしまうことがあります。そこでおすすめしたいのが、首を温めることだそうです。「手首、足首、首回り」を着衣の工夫で暖かく保つと、20℃程度の適切な設定温度でも暖かく感じられ、室外との極端な温度差による体の負担を低減させる効果も大きいそうです。まさに、ウォームビズですね。皆さんも是非試してみてください。 ▼インタビュー時の山根先生。エアコンの設定温度は20℃、首元の詰まったフリース素材を着用されていて、体感的にちょうどよいとおっしゃっていました。 人間環境デザイン学科の学生有志が作成してくれたエコキャンポスターは、エコキャンパス推進委員会の委員が投票して選定しました。力作揃いで悩みましたが、わかりやすいデザインという視点で決めさせていただきました。学生の皆さん、ありがとうございました。 ▼エコキャンポスター選定の様子 健康栄養学科中橋先生、金澤さん、関さん ▼エコキャンポスター Designed by A.H.さん S.K.さん、C.N.さん(人間環境デザイン学科) 最後に、レポート作成時のミスプリントや不要な資料等をゴミ箱に捨てていませんか?それらは、是非、学内に設置してある回収ボックスに入れてください。捨てればゴミですがリサイクルに回せば、貴重な資源です。(ただし、個人情報が記載されている資料等は、シュレッダーで処理してくださいね。) エコへの意識をはぐくみ、エコキャンパスの推進に向けて今後ともご協力をお願い致します。 ▼リサイクルペーパー回収BOX 畿央大学エコキャンパス推進委員会 【関連記事】 夏季エコパトロールを実施しました。
2017.02.07
平成28年度神経リハビリテーション研究大会が開催されました!
1月28日(土)~29日(日)、信貴山観光ホテルにて、神経リハビリテーション研究大会が開催されました。この研究大会は、毎年恒例の合宿形式となっており、今年で11年目を迎えました。 本年度は、ニューロリハビリテーション研究センターの教員と大学院博士後期課程・修士課程のメンバー総勢31名が参加しました。また初めての試みとして、大学院修了生の中野英樹さん(1期生)と河村章史さん(2期生)をお招きし、それぞれ現在進めている研究について紹介して頂きました。 初日は信貴山観光ホテルにて、森岡教授の開会の挨拶から始まり、修士課程2年の最終審査に向けた予演会と上記修了生の研究紹介が行われ、様々な視点から質問応答や意見交換が繰り広げられていました。 どの発表にも明確な研究目的や臨床意義がある中、特に修了生の研究紹介では、研究の質や精度を上げるために、厳密な研究方法を検討されており、研究手続きの一つ一つに根拠を持って取り組んでおられました。また自身の研究を紹介することに対して、楽しみながら話されている点も印象的な光景でした。 夕方には3グループに分かれて、修士課程1年の研究計画に対するディスカッションが行われました。各グループのメンバー全員から、意見やアドバイスを頂くことで研究計画が洗練されていくのを感じる中、議論が白熱し過ぎて時間が超過する場面もありました。 1日目終了後の懇親会でも、白熱したディスカッションは続き、日が変わるまで議論が続きました。 2日目の合宿終了後、畿央大学に戻ってからも、ディスカッションが引き続き行われ、最後に森岡教授による閉会の挨拶で無事に全日程を終えました。 森岡教授からは、これまでの大学院修了生が残してきた研究成果を振り返り、社会の役に立つ研究成果を世の中に出していくためにも、研究を絶えず継続していくことが必要であるとのお言葉を頂きました。 社会人として臨床で働く我々の対象者を通じ、最終的には社会に貢献できるような研究成果が出せるように、今後も研究室一同精進していきたいと考えております。 最後になりましたが、このような機会を与えてくださった森岡教授をはじめとする研究センターの皆様、神経リハビリテーション研究大会の開催にご尽力頂きました関係者の方々に深く感謝を申し上げます。 畿央大学大学院 健康科学研究科 修士課程1年 平田康介 【関連サイト】 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 【関連記事】 ●「平成27年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成26年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成25年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成24年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成23年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成21年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成20年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」
2017.02.07
大学院生の研究成果がJournal of Rehabilitation Medicine誌に掲載!~健康科学研究科
運動が脊髄損傷後の神経障害性疼痛を軽減させることを明らかに -安静時脳波解析による検証- 脊髄を損傷すると神経障害性疼痛が生じることがあります。脊髄損傷後の神経障害性疼痛は高い確率で出現し、心理的な苦痛や生活の質の低下を引き起こします。畿央大学大学院健康科学研究科博士後期課程の佐藤剛介らは、有酸素運動(車椅子駆動)により脊髄損傷後の神経障害性疼痛の緩和や負の気分状態が改善し、運動野周囲のα帯域の活性を変化させることを明らかにしました。この研究成果は、Journal of Rehabilitation Medicine誌(Effects of wheelchair propulsion on neuropathic pain and resting electroencephalography after spinal cord injury)に掲載されています。 【研究概要】 脊髄損傷後には運動麻痺・知覚麻痺・自律神経障害が生じ、神経障害性疼痛を始めとした様々な二次的障害を引き起こします。脊髄損傷後の神経障害性疼痛は様々な健康指標を低下させ、治療が難しいことが知られています。この脊髄損傷後の神経障害疼痛は、脊髄が損傷することにより脳と手足の神経を中継する視床と呼ばれる部位の機能異常を引き起こすことが原因の一つと考えられています。この視床の機能異常は脳波を測定した際にα波の変化で表され、具体的にはα波のピークを示す周波数であるPeak alpha frequency(PAF)が低下します。こうした脊髄損傷後の神経障害性疼痛に対して、有酸素運動を行うことで痛みを緩和させることが報告されており、有酸素運動による鎮痛効果は新たな視点として注目されています。さらに、健常者の実験では有酸素運動により負の気分状態が改善することやPAFが増加することが明らかにされています。しかし,これまで脊髄損傷の患者において運動による鎮痛効果と安静時脳波活動(PAFの変化)との関係は明らかにされていませんでした。 今回、研究グループでは脊髄損傷の患者さんが日常生活で使用する車椅子を駆動する運動を行うことでPAFを増加させ、神経障害性疼痛と負の気分状態への効果を検証しました。主観的運動強度で「ややきつい」~「きつい」程度の15分間の車椅子駆動の結果、足や背中の神経障害性疼痛の主観的疼痛強度の減少と負の気分状態が改善し、中心領域(運動野に相当する領域周囲)におけるPAFの増加が認められました。 この研究成果は、有酸素運動が脊髄損傷後の神経障害性疼痛や負の気分状態に対して有効であるとともに、脳波測定のような神経生理学的指標を用いて運動により視床の機能異常が一時的に軽減することを明らかにしたことになります。 研究内容の詳細については畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターホームページでご覧になれます。
2017.02.07
大学院生の研究成果がClinical Rehablitation誌に掲載!~健康科学研究科
畿央大学大学院健康科学研究科博士後期過程の今井亮太らは、橈骨遠位端骨折術後患者に腱振動刺激による運動錯覚を惹起する(引き起こす)ことで痛みの軽減のみならず、手関節の運動機能の改善が認められたことを示しました。また、この効果は術後2ヵ月経っても持続していました。その研究成果はClinical Rehabilitation誌(Effect of illusory kinesthesia on hand function in patients with distal radius fractures: a quasi-randomized controlled study)に1月12日に掲載されました. 【研究概要】 2015年に今井らは、橈骨遠位端骨折術後患者に腱振動刺激による運動錯覚を惹起させることで、痛みの感覚的側面だけではなく情動的側面(不安や恐怖)の改善が認められたことを報告しました。またこの時、2ヵ月後まで効果が持続したことも示さました。しかしながら、理学療法において痛みを改善軽減させることは重要ですが、1番の目的は手関節の運動機能(ADL)の獲得であるにも関わらず、調査ができていませんでした。そこで本研究では、2ヵ月後まで手関節の運動機能を評価して検討しました。その結果、運動錯覚を惹起しなかった群と比較して、運動錯覚を惹起した群では有意に手関節の運動機能の改善が認められました。 詳細はニューロリハビリテーション研究センターホームページでご覧になれます。
2017.02.06
甲子園メディカルトレーナーに学ぶテーピング技術!~理学療法学科3年次配当「義肢装具学実習」
2017年1月20日(金)の「義肢装具学実習」で、理学療法学科の3回生が足の捻挫などに対するテーピングを学びました。 講座を担当する福本准教授は甲子園メディカルトレーナーを務めるなど、スポーツ現場でも活躍しています。 基本的なテーピング方法5種(アンダーラップ、スターアップ、ヒールロック、フィギュアエイト、アウター)をペアで体験。授業の最後にはスポーツ現場で求められる「180秒以内での処置」をめざしました。 実際のスポーツ現場でも3分程度で処置し、競技に復帰させる必要があります。中には3分以内に処置を完成する猛者もいました。学生たちは、スポーツの現場においては「スピード」と「正確性」の両方が求められることを肌で実感したようです。
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