2021.07.20 

キャンパス内のあちこちでデッサン!~人間環境デザイン学科「デッサンⅠ」

人間環境デザイン学科1回生対象の「デッサンⅠ」の授業では、非常勤講師の山本先生のご指導のもと、デッサンの基礎を学んでいます。人間環境デザイン学科に入学し、初めて描く事を経験する学生も多いと思います。しかし、デッサンで使用する道具の理解、描く姿勢、ものの観察の仕方等、基礎から学ぶことができるのが授業の特徴です。
 
授業の到達目標は、
■目の前のものを観察・表現する力
■明暗・質感・空間を正しく認識して物体の形を正確にとらえる力
■鉛筆を使って物体の形・明暗・質感・空間を平面に正確に描写できる力
を養うことです。
 
人間環境デザイン学科には建築・インテリア・アパレルコースの3つのコースがありますが、コースに関わらず、ものを正確に捉え、正確に描写する力が必要です。
一生懸命に課題をこなす学生の姿がとても頼もしく、授業回を重ねるごとにどんどん上手になっていく吸収力に驚かされています。
 
三密を避けるため、学内のさまざまな場所に分散してデッサンを行っています。下の画像は体育館前ですが、エントランスホールなど学内の様々なところでやっています。
 
人間環境デザイン学科「デッサンⅠ」1-1
▲暑い中ではありますが、外でデッサンすることもありました
 
人間環境デザイン学科「デッサンⅠ」2-1
▲講義室の椅子をモチーフにした作品
 
第13回目の授業では、体育館に集まり、三角コーンのデッサンを行いました。通常教室ではスペースが取れず密になってしまうため、広い場所を確保し、全員で同時にデッサンを行います。
 
人間環境デザイン学科「デッサンⅠ」3-1
▲三密を避けるため、間隔をあけて実施しています
 
人間環境デザイン学科「デッサンⅠ」4-1
▲換気の為窓を開放し、空気を循環させています
 
人間環境デザイン学科「デッサンⅠ」5-1
▲三角コーンをモチーフにした作品
 
学生同士の間隔をしっかりと保ち、約3時間、集中して行うことが出来ました。デッサンが得意な人、そうでない人もいるかもしれません。しかし、1つの課題を最後までやり切ることで、必ず上達し、自分の力になっています。自分だけでなく、お互いの作品に触れることも学習の一つです。
 
人間環境デザイン学科「デッサンⅠ」6-1
▲お互いの作品をチェックしあう様子 
 
後期には、「デッサンⅡ」を履修することが出来ます。同じく山本先生にご指導していただき、さらに深い自己表現が出来ることを目標とします。1回生のうちにさまざまな表現方法を知り、習得して下さい。これからどんな作品が生まれるのか、楽しみにしています。
 

人間環境デザイン学科 助手 小松智菜美

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