2020.12.14
学内演習での感染予防に対する取り組み~看護医療学科
新型コロナウイルス感染症の流行にともなって、大学生活を送る上で、これまで以上に感染予防行動や体調管理の重要性が高まっています。そこで、基礎看護学領域ではマスクの着用・手指消毒・3密を避けることを徹底するとともに、学生が自ら感染予防を意識した行動をとることができるような取り組みを行っています。
毎回の授業開始前に、看護医療学科で作成した「体調管理・行動記録表」に沿って自らの体温や体調について教員に報告後、非接触型体温計を用いた検温を実施しています。「体調管理・行動記録表」は毎日の体温測定結果と体調を記録するようになっており、学生が自分の体調について判断する指標となっています。
また、ユニフォームへの更衣時には密集・密接を避けるために3ヶ所に分散して更衣を行っていますが、どの更衣室であれば密集しないのかを、学生が自分で判断できるようにボードを作成し活用しています。お互いにスムーズに更衣するためには、学生一人ひとりが責任をもってボードに更衣の状況を反映させることが必要になります。
社会全体として、これまでとは異なった生活様式が求められるようになり、学生自身も迷ったり我慢したりしながら、大学生活を送っていることと思います。しかしながら、このような状況だからこその学びや成長もあるのではないかと思います。
現在取り組んでいる体調管理や感染予防行動をとおして、医療者として「自分で判断する力」「責任をもって行動する力」を身につけてほしいと願っています。
看護医療学科 基礎看護学領域教員
林有学・須藤聖子・小林智子・本田健治郎・中西恵理
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