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人間環境デザイン学科
2012.01.25
「橿原おみやげもの開発プロジェクト」工芸部門の作品が商品化!
学生のアイデアがカタチになり、販売がスタート~学生からの喜びの声を紹介! 畿央生と橿原商工会議所のコラボレーションで、橿原市の新しいお土産物を企画開発する「橿原おみやげもの開発プロジェクト」。例年実施している「食品部門」に加えて、本年度は初めて「工芸部門」を実施しました。 試作品ではなくプレゼンシートの提出による「デザインコンペ形式」で選ばれた最優秀作品(金賞・銀賞)が、靴下やペットボトルカバーなどを製造販売する有限会社巽繊維工業所様と、とんぼ玉(ガラス玉)を主力商品とする鹿や園様の2社により商品化されました。今回は受賞した学生や教員(すべて人間環境デザイン学科)の声とともに、商品紹介をさせて頂きたいと思います! 【金賞】「こだいちゃんポケットティッシュケース」 (巽繊維工業所 公式サイト) こだいちゃんの口からティッシュを出す、という大胆な発想から生まれたポケットティッシュカバーです。こだいちゃんのイメージから逸脱するのでは…等の意見もありましたが、橿原商工会議所を通して橿原市サイドに許可を頂き、お土産物として誕生しました。裏面はくちなし(橿原市の花)をあしらったデザインになっています。 ▼金賞を受賞した吉田由加さんのコメント こだいちゃんの口からティッシュが出るところがポイントでした。そこがイメージ通りに形になって感動しました。 素材感もふわふわで可愛いので、どんどん使って友達に自慢したいです。裏も橿原市の花・くちなしを使ってアレンジしてもらって、橿原のアピールに貢献できて良かったです。皆さんに感謝します。 【銀賞】 「お守りストラップ」 (鹿や園 公式ブログ) 「KASHIHARA NARA」の文字が入った丸いリングの中心に、小さな美しい円形の出合玉(ガラス玉)が入ったストラップです。メタリックな質感のリングと透明感のあるガラスがベストマッチ。ガラス玉の色は選びきれないほど豊富なので、手に取って自分に合う色を探して頂ければと思います。ガラス玉は聖徳太子が建立した保寿院で、「心願成就」の御祈祷がされており、御守りとしてお持ち頂けます。 ▼銀賞を受賞した谷川彩理さんのコメント パッケージに自分の名前が載っているとは夢にも思っていなかったので、本当に嬉しいです!簡単なスケッチ提案だったのに、こんなに素晴らしい商品にしていただいて満足しています。私の大切な宝物なので部屋に飾っています。 ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。 【その他】 「こだいちゃんペットボトルカバー」 (巽繊維工業所 公式サイト) 惜しくも学内コンペでは最優秀作品に輝くことは出来ませんでしたが、橿原市主催のおみやげもの発掘コンペで試作品提出が必要な最終審査に進み、巽繊維工業所巽社長のご厚意で試作して頂いたことがきっかけで商品化の運びとなりました。こだいちゃんが大きくあしわられたペットボトルカバーで、結露防止、保温保冷にぴったりの商品です。 ▼髙橋恵理香さんのコメント 巽繊維工業所様の工場見学をして、生産工程を直接見た上でデザインを考えたのでうまくいったのだと思います。 何点かデザインした中でも、私自身最も気に入っているものが商品化でき感激です!巽社長様に感謝します。 (さらに…)
2012.01.24
人間環境デザイン学科 村田ゼミ 「myおいね」を作ろう!
1月23日(月)、奈良県山添村にて山添村観光協会主催、大和高原文化の会・社会福祉法人 青葉仁会・神野山観光協会協賛で、「おいね」を語らい「myおいね」を作ろうが開催され、人間環境デザイン学科の村田ゼミが製作指導に協力しました。 村田ゼミでは、山添村が位置する大和高原で昭和30年くらいまで愛用されていた「おいね」について研究をしてきました。 大和高原では背中に背負うことを、方言で「おいねる」と言います。 そのことから背中に着ける綿入れの防寒具を「おいね」と呼ぶようになりました。 おいねの由来をお話しした後、ミシンを使い自分だけの作品を作っていただきました。 表生地、中綿はモンベル仕様のフリースで今風にデザインしています。 参加された方は「曾お祖母さんが着けていた」「おいねという文字を見てとても懐かしかった」「あたたかいね」とわきあいあいとおいね話に花を咲かせながら熱心に取り組んでくださいました。 これからも愛される「おいね」を目指したいと思います! ※村田ゼミではこのモンベル仕様以外にも、カエル、猫、カメなどのアニマルおいねも製作しています。
2012.01.19
三井田ゼミの取り組みを、産経新聞が取材!
産経新聞の特集記事「奈良の大学 なにを研究?」で、人間環境デザイン学科三井田ゼミの取り組みを紹介したいということで、2012(H24)年1月17日(火)に取材・撮影がありました。 三井田先生は奈良のまちづくり・まちおこしに深く携わっておられ、現在は畿央大学と包括連携協定を結んだ御所市から委託を受け、古い郵便局のリノベーション計画を進めています。一般的な建築士養成課程では経験できないような建物の実測からプランニング、実際に工事に使用する図面の作成、市長へのプレゼン…といった一連の流れを、学生たちが主体的に取り組み、プロジェクトを進めています。 ▼取材に応える三井田先生 ▼プロジェクトについて語る学生たち。 【関連記事】 「御所市連携「旧名柄郵便局修改築事業」で東川市長にプレゼンしました」 https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-438.html 「御所市にある旧郵便局の実測調査をしてきました!!」 https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-420.html また以前のプロジェクトでは奈良県桜井市三輪にある古民家をギャラリー兼工房として改修するなど、学生のチカラが産学官連携と地域連携を進めるエンジンになっています。 【関連記事】 「桜井・三輪 今西邸完成お披露目会」 https://www.kio.ac.jp/information/2010/04/post-255.html 「卒業研究 三井田ゼミ」 https://www.kio.ac.jp/information/2009/07/post-178.html 「桜井市三輪駅前の看板を作りました!!」 https://www.kio.ac.jp/information/2008/09/post-81.html 産経新聞奈良版で火曜日にこの特集が組まれており、今回の記事は1月31日(火)以降に掲載されるそうです。お楽しみに!
2012.01.10
建設現場の見学をしました!!~三井田プロジェクトゼミ~
人間環境デザイン学科2・3回生合同のプロジェクトゼミ。年末最後の授業として、2011年12月23日(祝)に建設現場の見学会を行いました。場所は畿央大学の姉妹校である関西中央高校。現在新しい校舎の建て替えが進められていますが、その新校舎の設計も本学科三井田先生がしています!! 現在は基礎及び一階部分が出来上がっており、上階部分のコンクリートを流し込む型枠の部分まで出来上がっています。 建設現場の担当の方に説明を聞きながら、見学をしました。インターンシップなどですでに建設現場を見慣れた学生もいましたが、ほとんどの学生は初めての経験です。 ▼真剣に話を聞く学生。 ▼下から型枠を支える支柱部分の見学。 ▼これは階段部分の説明です。 ▼外壁の仕上げ部分のコンクリートを触らせてもらいました。 この日は祝日だったのですが、現場の方も休むことなく働いていました。 よい校舎が出来上がることを祈っています!!
2011.12.21
段ボールの椅子を製作しました☆~人間環境デザイン学科「建築概論」~
人間環境デザイン学科、建築・まちづくりコース必修の1回生配当の「建築概論」で、段ボールの椅子の製作発表会が行われました。 「段ボール2枚(1800mm×900mm)までの材料」「人間の体重を支えられること」という条件で、学生が自由に制作。演習と違い、本来ならば週に1コマしかない講義授業の時間の中、みんな頑張って最後まで仕上げてくれました!! 12月19日(月)に発表会がありましたので、その様子をお伝えします。 ▼5,6名ごとに出てもらい、発表してもらいました。みんな緊張気味?! ▼自信ありげに自分の作品に座っています。 ▼中には「静かに座ってください」と強度が心配な椅子も・・・。 ▼「椅子は座ってみないとわからない」と、すべての学生の作品に座った科目担当の三井田先生。 ▼助手の奥村先生も学生が制作した椅子に座りました。 ▼興味を持った友人の椅子を試す学生たち。 最後に先生から厳しくも温かい講評がありました。皆さん経験を活かしてこれからの建築課題を頑張ってください!!
2011.11.14
御所市連携「旧名柄郵便局修改築事業」で東川市長へプレゼンしました。
完成模型と図面で地域活性化構想を提案! 御所市は古代の大和国葛上郡の地で、鴨都波神社、一言主神社、長柄神社、高鴨神社、葛木御歳神社など数多くの延喜式内社を残し、室大墓をはじめ古代遺跡も豊富。古代豪族葛城氏の本拠地であり、近年も2004年に極楽寺ヒビキ遺跡が、2009年には秋津遺跡が発見されています。 このように歴史の古い御所市と畿央大学は今年8月30日に包括連携協定を結び地域社会貢献活動を進めています。 最初に手がけることになったのが、御所市名柄にあり今は廃屋となっている「旧名柄郵便局」の修復事業で人間環境デザイン学科三井田教授と長井助手およびゼミ生7名が、2011(平成23)年11月11日午前に建物細部の再実測、午後には完成模型と図面で東川市長と宮谷副市長を前に活用策をプレゼンしました。 ▲模型を前に、右から東川市長、宮谷副市長、三井田教授、長井助手、ゼミ生ら 御所市名柄地区は御所駅前から高鴨神社にいたる「葛城古道」の中間点にあたる長柄神社があり、そのすぐ近くにこの旧郵便局があります。そしてこの郵便局を営んでいた隣家敷地全体の数百坪を含めて、名柄地区の観光スポットとし、道の駅風に蘇らせようと提案しています。また、この旧郵便局の左隣が『油断』『団塊の世代』などの著作、元通産官僚で大阪万博や沖縄海洋博を企画、元経済企画庁長官で現在も活躍されている堺屋太一(本名池口小太郎)氏の生家であり、史子夫人も著名な画家であることからご夫妻の作品を展示できればさらなる地域活性化が図れます。 ▼正面から見た旧名柄郵便局(左下の写真、左隣の家が堺屋太一氏生家) ▼以下、実測風景 御所市庁舎でのプレゼンの後、みんなで江戸中期から残る町家の風景を眺めて散策。途中、これまた明治時代に郵便局を併設した250年以上前に建てられた商家の中を拝見させていただきました。近鉄御所駅前では今後の課題として駅前再開発計画の大学目線での素案づくりも考えているところです。古きを訪ねて新しきを知り、歴史や時代とともにそこには人が住む暮らしがあり、現代にどう活かしていけるかを人間環境デザイン学科では追究しています。 【関連記事】 御所市にある旧郵便局の実測調査をしてきました!! https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-420.html
2011.11.14
大学院生が絵画で表彰されました!!
第30回「肢体不自由児・者の美術展」にて、本学の大学院生である大橋一真さんが、特賞「毎日新聞社会事業団賞」に入賞されました。 大橋さんは、本学の人間環境デザイン学科を卒業後、畿央大学大学院に進学され、現在はホールや映画館などの鑑賞空間でのユニバーサルデザインについての研究をされています。 大橋さん自身が移動の際に車椅子を使う生活をしているため、日頃から車椅子の利用者にとって快適な鑑賞空間について問題意識を抱えており、このことをテーマとして研究を進めているのです。勉学の傍ら、絵画を趣味としており、今回の受賞となりました。 この作品は、スペインに家族で旅行をしたときに、バルセロナでガウディの手がけた集合住宅であるカサ・バトリョを描いたものです。カサ・バトリョは、宿泊先のホテルの近くにあり、滞在中いつも通っていたそうです。色彩溢れた建物と、スペインの抜けるような青空の調和がすばらしいです。 入賞作品の展示会は12月8日(木)から11日(日)までの4日間、神奈川県川崎市の「川崎市民ミュージアム」で行われます。表彰式は、展示会初日の12月8日(木)に午前11時より、日本肢体不自由児協会総裁常陸宮殿下並びに同妃殿下ご臨席のもとに行われます。
2011.11.01
産官学連携 第9回店舗モニター
晴れ晴れとした秋空に恵まれた9/28(水)に、葛城地区商工会広域協議会と人間環境デザイン学科による9回目の店舗モニターが開かれました。 本来は7/20に行く予定でしたが、あいにくその日は台風の影響で、順延になったものです。 今回の参加メンバーは第7回目の店舗モニターと全く同じ(加藤卒業ゼミ4回生)でしたので、全員事情を知っているためすみやかに進行していきました。 午前中は王寺町のコンビニ『サークルK』です。 学生にとって、コンビニエンスストアは勝手知ったる”得意エリア”です。 オーナーと店舗改善のためのディスカッションをしましたが、他店コンビニの特徴などを学生はよく知っているので、活発な意見交換ができました。 オーナーからは具体的に「新商品・新発売のPOPをつくってほしい」という依頼がありました。 苦心しましたが、全員楽しいポップをつくることができました。 (さらに…)
2011.10.27
畿央祭レポート ~浮游庵 fu-you-an
浮游庵 fu-you-an 2011年10月23日、畿央祭の2日目に面白いインテリアが突如現れました。 これは「浮游庵(ふゆうあん)」という名の二畳茶室で、加藤研究室プロジェクトゼミ生(2,3回生)21名が協力してつくりました。 制作において、最も苦心したのは本当に浮くのかどうかです。 天井と壁をビニールでつくりその部分をヘリウム風船で浮かそうという計画ですが、ヘリウムは1リットルあたり0.86グラムの浮力しかありません。できるだけ軽量化をして、45センチ大の大きな風船を内部に16個入れてようやく浮かすことができました。 ヤッター。スゴーーーイ。 午後からは正式にお点前をして(協力:茶道部)日本の伝統を体感しました。 ふわふわと無重力にゆらめく極小空間の中にしばらく身をおくと不思議な感覚になっていきます。 夕方にはあとかたもなく簡単に撤去され、正に夢のような茶室でした。 人間環境デザイン学科 加藤ゼミ
2011.10.13
御所市にある旧郵便局の実測調査をしてきました!!
人間環境デザイン学科では、2回生・3回生の後期に「プロジェクトゼミ」という、教員それぞれが指導するゼミに分かれて授業を行う科目があります。そのうちの一つ、三井田先生の指導するゼミは、今年は奈良県御所市の名柄に位置する旧郵便局リノベーション提案を予定しています。先日は現地で実測調査を行ってきました。 ▼これが、調査中の郵便局です。木造の比較的規模の小さな建物です。 ▼外だけでなく、内装も細かなところまで実測します。 ▼中には、電柱に登ってまで図らなくてはいけないところも!! (さらに…)
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