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人間環境デザイン学科
2012.06.12
古民家の測量調査 その2 ~人間環境デザイン学科三井田ゼミ調査~
前回に引き続き、6月9日(土)に、橿原神宮近辺の古民家の測量調査をしてきました!! 今回は、前回計りきれなかった離れや屋根裏、蔵などなど、普段なら人が入らないような場所を測量してきました!! ▼建具の模様もしっかり計って図面にします。 ▼ほこりの舞い散る中、マスクをしての作業です。 ▼脚立を使って、届くかな? ▼蔵は丸太が使用されていて、測定にもコツが必要です。 2回目となる今回は、朝から晩までじっくり時間をかけて測量したおかげで、ほとんどの部分の現況図面が完成しそうです。この結果をもとに、改築の計画案を出します。 4回生二人を中心にチームを組み、卒業研究のテーマとして取り組む予定です。 お楽しみに♪ ▼前回の測定記事 https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-504.html
2012.04.30
古民家の測量を行いました!(人間環境デザイン学科三井田プロジェクトゼミ)
近鉄御所駅の改造計画、旧郵便局の改築など、さまざまな学外プロジェクトを行っている人間環境デザイン学科の三井田ゼミですが、今年度は個人所有の古民家の測量&改築案の提案を依頼されました!! 場所は、近鉄橿原神宮前駅のすぐ近くにある大きなお宅です。 こんな立派な表構えですが、さらに、敷地の奥行きは45M近くあり、蔵に加えて一番奥には昔学生の下宿として使用されていた建物もあります。 以前は3世帯が同居されていたようですが、今は二世帯のみで、一番手前の母屋部分はすでにほとんど使用されていません。 今回は母屋を中心に測量しました。 ▲四苦八苦しながらも測っています。 ◀屋根裏にも上って測量しました!! ▼作業の癒し、パグ犬のモモちゃん♪ かなり大きな家のため、一日では終わりませんでした。これからも引き続き作業していきます。続報をお待ちください!!
2012.04.23
ベストショットコンテスト2012-人間環境デザイン学科 新入生宿泊研修-
4月5日、6日に美山及び伊根地方で行われた人間環境デザイン学科の新入生宿泊研修では、写真撮影もデザインを勉強する材料の一つと考え、毎年恒例「宿泊研修ベストショットコンテスト」という撮影課題を出していました。 4月20日、「景観・まちづくり演習」の授業内で1回生全員で投票し、コンテストを実施しました。 今回は、選ばれた作品をご紹介します。 ▼栄えある第1位は、楠瀬 遥さんの作品です。 海上に建てられた伊根町舟屋群とそのそばを飛ぶカモメたち。飛び立つ様を上手く捉えています。 ▼第2位は、北村 彩乃さんの作品です。 カメラかスマートホンのアプリの昨日を上手に使ったのでしょうか。色彩の効果によって美山地域ののどかな様子が上手く写されています。 ▼第3位は、吉岡 俊輔くんの作品です。 ホテルから海を見た光景でしょう。今回の宿泊は天の橋立の近くでした。 あえて斜めにカメラを構えたところにセンスが感じられます。 ▼そして第4位。呉竹 佑麻さんの作品です。 バスの窓から光景を写したのでしょうか。綺麗な青空と海です。 ガードレールが写りこんでいるのが少し残念です。 ▼第5位は、熊川 椋介くんの作品です。 伊根見学の際に、船上から舟屋を撮影したものです。 一位の写真と撮影した場所は近いのですが、一位になった楠瀬さんは鳥に着眼点を置き、写真に躍動感を持たせたところに差が出たのでしょう。 以上、上位5名を発表しましたが、惜しい作品もいくつもありました。 デザインを専門に学ぶ学科に所属している限り、これからの大学生活4年間で写真を撮影する機会はたくさんあります。今のうちに友だちの作品も見ながら、自分の腕を磨いていきましょう!!
2012.04.10
新入生宿泊研修 -人間環境デザイン学科-
かやぶきの里(美山町)と舟屋群(伊根町)を見学! 人間環境デザイン学科「新入生宿泊研修」では、4月4日(木)・5日(金)新入生全員と教職員がバスに乗り京北・丹後方面に行きました。人間環境デザイン学科の新入生は54名。これから4年間ともに学ぶ仲間との友好を深め、一緒に『建築』や『まちなみ』を学ぶ第一歩となりました。 1日目は、京都府南丹市美山町に行きました。美山町北村地区には、平成5年に国の重要伝統的建造物群保存地区(※1)に選ばれた『かやぶき屋根』の集落があります。 まちなみ散策では、グループ毎に分かれ、ガイドさんに案内をしていただきました。 郷土資料館では実際に民家に入り、屋内を見学。 みんな真剣に聞いて、メモを取っています。 茅(かや)は、ススキのことです。美山には茅葺屋根民家が38戸あり、北山型といわれる屋根の4面が茅葺の「入母屋造り(いりもやづくり)」が特徴です。 屋根の茅は20年~30年に一度の葺き替えが必要で、地域には茅場が設けられています。 茅葺屋根建築物には、釘1本使われていません。火災対策として『放水銃』が配備されています。 宿泊先は、天橋立に近い、京都府宮津市にあるホテル。 ホテルに帰ってからはすぐに、美山町『かやぶきの里』で学んだことなどを、グループ毎で意見をまとめ、最後に模造紙を使ってプレゼンテーションをしました。 出会ったばかりの仲間と初めてのプレゼンテーション。緊張もありましたが、初めてにしてはどの班もうまくまとめられており、充実した内容でした。 これから4年間期待できそうです! 2日目は、今回の宿泊研修の1番の目的でもある、伊根町の舟屋群めぐりをしました。 こちらも重要伝統建造物群保存地区にも指定されており、日本全国古い町並みの中でも、湾に面して海の真上に建ち並ぶこの風景はなかなかありません。舟屋はおよそ230軒。 今回の見学は実際に舟に乗って湾内を1周するコースと、建造物内見学コース、2班に分かれて巡回しました。 伊根湾は穏やかな水面でしたが、気温が低く風が冷たい上、転覆しないかドキドキしながら船頭さんのお話を聞きました。 実際に舟屋づくりがどのようになっているか中を見学させていただき、舟屋の歴史、漁業と共に生きてきた伊根の人々の暮らしなど細部にわたって教えて頂きました。 今回は美山町と伊根町の2つの町並みを散策し、建築様式や歴史を学び、大学生活の第一歩としてすばらしい体験でスタートを切りました。 この研修で学んだことは、1回生必修授業である「景観・まちづくり演習」に活かし、課題に取り組んでいくことになります。 また、新入生には、建学の精神である「美をつくる」にちなみ、「ベストショットコンテスト」と題した写真撮影の課題を出しています。この課題に対する発表・コンテストも授業で行われます! (引き続きレポートしていきますので、ご期待ください。) (※1)重要伝統的建造物群保存地区とは、市町村が条例等により決定した「伝統的建造物群保存地区」のうち日本の文化財保護法第144条の規定に基づき、特に価値が高いものとして国(文部科学大臣)が選定したものを指す。
2012.04.04
産学官連携 近鉄御所駅前整備プラン提案のプレゼン!
2012(平成24)年3月30日、人間環境デザイン学科三井田ゼミの学生たちが作った模型を使って、畿央大学において宮谷御所副市長と企画開発部まちづくり担当清水参事に近鉄御所駅前整備プランのプレゼンテーションを行いました。 近鉄御所駅は国道24号線に接する市の玄関口ともいえる場所にあり、国道の向かい側は市役所に続くメイン商店街になっています。駅前は公共のバス・タクシーと一般送迎車両の棲み分けができておらず、広場も未活用の状態です。 この日は人間環境学科プロジェクトゼミ生8名がローコストでハイグレードな駅前整備計画を提案しました。 御所市は早期健全化基準を若干下回っていますが、第2の夕張にならない前に、東川市長は財政非常事態宣言を発令し諸策を講じているところです。そこで畿央大学とも2011年8月に包括連携協定を締結し、本学がもつ知財人材を活かして御所のまちづくりに貢献するための取り組みが始動しているのです。 もう一つは御所名柄地区にあって今は廃屋となっている明治時代に建てられた旧郵便局の改修事業です。この建物の右隣には、大阪維新の会のブレーンとして、またベストセラー作家、元経済企画庁長官として知られる堺屋太一(本名:池口小太郎)氏の生家があり、また葛城古道の中間点にあたります。今後まちの集会所や道の駅のような利用をしていく提案を、ほぼ出来上がった40~50枚の図面で説明しました。 学生たちにとっては正に生きた素材で、習得した知識をフルに使い、地域活性化につながる総合演習となっています。 【参考記事】 三井田ゼミの取り組みを、産経新聞が取材! https://www.kio.ac.jp/information/2012/01/post-461.html 御所市連携「旧名柄郵便局修改築事業」で東川市長にプレゼンしました。 https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-438.html 御所市にある旧郵便局の実測調査をしてきました!! https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-420.html
2012.03.09
建築設計製図Ⅱの講評会 ~人間環境デザイン学科~
建築設計製図Ⅱの講評会が行われました!! ~集合住宅と公衆トイレのデザイン~ 人間環境デザイン学科3回生、建築・まちづくりコースの必修科目である「建築設計製図Ⅱ」の講評会が1月26日に行われました。 今回出された課題は、「デイケアセンターと集合住宅の複合施設」と「愛媛県八幡浜市における公衆トイレ」のコンペです。 集合住宅はグループで制作した学生もいます。 集合住宅は、ヨーロッパの路地などをイメージして制作した作品や、デイケアの老人と住民の交流をめざした作品など、多様な作品が見られました。 公衆トイレでは、男女の顔を模したものや、屋根を海の波に見立てたものなど、個性溢れる作品が並びました。 3回生の最後になる課題だけあって、かなりボリュームの大きな課題でしたが、みんな立派にやり遂げてくれました。 彼らも4月からは4回生です。今後の作品が楽しみです!!
2012.03.09
人間環境デザイン学科 『卒業研究・作品展』を開催しました
平成24年3月3日(土)、4日(日)の2日間にわたり、奈良市「ならまちセンター」において、「2011年度人間環境デザイン学科卒業研究・作品展」を開催しました。 この学外展示に先立って、2月に2日間かけて、学内で卒業研究発表会を行い、教員の選考により、学長賞など優秀作品を決定しました。 今年の最優秀賞は論文の“環境と景観に配慮した寒冷紗カーテンの評価に関する研究~吉野山を例にして~”となりました。佐藤昌子先生のゼミ生である植村君、廣瀬君、堀川君の作品です。3回生の頃からコツコツと積み上げてきた研究調査の成果が実となりました。 ならまちセンターは近鉄奈良駅から徒歩7~8分、猿沢池の近くにあり、ここでの「卒業研究・作品展」の開催は今回3回目です。保護者、本学卒業生、教職員、奈良市内観光中の一般の方まで、総勢300名の方にご覧いただきました。ご来場いただいた方には学生たちが作品の説明にあたりました。 (さらに…)
2012.03.02
教育学部3期生の卒業制作が完成しました!
2010年秋に奈良県で開催された「全国都市緑化ならフェア」では、「トライアルガーデン(庭を創作してコンテストする企画)」に畿央大学の人間環境デザイン学科学生達の手による「東屋(あずまや)」を出展していました。 今回、この東屋を大学のグラウンドがある第二キャンパスに、日よけとして移築することになり、卒業を目前にした教育学部4回生が、移築作業の手伝いをしてくれました。 この企画は、畿央大学教育学部3期生が、大学で過ごした4年間の感謝の気持ちや自分たちの目標・抱負などの思いなどをキャンパスに残して卒業したいということから、参加の意思を表示してくれた有志で計画したものです。また卒業制作として、一人ずつ小さな板に字を彫って、それを壁面に貼り、装飾してもらいました。 ★ 参加した学生の声 ★ ~卒業制作(東屋装飾)に至るまで~ 教員採用試験も終わり、畿央大学教育学部第3期生としてなにかしたい!そんな漠然とした気持ちを昨年10月に抱き始めました。 この4年間、教育学部のみんな各々は様々な場所で活躍していました。それは素晴らしいことですが、逆に言えばみんな一緒に何かを作り上げたことがないということです。そんな思いを持ち、教育学部全員に声をかけてみました。 すぐに実行委員が集まりましたが、最初は漠然とした企画会議でした。何も決まらずに、ただただ時間が過ぎていくばかり・・・ 『どぉせするなら全員で一つのことをしたい!』という事をモットーに考えていき、卒業制作をしようということに決まりました。 その話を学生支援センターに持ちかけたところ、人間環境デザイン学部とコラボして東屋の設置とその装飾をすることになりました。 3期生ほぼ全員の思いの詰まった漢字を板に掘り、それを装飾をさせていただくことがトントン拍子に決まっていきました。 三井田先生、西尾先生、事務局の方々のご協力のもと、発注から制作まで無事、期限内に終えることができました。 この卒業制作を終えて、教育学部の仲間との絆・つながりを再確認することができました。今まで一緒に活動をしたことがなかった仲間が集まり、一から企画を練る。そして、実行委員ではないのに制作に打ち込んでくれた多くの仲間がいたからこそ、この卒業制作が完成できたと思っています。 やはり、人は一人でできることは限られています。今回多くの仲間の力が集まり、ここまで立派な卒業制作を残すことができ、本当に喜びと感謝で胸いっぱいです。 教育学部3期生のみんな、これから社会の荒波に出ていきますが、頑張っていきましょう。しんどくなった時は、あのベンチのメンテナンスも兼ねてみんなで集まろうね!(笑) 在校生や教職員の方々にお願いがあります。畿央大学健康科学部人間環境デザイン学科と教育学部3期生の証である、第2キャンパスの東屋を大切にしてください。 最後になりましたが、この企画に携わっていただいた皆様、本当にありがとうございました。 現代教育学科4回生 竹内泰斗 【トライアルガーデン関連記事】 ▼第27回全国都市緑化ならフェアに参加しています。 https://www.kio.ac.jp/whats/100927.html ▼全国都市緑化ならフェア「トライアルガーデン」に出展します。 https://www.kio.ac.jp/information/2010/08/post-297.html ▼第27回 全国都市緑化ならフェア vol.1 https://www.kio.ac.jp/information/2010/05/27vol1.html
2012.02.27
「橿原おみやげもの開発プロジェクト」畿央生が考案した商品を販売中!
橿原商工会議所と畿央大学のコラボでお土産物を開発する「橿原おみやげもの開発プロジェクト」。今回は、商品化された作品が実際に販売されているかしはらナビプラザとやさい菓子工房cocoai様を写真で紹介します。 ▼近鉄「大和八木」駅のバスロータリーすぐ、「かしはらナビプラザ」 かしはらナビプラザは「中南和観光の情報発信基地」として2011年4月にオープンしました。1階に地域の名産品やお土産物を販売するコーナーがあります。 ▼ガラス玉を中央にあしらった「お守りストラップ」 橿原おみやげもの開発プロジェクト工芸部門の銀賞に輝いた作品。レジ前の目立つところにディスプレイされています。ガラス玉一つひとつは、職人による手作りです。 ▼橿原市のキャラクター「こだいちゃん」のポケットティッシュカバー。 工芸部門で金賞の作品。こだいちゃんをデフォルメして、口からティッシュを取り出すデザインになっています。安価であることも手伝って、お土産として複数買っていくお客様が多いようです。 ▼同じくこだいちゃんのペットボトルカバー。 橿原市のコンペで入賞した作品。ペットボトルカバーは結露防止、滑り止めのために購入される方が多いので、春から夏にかけての行楽シーズンから売れて行くのでは…とのこと(レジ担当の方より)。 (さらに…)
2012.02.21
人間環境デザイン学科在学中にインテリアコーディネーター試験合格!
インテリアコーディネーター(以下IC)資格試験は年齢制限がなく、誰でも受験できます。しかし出題科目が多く、範囲も膨大で、難易度の高い試験です。一次試験を突破した人のみ二次に進むことができますが、合格率は一次で約25%。二次では一次合格者の中からさらに約60%という難しさで、1回目の受験で合格するのは至難の業です。今年のIC資格試験に、人間環境デザイン学科4回生 岡村若奈さんが、卒業制作・就活・アルバイトと超多忙な中、みごと一発で合格しました。これは畿央大学としても初めての快挙で、記念すべき畿央大学生IC第1号となりました。今後も岡村さんに続いてIC試験にチャレンジしてほしいと思います! 【岡村さんのコメント】今回、ICの資格試験に挑戦してみて、自分の知識の無さに気付きました。この試験では、あらゆる分野からの出題があり、とにかく勉強することが多く大変でした。しかし、毎日時間を決めて一日最低2時間は勉強するようにしていました。一週間前は、ひたすら過去問を解いて、一日中勉強していたような気がします。一人では挫折していたと思いますが、一緒に勉強してくれる友達や、アドバイスをくれる加藤先生、そして応援して下さる方が多く居てくれたからこそ合格出来たと自分で思っています。また、なりたい自分に近付くために必ず必要な資格なので一生懸命になって取り組めたのだと思います。これから挑戦する皆さんへのメッセージとしては「時間があれば勉強すること」これに尽きると思います。ぜひチャレンジして下さいね。
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