2017.10.17

34名で靴下ファッションショーをプロデュース!~人間環境デザイン学科村田ゼミ

人間環境デザイン学科3回生の波多野研吾です。 広陵町靴下組合が主催する「靴下デザインコンテスト」は今年で4回目を迎えました。今回も全国から約1,700点ものデザイン画の応募があり、その中から、組合長賞・商工会長賞・広陵町長賞など18点が選ばれ、靴下メーカーさんがそれぞれの靴下を編んで、デザインが靴下に実現されました。私達村田ゼミはその入賞作品を「ファッションショー」という形で披露してきました。今年度は2回生15名、3回生10名、4回生9名、そして村田先生の総勢35名で夏休みを返上し、3回生を中心に靴下ファッションショーに向けて活動してきました。   3回生は昨年の経験をもとに、今年のファッションショーでは何をするのか、どのような工夫をすれば今までの先輩方が作り上げてきた物を超えられるのか…とゼミの活動日以外にも授業後にゼミ室に残り、思考を凝らしました。意見が食い違い何度もぶつかり、しんどいな、投げ出したいな、と思うことは1度や2度ではありませんでした。それでも、より良いものを作り上げるため、終わったあとにみんなで笑えるようにするため、そして村田先生、先輩、後輩、ファッションショーをするにあたってお世話になった方々のため、見に来てくださる方々のため、皆で力を合わせて一つの目標へと進むことを決めました。   【夏休みから活動が本格化】 2回生のゼミメンバーも決まり本格的に活動が始まりました。週2回は朝10時に大学に集合、午前中はダンスや構成の練習、午後からは衣装の制作をしました。   ▼2回生による妖怪ウォッチの練習風景     2回生はペイズリー柄の布地をアクセントにサロペットを製作し、妖怪ウォッチの衣装にしました。3回生も構成を変更したり、小道具を作ったり、2回生に指導をしたりなど、思っていた以上にする事が多く、2回生を引っ張る立場となり初めて大変さを痛感しました。   【かぐや姫祭り2週間前】 開催まで残り2週間となっていた頃、自分たちでは順調に進めていたつもりだったのが、まだまだダンスや構成の完成度を上げきれておらず、先生や先輩方に心配されました。そのことがすごく悔しく、何が何でもいい物を作って先生たちを見返してやろうと強く思ったことは今でもまだ濃くはっきりと記憶しています。 それからの練習は皆、気持ちを切り替え、本番と同じサイズでショーを通し、衣装替え等も本番を意識していきました。   【かぐや姫祭り2日前】 村田ゼミの皆が一致団結し、本番を2日後に控えた日。台風接近・・・。 その日の会議で、かぐや姫祭りの決行か中止が話し合われることになり、「最悪の場合には中止も考えておいて欲しい」と言われていました。それでも皆「大丈夫だろう、本番は迎えられる!」と信じていました。その日の練習を終え、先生は会議に向かい、連絡を待つ形となっていました。 そして先生から来た連絡は誰も望んでいないものでした。かぐや姫祭りが完全に中止となり、私達は練習したことを披露する場を失い皆が力を落としていました。   でも、村田先生の「諦めない!」という言葉のとおり、3週間後の10月7日(土)に馬見丘陵公園で行われる「フラワーフェスタ」でファッションショーをするチャンスが巡ってきました!急遽決まったショーなので、スケジュールの問題で出られない人もいましたが、皆でつかんだチャンスを無駄にしまいと、また練習を再開させました。   【今度こそ本番!】 いよいよ本番当日。天候にも恵まれました!張り詰めた緊張感の中、受賞靴下とサロペットで準備OKの2回生の妖怪ウォッチからファッションショーが始まりました。   ▼2回生による「妖怪体操第一」   ▼3回生と2回生による余興、ブルゾンちえみ   ▼受賞作品の靴下と私服を合わせたショー   その後の余興では観客席から笑いが起こり、その勢いのまま受賞作品の靴下と私服を合わせたショーや、4回生のダンス、各賞による発表、そして毎年恒例となっているハイスクールミュージカルを終え、無事にエンディングを迎えることが出来ました。   ▼かぐやちゃん賞「C.O.S.M.O.S」     ▼ユーモア賞「T.W.L」                ▼上位賞「orion」     ▼村田先生、2回生、3回生による「ハイスクールミュージカル」     ▼ショーのエンディング     一時は諦めかけたファッションショーでしたが、最後まで皆が笑顔で、最高の形で終えることができました。ファッションショーをするに当たり、広陵町靴下組合、商工会、役場の方々にお世話になりました。貴重な経験ができ、人としても成長できたのではないかと思います。ありがとうございました!  人間環境デザイン学科 村田ゼミ3回生 波多野研吾   ▼ショーを終えての1枚!   【ゼミの村田先生からひとこと】 台風による、かぐや姫祭りの中止というハプニングに見舞われながらも、なんとか受賞靴下をファッションショーでご披露することができました。広陵町靴下組合、商工会、役場の方々には大変お世話になり、ありがとうございました。 人間環境デザイン学科 准教授 村田浩子 【関連記事】 広陵町かぐや姫祭り 靴下デザインコンテストに参加!(2016年) 広陵町「かぐや姫まつり」に協力・出展しました。

2017.10.16

大学院生が第41回日本神経心理学会学術集会で発表!~健康科学研究科

平成29年10月12日(木)、13日(金)に東京で開催された第41回日本神経心理学会学術集会に参加・発表してきましたので、私(健康科学研究科 修士課程 林田一輝)から報告させていただきます。本大会は医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理学者など多岐にわたる分野の臨床家・研究者が参加しており、非常に活発な議論がなされていました。 症例報告では、どの先生方も臨床症状について深く考察されており、臨床に対する熱心な態度が伺え、私自身襟を正されました。シンポジウムでは「高次脳機能障害の治療戦略」や「認知モデルと方法論」といったテーマが取り上げられ、神経心理学の方向性が治療、リハビリテーションの実践にあることが示されていました。 また、河村満先生(昭和大学病院附属東病院)から「神経心理学を学ぶ人のために」という題で特別講演が行われました。ブロードマンの脳地図が死後100年経っても残っているように、臨床・研究をわかりやすく表現していく努力が必要であるというメッセージを頂きました。   私は「他者との目的共有が運動主体感と運動学習に及ぼす影響」という演題で発表致しました。本研究は運動主体感を増幅させる手立てを他者関係の視点から探るとともに、運動主体感が運動学習効果に与える影響を調査したものです。フロアから運動主体感・運動学習に関する的確な質問、意見をいただき自身の研究を見直す良いきっかけとなりました。また、自己意識に関する発表に質問・ディスカッションすることで考えや問題点を共有することができ、私にとって今回の学会参加は成功体験となりました。今回頂戴した意見を参考にさらに精度を上げた研究に取り組んでいきたいと思います。     このような貴重な経験ができたのは森岡教授をはじめとする多くの方のご指導と畿央大学の支援があってのものです。この場をお借りして深く感謝申し上げます。今後は研究成果を国際雑誌に投稿し、少しでも還元できるよう努力致します。   健康科学研究科 神経リハビリテーション学研究室  修士課程 2年 林田一輝   ●畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターHP ●畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターFacebook   【関連記事】 ・大学院生が第22回日本ペインリハビリテーション学会学術大会で優秀賞をW受賞!~健康科学研究科 ・大学院生が第10回欧州疼痛学会でポスター発表!~健康科学研究科

2017.10.16

認知症の方々とタスキをつなぐ「RUN伴」に参加・協力!~看護医療学科

こんにちは。看護医療学科4回生の大森あきらと新郷智結です。 今回は、老年看護学で認知症ケアについて学んだゼミのメンバー(倉岡、藤井、繁本、的場、村松、新郷、大森)と入学センターのスタッフ、山崎先生、寺田先生の10人でRUN伴(とも)に参加しました。RUN伴は、認知症の方や家族、サポーター、一般の人が一つのタスキをつないでゴールをめざすイベントです。     私たちは、ランナーの方々をサポートするために、自転車での並走を行ったり、ゴールであるさわやかホールで待機し、ランナーを迎える役割を担いました。   ▼広陵町のマスコットキャラクター「かぐやちゃん」もお出迎え。         今回、ランナーや認知症の方やそのご家族と接することを通じて、多くの学びがありました。私たちは、エリシオン真美ケ丘から畿央大学へと走るランナーの方々、そして、畿央大学から、さわやかホールへと走るランナーの方々とともに、自転車で並走をさせていただきました。 エリシオン真美ケ丘では出発式がおこなわれ、施設に入居されている利用者の方々も笑顔で、ランナーの方を見送っていらっしゃいました。エリシオンから、チームエリシオンが出発し、畿央大学のチーム畿央にタスキをつなぎ、ランナーとして入学センターのスタッフがさわやかホール~大和高田市のあまがし苑まで走りました。 また、さわやかホールではグループホームきらめきの認知症の当事者の方も、短距離を走っておられ、マラソンを通じて当事者とご家族、支援者が一体となって取り組んでおられる姿にふれました。   当事者とご家族、支援者が一体となってマラソンに取り組むことがよい刺激となって、認知症の方もご家族も「まだまだ、私はできるのだ」というプラスの実感を得ることができ、認知機能の側面からもケアとしても、有用であると考えました。 また、応援するということそのものが、ランナーと認知症の方々とのコミュニケーションの橋渡しとして機能し、良い雰囲気づくりや認知症の方々にとって楽しいと感じる場になっているとも感じました。   ▼全員での集合写真     今回のボランティアを通じて、組織的な取り組みとしての認知症ケアの実際について学ぶことができました。将来、認知症の方々と関わる機会があれば、今回の学びを実践に活かしたいと思います。 看護医療学科4回生 大森 あきら 新郷 智結   【関連記事】 ・第18回日本認知症ケア学会に参加・発表!~看護医療学科教員 ・奈良県認知症ケア専門士会第8回研修会が開催されました。

2017.10.16

3回生がカフェの空間デザイン・工事に協力!~人間環境デザイン学科

夏休みに、カフェの内装工事を手伝いました!   人間環境デザイン学科3回生の谷口です。このたび、アルバイト先の先輩が独立してカフェを開くということで、店の内装計画を一緒にさせていただきました。   初めて店舗経営をする先輩がお店のイメージはあってもそれを図面化するのに苦労されていて、私がデザイン画を描かせてもらう事になったのが始まりです。まず初めに設計図と先輩のイメージしている内装のパースを描きました。     客席は14席設け、一部がカウンター席になっています。通路の幅も確保でき、先輩のイメージに近かったので、上記の図面をベースに改装することになりました。客席側は順調に進んでいましたが、一番大変だったのがキッチン側の計画でした。 キッチンに置きたい機材がうまく収まらず、予算の関係で元々の位置にある換気扇からコンロやフライヤーをどう置くかで時間をかけて、何度も図面を書き直しました。何とか着工日までに図面が完成してホッとしました。     8月下旬、内装工事が始まりました。私は実習があって、なかなか現場に見に行くことができませんでしたが、工事は着々と進んでいました。この時期は棚を取り付ける位置や床、壁なども全部決めるために、夜中に集まって相談していました。     内装工事中。一番奥の客席はソファとローテーブルを置く予定だったので、テーブルは使わなくなったパレットを再利用して手作りしました。折れている板は張り替え、自分たちでサンドペーパーを使って削り、一日置いた後、自然塗料を塗って仕上げました。     奥側の壁をエンジ色にするということで、それも自分たちで塗りました。     9月下旬、内装工事もほとんど終わり。届いた家具や購入した食器や小物などを置いていき、オープンに向けて準備していきました。キッチンに機材も入って本格的になっていきます。     メニュー表や店の前に置くカフェ看板も、私が描かせていただきました。手作りのチラシも配りました!     10月5日(木)、カフェ「のろし-NOROSHI」がついにオープンしました! この4ヶ月間、本当にいい経験をさせていただきました。学生の私の提案はまだまだ考えが浅い部分があるので、これから改善すべきところはいくつか出てくると思いますが、無事にオープンできるところまでこられて嬉しいです。ゼミの加藤先生や工事現場の方には何度も相談にのってもらい、友達やバイト先の方にも何回もお手伝いに来てもらい、みなさんに助けてもらいました。オープン時には、加藤先生はじめ、たくさんの仲間がお祝いに駆けつけてくれました!本当に感謝しています。 人間環境デザイン学科3回生 谷口茉侑   【加藤先生のコメント】 最初に谷口さんが研究室に相談に来たのは5月の後半ぐらいでした。詳しく聞けば、知人がカフェを開くことになり設計を手伝っている、とのこと。6月には店内パースを持ってきて、設計は順調に進んでいるようでした。お店が彼女の帰宅途中にあるため、その後も足繁く現場に通い、壁のペンキ塗りをしたり廃材でローテーブルを制作したりと八面六臂の大活躍、あれよれよという間にカフェは出来上がっていきました。常識的には店舗は施主・プロの設計者・プロの施工者の3者が協力してできあがるのですが、今回は施主・谷口さん・大工さんだけでオープンまで漕ぎ着けたわけです。これは凄いことです。(加藤信喜)     【店長からのコメント】 初めて谷口さんに図面を書いてほしいと依頼した時は、自分のイメージを大工さんに伝えやすいよう絵にしてほしい、という本当に軽い気持ちでした。そして着工の日、「あえて設計図は書いていない。設計士は谷口さんに任す」と大工の棟梁から伝えられました。それから日々カウンターや棚の高さ、位置を相談し話し合う毎日でした。 谷口さんは常に僕の考えも尊重し、その中でこうしたらもっと良くなるのではという自分の意見もしっかりと伝えてくれました。施主の立場に寄り添いつつ、自分の知識や意見をしっかりと伝えてくれる。そのことが依頼主である僕にとっては非常に心強く思えました。 谷口さんが設計士として就いていなければこの店はなかったと思います。オープンするにあたり、谷口さんを初め、大工さん、設備業者、友人、本当に多くの人達に助けられました。そんな皆さんの思いものせてこれからこの店を大切に育てていきたいと思います。 僕自身、まだまだ未熟な部分はありますが、谷口さんが描いて上げた“のろし”に、皆さんが集まってくれることをお待ちしております。(矢合哲也)     お店は、近鉄大阪線の真菅駅前にあります、たくさんの方に来ていただけたら嬉しいです!

2017.10.14

男子バスケットボール部「LOOSE」新チームが始動!

こんにちは!男子バスケットボール部新キャプテン、健康栄養学科2回生の大津留黎です。 現在は2回生1人、1回生10人、マネージャー5人の計16人で活動しています。夏休みは猛暑の中で週2回の練習、大学との練習試合などとても充実した時間を過ごすことができました。部員が少し少ないということで引退した先輩方が練習に参加してくださることもあり、先輩・後輩のつながりも大変深く、良いクラブだと自負しています!     今年のチームの特徴としては、アウトサイド(ゴールから遠い場所)のシュートが得意なプレイヤーが揃っているので、誰にパスが回ってもアウトサイドのシュートを打つことができます。しかし、まだ日によってシュート率の変動が激しいので、一定の確率でシュートが決まるように練習しています。   そんな中、注目したいプレイヤーは1回生の高﨑瞬くんです。ポジションはセンターです。まだ本来の力を発揮できていないように見えますが、アウトサイドシュートが得意なプレイヤーが多い分、ゴール下で勝負ができる高﨑くんにとても期待しています! 他には、1回生の高木くん、田井くん、岩本くんも注目したいです。3人とも大学からバスケを始め、ここ最近の3人の成長は凄まじく、キャプテンの私も驚くほどです。特に田井くんは初心者とは思えないほどシュートセンスの持ち主で、日に日にその確率は上昇している気がします。   ▼理学療法学科1回生の田井克葵くん(写真左)と高崎瞬くん(写真右)     まだまだ未熟なチームですが、こらからの伸びしろに期待してほしいです!男子バスケットボール部の応援よろしくお願いします!!     11月には、SECOND STAGEという大会にも参加するので、そこでも結果が出せるよう、これからも練習に励みたいと思います!また、この大会の報告もブログに書きたいと思います!応援よろしくお願いします!!   健康栄養学科2回生 大津留 黎   【関連記事】 「SPALDING CAMP 2017 WINTER WEST」に出場!~バスケットボール部 男子/女子バスケットボール部、岡山県への遠征レポート! 男子・女子バスケットボール部、遠征レポート!

2017.10.13

橿原市・橿原商工会議所連携「かしはら逸品創出プロジェクト」~マッチング会を開催!

7グループ・7事業所が商品開発に挑戦!   9年目となる畿央大学、橿原商工会議所、橿原市の産官学連携事業、9年目のテーマは「かしはら逸品創出プロジェクト」。橿原市を想い起こさせる新商品・サービス等で販路開拓・地域活性化に結びつける「ふるさと名物」づくりに、健康栄養学科の学生が取り組んでいます!   2017年10月11日(水)に畿央大学内にて、健康栄養学科(指導教員:松村先生、柴田先生)の学生たちが、橿原市と橿原商工会議所との産学官連携事業「かしはら逸品創出プロジェクト」の事業所とマッチング会を開催しました。     新商品・新メニューの開発に携わる健康栄養学科2回生26名7グループと橿原市内の事業所7社とのマッチング会が開催されました。今回は「顔合わせ」ということで、お互いの自己紹介や、この事業を通じてどのような商品を創っていきたいか等のアイデアを交換しながら、次回の打ち合わせの日程調整を行いました。     【今回参加頂いた事業所一覧(順不同)】 ●AMAN橿原店 ●おうちごはんときのは ●カフェレスト陽炎 ●ほうらんや ●アースワインダイニング ●伝統食カフェ楽膳 ●プティ・アルシェ   これからは学外の実務経験豊富な方々の思いや意見を取り入れながら会議を重ね、橿原市を想い起こさせる新商品開発に繋げていきます。今後どのようなアイデアが生まれ、素晴らしい商品が誕生するのか、ご期待ください!!   【関連記事】 2017年度 橿原市・橿原商工会議との連携事業「かしはら逸品創出プロジェクト」がスタート! 「イチゴを使った新商品開発プロジェクト」 橿原商工会議所HP ●橿原商工会議所・橿原市とのプロジェクト過去記事はコチラから!

2017.10.13

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.47~9月勉強会は疲れ目の解消方法!

こんにちは、健康支援学生チームTASK※、理学療法学科2回生の波田菜月、福山美雪と人間環境デザイン学科2回生の藤原朋香です。2017年9月27日(月)に、「疲れ目の解消方法」についての勉強会をしました。   ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。   今回の勉強会では疲れ目の原因やセルフチェック、セルフケア(ツボやマッサージ)について話しました。疲れ目に対する質問に答えて疲れ目度合いをチェックしたり、疲れ目解消のマッサージを行いました。疲れ目の対処法を知り、これから目が疲れた時に今回の勉強会を活かして疲れ目解消をしようと思います。   ▼TASKの「T」!     忙しい日常生活でも知らない間に目が疲れていることがあります。日頃からセルフケアを心がけましょう!   理学療法学科2回生 波田菜月 福山美雪 人間環境デザイン学科2回生 藤原朋香   ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。

2017.10.13

理学療法研究会「SAPS」OB・OG会を開催!~在学生レポート

2017年10月8日(金)、学生による理学療法研究会「SAPS※」のOB・OG会がありました。今までは、SAPSのOB・OGの方々が発表してくださっていましたが、今回は学生のときはSAPSに所属していなかった畿央大学理学療法学科の卒業生の方にも発表していただくという形で企画しました。   ※SAPS(サップス)とは、Studying About Physical therapy by Studentsの略語で、学生による理学療法研究会を意味しています。「学生の間からでも何か患者さんのためにできることはあるはず」との想いで、2006年の夏に当時1回生の8人の学生で設立された研究会です。現在、8期生までOB・OGが誕生しており、学生と理学療法士(卒業生)が交流する機会を定期的に設けています。     まず、3回生が「海外インターンシップ(台湾)に参加して」、4回生が「臨床実習に参加して」というテーマで発表しました。日本と台湾では教育と医療の体制の相違点が多くあり、私(理学療法学科3回生 渡辺梨佳)自身がインターンシップに参加してその違いを新鮮に感じたので、紹介させていただきました。台湾の一部大学ではDPTプログラムという理学療法士をめざす学生が6年間大学に通うシステムが導入されました。日本でもその制度を取り入れていくべきか、取り入れることが可能なのかなど、後のパネルディスカッションでも議題としてあがり、発表してくださった卒業生4人がそれぞれの意見を述べられていました。     その後、SAPS3期生(畿央大学理学療法学科6期生)の峯さんと筆保さんにそれぞれ「小児リハビリテーションについて」と「医学的観点から疾患管理を目的とした予防理学療法を考える」というテーマで、また5期生の米元さんと今井さんにはそれぞれ「理学療法士にとって身体とはなにか」と「急性期疼痛の考え方について」というテーマで発表していただきました。     今回は1、2回生にとっては難しい内容もカバーできるように「卒業生×1・2回生」「1・2回生×3・4回生」といったようにバディを組みました。発表内容は難しいものばかりでしたが、大学の授業を受けているだけでは学べないような、リアルな理学療法士の臨床経験や意見、考え方を知ることができ刺激がありました。   発表が終わると「学生と卒業生で考える理学療法の未来図」というテーマでパネルディスカッションを行いました。発表者と参加者の両方から、発表を踏まえたうえでテーマを募集し「日本でDPTプログラムを導入するべきか」「将来理学療法士として働く上での経済面や健康面、家庭面での不安」「どういう理学療法士になりたいか、今後の目標」など、さまざまなテーマで卒業生と在学生の意見をまじえながら今後の理学療法についてディスカッションしました。     OB・OG会終了後、大学の地下食堂で懇親会を行いました。発表してくださった方に質問をしたり、今後の学生生活の過ごし方についてアドバイスをもらったり、就職や臨床実習を控えて、聞きたい事を聞いたり、縦と横の交流を積極的に行える場となり、盛り上がっていました。   ▼懇親会ではビンゴ大会も実施しました!     SAPSでは毎年代替えというものがあります。去年1つ上の代から引き継ぎ、1年間代表をさせていただきました。日々の学生活動の企画や、今回のように卒業生の方を交えた会の企画・司会など、今までにない経験をたくさんさせていただきました。最初は代表をやっていけるのかと不安でしたが、2人の副代表と一緒に考え「よりよい活動にする」という目標をもちながら、時にぶつかり時に支えあい、一緒に時間を過ごしていくうちに、いいチームワークができあがっていったと思います。わたしだけでは気を配れなかった部分を2人がサポートしてくれたことによりうまくいったことばかりなので、とても感謝しています。 将来、この貴重な経験を生かしていきたいです。     発表していただいた方は、現在理学療法士として働かれています。実際に現場に出て働いている理学療法士と接点をもつ機会が得られるのもSAPSに所属する魅力です。積極的に活動に参加し将来に生かせるように、様々なことを吸収することで成長できる場だと思っています。代はかわりますが、これからもSAPSの活動に積極的に参加していきます。   最後になりましたが、会の企画・運営をサポートしてくださった石垣さん、お忙しい中準備や発表、参加してくださった卒業生の方々、ありがとうございました!     理学療法学科3回生 渡邉梨佳   理学療法研究会「SAPS」OB・OG会を開催!~卒業生レポートはコチラ! ●SAPSの取り組みはコチラから!!

2017.10.12

理学療法研究会「SAPS」OB・OG会を開催!~卒業生レポート

卒業生・在学生あわせて87名が交流! 10月8日(日)学生による理学療法研究会「SAPS※」のOB・OG会を開催し、26名の卒業生が集まりました。在学生61名も参加し、あわせて87名の新旧SAPSメンバーが集まりました。   ※SAPS(サップス)とは、Studying About Physical therapy by Studentsの略語で、学生による理学療法研究会を意味しています。「学生の間からでも何か患者さんのためにできることはあるはず」との想いで、2006年の夏に当時1回生の8人の学生で設立された研究会です。現在、8期生までOB・OGが誕生しており、学生と理学療法士(卒業生)が交流する機会を定期的に設けています。     このOB・OG会はSAPSの初代が卒業してから毎年継続して開催しており、今回で8年目の開催となります。会の目的は、理学療法士として働くOB・OGから学生に対して、学内教育だけでは学べないリハビリテーションや理学療法に関すること(実際の現場の話や学術的な話題提供)を伝えるとともに、学生と卒業生が一緒に議論し交流を図ることで、広く縦と横の繋がりを形成し、双方が前向きに学業や仕事に向き合えるきっかけづくり、モチベーションの向上を得ようとするものです。     今回のテーマは「学生と卒業生で考える理学療法の未来図~それぞれの立場・領域から描く多様性と共通点~」として、学生、OB、そして初の試みとして、畿央大学理学療法学科の卒業生からも様々な話題提供をしてもらいました。   学生発表では、3回生から海外インターンシップ(台湾)に関する報告を行い、4回生からは臨床実習での学びや想いを発表してもらいました。特に、台湾と日本の教育制度の違い(DPTプログラム:6年制教育)や医療・介護の制度や文化の違いについて紹介してくれたのは、卒業生にとっても新鮮な情報が多かったと思います。   そして、SAPSのOBからは、峯さん(SAPS3期生・理学療法学科6期生)と筆保さん(SAPS3期生・理学療法学科6期生)から、それぞれ「小児リハビリテーション〜療育センター・小児専門病院での実際と臨床における観察の視点〜」、「医学的観点から疾患管理を目的とした予防理学療法を考える ~代謝疾患を対象として~」のテーマで発表してもらいました。どちらも臨床現場のことを学生にも分かりやすく、かつ学術的な要素も入れながら話題提供してもらい、なかなかイメージにしくい現場のことや、そこでの課題や悩みなどがよく伝わったと思います。   また、卒業生からは、米元さん(理学療法学科5期生)と今井さん(理学療法学科5期生)から、それぞれ「理学療法士にとって身体とは何か」、「急性期疼痛の考え方」のテーマで発表してもらいました。どちらも臨床で理学療法士として働きつつも、大学院に進学し研究しているため、学術として非常に質の高い内容となっていました。そのため、OB・OGでも難しいと感じたかも知れませんし、学生にとっては「全く分からないこと」もあったかも知れません。しかし、一見自分の勉強(大学での勉強)とはかけ離れたような内容も「将来、理学療法士になった際には大事なことになる」ということを知れたこと自体が、将来を真剣に考える良い経験や機会になったと思います。また、卒業生にとっても非常に良い刺激になり、自身の仕事や学ぶことへの態度を改めて省みる良い機会になりました。     これら多様な各発表が終わった後には、会のテーマに沿ったパネルディスカッションを行い、参加者で理学療法の未来図として共通する重要なことを議論しました。さまざまな意見がありましたが、おおよそ共通していたのは「考え続けること」「主体的に行動を起こすこと」という点でした。     【参加者の感想】 <卒業生> ・働きだすと考えないこととか、考えないといけないと分かっていても日常の忙しさから考えるコトを避けてしまっていることを考えたり、思い出したりできる場がSAPSだなと改めて感じた。 ・意欲の高い学生と接することができて、自分ももっと頑張らないといけないと思った。 <学部生> ・人によって考え方が違っていて、それぞれの考え方が素敵で自分も自分を持った理学療法士になりたいと思った。 ・難しい内容もあったが良い経験になった。これから先輩たちが話していた内容が分かるように勉強を頑張りたい。     その後は地下食堂に移動し、全体での懇親会を開催し、よりフランクな雰囲気で縦と横の交流を図りました。ここでは、途中にビンゴ大会があるなど、学生が準備してくれた企画で学生と卒業生が一緒になり盛り上がりました。     最後に、全体での懇親会が終わった後には、卒業生主体の懇親会を懐かしの「風神(学生時よく利用していた居酒屋)」で開催し、より深い話を先輩後輩に関係なく交わしました。     このように、学生と卒業生が集まり、自分たちの将来について真剣に議論し交流を深めるという機会はSAPSならではのことだと思います。今後もこのような機会を継続し、より良い理学療法やリハビリテーションについて、学生・卒業生の立場に関係なく考え続け、それぞれが行動していきたいと思います。 最後に、今回のOB・OG会の開催を支援してくださった畿桜会(同窓会)に感謝致します。   SAPS初代代表 石垣智也(理学療法学科4期生)   理学療法研究会「SAPS」OB・OG会を開催!~在学生レポートはコチラ! ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。  

2017.10.12

平成29年度卒業研究発表会を開催!~看護医療学科

10月7日(土)9:30~16:00、看護医療学科4回生93名が各教員のゼミに所属し半年かけて頑張ってきた「卒業研究」(看護医療学科4年次科目)の発表会が開催されました。     3回生も年明けから卒業研究が開始となるため、実習の合間ですが4回生の発表を聴講に来ていました。1つのブロックで参加延べ人数が35名前後、3ブロック同時に行われ、4回生、3回生、教員が聴講し、発表や質疑応答に緊張や笑顔が見られました。   【卒業研究を終えた4回生の声】 約半年間かけて作成した卒業研究の発表が無事終わり、今はほっとした気持ちでいっぱいです。卒業研究を始めたころは、研究計画書の書き方や論文の検索方法もよくわからず、書き終えることができるのか不安に思いながら進めていました。特に、文献検索のときには、「文献は古すぎないか」「信憑性はあるか」など、選ぶのにすごく苦労しました。しかし、指導教員から詳しく指導していただけたことや、ゼミのメンバーと集まるたびに不安な気持ちを共有し、時には実習の思い出や就職活動の話などをしながら楽しい雰囲気でやってこられたことで、最後までやり通すことが出来ました。 また、発表内容を考え、パワーポイントを作成し発表するまですべて1人でするのは初めてだったため、発表会の前はみんながすごく緊張しながら準備をしていました。緊張しながらも発表を乗り越えたことで、経験と自信に繋がりました。 また、発表会で他の学生の様々なテーマによる研究や工夫されたパワーポイントでの発表を聞き、新しい知識を得ることが出来ました。卒業研究も終わり、残りの学生生活は国家試験に向けて頑張っていきたいと思います! 看護医療学科4回生 吉中裕美