2023.02.27

カナダ短期語学留学2023 現地リポートvol.4~いよいよ授業スタート!

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。コロナ感染拡大の影響で3年ぶりの実施となる今回、5学科9名の学生が2023年2月17日(金)~3月6日(月)までの18日間をカナダのGlobal Villageで過ごします。英語学習はもちろん、カナダの文化に触れることができ、博物館や美術館鑑賞、アイスホッケー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫します。ブログ第4弾では、現地校での授業や課外活動の様子をリポートしてくれました! ビクトリアでは、たくさんの初めてのことに挑戦しています。 学校への登校すら、私にとっては初挑戦の出来事でした。テストとオリエンテーションが終わって、その日の午後に初めての授業を受けました。初日は先生が説明していることがほとんど分からなくて、正直なところ「置いてけぼり」状態でした。しかし、分からないところを先生に尋ねると先生は丁寧に教えてくれます。他の留学生たちもそうやって沢山の質問をしていたので、分からないところは自分からどんどん質問することが重要なのだと分かりました。   何日かして少し慣れてくると、「他の国から来た留学生とも友達になりたい」と思い、放課後に積極的に話しかけてみました。私の英語はまだまだ未熟だと思いますが、留学生たちは理解しようとしてくれて、とても嬉しく思いました。一緒に写真を撮ったり、日本のコインをプレゼントしたりして楽しい時間を過ごしました。   木曜日には、放課後アクティビティでビリヤードをしました。私は今まで一度もビリヤードをしたことがなく、ルールも何も知らなかったのですが、同じテーブルになったアルゼンチン人の男の子がルールやボールの打ち方を丁寧に教えてくれたので、みんなと一緒に楽しむことができました。       今週1週間が終わってみて、すごく楽しく刺激に溢れる毎日だったと思いました。たくさんの人と話をして仲良くなることができました。しかし、もっとスムーズにコミュニケーションが取れたら今よりも会話が広げられたり、さらに多くの人と仲良くなれるのではないかと思います。       私は今回の短期留学でビクトリアに来て、楽しいだけではなく自分の英語力のレベルも改めて知ることができました。この悔しい気持ちを忘れずに、日本に帰っても英語に挑戦し続けたいと思います!   人間環境デザイン学科 2回生 富久 菜乃華   【関連記事】 カナダ短期語学留学2023 現地リポートvol.3~学校が始まるまで! カナダ短期語学留学2023 現地リポートvol.2~ホームステイ開始! カナダ短期語学留学2023 現地リポートvol.1~出発編(オリエンテーション~到着まで) 短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ

2023.02.27

次世代教育センター主催 「ひとの生活を支える近未来テクノロジー」を開催!

21世紀に入って20年以上が経ち、携帯電話やお掃除ロボット、無人自動車など人工知能(AI)を搭載したロボットが活躍する流れは加速しています。そこで、次世代教育センター※では、これからの社会を担う皆さんに「ひととAIの関係」に関する教養を身に付けてもらうことを目的として、昨年度に引き続き、冬休みにオンデマンド型の講座を実施しました。学科、学年をこえて18名の学生が参加しました。 次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。 今年度は、ひとの生活を支えるために現在普及しつつあるAIテクノロジーを紹介した上で、今後開発され、普及するであろうAIテクノロジーについて説明しました。また、新型コロナ感染対策のため、担当教員が全1回の講義動画を配信し、学生の皆さんから、質問や意見、感想を送ってもらいました。そして、全ての質問と意見への回答や皆さんの感想を記したファイルを作成し、参加者全員で共有しました。   第1章「医療系のテクノロジー」 生体情報を最新のセンサーにより数値化し、そのデータを最新のAIが分析した結果を用いた医療行為を説明しました。たとえば、脳波のAI分析結果を用いて動作補助装置を制御して四肢のマヒを克服するリハビリテーションを紹介しました。また、ひとが動いている動画を分析して身体の各部分の位置とその変化を数値化するAIについても紹介し、携帯とPC用のAIアプリを皆さんに体験してもらいました。そして、AIによる動作分析が心理的要素も考慮したリハビリテーション(ゲーミニフィケーション)につながる可能性も説明しました。     ▼動作分析のAIアプリについての説明スライド     学生の皆さんからは、「技術の進化で病気を素早く発見したり、リハビリにも役立ったり、考えた人たちはすごいなと思いました」「AIと私達の生活は大きく関係していることが分かった」という意見を貰いました。また、「AIに頼ることの健康への影響は?」や「医療で現在使われている遠隔系のものをうまく活用する方法は?」という質問ももらいました。このような意見や質問は非常に興味深く、コミュニケーション上での問題点をいくつか挙げて回答をさせてもらいました。ただ、VTuber などのように実態のないキャラが遠隔医療をする可能性もあり得るのではないかと、こちらも考えさせられました。 第2章「医療系以外のテクノロジー」 労働・移動・教育・文化と娯楽という4分野におけるAI搭載ロボットの活躍について説明しました。労働分野では農業や運送などに役立つ人体装着型のロボットスーツなどを紹介しました。また、移動分野では歩行困難な人の下半身の代わりとなる屋内外兼用4輪ロボットなどを紹介しました。さらに、教育分野では初等教育におけるプログラミング教育を、そして、文化と娯楽分野では、異文化交流に便利な70カ国以上の言葉をその場で翻訳してくれるポケットサイズのAI翻訳機を紹介しました。     ▼人体装着型の運送用ロボットスーツを説明したスライド       学生の皆さんからは「ハリウッド映画に出てくるようなアイアンマンスーツの開発は可能ですか」や「ナノテクノロジーはどこまで進んでいますか」という質問が出ました。これらの質問に対しては、映画のような超人的な力をひとにあたえるスーツの開発は可能であると説明しました。そして、ひとのように傷が自然に治る金属なども開発されているため、そのような物質で作られたAIロボットが登場すれば、人間が電波などで遠隔操作しない限り、AIロボットがひとから独立して社会を混乱させる可能性についても説明しました。   第3章「近未来テクノロジー」 現在開発中あるいは普及し始めているAI搭載ロボットなどを紹介しました。過去の多くの患者さんのデータを分析するAIが登場して、生活習慣病のような気が付いたらかかっている病気でも、問診票や動画をAIに送るだけで予防のアドバイスをしてくれるようになるでしょう。また、正常な手と同じ機能を持つ義肢が登場したり、生体内マイクロチップが今後日本でも普及するだろうことや、ネット上の安価あるいは無料の高等教育コンテンツが日本でも普及して、教育の機会が拡大する未来図も説明しました。   ▼生活習慣病の予防にAIが活躍する未来を示したスライド         学生の皆さんからは、生体マイクロチップなどの便利さへの感動を伝えてもらった一方で、AIとの共存に関する質問や意見ももらいました。「AIがひとの仕事を奪ってしまいませんか?」や「AIと共存するにはどうすれば良いのですか?」という質問です。これらの質問に対しては、AIが人間の代わりに仕事をすれば、そのAI自体をコントロールするひとの仕事が新たに生まれるため、ひとの仕事自体の量は減りにくいことを説明しました。また、AIと共存するにはAIに感情を持たせないようにすることが大切であるという考えを伝えました。そして、「AIまかせにすると、ひと自体の不測の事態への対応力や創造的なアイデアが衰えるので、いつの時代にもひとは考えることをやめてはいけない」という意見もありました。   プログラム全般を通じて、学生の皆さんからの質問や意見、感想は非常に本質的かつ発展的であったため、我々教員も触発され、色々なことを考えながら回答しました。今年度も充実したプログラムになったと考えています。 「ひととAIの関係」に関する次回のプログラムは2023年度に予定しています。   畿央大学大学院健康科学研究科 冬木正紀・大住倫弘       次世代教育センター     【関連記事】 次世代教育センター主催「モバイルプラネタリウム上映会」を開催!!~協力:畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル 次世代教育センター主催 「Excel集中講座」を開催!(今年度2回目) 次世代教育センター主催「Excel集中講座」を開催! 次世代教育センター主催「コミュニケーション力養成講座~プレゼンテーション」を開催! イベントプログラム「これからも『ひと』と『ロボット』は共存できるのか」を開催!~畿央大学次世代教育センター 次世代型情報教養プログラム「ロボットとプログラミング」を開催しました~次世代教育センター

2023.02.26

1回生131名が「小学校一日見学」に参加しました~現代教育学科

「小学校一日見学」は畿央大学教育学部が独自に設置している「小学校教育実習」「養護実習」を履修するための必修科目です。早い時期に学校の現場を経験することをねらいにしています。   平成22年度より大阪教育大学附属小学校並びに大阪教育大学のご厚意により、平成30年度までは附属天王寺小学校、翌年からは附属平野小学校で受け入れていただきました。一昨年度、昨年度は新型コロナ感染対策のためオンライン形式で実施しましたが、今年度は学校を訪問して実施することができました。例年、午前中4時間の授業参観、午後は副校長先生による講話と1日を振り返るレポート作成というプログラムで実施してきました。今回は、コロナ感染防止対策として午前のみの実施としました。参加者は131名でした。   3時間の授業参観と1時間の副校長先生による講話が主なプログラムです。保健教育コースの学生には授業参観のうち1時間は養護の先生による講話をしていただきました。           授業参観は1年生から6年生の配当された学級で、学習の様子を参観させていただきました。教員の立場から1時間毎に異なる教科の指導を目にする、とてもよい機会となりました。4時間目は、南副校長先生の講話です。まず、参観した授業から「小学校教員の魅力」「小学校教員の責務」「小学校教員の職務内容」についてお話があり、「教師の場作り・働きかけのよさ」「子どもが『光っている』瞬間」を視点としてグループ討議を行いました。そして、目の前の子どもたちの気付きから学習がはじまること、子どもの興味・関心を喚起し、自力解決できるよう支えていくことが教師の役割であること、教師の仕事には専門性と同時に人間性が求められることなど、教師の役割とやりがいについて語ってくださいました。   学生は帰宅してから半日を振り返りレポートをまとめました。今日の出来事を言葉で表現することによって、教職への思いを一層強くしたことでしょう。 半日の様子を写真と学生の感想で紹介します。   ◇授業の参観 ●3限目に見学した理科の授業では、果敢に実験し、成功しなかったときに何故成功しなかったのか、どこが問題だったのかを自分で発見し、解決策を探している姿が多くあった。教師がすべて教えるのではなく子ども達自身で発見し、解決策を見つけることがより良い成長につながることがよくわかった。   ●児童が積極的に発表できる環境の大切さです。私が小学生の頃は、恥ずかしくてクラスのみんなの前で発表することにとても消極的でした。しかし、今回参観したクラスではどの児童も物怖じすることなく積極的に発表していました。その背景には、発表した児童の意見に対して先生が「どうでしょう?」とクラス全体に問いかけ、反応やさらなる意見を求めていたことがあるのではないかと思いました。クラスのみんなが何かしらの反応をしてくれることで発表した児童に自信がついたり、次も間違えることなどを恐れずに発表できるのではないかと思いました。       ◇子どもへの対応 ●授業中、私の想像以上に教室の中に飛び交う子どもたちの私語は多かった。ただ先生の捉え方は違っていた。先生が話す前に児童が喋っていると、少し静かにするよう合図を送るものの、その中から必要な情報(言葉)を的確に拾っていた。ある児童の問いに対して、これは他にも同じ疑問を持っている子がいそうだなと思われる発言は、全員に共有したうえで問いかけていた。勿論先生は答えを知っているけど、それを答えるのではなく、児童の疑問は児童が解決することで、さらなる深い学びにつながっているとわかった。   ●今回の見学を通しての反省点を挙げるとするならば、長い休み時間の時に「周りの輪に入って行けずに15分間一人で過ごしていて寂しかった」と休み時間終わりに訴えた子が居た。その子が一人で居ることに気付いてあげることができなかったのは、自分にとって大きい反省点である。3回生で教育実習に行く際は、この反省点を踏まえて行動したいと考えている。   ◇ICT ●子どもたちの学習活動について私たちの小学生時代と大きく異なっていたのは、PCを用いた授業が当たり前となっていた事であった。分からない事を調べるだけでなく、画像をクラスで共有したりページを見やすく矢印で繋げる作業をしたり、大学生の私たちが行うような事を小学生の頃から行っている今の子どもたちのICTへの適応力に驚かされた。また、先生方もPCを活用した授業づくりをしっかり行っており先生方の授業づくりに対する努力がみられ、大学生の私たちは今のうちからよりPCに慣れ当たり前に授業に盛り込めるような技術をつけなければいけないと痛感した。   ◇養護教諭 ●養護教諭の先生が実際に工夫して行っている取り組みについてです。養護教諭は保健室で、全児童の心身の健康をサポートすることになります。しかし、全てを担っていては保健室がうまく回らなくなり、児童にも良い影響を及ぼさないことが、養護教諭の方のお話から伝わってきました。そのため、他の先生方にも連携・協力してもらい、頼ることを肯定的に捉える視点が必要だと学びました。   ●養護教諭の役割は、大学の授業で取り扱われて、知識としては知っていたが、自分の想像していたものとは違った点もいくつかあった。 養護教諭になりたいという思いはより強くなり、また小学校教員の魅力もよく感じたことによって、自分の進路についてまた見つめ直す良い機会となった。   ◇講話を聞いて ●副校長先生の講話の「教師は子どもたちと同じ方向をむいて、ともに進む伴走者であり、共同探究者である」という言葉である。教師は子どもたちに教えるというイメージが強く、子どもたちを将来へと導くのが役割であるという考えが残っていると思う。しかし、今日の見学のたった3時間でも、がやがやしていても先生が「切り替え」と言ったらすぐに切り替えができるのだと学んだり、私よりもたくさんの折り紙の折り方を知っている子など、子どもたちから学ぶこともたくさんあった。毎日子どもたちを一緒にいる先生は、毎日子どもたちが学んでいるのと同じくらい、それより多く学びがあるのだと思った。   ●副校長先生のお話であったように、今回の実習では小学校教員の①魅力、②責務、③職務内容の3つを習得することが出来たと思う。具体的には、まず魅力については、正直なところ、この実習に行くまで、教員にはなりたいが想像がつかず、めざすことへの不安感があった。しかし、今回の実習で実際に子供と触れ合い、授業も受けることができたことで、それらへの楽しさを感じることができ、自分と一回りも違うかわいい生徒たちに愛着が持て、この子たちに勉強を教えてあげたいと思った。そしてそれはすごくやりがいのあることだということも感じることができ、教員志望の気持ちがすごく高まった。         ◇一日を通して ●今回の実習を通して、短い時間でもたくさんのことを学んだり気づくことができ、教員になることに対する自分のモチベーションが向上しました。副校長先生のお話でもあったように、時代に対応した教員としての専門性を身につけるだけでなく、人間性を磨き高めることが大切だと思いました。   ●小学校一日見学を通して、たった3限だが、改めて教師の仕事のやりがいと大変さを知らされた。子どもたちの本当に貴重な時間を任される責任を改めて認識し、子どもたちと共に学び成長していけるような教師になることを目標にして、2回生からの授業に気合いを入れて挑もうと思うことができた。       最後に、学生に貴重な学びの場をご提供くださった大阪教育大学並びに附属平野小学校に深く感謝申し上げます。     【関連記事】 小学校1日見学、2020年度はオンラインで開催!~現代教育学科 小学校1日見学に145名が参加!~現代教育学科 大阪教育大学附属池田小学校を訪問し、「安全で安心できる学校づくり」を考える~現代教育学科 小学校1日見学に159名が参加!~現代教育学科 1回生が大阪教育大学附属池田小学校を訪問!~現代教育学科 小学校1日見学に134名が参加!~現代教育学科

2023.02.25

日本物理療法合同学術大会2023で大学院生が優秀賞を受賞!~健康科学研究科

この度、2023年2月19日〜20日に開催された『日本物理療法合同学術大会2023』において、畿央大学大学院健康科学研究科 修士課程の立石 貴樹(東京湾岸リハビリテーション病院・理学療法士)が発表してまいりました。   本学術大会はハイブリッド開催となりましたが、約800名が参加しました。理学療法士以外の他職種も集い、基礎分野の研究者や臨床家が参加され、幅広い領域における発表内容の一般演題が報告されました。 本学術大会のテーマは『物理療法の評価と治療-測る・理解する・変える-』と題され、患者の病態を把握・理解し、物理療法の効果機序に基づいた治療選択を行うための評価と治療に焦点を置かれ、それに基づく教育講演とシンポジウムがプログラムされていました。いくつかのプログラムでは、物理療法の科学的手段の確立のために、最新の知見を基に課題と可能性を提示され、物理療法の有用性が再認識されました。   今回、私は『重度感覚鈍麻の麻痺側下肢にしびれ感を呈した脳卒中症例に対するしびれ同調TENSの効果:症例報告』というテーマで発表し、その内容が優秀賞に選出されました。その内容は、重度感覚障害の麻痺側下肢にしびれ感を呈した脳卒中症例に対して、ニューロリハビリテーション研究センター客員研究員である西祐樹さん(長崎大学 助教)が開発されたしびれ同調TENSを用いた症例報告になります。重度感覚障害で電気刺激の知覚が得られにくく、パラメータ設定が難渋したことから、非麻痺側下肢でしびれ感を再現させて、麻痺側下肢に同様のパラメータ設定で電気刺激を行なったことでしびれ感が改善したことを報告しました。 多くの演題の中から、優秀賞を受賞できたことは、研究活動を行う活力、自信となり大変嬉しく思います。今後も皆様のリハビリテーション介入の意思決定の一助となるよう臨床実践および研究活動に精力したいと思います。   最後になりますが、今回の発表にあたり、客員研究員の西祐樹先生ならびに指導教員である森岡周教授をはじめとする多くの方々にご指導、ご支援をいただきました。この場を借りて深く感謝申し上げます。   発表演題 重度感覚鈍麻の麻痺側下肢にしびれ感を呈した脳卒中症例に対するしびれ同調TENSの効果:症例報告 立石 貴樹、西 祐樹、松井 菜緒、立本 将士、伊藤 惇亮、近藤 国嗣、森岡 周   健康科学研究科 修士課程 立石 貴樹   関連リンク 日本物理療法合同学術大会2023ホームページ

2023.02.23

カナダ短期語学留学2023 現地リポートvol.3~学校が始まるまで!

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。コロナ感染拡大の影響で3年ぶりの実施となる今回、5学科9名の学生が2023年2月17日(金)~3月6日(月)までの18日間をカナダのGlobal Villageで過ごします。英語学習はもちろん、カナダの文化に触れることができ、博物館や美術館鑑賞、アイスホッケー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫します。ブログ第3弾でもホームステイ開始から学校が始まるまでの様子をお届けします! こんにちは。健康栄養学科2回生の北谷 朱花莉です。現在、カナダのビクトリアに滞在しています。現地での生活をリポートしたいと思います。   ホームステイ先の家族と会うまでは「どんな人なんだろう」と緊張していましたが、実際に会ってみると優しい方で、温かく迎え入れてくれました。カナダに着いて1日目は飛行機の疲れもあって、すぐに眠ることができました。         2日目はホストマザーが近くのスーパーまで連れて行ってくれました。日本よりも食材一つひとつが大きいのを見て、驚きました。         3日目は朝からカナダで人気のカフェ「Tim Hortons」に朝食を食べに連れて行ってもらいました。 街中や店内を歩いていると、気軽に"Hello!"と声をかけてくれるところに、カナダの方のフレンドリーさを感じました。   カナダで通う学校のオリエンテーションでは説明はすべて英語で行われます。みんなで集中して英語を聞き取り、理解しようとしていました。   ホストマザーは私の拙い英語も最後までしっかり聞いてくれて、発音が間違っていると正しい発音を教えてくれます。期間は短いですが、積極的に英語を話して日本ではできない経験や様々なことを吸収しながら英語を身につけて帰りたいと思います!                        健康科学部健康栄養学科2回生                            北谷 朱花莉 【関連記事】 カナダ短期語学留学2023 現地リポートvol.2~ホームステイ開始! カナダ短期語学留学2023 現地リポートvol.1~出発編(オリエンテーション~到着まで) 短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ

2023.02.22

カナダ短期語学留学2023 現地リポートvol.2~ホームステイ開始!

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。コロナ感染拡大の影響で3年ぶりの実施となる今回、5学科9名の学生が2023年2月17日(金)~3月6日(月)までの18日間をカナダのGlobal Villageで過ごします。英語学習はもちろん、カナダの文化に触れることができ、博物館や美術館鑑賞、アイスホッケー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫します。ブログ第2弾は、緊張からはじまったホームステイの様子です! こんにちは。健康栄養学科2回生の吉田美瑠です。現在、カナダのビクトリアに2週間滞在中です。   カナダに着いてずっと不安でしたが、18時頃ホストファミリーの家に着いて少し交流した後に食事をとり、1日目は疲れていたのですぐに寝ました。とても緊張していましたが、ホストファミリーの優しさと話すフレーズを事前に考えていたので、なんとか話すことができました。2日目の土曜日は起きると正午12時前で、とても驚きました。朝ごはんは「ワッフルかコーンフレークで好きなものを自分で作ってね」と言われました。       午後はホストマザーと海岸へ散歩をしてから買い物へ行きました。海岸を散歩しながら町についてホストマザーが説明してくれていると、散歩中の人に「留学生?どこ出身?」と何度も声をかけてもらい、おすすめのスポットなどを教えてもらうことができました。私が日本にもあるものや日本とカナダの違いを話すことでホストファミリーとの距離が少しずつ近づいているように感じられて、とても楽しかったです。けれど、自分が話したいことは話せてもホストマザーが話すことに対して今はYes, OK, Thank youとしか返すことができていないため、なるべく会話が続くような受け答えができるように心がけています。         午後からは学校の下見と、バスに乗るためのチケットを買いに行きました。ホストマザーと一緒にバスに乗り、ダウンタウンで少し買い物をして帰ってきました。ホストマザーは私が間違った英語を話していると訂正してくれるし、私がうまく伝えられないでいると単語を教えてくれたりします。勉強になるし、留学していると身につくことがとても早いです。   まだまだ英語は話せませんが、留学に来て日が経つほど「もっとここで過ごしたいな」という気持ちが強くなっています。短期留学なので限られた時間ですが、残された時間を大切に多くの人とコミュニケーションをとり、英語をたくさん話して楽しみたいと思います!   健康栄養学科2回生 吉田 美瑠   【関連記事】 カナダ短期語学留学2023 現地リポートvol.1~出発編(オリエンテーション~到着まで) 短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ

2023.02.21

カナダ短期語学留学2023 現地リポートvol.1~出発編(オリエンテーション~到着まで)

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。コロナ感染拡大の影響で3年ぶりの実施となる今回、5学科9名の学生が2023年2月17日(金)~3月6日(月)までの18日間をカナダのGlobal Villageで過ごします。英語学習はもちろん、カナダの文化に触れることができ、博物館や美術館鑑賞、アイスホッケー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫します。オリエンテーションからカナダ到着までをリポートしたブログ第1弾が届きました! こんにちは。教育学部現代教育学科4回生の山田実芙です。現在、カナダのビクトリアに留学中です。出発前のオリエンテーションからカナダに到着するまでをリポートします。   今回の留学に参加しようと思ったのは、以前から「なんとなく留学をしてみたい」という気持ちを持ち続けていたからです。短期語学留学の案内がちょうど就職活動を終えていた頃に来たので、「今が絶好の機会だ!」と考え、思い切って参加することを決心しました。少し勇気のいることでしたが、事前オリエンテーションに参加すると先生方や旅行会社の方が丁寧に説明をしてくださり、また、質問にも分かりやすく応えてくださって、安心することができました。   ▼事前オリエンテーション(撮影時のみマスクを外しています)       今回の留学で期待しているのは、色々な人の価値観や国の文化を学び、自分自身の成長につなげられるようにすることです。そのためには、自分から積極的に声をかけることが重要だと思っています。今回の留学に参加するメンバーの中で4回生の参加は私だけだったので初めはドキドキしていましたが、声をかけるとみんなにこやかに話をしてくれました。たくさん話をする中で、「こんな考え方があるんだな」「その発想面白い!」など、すでに刺激をもらっています。カナダでの生活においても、色々なことを吸収していけるようにしたいです。   ▼いよいよカナダへ出発!         機内では、英語を勉強している人や映画を見ている人、本を読んでいる人など、様々な様子が見られます。とても長いフライトですが、皆時間を有効活用して楽しんでいます。         バンクーバー国際空港に到着!その後、バンクーバーの南にあるトワッセン港からBCフェリーで、バンクーバー島のスワッツ港(ビクトリア)に向かいます。     ▼バンクーバー国際空港に到着     ▼トワッセン港(バンクーバー)からBCフェリーに乗船       ▼フェリーにて         ビクトリアに到着してからは、ホームステイ先に行ってバラバラになりますが、支え合いながら意味のある留学となるために、頑張りたいと思っています。   ▼スワッツ港に到着       ▼それぞれホームステイ先へ!       教育学部 現代教育学科 4回生 山田 実芙     【関連記事】 過去の短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ

2023.02.16

英語教育コース「セメスター留学2022」現地リポートvol.10~カナダならではのアクティビティを紹介!

2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。コロナ禍の影響で延期になっていた3回生と2回生あわせて11名が、2022年9月17日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。ブログ第10弾は、現地で気軽に体験できるアクティビティを紹介してくれました! こんにちは。教育学部2回生の吉田 茉生と申します。カナダに滞在できるのも残りわずかとなってまいりました。さて、今回は日本ではあまり体験したことのない、カナダにいるからこそ気軽に体験できるアクティビティと友達の送別会についてお伝えしたいと思います。   アイスホッケー観戦 私が通っているGlobal Village(以下GV)で行われているアクティビティで参加しました。アイスホッケーはカナダの国技で、盛り上がりもすごいです。私は生でスポーツ観戦をしたことがなかったので、最初はその盛り上がり方にとても驚きました。また、音楽とともに登場する選手が格好良くて印象に残っています。時々、選手同士で巻き起こるちょっとしたファイトに反応して観客が大興奮する姿を見るのも面白かったです。         アイススケート クラスメイトとアイススケートに行きました。過去に何度かしたことはありましたが、スムーズに滑るのは意外に難しく、時々こけそうになりながらも頑張っていました。みんなで助け合いながら笑い合いながら楽しみました。そして、驚くことに人生初!アイススケートでこけました。こけた時みんなが駆け寄ってきてくれて、優しいなと思うと同時に、こけてしまった自分に爆笑していました。   ビリヤード GVでも行われているアクティビティですが、個人で楽しむこともできます。GVから徒歩5分ぐらいのアクセス抜群の場所でも遊ぶことができます。初心者でも十分楽しむことができて、私自身も学校のアクティビティとして2回、個人で2回行くほど、ビリヤードの楽しさにはまっていたりします。なにより、プレイしながら友達と会話を楽しんだことが良い思い出です。メキシコ出身の友達がとても上手で、やり方を教えくれました。   送別会 とても仲良くなった友達の一人がGVを卒業し、母国へ帰るということで、最後にご飯を食べに行くことになりました。私たちが訪れたところはBule Fox Caféというビクトリアでかなり人気のあるお店です。そこで食べたBennyというメニューが美味しく、大満足でした。すごく仲良くなれたのに離れてしまうのはとても寂しかったですが、最後まで楽しくお話しすることができて良い思い出になりました。いつの日かまた会えることを願っています!!     最後に 新たな友達との出会いと親しい友達との別れをくり返しながら、沢山の人と話し、多くの経験をして、とても充実した生活を送っています。あと少しの留学期間を後悔のないように、沢山の人と遊び、沢山の思い出を作っていきたいと思っています。   最後まで読んでいただきありがとうございました。楽しんで頂けたら幸いです。 以上、カナダから吉田茉生でした!   現代教育学科英語教育コース2回生 吉田 茉生       【関連記事】 英語教育コース「セメスター留学2022」現地リポートvol.9~有名レストランとワイナリーが集まるイベントに参加! 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.8~New Year in Canada! 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.7~HAPPY HOLIDAY!! from Canada 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.6~カナダでFIFAワールドカップを観戦! 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.5~ホストファミリーとライブへ! 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.4~11月のビクトリアとナイアガラの滝! 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.3~ビクトリアとトロントへ! 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.2~ロッキー山脈ツアーとサンクスギビングデイを体験! 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.1~ホームステイ先に到着! セメスター留学1期生、カナダへ出発!~現代教育学科 英語教育コース 「セメスター留学」が始まります!~現代教育学科

2023.02.15

健康栄養学科の山本 隆教授がNHK「ほっと関西」に出演!「冬アイス」の疑問に答えます!

“ホット”なニュースと“ほっと”する話題を平日午後6時からお届けするNHK大阪放送局「ほっと関西」。2月16日(木)の放送では、健康栄養学科の山本 隆教授が出演して、「なんで冬でもアイスを食べたくなるのか?」の疑問に答えます! 「チコちゃんに叱られる」など何度もNHKに出演している山本 隆先生ですが、今回は「ほっと関西」内のコーナー「nan で nan?」で、「なんで冬でもアイスをたべたくなるのか」についてコメントします。   取材は、山本先生の研究室で行われました。取材クルーにイスを勧めたり、質問に一つ一つ丁寧に回答するお人柄が印象的でした。     実験では、健康栄養学科4回生でゼミ生の上村 里帆さんがサポートに駆けつけてくれました。インタビューと実験で予定の2時間を超える取材となりましたが、終始とても和やかな雰囲気で行われました。     冬にアイスを食べたくなるみなさん、どうしてなのか疑問に思いませんか? ぜひご視聴ください!     また、山本先生は2/18(土)13時から「畿央大学公開講座」を担当します。テーマは「おいしさを生み出すうま味とコクの新常識~味覚と脳のメカニズム~」。気になる方はこちらもご参加ください! 放送予定 2/16(木)18:00~19:00 *山本隆先生は18:00~18:30内で出演予定ですが、放送の都合上変更になることがあります。 ▶番組ホームページ    

2023.02.14

健康栄養学科卒業生が、畝傍高校硬式野球部を栄養サポート!~健康科学研究科

健康科学研究科1年の新田 裕樹(にった ゆうき)です。2020年3月に健康栄養学科を卒業して現場で働くなかで、専門性をもっと深めたいと思い、2022年に母校である畿央大学大学院健康科学研究科に進学しました。   現在は栄養教諭として働きながら、「ジュニア期におけるスポーツ選手の栄養」について研究を進めています。ご縁があって、奈良県立畝傍高等学校硬式野球部を継続してサポートすることになり、紹介させていただきます。     選手たちは身体づくりやパフォーマンスの向上のために、食事の意識を高く持って取り組んでいるようです。しかし、なかなか結果が出なかったり、実際にどんな食事を摂ればよいのか、どのように行動に移せばよいのか、どのタイミングで食べるとよいのかなどがわからないなどの課題がある、と監督から依頼を受けました。私自身も野球をしていたので、選手たちの気持ちにもとても共感でき、研究や現場での勉強の一環という側面もありますが、ただ単純に「何か一つでも力になりたい!」「応援したい!」という思いでサポートが始まりました。     第1回目のサポートでは、指導スタッフ、選手、マネージャー、保護者を対象に栄養講義を行いました。講義は高校生のライフステージに焦点を合わせた成長期における栄養とスポーツ選手に必要な栄養を中心にお話させていただきました。選手からはたくさんの質問があり、参加してくださった方も配付資料やノートにメモを取りながら積極的に受けてくれました。     現在は生徒たちに「食事記録」を取ってもらっています。今後はその食事記録をもとに選手それぞれの食事を分析・フィードバックし、目標に向けて食事の内容・量・タイミングなどアドバイスしていく予定です。         すぐに結果が表れる選手もいれば、なかなか結果が出ない選手もいると思います。もちろん結果につなげることができればと思いますが、仮に結果が出なかったとしてもまだ高校生なので、食事や目標に向けて自発的に行動に移すことの大切さなどを考えるきっかけとなるサポートをしていきたいと思います。これからも選手と共に成長できるようにがんばっていきます!     健康科学研究科 修士課程1年 健康栄養学科 2020年3月卒業 新田 裕樹   【関連リンク】 畝傍高等学校野球部Twitter