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イベントレポート

2008.12.26

タイの大学と同時中継で議論も-日本環境教育学会関西支部研究大会、本学を会場に-

12月21日、畿央大学を会場に「日本環境教育学会関西支部第17回研究大会」が開かれました。テーマは「行動する市民が築く持続可能な未来~アジア・エリアにおける環境教育の展開~」。 タイのプラナコーン大学とテレビ会議システムで同時中継し、同大学環境教育センターのチナタ・ナガシンハ先生が、特別講演「タイにおける環境教育教材-持続可能な農業を中心に-」を行い、会場との間での質疑応答を交わす企画もありました。 環境について学んでいる奈良県明日香小学校の児童3名からは、マングローブ林を伐ってエビの養殖が進んでいるタイの現状について質問が出され、チナタ先生が答える場面も見られました。 基調報告はネパールにおける環境教育やスリランカの農業が取り上げられ、ラウンドテーブルでも研究大会のテーマに沿ってグローバルな視点での議論が行われました。 一般研究発表は、3つの分科会に分かれて行われ、23のグループから里山の保全や二酸化炭素削減活動、さまざまなESD(持続可能な開発のための教育)活動などが紹介されました。 そのなかで、本学教育学部の学生グループは「竹を生かした環境学習―総合演習の授業から―」を発表しました。また、展示会場には本学の授業「総合学習」で学生が作成した環境学習などに関するパネル、学習記録(ポートフォリオ)が紹介され、参加者の目を引いていました。

2008.12.26

第4回 健康意識啓発セミナー が開催されました

本学は、文部科学省の学生支援GPに採択され、その活動の一環として健康意識啓発セミナーを継続的に開催しており、今回は第4回目となりました。対象は本学の学生だけではなく一般の方にもご参加いただき、「公開セミナー」として開催しました。講師は、奈良社会保険病院の赤井律子先生をお招きし、「性と生の教室」~自分の性(生)を大切に~というテーマで、普段なかなか聞くことのできない実例を交えた性感染症の話をお聞きしました。これから教育や医療の現場での専門職を目指している学生たちは、真剣なまなざしで聴講していました。そして、思春期真っ直中の学生は、これからの生き方についても大きな示唆を得たことでしょう。

2008.12.17

学生の寸劇で盛り上がりました!~生駒市主催の「市民カレッジ」~

生駒市主催の「市民カレッジ(教養講座)」が開催され、12月6日・17日の2日間の講座を、本学人間環境デザイン学科村田浩子准教授が担当しました。村田ゼミの学生たちもボランティアでスタッフとして参加しました。 第1日目は「身近な自然物を学ぶ-楽しい天然繊維―(羊毛とフェルト、蚕と絹)」がテーマ。 学生たちは、色々な衣服を着用して、その衣素材の名称と特徴が分かる寸劇を演じました。この劇は受講者にも好評で、とても盛り上がりました。   第2日目は「身近な自然物を利用して遊ぶ-草木を材料にした染め物-」をテーマにして、講義と体験実習を行いました。 体験実習では個性的な染め物ができあがり、参加した皆さんに大いに満足していただいたようです。  

2008.11.06

ハロウィンの仮装で英語に親しむ~「英語で遊ぼう」(大和高田市との共同企画)~

11月2日(日)、大和高田市・総合福祉会館で大和高田市との共催企画「英語であそぼう」が実施されました。幼稚園児から小学校低学年までのおよそ50人の子どもたちと、楽しみながら英語に親しもうという企画です。 中心になって子どもたちを指導したのは、畿央大学EIKEN (英語研究部)のメンバー。 本学で英語の授業をもっておられるRandy Muth先生の助けも借りながら、1時間30分ほどの楽しい活動を指導しました。 ハロウィンも近いことから、仮装して登場。ハロウィンのことについて学ぶ自作の紙芝居や身振りをつけた歌を歌いながらの英語の勉強、工作やスタンプラリーなど、どれも遊びながら英語を使う練習をするプログラムで子どもたちも英語で遊ぶ楽しさを実感していたようです。終了後回収した保護者の方のアンケートもおおむね好評で、まずは大成功だったといえるでしょう。 活動の様子は11月8日(土)夜10時10分から、奈良テレビの「いきいきタウン」という番組で放映されるようです。

2008.10.29

盛況!! ウェルカムキャンパス

畿央大学では、畿央大学の各学科の特色を生かしたプログラムを 「ウェルカムキャンパス」として毎年学園祭(畿央祭)と同日に開催しています。 今年は10月26日に【一次救命処置(AEDを使用)と外傷の手当】、 27日に【健康かんたんチェック】と【学び生きいきギャラリー】のプログラムを実施しました。 たくさんの方に参加していただき、よろこんでいただけたようです。   【一次救命処置(AEDを使用)と外傷の手当】 参加された方々は、 「最近は物騒な事件が多く心配だから、一度経験しておくと役に立つと思います。」 と、真剣に実習人形を使った練習に取り組まれていました。    【健康かんたんチェック】 骨密度や体組成の測定、体のバランス・筋力・瞬発力の測定をおこないました。 毎年とても好評をいただいています。今年も400人ほどの方が参加されました。 やはり、健康についての意識はとても高いと実感しました。 ボランティアの学生たちも懸命に測定を手伝ってくれていました。     【学び生きいきギャラリー】 今年からの新しいプログラムとして、 現代教育学科と人間環境デザイン学科学生のさまざまな取組みの作品やポートフォリオ、プレゼン用資料など、学びの成果を展示しました。 また、デザインに関するゲームなどもおこないました。 ここにも多くの方がこられ、学生の活動の質の高さに感動されていました。 夕方の奈良テレビのニュースにも紹介されました。  

2008.10.28

心もさわやか!クリーンキャンペーン

学園祭の翌日には、 毎年クリーンキャンペーンを実施しています。 今年は、10月27日の月曜日に、25・26日の学園祭のお礼を兼ねて実施しました。 教職員と学生が協力して、五位堂駅周辺、五位堂駅から大学までの沿道、大学周辺の公園などでゴミを拾ってまわりました。 さわやかな秋の一日、心地よい汗を流すとともに、環境の美化にこれからも貢献する精神を高めました。

2008.09.19

2人のかぐや姫が大活躍~広陵町・かぐや姫まつり~

広陵町主催のかぐや姫まつりが9月13日(土)、広陵町の竹取公園で開かれ、畿央大学からは、かぐや姫役として健康栄養学科3回生の学生2名が出演しました。     竹取物語ゆかりの讃岐神社に広陵町長らと参拝した後、オープニングセレモニー、かぐや姫みこしの先導、観月の夕べの点灯式に参加し、観客の注目を集め、祭りの盛り上げに大いに貢献しました。         また、健康栄養学科の浅野ゼミから、「テンペ食べてみ亭」が出店され、沢山の人の試食で大好評を博していました。    *テンペはインドネシアなどの東南アジア諸国で大豆などをテンペ菌で発酵させる醗酵食品。調理には、小さく切り、塩水や魚醤などに漬けて油で揚げることが多い。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2008.09.17

足でたしかめた東京の意味~「東京考現学」~

昭和女子大学との単位互換という恒例の「東京考現学」も今年で最後となる。 長年に渡り、お世話になった昭和女子大学の諸先生方に、今年もお世話いただいた。 今年は20名が参加したが、お天気にも恵まれ、怪我やトラブルも無く有意義な4泊5日の研修となった。4日目までは、「国立オリンピック記念青少年総合センター」で講義を受け宿泊し、5日目は昭和女子大学でレポート提出と閉講式を実施した。   レポート作成              閉講式   ●行程 【1日目】9月8日(月) 午前:新大阪駅・京都駅より出発 午後:オリエンテーション、講義、自由行動「原宿」 東京ミッドタウン 【2日目】9月9日(火) 午前:講義 午後:「国立新美術館」見学、東京ミッドタウン見学   【3日目】9月10日(水) 午前:講義 午後:「都庁」見学、自由行動「銀座」 都庁 【4日目】9月11日(木) 午前:講義 午後:「江戸東京博物館」見学、自由行動「浅草」、「東京デイズニーシー」入場   【5日目】9月12日(金) 午前:昭和女子大学にて、「研修のまとめ」と「閉講式」および「構内見学」 午後:帰路へ(京都駅16:20・新大阪駅16:40解散)   江戸東京博物館   ●参加学生の感想 ・「江戸」という地名の由来や、江戸が首都になった理由が分かった。 ・東京は想像していたより、「みどり」が多く、綺麗な街だった。 ・午前中に講義を受け、午後より臨地研修だったので、非常に分かりやすかった。 ・実際に自分の足で歩いた東京は、一つ一つに意味があるものだと実感した。東京に旅行すれば観光地ばかり訪れるけど、東京ミッドタウンや都庁など訪れる機会がないところに行けて良かった。また、常喜先生の講義でもあった街路樹の意味を身にしみて感じる事ができた。講義も大切だけれど、やっぱり体験し感じることが大切だと思った。 ・次は大阪や奈良の事を調べてみようと思った。  

2008.09.16

桜井女子短期大学教職員の里帰り~桜井女子短期大学教職員の集いが開催されました~

 9月14日、橿原ロイヤルホテルで、桜井女子短期大学教職員の集いが開催されました。    1966年に開設され、これまで7,429名の卒業生を送り出してきた桜井女子短大は、畿央大学へ改組転換し、そして畿央大学短期大学部へと名称変更をしましたが、かつての教職員の記憶の中には今もしっかりと生き続けていることを確認する場となりました。       まず元教務部長で教授でもあった嶋田一郎先生からこの会を開くに至った経過の報告があり、畿央大学の現状がビデオで報告されました。そのあと冬木智子理事長から、今このように懐かしい方々に集まって頂けたことは感無量で、ご自分も含めて里帰りをしたような気持ちになっているとのご挨拶がありました。      桜井女子短大の生活科学科と児童教育学科は、実学を基本としながらも、徳、知、美の建学の精神のもとに人を思いやる、人間性豊かな人材を養成してきたわけですが、その精神は畿央大学にも脈々と受け継がれていることが出席者のスピーチからもうかがうことができました。そしてこれからの畿央大学、冬木学園に対しての熱い思いと期待が口々に語られていました。    この桜井女子短期大学教職員の集いは、これからも折に触れて活動を続けるということで委員を選出し、万歳三唱を最後に閉会しました。   集いに参加された方々のご健康とご活躍、そして冬木学園への変らぬ応援を期待したいと思います。  

2008.09.16

授業の質の向上をめざす!~「初任者研修会」を開きました~

9月11日、畿央大学の初任者(着任後3年以内)教員を対象とした「初任者研修会」を開きました。 30名強の教員が、授業の質の向上を目的に、講義、グループワーク、ビデオ撮影・視聴による振り返り、などを行いました。       午前中は「教育観の変化」「大学の役割の変化」「畿央大学へ入学する学生」「畿央大学授業支援システムの使い方」などをテーマに講義が行われました。     お昼休みは、200名以上入る大講義室に集まり、マイク無しで1分間の自己紹介を行いました。そして、その様子をビデオ撮影し、各自で視聴することにより、各々の発声、声質やクセの確認、1分間という時間感覚を確認しました。      また、「イメージマップテスト」「相互教授法」「議論の可視化」など、授業やグループワークを支援する様々な方法も講義と実践を行いました。 この研修で学んだことを授業で活用できればと思います。