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現代教育学科
2017.06.16
2017年度「マミポコ親子ひろば」第3回活動報告!
近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。 6/13(火)に今年度3回目のマミポコ親子ひろばを開催し、以下の内容で交流を楽しみました。 ◯自由遊び ◯絵本「だるまさんが」 ◯ふれあい遊び「バスにのって」「きゅうり」「ひっつきもっつき」 今回は3組の親子が参加してくださいました。 自由遊びでは、お母さんから離れて遊びに夢中になる姿や、やわらかいボールや木製レールなどで楽しんで遊ぶ姿が見られ、子ども同士が関わり合いをもつ場面もたくさん見られました。 絵本の読み聞かせでは、「だるまさんが」のリズムに合わせて体を揺らしたりしながら、お話の世界を楽しんでくれていたように思います。 ふれあい遊びでは、親子でふれあうことのできる遊びをしました。ふれあい遊びを楽しむ中、親子の間で笑みがこぼれている様子がみられ、とても微笑ましかったです。 少しずつ、子ども同士、お母さん同士でも交流のできる場にしていけたらと思っています。楽しんで参加していただけるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。 次回の活動は、6月27日(火)に和室で活動を行います。ご参加お待ちしております!なお、今年度は定員にまだ余裕がありますので新規のご参加を受付しています。 ●お申し込みはコチラから! 現代教育学科3回生 笹井綾子 【関連記事】 2017年度「マミポコ親子ひろば」第2回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!
2017.06.12
2017年度「マミポコ親子ひろば」第2回活動報告!
近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00~ 畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。 5/23(火) 今年度2回目の「マミポコ親子ひろば」を開催し、以下の内容で交流を楽しみました。 〇自由遊び 〇絵本 「ちょん ちょん ちょん」 〇ふれあい遊び 「ひっつきもっつき」「バスに乗って」 今回は、3組の親子が参加してくださいました! 初回よりも子どもの人数が増え、子ども同士の関わりなどが随所で見ることができました。また、ままごとセットややわらかいボールなどで楽しそうに遊ぶことができて、とても良かったです。 自由遊び以外の絵本や、ふれあい遊びも参加してくださった親子で楽しめるようにもっと頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次回の活動は、6月13日(火)に和室で行います。ご参加お待ちしております! なお、今年度は定員にまだ余裕がありますので新規のご参加を受付しています。お申し込みはコチラから、お願いします。 現代教育学科3回生 田地野佳奈 6/9(金) この日は、畿央大学付属幼稚園の子どもたちが園外保育で畿央大学に遊びにきてくれました。そこで昼食後に、マミポコ親子ひろば担当でレクリエーションを行い、子どもたちと一緒に楽しみました! 手遊び『ひげじいさん』では、子どもたちも一緒に手を動かしたり口ずさんだりしてくれていました。始めは緊張気味だった子どもたちも、手遊び終盤には笑顔で楽しむ姿がみられました。 そして、ペープサート(紙人形劇)では『おおきなかぶ』をしました。子どもたちも「うんとこしょ、どっこいしょ」と声を合わせ、おおきなかぶが抜けたときには「やったー!ぬけた!」と気持ちを言葉にし、ペープサートに夢中になっていました! 最後に『エビカニクス』をしました。エビカニクスを知っている子ども、知らない子ども、みんな一緒にエビやカニになりながら、身体を動かし楽しむことができました。 子ども一人ひとりが、手遊びやお話の世界、音楽に合わせて身体を動かすことなどを、それぞれの方法で、楽しんでくれたように思います。そのことがとてもうれしかったです。これからもいろいろな遊びを楽しんでいってほしいと思います。 私たち学生にとっても子どもたちと一緒に楽しく活動することができ、とてもいい経験となりました。ありがとうございました! マミポコ親子広場代表 現代教育学科3回生 佐藤優花 【参考記事】 「マミポコ親子ひろば」2017年度初回の活動報告! 付属幼稚園HP 園外保育で畿央大学に行ってきました。
2017.06.09
畿友会(学生自治会)だよりvol.45~新入生歓迎会レポート&球技大会予告!
こんにちは!畿友会広報部署長のあみです。先月に行われましたクラブ代表者会議にて正式に広報部の部署長になりました。これからもブログなどを通して情報の発信や、活動を報告していきますので是非チェックしてくださいね! さて、畿友会にも新しい1回生メンバーが加わりました!そこで、5月28日(日)に新入生歓迎会として大阪の舞洲でBBQをしました!天気にも恵まれBBQ日和の1日となりました。この日が1回生と初めての顔合わせだったので、まずはレクリエーションを通して2.3回生や1回生同士の親睦を深めていきました。 レクリエーションの後はBBQ♪ BBQを楽しみながら2.3回生と自己紹介をしたり、1回生は各部署(※畿友会では広報部の他にも企画部、課外活動総本部、会計部の4部署で活動しています)がどんな活動をしているのか、大学生活についてなどを先輩に聞いたりしていました! 食べ終わった後は水鉄砲をしたり、マシュマロを焼いてみんなで食べたり、、、 1回生や2.3回生も「楽しかった!」と言ってくれたので企画して本当に良かったです。幹事だけではここまでスムーズにできなかったので協力してくれたみんなにはとても感謝しています。これから1回生とは畿友会のメンバーとしてこれから一緒に活動していきます! < 畿友会からのお知らせ!!!> 6月17日(土)に、畿友会主催で「球技大会」を行います!!! 【球技大会のお知らせ】 開催日:6月17日(土) 場所:アリーナ 内容:ドッチボール 参加費:無料 ・受付開始:12時45分~ ・開始時間:13時15分 ・終了時間:15時30分頃予定 ・持ち物:体育館シューズ、動きやすい服装、 飲み物(熱中症予防のため多めに) ※優勝チームには1万円相当の景品があります! 同回生チームやクラブ・サークルのチーム、混合チームなどを作ってチーム対抗で行います!団体参加(1団体20人まで)はもちろん、個人参加も可能。参加費は不要です! 参加は当日受付なので、直接アリーナへ来てください。回生、学部、学科を問わず畿央生なら誰でも参加可能です。ドッチボールを楽しみながら、交友の輪を広げましょう!ご参加お待ちしております! 畿友会Twitter (@kiyu_kai_kouhou)でも情報を発信していますので是非ご覧ください☆
2017.05.30
「小学校英語指導法」で立命館小学校の教員による特別講義!~現代教育学科
2017年5月15日(月)、「小学校英語指導法」の講義で立命館小学校英語科の正頭英和先生に来ていただき、『小学生に英語を教えるということ』について教えていただきました。この授業は、小学校教諭免許取得をめざす3回生が受講している講義で、今回は「小学校現場で活躍する教員から学ぶ」という形で特別に行われた授業でした。 正頭先生は英語教育や情報教育などで先進的な取り組みをされており、英語教育関連の書籍の著作も出されるなど英語の授業に定評がある有名な先生です。 はじめに、小学6年生の英語のプレゼンテーションのビデオを見せていただきました。小学生とは思えない英語の発音や堂々とした表現力に驚きました。同時に、このような児童を育てる授業とはいったいどのような授業なのか、興味深くなりました。 実際の授業の様子を見て一番に感じたのは、児童が主体的に授業に参加できる教室の雰囲気です。正頭先生は、「よい授業かよくない授業かを決めるのは子どもたちだ」とおっしゃっていました。児童が意欲的に学習できる授業をつくるには、その授業だけでなく、日頃からの子どもたちとの信頼関係が大切なんだと思いました。オールイングリッシュで進められる授業であるにも関わらず、子どもたちは英語に対する抵抗感もなく楽しんで授業に参加しているのは、教師が子どもの興味や関心をひくような工夫がされていることにも気づきました。 また、先生から大学生のうちに身に付けておくべき力は、『見取り力』だと教えていただきました。一つの事柄をひとつの視点ではなくさまざまな視点から見ることで、見えてくるものがあるんだということがわかりました。これは、英語の授業だけでなく、学校生活のさまざまな場面において共通する教師の力だと思います。 ▼ 今回、本学にて講義して下さった立命館小学校英語科の正頭英和先生 授業力を構成する6つの要素は、①発問・指示 ②板書 ③資料 ④話し合い ⑤話術・表情・パフォーマンス ⑥人間力 と教えていただきました。正頭先生の講義は、大学生の私たちにとっても「もっと知りたい!」「考えるのが楽しい!」と思うような、あっという間の90分でした。授業のはじめに先生がおっしゃった「思考力をとめさせない授業」というものが自分の体験からわかったような気がします。今回の講義で学んだことを踏まえて、小学校の英語教育や授業づくりをもっと考えていきたいなと思います。貴重な学びの機会をありがとうございました。 現代教育学科3回生 森上優佳
2017.05.23
2017年度「マミポコ・キッズ」第1・2回活動報告!~現代教育学科
こんにちは、マミポコ・キッズです!私たちは畿央大学に地域の子どもたちを招待して、様々な遊びを行っています。今回は、2017年度前期の第1回、第2回活動の様子を振り返ってご紹介します! 第1回では、まず初めになふだづくりで個性豊かな名札を作った後に、となりのとなりというグループの他の子の名前を覚えるゲームをしました。初めての活動ということで子どもたちも大学生も緊張していました。でも、活動が始まると緊張もほぐれ、たくさんの笑顔がみられるようになりました。 【写真左】「ぱんぱんぽーず」でみんなでポーズ! 【写真右】「なふだづくり」オリジナルなふだ制作中! 第2回では、マミポコ・キッズに少し慣れてきて、みんなで協力するイメージゲームをしました。このゲームはあるお題について、思いつくものをたくさん出していくゲームでした。つまってしまう友だちがいれば、違う友だちがヒントをあげることができました。グループで協力しあうことができ、たくさん会話が弾み、楽しいゲームになりました。 ▼「いめーじげーむ」グループでたくさんのものを思いついたよ! ▼「にがおえりれー」グループリーダーそっくりの似顔絵ができたよ! ▼「ぽいぽいぱちぱち」どれだけたくさん手をたたけたかな? 毎回の活動において、多くの当日スタッフの方々に参加していただいています。今後とも、マミポコ・キッズをよろしくお願いします。 現代教育学科 3回生 竹田卓司 2回生 樋口茉悠 元神有未 【関連リンク】 ・マミポコ・キッズ
2017.05.19
2017年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!
近隣の未就園児の親子を対象に、第2、第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。 5/9(火)に、今年度最初の「マミポコ親子ひろば」を開催し、以下の内容で交流を楽しみました。 ◯自由遊び ◯絵本『だるまさんの』 ◯ふれあい遊び『ひっつきもっつき』 ◯体操『わ~お!』 当日は、1組の親子が参加してくださいました!子どもの人数よりも学生数が多かったのですが、滑り台やままごとセットなどで楽しそうに遊んでくれていたのでとても良かったです。 これから参加してくださる親子が増えてくると、保護者同士、子ども同士など様々な交流の場になっていけると思います。 多くの方に参加していただけるように頑張りますのでよろしくお願いします。 次回の活動は、5月23日(火)に和室で行います。ご参加をお待ちしております! なお、今年度は定員にまだ余裕がありますので新規のご参加を受付しています。お申し込みはコチラから、お願いします。 現代教育学科3回生 笹井綾子
2017.04.13
教職クラブODENがトヨタ博物館へ研修旅行!
2017年3月22日(水)と23日(木)の2日間にわたり、教職クラブODEN(部員数48名)は社会見学の引率練習を踏まえ、愛知県長久手市にあるトヨタ博物館に行ってまいりました。 トヨタ博物館は、トヨタ自動車創立50周年を記念して1989年に創立されました。本館、新館と合わせて世界の車約160台を中心に、自動車誕生以来の歴史を展示している施設です。 ▲写真右下)2007年、人々の移動に伴う環境への負荷とエネルギー消費の低減をコンセプトに開発された「i-REAL」 時代とともに進化していく車を見学でき、車のことをあまり知らない部員たちも興味津々でした。どの車が一番好みなのかを聞き合う部員もいて、貴重な経験が出来ました。 小学生を引率していくことを想定した場合、「車の歴史をあらかじめ調べ、ワークシートなどを用いて学習しやすい体制をとるべき」という意見や、「展示物が多いので安易に触らないようにする声掛けも必要だ」という意見も出ました。また、グループ活動にしてみんなで学びを共有できる場を作ることで、より楽しく、深く学ぶことができるのではないかと感じました。 今回48名という大人数での参加となり、他の団体の方のご迷惑にならないように配慮しました。大人数で行くからこそ、気を付けなければならないことを改めて認識できました。これから先生をめざしていくうえで、たくさんの学びがあった研修になったと思います。 また、今月4月18日(火)から活動が始まります。今年度もたくさんの学び、笑顔が絶えないODENにしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!! 現代教育学科3回生 中津美穂 【関連記事】 教職クラブODEN同窓会レポート!
2017.03.29
卒業生有志が「岡本先生を送る会」を開催しました!
これまで畿央大学にて、養護教諭の育成に大きく貢献してこられた岡本啓子先生が、本年度でご退職されるということで、3月18日(土)に『岡本先生を送る会』を開催しました。 養護教諭の免許を取得した方を中心に、岡本先生にお世話になった卒業生の1~7期生が集まりました。なんと総勢42名の方にお集まりいただきました!養護教諭として活躍されている方はもちろん、他の場で活躍されている方もお越しいただきましたので、毎年開催されている養護教諭の勉強会とは、また違った雰囲気でした。早めに到着された岡本先生は開会前から、みなさんとの会話を楽しんでおられました。みなさん様々な場所で活躍されているので、なかなか会えないこともあり、話題は尽きません。 岡本先生とお話する機会を待っている間は、それぞれの期生でプチ同窓会のような雰囲気に!そして、先輩後輩が交流できる場にもなっていました。岡本先生には、参加されたみなさんからお祝いに、花束と、記念品、メッセージアルバムをプレゼントしました。 メッセージアルバムは参加されたみなさんの写真とメッセージ、また、今回残念ながら参加できなかった方からのメッセージも添えてあります。学生時代、岡本先生は、いつも優しく、時に厳しく、私たちに接してくださいました。卒業した後も、岡本先生が研究室にいてくださることで、悩んだり不安になったりしたときには、研究室を訪ねていました。そんな岡本先生がもう畿央大学の研究室にいらっしゃらないというのは、少し寂しい気持ちですが、いつまでも岡本先生が私たちの恩師であることには変わりありません。 会の最後には、岡本先生にこれまでのことや今後の展望などをお話しいただきました。 はじめから終わりまで、みなさんの笑顔で溢れる楽しい会となりました。 岡本先生、これまで本当にありがとうございました!! また、ご参加、ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。そして卒業生から岡本先生へ感謝を伝える場を作ることができたのも、畿桜会のご支援があってのことです。本当にありがとうございました。 現代教育学科5期生 益田由奈 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2017.03.23
小学校1日見学を実施しました!~現代教育学科
今年も、大阪教育大学並びに大阪教育大学附属天王寺小学校のご厚意で、平成29年2月28日、「小学校一日見学」をさせていただきました。参加した99名の学生は、“生”の授業を見学し、“生”の子どもたちと接し、“生”の小学校を体験することができました。 午前中は、4時間の授業見学です。「授業は先生から子どもへの知識の伝達ではないこと」を大学で学んでいますが、実際に目の前でその姿を見ることができたようです。 今回の見学で学んだことの一つは、先生と子どもが一緒に授業をつくっているということです。先生はいろんな形で問を投げかけ、それに対して出た考えや気づきを一つずつ掘り下げたり、取り上げたりすることで、よりよい授業をつくることができるのではないかと思いました。どの授業でも子どもの気づきをとても大切にしていることを知りました。その気づきをふくらませ、より深く考える手伝いをする役目が先生なのではないかと思います。 問いに対して何故その答えになるのかという根拠を述べさせ、あっていても先生がすぐに「正解!」といわず、他の児童に「どうですか?」と聞き、「あってる!」「そう思った!」という意見を聞いてから正解にしていました。 先生をめざすにあたって、僕が一番不安に思っていることが、児童全員が理解できる説明ができるのかということです。今日はそのことをメインに授業を参観させてもらいました。そこで、気づいたことは児童の疑問をみんなで共有するということです。先生がさっと答えを言うのではなく、共有し意見し合うことによって、一人一人の理解が深まる結果になっているなと思いました。子どもが好きという理由で教師を目指し始めましたが、今日改めて教師になりたいと思いました。 また、先生方の指導にも、関心をもちました。 図工の説明の時に全員を前に集めて、今日する内容の説明をしていたときです。全員が前に集まるので、子どもたちの周りには、いつも遊んでいる仲の良い子がいるのもかかわらず、子どもたちはザワザワしません。子どもたちの目を先生の手元に集めさせる力が自分も見習いたいなと思いました。とても興味深そうに興奮しながら、先生の手本を子どもたちが見ていたので、やっぱり担任の先生の子どもたちを引きつける力はすごいなと思いました。 休み時間のことです。国語の教科書を読んでいる二人の子どもに、「先生、これ何て読むの。」と私は聞かれました。私はロッカーの上に国語辞典が置いてあったのに気が付いて、「国語辞典でいっしょに調べよう」と言いました。すると、「めんどくさい」と返され、担任の先生に質問しに行ってしまいました。しかし、担任の先生の返事も「国語辞典で調べてみなさい」というものでした。そして、その二人の子どもは辞典を用いてその漢字の読みを調べ始めました。私と担任の先生の返事は同じ内容だったのに、言い方の違いで子どもの興味を引きつけ方に大きな違いが見られたことに大変驚きました。 音楽では、「音楽科概論」で学んだ歌唱指導のすべきポイントを完璧に先生がこなしていました。歌い始めの歌詞を言ってあげるなどです。児童と一緒に鬼ごっこをしたり、話したりする中で、児童の方から緊張を解いてくれたような気がしました。今日の一日で小学校教諭になるという意志がさらに強まりました。 休憩時間には、こんな感想ももちました。 休憩時間になると「先生、先生」と話しかけてくれる子がたくさんいました。そんな風に呼ばれたのは初めてだったので、とても嬉しかったです。それと同時に“先生”という自分がめざすものの重さも感じました。見学させていただいた先生方のようにきちんと児童と向き合えるのかという不安がありました。今日も最初児童に話しかけられた時、笑顔を返すことしかできませんでした。これからも多くの経験を積んで児童のどのような反応にも的確に応えられるようにしなければならないと実感しました。 午後は、山手隆文副校長先生の講話を聞きました。講話から、これからの大学での学修への示唆もいただけました。 私は本当に教師になりたいのか分からなかったけれど、今日の見学ではじめて現場の先生の授業を見ることができ、児童と関わることができて教師になりたいという想いが強くなりました。最後にお話しくださったよい先生の一つの、「字がきれい、汚いよりも丁寧な先生」のまだ会っていなくても連絡帳の字の丁寧さで保護者の方からの印象がとても違う、というお話は本当にそうだなと思いました。このような自分では気付けないことをこれからの実習やボランティアを通して学んでいき、よい教師になれるように努力したいです。 今年度は、2月28日に「小学校一日見学」の機会をいただきました。この日でなければ見ることのできない様子も見ることができました。附属天王寺小学校では、3月1日から卒業式に向けた行事や練習などが始まります。その準備は、次のリーダーになる5年生が担当します。授業見学の際にお借りしたいすを講堂に返却しに行くと、その準備が行われているところに偶然出会いました。5年生が先生の指示の下に作業を進めています。4月には最高学年になるという自覚が生まれ始める5年生の姿を見ることができるのは、6年生を送り出す準備をする2月28日という日なのです。 年度末の多忙の折、実り多い見学をさせていただきました附属天王寺小学校の皆さん、ありがとうございました。
2017.03.17
気仙沼でのボランティアレポートvol.4~現代教育学科古川ゼミ
教育学部の古川恵美先生は、東日本大震災以降、継続して宮城県の気仙沼で活動されています。「気仙沼で学生がボランティアできる活動がある」と先生から聞いて、古川ゼミ3回生の辻本真理奈、野田有未、橋本紫瑛、南出麻帆の4人が、3月2日(木)〜4日(土)3日間にわたり気仙沼を訪問、多くのことを学ばせていただく機会を得たので報告させていただきます。 教育学部3回生、古川ゼミの南出麻帆です。 2日目の宮城県立気仙沼支援学校に行かせていただいた後に、4人でリアスアーク美術館に訪れました。ここには、東日本大震災を記録した写真や物が展示されており、全ての写真や物にレポートやコメントが付いていました。私はその中でも特に物についているコメント(被災した方々やそれを拾った方々のその物への気持ちなど)が、とても心に響きました。 夕刻には、宮城県気仙沼高等学校定時制に行かせていただき、保健室で養護教諭の小野寺幸世先生から緊急派遣で東京から臨床心理士が来ていることをお聞きしました。生徒との面談は養護教諭が調整をしているなど、面談前の臨床心理士の先生からリアルに教えていただきました。 全日制の教頭をされている狩野秀明先生からも、お話を聞かせていただきました。震災発生時は教育委員会で勤務されていて、その翌々年度から3年間、気仙沼向洋高等学校で教頭として復興に携わっておられました。震災直後の学校再開ができない間のこと、再開したが交通網が破綻している中で宮城県が工夫してこられたこと、現在はどんな課題があるのかなどを学びました。今回の気仙沼訪問までに事前学習していましたが、実際に自分の目で見て、実際に経験された先生方からお話を聞くことによって、当時の状況などを理解することができたように思います。ただ、まだまだ一部だと思っています。 今回、言葉では表せない感情が浮かび、それを言い表せる言葉がまだ見つかりません。古川先生から、「あなたが感じたことをあなたの言葉で多くの人に伝えていくこともボランティア活動です」と言われた意味は理解できましたが、文字にすると簡単な言葉しかできないのが自分の現状です。ある意味では活動途中と言えると思います。学んだことや感じたことを落ち着いて整理をし、言葉にしていろんな人に伝えていきたいと思います。 教育学部3回生 南出麻帆 【関連記事】 気仙沼でのボランティアレポートvol.1 気仙沼でのボランティアレポートvol.2 気仙沼でのボランティアレポートvol.3
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