2012.07.19 

被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて④~福島県でのセミナーを開催!

福島で3大学合同のセミナー&のびのびキャンプ説明会を開催!

7.15 保護者説明会3.JPG
こんにちは!学生広報スタッフ&のびのびキャンプ2012スタッフの、看護医療学科1回生きーさんです。
2012年7月14・15日と1泊2日の日程で、福島県へ行ってきました。自分としては、被災地支援活動では初の福島入り。
目的は、”素朴な”こころのケアセミナーin福島の受講と、キャンプに参加する子どもや保護者を対象とした事前説明会の実施。
大学からは、被災地支援サークル「HOPEFUL」メンバー6名が参加(自分もサークルに加入しました)。また、キャンプを共催する福島大学といわき明星大学の学生も合流しました。
■7月14日(土) ”素朴な”こころのケアセミナーin 福島 初日

13:30 第1講 災害のストレスとこころのケア(いわき明星大学・窪田文子教授)
15:10 第2講 畿央大学生の被災地支援の取組
・のびのびキャンプについて(畿央大学3年生 山根・山野・吉川)
・ひらそるキャンプについて(畿央大学4年生 細川和朗)
・被災地支援ホープフルについて(畿央大学3年生 細川)
16:50 第3講 ワークショップ(畿央大学4年生 細川)
19:45 第4講 ワークショップ(交流会)

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■7月15日(日) ”素朴な”こころのケアセミナーin 福島 2日目

9:00- 第5講 ストレスマネジメントの理論と実際(いわき明星大学・窪田文子教授)
10:40- 第6講 ロールプレイ:子どもたちとの関わり(畿央大学・良原誠崇准教授)

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■7月15日(日) のびのびキャンプ事前説明会

13:30- 受付
14:00- のびのびキャンプ2012について:開催趣旨、行程、プログラム紹介
15:15- なかよし交流タイム

 
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現地でセミナーを受けていて印象に残った事は、「自分達は特別な事をしているわけではない」という考え方。
偶然にも、違う発表者からそれぞれ同じ内容の発言があって特に深く考えさせられました。
外で思い切り遊ぶ。この当たり前の事がしづらくなっている福島の子ども達と、奈良で一緒にキャンプを楽しむこの大きなイベント。
でも、子どもがキャンプを楽しむ姿というのはどこにでもある当たり前の光景。
2日目の保護者説明会の後に子ども達と少し遊んで感じた事は、この子らはどこにでもいる普通の子なんだという事。特別な目で見る必要は全く無いし、その子らとキャンプを楽しむという、ごく普通の事を私たちは行う。
そういう気持ちで余り気負わず、自分達も一緒に楽しむ事が出来ればと思いました。
一緒にキャンプを作る福島大学といわき明星大学のメンバーとの親睦も深まりました(奈良での前回セミナーで会ったメンバーとも再会!)。
キャンプまで後1カ月弱。申込開始後、わずか2日で定員に達したという程、関心も高いこのイベント。
2日間のセミナーで学んだ災害ストレスとこころのケア、子ども達との関わり方等の理解をより深め、そして当日はごく「普通に」、思いっ切り楽しみたいと思います!
最後に、被災地のある場所で見た手書きの言葉が印象に残ったので紹介します。

「なつかしい未来へ」

日本語としては矛盾していますが、これが復興に邁進する被災地の皆さんの共通した思いではないでしょうか?
その、「なつかしい未来」を作っていく子ども達とマンツーマンで3泊4日を過ごし、一生の思い出にしてもらえるよう頑張ります!!
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【関連URL】
 
被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて③~福島の大学生と事前研修で交流!
https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-532.html

 
被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて②~被災地支援サークル「ホープフル」の発表!
https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-531.html

 
被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて①~事前研修を兼ねたセミナーが開講!
https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-528.html

 
畿央大学のびのびプロジェクト facebookページ
http://www.facebook.com/nobinobiproject

 

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