2015.08.10 

ICMアジア太平洋地域会議・助産学術集会に参加~助産学専攻科

助産学専攻科「助産研究」

 
7月20日(月・祝)~22日(水)3日間、横浜で開催されていた『第11回ICMアジア太平洋地域会議』に、20日・21日に助産学専攻科学生10名で参加しました。
国際的で大きな学会だったため、とても楽しみにしており、いざ会場に着くと参加者の人数の多さと、この中に居る人たちが助産師、または助産学生であるということに何か感慨深いものを感じました。
 

2015j ▲助産学専攻科学生10名

 
1日目はプレコングレスで、午後からの開始でした。
4つの会場に分かれ、それぞれ違った内容の発表をしているので、興味があるものに各自で参加するようにしていました。日本における助産の実情についての発表はもちろん、諸外国に関する発表もあり、興味深いものでした。初めに参加した発表では、近くの方々と自己紹介するというのもあり、長年助産師として活躍されている方のお話を聴く機会にもなり、とても刺激されました。
 
2日目は午前中からで、まず和太鼓が演奏されました。女性と子どもたちで構成されたグループで圧巻の演奏でした。
そのあとに開会式が始まり、参加国の助産師協会の代表者の方が自国の伝統衣装を纏って順番に紹介されていきました。この時に改めてとても多くの国が参加しているのだと実感しました。そして、秋篠宮妃様の挨拶もあったことに驚き、今回の学会の規模の大きさを感じました。
 
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そのあとは、1日目と同様に各自で参加したい発表に回るようにしました。1日目と違い、外国の方々が多くみられ、発表以外に展示会もしていました。発表は、他国の方々も行っており、英語によるもの、同時通訳があるものがあり、1日目とは雰囲気が違うものでした。
 
展示会では、最新の機器を紹介していたり、昔日本で使用されていた助産の器具の展示もされていたり、とても興味深く、助産師の歴史に感動しました。
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そして、研究発表のポスターも掲示されており、様々な研究内容で読むだけでとても勉強になりました。
 
残念ながら、3日間全てに参加することができなかったのですが、この2日間だけでも様々な研究発表が聴けて、新しい発見、臨床に活用できる知識もたくさんあり、とても有意義な2日間でした。また、ここに参加している人たちとの交流の機会にもなり、とても良い刺激になりました。
そして、学生10人で2日間を過ごしたことで絆もより深まったと感じます。
今回の学会の参加で様々なものを得られ、今後に向けた良い学びになりました。
 

助産学専攻科  田中 美緒

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