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理学療法学科
2020.10.14
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.82~9月の勉強会は「熱中症対策について」!
こんにちは、健康支援学生チームTASK※の理学療法学科3回生の福田友紀です! 新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響もあり、勉強会や健康測定の実施をすることができませんでしたが、今回新学期3回目(9月勉強会) の活動として「熱中症対策について」をテーマとしてオンラインで勉強会を実施しました。 ※TASKは、Think、Action、Support、for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 「熱中症」は例年問題視されており、今年度は特に新型コロナウイルスの影響によりマスクをつけた新しい生活様式が定着してきています。しかしそれに対応した熱中症対策についての理解がまだ少ないと感じられ、今回の勉強会を企画しました。 ▼熱中症による搬送率及び死亡率(総務省HPより引用) 具体的には熱中症について知ることやその対策、また新型コロナウイルスによる新しい環境に応じた熱中症の対策の方法を学習しました。他にもスポーツドリンクを手作りし、どんな味がするのかなど実体験を踏まえた勉強会となりました。 新しい生活様式に応じた対策を知ることで、自身で熱中症に対して対策を行うことや、他者に対して熱中症対策を勧めることもできるようになり、健康に対するリスクを減らしていくことが重要であると思われます。これから10月と涼しくなる季節ではありますが、気温差も激しいため熱中症に十分気を付けて生活していこうと思います。 ▼熱中症対策基本編(環境省HPより引用) ▼新しい生活様式における熱中症対策(厚生労働省HPより参照引用) 現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、本来のTASKとしての活動(測定会や勉強会、新入生歓迎会など)が行えていない状況です。このような状況ではありますが、TASKというチームを残していくためにも新入生の皆さんの参加がすごく力になります。 「TASKってなに?」という方→Twitterで、「TASK(健康支援学生チーム)」と検索してみてください! また、畿央大学のホームページから、TASKの過去の取り組みを見てもらうこともできます! 「どうやって参加すればいいの?」という方→Outlookのメールから検索ディレクトリを使用して、「task」と検索してみてください。 ◎参加申し込みだけではなく、質問もこちらのメールで受け付けています! 理学療法学科3回生 福田友紀 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
2020.08.12
第62回日本老年医学会学術集会で大学院生と教員2名が発表!~健康科学研究科
2020年8月4日(火)~6日(木)にかけて第62回日本老年医学会学術集会がweb開催されました。今回はコロナウイルス感染症の影響で現地(東京都)での開催は中止となり、畿央大学からは一般演題で発表する予定であった松本大輔准教授と高取研究室の私(博士課程2年 武田)がスライド、ポスターを学術大会サイトに登録することで発表という形式になりました。 また、高取教授は優秀演題候補セッションであったため,オンライン発表をされました。惜しくも優秀演題賞とはなりませんでしたが、非常に関心を集める研究内容でした。 <高取克彦教授> 「後期高齢者におけるフレイル脱却者の特性:2年間の前向きコホート調査より」 高取先生は約3700名の後期高齢者を対象にフレイル脱却者の特性を分析されました。フレイルの脱却要因としては①活動の広がり(IADL、社会参加)、②身体機能の改善(運動、口腔、認知)、③精神・心理機能の改善(主観的健康観)に分類され、フレイル脱却者の特性は「生活空間の広がりによりフレイルサイクルを予防できた者」と結論づけられていました。 <松本大輔准教授> 「後期高齢者における新規要介護発生は小地域間で異なるか?-4年間の前向きコホート調査より-」 松本先生は約5000名の後期高齢者を対象に小学校区間での新規要介護発生率の違いを分析されました。多種の社会参加がリスクを低減させるが、社会参加の要因を調整したとしても、新規要介護発生率が有意に高い地域があるということを明らかにされました。 <健康科学研究科 武田広道> 「要支援・要介護後期高齢者の介護度変化と身体機能の関係 ~リハビリテーション機能特化型通所介護利用者を対象とした2年間の追跡調査~」 本研究はデイサービスを利用されている後期高齢者を対象に身体機能のどの要因が要介護度の改善と関連しているかを分析したものです。要介護度の改善には通常歩行速度と膝関節伸展筋力が有意な関連因子であったという結果を報告しました。 本学会は「健康長寿社会の実現へ向けた老年医学の役割」というテーマで開催されました。講演や演題の内容はフレイル、サルコペニア、認知症、栄養に関連するものが中心の内容となっていました。フレイルは身体的、精神・心理的、社会的な側面があり、それぞれの関連要因や介入効果について明らかになっていることや今後の課題などが報告されていました。高齢化が進む中でフレイル予防、介護予防は非常に重要な社会課題であるため、有用な研究や活動をしていくことが改めて大事だと感じることができる機会になりました。 健康科学研究科 博士後期課程2年 武田広道 【関連記事】 第30回日本老年学会・第59回日本老年医学会の合同総会でプロジェクト研究の成果を発表!~健康科学研究所
2020.06.19
1回生担任紹介「宮本先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.22
新型コロナウイルスの影響で大学に来れない1回生の皆さんを応援する”やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクトの一環で、先生方に7つの質問に答えていただきました。今回は理学療法学科の宮本准教授です! 【1】氏名・担任クラス 宮本 直美(みやもと なおみ) 理学療法学科1回生 2組担任 【2】研究分野と担当科目 専門は、呼吸器(肺)に疾患がある患者さんに対する理学療法、呼吸リハビリテーションです。慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺疾患など、呼吸器に疾患を持つ患者さんが、疾患やご自身の身体と上手につき合いながら、明るく朗らかに生活していけるようお手伝いさせていただいています。研究分野も、呼吸リハビリテーションに関する研究を継続しています。 1回生では「チーム医療論(オムニバス)」を担当しています。また、1・2回生では、生理学実習や臨床解剖学演習など、実習系の授業もお手伝いさせてもらっています。3回生では「臨床理学療法学」「理学療法研究法」「循環呼吸系理学療法学実習」などを担当しています。 【3】モットーや好きな言葉、大切にしていること 大切にしていること、心がけていることは「今しかできないこと」をするようにしています。もともと優柔不断で、活動的でもないので、色々な経験やチャンスをいただいた時には「今しかできない!」と思って、チャレンジするようにしています。 【4】好きなこと(趣味・特技など) 旅行が好きです。国内も海外旅行も好きで、そこでしか食べられない美味しいものを食べるのも好きです。今年はどこにも行くことができていないですが…、1年に一度は海外に行きたいと思っています。最近は海外に行きたくて、私にとってはハードルが高いですけど、ヨーロッパの学会にチャレンジするようにしています。 ▼フランス、パリ(ヨーロッパの呼吸器学会で) ▼カナダ側から見たナイアガラ滝・・・2月で極寒の季節でしたが、壮大な景色でした! 特技は…ないです。何か一つ、身につけたいなと思ってます。 【5】苦手なことや嫌いなもの 爬虫類、ジェットコースターは苦手です。 【6】先生から見た畿央大学や畿央生の印象は? 学生と教員の距離が近いところは、畿央の良いところだと思います。畿央生は明るくて、物事に一生懸命に取り組む学生が多い印象があります。入学してから卒業するまで、どんどん成長して、逞しくなっていく姿にいつも感動しています。 【7】1回生にメッセージを! 現状の大学生活に慣れないことも多いと思いますが、「今しかできないこと」「今だからできること」もたくさんできたのではないかと思っています。今はオンラインの面談やメールでしかお話しできていませんが、通学できるようになり、皆さんと顔を合わせて、色々なお話をできる日を楽しみにしています! 教員実績
2020.06.15
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.79~12月勉強会は「認知症の予防~みんなで脳の活性化~」
こんにちは、健康支援学生チームTASK※の理学療法学科2回生の今井千智です !TASKの2019年最後の活動として12月の勉強会を行いました。 (春休みが終わって大学が始まったら寄稿しよう…と思っていたのですが、気付けば6月になっていました。) ※TASKは、Think、Action、Support、for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 テーマは「認知症の予防~みんなで脳の活性化~」でした。今回の勉強会では、特に健康科学部の人たちが将来必ずかかわる「認知症」について学びました。勉強会の最初には、認知症について学び、その後、早期予防として、脳トレを行いました。 ▼脳トレの様子 認知症とは、脳の変性疾患や脳血管障害によって、記憶や思考などの認知機能の低下が起こり、6カ月以上にわたって、日常生活に支障をきたしている状態です。認知症には、脳の働きの低下による中核症状と、環境や体験、気質によってあらわれる周辺症状があります。認知症の予防には、食生活改善、運動習慣の改善、対人接触、知的行動習慣、睡眠習慣などがありますが、最も重要なのは「早期発見」と「早期からの予防対策」です。 今回12月ということもあり、勉強会のあとにはクリスマス会を行いました。 ▼クリスマス会の様子 たくさん話し、笑いながら今年最後のTASKの活動を楽しみました ! ▼最後にTASKの「T」で記念撮影! 理学療法学科2回生 今井千智 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
2020.06.12
1回生担任紹介「福本先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.12
新型コロナウイルスの影響で大学に来れない1回生の皆さんを応援する”やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクトの一環で、先生方に7つの質問に答えていただきました。今回は理学療法学科の福本准教授です! 【1】氏名・担任クラス 福本 貴彦(ふくもと たかひこ) 理学療法学科1回生1組担任 【2】研究分野と担当科目(必要に応じて地域連携の取り組みなど 研究分野 スポーツ理学療法 子どもの運動機能と運動器の健康について 担当科目 PTへの物理 ベーシックセミナー 健康管理論(オムニバス) 生命倫理(オムニバス) 義肢装具学 スポーツ系理学療法学 理学療法総合演習 スポーツ実習Ⅱ・B スポーツ実習は長野県白馬村にてスキー・スノーボードの実習を行います。私はスポーツ実技の指導は行いません。あくまでもスポーツ理学療法の専門家として、ケガの予防や有事対応を行う、健康管理面でのお手伝いをさせてもらいます。 あとは転倒予防の靴下を広陵町の企業とのコラボで開発したり(実は広陵町は靴下生産量日本一)、 鳥人間コンテストのサポートをしたり、 スポーツ選手に対して、スポーツ検診を実施したりしています。以前は甲子園のメディカルサポートスタッフでもありました。 今年は予定では東京オリンピックとパラリンピック大会でメディカルサポートスタッフとしてアスリートの支援をする予定でしたが、楽しみは1年ほどお預けになりました。。。奈良県から双方に派遣される予定だった理学療法士は、私や大学院修了生をあわせて、3名全員が畿央関係者です。 【3】モットーや好きな言葉、大切にしていること 『一隅を照らす』2019年12月に亡くなられた中村医師が良く使われていた、天台宗の開祖最澄の言葉。 私が九州労災病院を退職する際に、元九州労災病院リハ科部長、現日本理学療法士協会長の半田先生にいただいた言葉です。 こいつ(私のこと)はバカだから、誰にでもできることに手抜きせず継続して頑張ってきた。そしたら、それ自体が自分にしかできないことに変わってしまった…と、お褒めの言葉をもらいました。私は臨床中、回診を欠かさず実施しました。ただ、自分の知識のなさが怖かったので、リハビリの後で体調の変化はなかったかな?ミスはなかったかな?今日の患者さんの体調はどうかな?っていうことをチェックしに行ってただけなんですけど、回診を行うことで多くの情報が得られることに気づいてだんだんやめられなくなっただけなんですけどね…半田先生からは『10年間欠かさず回診する奴が他にいるか?回診自体は誰にでもできる。誰にでもできることを手抜きせず継続すればそれは自分にしかできないことに変わる』と…世界全てを照らすことはできないけど『一隅を照らす』理学療法士になりたいと思って日々努力しています。 【4】好きなこと(趣味・特技など) 水遊びが大好きです。釣り、ダイビング、海辺・川辺でのBBQ(もはや水遊びではない)、たまーに行くジムの水泳。ゴルフも大好きなんですが、水遊びが大好きなので、よく池ポチャします(T_T) ▼パリで学会前日に船釣りに行った時の写真(同僚の瓜谷先生撮影、学内ではあまり見せない満面の笑み) 飛行機も大好きです。乗るのも、見るのも、エンジン音を聞くのも飛行機に関することならなんでも好きです。航空無線を聞くだけでもワクワクします。出張で飛行機を利用するときはずっと窓から景色より翼の動きを見てエンジン音を聞いています。夜中になって翼が見えなくなったらゲームで離陸と着陸を繰り返してやってます。飛行機の隣の席に座った前岡先生からはそのゲームのどこがおもしろいのかと聞かれました。ただ、離陸と着陸を繰り返すだけで満足なんです。いろんな気象条件によってうまくランディングさせられるかが勝負です。 ▼東京高専にいってわざわざ航空科学博物館を福本ゼミのために開けてもらった時の1枚 院生やゼミ生と飲み会、ゴルフ、BBQするのが大好きなのですが、今年度は全く行っていないのでそろそろ体がおかしくなりそうです。 【5】1回生にオススメの本や映画 私は本やドラマ・映画など、あまり好きではなくほとんど見たことが有りませんでした。単純に医療ドラマを見ても患者さんは治らないし、自分の患者さんのドラマの方がよっぽどドラマチックだと思っていたからです。しかし、今は違います。医療関係はもちろん、恋愛や子供用アニメ、なんでも見るようになりました。何からでも得ることが有ることに気づいたからです。今年はTOP GUN2が公開されます。楽しみで12月まで待ちきれません。 【6】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 教員の教育力と研究力でしょうか。またその先生方との距離が近いことは他大学には誇れるポイントだと思います。 学生も積極的な学生が多い印象です。高校までのレクチャー(一方向教育)ではなく、ゼミナール(双方向教育)ができ、学生だけでなく、教員だけでなく、学生と教員がともに研究・教育活動を行っている印象があります。とても他大学にはマネできないことではないでしょうか。 【7】1回生にメッセージを! 早く高等教育に触れ、大学生になって欲しいと思います。 早く畿央大学を知って、畿央大学生になって欲しいと思います。 学内にチャンスがごろごろ転がっています。つかむのはあなたです。 一歩を踏み出して、友達に声かけて、教員に声かけてみましょう。 一歩を踏み出す方法はメールでも電話でもOK。 足で本当の一歩を踏み出すのは、大学に通学できるようになってからでお願いしますm(__)m 教員実績
2020.05.01
「変形性膝関節症」に関する共同研究が論文として公表されました!~理学療法学科教員
オーストラリアの研究者との共同研究が論文として公表されました! ~変形性膝関節症患者さんの日々の身体活動量と心理的側面の特徴との関係~ この度、オーストラリアのメルボルン大学およびモナシュ大学の研究者との共同研究が、筋骨格系の疾患や障害に関する国際学術誌「BMC Musculoskeletal Disorders」に掲載されました。論文のタイトルは「The association between psychological characteristics and physical activity levels in people with knee osteoarthritis: a cross-sectional analysis」(変形性膝関節症患者における心理的側面の特徴と身体活動レベルとの関係:横断的研究)です。 この研究では、変形性膝関節症(以下、膝OA)の患者さんの心理的側面の特徴と、万歩計を用いて測定した日常の身体活動量との関係について調べています。 心理的側面の特徴については「うつ症状」「膝OAの症状への対処についての自己効力感(注1)」「運動恐怖(注2)」「痛みに対する破局的思考(ネガティブな考え)」を取り上げ、それらの程度と身体活動量との関係を調査しました。 その結果、運動への恐怖心が少ない人や痛みに対するネガティブな考えが少ない人ほど、身体活動量は多くなっていました。うつ症状が少ない人や痛みや症状に対処する自己効力感が高い人ほど身体活動量が多い傾向もみられましたが、今回の研究結果からははっきりと結論づけることはできませんでした。 また、身体活動量は患者さんの心理的な側面だけでなく、患者さんのその他さまざまな内的・外的な要因と関連することが考えられます。今回の研究結果からは因果関係までは言及できませんが、患者さんの状況に応じて、もし運動を過度に避けようとしている方がおられたり、痛みに対して過剰に反応するような方がおられたりする場合には、そういった側面の問題を和らげるような関わりをすることによって、日々の活動量を増やしていくことができるかもしれません。 (注1)自己効力感:自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できるという、自分の可能性についての認知や自信。 (注2)運動恐怖:運動することによって現在身体に現れている痛みなどの症状が増悪してしまうのではないかという思いから、運動を避けようとする考え。 Uritani D, Kasza J, Campbell PK, Metcalf B, Egerton T. The association between psychological characteristics and physical activity levels in people with knee osteoarthritis: a cross-sectional analysis. BMC Musculoskeletal Disorders 21. 269. 2020. (無料で閲覧、ダウンロードすることが可能です) 【関連記事】 変形性膝関節症に関する研究の途中経過が学会誌に掲載されました~理学療法学科教員 理学療法学科卒業生の卒業研究が国際学術雑誌に掲載!~理学療法学科 「足趾握力」に関する論文が国際誌に掲載!~理学療法学科教員
2020.03.10
カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.9~WEEK2編2
畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年春休みと夏休み中に行われます。春期実施分では、英語学習はもちろんのこと、カナダの文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、アイスホッケー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫することもできます。 【畿央大学春期短期語学留学プログラム2020概要】 場 所:カナダのビクトリア(バンクーバーの西、フェリーで1時間半程の場所にあります) 研修場所:グローバルビレッジ イングリッシュセンター ビクトリア 期 間:2020年2月22日から20日間 内 容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のバンクーバーでの文化体験、観光等 参加学生からのレポート、第9弾をお届けします! こんにちは、理学療法学科1回生の田中隆登です。現在3週間の短期留学のため、カナダに滞在中です。今回は2週間目の生活についてレポートしていきます。 カナダ留学も2週目を迎えてここでの生活に慣れてきたところです。最初は不安や緊張、楽しみなどさまざまな気持ちがありましたが、今は毎日の新しい発見や、さまざまな国の人とのコミュニケーションなど、毎日がワクワクする事ばかりでとても楽しく生活しています。 ここでは1日の流れについて書いていきます。毎朝6時半ごろに起きて、朝ごはんを食べます。朝ごはんはシリアルやマフィン、コーヒーなどでホストファミリーはまだ起きていないので、自分の食べたい分だけ取っていくシステムです。そして8時に登校して、バスに乗り、ダウンタウンにある学校に向かいます。 8時45分から学校が始まり、授業がスタート。イングリッシュオンリーなので、日本人同士で話す時も基本的に英語のみの会話になります。そして、午前の授業を受けてランチ(サンドウィッチ)を食べ午後の授業を50分受けたら、放課後になります。放課後はこの学校で知り合った人や、畿央大学生などと夜ご飯に行ったり、観光などをしたりしました。 カナダには日本料理がたくさんありますが、あたりハズレが激しく、ハズレのところに行くと高額かつ日本料理に程遠いものが出されます。そこで紹介してもらったのは、千鮨というお店で、そこは日本人の店員の方が多く日本語でも注文が頼め、沢山の日本料理を食べることができます。 2週間という短い間なので、毎日どこかへ観光に行ったり、散策をしたり、美味しい店を紹介してもらってカナダのことなどを教えてもらいました。その後家に帰り、ホストファミリーと一緒にご飯を食べて、お風呂に入り、課題をしたり、ホストファミリーと話をしたり、映画を一緒に見ている人もいました。大体これが1日の流れです。いつもと違う経験ができるのですごく充実した生活を送れています。もっと長くこの学校に通いたい気持ちです。 次からはバンクーバーに移り観光中心になります。残りの数日も楽しんでいきたいと思います。 理学療法学科 1回生 田中隆登 【関連記事】 カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.8~WEEK2編 カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.7~WEEK1編2 カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.6~WEEK1編 カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.5~ホームステイがスタート カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.4~ホームステイ先に到着 カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.3~出発編(羽田からビクトリアまで) カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.2~出発編(羽田からバンクーバーへ) カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.1~出発編(事前準備)
2020.02.27
冬のスポーツ実習2020(in 白馬村)レポート vol.3
2020年2月18日(火)~21日(金)まで、長野県北安曇郡白馬村の白馬五竜スキー場にて、学生137人、助力(支援学生)26人、教員12人の合計175人で、「スポーツ実習B・Ⅱ」が開講されました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2月19日(水)の様子 スポーツ実習2日目。天気にも恵まれた中でついに始まったスポーツ実習!高まる気持ちとともにウェアに着替えてゲレンデへ、まずは開講式です! ほとんどの班が未経験者ばかりの中、インストラクターの方々が道具の使い方から基本的な動きまで分かりやすく教えて下さり、昼休憩の頃にはコツを掴んで滑ることができるようになりました。 フリー滑走では今日教わったことを意識しながら友達と一緒に滑り、充実した時間を過ごすことができました。 宿泊先のお風呂と夕食が疲れ切った体と心に沁みました。食後には太田旅館の下川さんから講習を受けたり、全員でストレッチをしたり、先輩方にマッサージもして頂きました。これで明日の筋肉痛もコワくない!?(笑) そして夜には部屋のみんなでいろいろな話をしました。 明日も怪我に気をつけて、さらに上達できるように頑張りたいと思います!! 理学療法学科 1回生 大澤一輝 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2月21日(金)の様子 スポーツ実習がおわって。 オリエンテーションの時、班に知ってる子が少なく他学部もいたので仲良く出来るか不安でした。しかし助力の方が企画してくださったレクリエーションや、自己紹介などでみんなと打ち解けることができ、楽しい4日間を過ごすことができました。 スノーボードでも班の人たちと協力しながら練習し、上達することができました。今回の色々な人との出会い、技術の上達など全て良い経験になりました。 現代教育学科 1回生 藤田健人 【関連記事】 冬のスポーツ実習2020(in 白馬村)レポートvol.2~助力が見たスポーツ実習 冬のスポーツ実習2020(in 白馬村)レポート vol.1
2020.02.25
冬のスポーツ実習2020(in 白馬村)レポートvol.2~助力が見たスポーツ実習
2020年2月18日(火)~21日(金)まで、長野県北安曇郡白馬村の白馬五竜スキー場にて、学生137人、助力(支援学生)26人、教員12人の合計175人で、「スポーツ実習B・Ⅱ」が開講されました。 今回は健康助力(アシスタント)として参加した学生からのレポートをお伝えします。 【健康支援担当】 私たち理学療法学科2回生9名は健康助力として、スポーツ実習に参加しました。 主な役割は、実習生の健康状態のチェック、ストレッチ指導、テーピング処置など体調面のサポートです。 事前に健康栄養学科の前原先生による勉強会に参加して、スキー・スノーボードで起こりやすい疾患について学習しました。テーピング処置では、ほとんどの健康助力がテーピングを巻くのが初めてだったので、甲子園メディカルトレーナーでもある理学療法学科の福本先生に1から指導していただき、事前に何度も練習して実習に臨みました。 スキー・スノーボードを初めて体験する実習生の多くは筋肉痛を訴えていたので、どのストレッチを行えば筋肉痛が改善するかを考えて実施しました。また、足首の捻挫などに対してテーピング処置を行いました。 みんなが楽しんでストレッチをしてくれていたため、私たちも楽しみながら指導することができました。 毎朝回収する健康チェックシートには「助力さんのおかげで体の痛みがマシになりました」や「テーピングを巻いてくれたおかげで痛みはなかった」などを書いてくれていて、すごく嬉しくやりがいを感じました。 この実習に参加して、 ・相手の痛み・つらさを感じ取ることの困難さ ・テーピングなどの技術の大切さや難しさ ・教育助力や先生たちとのチーム連携の大切さ を学ぶことができ、とても貴重な体験をさせていただきました。 健康助力の全員が実習後「助力になってよかった!」と思いました。この実習で学んだことを活かしていきたいと思います。ありがとうございました。 理学療法学科2回生 宇野流弥、江田朱里、川端一穂、木本茉佑、 小林美翔、鶴岡美玖、徳田篤人、藤田亜美、吉田昇弘 【関連記事】 冬のスポーツ実習2020(in 白馬村)レポート vol.1 ●昨年の冬のスポーツ実習の様子はコチラから!
2020.02.17
海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生5名が来学!~理学療法学科
2020年2月12日(水)、理学療法学科の学生が「海外インターンシップ」でお世話になった中國医薬大学(China Medical University: CMU)の学生5名が畿央大学を訪問してくれました! まずは、インターンシップのメンバーである松本・学生たちで出迎え、キャンパス内の健康支援センターで体組成・骨密度チェックを行いました。それぞれの機器を見たことはあっても、実際に測定したことがなかったようで、結果に興味津々で、お互いに比較し合っていました。 学内を案内後、9月に台湾へ行った本学の学生が全員集まって、ランチタイム!久しぶりの国際交流で、なかなか英語が出てこない部分はありましたが、みんなで机を囲みピザやチキンを食べながら、「まいど」「なんでやねん」などの関西弁をレクチャーしたりして、楽しく話すことができました。 私たちが台湾に行った時に一度会っている学生さんだったので懐かしい話題もあがりました。また、日本での病院実習(CMUの学生は日本の病院で3週間の実習中)や観光のことなどを話しました。来年お世話になるかもしれない理学療法学科2回生も少し交流させていただきました。 交流した後、ニューロリハビリテーション研究センターへ移動し、本学理学療法学科の福本先生が関わっている企業との共同研究の実験を見学、一部体験(歩行や姿勢)もさせていただきました。 次にCMU学生から、台湾と日本との理学療法・病院実習の違いについてのプレゼンテーションをしてもらいました。 「一対一の治療時間が長く、患者さんとの距離が近い」「他職種とのコミュニケーションが多く、チーム医療の一員として関わっている」など、まだ2週間しか経験していない実習の中でたくさんの気づきがあったことを伝えてくれました。このような意見から、それぞれの国の医療制度、文化の違いについて考える良い機会となりました。 最後は私たちからCMU学生たちへ、大学のパンフレットやメモ帳などの畿央グッズをプレゼントしました。 私たちが台湾で台中の街を案内してもらったお礼を込めて、今回は私たちが大阪の街を案内し、自分で焼くことができるたこ焼き屋さんに行きました。台湾の学生も楽しんで、たこ焼きを焼いてくれました。みんなでおしぼりを使ってひよこを作ったりもしました。最後はお土産屋さんに寄り、大阪駅にて解散しました。 久しぶりの英語での会話で緊張していましたが、英語が苦手な人も必死に伝えれば、しっかり聞いてくれたので楽しく会話をすることができ、とても充実した1日となりました。 学生同士は9月の海外インターンシップが終わった後も、SNSなどで繋がっていたようで、そこまでは違和感はなかったかもしれませんが、大学間提携があることで、実際に再会することができ、さらにお互いのことを知り、考えることができたのではないかと思います。 CMUの学生からのメッセージです。 Hsing Shenさん: Thanks for this excellent afternoon! All the activities are very good、 and we enjoyed a lot、 people are so nice、 cute and humorous. I am looking forward to meeting you in September in Taiwan! Chen、Rui-Xinさん Thank you for your reception and accompanying us on last Sunday. I appreciate that I can have this precious chance to visit KIO university、 which guided me to broaden my horizons as well as have wonderful memories. また別日には(今回は本学には来られませんでしたが)和歌山の白浜はまゆう病院で実習中のCMUの学生たちの実習のサポートに行ってきました。はまゆう病院の先生方(学生指導には本学OBも関わってくれています)は基本的には英語を使って指導されており、伝わりにくい部分は翻訳アプリや漢字を使ってコミュニケーションをとっています。また、患者さんの中には英語が堪能な方もおられ、症状などを直接英語で説明くれていました。 訪問時には、“Physical Therapy in Taiwan”と題し、リハビリテーション部の方々に台湾の理学療法を紹介してくれました。 今の実習の感想として、 台湾にはリハビリテーション病院というものがほとんどないので、はまゆう病院では個別で患者さんと関わる時間が長く、良いことだと思う。作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)の治療を初めて見学することができて、リハビリテーションとして、それぞれの専門職の違いがわかり、貴重な経験ができている、と述べられました。 このように大学間の関係性を深め、より良いものにできるように、試行錯誤しながら、海外インターンシップのプログラム準備を進めています。現在2回生に対し参加者を募集しているところですので、次回で5回目の海外インターンシップも有意義な授業にできるようにしたいと思います。 理学療法学科3回生 原口愛美 理学療法学科 准教授 松本大輔 【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.1 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その1 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員と施設見学へ!~理学療法学科 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科
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