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理学療法学科
2019.08.28
同窓会レポート~のほほん会(理学療法学科1・2期生)
畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、理学療法学科1期生から届いた同窓会レポートをお届けします! 今年も理学療法学科1期生・2期生有志で恒例の「のほほん会」を盛大に開催することができました。私たち1期生は今年で大学を卒業して13年目になりました。 我ら同士は何年たっても気持ちは若いままです。それでいて心はいつも強い絆で結ばれています。 昨年よりも1人子どもが増え、集合人数は大人・子ども合わせて48名になりました。 民宿を一棟借りていますが、人数が増えすぎて部屋数が足らない状態で、家族同士相部屋になるほどの人数に!!1年ぶりの再会で皆が楽しく過ごせました。1年間の状況報告や家族のことが会話の中心になり、一晩ではでは語りきれない程の話を夜遅くまでしました。家族全員で宴会、恒例の花火大会も行うことができました。 友人から「毎年家族で来ることが楽しみで、これがあるから仕事も頑張れる」や「皆が集まる時間がとても大事に思える」「学生時代のことを思い出しながらお酒を飲むことができて幸せ」などハッピーな会話が自然に出てくることが嬉しく感じました。 幹事である私も、皆さんからそのような言葉を聞けて幹事冥利に尽きます。来年もまた同じ場所で皆と顔を合わせ語らい、騒ぎ、何十年もずっと仲のいい友人関係を継続していきたいです。 理学療法学科1期生 中川和明
2019.08.19
4大学合同ゼミ合宿レポート~理学療法学科瓜谷ゼミ
2019年8月10日(土)~11日(日)の2日間、畿央大学瓜谷ゼミ、埼玉医科大学大久保ゼミ、埼玉県立大学高崎ゼミ、桐蔭横浜大学成田ゼミの四校合同でゼミ合宿を行いました。 <1日目:8/10(土)> 「奈良県社会教育センターまなびやの森・かつらぎ」にて各校の学生が取り組んでいる卒業研究の発表を行いました。約40名が集まり、それぞれの行った研究結果や途中経過について発表し、ディスカッションを行いました。瓜谷ゼミからは4回生の卒業研究2演題と博士課程の大学院生の研究1演題を発表しました。 様々な視点から意見を交わし、研究のレベルをさらに向上させるために何が必要かということや、現状での自分たちのレベルを把握することで、今後の学びに対する姿勢を見直し、向上させなければならないという意識を高めることができたと思います。 また、夜のバーベキューでは、他大学の同期、先輩方と交流を深めるとともに、様々な先生から普段では聞けないような話をしていただき、有意義な時間となりました。 バーベキュー終了後も学部生、大学院生、教員での熱い議論を重ね深夜まで語り合いました。 <2日目:8/11(日)> 1日目に引き続き、場所を移して畿央大学にて勉強会を行いました。 桐蔭横浜大学、埼玉医科大学、現役のPTの方々に研究内容を発表していただき、お互いに刺激しあえる良い会となりました。 最後の懇親会まで含めた2日間で、自分たちもさらなる飛躍にむけて、より勉学・研究に励み、1年間頑張っていこうという気持ちになりました。 今回のゼミ合同合宿を通してより意識を高めることができた貴重な機会となりました。 理学療法学科3回生 瓜谷ゼミ 塩崎壮人 【関連記事】 大阪行岡医療大学池田研究室との合同ゼミを開催!~理学療法学科瓜谷ゼミ 環境省「エコチル調査」の一環で運動教室を開催!~理学療法学科瓜谷ゼミ
2019.08.13
福岡県理学療法士会ロゴマークデザインコンペ~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
人間環境デザイン学科の加藤(准教授)です。 構想や提案をしたけれども最終的には日の目を見ずに終わったデザインのことを「インポッシブル・デザイン」と(私が)勝手に呼んでいます。 ロゴマークとはブランドイメージを印象づけるためになくてはならないデザインです。毎年、「ロゴマーク募集」というコンペが開催されますので、ゼミ生と共にコンペに挑戦することも多いです。 さて、畿央大学には大学の目玉といえる理学療法学科がありますが。それをさておいて「福岡県理学療法士会」がロゴデザインを募集していましたので果敢に挑戦したのです。正直にいいますと、賞金10万円に目がくらんだことも理由ですが・・・ ロゴデザインは共同でデザインしましたが、今回は3回生の橋本菜緒さんがパートナーです。彼女はさまざまなアイデアを提供してくれました。 ・・・が、今回も残念ながら「インポッシブル・デザイン」となってしまいました。 ここにボツ案となったロゴマークを披露いたします。 作品のコンセプト 理学の「理」の漢字(ポジ)を反転させ、ネガにした部分を正方形にまとめました。正方形「スクウェア」は街路の交差点にある四角い広場という意味があり。活発な意見が交わる自由な場であってほしい。 人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜 ※ブログ掲載後の2019年8月20日(火)に公益社団法人福岡県理学療法士会 ロゴマークの 選考結果がHP上に発表されました。 【関連記事】 G20大阪サミット シンボルデザインコンペの思い出~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 学生が店舗デザインを担当した「izhaori」が令和元年5月1日にOPEN!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 「ちゃんこ好の里」さんのサイン看板作成!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 大学に隣接する商業施設「エコール・マミ」へのデザイン提案!~人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ
2019.08.08
畿央大学に滞在中のタイ人研究者にインタビュー!後編~ニューロリハビリテーション研究センター
畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターでは7月3日(水)から約1か月、タイのチュラロンコ-ン大学から研究者を受け入れています。 前回はアンチャリーさん(以下アンさん)に来日した目的などを伺いましたが、実際に畿央大学に来てみてどうだったのか、インタビューさせていただきました。 Ph.D. Anchalee Foongchomcheay Assistant Professor, Physiotherapist Department of Physical Therapy Faculty of Allied Health Scicences Chulalongkorn University Q.1 今回の滞在では、期待していた成果は得られたのでしょうか? 今回の目的は、タイにはないニューロリハビリテーションにかかわる最新の設備や実験方法などを把握し、そういった最新の知見を「臨床」「教員」「学生」の3方面にうまく還元していくことです。 チュラロンコーン大学で私はニューロリハビリテーション関連科目のチームリーダーを務めていますが、ニューロリハの重要性についてはまだ認知されているとは言えません。一方で脳卒中になったり、それによって何らかの麻痺を生じる患者数もタイ国内で増加傾向にあります。脳科学をベースにしたリハビリテーションへの理解と実践は、Well-Being(身体的・精神的・社会的に良好な状態)の視点でも大変重要だと考えています。森岡センター長、大住准教授の協力もあり、この1か月でどんな研究ができるのか概要をつかむことができました。これらをタイの臨床・教育現場に持ち帰ること自体が大きな成果になると考えています。文化の違いによる研究倫理的な問題や、日本語版しかないアプリケーションをどうするのかといった具体的な課題も見えてきました。 ただ1か月はやはり短すぎるので、トルコから来ているブルジュさんのようにできれば3か月で実際に研究もしてみて…というのが理想的だと思います。 Q.2 畿央大学や奈良での生活はいかがでしたか? 日本全般に言えることですが、まずホスピタリティが素晴らしいですね。言葉がうまく通じなくても、人々が親切であたたかく、自分の家にいるように感じられるのが日本の好きなところです。森岡センター長が自宅で手巻き寿司パーティーを開いてくれたり、大学職員の方が有志でお茶会を開いてくれたり…とおもてなしの心に感謝しています。 ▼手巻き寿司体験 ▼お茶会の様子 それからとにかく平和で安全ですね。先日、奈良にある長谷寺(大学最寄駅から電車1本)に足をのばしました。色とりどりの花がきれいで、長い階段を登った景色も素晴らしかったです。岐路についた夕方には商店街もほとんど閉店してすれ違う通行人も一人くらいでしたが、身の危険を感じることはありませんでした。タイでは暗い夜道を歩くのは避けなければならないので、穏やかな時間を過ごすことができました。 ▼アンさんが撮影した長谷寺の花 それからよく言われることですが、日本の交通機関は完璧ですね!理学療法学科松本大輔准教授と一緒に和歌山の白浜はまゆう病院を訪問したのですが、奈良から和歌山まで日帰りで時間通りに帰ってこれました。電車の順延が日常茶飯事でスケジュールが組めないタイではありえないことです(笑) ▼白浜はまゆう病院にて。 白浜はまゆう病院は病院の清潔感や電子カルテ、MRI、ドライブシュミレーターなど機器が充実していることだけでなく、スタッフが非常に多く、リハビリ室が活気にあふれていることなどタイとの違いを知り、非常に参考になったそうです。将来的にはアンさんの学生さんにもぜひ見学してもらいたい…とおっしゃっていました。リハビリテーション室長の中本先生をはじめ、たくさんの先生方にご丁寧に案内いただき、誠にありがとうございました。(左:理学療法学科2期生 平先生) Q.3 滞在中に一番困ったことは? 不動産会社の方とのコミュニケーションですね。英語ができない方だったので、スマホを使って翻訳したり、どうしても通じないところは日本語が得意な友人に連絡してやりとりをしたり…と、カギをもらったりインターネットにつなぐだけで数時間かかってしまいました(苦笑)でも非常にフレンドリーな方で忍耐強く対応いただいたので、感謝しています。 キャンパス内に宿泊設備が備わっているのがベストですが、それが難しければキャンパス近くのお勧め宿泊リストを作成していただけるとより親切ですね。私はタイ以外での生活経験があるので大丈夫でしたが、初めて日本に来る方なら不便さを感じるかもしれません。アパートから大学まで徒歩約30分の距離も大変でしたが、「健康に良いはず!」と自分に言い聞かせて歩き続けました(笑) 体調が悪くなって病院で診てもらった時には、職員の方が同行して間に入って対応いただいたので、大変助かりました。 Q.4 日本食が好きと伺っていましたが、食生活はいかがでしたか? もともと寿司が大好きでしたが、今回はいろいろな種類のおにぎりや焼き鳥にもチャレンジしました。ランチは毎回学食で食べていましたが、唐揚げを使ったメニューなどを中心にすべておいしかったです。タイでは100円あれば豪勢な昼食が食べられるので、比べるとどうしても高く感じますが(笑) ▼学食で食べた唐マヨ丼 ▼日本のうどんやアイスは毎日でも食べられるくらい好きだそうです。 Q.5 今後の計画を教えてください。 タイに帰る前に来日予定の親戚と少し大阪周辺を観光する予定です。森岡センター長の協力も得ながら、今後も研究ベースでのコラボレーションや若手教員・大学院生が交流する可能性などを検討していきたいと思います。 Q.6 最後に畿央大学関係者や学生にメッセージをお願いします! 母国を出れば自然と「違い」に目が行きます。日本とタイでも文化や価値観、医療や社会福祉、保険制度など他分野にわたってたくさんの違いを発見することができます。ただ、いろんな違いを知っていく中で、国境や文化をこえて「共通していること」もあると気づくことができます。こういった相違点や共通点を知ることが問題解決の糸口になったり、私たちの生活に利益をもたらしたりしてくれるのだと考えています。 もしチュラロンコーン大学での教育や研究に興味がある方がいらっしゃれば、大学を通してご連絡ください。今回のご縁を大切にしていきたいと考えています。 アンさん、ありがとうございました!今回の滞在が、チュラロンコーン大学でのニューロリハビリテーション実践につながっていくことを期待しております。 【関連記事】 畿央大学に滞在中のタイ人研究者にインタビュー!~ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学に短期留学中のトルコ人研究者にインタビュー!~ニューロリハビリテーション研究センター トルコ人研究者に日本や理学療法のあれこれを聞いてみた!~Burcu Dilekさんロングインタビュー
2019.08.07
畿央大学に短期留学中のトルコ人研究者にインタビュー!後編~ニューロリハビリテーション研究センター
畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターでは5月末から8月までの約3か月間、トルコより研究者を受け入れています。Dr.Burcu(発音:ブルジュ)は今回畿央大学に来て2ヶ月が経過し、目標としていた研究も一段落しました。今後の研究のために帰国後も共同して研究を進めていくことができるよう、帰国に向けた準備をしています。 PhD.Burcu DİLEK Assistant Professor, Physiotherapist University: Istanbul Medipol University Department: Physical Therapy and Rehabilitation ▶来日時のインタビュー(前編)はこちら 今回のインタビューでは、研究のことだけではなく、畿央大学および奈良に滞在中に経験したことや訪れた場所、そしてこれからの目標などをうかがいました。 Q.1 7/23(火)には教職員有志によるお茶会を開催しました。いかがでしたか? 本物のお茶はとても飲みやすく、苦みは感じませんでした。和菓子もとても美味しかったです。とくに「あさがお」という和菓子は、口当たりがとても繊細で今まで食べたことのないものでした。茶室にはとても伝統を重んじる特別なものを感じました。静かで程よい緊張感が漂い、床の間の掛け軸や生け花、茶道具、着物、全て新鮮で、茶室での作法ひとつひとつがとても意味のあるものだと感じることができました。その中でも振舞われたお茶を飲みきることには、哲学的な深い意味を感じました。実際に後から、今回準備をしてもらっていたすべてに「歓迎」というテーマがあり、本当に特別な機会を用意してもらったことを知った時はとても感動しました。床の間に飾られた掛け軸には、“一期一会”と書かれており、その意味を知った時には、とてもシンプルな純粋さを感じました。お茶の味、お茶碗のデザイン、招かれたメンバーなど今日このひとときがまさに“一期一会”だと教わり、とても印象深く残っています。 Q.2 今回の滞在中に訪れた場所でどこか印象に残っているところはありますか。 前回日本に来た際も訪れましたが、やはり豊かな自然に囲まれた長谷寺ですね。他の神社などにも足を運びましたが、長谷寺に来ると「戻ってくるべき場所に戻ってきた」ような感覚になり、とても落ち着くことができます。階段を登っていくと本堂があり、その中にある十一面観世音菩薩の説明を読むと、11の顔を持って困っている人々を見逃さないという思いやりがある観音様だと説明されており、この観音様にもどこか神秘的な共感の気持ちを抱きます。 Q.3 今回は3か月という長めの滞在でしたが、違いはありましたか? 前回の滞在は2週間程度しか時間がなかったということと、全てのことが初めての経験だったので、自分にとって良いものも悪いものも選ぶ余裕がありませんでした。加えて、時差ボケが一週間くらいしてようやくおさまってきたと思ったらすぐに帰国…という感じだったので、軽く混乱したまま時間が過ぎてしまった、というのが正直な印象です。ただ、その短い時間の中でも観光をしたり、カラオケや居酒屋に行ったり、さまざまな日本食を楽しむといった経験ができたので、非常によい時間を過ごさせていただきました。 今回は期間が長いということと、前回の経験をもって落ち着いて自分にとって望ましい選択をすることができるので、非常に有意義な時間を過ごすことができています。一つ例えを出すと、今は自分にとって「どんなたこ焼きが好みか」ということが分かるようになり、王寺駅の近くにあるお気に入りのお店に今回も数回訪れ、店主とも仲良くなりタコの形をしたおもちゃをもらいました(笑) Q.4 今回の滞在はいかがでしたか?今後の展望などもあわせて教えてください! “Beyond my expectation” 期待していたよりもはるかにいい経験ができました。これは森岡教授や大住准教授、そして畿央大学の皆さんのおかげです。トルコに戻った後は、今回の経験を活かし、まずは所属しているMedipol Universityにはない装置の購入をしてもらえるように上司の教授に今回の研究内容を伝え、その価値を理解してもらう必要があります。実験の手順などを再現するためにはその装置が必須であり、これまで知らなかった分析手法やソフトウェアの使用によって、現在トルコではあまり実施されていない「痛みと脳のメカニズム」の関係を明らかにしていくことが出来ると思います。トルコでは自分の研究だけに集中するのは難しいのですが、今回の来訪で森岡教授とニューロリハビリテーション研究センターの協力により自分自身が進めていきたい研究に集中する時間と機会を持てたことは、今後の研究を展開するうえで本当に良い経験となりました。 ブルジュさん、インタビューありがとうございました。畿央大学での経験が、今後の教育や研究に生かされていくことをお待ちしています! 【関連記事】 畿央大学に短期留学中のトルコ人研究者にインタビュー!~ニューロリハビリテーション研究センター トルコ人研究者に日本や理学療法のあれこれを聞いてみた!~Burcu Dilekさんロングインタビュー
2019.08.01
2019年度 運動器リハビリテーションセミナー「基礎実習編」を開催しました。
2019年7月28日(日)、運動器リハビリテーションセミナー「基礎実習編」が開催されました。 この講習は昨年度から、膝関節における超音波エコー解剖学実習とブタの膝関節を用いた機能解剖学実習の2本立となっております。 「膝関節の超音波エコー解剖学」 担当:理学療法学科 福本貴彦准教授 解剖学実習では、超音波エコーの基礎知識や基本的な使用方法に加え、超音波エコーを用いた膝関節の解剖学を学びました。講義は参加者にも実際に超音波エコーを使用していただくことでさらに理解が行いやすくなっていました。昨今では理学療法士が超音波エコーを臨床や研究、スポーツ現場等で用いられる機会が多くなっており即実践に生かしていただける内容となりました。 「膝関節の機能解剖学実習」 担当:理学療法学科 今北英高教授 機能解剖学実習では、ヒトの膝関節に酷似している新鮮なブタの膝関節を解剖しながら、関節運動学、靭帯や半月板の機能や特性を実際に触れながら体験していただきました。大半の理学療法士は教科書上で学んだ知識をもとに臨床をおこなっていますが、今回ご参加いただいた方には実際に組織に触れることでさらにイメージや理解が深まったとのご意見を多くいただきました。 さらに急遽ですが、関西医科大学麻酔科学講座診療教授の中本達夫先生にも来学いただき、解剖でのご指導に加え、ミニレクチャーを実施していただけました。変形性膝関節症に関する他分野でのアプローチは新鮮で、痛みに対する知識、視点、考え方、どれをとっても興味深い内容でした。 今後も運動器リハビリテーションに対する幅広い知識を畿央大学の教育研究者が情報提供したいと考えています。 今年度のプログラムでは2019年10月27日の「評価編」、2020年1月26日の「臨床応用編」が開催予定、また参加者も募集しておりますので、ぜひ皆様ご参加ください!! ●今後の運動器リハビリテーションセミナー詳細 畿央大学健康科学研究科 博士後期課程 久保峰鳴 【関連記事】 2019年度 畿央大学運動器リハビリテーションセミナー「基礎編」を開講しました。 平成30年度運動器リハビリテーションセミナー「臨床編」を開講しました。 平成30年度運動器リハビリテーションセミナー「臨床実践編 (膝関節)」を開講しました。 平成30年度 運動器リハビリテーションセミナー「エビデンス編」を開講しました。
2019.07.31
トルコ人・タイ人研究者に学ぶ理学療法!~理学療法学科3年次配当「理学療法研究法」
理学療法学科3回生の履修科目である「理学療法研究法」では、研究課題の見つけ方や研究計画の立て方・研究倫理など研究の基礎について学んでいます。また、グループで決定したテーマに合わせて文献を検索し、日本語論文および英語論文の抄読会を行ったり、論文をまとめてプレゼンテーションを行ったりもしています。 今回、ニューロリハビリテーション研究センターに研究のためにトルコから来られたBurcu先生と、タイから来られたAnn先生に英語で講義をしていただきました。 Burcu先生は、トルコのイスタンブールにあるMedipol大学の先生で、トルコの理学療法の現状や大学の理学療法学科のカリキュラム、そして現在ニューロリハビリテーション研究センターで行なっている研究についてお話していただきました。Medipol大学はとても大きく、学生数も多くて、最先端の大学のような印象でした。 Ann先生は、タイのチュラロンコーン大学の先生で、タイの歴史や理学療法の現状、そしてAnn先生の専門である研究についてお話していただきました。Ann先生の研究は、地域在住の高齢者を対象に、Timed Up & Go Test(TUG)を用いた身体能力と年齢などの関連性を検討した研究でした。TUGなど大学で学んだ評価方法が出てきたので、分かりやすかったです。 Burcu先生もAnn先生も、私たちが理解しやすい英語で話してくださったので、トルコやタイの理学療法の現状や、私たちとのカリキュラムの違いも理解することができました。研究をしていくことがこのような国際的な交流を作り出すということと、研究をすることで自分の視野が広がることを実感することができました。 Burcu先生、Ann先生、貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました! 理学療法学科3回生 石川江里 【関連記事】 畿央大学に滞在中のタイ人研究者にインタビュー!~ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学に短期留学中のトルコ人研究者にインタビュー!~ニューロリハビリテーション研究センター トルコ人研究者に日本や理学療法のあれこれを聞いてみた!~Burcu Dilekさんロングインタビュー
2019.07.25
畿友会(学生自治会)だよりvol.57~畿友会新入生歓迎会を開催!
皆さんこんにちは!畿央大学畿友会広報部の2回生中山です。春もあっという間に過ぎ、暑い夏真っ最中なこの頃ですが、1回生の皆さんは大学生活には慣れたでしょうか? 畿央大学の学生自治会「畿友会」では、新たに入ってくれた1回生をあたたかく迎えるために、2019年6月29日(土)に新入生歓迎会を行いました! ▲プログラム 最初は上回生含めた全員で自己紹介! 次にレクリエーション! ▲伝言ジェスチャーゲーム ▲絵を当てようゲーム ▲1回生限定○×クイズ 初めは緊張していた1回生も徐々に打ち解け、学年をこえてとっても楽しい時間を過ごせました。 私たち畿友会はこういった楽しい行事をはじめ、保護者会や卒業式などさまざまな行事の運営がスムーズに進められるように活動しています。 新しく入ってきた1回生のみんな、これから一緒に頑張っていこうね! そして、私たち畿友会は学生参加型のさまざまなイベントを企画していきますので、ぜひ参加お待ちしております! 畿友会広報部 人間環境デザイン学科2回生 中山瑞貴 ●畿友会(学生自治会)だよりブログはコチラから!
2019.07.16
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.71~広陵町「いのちを守るイベント」に参加!
令和元(2019)年6月30日(日)、広陵町さわやかホールで行われた「いのちを守るイベント」にTASK※がボランティアとして参加させていたただきました! 内容は、親子体力測定です。 ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 測定内容は、握力、足趾握力、反復横跳び、立ち幅跳びです。 今回は対象年齢を6歳以上とし、小さなお子さんから高齢者の方々まで約300人にお越しいただきました。さまざまな年齢の方々とコミュニケーションをとることができてとても楽しかったです!(^^) 年齢に合わせた言葉遣い、目線の高さ、理解しやすい説明の仕方、対象者の表情や身体の観察などたくさんの学びがありました! ▲握力測定の様子 私たちが「もっと、もっと!まだいけます!」と声掛けをすることで、記録が伸びる方がたくさんいました。声掛けを行ったことで「前より記録が伸びたわ。」とおっしゃってくれる方がいたので嬉しかったです。子どもたちも頑張って握力測定をしてくれていました。 ▲足趾握力測定の様子 ▲反復横跳びの様子 ▲立ち幅跳びの様子 ▲皆でTASKの“T”で記念撮影をしました♪ 看護医療学科2回生 冨松里帆 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
2019.07.10
大学院生が国際学会ISPGR2019でポスター発表!~健康科学研究科
令和1年6月30日から7月4日にかけてスコットランドのエジンバラで開催されたInternational Society of Posture and Gait Research World Congress 2019に私(水田直道 博士後期課程)と蓮井(岡田ゼミ修士課程修了生)が参加・発表してきましたので、報告させていただきます。 本学会は姿勢や歩行に関連する非常に多くの一般演題ならびにシンポジウムがあり、どの演題・講演も議論が非常に活発でした。 シンポジウムでは「ウェアラブルセンサーの活用方法や現実世界での計測方法」や「歩行に関連する転倒のメカニズム」などが取り上げられており、多施設共同研究の成果や臨床現場での現象が多く示されておりました。また、小型で簡便かつ多機能な評価機器ならびにそれらを応用したアルゴリズムなどが多く発表されており、私も初めて目にするものもあったため、ついつい聞き入ってしまっておりました。ロボットによるリハビリテーション研究も散見されており、興味深い研究もありましたが、同時にこれから適応症例を抽出できるような仕組みの必要性も感じました。 本研究室からは、2日目に私が脳卒中後症例の歩行障害の特徴分類について、3日目に蓮井が脳卒中後症例に対する多種類の短下肢装具による歩行への影響についてポスター発表を行いました。私にとって2度目の国際学会でしたが、多くの方から質問に来ていただき、2時間以上の発表時間があっという間に感じました。頂戴した質問やアドバイスは非常に有益となる情報が多くあり、今後の進展へ向けモチベートされました。 シンポジウムや一般演題は、非常に穏やかな雰囲気でありながら議論は活発に行われ、否定的な質疑は非常に少なく、建設的で前向きな議論が多いように感じ、相互向上を目的とした姿勢には襟が正されました。また自身の研究領域とは異なる発表に対しても興味を持っている印象を受けました。 このような貴重な経験ができたのは森岡教授をはじめとする研究室の仲間の日頃のご指導と、畿央大学の手厚いバックアップがあったからであり、ここに深く感謝致します。 【発表演題】 水田 直道(博士後期課程) Post-stroke walking characteristics on association between motor paralysis and walking speed by cluster analysis 蓮井 成仁(岡田ゼミ修士課程修了生) Influence of ankle-foot orthosis with different type of joint on walking parameters in stroke patients
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