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畿央の学びと研究

2016.12.01

在学生・卒業生合同で名古屋にゼミ旅行!~現代教育学科西端ゼミ

11月12日(土)~13日(日)に西端ゼミ14名(在学生9名、卒業生5名)で名古屋に行ってきました。 行き先は3回生とOB.OGさんがプレゼンテーションをし、投票で決まりました。たくさん電車を乗り継ぎ、色々な体験ができたのでレポートしたいと思います。   1日目 特急で11時前に名古屋駅に到着!矢場町の味噌カツで有名な「矢場とん」で昼食を食べました。白ご飯と味噌カツがこれまたよく合う!本場の味噌カツは、お肉が柔らかく味噌が濃厚でとても美味しかったです。 昼食の後は矢場町自由散策でした。先輩や同期と一緒に神社に行ったり、PARCOに行ったり、商店街を散策し名古屋の街の雰囲気を味わいました。     その後は同期やOB.OGさんとチームを組んで脱出ゲームをしました!チームで協力をして謎を解き、脱出できたチームは参加した全8チーム中、西端先生率いるOB.OGさんチームただ1チームだけでした!     ホテルに到着し、夕食まで時間にガチャガチャミュージアムに行きました。懐かしのアニメやリアルな動物、最近はやりの芸人やキャラクターのガチャガチャ。様々な物があってみんな財布の紐が緩み、子供に戻ったかのように時間を忘れて楽しみました!     夕食後はホテルに戻り、お風呂に入った後みんなで1つの部屋に集まり、卒論やOB.OGさんの就職のお話など様々な話を聞けました。     2日目 2日目は名古屋観光ルートバスメーグルの1DAYチケットで移動をしました。1DAYチケットは500円で購入することができ、メーグルのパンフレットに掲載されている観光施設の入館料割引などお得な特典が付いています。またバスの車内では名古屋おもてなし武将隊の案内放送が流れており、楽しみながら回ることができます。 午前中はバスに乗り「ノリタケの森」に行きました。ここでは、クラフトセンターで真っ白なボーンチャイナのお皿かマグカップを選び、絵付けを体験しました。思っていたよりも難しくみんな一生懸命に時間をいっぱいまで使って楽しく描いていました。建物の周りには自然を感じることができる木が植えられていたり、施設内のさまざまな建物が歴史を感じることができる赤レンガで作られていたりしました。私たちの行った時にはクリスマス仕様にとても可愛く飾り付けがされていました。     お昼ご飯はバスで移動し、古民家を改装したカフェでランチを頂きました。木や緑が多くレトロなとても居心地のいいお店で、ランチは美味しい肉汁とおかずとご飯のセットでした。食後には優雅にドリンクとクッキーを頂きました。     午後は徒歩で移動し徳川美術館に行きました。ここでは刀や太刀の説明をして頂いた後、実際に刀の解体、組み立て、また刀や太刀の装着を体験させて頂きました。ほとんどの学生が初めて刀に触れたため緊張していましたが、教えて頂きながら貴重な体験になりました。また刃の波紋もそれぞれ異なっていてとても面白かったです。館内の展示や徳川美術館ならではのお土産も面白かったです。     写真は、西端ゼミの「N」のマークです。 今年のゼミ旅行にもOG・OBの方々も参加してくださり、食事中や宿泊先でもためになるお話をたくさん聞くことができました。また、ゼミ旅行を通して現役生同士の仲も深まったように感じました!   現代教育学科3回生 西端ゼミ 9期生 坂本菖・金谷麻里     在学生・卒業生合同で神戸にゼミ旅行!~現代教育学科西端ゼミ 在学生・卒業生合同で京都にゼミ旅行!~現代教育学科西端ゼミ

2016.11.28

第9回日本運動器疼痛学会で大学院生5名および教員が発表!~健康科学研究科

第9回 日本運動器疼痛学会(東京)で大住倫弘特任助教、今井さん(博士後期課程)、片山さん(博士後期課程)、西勇樹さん(修士課程)、西祐樹さん(修士課程)、私(重藤隼人 修士課程)が発表して参りました。教育研修講演では森岡周教授が「慢性痛の脳内メカニズム」というテーマで、慢性痛の病態を前頭葉・頭頂葉の2点に着目し、研究室のメンバーの研究成果も踏まえてとてもわかりやすく説明していただきました。今回の学会では、特別講演で衆議院議員の野田聖子さんに「一億総活躍のための痛み対策」と題して、我が国における慢性疼痛に対する政治活動についてお話していただきました。講演では野田さん自身の疼痛体験も踏まえながら一億総活躍社会のために日本国民、特に高齢者の痛みを減らして健康寿命の延伸を図っていくことの重要性を述べられていました。日本における政治活動としては慢性疼痛に対する議員連盟が2年前に発足し、慢性疼痛という言葉が「ニッポン一億総活躍プラン」の閣議決定の文章に含まれるところまで活動が進んでおり、法律になるまではまだ時間はかかるものの徐々に政治活動においても慢性疼痛に対する取り組みが進んでいる現状を知りました。講演の最後に野田さんから慢性疼痛の治療・研究に取り組んでいる方々からのエビデンスの強い情報を提供していただきたいというメッセージをいただき、今後の研究活動を通して少しでも貢献したいという思いになりました。   我々の演題名は以下であり、いずれも様々な意見をいただき多くの議論ができたと感じております。   <ポスターセッション> 大住倫弘「運動恐怖が運動実行プロセスを修飾する-運動学的解析を用いて-」 今井亮太「橈骨遠位端骨折術後に腱振動刺激による運動錯覚を惹起させた時の脳活動-脳波を用いた検討-」 西勇樹「疼痛刺激による交感神経活動の時間的変動と内受容感覚との関係について」     <一般演題> 片山脩「感覚-運動の不一致による異常感覚および機能的連関-脳波を用いた検討」 西祐樹「痛み関連回避行動と人格特性の関連性」 重藤隼人「徒手牽引が有する鎮痛効果に関連する因子の検討」   近年は慢性疼痛に対する心理面に着目した講演内容が多い印象がありましたが、今回の学会では整形外科医の方から運動器の疼痛を解剖学や運動学の観点から介入した内容も含まれていたことが印象的でした。解剖学、運動学、神経生理学、心理面や社会的背景など様々な観点から痛みを捉えていく必要性をあらためて感じた学会でした。 研究室の痛み研究メンバーも研究内容は多岐に渡っているので、幅広い観点から研究活動に取り組み、私たちの研究が一人でも多くの方の痛みを解決することにつながり、エビデンスの強い情報を提供できるように、今後も研究室の仲間と協力しながら日々努力していきたいと思います。     畿央大学大学院 健康科学研究科 修士課程 重藤隼人

2016.11.24

大学院生が第40回日本高次脳機能障害学会でポスター発表!~健康科学研究科

平成28年11月11日(金)・12日(土)に長野県松本市のキッセイ文化ホール・松本市総合体育館にて第40回日本高次脳機能障害学会学術集会が開催されました。本学会は高次脳機能障害に関して国内では最も大きな学会であり、医師や作業療法士、言語聴覚士など高次脳機能障害に関わる医療従事者が数多く参加されていました。今学会は「思考のジャンプ」というテーマで行われ、2日間にわたり失行、失認、失語症などに加え、認知症や社会的行動障害など幅広い研究発表がなされていました。また単一症例に関する詳細な症例検討も多く、日々臨床で高次脳機能障害の患者様と向き合っている者として、非常に興味深い知見を得ることができました。   私(藤井 慎太郎 修士課程)は「半側空間無視における反応時間の空間分布特性―注意障害と無視症状の関連性と回復過程における推移の検討―」という演題にて発表させていただきました。この研究は、半側空間無視における注意障害と無視症状の関係性とその回復特性について、タッチパネルPCを用いた選択反応課題にて検討したものであり、現在私が大学院修士課程にて主たる研究内容として実施している内容です。発表には多くの方々にご参加いただくことができ、発表時間以外においても複数の方と討論することができました。また、高次脳機能障害に関して著名な先生方と研究内容について討論させていただき、ご意見をいただけたことは今後研究を続けていく上で貴重な経験となりました。     また今回発表した内容は、半側空間無視に関する研究を実施している5病院による多施設共同研究として実施しており、今学会では共同研究チームにて半側空間無視に対する研究を3演題発表いたしました・日頃からご指導いただいている森岡周教授、河島則天客員教授をはじめ、半側空間無視の研究を実施している共同研究チームの皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。 今後は本研究を国際論文に投稿するなど、より多くの方々へ研究結果を還元していけるように努力していきます。   畿央大学大学院健康科学研究科 神経リハビリテーション学研究室 修士課程2年 藤井 慎太郎

2016.11.22

大学院生が北米神経科学会でポスター発表をしました!~健康科学研究科

2016年11月12日(土)から11月16日(水)に,アメリカのサンディエゴで開催された北米神経科学会(Society for Neuroscience)に参加してきました.サンディエゴは気温が暖かく,湿度は日本と比べて低いので,とても穏やかでした.     本学会は神経科学を専門とする世界各国の研究者が集まる学会です.今回も世界80か国から3万人以上の参加だったようです.学会の雰囲気はとてもカジュアルで,至るところでディスカッションが行われていました.ラットなどの動物を専門とした研究が多いですが,脳卒中のテーマになるとリハビリテーションの分野も多く,世界の理学療法士や作業療法士も参加しており,研究,臨床両側面からのディスカッションが行われていました.     私たちは半側空間無視の演題を3つ並べて発表しました.画像提示時の視線分析による評価の考案という内容を私(大松聡子D3)が,タッチパネルを使用した選択反応課題にて注意障害と半側空間無視を分けて病態把握するという内容を河島則天客員教授が,そして実際に症例に対して行った視覚刺激とtDCSを併用した介入経過内容を高村優作(D1)が報告しました.   3演題並べることで,内容も伝わりやすく,病態把握からの介入アプローチまで示すことでより理解されやすかったのではないかと思いました.     その他,研究室からは痛み関連では西祐樹(M2)が,片山修(D1),今井亮太(D2)が,そして失行患者の遠心性コピーに関する内容で森岡周教授が発表してきました.     国際学会では海外にいく,英語での発表やディスカッションなど普段経験できないことで,緊張することも多かったですが,多くのディスカッションを行うことで,今後に向けた建設的意見を頂けたこと,また発表の方法など自分自身を振り返る機会にもなり,充実した日々でした.     畿央大学の研究に対する御支援と,森岡教授をはじめとする多くの方々のご指導,ご協力のもとで,このような素晴らしいな経験ができたこと,心より感謝申し上げます.この経験を糧に,より良き研究成果を公のものにできるよう,さらに日々励んでいきたいと思います. 畿央大学大学院健康科学研究科 神経リハビリテーション学研究室 博士後期課程3年 大松聡子 ※ 修士課程をM,博士課程をDと表記しています.

2016.11.22

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.57~「認知症カフェ」を開催!

11月11日(金)御所市「金曜カフェ~つどい~」にて、認知症カフェが開催されました。       今回は看護医療学科の南部先生による認知症についての講義が行われました。認知症の症状や治療に対する理解を深めながら、自分で出来る対策などを学びました。また、認知症の方への関わり方について、参加者の皆さんで意見交換を行いました。     今回の参加者の皆さんは、認知症に対して不安な気持ちや、介護について難しさを感じていらっしゃるようでした。この講義を通して、認知症の方との関わりの中で、ユーモアで場を和ませるような働きかけについて、楽しみながら学ぶことが出来ました。     次回の認知症カフェは、2017年1月13日(金)に開催されます。 午後からは、認知症介護における様々な問題について意見交換を行い、解決方法について議論し合う相談会が行われます。認知症に関心のある方や、何かお困りごとがある方はぜひご参加ください。 人間環境デザイン学科 4回生 松下真純   【関連記事】 過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2016.11.22

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.56~「うたごえ」を開催!

11月4日(金)、畿央大学と御所市、地域住民とで毎週金曜に開催しているコミュニティカフェ「金曜カフェ~つどい~」に参加しました。今回は「うたごえ」が開催されました。金曜カフェの中でも人気の高いイベントで、今回も30人近い方々が参加してくださいました。     今回は「どんぐりころころ」「里の秋」「真っ赤な秋」などを歌い、秋の訪れを感じることが出来ました。また、手足の動きをつけながら歌の練習を行ったので、頭のトレーニングにもなりました!     一番盛り上がったコーナーは、童謡の歌合戦です!!参加者が2つのグループに分かれて、「桃太郎」と「浦島太郎」を同時に歌いました。相手グループの歌詞につられないように歌うのは、なかなか難しかったですが、普段よりも大きい声を出して歌えたので、とても気持ち良かったです。さらに難易度を上げて交互に歌い合うなどして、歌声だけでなく、笑い声もたくさん聞こえるイベントになりました!   人間環境デザイン学科 4回生 松下真純 【関連記事】 過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2016.11.21

奈良公園登大路で行われた「奉祝マルシェ」に参加しました!~ヘルスチーム菜良

こんにちは!ヘルスチーム菜良(*)、健康栄養学科3回生の横田です。   11月11日(金)~13日(日)の3日間、奈良公園登大路にて奉祝マルシェが行われました。このイベントは春日大社の正遷宮を記念し、奈良の伝統的な料理や食品、ご当地グルメ等を頂きながらお祝いしようというものです。     (*)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており食育啓蒙活動に取り組んでいます。   今回は4大学合同で、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学のヘルスチーム菜良のメンバーも参加しており、畿央大学からは、11日(金)が3回生4人、12日(土)は2回生2人、1回生1人、13日(日)は3回生2人、2回生2人、1回生1人が参加しました!   会場には、大和ポークを使ったコロッケや三輪そうめん、はくたくうどん等、奈良ならではの屋台がたくさん並んでいました。そのなかで私達は、食文化研究会の方が作った大和雑煮の販売やニシキ醤油さんのお手伝いをさせていただきました。下の写真が大和雑煮です!     大和雑煮とは奈良の郷土料理で、白みその汁に丸餅や大根・人参・里芋などが入っています。お雑煮の中に入っている餅を取り出し、きな粉につけて食べるのが大和雑煮の特徴です。この食べ方は全国で唯一奈良だけです!珍しい食べ方ですね。 買いに来られたお客様ひとりひとりに雑煮の食べ方を説明しながら、販売しました。大和雑煮を知らない方に食べ方を伝えると、みなさん意外な食べ方に驚いていました。また、外国人観光客の方も多数おり、雑煮やきな粉がどんな食べ物かを説明するのがとても難しかったです。 雑煮は好評で予定より2時間ほど早く完売しました! 販売のお手伝いが終わった後、お弁当をいただきました。咀嚼力が弱い方でも食べられる「そふまる」というお弁当です。見た目は一般の方が食べる食事と変わりませんが、とても柔らかく、美味しかったです!     今まで知らなかった奈良の食文化を学ぶことができてよかったです。また、雑煮を販売するということを通してたくさんの方と関われてとても楽しかったです。同時にもっとたくさんの人に奈良の食文化を伝えていきたいと思いました。     今回参加したメンバーの感想です。   私は大和雑煮の販売をお手伝いさせていただきました。始めに、大和雑煮についての説明を聞き、雑煮の中のお餅は取り出してきな粉につけて食べるということ、このような食べ方は奈良県にしかないということを知りました。奉祝マルシェでは他にも、県の特産品を使った食べ物がたくさん販売されており、奈良県の伝統ある食文化にふれることができました。また、今回のお手伝いは4大学合同で行ったので、他大学の方と交流できたのも良かったです。これからも、ヘルスチーム菜良での活動を通して様々なことを学んでいきたいです。 1回生 竹元 優花   今回は奈良の郷土料理を販売することで奈良県の食文化というものを知ることができ、また知識を得ることができてよかったです。久しぶりの4大学でのコラボだったのでこういったイベントもまた行いたいと感じました。 2回生 板越 優希   様々な奈良の特産品を知ることで、奈良の食文化に触れることが出来ました。他大学の活動のお話を聞くことができたので、これからの活動に活かしたいです。また、学年を超えて先輩方や後輩と協力して1つの活動ができたことがとても楽しかったです! 2回生 䋆田 ななえ     ヘルスチーム菜良ではこれからもさまざまな活動に取り組んでいきます!活動ごとにブログも更新していくのでこれからもよろしくお願いします!! 健康栄養学科 3回生 横田綾乃 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。

2016.11.17

平成28年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生によるレポート

2016年11月4日(金)、5日(土)に開催された理学療法学科卒業研究発表会。参加した4回生と3回生からレポートが届きました!   4回生から見た卒業研究発表会 理学療法学科4回生、高取ゼミの井上です。卒業研究についてブログを書かせていただきます。   【卒業研究発表会当日までの流れ】 理学療法学科では、3回生の前期にある「理学療法研究法」という授業で「自分の研究したいテーマと合致するゼミ」や「好きな教員のゼミ」また「教員方のプレゼンの印象」などで希望するゼミを選択し配属されていきます。 そして、3回生の後期から本格的にゼミ活動(理学療法研究法)が始まります。 卒業研究の準備段階として研究のテーマを決めるため興味のあることについて調べ、それに関する様々な先行研究の資料や文献を探し知識を集めます。私の所属する高取ゼミは毎年【地域リハビリテーション】に関する研究を行っているので、私たちが決めたテーマに沿って介護予防教室に参加している方々に私たちが直接、測定や調査をして、それらのデータからテーマに沿った考察を行っていきます。 私たちのゼミは大半の多くのゼミとは異なり自分で被験者を募ったりすることはなく考察のする時間やデータの解析の時間が多く取れるので、焦ることはあまりなく進めていくことができましたが、途中考えがまとまらず進行が停止したこともありました。そんな時に担当教員の高取先生に助けてもらうことが多かったです。     これらのことを踏まえて、後輩へアドバイスとして、「できることは早くに研究に取りかかり、わからないことはまずは同じゼミ生に相談をして、それでもわからなかったら担当教員に聞き早めに問題解決していくこと」です!!   【発表会当日】 平成28年11月4日(金)~5日(土)の2日間にかけて、48演題の卒業研究発表会が行われました。興味深いものや内容がとても分かりやすいもの、中には内容が難しいものもあったりしましたが最後の最後まで有意義な発表会になったと感じます。 このように有意義な卒業研究発表会になったのは、協力してくださった教員方や研究をできる環境を提供してくださる大学、そして研究に対する学生の熱い思いが現れた結果だと思います。 私たちは【ロコモ度テストにおける自己身体能力の認知誤差の要因】という演題で発表させていただきました。研究していくうちに研究テーマに愛情をもって取り組むことができた上に卒業研究のトリをさせていただきました。トリのプレッシャーを勝手に感じてしまい緊張が伝わってしまうような発表になりましたがそれもとても良い経験になりました。 発表を終えた後は、ゼミの学生と教員で打ち上げをすることが多く私が所属している高取ゼミは大学付近のお鍋屋さんで飲み会を行い、少しの反省と褒め合い合戦ととても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。     卒業研究は1年間の活動で終えますがその経験や結果はこれからもずっと残るものです。この経験を今後も生かしていき他者の人生の中での自分の役割を見つけていきたいと思います。   3回生から見た卒業研究発表会 3年生の井本です!卒業研究発表会について簡単に書かせていただきます!     1、2回生の時は発表を聞いても分からないことだらけだったのですが、今回はようやく授業などで知識が増えたことで、以前よりは理解できることが増えたように思います。質問しようと思っていたのですが、それでも難しい内容が続き、研究内容を理解することに精一杯でした。 発表は7分と短い時間ではありましたが、どの先輩方も堂々と発表し、分かりやすくまとめており、とても聞きやすかった印象でした。本学の先生は有名な方ばかりなので鋭い質問が多く、それでも、先輩方は質問の意図を理解し、きっちりと質問に答えていました。 そんな先輩方の発表を聞いてカッコイイなと思った反面、来年には自分たち発表すると思うと全然想像できません。。。来年僕たちの番なのでいい発表ができるよう頑張ろうと思います!!   【関連記事】 平成28年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート

2016.11.16

平成28年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート

2016年11月4日(金)、5日(土)の2日間、48演題の研究発表が行なわれました。 テーマは脳科学、循環系、動物実験による基礎研究、物理療法、バイオメカニクス、コミュニケーション、子ども・妊産婦・高齢者への調査などに加え、今年は一人の患者さんに対し治療プログラムを検討し、実際の治療効果を検討したケーススタディもあり、理学療法をさまざまな角度から考えぬいた内容がつまった発表ばかりでした。 すべての学生が原稿をもたず、前を向いて堂々と発表していたのが印象的で、必死に練習したのが伝わってきました。     学生にとって1演題につき7分の発表と3分の質疑応答という10分間はとても長く、短く感じたのではないでしょうか? 教員としても、練習の成果をうまくだせるか心配で、こちらも緊張してしまいます。。。 特に質疑応答では、学生への質問が白熱して、教員同士のディスカッションになることもあります。教員同士が研究について議論している姿を見ることは学生にとっても、若手教員にとっても刺激的で、研究に対する想い、考え方を改めて知ることができました。 発表でうまくできた、またできなかった学生もいたかもしれませんが、今回の卒業研究を通して、物事を客観的に捉え、深く突き詰めていくことを経験し、患者さんをよりよくするために努力するマインド「All for Patients」がさらに育ったのではないかと思います。 「選ばれる理学療法士」になり続けるための土台として、本学の学びがあればうれしい限りです。 卒業研究が終わったと思ったら、すぐさま国家試験対策が始まります。 今年も国家試験100%合格を目指して、みなさん猛勉強!ファイト! 理学療法学科 助教 松本大輔     今年も15のゼミから48演題の発表がありました。動物実験による基礎研究から症例検討まで、様々な領域での研究がなされており、自分が行った研究と違う分野の研究発表は少し難しく感じた学生もいたのではないかと思います。しかしながら、自分とは異なる視点を持った発表を聞いたり、また質疑応答を行う中で、自身の行った研究に対する理解がより深まったり、新たな可能性に気付くこともできたのではないでしょうか。 自分でテーマを見つけ、それを検証していく過程はとても大変だったと思いますが、その苦労の分だけ内容の濃い、素晴らしい発表ばかりでした。今回の卒業研究が、臨床で働くなかで何事にも疑問を持ち、それに対する仮説を立て、検証していくプロセスを踏むための第一歩となれば幸いです。そして、その成果を患者さんや社会に還元できる理学療法士になって下さい。 卒業研究の次は、休む間もなく国家試験の対策が待っています。春からそれぞれの道を歩めるよう、全員合格をめざして頑張って下さい!! 理学療法学科 助教 梶原 由布

2016.11.16

平成28年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート

11月12日(土)9時30分より、冬木記念ホールにて健康栄養学科の卒業研究発表会が開催されました。研究分野は、調理科学、食品科学、栄養教育論、臨床栄養学やスポーツ栄養学など多岐に渡り、4回生48名が30演題について発表を行いました。 4回生は、今年2月に各研究室に配属が決まり、授業、管理栄養士国家試験に向けた受験勉強、就職活動等の忙しい合間をぬって研究に励んできており、その成果を思う存分出し切っている様子でした。発表している学生はもちろんのこと、自分の順番を待つ学生からもひしひしと緊張感が伝わって来ましたが、自分たちの研究を一生懸命伝えようとする姿は、真剣で堂々としており、とても頼もしく感じられました。     発表後の質疑応答では、先生方からの質問に真摯に向き合い、言葉を選びながらも答えようと努力する姿がとても印象的でした。     客席には、研究室配属時期が近付いている3回生が熱心に耳を傾ける様子も見受けられました。 閉会の挨拶では、小西学科長からの講評がありました。     すべての発表が終わったあとは、ひとりひとりの緊張も解け、達成感からか笑顔がとても晴れやかでした。 素晴らしい卒業研究発表会、お疲れ様でした。     健康栄養学科 助手 横田佳奈