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畿桜会(卒業生)NEWS
2013.10.21
2013畿央祭「同窓会サロン」を開催しました!
10月19日(土)・20日(日)に開催された第11回畿央祭にあわせて、畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学の卒業生対象に『同窓会サロン』を開設しました。 今年で5回目となるサロン。ホームカミングデーとして、同窓会の恒例行事となっています。 あいにくの悪天候にも関わらず、来場者は2日間で218名(畿央大学の卒業生190名、畿央短大7名、桜井女子短大21名)。 ご家族やご友人連れのグループでお越しいただいた方も多く、サロンは終日賑わっていました。 卒業生には畿央祭で利用できる金券1000円に加え、ガラガラ抽選会を実施しています。 今年の景品には、アロマ空気清浄機やワインなど大人な景品に加え、大学開学10周年記念品を取り揃えました。 最近では、子ども連れ(孫連れも)の卒業生も多くいらっしゃるので、お子様の玩具やお菓子も充実してみました。 時折、先生方ものぞきに来てくださり、卒業生は懐かしい恩師や旧友との再会を喜んでいました。 また、先生方からは、社会に出て健闘している卒業生を激励する36通のメッセージを頂戴し、掲示しました。 たくさんのご来場、ありがとうございました。 畿桜会役員一同
2013.09.28
欧州呼吸器学会の参加レポート
2013年欧州呼吸器学会(European Respiratory Society annual congress)参加レポート この度2013年欧州呼吸器学会に参加してきました。学会は9月7~11日にスペイン,バルセロナのFIRA BARCELONA, Convention Centre de Gran Viaで開催されました。この学会は、呼吸器系の学会では世界最大級であり、私は昨年に引き続いて2回目の参加となりました。本学からは私1人の参加でしたが、昨年大学院(博士)を卒業した有薗さん(現 聖隷クリストファー大学)や長崎、名古屋、関西の友人など10人ほどの理学療法士とも学会場で会って話をしました。 私は、9/11(水)に ”Mechanisms contributing to exercise limitation in health and respiratory, cardiac and pulmonary vascular diseases” セッションで ”Comparison of the characteristics of symptom-limited exercise tests between incremental and constant work rate protocols” という演題をポスターディスカッションという形式で発表しました。これは通常のポスターとオーラルでの発表、質疑応答が混ざった形式です。 セッションの司会者は,P. Laveneziana, L. Puente Maestúの2名で、特にL. Puente Maestú氏は、運動負荷や骨格筋の酸素動態に関して多数報告しており、私も文献でよく知っている研究者でした。私の演題は、「高強度定常負荷試験の方がランプ負荷試験に比べて骨格筋の酸素利用が高くなり、これが運動持続時間のリハビリによる改善効果が高いという要因の1つであろう」という内容で、座長やフロアからいくつか質問を受けました。 今回の学会では日本の理学療法士の発表も増えてきましたが、まだ演題数は少なく、言葉の壁により十分な討論が出来ないケースが多い様です。私自身も含めてもっと国際的にならなければと再度思わされた学会でした。 健康科学部理学療法学科 教授 田平一行
2013.09.16
院生が『日本ペインリハビリテーション学会学術大会』で優秀賞を受賞!
2013年8月31日9月1日に、福岡の九州ビルディングにおいて、『日本ペインリハビリテーション学会学術大会』が開催されました。 今学会のテーマは、「痛みの医療におけるリハビリテーションの可能性」でした。プログラムの中には、術後痛から慢性痛を対象とした臨床研究のみならず、動物実験などの基礎研究も多くありました。臨床家として、テーマ通り、痛みに対するリハビリテーション可能性を考えさせられ、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。 基調講演では、沖田実教授(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻リハビリテーション科学講座運動障害リハビリテーション学分野)が痛みの教育の現状と課題について、理学・作業療法士の卒前教育を中心にお話されました。シンポジウムでは、「慢性痛医療の最前線―チーム医療の各領域から―」というタイトルで行われました。その中では、池本竜則先生(愛知医科大学運動療育センター・学際的痛みセンター)が、運動器外科の視点から、細井昌子先生(九州大学病院心療内科)が、心療内科の視点から、川久保宏美先生(九州大学病院看護部心療内科)が、看護の視点から、松原貴子先生(日本福祉大学健康科学部リハビリテーション学科)が、リハビリテーションの視点からお話されました。どれも非常に興味深い内容であり、その中でも特に、川久保宏美先生がお話された、心療内科の看護の視点からでは、患者の現象の捉え方や対応の仕方など、セラピストとしても非常に多くのことを学ばせて頂きました。 一般演題では、口述発表が5演題、ポスター発表が19演題あり、基礎から臨床まで多岐にわたる領域からの発表がありました。その中から今回、私が発表した「撓骨遠位端骨折後のギプス固定期間中に腱振動刺激による運動錯覚の介入がギプス除去後の痛みに及ぼす影響-1症例による検討-」が優秀賞に選出されました。 この研究は私が本学大学院修士課程で行っている臨床研究であります。発表や質疑応答では不十分な点が多かったため、私の演題が日本ペインリハビリテーション学会歌術大会にてこのような素晴らしい賞に選出していただけるとは全く思ってもおりませんでした。また今回の演題では、1症例による検討であり、課題が多くみられます。そのため今後解明するために、よりいっそう研究に励んでいきたいと思っております。この場を借りて、この研究を御指導してくださった森岡周教授ならびに本学神経リハビリテーション学研究室のメンバーに心から感謝いたします。 健康科学研究科 健康科学専攻修士課程1回生 今井亮太 (理学療法学科5期卒業生)
2013.09.15
第16回KSM(卒業生の理学療法勉強会)を開催しました!
畿央大学理学療法学科、4期生の佐藤達也です。 9月8日に第16回KSM (Kio Study Meeting)を開催しました。 KSMとは畿央大学4期生が中心になって行っている「理学療法勉強会」です。普段様々な現場で理学療法士として働いているメンバーが月に一度集まり、講義・ディスカッションをしています。様々なテーマの勉強ができ、毎回大変刺激になっています。 今回は「作業療法について」、「心不全を合併したCOPDのリハビリテーションについて」について講義・ディスカッションをし、最後に実技を行いました。 今回、私の勤務する病院の作業療法士の先輩である、中村元紀先生にお越しいただき、作業療法の考え方を中心にお話しいただきました。リハビリテーションの本来の目的を理解し、作業療法の立ち位置を明確化し、介入方法を幅広く勉強されている先生の講義は、我々理学療法士も見習う点が多々ありました。他職種で相互作用し、患者さんに最適な治療を提供しようと、皆改めて認識することができたと考えます。 ↑iPad miniを用いた作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)の紹介 次に、及川君は内部障害を中心にデータをまとめ、実際の地域リハなどで注意している点、悩んでいる点を紹介してくれました。患者さんへの自主練習の指導などは地域リハ以外のスタッフも方法を模索しており、各自気をつけている点、効果が報告されている指導内容など、ディスカッションが行われました。 最後に中田君が実技として、肩関節が挙上しにくい患者さんへの即時効果を狙った介入方法や、皮膚運動学を考慮した腰痛患者への介入方法などを紹介してくれました。単一の手法では改善が乏しい方もいるので、様々な視点から問題点を考察し、アプローチをしていく考え方は重要であり、大変参考になりました。 今回はKSMとしては初めて、外部の方をお招きしての講義も取り込みました。日頃の疑問点を、自分やその身内の者だけでは解決できないことも多々ありますが、このような場でのディスカッションや休憩時の何気ない会話などから新たな発見が生まれることもあります。今後も手を変え品を変え、自分たちの考えを話し合い、様々な視点を持って臨床現場に落とし込むことができればと考えます。 当勉強会も1年以上が経過し、良い点、修正すべき点も様々と出てきています。皆で方向性を考え、今後も高め合っていける関係にしていくことができるよう、一人一人頑張っていきます!今回も理学療法学科長である庄本先生を始め、このような場を提供していただいた関係者の方々に感謝を申し上げます。 【過去の勉強会の様子】 ▼第10回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/03/post-636.html ▼第11回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/04/10-1-2.html ▼第12回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/04/24-7.html ▼第13回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/06/25-1.html ▼第14回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/08/01ksm14.html ▼第15回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/08/14-1-2.html
2013.09.09
卒業生が「総合リハビリテーション賞」を受賞しました!
2013年7月31日に第21回「総合リハビリテーション賞」授賞式が医学書院にて開催されました。 本賞は、「総合リハビリテーション」誌編集顧問の上田敏先生が東京大学を退官される折(1993年)に金原一郎記念医学医療振興財団に寄付された基金を原資として発足されたものです。今回、2012年に掲載された投稿論文45本のなかから、私が発表した「足底知覚学習課題が高齢者の歩行安定性に与える効果―ランダム化比較対照試験」(「研究と報告」40巻10号掲載)が本賞に選出されました。 本研究は、私が本学大学院博士後期課程在学中に行った研究であり、足底の知覚誤差が減少することによって高齢者の歩行中の姿勢バランスが向上することを明らかにした研究になります。 授賞式では、上田敏先生から賞状と激励のお言葉をいただき、大変緊張すると同時に嬉しい気持ちでいっぱいでした。 この場を借りて、本研究を御指導してくださった森岡周教授ならびに本学神経リハビリテーション学研究室の皆さんに深謝いたします。 畿央大学大学院健康科学研究科 客員研究員 日本学術振興会 特別研究員 中野 英樹
2013.09.03
開学10周年記念 理学療法特別講演会に参加して~卒業生レポート
2013年8月24日、畿央大学開学10周年記念事業の一環である、理学療法学科企画の特別講演会に参加しました。 当日は、特別講演会に始まり、昼食の懇親会を挟んで、最後に、「理学療法士として道を拓く」というテーマに対するシン ポジウムで終了するという進行でした。 講師は大阪大学名誉教授の松田暉先生でした。 心臓外科として臓器移植や、再生医療の推進事業に尽力された先生です。 ご自分の臨床医としての経験や臓器移植に対する知見から、専門職としてよりよく差別化していくべき理学療法士への道しるべ、コンピテンシーと生涯教育、等、「プロフェッショナルとしての理学療法士への処方箋」というテーマについて、多岐に渡ってご講演いただきました。 普段であれば到底聞けないような濃密な講演を聞かせていただき、充実した時間を過ごすことが出来ました。 理学療法士のプロフェッショナルを目指す上で、その基盤になるものは何か、という命題に対する先生の答えは、理学療法士の仕事に限らず、もっと全人的とも言うべきものでした。 生涯学習の姿勢やコンピテンシー、科学的知識に裏打ちされた信頼される技術と技能、相互理解の中で責任ある仕事の達成、探究心、人への思い遣り、自己への振り返り。 これら先生が訴えた答えは、理学療法士という仕事をする以前に、人間として、社会人としてまず基盤となるものであり、活かされるものであると感じました。 これらの要素を持ち合わせられるような人はいつでもどの場面でも、どのような業界においても、その場所でのプロフェッショナルになっているだろうと容易に想像出来るからです。 そしてこれらの要素を保持することを常に念頭に置きながら、それが普遍的に持っていられるものとなった時、周りの同僚や人を巻き込んで、その集団や場所がより良く潤滑で快活に、機能するだろうと感じました。 そんなことを考えていると、医療の業界で常に最先端に立ちながら積み上げた松田先生のその知識と経験、人生観というのは凄いなあと感動しました。 そして、最終的には畿央大学の建学の精神、「徳・知・美」と融合する事で、更に洗練されるといったお話をされるのを聞いて、また感銘を受けたとともに、畿央大学の卒業生だからこそ時には建学の精神を思い起こし、社会に融合させていかないといけないなと思いました。 午前の講演会を終えると、昼食兼懇親会は、お馴染みの食堂で開かれました。 くじ引きによって割り振られた席では、まさにランダムが故の初対面っぷりでした(^^;; 1~7期生の理学療法学科同窓生が、皆顔を合わしました。 ちらほらと先生方も、その歓談の席に同席して昼食を食べておられ、それぞれ懐かしみに浸りました。 そしてそのくじ引きで割り振られた席こそが、後の景品交換のチケットになるわけでした。 懇親会では、前座的に、席番のくじを用いて自己紹介コーナーがありました。 こういう時に当たったらこんなこと言おうとか、考えてる時には当たらないものですね(笑)(^^;; 懇親会も終了し、午後からは理学療法学科卒業生7名のプレゼンテーションを皮切りとしたシンポジウムが開かれました。 恐らく何度も顔合わせを行って綿密に、着実に当日のシンポジウムを完成させたのでしょう、非常に流動的で白熱した討論が開かれていました。 同窓生の先輩方だけでなく、同期の同窓生からも活気ある意見が発表されていたのを聴いて、何か昂ぶるものがありました。 シンポジウムに参加することは出来ませんでしたが、様々な位置の様々な立場から発表される意見や提案に、色々と考えを巡らせることが出来ました。 一見すれば非常にお堅く、緊迫した内容のシンポジウムでしたが、畿央大学で理学療法学を専攻した1~7期生が一同に会し、それぞれの立場からもう一度自分達の仕事に真剣に向き合い、討論する画は非常に素敵なものでありました。 また、そのような真剣な画を、同席した現役の畿央大学生が観覧できた事は、現役大学生の将来像の設計にも役立ったでしょうし、その縦の代が横一文字になるような画に、畿央大学の10年の濃さを感じました。 盛況のうちにシンポジウムが終われば、残されたのは席番くじによる景品交換だけになりました。 まあ、まさか当たることはないやろうし適当に楽しんどこうかな。 と、思ってる時に当たるものですね(笑)(^^;; 約70名の卒業生参加者に対して、用意されたのは3つのiPad miniでしたが、なんと3番目の当選者に選ばれてしまいました(笑) それも1番目、2番目の当選者が松尾ゼミ出身者で繋いでの、3番目の僕も松尾ゼミ出身者で締めくくるという快挙でした(笑)\(^^)/ 懇親会では、当たった時に備えてユーモアを含ませた無難な挨拶を用意してたのですが、 iPad miniの当選時には、あっけらかんと傍観していただけなので、舞台に上げられても特に気の利いたコメントを残せず、見事に滑ってみせました(笑) その節は運営・企画の方や先生方に謝辞の一つも申し上げることができなかったことを、ひどく反省しておりますのでここで頭を下げておきますm(__)m 普段の生活で、毎日仕事をしていると、色々な事に頭を悩ましながら、この仕事や自分の人生について考える機会があります。 ですが、たまにこうして帰ってこれる母校の存在というのは本当に大きいものです。 そして建学の精神によるものなのか、この大学を卒業して、同期や同窓生の方々とお会いしても、自分を高めてくれる立派な人が多いのが本当に救いであるというか、そういう人たちと顔を合わせられる事がまた楽しみでもあります。 この大学を、ただ卒業した一つの学校と思うのではなく、帰属意識に近いものを持って、建学の精神を持ち続ける事で社会に貢献しながら、いつでも気軽に立ち寄れるような場所として思いたいですね(^^) 畿央大学、開学10周年、万歳!\(^^)/ 理学療法学科6期生 小西 佑
2013.08.30
教育学部2期生の同窓会を開催しました!
私たちは教育学部の二期生です。 卒業してから二年半が経ちましたが、8/3(土)に在学時に親交のあった友人たちで久しぶりに集まりました。 ここまで多くの友人が集まったのは、卒業以来初めてで、まるで学生時代に戻ったようでした。 今では、多くの友人が教職関係の職についており、日々それぞれの場所で奮闘しています。 みんなそれぞれの近況や悩みを報告し合ったり、当日参加していただけた廣瀬先生に相談をしたりして、有意義な時間を過ごしました。 特に、夏休みに行われた同窓会だったので「運動会のダンスで良い曲ないかな」「どんな振り付けにしようかな」など、二学期に行われる運動会についての話があちこちで聞かれました。 私たちは教師としては三年目になったところで、まだまだ失敗することもあるし、時には悩むこともあります。 そんなとき大学で共に学び、同じ夢を追いかけてきた仲間と語り合えることは、自分にとってのエネルギー源だと思います。 これからも友人たちと、教師としてお互いを高め合っていきたいと思います。 畿央大学教育学部2期生(卒業生)大前俊彦
2013.08.13
第15回KSM(卒業生の理学療法勉強会)を開催しました!
畿央大学理学療法学科4期生の松波です。 8月4日(日)に、第15回KSM(kio study meeting)を開催しました。 今回のテーマは、以下の通りです。 ①胸部X線、CTのみかた 臨床で役立つレントゲン、CTのみかたを再確認し、どのような治療手段を選択すれば良いか、どのようなリスクがあるかを再確認しました。 授業でも学んだはずですが、やはり細かいところは忘れていたため、日々の勉強の大切さも再確認することができました。 ②Stroke rehabilitation~in pursuit of "recovery"~ 「脳卒中のリハビリ」という壮大なテーマの下、今わかっていること、わかっていないこと、臨床でそれぞれが悩んでいることを出し合い、我々理学療法士が、どのような治療手段を提供できるかについてディスカッションしました。今回のディスカッションで出た疑問点について再び調べ、再度発表してくれるとのことなので、第2回にも期待です。 ③起業について 自分たちの今後について、どのような道があるかを考える機会となりました。「今」だけを見つめるのではなく、「未来」を見据えることの必要性を再確認しました。 今回はみんなの予定が合わず、少人数での開催となりましたが、その分フランクな雰囲気の中、言いたいことを言える会になったと思います。 少人数だったため、ディスカッションがメインとなった発表も多く、同じ学び舎で学んだ同期の悩みには共感し、将来の考え方について刺激を受けたりと、非常に濃い内容になった会でした。 医療系の知識を詰め込むだけの勉強会ではなく、仲間とディスカッションする中で、たくさんの刺激を受けることができるのがこの会の強みだと感 じます。 今後も、様々な角度から刺激を与えあえるような会にしていきたいと思います。 よろしくお願い致します。 【過去の勉強会の様子】 ▼第1回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-502.html ▼第2回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2ksm.html ▼第3回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/3ksm.html ▼第4回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/4ksm.html ▼第5回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/4ksm-1.html ▼第6回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/10/6ksm.html ▼第7回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/11/7ksm.html ▼第8回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/12/8ksm.html ▼第9回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/02/ksm.html ▼第10回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/03/post-636.html ▼第11回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/04/10-1-2.html ▼第12回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/04/24-7.html ▼第13回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/06/25-1.html ▼第14回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/08/01ksm14.html
2013.08.01
第14回KSM(卒業生の理学療法勉強会)を開催しました!
畿央大学理学療法学科4期生の櫻井です。 7月21日(日)に、第14回KSM(kio study meeting)を開催しました。 この勉強会は、毎月1回の開催ですが、気が付けばKSMが発足してから1年以上経過しています。 これだけ継続できているのも学びに対して貪欲なメンバーと、毎回施設を提供して下さる理学療法学科の庄本学科長をはじめとした大学の皆さんのお陰と、大変感謝しております。 さて、今回のテーマは以下の通りです。 ①認知症ケア 認知症患者さんへの対応について皆でディスカッションしました。セラピストや介護者が主体となるのではなく、高齢者の訴えをくみ取り、共感や傾聴することで高齢者が主体となれる環境作りが重要であることを再認識しました。 ②脊椎手術と術後の理学療法 最新の脊椎脊髄手術の紹介や術後の理学療法についての講義の後、皆で予防医学についてのディスカッションを行いました。術後の理学療法において、基本的動作やADLを改善するだけでなく、再発を予防することの重要性を学びました。 ③行動分析学 「どのように行動に働きかけるか」というテーマで、皆でディスカッションしました。運動療法の効果を最大限発揮するためには「どのように治療を行うか」ということに加え、対象者の行動を適切な方向へ導くことの重要性を学びました。 毎回感じるのですが、このように同じ場所で学んだ同期や後輩が再び集まって、新しく学んだお互いの知識を共有できることはとてもいい刺激になっています。 勉強会を継続していくことで、メンバー同士切磋琢磨していきたいと思います。今後もどうぞよろしくお願い致します。 【過去の勉強会の様子】 ▼第1回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-502.html ▼第2回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2ksm.html ▼第3回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/3ksm.html ▼第4回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/4ksm.html ▼第5回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/4ksm-1.html ▼第6回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/10/6ksm.html ▼第7回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/11/7ksm.html ▼第8回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/12/8ksm.html ▼第9回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/02/ksm.html ▼第10回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/03/post-636.html ▼第11回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/04/10-1-2.html ▼第12回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/04/24-7.html ▼第13回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/06/25-1.html
2013.07.26
国際姿勢歩行学会で、本学の客員研究員が受賞!
2013年6月22~26日の5日間にわたり、秋田にて国際姿勢歩行学会(2nd Joint World Congress of ISPGR and Gait and Mental Function)が開催されました。 今学会のテーマは、「最先端の姿勢歩行研究」でした。そのテーマの通り、プログラムには姿勢歩行研究の基礎ならびに臨床分野のエキスパートによる様々な講演が組まれていました. 基調講演では、Alain Berthoz教授(Collège de France, France)が歩行の認知神経制御と発達に関する研究について、Keir Pearson教授(University of Alberta, Canada)が歩行時の障害物回避に対するワーキングメモリに関する研究について、Marianne Dieterich教授(Ludwig-Maximilians-University of Munich, Germany)がリハビリテーションにおける前庭障害の脳機能イメージングに関する研究について、Stephen Robinovitch教授(Simon Fraser University, Canada)が転倒時の損傷回避に対する高齢者の防御反応に関する研究について、Jeff Hausdorff教授(Tel-Aviv Sourasky Medical Center, Israel)がパーキンソン病患者の歩行制御に関する研究についてお話されました。 どの講演も非常に興味深い内容であり、その中でもStephen Robinovitch教授の講演で紹介された、ある地域に216のビデオカメラを設置し、そのビデオカメラで撮影された高齢者の転倒時の映像から、高齢者の転倒パターンの特徴を明らかにするというユニークな研究が特に印象に残りました。 一般演題では、口述発表が72演題、ポスター発表が302演題あり、基礎から臨床まで多岐にわたる領域からの発表がありました。その中から今回、私が発表した「Effect of plantar perceptual learning task on walking stability in the elderly: a randomized controlled trial」がAftab Patla Research Innovation Awards in Clinical Scienceに選出されました。 この研究は私が本学大学院博士課程で行った研究であり、足底知覚学習課題が高齢者の歩行時の姿勢バランスに与える効果について無作為化比較試験を用いて検証したものです。私の演題が国際姿勢歩行学会にてこのような素晴らしい賞に選出していただき身に余る光栄です。この場を借りて、この研究を御指導してくださった森岡周教授ならびに本学神経リハビリテーション学研究室のメンバーに心から感謝いたします。 次回の2014 ISPGR World CongressはMark Carpenter教授(University of British Columbia, Canada)とBradford McFadyen教授(Laval University, Canada)のもと、2014年6月29日~7月3日にVancouver, Canadaにて開催されます。姿勢歩行に関する研究をされている方、姿勢歩行研究に興味ある方はぜひエントリーしてください! 畿央大学大学院健康科学研究科 客員研究員 日本学術振興会 特別研究員 中野 英樹
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