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人間環境デザイン学科
2024.11.06
木の家設計グランプリ「銀賞」に入賞!~人間環境デザイン学科吉永ゼミ
歴史あるコンペで全国2位に! 人間環境デザイン学科の吉永規夫ゼミでは、建築デザインを実践していて、前期では全国の建築学生向けコンペにもチャレンジしました。 第一線で活躍する著名な建築家が審査員を務める歴史あるコンペで、初挑戦の吉永ゼミのメンバーが銀賞(全国2位)に入賞しました。 木の家設計グランプリは、日本の建築文化の素晴らしさを守り、新たな力で持続・発展させていくことの大切さを広く社会に知っていただき、建築を通して未来の日本が豊かで幸せな暮らしを築いていくことを目的として開催されている、住宅設計の登竜門。建築界注目の現役学生の木造住宅設計コンテストです。 今年のコンペのテーマは、「住み続けられる家ー古き良きものの再生ー」ということで、木造のリノベーションがテーマでした。 吉永ゼミでは、大阪の森ノ宮にある木造の12軒長屋をリノベーションする提案を行いました。夏の暑い日のお化け屋敷のような空き家の現地調査からスタートし、授業で習った木造軸組や耐震補強計画も考えながら、改修計画を議論して、プレゼンボードにまとめました。 ▼ 長屋の調査風景 ▼ 模型の製作風景 ▼プレゼンの練習 1次審査はプレゼンボードの審査で、全国からの約180案の応募から半分の90案が選考されました。 ▼ 審査会場 2次審査は、10月19日(土)に滋賀県立美術館で行われました。 ▼ 2次審査風景 2次審査は、プレゼンボードと模型を展示して、審査員の先生方が質問しながら回ります。吉永ゼミの提案は全審査員から票をいただき、午後からの10案の最終審査に無事に残りました。 ▼プレゼンテーション資料と模型 ▼ 審査風景 最終審査は、3分間の発表と7分間の審査員と質疑応答のやり取りです。 ▼ 最終審査 緊張の中、発表と審査員の先生方とのやりとりも無事にこなしました。全チームの発表後、審査員の投票が行われ、吉永ゼミの提案には全審査員から最多タイの7点をいただきました。その後、審査の議論が行われ、金賞は九州大学大学院生のチームが選ばれ、吉永ゼミの提案は惜しくも銀賞でした。 ▼ 表彰式 ▼ 投票結果 この悔しさを糧に、吉永ゼミでは引き続き建築設計の実践を通じて建築の面白さ、難しさを学んでいきます! ▶ 木の家設計グランプリ2024のサイトはこちら 発表の動画も観れます。( 42分20秒くらいから ) 今後、結果も更新されると思います。ぜひご覧ください! [銀賞]12軒の空き家の長屋-おおきな家族のような長屋をつくる- 人間環境デザイン学科 講師 吉永 規夫 関連記事 学生視点で「畿央食堂なごみ」のリノベーション提案!! ~ 人間環境デザイン学科 李ゼミ 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」 レポート vol.5 ~完成&セレモニー開催! 5大学建築合同ゼミ合宿2024が瀬戸内海の犬島で開催されました!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ・吉永ゼミ 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.7~【番外編】開催に向けての取組み 明日香村の屋外居場所の縁台をメンテナンス!~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 河合町佐味田地区「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の制作活動~人間環境デザイン学科 陳ゼミ
2024.10.30
こども夢サポートプロジェクト「段ボールでつくる法隆寺五重塔」を開催しました!~畿央祭・ウェルカムキャンパス
2024年10月19日(土)・20日(日)に、畿央祭・ウェルカムキャンパスが開催されました。今年度新たに発足した「こども夢サポートプロジェクト」では、ウェルカムキャンパス来場者である小学生を対象に、「発見!未来のワタシ-小学生対象おしごと体験企画」を実施しました。 ※ このおしごと体験企画は、地域の小学生が専門職を育成する本学の施設やプログラムに触れ、職業体験を通じて学びや将来の職業についての理解を深めることを目的としています。 段ボールでつくる法隆寺五重塔 20日(日)は、「段ボールでつくる法隆寺五重塔」をテーマに、人間環境デザイン学科の林田先生と学生スタッフが設計、作成したオリジナルキットを使って、法隆寺五重塔の模型作りに取り組みました。小学1年生~小学6年生まで様々な学年の子どもたち20名が参加し、建築のしくみやデザインについて楽しく学びました。 いざ作り出すと、子どもたちは真剣な顔つきになり集中して取り組んでいました。細かいパーツもあり、難しそうにしている子どももいましたが、完成した時にはとても嬉しそうな表情を見せてくれました。また、完成した時にはみんなで拍手をし、完成した喜びを分かち合いました。 体験終了後は、学生スタッフから参加者に参加賞と修了証を贈呈しました。 参加者の感想 イベント後、参加してくれた子どもや保護者の方から以下の感想が寄せられました。 「めちゃくちゃ楽しかった。」 「興味のある職業だったので、子どもたちも満足していました。アシスタントの学生さんも親切に教えてくださったので、分かりやすかったです。」 「小学生には実感しづらい大学内でのイベントは、身近に親しみをもつきっかけになりいいなと思いました。」 「子どもが熱中して、楽しそうにしていました。」 「工作が好きなので、制作中はとても集中して取り組んでいました。このような熱中できる体験ができ、とても喜んでいます。」 プロジェクトでは、今後も地域の子どもたちが楽しく学べる企画を検討していきます。次回の企画をお楽しみに! こども夢サポートプロジェクト 関連記事 畿央祭・ウェルカムキャンパス:こども夢サポートプロジェクト「遊びながら学ぼう!リハビリをする理学療法士ってどんなお仕事?」を開催! 畿央祭にて ”がんカフェ「きらめき」” を開催しました!~ 看護実践研究センター 奈良県中央卸売市場で「第17回ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科 FMまほろばで森岡 伸枝准教授が「ジェンダー」を解説!~現代教育学科 今年度3回目!畿央大学×ならコープ『こども寺子屋』を開催しました!
2024.10.17
学生視点で「畿央食堂なごみ」のリノベーション提案!! ~ 人間環境デザイン学科 李ゼミ
2003年に開学した本学はキレイなキャンパスが売りですが、開学から20年を超えたので、徐々にキャンパス内の建物や設備の修繕が行われています。なかでも反響が大きいのは「畿央食堂なごみ」のリノベーションです!! ▶ 「畿央食堂なごみ」リニューアルの記事は こちら 教員と職員による学食改善プロジェクトチームが作られ、業者選定のコンペが行われた結果、愛知株式会社(axona AICHI)の施工により、床の張り替え、壁の塗替え、家具の入れ替えを行いました!!今回のリノベーションに関しては、「色彩学、環境デザイン」が専門の人間環境デザイン学科 李ゼミの学生からアドバイスを受けながら、お盆から1カ月かけてリノベーションされ、後期からカフェのようなお洒落な空間が誕生しています! リノベーションの報告を兼ねて、提案してくれた李ゼミの学生さんに集まってもらい、提案ポイントやおすすめスポットを紹介してもらいました。 各自の提案・おすすめスポットを紹介! 新しい学食は、スタイリッシュで落ち着いたカフェ風の空間が特徴です。木製の床が温かみを感じさせ、落ち着いた雰囲気の中で、ゆったりと時間を過ごせることを目指しています。その中で、私が最もおすすめするスペースは、ハイカウンター席です。 ▼おすすめのハイカウンター席 テーブルに奥行きがあることで広々と利用でき、食事だけでなく、作業や読書にも適しています。また、コンセントも完備しており、パソコンやスマートフォンの充電も心配する必要がありません。さらに特徴的な点がカウンター席の椅子です。座ると身体にフィットする感覚で、長時間の利用にも向いています。授業がない空きコマにも食堂を利用する私たち学生にとって有難いポイントです。 李ゼミ 4回生 K・U 床は茶色系で、壁と柱と机は白で清潔感がありトーンも揃っており、作業に集中しやすいと感じました。椅子は青・水色・グレーが使われ寒色で揃えられており、青色には脈拍や呼吸を鎮静化させて、体をリラックスさせる効果があるので合っていて良いと思いました。しっとりと包み込まれ滑りにくい質感の椅子は長時間座ることができるので気に入りました。奥の高くなっている椅子は高さが丁度よく、足をブラブラすることができ、コンセントも付いているので利用意欲が高まりました。 ▼1番のおすすめスペース 中央エリアは優しい色合いの木目調の机と椅子で、座る部分は差し色で赤色が使われており座り心地も柔らかく、良いと思いました。全体的に落ち着いた色合いで勉強や食事に適しており、奥の丸テーブルのフワフワの緑ソファも特別感があり、非常に利用したいと感じました。観葉植物は緑があることで目が癒され、カフェのような雰囲気が高まり、テーブルの横にはバッグや荷物を掛けることができ所々の工夫に魅力を感じました。 ▼ 優しい色合いの中央エリア 李ゼミ 4回生 S・M 学食のリノベーションにあたり、机とイスの提案をさせていただきました。採用された所は、中央の机とイスの素材、形と奥のイスと机です。中央の机の天板を木目調にして、イスを木材にし、素材を生かすことで、自然に近い落ち着いた印象にしました。奥の机とイスは、勉強する人を主な対象ととらえ、イスの色はライトグレー、ライトブルー、ダークブルーを使用することでクールなイメージになるようにしました。実際に座ってみると、柔らかな質感と座りやすさがあったので、想像よりもさらに良い出来上がりになっていました。 ▼ 実際に作成した提案資料 個人的には、入って右奥にある丸い緑のソファがいいと思いました。木やイスの緑にテーブルの黒色を合わせることで、よりあたたかい印象と落ち着いた空間になったと思います。 ▼ あたたかく落ち着いた印象のソファ また、東側の壁に併設されている一人で座ることのできる机とハイチェアもカッコいいです。他のイスより高くなっていることで特別感があるのと、机に備え付けのコンセントがあることで、気軽に充電ができることも注目ポイントです!ほとんどの机に鞄をかけられるフックがついているのもよい点だと思います。みなさんも、使ってみてくださいね! 李ゼミ 4回生 H・N 学生食堂「なごみ」の改装前は、全体的に色がなく、白を基調としているものの暗く少し寂しい印象や、木材や緑の不足による冷たい雰囲気が課題だと感じていました。これを改善するために、以下の要望と提案を考えました。 まず、「なごみ」では白以外の色を取り入れつつ、隣にある食堂「カトレア」とは異なる雰囲気を出したいと考え、寒色系を使用することで、集中しやすく落ち着いた空間づくりをめざしました。しかし、寒色だけでは冷たい印象を与えるため、木材や植物も取り入れ、温かみのある居心地の良い空間を提案させて頂きました。 ▼ 提案資料の一例 さらに、空間をゾーンごとに分け、さまざまなシチュエーションで使用できるようにするために、それぞれのゾーンでは、異なる種類の椅子や机を配置し、利用者が選べるようになっています。 ▼ 座り心地の良い様々な種類の椅子 長時間の利用でも疲れない座り心地の良い椅子を選定し、リラックスできる環境を整えました。特に、ハイカウンター席のあるゾーンでは、吸い付くような不思議な座り心地の椅子を採用しており、ぜひ1度皆さんに座って頂きたいです。また、コンセントを設置し、学生には欠かせないパソコンや携帯電話の充電ができるようになり、より便利になりました。 私達は、色彩と自然を取り入れることで、活発なコミュニケーションが生まれ、リラックスしたひとときを提供する食堂に生まれ変わることをめざし、さらにより良い大学生活を送って欲しいと考えています。 李ゼミ3回生 A・R 学食リノベーションについて李先生から話があり、椅子の候補写真を見せていただいたのですが、後日改めてゼミの時間を活用して実際の椅子に座って比較して選ばせてもらいました。その際にカラーサンプルなども見せていただき、とても参考になりました。様々な種類がありましたが、「なごみ」という食堂の名前から暖色系の色がよいと考えていたため、中央の長テーブルの椅子が暖かみのある色でなごみにぴったりだと思いました。 ▼ 実際の椅子 リノベーション後の私のおすすめは、東側にあるハイカウンター席です。机にはコンセントがついておりパソコンでの作業にピッタリです。椅子は見かけによらず身体にフィットし安定感があり座り心地がとても良いと感じ選びました。写真だけでは分からないところを実際に見て、体感して良いと思ったものを選べたことはとても良かったと思います。 ▼ コンセント付きハイカウンター 以前のなごみは、床などを含め全体が白やグレーの無彩色で統一されていたため彩りがない寂しいイメージがありましたが、リノベーションして床はおしゃれな木目のヘリンボーンになり、机も木目、また椅子は様々な種類の色とりどりのものとなり以前より華やかな印象になったと思います。生まれ変わった「なごみ」が畿央生の集う憩いの場になれば良いなと思います。 李ゼミ 3回生 O・A 券売機もリニューアル! 後期からは券売機も新券対応の機械とオーダリングシステム(食券を買うと自動で厨房にオーダーが入る)が導入されて、ランチタイムも利用しやすくなっています。(ちなみに、今まで使ってきた机や椅子は渡り廊下の休憩スペースとして再利用されています) 10月19日(土)・20日(日)は学園祭で大学に立ち入りできますので、卒業生や近隣の皆さんも一度、リニューアルしたなごみを見に来てくださいね! 関連記事 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」 レポート vol.5 ~完成&セレモニー開催! 5大学建築合同ゼミ合宿2024が瀬戸内海の犬島で開催されました!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ・吉永ゼミ 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.7~【番外編】開催に向けての取組み 明日香村の屋外居場所の縁台をメンテナンス!~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 河合町佐味田地区「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の制作活動~人間環境デザイン学科 陳ゼミ ▶ プロジェクトゼミについての過去のブログはこちら
2024.10.08
人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」 レポート vol.5 ~完成&セレモニー開催!
昨年度畿央大学は開学20周年を迎え、人間環境デザイン学科では開学20周年記念事業として、「みんなで考える学び舎」をテーマに学内コンペを開催しました。 3月末から制作を開始した、学生による学生のための居場所 -A place for students, by students- の階段状スペースが、9月上旬に完成しました! ラテン語で「広場」を意味する Foro(フォロ) と階段の だん を組み合わせ、この階段状スペースの名称はForodam(フォロダン) に決まりました。 2024年9月25日(水)には、オープニングセレモニーが行われ、教職員や保護者の方々にForodam(フォロダン)が披露されました。セレモニーでは、制作代表者から名称に込められた想いや、携わってくださった方々への感謝の気持ちなどが語られました。また、制作代表者と冬木学長により、テープカットが行われました。 制作者の声 ● 現場での作業に入ってから約4ヶ月、階段広場が完成しました!骨組みが出来てから板張りの工程に入り、安全面を考慮し壁も作り上げました。仕上げの工程では、角を丸く削り隙間を埋める作業を行いました。 そして、半年という長い工期を経てようやく8月上旬に完成させることができ、9月25日に完成セレモニーを行いました。たくさんの方にお褒めの言葉をいただき本当に嬉しかったです。 夏頃になると暑い中作業を進めるのが大変で、思うように上手くいかないことも沢山ありました。しかし、最後まで作り上げることが出来たのは教職員の皆さんや3回生や他ゼミの皆さんのご協力のおかげです。そして主体となって進めてきた6人全員が力を合わせて作業に取り組めたことで、このような大きなものを作り上げることができ、大変貴重な経験をさせていただけたと思います。 この階段広場の名称は『Forodam』に決定いたしました。ラテン語で広場という意味を持つ「Foro」と、この場所の特徴である階段の「ダン」という響きをかけあわせた言葉です。 これから畿央大学で過ごす学生の皆さんにとって憩いの場となっていただけたら幸いです。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。 人間環境デザイン学科 4回生 山田 汐音 ● 昨年始まったこの学内コンペですが、Forodam(フォロダン)の完成をもって、全て終了となります。審査や制作などこのコンペの全てを通して、このコンペに携わってくださったみなさん、本当にありがとうございました! 昨年からこのコンペに関わってきたひとりとして、Forodam(フォロダン)の完成と、このコンペの全てを終えられたことを嬉しく思います。そして、畿央大学に通う誰かにとって、Forodam(フォロダン)が「お気に入りの場所」「居心地の良い場所」「思い出の場所」になることを願っています!! 人間環境デザイン学科 2回生 岩野 萌 関連記事 【20周年記念】人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」 | 畿央大学 (kio.ac.jp) 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.1~応募が完了! 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.2~全審査が終了! 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.3~表彰式を実施! 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.4~製作開始!
2024.10.07
【人間環境デザイン学科】プロジェクトゼミって何するの?⑯ 南都銀行現本館 利活用コンテストに参加!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ vol.3
人間環境デザイン学科では2回生後期から3回生の1年半の間、少人数のゼミにわかれて様々な課題に取り組みます。それぞれの課題は、建築、インテリア、アパレルデザインのコースに準じた学びであることはもちろん、地域連携、歴史的建造物の保存再生、SDGs等多岐にわたる課題解決にも取り組みます。 このブログでは、各ゼミの取り組みを紹介し、卒業研究や就職に活かせる実践力を学生がどのように身につけることができるかをご紹介します。 前川 歩先生のゼミではインテリアデザインコースの学生が多く在籍し、複数のプロジェクトに同時に取り組んでいます。今回は南都銀行本店(奈良市)利活用についてのアイデアコンペティションに参加した学生にインタビューを行いました。 ▼ 南都銀行本店 利活用についてのアイデアコンペティションに関する過去の記事はこちら ▼ 【プロジェクトゼミって何するの?⑦】南都銀行現本館 利活用コンテストに参加!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?⑪】南都銀行現本館 利活用コンテストに参加!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ vol.2 南都銀行「南都なら未来アイデアコンテスト」に入賞!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ 『まち結び』チーム 職員:コンペティションへのご参加お疲れ様でした。どのような作品を作ったのか教えてください。 学生:6月に南都銀行周辺のフィールドワークを行いました。歴史ある奈良町は観光地としての賑わいもあります。一方で地域住民の日常生活の場でもあり、「地域」と「観光」を結ぶ拠点として南都銀行を利活用できないか考えました。南都銀行の旧本館は観光をテーマに、昭和46年増築部分は地域をテーマに、そして真ん中の昭和28年増築部分はその二つを繋ぐ場として提案しています。 職員:パース等を分担して作品を作り上げていったと聞いています。どの部分を担当されましたか? 学生(辰巳さん):旧本館のデジタル博物館のパースを担当しました。昔の奈良町を手書きしたのですが、見たことがないので歴史を調べて町並みを想像しながら、どのように描けば来場者に雰囲気が伝わるか考えながら描きました。 学生(峯玉さん):旧本館の1階パースを担当しました。本館は建設された大正15年の姿に再現し、その雰囲気を残した休憩スペースにします。ベンチの色味等、メンバーにアイデアを貰いながら進めました。 - あらたな観光スポットとなること間違いなしの旧本館案です。続いて昭和28年部分を担当した奥田さんにお話しを伺いました。 職員:昭和28年部分には開放的なラウンジや屋上の足湯スペースといった斬新なアイデアが提案されています。どのようにして作られましたか? 学生(奥田さん):Twin motionという3Dモデル・レンダリングソフトを使ってパースを作成しました。最初は大変でしたがみんなのパースを見て雰囲気を整えるのが楽しく、開放的なイメージが出せるように模索しました。 職員:それぞれの案を断面図に起こしたのが森口さんですね。 学生(森口さん):メンバーの案を反映しながらTwin motionで作成しました。旧本館の4階にある360°シアターは断面図内でしか表していないので特にこだわりました。 職員:皆さんのアイデアは分担作業で作ったと思えないほどよくまとめられているように感じます。 学生(吉田さん):全体のまとめ役とプレゼンシートのレイアウトを担当しました。コンセプトをよりわかり易くするように図を追加したり、作業量の多かった森口さんの担当を手伝っています。 - メンバーの協力体制で作成された『まち結び』。このコンペティションへの参加を通し、広告や企画に目が向いた学生やチームでアイデアをまとめていく面白さに気づいた学生もいたようです。 『ナントの森』チーム ※9月20日のゼミに出席されていた赤塚さんと中野さんにインタビューしました 職員:このたびは受賞おめでとうございます。どのように作品を作ったのか聞かせてください。 学生:『まち結び』チームがどんどん進んでいく中、私たちのチームはなかなかアイデアがまとまりませんでした。 そんな中、前川先生から、「緑をコンセプトにしては?」というアドバイスをいただきました。 メンバーで航空写真を見て、緑とまちをむすぶ拠点となるのがこの南都銀行本館であること、周囲にあまり高い建物がなく屋上が活用できそうなことがわかりました。 「歴史と景観を楽しむ」をコンセプトに、建物内に入れたいと考えていたカフェ等を、「緑」をテーマにパースを作成していくとどんどんアイデアが生まれてきて、その中で『ナントの森』というテーマが生まれました。 職員:本当に緑あふれる建物になりましたね。アイデアはどのように分担して作っていったのですか? 学生:建物を緑でいっぱいにしようと、メインパースを作成した勝村さんがどんどん緑を加えていってくれました。それ以外のカフェ、レジデンス施設、屋上庭園のパースは分担して作成しました。 学生(赤塚さん):私は屋上庭園の畑の部分を担当しました。畑を作ることでイベントができること、景色をみながら憩える場所にすること、収穫したものをいただけることを考えました。 学生(中野さん):私はコンセプト(建物周辺環境の説明)とパース配置等全体のレイアウトを担当しました。『ナントの森』をアピールするため、建物のパースは大きく載せたいと考えました。背景色は、最初は緑にしましたが、前川先生からの提案で他の色にしたところ、白色が一番際立ったのでこれに決定しました。 職員:このアイデアを制作したことで、気がついたこと、将来のことを考えるきっかけなどはありましたか? 学生(赤塚さん):元々庭に興味があり、これは皆にも期待された点だったと思います。畑は地面に作るものという固定観念がありましたが、屋上ではプランターを使うことになり、これが憩いのためのベンチにも代わる、メンバーとの話し合いの中で「こんな方法があるのか…」と気づいたことが多かったです。 学生(中野さん):パース、絵が得意ではないので、レイアウト等を担当しました。チラシや広告デザインに興味はありましたが、制作したのは初めてでよい機会になりました。 ▼ 南都銀行本店屋上より西側を望むと春日山の緑が広がります。 ー 最後に、両チームの皆さんにプロジェクトを終えて今後の進路等についてどのように考えるようになったのかを答えてもらいました。 具体的な職業がイメージできた方、職業や進路は具体的にイメージできなかったけれど、自分はこういう作業が好きなんだと気づいた方、自分はチームの中でこういう役割が得意なんだと発見した方等、一人一人に気づきがあったようです。また、全員がチームでの共同作業を進める中でコミュニケーション能力や問題を自ら解決する力、設計するための専門ソフト等を使用するための専門的知識や技術をもこのプロジェクトを通して身につけることができたようです。 ▼ 南都銀行本店屋上より南側を望むと 商業エリアでビルなどが立ち並んでいます。 皆さんがプロジェクトを通して着々と実践力を身につけていることを、私たちプロゼミ紹介プロジェクトメンバーも実感しています。 プロゼミ紹介プロジェクト 関連記事 ▶ プロジェクトゼミについての過去のブログはこちら ▼ 「南都なら未来アイデアコンテスト」 参加に向けた学生の取組について 【プロジェクトゼミって何するの?⑦】南都銀行現本館 利活用コンテストに参加!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?⑪】南都銀行現本館 利活用コンテストに参加!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ vol.2 南都銀行「南都なら未来アイデアコンテスト」に入賞!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ ▼ 人間環境デザイン学科についての過去のブログ 5大学建築合同ゼミ合宿2024が瀬戸内海の犬島で開催されました!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ・吉永ゼミ 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.7~【番外編】開催に向けての取組み 明日香村の屋外居場所の縁台をメンテナンス!~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 河合町佐味田地区「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の制作活動~人間環境デザイン学科 陳ゼミ
2024.09.24
イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.10~日本とイギリスの違い
こんにちは。人間環境デザイン学科の2回生の竹村弥恵です。イギリス生活もあと2日!今日はみんなで大英博物館を訪れました。晴れの予報でしたが、いきなり雨が降ってとても寒いです。思っていたよりもイギリスは寒いです。家族から奈良は今日34℃だと連絡が来て、驚いています。 先日授業で、気温のマークが出てきました。イギリスでは、℃の表記がCと表記されます。摂氏と華氏の関係で違う表記の仕方がされるのですが、授業で当てられた際読めませんでした。これはcentigradeといって、cent(i)(百)+ grade(度合い)で表すことができます。私が学んできた英語では馴染みのない言い方なので、新しいことを学べてとてもよかったです。 今日は私の放課後についてご紹介します。授業が12時半に終わり、そこから友達とご飯を食べ、電車に乗りロンドンへ向かいました。まずは大英博物館を訪れました。エジプトのコーナーを中心に見学しました。王族のミイラや、ツタンカーメンなどたくさんの歴史的なものを鑑賞できて、とても興味深かったです。 続いては、ビックベンに向かいました。イギリスの中で最も有名と言っても過言ではない場所。初めて見る大きな時計台に圧巻されました。映画・ピーターパンにも出てくる、とても美しく大きな時計台を見ることができて、本当に嬉しかったです。 そこからバッキンガム宮殿に向かいました。兵隊が入り口の前で警備をされていました。観光客が写真を撮っていました。そしてお土産を見て、みんなで電車に乗って帰りました。楽しいお兄さんとの出会いや、ちょっぴりトラブルもあったけど、とても楽しい1日でした。 私は今回初めての留学で、たくさんの外国の方と関わる機会がありました。ホストファミリーはもちろん、ステイ先にいるイタリア人留学生の高校生やクラスメイト。英語を自発的に話す機会がたくさんあります。イギリスに来て、本当に大切だと思った事は、自分のことを伝えると言うことです。自分の英語力に自信がなくても、恥ずかしがらずに伝えることが大切だと言うことを学びました。そしてそれは必ず返ってくるということ。イタリア人留学生4人とも本当に仲良くなり、楽しい夕食の時間を過ごしています。また会話をしていて、日本語とは違う言い回しをすることが多く、「この視点で感情を表現するんだ!」と新しいアプローチの仕方を学べてとても面白く感じています! 日本に帰って寿司が食べたい!という気持ちもありますが、イギリスにもっと滞在したいという気持ちもあります。ジレンマですね…残りのイギリスライフを楽しみたいと思います。 人間環境デザイン学科 2回生 竹村 弥恵 関連記事 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.1~台風を乗り越え無事到着! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.3~語学学校や観光の様子をご紹介! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.4~20歳の誕生日をイギリスで過ごしました! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.5~休日の過ごし方! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.6~今もなお続く、良きイギリス文化 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.7~英語学習と他国の留学生との交流 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.8~2週目に入りました! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.9~文化の違いから学ぶこと!| カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.1~日本出発からホームステイ開始まで カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.2~現地での授業がスタート! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.3~ビクトリアでの生活!
2024.09.20
【プロジェクトゼミって何するの?⑮】旧豆山荘 保存再生プロジェクト~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.4
人間環境デザイン学科では2回生後期から3回生の1年半の間、少人数のゼミにわかれて様々な課題に取り組みます。それぞれの課題は、建築、インテリア、アパレルデザインのコースに準じた学びであることはもちろん、地域連携、歴史保存、SDGs等多岐にわたる課題解決にも取り組みます。 このブログでは、各ゼミの取り組みを紹介し、卒業研究や就職に活かせる実践力を学生がどのように身につけることができるかをご紹介します。 前川歩先生のゼミにはインテリアデザインコース の学生が多く在籍し、複数のプロジェクトに同時に取り組んでいます。今回は河合町 旧豆山荘のその歴史的価値を見出しながら、保存再生デザインするプロジェクトの様子をご紹介します。 河合町 旧豆山荘のプロジェクトについて 大正時代に建てられた建物を地域の方が利用できるコミュニティスペースとして活用できるよう、河合町へプレゼンを準備中。地域の方とともに、DIYでリノベーションしつつ、建物の歴史的価値を活かす提案を検討しています。産官学連携の取り組みです。 事例調査を行いました 今回は、同じ河合町内にあるカフェ「邂逅 」に出向き、保存再生デザインの事例調査を行いました。 まずは、カフェ近くにある廣瀬大社に参拝しました。廣瀬大社は、五穀豊穣、雨水の恵を願って行われる、「砂かけ祭り」で有名な神社だそうです。各々参拝をしました。 参拝を済ませてカフェ「邂逅」に移動しました。邂逅は旧豆山荘と同じく、大正時代に建てられた民家で、リノベーションしカフェとして利用されています。 前川先生から、随所に確認できる建物内の当時の特徴について説明がありました。その後、部屋の中、屋外、庭園等、様々な場所から調査するよう指示があり、気が付いたことを後で報告することになりました。 学生は、友人と話し合ったり、先生に質問したり、建物を外から眺めたり、周辺環境を確認したり…色々な発見をしているようです。 見学後は次のような意見を交わしました。 「エアコン等の現代的な設備は、欄間風の建具などで隠して雰囲気を壊さないようにしている」 「小壁と鴨居を残して空間を緩やかに区切りながら、開放感のある空間になっている」 「当初の間取りをうまく利用しながら、客導線と配膳動線を使い分けている」 「前庭は手入れが行き届いているが、裏庭はこれから何か考えられそう…」 「床の間、床脇はそのままにしてあり、趣を感じられる」 「屋内外の景色を楽しむために、テーブルや椅子はもう少し高さが低い方がよいかもしれない」 等々、学生からはたくさんの意見が出てきます。大学での学びはまだ1年半の2回生ですが、このフィールドワークが反転学習になっているようです。 1つ1つの意見に先生が丁寧に解説を加えながらコメントされ、学生は頷きながら聞き入っていました。「旧豆山荘」のリノベーションに使えそうな案がみつかったのではないでしょうか。 「邂逅」では、地元産のお野菜を中心にした、ボリュームたっぷりのランチをいただきました。 森本組の皆様、河合町の皆様には、今回の事例調査の実施にあたりご高配賜りましたことに厚く御礼申し上げます。 プロゼミ紹介プロジェクト 関連記事 ▼ 「旧豆山荘」に関する今までの取組について ▼ 【プロジェクトゼミって何するの?③】建物の歴史的価値を活かして保存再生へ~人間環境デザイン学科 前川ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?⑤】旧豆山荘 保存再生プロジェクト~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.2 【プロジェクトゼミって何するの?⑥】旧豆山荘 保存再生プロジェクト~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.3 ▶ プロジェクトゼミについての紹介記事はこちら ▼ 人間環境デザイン学科についての記事 ▼ 5大学建築合同ゼミ合宿2024が瀬戸内海の犬島で開催されました!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ・吉永ゼミ 南都銀行「南都なら未来アイデアコンテスト」に入賞!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.7~【番外編】開催に向けての取組み 明日香村の屋外居場所の縁台をメンテナンス!~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ
2024.09.17
5大学建築合同ゼミ合宿2024が瀬戸内海の犬島で開催されました!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ・吉永ゼミ
2024年9月4日(水)から6日(金)に瀬戸内海の犬島(岡山県)で、大阪公立大学 (倉方・山口研究室)、大阪芸術大学(木村研究室)、摂南大学(白須研究室) 、奈良女子大学(加藤研究室)と人間環境デザイン学科 前川研究室・吉永研究室で卒業設計の合同ゼミ合宿が行われました。 他大学で卒業設計を進めている4年生と建築家・研究者が岡山市立犬島自然の家に泊まり込んで卒業設計のエスキス(自分で原案やコンセプトを考えたり、先生と相談すること)を行う夏の合宿で、前川研究室から4年生 4名、吉永研究室から4年生 2名が参加しました。 犬島は瀬戸内海の小さな島で、食材も買い込んで船で渡ります。島内にはスーパーもなく、細い路地を歩いて移動します。 かつては銅の精錬や採石業で栄た島は、現在は瀬戸内国際芸術祭が開催されるなど現代アートの島としても有名で、建築家の設計した有名な建物もたくさん島内にあり立ち寄って見学しました。 自然の家に到着すると、早速グループに分かれて、卒業設計のエスキスがスタートします。他大学の学生がどのような計画をしているのか話を聞いて、先生からも普段とは違うアドバイスを受けながら刺激的な3日間を過ごしました。 夕ご飯もみんなで作って、初日はカレー、2日目は焼きそばと合宿の共同生活です。 犬島は夜の星が綺麗で、流れ星やハイスペックの望遠鏡で土星の輪も見ることができました。 ▼前川・吉永ゼミ6名でも記念撮影! 同世代の仲間たちと建築について熱く語り合った合同合宿は夏の良い思い出になりました。これから卒業設計をどんどん進めていって学生生活最後の集大成が楽しみです! 人間環境デザイン学科 講師 吉永 規夫 関連記事 南都銀行「南都なら未来アイデアコンテスト」に入賞!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.7~【番外編】開催に向けての取組み 明日香村の屋外居場所の縁台をメンテナンス!~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.6~学内報告会を開催! 河合町佐味田地区「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の制作活動~人間環境デザイン学科 陳ゼミ ▶プロジェクトゼミって何するの?についての記事はこちら
2024.09.11
イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.8~留学も2週目に突入!
こんにちは。健康科学部人間環境デザイン学科1回生の佐伯 穗寿実です。現在、イギリスのカンタベリーに留学中です。学校での授業の様子や放課後の観光についてレポートします。 2週目に入り、残りの日数も少なくなってきました。私たちのクラスでは、今週から新しく入ったクラスメイトと共に英語を学んでいます。ゲームやディスカッションなどを取り入れた授業で、とても楽しみながら授業を受けることができます。初めの頃は先生の話を聞くだけで精一杯でしたが、だんだんと聞き取れるようになってきました。 授業が終わり、日本食を取り扱っているkokoroというお店で昼ご飯を食べました。久しぶりの日本食で、とても美味しかったです。 その後、バスで40分ほどのFolkestoneという場所に行き、周辺を観光しました。 バス停から少し歩くと海辺を歩くことができ、とても綺麗な景色を見ることができました。 家に帰ると、子どもたちが出迎えてくれます。一緒に遊んだり、夜ご飯を食べたりとても楽しく過ごすことができています。残りの日数も少なくなってきたので、悔いのないようにしようと思います! 人間環境デザイン学科 1回生 佐伯 穗寿実 関連記事 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.1~台風を乗り越え無事到着! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.3~語学学校や観光の様子をご紹介! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.4~20歳の誕生日をイギリスで過ごしました! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.5~休日の過ごし方! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.6~今もなお続く、良きイギリス文化 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.7~英語学習と他国の留学生との交流 カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.1~日本出発からホームステイ開始まで カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.2~現地での授業がスタート! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.3~ビクトリアでの生活!
2024.09.10
イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.6~今でも続くイギリス文化
健康科学部人間環境デザイン学科2回生の吉川 香帆子です。イギリス留学でのホームステイ先での様子をお伝えします。 最近肌寒くなってきて、ジャケットが必須になりました。ホームステイの生活も慣れてきて、コミュニケーションもうまく取れるようになってきました。 私のホームステイ先は、イタリアからの2人の留学生とともに生活しています。彼女らとのコミュニケーションも、もちろん英語です。最初は、自分の英語力に自信がありませんでした。しかし語学学校だけでなく、彼女らと毎日会話をすることで、自分の英語力向上に力が入りました。今では、積極的に英語を使うことができていると思います。 今日は、その留学生との別れの日でした。 イギリスでは、グリーティングカードを贈り合う文化があります。誕生日やクリスマスはもちろんのこと、結婚祝い、引っ越し祝い、母の日、父の日など他にも様々な目的で、カードを送り合います。 そのためイギリスでは、日本で見ることのないグリーティングカードの専門店がたくさんあります。また、スーパーやコンビニでも購入する事が出来ます。 上の写真は、私とルームメイトの竹村さんが、イタリアの留学生に渡したグリーティングカードです。そのときに、「I’m happy to have kind friends.」と言ってくれました。贈る側も、受け取る側も気持ちが良くなる、素敵な文化です。 インターネットの時代でも続いているグリーティングカード文化の価値を、体験できてよかったです。 人間環境デザイン学科 2回生 吉川 香帆子 関連記事 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.1~台風を乗り越え無事到着! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.3~語学学校や観光の様子をご紹介! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.4~20歳の誕生日をイギリスで過ごしました! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.5~休日の過ごし方! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.1~日本出発からホームステイ開始まで カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.2~現地での授業がスタート! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.3~ビクトリアでの生活! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.1~イギリスに到着するまで イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.3~ホストファミリーとの生活をレポート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.4~帰国レポート!
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