タグ
地域・一般の方へ
2025.03.09
看護医療学科 2・3回生 計43名がイベントボランティアとして活躍! ~ 看護実践研究センター 認知症ケア部門
令和7年2月23日(日)に「認知症の人と家族とともに」をテーマに、認知症医療・ケアの世界では著名な松本一生先生の講演会と当事者・支援者を交えたシンポジウムを開催し、看護医療学科から43名の学生がお手伝いを兼ねて参加してくれました。先日のイベントレポートに続き、今回は運営に関わった学生からの感想をまとめましたので紹介させていただきます。 この講演会の企画段階から大学で開催する意義として、学生の力を借り、笑顔で参加者をお迎えしたい、学生にホストとしての立ち振る舞いも学んでほしい、貴重な講演を聴講してほしいと考え、実習と重ならない2回生を中心にボランティアを募集しました。 幸い、企画担当者が2回生とは「地域包括ケア実習」で接点があったこと、余裕がある時期に直接顔をみて声をかけたことが功を奏し、また、3回生のゼミ生も含めほとんどの学生が即答で気持ちよく参加してくれる運びとなりました。 当日は200名近い来場者をお迎えした大きなホールでの開催でしたので、学生の協力無くしては円滑で安全な運営を成し遂げることはできなかったし、参加者の満足も得られなかったと確信しています。寒い時期にもかかわらず誰1人欠席することはなく、笑顔で最後まで役割を果たしてくれたことに心から感謝申し上げます。 以下、今回の活動に対する学生の感想をお届けします。 ボランティア参加学生からの感想 ボランティアサポートA 誘導・見守り班 リーダー 2回生 池田さん 私は以前から人と関わるボランティア活動に興味があり、今回は認知症に関わるものであったため、今後の看護実習に役立つと思い参加しました。主にボランティアに参加している方のサポートとしてお昼ご飯の指示やポットのお湯、飲み物、お菓子を補給しました。参加者の方と接することは少なかったのですが、最後に出口のところで挨拶すると「ありがとう」や「また来るね」と言っていただき、とても温かい気持ちになりました。 このように学生が関わるボランティア活動は参加者が気楽に参加することもできると感じました。参加者の中にはご家族に認知症である方もおり、1人ではどのような対応が正解なのかを心配している方もいました。そのような方に寄り添うことができるよう認知症についての正しい知識を身につけたいと感じました。 戸外誘導・会場設営班 リーダー 2回生 鯉谷さん・上野さん ボランティアに参加した動機は、最初は友人に誘われたのがきっかけでしたが、私の祖母が認知症の兆しがあるため、今回の講演で認知症の家族がどのような関わりをしたら良いのかを理解したいと思ったからです。役割としては、駐車場からホールまでの誘導を行いました。今回の仕事は誘導が主だったので、ホールまでの道に迷う方や様々な質問があった中で臨機応変に対応することが必要であったので、他のボランティアの人と連携が必要であると分かりました。普段関わることの少ない学生とも交流できる良い機会だったと思います。 場外準備・司会・アクティビティ担当班 リーダー 2回生 石川さん 今回のボランティアは、実習記録の受け取り時に先生に誘われたこと、前回学祭で参加した認知症マフづくりなどの講演会のボランティアが楽しかったこと、それらが動機となり参加しました。 私のグループは会場へ案内するための看板設置、司会、ショートアクティビティを担当しました。看護学を学ぶ上でも日常生活を送る上でも、認知症の方とは必ず接し、認知症は自分の家族や自分自身も罹患する可能性があるとても身近な疾患なため、専門家の講演や会場の参加者と専門家のディスカッションを聞くことはとてもためになり、地域で認知症の方の役に立つための、ちょっとした自信に繋がったと思います。 ボランティアサポートD・受付・誘導・会場見守り リーダー 2回生 角野さん このボランティア活動に参加したきっかけは、自分の中でそろそろボランティア活動に参加してみたいなと思っていた時、室谷先生からの誘いがありました。また周りの友達も参加に前向きだったため、自分も参加してみようと思いました。初めてのボランティアだったため、動きがわからないこともありましたが、普段から仲の良い友達が同じボランティアグループだったため、なんとか協力することができました。一日通してとても楽しかったので、またこのような機会があれば是非参加したいと思います。 戸外誘導・会場見守り班・アンケートサポート班 リーダー 2回生 中西さん 先生に今回のイベントを紹介いただいたこと、また医師の方から認知症や認知症のケアについてお話しいただける機会であることを知り、興味があったため参加しようと思いました。私は今回、グループ内で役割分担し、講演会に来た方の誘導や会場の見回りを行いました。実際に参加して、活気がありとても楽しかったと同時に、協力することの大切さを改めて感じることができ参加して良かったと思いました。また自身が知らなかった認知症についての情報を得ることができたため、今後の学びに活かしていこうと思いました。 ボランティアに参加することで、協力することの大切さを改めて感じることや仲間との絆が深まる良い機会となったため、また機会があれば参加したいと思いました。 講師対応・学生総括班 リーダー 3回生 堀さん ボランティアや講演会への参加動機は、ゼミの先生に認知症に関する講演があるため勉強にもなるよとお話をいただいたことです。 当日私が担当したことは、講師控え室の準備・片付け、講師対応、講師の誘導でした。講師対応をすることで皆様とお話することができました。自身が研究テーマに「若年性認知症」を取り上げていたことと関連し、聞きたいことなどを(控え室での待ち時間に)お話させていただく良い機会になり大変勉強になりました。また、ボランティアをしながら講師による貴重な講演を聞くことができてとても良い学びになりました。卒業研究のテーマに参考にもなったため今後の研究に活かしていきたいと思いました。 学生たちがこのボランティアをきっかけに、他者への思いやりや社会参加する楽しさを知ったこと、仲間とつながったこと、認知症の理解が深まったこと、色々な出会いや知識を糧にできること… 本当に素晴らしいことです。 素敵な学生と出会い、ともに過ごせた時間、一緒に活動できたことは、教員にとっても財産です。こんな思いを大学内外の多くの人に届けたい、学生の成長も応援したい、私自身もこれからも頑張ろう!と思えた一日でした。 また、次にどこかの活動でご一緒しましょう。どうもありがとうございました。 看護実践研究センター認知症ケア部門 看護医療学科 准教授 室谷 牧子 関連記事 第3回「認知症の人と家族の思いに耳を傾ける」 松本一生先生講演会「認知症の人と家族とともに」を開催しました。 ~ 畿央大学看護実践研究センター認知症ケア部門 障がい児かかわり方セミナー活動報告~看護実践研究センター地域包括ケア部門事業:安心感の輪子育てプロジェクト 令和6年度「臨地実習指導者研修会」を開催!~看護医療学科 ボランティア活動報告!~子育て応援ボランティアサークルSmile 認知症予防講座を開催しました。~ 看護実践研究センター認知症ケア部門 看護実践研究センターシンポジウム 行政・関係機関・大学連携による中小企業の健康づくり推進―広陵町における中小企業健康経営推進の取り組み―開催報告 「前向き子育てプログラム トリプルP」真美ケ丘西小学校PTA教育講演会活動報告 ~ 看護実践研究センター 安心感の輪子育てプロジェクト
2025.03.05
大和食材を使用したジェラートを考案し、完成発表会が開催されました! ~ 健康栄養学科
畿央大学では、奈良県中央卸売市場 と「同市場の活性化と大学の充実発展」を目的に2013年より包括連携協定を締結し、学生を交えて様々な事業に取り組んできました。その取り組みの1つとして、2015年より同市場の関連商品売場棟内に「ならいちばのキッチン」がオープン。本学健康栄養学科の教員と学生が、市場の新鮮な食材を使って料理を作る「ならいちばのキッチン料理教室」を実施しています。 大和の食材を使ったジェラートを考案 昨年9月に、奈良県中央卸売市場青果卸売協同組合様より、奈良ホテル様との大和の食材を使ったジェラート開発についてご提案いただきました。この提案を受けて、健康栄養学科の学生11名(「第18回ならいちばのキッチン料理教室」参加メンバー)が、上地教授と山田助手の指導のもとで約4か月間試作を繰り返しながらレシピを作り上げました。そして、学生が考案したレシピに奈良ホテルの杉谷総料理長とシェフの皆様がアレンジを加え、大和野菜を味わえる3種のジェラートが完成しました。 3種のジェラートに使用した大和食材のご紹介 「味間いも」 昭和初期に、田原本町味間の生産者が奈良県農事試験場(現在の農業研究開発センター)から最も有望な系統を譲り受け、現在まで生産されている。外観は球状で、収穫する芋の数が多く、大きな芋(芋重50g以上)を多くつける豊産種。 「宇陀金ごぼう」 明治初期から「大和」または「宇陀」の名で京阪神市場にその名を知られていた。肉質がやわらかでゴボウ特有の芳香が高い。雲母を多く含んだ土壌で栽培されるため、付着した雲母が光り、縁起物として正月のおせちに珍重される。 「古都華」 奈良県生まれのイチゴで、奈良県農業総合センターが「7-3-1」と「紅ほっぺ」を掛け合わせて育成し、2011年(平成23年)に品種登録されました。奈良県が「いつ食べても美味しいイチゴ 」を目指して育成した品種です。糖度と酸味が高く、濃厚な味わいとフルーティーな甘い香りが特徴であり、奈良県でしか栽培されておらず、まだ生産量も少ないので、希少価値が高いです。 ジェラート完成発表試食会が開催されました。 完成を祝して2025年2月12日(水)には、奈良ホテル「大和の間」において「ジェラート完成発表試食会」が開催されました。奈良ホテルからは杉谷総料理長、奈良県中央卸売市場青果卸売協同組合からは西川理事長と山菅事務局長ほか3名の皆様、畿央大学からは健康栄養学科上地教授と山田助手、学生5名が参加しました。 記念撮影の後、3種のジェラートを試食しました。奈良原産の「味間いも」「宇陀金ごぼう」「古都華」、それぞれの持ち味を最大限に引き出した最高のジェラートをいただきました。奈良ホテルの本格的なアイスクリーム製造機を使った完成品は、舌ざわりもなめらかでとてもおいしいものでした。 今回完成したジェラートは、3種セットで3月5日~31日まで奈良ホテルにて提供されます。 教員よりお礼の言葉 今回、青果卸売協同組合様にお取り計らいいただき、学生が考案した大和の伝統野菜や奈良の「古都華」を使用したジェラートが、奈良ホテルのラウンジで提供されることになり、このような機会を与えていただいた関係者各位に厚く御礼申し上げます。 振り返りますと、市場の食材を使用したレシピ開発、全国海づくり大会への参加、ならいちばのキッチン料理教室など、10年以上の長きに渡り奈良県中央卸売市場と連携事業を継続することができました。あらためて歴代の関係者の皆様のお力添えに心より感謝申し上げます。そして今後も、益々奈良県中央卸売市場と産官学連携事業が発展することを願っております。 健康科学部 健康栄養学科 教授 上地 加容子 ジェラートのレシピ開発に参加した学生の感想 ● まさか自分たちの考えたジェラートが、歴史と伝統のある奈良ホテルで販売されることになるとは夢にも思いませんでした。はじめは「ならいちばのキッチン料理教室」のためだけに後輩たちと共にレシピづくりをしていましたが、このような経験ができたことはとてもいい思い出になりました。 健康栄養学科 3回生 大石 真悠 ● ジェラートといえば果物で作るのが一般的で、まさか癖の強いゴボウや里芋でこんなにおいしいジェラートができるとは思いませんでした。しかし何度も試作を繰り返したジェラートが商品化されることになりとてもうれしいです。 健康栄養学科 1回生 市原 未咲 ● いちごのジェラートは珍しくないですが、ごぼうや里芋のジェラートを食べた人はあまりいないと思います。この機会に是非一度食べていただきたいです。野菜の見た目からは想像できない独特の風味と舌触りを味わってほしいと思います。 健康栄養学科 1回生 菅田 彩乃 ● 自分たちが考えたジェラートが、奈良ホテルのシェフの手にかかるとこんなにおいしくなるんだと改めて驚いた。これからも多くの人が喜んでくれるレシピづくりをしていきたいです。 健康栄養学科 1回生 玉城 来幸 ● 「ならいちばのキッチン料理教室」に参加しようと思った当初は、料理を作るだけというだけの考えでしたが、その料理が奈良ホテルで商品化されるということでとても驚いています。自分自身にとってもとてもいい経験になったので、今後も是非参加したいと思います。 健康栄養学科 1回生 津田 悠妃 ジェラート完成発表試食会が各媒体で紹介されました! 奈良テレビ:“奈良らしさ”たっぷり 学生ら考案のジェラート お味は? 奈良新聞: 県産品ジェラート開発 自信の3品 来月上旬から販売 ジェラートの販売情報 期間 2025年3月5日(水)~3月31日(月) 時間 11:00~14:00(1日10食限定。売り切れ次第、販売終了いたします。) 場所 奈良ホテル 本館1階「ティーラウンジ」 詳細はこちらから 内容 ジェラート3種(味間いも・宇陀金ごぼう・古都華) 料金 2,000円 ※表示料金はサービス料と税金が含まれています 畿央大学 地域連携担当 関連記事 奈良県中央卸売市場で「第18回ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科 ならいちばのキッチン 過去開催分のブログ ならコープ「らくらくお料理パック」レシピ開発に挑戦!vol.1~健康栄養学科 野迫川村「郷土料理研究交流実習会」に参加しました!~ 健康栄養学科 ラジオ「FMヤマト」で、4大学対抗ピザバトルを紹介!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 令和6年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催!~ 教員レポート ~ 【全国4位】フードスペシャリスト資格認定試験で特別表彰!~健康栄養学科
2025.03.04
卒業研究展示会、作品集 編集の様子を紹介します~ 人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科の卒業研究では、4年間の集大成として論文または制作に関する卒業研究に取り組みます。その成果は、毎年学外で行われる「卒業研究展示会」の実施と、記録冊子として作成される「卒業研究作品集」を通じて、多くの方にお披露目されます。 今回は、展示会ポスターと作品集の編集作業について紹介します。 展示会ポスターも学生が作成します! 作品集や展示会ポスターのデザインは、毎年3回生が編集しています。授業で習得したイラストレーターを駆使し、ポスターのイラスト、作品集の帯やレイアウトなど、細部にわたるデザインに力を入れています。今年は中野未緒さんがデザインを手掛け、橙色をテーマカラーにした温かみのあるデザインが完成しました。 卒展ポスター2024 作品集の撮影の様子をご紹介 作品集の撮影はプロのカメラマンに依頼しており、2日間をかけて一つ一つ丁寧に撮影していただきます。 カメラマンさんからの「一番のこだわりはどこですか?」という質問に対し、「ここです!」と自信を持って答える学生の姿は非常に頼もしく感じられます。 撮影中には、「もっとこう撮ってほしい!」「この部分をより良く見せたい!」という学生の要望にも快く応じていただきました。作品の魅力が一層引き立つ瞬間は素晴らしいものです。 撮影したデータを活用し、学生たちは展示会の準備を進めています。作品集は校正段階に入り、完成が近づいてきました。 卒業研究展示会を開催します。 展示会は以下の日程で実施いたしますので、皆様のご来場をお待ちしております。 ◆2025年3月5日(水)10時~17時 ◆2025年3月6日(木)10時~16時 大和高田さざんかホール 2F 展示ホール ▼ 人間環境デザイン学科 卒業研究展示会についての詳細はこちらから ▼ 2024年度人間環境デザイン学科 卒業研究・作品展を開催します。 卒展ポスター2024 作品集は完成次第、HPに掲載いたしますので、楽しみにお待ちください。 人間環境デザイン学科 助手 小松 智菜美 関連記事 ▼ 過去の作品集をご紹介します ▼ 第18回卒業制作・論文作品集 第17回卒業制作・論文作品集 第16回卒業制作・論文作品集 第15回卒業制作・論文作品集 第14回卒業制作・論文作品集 第13回卒業制作・論文作品集 第12回卒業制作・論文作品集 第11回卒業制作・論文作品集 第10回卒業制作・論文作品集 第9回卒業制作・論文作品集 第8回卒業制作・論文作品集 第7回卒業制作・論文作品集 第6回卒業制作・論文作品集 第5回卒業制作・論文作品集 第4回卒業制作・論文作品集 第3回卒業制作・論文作品集 第2回卒業制作・論文作品集 第1回卒業制作・論文作品集
2025.03.04
令和6年度卒業研究講評会を開催しました ~ 人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科では、4回生になると大学生活の集大成として卒業研究に取り組みます。各自決定したテーマに基づき1年をかけて研究を進め、講評会に向けて連日遅くまで作業を進めます。今年度は59名の学生が論文19点、制作35点を提出しました。 1月25日、26日 講評会 講評会では、人間環境デザイン学科全教員が全ての研究の成果を講評します。論文は発表形式、制作はパネルディスカッション形式で2日間にわたって講評会が行われました。 学生一人ひとり、卒業研究に込めた想いやコンセプトを熱心に発表しました。 2月7日 選抜講評会 講評後、論文5点、制作12点が選抜講評会に進みました。 この日の発表では、さらにブラッシュアップされた研究の成果が発表され、卒業研究への想いをより一層感じることができました。 教員による審査の結果、最優秀賞、優秀賞に選ばれた研究を紹介します。 【最優秀賞】 畑中 澄玲「コリデール~日本茜とタフティングを用いたラグの制作~」 【優秀賞】 澤田 百果、田中 璃音、辻 愛夏「熱中症予防行動を促すデザインの提案」 【優秀賞】 藤原 百花「余白がつくる豊かなまちくらし~銭湯×商店街×長屋~」 卒業研究展示会を開催します。 これらの研究を含め、全53点の卒業研究展示会を開催します。 ◆2025年3月5日(水)10時~17時 ◆2025年3月6日(木)10時~16時 大和高田さざんかホール 2F 展示ホール ▼ 人間環境デザイン学科 卒業研究展示会についての詳細はこちらから ▼ 2024年度人間環境デザイン学科 卒業研究・作品展を開催します。 卒展ポスター2024 皆様のご来場を心よりお待ちしております。 人間環境デザイン学科 助手 小松 智菜美 ▼ 過去に開催した卒業研究・展示会についてはこちらから ▼ 人間環境デザイン学科「2023年度卒業研究・作品展」を開催しました。 人間環境デザイン学科「2022年度卒業研究・作品展」を開催しました。 人間環境デザイン学科「2021年度卒業研究・作品展」を開催しました。 ▼ 人間環境デザイン学科についての記事はこちらから ▼ 完成した椅子を畿央大学付属広陵こども園の子どもたちにお届け ~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」~ 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグが完成しました!~人間環境デザイン学科 第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 木の家設計グランプリ「銀賞」に入賞!~人間環境デザイン学科吉永ゼミ
2025.02.28
第3回「認知症の人と家族の思いに耳を傾ける」 松本一生先生講演会「認知症の人と家族とともに」を開催しました。 ~ 畿央大学看護実践研究センター認知症ケア部門
当日は、大変冷たい朝で雪の心配もありましたが、幸い日中は晴れ間がのぞき、お出かけには大きな支障がなく、総勢172名(一般市民約48%、大学生約25%、関係機関専門職等約23%、その他約3.6%)が参加し大盛況でした。 今回参加された方(畿央大学学生を除く)の事後アンケートから把握した参加動機は、『家族が認知症や物忘れがある、家族のために(23%)、講師やテーマに関心(23%)、職場での対応、仕事に役立てたい(21.5%)、認知症に関心がある、知りたい(17.5%)、自分のために(9.5%)、その他(5.5%)』でした。 同じく年代は、『20代(6.8%)、30代(2.7%)、40代(16.2%)、50代(25.7%)、60代(32.4%)、70代(10.8%)、80代(5.4%)』でした。 講師の松本先生は、認知症という病気や本人の症状、薬の使い方、家族の健康の概要、社会的孤立予防について、ご自身の診療で把握された9,000名を超す患者様のデータ分析から根拠あるお話しを展開してくださいました。ご自身も、義母や妻を10数年介護した経験があり、時折例示された仕事と介護の両立の大変さや介護家族が抱える様々な苦悩のお話しには説得力があり、同じ立場の方々への共感とユーモアを交えながら、独特の優しい語り口調で参加者へエールをお届けくださいました。 シンポジウムでは、奈良県若年性認知症サポートセンターでピアサポート活動をされている当事者の平井さん、同相談員の菅さんにご登壇頂きました。 平井さんは認知症の診断を受け約7年、自ら56才で退職したものの、「何か自分にできることはないか」、と奈良県若年性認知症サポートセンター(きずなや)に自ら赴き、活動を始められ、現在は奈良県内をはじめ、全国的な支援活動・啓発活動に参加されています。自分なりの生活スタイルを大切に、運動や社会参加を心がけ、色々な人と出会い、人の話を聞く大切さを語られました。会場参加者から「家族(男性)が認知症で外出しない」という相談があり、平井さんから「特に、男性は目的のない、自分が納得しない外出や交流は苦手だから、何か役割があること、本人が行きたいと思うタイミングを大切に」という助言がありました。また、「認知症と言っても、人それぞれ、症状の進行も人それぞれ、その人に合わせて、タイミングをみながら、色々な状況から類推することが大切」というお話しがありました。 菅さんは、奈良県若年性認知症サポートセンターと支援コーディネーターの役割を説明されました。65才未満の発症の認知症もあり、高齢者とは異なる本人の受け止め、就労や社会参加、経済的な課題、家族の様々な課題にワンストップで対応されているとのことでした。多様で困難な課題に、菅さん自身が人として向き合い、制度に当てはめる支援ではなく、本人に向き合い、自身が出来ることを心を込めて支援されているお話しがとても印象的でした。 この度の企画は、松本先生、平井さん、菅さんのおかげで大変意義深い講演会・シンポジウムとなりました。参加者の皆さまからも、多くのご質問やご意見をいただき、皆さまと考える時間をもつことができて充実した時間となりました。認知症があってもなくても、本人の尊厳を保持し、誰もが同じように望む生活を地域の中で過ごすことができたら、そのような共生社会をみんなで構築することができたらと心から願っています。当日は多くの学生にも参加して頂き、学生ボランティアの姿にもエールを頂けました。若い世代とともにこれからも1人1人が出来ることに取り組み、より良い社会となるよう頑張って行きたい、頑張れる、そのように感じることができました。 ご参加頂きました皆さま、ご協力頂きました皆様には心から感謝を申し上げます。どうもありがとうございました。 参加者のアンケートより感想の一部を紹介 【講演会について】 精神科の先生が実体験されての話を笑いも交えて講演いただき、疾患に対しての特徴なども質疑応答時に話されとても勉強になりました(50代 ケアマネジャー) 体験談、話し方、穏やかで心癒やされる思い、心に届くものがおおかった。認知症の予防として、人との関わりを大切に日常生活を過ごしていきたい(60代 市民) とてもわかりやすい話で帰宅して家族にも聞かせたい(80代 家族に認知症) これから起こることに予想を持ち、その対応について慌てないよう参考にしたい。数年で変化が起こる症状の起き方など参考になった。粗食、運動、地域の活動に参加するなど、自分の支援になりました(70代 介護職) 【シンポジウムについて】 認知症と診断されても、こんなにしっかりされていることを知ってびっくりしました(20代 大学生) 当事者の人やサポートセンターの方の話や会場の話も力強かったです(60代 認知症サポーター) 型にはめず、その人に合わせる、待つ姿勢も大事。なるほど納得です。きっと私たちが、焦ってなんとかしなきゃいけないと思い込んでしまっていたのかな。登壇された皆さんの笑顔が素敵でした(40代 医療職) 本人のことばと支援者の苦悩が伝わりました。支援者が人として関わりたいの気持ちよくわかります。支援者も自分らしく関わりたいです(60代 役所職員) 【その他】 また、このような機会をお願いします。参加者同士ももっと話せる機会があれば良いのかも知れないです。学生さんの考えも聞きたいです(50代 介護関係) 認知症のテーマはみんな知りたいと思います。運営の先生が笑顔で気配りされ、学生さんに優しく話していて素敵な大学に思いました。ありがとうございます(60代 市民) アットホームな雰囲気でとても良かったです(40代 大学職員) 学生による創意工夫、スケジューリングが大変よく、飽きることなく聴講できました(40代 地域包括支援センター) 看護実践研究センター認知症ケア部門 看護医療学科 准教授 室谷 牧子 関連記事 大阪市介護相談研修 第2回ステップアップ講座研修会講師活動報告 ~ 看護実践研究センター 障がい児かかわり方セミナー活動報告~看護実践研究センター地域包括ケア部門事業:安心感の輪子育てプロジェクト 令和6年度「臨地実習指導者研修会」を開催!~看護医療学科 ボランティア活動報告!~子育て応援ボランティアサークルSmile 認知症予防講座を開催しました。~ 看護実践研究センター認知症ケア部門 看護実践研究センターシンポジウム 行政・関係機関・大学連携による中小企業の健康づくり推進―広陵町における中小企業健康経営推進の取り組み―開催報告 「前向き子育てプログラム トリプルP」真美ケ丘西小学校PTA教育講演会活動報告 ~ 看護実践研究センター 安心感の輪子育てプロジェクト 畿央祭ウェルカムキャンパス「スマイル交流サロン」活動レポート~ 看護実践研究センター 畿央祭にて ”がんカフェ「きらめき」” を開催しました!~ 看護実践研究センター
2025.02.25
「不登校の子どもの気持ちと支援」を開催しました。~ 畿央大学大学院教育学研究科プロジェクト研究会
2025年2月11日(火・祝)に、教育学研究科研修会「不登校の子どもの気持ちと支援」を開催しました。当日は、学校や教育委員会などの関係者や保護者、不登校支援者、学生など約100名の方々にご参加いただきました。 畿央大学教育学研究科では、現代的教育課題の中から「生徒指導」「特別支援教育」「ICT」の3分野に焦点を当て、教育実践力の育成と教育課題の解決に向けたプロジェクト研究に取り組んでいます。本年度の研修会は、「生徒指導」グループの企画によるものです。 今回は、2016年に公布された「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」(いわゆる「教育機会確保法」)において、不登校児童生徒への支援等が明記されたことや、2023年度の不登校児童生徒数が過去最多となったことを受けて、「不登校」をテーマにしました。また、プロジェクト研究会の目的は、不登校に関する政策動向と、不登校の子どもや保護者、教職員等の支援に関わる人たちの思いを知り、学校や地域での不登校支援の在り方について考えることとしました。講師は、伊藤美奈子先生(奈良女子大学教授、文部科学省「不登校に関する調査研究協力者会議」委員)です。 講演に先立ち、髙田恵美子(畿央大学大学院教授)より、「子どもの敏感さと不登校」についての話がありました。「いわゆる化学物質過敏症」「感覚過敏」「HSP」などの敏感さにより、学校環境に困難を生じ、登校できない子どもがいるのではないかという視点を持つことも、不登校の子ども理解や支援につながるのではないかという話題提供が行われました。 伊藤先生のご講演では、不登校の指針である「不登校というだけで問題行動とみなしてはいけない」「学校復帰がすべてではない」ということについて、「問題じゃない」のは子ども自身であって、支援は必要であり、そのためには複数の視点からのアセスメントと複数の職種による支援が必要であること、「学校復帰」を望む子どもには復帰を支えることなどを強調されました。また、支援の目標とされている「社会的自立」とは、依存しないことや支援を受けないことではなく、適切に他者に依存したり、自らが必要な支援を求めたりしながら、社会の中で自己実現をしていくという意味をご教示くださいました。 参加者からは、「不登校児童生徒のその後を知りたい」というご質問がありました。伊藤先生からは、不登校生徒に関する追跡調査から、不登校経験者の高校進学率の増加や、不登校の経験を振り返りながら前向きに進んでいる子どもたちの様子をお話しくださり、不登校は「自分自身や将来のことを考えるためのターニングポイント」と考えることも大切であると話されました。 参加者は、伊藤先生の温和なお人柄に加え、国の最新の動向や、リアルなエピソードに引き込まれ、「ロープの先を持つ」子どもとの程よい関係と、伴走者として寄り添う思いを強くした貴重な研修となりました。ご講演いだいた伊藤先生、ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様に改めて感謝を申し上げます。 畿央大学教育学研究科では、今後も、プロジェクト研究を深め、広く発信して参りたいと考えています。 教育学研究科 教授 髙田 恵美子 関連リンク 教育学研究科
2025.01.31
奈良県中央卸売市場で「第18回ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科
畿央大学では、奈良県中央卸売市場 と「同市場の活性化と大学の充実発展」を目的に2013年より包括連携協定を締結し、学生を交えて様々な事業に取り組んできました。その取り組みの1つとして、2015年より同市場の関連商品売場棟内に「ならいちばのキッチン」がオープン。本学健康栄養学科の教員と学生が、市場の新鮮な食材を使って料理を作る「ならいちばのキッチン料理教室」を実施しています。コロナウイルスの感染拡大により中止が続いていましたが、ついに2024年9月28日(土)に4年ぶりの開催となりました! 2024年12月21日(土)、奈良県中央卸売市場において今年度2回目の実施となる「第18回ならいちばのキッチン料理教室」が開催されました。 ※ 前回実施の「第17回ならいちばのキッチン料理教室」についてのブログはこちら 「大和の野菜を使ったスイーツパーティー」 今回のテーマはクリスマスにふさわしい「大和の野菜を使ったスイーツパーティー」です。 当日は、事前に申し込みがあった小学生から大人まで16名の皆さんに参加していただきました。畿央大学からは、健康科学部 健康栄養学科の上地加容子教授と山田華奈衣助手、そして同学科の学生10名が参加しました。 健康栄養学科の学生プロデュースによる料理教室@奈良県中央卸売市場。 今回のメニューは、クレープと3種類のポップコーン(しお・ココア・カレー) 市場からは、青果卸協同組合にご協力いただき、新鮮なフルーツを提供していただきました。盛り付けもサンタクロースやトナカイに見立てたかわいいものでした。 また、あらかじめ学生たちが大学で調理したジェラート(3種)もふるまわれました。このジェラートは、田原本の味間いも、宇陀の金ごぼう、県内産のイチゴを材料に作られたもので、参加者の皆さんに大好評でした。オーソドックスなイチゴ味。もちもち感のある味間いも。宇陀の金ごぼうには、金粉をちりばめて提供されました。いもとごぼうのジェラートは初めてという人ばかりで、あまりにも意外な美味しい味わいに大盛り上がりでした。 イベントが始まりました! 最初に本イベント開催にご尽力いただいた奈良県中央卸売市場 企画管理課の榎堀課長補佐と青果卸売協同組合事務局 山菅事務局長にご挨拶いただきました。そして上地教授からのご挨拶と当日の手順などが説明されました。 その後、学生による料理クイズが行われました。手作りのテロップを使って、料理に関するクイズを参加者の皆さんに答えてもらいました。みなさんの反応も良く、楽しいアイスブレイキングになりました。 いよいよ料理教室の始まりです。調理のポイントやコツを丁寧に説明しながら、別の学生がその隣でデモンストレーションを行いました。クレープの焼き方、デコレーションのコツなど、参加した皆さんは真剣なまなざしで学生のデモンストレーションに見入っていました。 説明が終わるといよいよ参加者の皆さんの調理が始まりました。各調理テーブルに学生が付き添い、参加者の皆さんの補助をしました。 お待ちかねの試食タイムです! そして料理が出来上がり、お楽しみの試食タイムです。 それぞれが調理したクレープやポップコーンをきれいに並べて、まずは記念写真を撮りました。そしていよいよ実食です。細部まで工夫を凝らしたトナカイ仕立てのクレープ。イチゴと生クリームで作ったサンタクロース。3色のポップコーン。どれもこれもすばらしい出来上がりで、とてもおいしくいただくことができました。 そして畿央大学生があらかじめ調理しておいた3種のジェラートを試食しました。1番人気はなんと金粉をちりばめた宇陀の金ごぼうのジェラートでした。「ごぼうのジェラート?!」と思いつつ恐る恐る食べると、ごぼうのさわやかな香りと甘みが口いっぱいに広がるとてもおいしい逸品でした。 試食タイム中には同市場の業務課 川合係長が、大和野菜についてご紹介してくださいました。 今回も参加者の皆さんはもちろん、畿央学生もとても楽しくおいしいひと時を過ごしました。参加者の皆さんには次回も是非参加したいというお言葉をいただき、来年度につながるとてもいい形で終えることができました。 奈良中央卸売市場のみなさん、ご協力ありがとうございました。 参加した学生の感想 ● 今回のならいちばのキッチンに参加したのは、私が高校生の頃に見た、畿央大学と田原本町の地域連携プロジェクトがきっかけです。これを見て、自分も地域に貢献したい、地域の方々に大和野菜について知ってほしい、という思いから参加しました。準備段階ではジェラートの試作に参加し、当日は、ジェラートに使用した野菜の説明を行いましたが、皆さん真剣に話を聴いて下さり、特にごぼうのジェラートが美味しかったなどの声を聴くことができ、頑張って良かったと思いました。また、実際に市場に行かせていただいたことや、今回使用した野菜や果物を提供してくださった市場の方々の想いも聞くことができて、貴重な経験になりました。 健康栄養学科3回生 澤井 花奈 ● 料理の方法を教える際に、どのように伝えればよいのか、また安全に進めるために工夫しながら参加者と会話をすることが大変でした。参加した人から「孫にクレープを作ってあげられるようになった」といった感謝の言葉をもらい教えることのやりがいを感じ、参加してとてもよかったと思いました。 健康栄養学科3回生 大石 真悠 ● 試作を何度も繰り返し、最終的に最も良いジェラートを作り上げるという、今までにない経験をすることができました。試作を重ねるごとに味が良くなるジェラートをみて実現できると思いました。 実際に子どもたちが、癖のあるごぼうのジェラートをおいしく食べられていたことにも驚き、他の野菜でもジェラートをつくることができる可能性を感じました。今後もこのようなイベントがあれば参加させていただきたいと思います。 健康栄養学科1回生 市原 未咲 ●参加していただいた方から、「おいしかった」「楽しかった」という声が聞けて嬉しかったです。話し合って決めたレシピで料理教室を行うという機会はなかなかないと思うので、とても貴重な経験になりました。 健康栄養学科1回生 津田 悠妃 畿央大学 地域連携担当より 今回のイベントは、料理教室を通してより多くの皆さんに奈良県中央卸売市場を知っていただき、調理を通して食材に興味を持っていただくとても有意義な機会でした。 来年度も引き続き『ならいちばのキッチン料理教室』を開催する予定です。詳細は奈良県中央卸売市場HPでご確認ください。 畿央大学 地域連携担当 関連記事 奈良県中央卸売市場で「第17回ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科 ならいちばのキッチン 過去開催分のブログ ならコープ「らくらくお料理パック」レシピ開発に挑戦!vol.1~健康栄養学科 野迫川村「郷土料理研究交流実習会」に参加しました!~ 健康栄養学科 ラジオ「FMヤマト」で、4大学対抗ピザバトルを紹介!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 令和6年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催!~ 教員レポート ~ 【全国4位】フードスペシャリスト資格認定試験で特別表彰!~健康栄養学科
2025.01.06
学生がデザインしたKIOオリジナルバッグが完成しました!~人間環境デザイン学科
オープンキャンパスや進学相談会に参加いただいた方にお渡しする為、制作を進めていた畿央大学のオリジナルバッグが、ついに完成いたしました!! 普段使いできるスタイリッシュなデザイン サブバッグとしても使えるちょうどいいフィット感 オープンキャンパスなどの場面で受け取った方が、入学後もずっと使ってもらえるようにと思いを込めて作りました。 今回のバッグのロゴをデザインしてくれた人間環境デザイン学科アパレル・造形コース3回生の片岡栞さんに、最初に完成品を見ていただきました。 「文字をデザインするのは初めてでしたが、自分が起こした文字がカタチに残るものになり、いい経験ができました。手に取ったみなさんが喜んでくれたら嬉しいです!」 人間環境デザイン学科 3回生 片岡 栞 バッグは12月8日(日)に開催したオープンキャンパスでお披露目となりました。また学内の「売店Moeマート」でも数量限定で販売しておりますので、学生・教職員の皆様もぜひお買い求めください。 何度も打合せを重ねましたが、このようにカタチとして残るもの、またみなさんに長く使ってもらえるものが完成して嬉しい限りです。 次のオープンキャンパスは3月30日(日)に開催予定!皆様のご参加をお待ちしています。 イベント情報はこちら 入学センター 関連記事 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 咲良史歌鹿(さくらしかじか)看護実習バッグを制作!~人間環境デザイン学科×看護医療学科
2024.12.16
認知症予防講座を開催しました。~ 看護実践研究センター認知症ケア部門
看護実践研究センター認知症ケア部門では、認知症を持つ人とその家族の生活の安定が図られる地域における支援体制の確立、さらに認知症を持つ人自ら認知症に向き合い共存していく生活への支援を追及すべく「認知症の早期発見から早期対応への支援プロセスの構築」を目的に地域住民や介護職、医療職、福祉職と連携活動を進めています。 認知症予防講座を開催しました 畿央大学 看護実践研究センターと一般社団法人かぐや姫会(ボランティア団体)の共催で、広陵町のボランティア団体が開催している毎週介護予防講座に参加されている在宅高齢者の方を対象に認知症予防講座を開催しました。認知症予防講座は、6月末から隔週で合計5回、広陵町のはしお元気村の小ホールで開催しました。 この講座は、認知症について正しい知識を提供すること、認知症予防についての情報を提供すること、認知症へのイメージを変えていただくこと、高齢者の皆さんとその方々の家族や身近な方々に知り得た知識を伝えていただき、「何かいつもと違う」という気づきを意識していただき、皆さんでともに予防に努めていただき、何か違うと感じたときに相談できる関係性を築いていただくことを目標にしています。 この講座は、1回90分で構成されています。まず、大学教員による認知症に関する基礎的な知識を30分お話し、その後に脳トレとして歌唱療法を60分間実施するプログラムです。 この講座では、皆美 久音歌唱療法士(養成機関認定)を講師として招き歌唱療法を脳トレとして実施していきます。 歌唱療法は、集団で能動的に実施することで効果を高めます。参加者は、懐かしい歌を通して昔の楽しかった時代を思い出し回想し懐かしさに浸ります。歌詞を見ながら、文字を追い歌に集中していきます。歌に合わせて手話や手遊びをしながら、楽しみながらデュアルタスクで脳を賦活していきます。いつもは発しない大きな声で、口を開けて、声帯を震わせながら咀嚼(噛む)や嚥下(飲み込む)機能の活性化を図ります。そして、呼吸機能の活性化に繋がります。 ▼ 認知症予防講座 講座のコンセプトは「笑って、歌って、若返り」 認知症予防講座にて歌唱療法を実施 講師の皆美歌唱療法士は経験豊かで、歌う、笑うを繰り返しながら歌唱療法が進めていきます。 開催初期はどのようなことをするのだろうかと様子を伺いながら声の音量も笑い声も遠慮が見られました。講師は、歌唱を進める中で、行っている内容が認知機能に働きかけていることを説明していきます。回が進むにつれて、音量も上がり、音程も揃いとても美し歌声を醸し出していました。笑いやメリハリがある進行に脳は活性化されていきます。歌唱の終わりに必ずクールダウンタイムがあります。使った脳を休める時間です。 参加者は、それを体感します。 ▼ 認知症予防講座 : 歌唱療法 終了後の反応として、「楽しかった」という言葉と共に「すっきりした」という言葉を多く聞きます。そして、笑顔で「次が楽しみです」と言葉を添えられます。そして、「認知症が予防できる」という感覚を感じておられます。 参加者は、毎回31~43名で、全回参加された方は31名で出席者は安定していました。参加者の年齢層は、72~92歳で平均年齢は約79歳でした。参加者は、自転車や車で来られる方やどなたかに送迎していただく方で会場に来ることができる比較的お元気な高齢者ばかりでした。しかし、身近に認知症の方がおられたり、介護された経験のある方がおられ、何かしらの不安を抱いておられました。 ▼ 認知症予防講座 : 歌唱療法 この講座で、「何かおかしい」と感じる内容や意味を知ることと、どのように対応したらよいのかのヒントが得られ、今後、自身や家族に起こりえるかもしれないことに前向きになられていきました。そして、仲間や交流を持ち続けることの大切さを語って下さいました。 認知症予防講座 参加者の声 久しぶりに大きな声を出して歌ってにっこりしている自分にびっくりです。自分が元気でいるのは家族が支えていてくれているからだと思った。認知症予防で聞いた高血圧の話で心配でしたがすこしほっとしました。友人との会食で認知症予防講座のことを話すと目を輝かせ話を聞いてくれました。次はハンドブック(講義資料)を持参します。 皆さんと話すことで気持ちがよくなります。身体の調子が良い限り外に出たいと思います。認知症の症状では相手を責めないでと言いますが、その場になればできないだろうなと案じています。 リズムに乗ることは楽しいことでした。歌うのは苦手です。認知症の予防はなるべく多くの人と会って話すこと。 あまり歌うことがなかったですが、声を出して楽しく歌えました。認知症の話を聞いて少しでも予防できたらと思います。 認知症を予防するために食事も気を付けてできるだけ身体を動かしたいと思います。 認知症になりたくないし世話をかけたくないと思います。何かおかしいと思ったら教えてねと言っています。 歌唱療法を続け、繋げるために。 「歌唱セラピー技法セミナー」を畿央大学看護実践研究センター主催で開催しました。 第1回の認知症予防講座は、一般社団法人かぐや姫会の住民によるボランティアメンバーの多くの協力を得て開催することができました。メンバーの方々もこの講座に参加されて歌唱療法の意義を深められました。本講座以外に地域の高齢者の皆さんに介護予防の支援活動をされています。その活動においても、歌唱は高齢者の皆さんに受け入れてもらいやすいもので、楽しい時間作りとして多く取り入れられています。歌いたい歌を歌うだけではなく、脳の活性化を意識した歌唱療法に関心を深めて下さいました。 そこで、各地域の活動に歌唱療法を広めていただき、地域の高齢者の方々に認知症予防への意識を持っていただきたいということと、第1回認知症予防講座に参加して下さった方々に継続していただくことを目的に、歌唱療法の知識と技術を学ぶ、ベーシックセミナーを本学の看護実践研究センター主催で開催しました。 研修の参加対象者は、今後地域で啓蒙活動をしていただくかぐや姫会のメンバーの5名と大学教員と学生の合計9名です。 このセミナーは、「歌唱セラピー技法セミナー」という名称です。講師は、認知症予防講座をご担当いただいた皆美 久音先生です。 特別に研修プログラムを構成していただきました。このプログラムは、地域で歌唱療法の啓蒙活動をするにあたり、1回60分の歌唱療法を実践できる知識と技術の特別プログラムです。 ▼ CSTP育成セミナー 座学風景 講座と演習で、演習が多く構成されています。最終評価として、各自が各自の活動の場で状況に応じたプログラム構成を行い実践し、その結果を発表し講師に講評していただくものです。各自、実践時間や内容、参加者数は異なりますが、個々の実践の内容と課題を報告しあいこれからの活動に向けて講師からアドバイスを受けました。10月25日に無事9名が研修を修了することができました。 講師のアドバイスは、安心して歌っていただく環境を作ること、声の調子を整え、何があっても笑顔で進めること、経験を重ねられ手遊びなどを工夫していくなど、個々にオリジナル版を製作し楽しさを構成していくことなどのアドバイスを受けました。 この研修を修了した方の呼称を、Community Song Therapy Promoter(CSTP)とし、地域で歌唱療法を推進していく者としました。第1回CSTPの今後の活躍を期待し応援していきたいと思います。 ▼ CSTP修了者と講師(中央) 歌唱セラピー技法セミナー 参加者の声 介護予防体操をする中で、参加高齢者の体力や姿勢維持が年齢を重ねるごとに衰えを観察し体操のプログラムの構成が難しくなっていました。歌唱療法を学ぶことで引き出しが広がり活動の幅が広がりました。 身近な方々と共に歌唱療法の一部をさせていただいた。とても楽しく皆さんが参加して下さったので思いきって行ってよかったです。 歌うことを楽しいと笑顔になっていかれる方が多い反面、あまり好まないことを言われる方も参加者にはおられたが、続けるうちにもう一度やらせてほしいなど関心を示されたことを経験し、少し戸惑うこともありました。 人前で行うことは疲れるけど、自分にとっては良かったです。もっと練習をして経験を積んでいきたいです。 講座を受けてよかったです。これまでの経験に学んだことを応用していくことができます。 講座を受講して歌唱療法の基礎的な知識、手法を学ぶ機会を得られてとても勉強になりました。自分自身が歌唱療法の影響を受け、何気ない日常で歌を口ずさむようになっていることに気が付きました。歌うことでリラックスしていることを感じなにより自分自身が歌唱療法の意義を体験できたことをうれしく思います。 歌唱セラピー技法セミナー に参加した学生の声 歌唱療法のセッションに参加させて頂き、実際の参加者の表情や歌唱状況を確認したことで歌唱療法による情動への影響を実感することができました。また、歌唱療法に参加している高齢者は笑ったり、積極的に身体を動かしたりしており、とても楽しそうに歌唱されている様子を伺うことができました。 歌唱療法のセミナーでは、歌唱療法におけるプログラム作成時の工夫であったり、歌唱療法で行われている手遊びやクールダウンの効果や理由などについて教わりました。他にも、皆美先生のセミナーを受けたことで歌唱は歌うことで気持ちが穏やかになるだけでなく、「手遊び」や「パタカラ体操」など脳トレや嚥下予防など効果が得られることを学びました。 最後に、エリシオン真美ヶ丘の施設で学生主体の歌唱療法を行う機会を得ました。集団での歌唱療法は、一人一人の実施状況を観察することが困難で学生だけでは目が行き届かない中、原田先生やエリシオンのスタッフの方々が協力して下さったため、円滑にプログラムを遂行することができました。今回の歌唱療法の実施により、高齢者一人一人の個別性についての配慮が足りず、一部行うことができなかった内容もありましたが、皆美先生から「時間配分や会話内容などは経験を積むことで身についてきますので、これからも頑張ってください」という助言をいただき、プログラム作成や歌唱療法の技術面など今後実践を積み重ね、修得していきたいと思いました。 歌唱療法についての学びを得る機会を設けて下さった皆美先生や原田先生、かぐや姫会やエリシオン真美ケ丘アネックスの方々に深く感謝申し上げます。今後も学んだ歌唱療法の知識を活かしていきたいと思います! 看護医療学科 4回生 原 瑛美 今回、私自身卒業研究で音楽療法についての論文を作成することがきっかけとなり、「歌唱セラピー技法セミナー」に参加させていただきました。 セミナーの前に、実際に皆美先生が実施されている歌唱療法の様子を見学させて頂き、参加者の方々がとても楽しそうに手遊びされている様子がとても印象的でした。 セミナーの中では、歌に関する知識だけでなく、歌唱療法の中で行うストレッチ、手遊びや、その効果についても教えて頂くことができました。皆美先生が実施されている歌唱療法のプログラムを思い返しながらセミナーに参加することで、参加者の皆様に楽しく過ごしていただくために工夫されている声掛けや言葉遣い、表情などセミナーで学ぶ技術を実践の様子を踏まえて理解することが出来ました。 最後には施設で歌唱療法を行ったのですが、施設でとても楽しそうに積極的に歌唱に参加してくださっている方々を見て、歌の力を肌で感じることができ、歌唱療法の凄さを今後、さらに多くの人に知ってもらいたいと思いました。 今回このような歌唱療法についての知識を学ぶ機会を設けてくださった皆様に感謝申し上げます。 看護医療学科 4回生 中田 花菜 男性の社会交流を応援しよう。 男性だけの歌唱療法の会を開催しました。 第1回認知症予防講座の参加者は、全員女性でした。女性の方々は比較的地域の交流の場に参加されやすい状況があります。そこで、男性の社会的交流の場を支援することを目的に、男性だけの歌唱療法の会を開催しました。講師は引き続き皆美 久音先生にお願いしました。この会は1回のみの開催で、少人数で開催する方向で進め9名の参加が得られました。参加希望者はほか数名おられました。都合により欠席されました。 参加者は、歌うことが好きな方、地域の高齢者支援に携わっておられる高齢の方々など歌唱が進むにつれ良い姿勢へと変化され、歌声もはっきり安定した状況でした。 女性ばかりの会と雰囲気が異なることを感じました。終了後は、講師の先生に感想を述べられるなど、参加したことを喜ばれていることが伺えました。 男性だけの歌唱療法の会 参加者の声 歌を歌うことは認知症予防に繋がると思います。皆さんとともに大きな声を出すことは家に閉じこもっているのとでは雲泥の差があるのでこれからも家から出て人と会う、話をするとかなるだけ多く参加しようと考えます。 ご自身が高齢者の生活支援に携わっておられること、身近な方のお誘いで参加され、その当時のことを思い出しながら懐かしい歌を声を出して歌うことは身体の活性化や脳の刺激に繋がり認知症の予防に効果があることを感じられました。よい体験をさせていただきました。今後も参加の機会があれば是非参加させていただきたいです。 歌唱療法士(講師)の声 「歌って笑って若返り!」 歌唱療法の講師 皆美 久音(みなみひさね)でございます♪ 皆さんで美しい艶声を目指して、久しく(永く続けて)音を奏でて歌で元気に楽しく、健康長寿を 目指しましょう!という思いで歌唱療法の講師名としました。もう10年も前のことになります。 平素は、神戸市の地域で歌唱療法講座を担当しています。私自身がMCI専門士(日本認知症予防協会認定)の認定を受け、認知症予防に意識を持ち、歌唱療法を行っています。 今回は、広陵町という地域で、大学と住民のボランティアグループが協働で地域住民の方々を対象に介護および認知症予防を目的とした講座を開催される活動に参加させていただき、新たな経験をさせていただきました。 さらに、地域で歌唱療法を啓蒙していただけるよう、ボランティアグループの皆様を対象に、ショートプログラムの歌唱療法の基礎的知識を構成し啓蒙活動に活用していただけるよう「CSTP」という呼称で人材の育成に関わらせていただきました。 参加者の皆様の笑顔が増え活力につながり関心を深めて下さったこと、地域に歌唱療法を推進していただくボランティアグループの方々の熱心な思いと活動に関わらせていただき、この度の一連の活動を通じまして地域の皆様と歌でふれあえた幸せを私自身も感じています。 「頑張る」という言葉があります。時には精一杯力を出すことも大切ですが、私は「顔晴る」という漢字に替えて日々を過ごすようにしています。なんだか心もやわらかく穏やかになるような・・・ 顔を晴れやかに=微笑みから笑顔に、すると、小さな幸せを感じたり見つけられるような気が するのです。そして笑顔と同様に、実は「笑声(えごえ)」という言葉があります。口角を少し上げて微笑んで声を出すと笑声になりますので、ぜひ!今日も佳い日でありますよう(*^∀^*) 終わりに… 認知症予防講座は、6月末から開催してきました。そして、地域で歌唱セラピーの啓蒙活動を行うCSTPの育成を実施してきました。 これらの活動は、一般社団法人で地域の高齢者支援を長年実践されているかぐや姫会、認知症予防講座の後方支援として包括支援センターと社会福祉協議会、地域の高齢者の皆さん、そして、歌唱療法実践者で講師である歌唱療法士、畿央大学 看護実践研究センターの企画運営、学生の参加など、異なる団体や個人が地域の認知症予防を目的に歌唱療法を通じて協働することで実践することができました。 この活動は、自治体と地域の住民、地域の高齢者支援活動を行うボランティア団体の協働による活動概念に留まらず、個人や団体、関わる全ての人々がそれぞれに持つResourceを活用し、共に新たな価値を構想し、それぞれが、その構想に向けてアクションを実行し新しい価値観を創造していくプロセスを辿っていく「共創」の概念に基づいています。 地域の課題や問題の対応に向け協働して何とかしようという概念から、共に、「介護予防・認知症予防」を地域に啓蒙するという目的に向かって、歌唱療法という手段を用いて新しい価値観を作り出すアクションを実践してきました。まさしく、「共創」です。 また、学生にとっては地域の人々と接点を持ち、同じ目標に向かいこの活動に関わる多様な人々との交流は貴重な学修経験となりました。 最後に、本活動は本年3月末に初めて開催した「歌唱療法」が基盤となっています。その後、認知症予防講座を実践するにあたり多くの方々にご協力をいただき継続されてきました。特に、講師の皆美 久音先生にはご多忙の中遠方までお越しいただき、ポジティブ精神にのっとり丁寧なご指導をいただきました。なによりも先生の笑顔が参加者に大きな影響を与えていました。皆美先生をはじめかぐや姫会の皆さん、関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。 今後も引き続き、地域住民が、地域の住民らで支え合い、住みやすい街づくりに向けた地域における共創社会の構築に向け大学としての役割を追求できればと思います。 看護実践研究センター認知症ケア部門 看護医療学科 教授 原田 俊子 関連記事 畿央大学 看護実践研究センター 畿央祭ウェルカムキャンパス「スマイル交流サロン」活動レポート~ 看護実践研究センター 畿央祭にて ”がんカフェ「きらめき」” を開催しました!~ 看護実践研究センター 「アルツハイマーデー」啓発活動報告~看護実践研究センター 認知症ケア部門 「認知症の人と家族の交流会 in KIO」を開催!~看護実践研究センター認知症ケア部門 「障がい児の愛着形成支援」について研修会を開催!~看護実践研究センター プロジェクト研究成果発表会を開催しました!~看護実践研究センター 認知症予防講座「歌って、笑って若返り」を開催しました~看護実践研究センター認知症ケア部門 看護実践研究センター認知症ケア部門主催「高齢者看護・ケアに活かすホリスティック・ナーシング」講演会を開催しました。 看護実践研究センター第9回研修会「地域共生社会の実現に向けて~様々な在留資格による外国人介護職受け入れの現状と課題~」を開催しました。
2024.12.16
第22回畿央祭実行委員Blog vol.22 ~ 畿央祭を終えて【実行委員長より】
みなさんこんにちは!第22回畿央祭ブログのラストを書かせていただきます、実行委員長を務めました今中 涼香です。みなさん、幹部のみんなが書いてくれたブログはご覧になってくれましたか?畿央祭の思い出が沢山つまっているので、是非ご覧ください^ ^ 改めて、第22回畿央祭を11月19日、20日の2日間にかけて開催しました。今年度も無事畿央祭を開催できたことを心から嬉しく思います。関係者の皆様ならびに地域の皆様、本当にありがとうございました。来場者の皆様をはじめ、学生の皆さんも大いに楽しめた畿央祭となっていたら嬉しいです。 第22回畿央祭のテーマは、畿央祭に関わる全ての人に情熱を燃やしてほしいという願いを込めた「燎~かがりび~」。今年度の畿央祭にぴったりのテーマだったと思います。 私にとってこの10ヶ月は、畿央祭が中心の生活で、毎日が充実していて素敵な思い出が沢山できた貴重な時間ばかりでした。それぞれの部署で新しい企画に取り組み、当日まで大変なことや不安なこともありましたが、来場者の方々や実行委員のみんなから沢山「楽しかった!」と言っていただけて、頑張ってきて良かったとしみじみ感じました。 畿央祭を通して、素敵な思い出ができたこと、実行委員長として畿央祭業務に関われたこと、そして大切な仲間と一緒に頑張ってきた時間は、紛れもなく、私の一緒の宝物であり一生の思い出です。 幹部のみんなへ 16人とも約10ヶ月間本当にお疲れ様!みんなとだったからあんなに最高で素敵な畿央祭にできたと断言できます。顔合わせから大やらかしをした私のことを優しく許してくれてみんなありがとう。 当日5日前ぐらいから「閉会式のダンスヤバい!間に合わん!」って言いながら22時ぐらいまで残ったり、1日目の夜、雨の中練習したり、2日目の早朝に集まってホールで練習したりと、みんなでいっぱい練習してたのが懐かしいし、ほんまに大詰めって感じがして楽しかった! 本番最高の笑顔で踊ってたみんなは何回見ても可愛い!!!一瞬やでと言われていた準備期間も当日も、ほんまに今思えば一瞬やったなって思うし、もう今畿央祭が終わって1カ月以上が経ってることにも驚きしかない。 みんながずっと部署のために頑張ってる姿は本当にすごくかっこよかった。幹部として繋がれたこの16人の存在は私にとって宝物です、本当にお疲れ様!本当にありがとう!BIG LOVEをあげる!♡ 実行委員のみんなへ 昨年に引き続いて応募してくれた2回生、初めてで何したら良いかも分からない中だったのに応募してくれた1回生と2回生、みんな本当に実行委員になってくれてありがとう!みんなと一緒に実行委員をできて、沢山お話しができて幸せでした。 本当に0から一緒に頑張ってくれた統括5人、最後まで各部署の先頭として頑張ってくれた部署長11人、最後の最後まで頑張ってくれた全実行委員246人に特大のお疲れ様と、ありがとうの想いを伝えたいです! こんなヘラヘラしてるような実行委員長だったけど、一緒に最高に熱い畿央祭をつくってくれて本当にありがとう!最高!お疲れ様!! 最後になりますが、改めまして、畿央祭の開催に関わってくださったすべての皆様、本当にありがとうございました。 第22回畿央祭 実行委員長 現代教育学科2回生 今中 涼香 ▶ 畿央祭実行委員会に関連するブログ記事はこちら
よく読まれている記事
カテゴリ
タグ
キーワード検索
アーカイブ