2025.07.12
【フィールドワーク】大阪の“知らんかった”を拾い集めて⁉ vol.1-大阪歴史博物館編 ~ 現代教育学科 岡田ゼミ
教育学部 現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田 良平先生のゼミでは、フィールドワークを実施しています。今回はゼミ生の皆さんにその様子をレポートしていただきました!行先は大阪市内です!
岡田ゼミの今中と長尾と廣石です!今回は5月にゼミで行った大阪市のフィールドワークについてご報告します!私たちのゼミでは、自分たちで相談してフィールドワークの行き先を決めます。みんなで楽しめるように体験学習や解説の工夫を取り入れることで、将来、先生になったときに、「こんな社会見学にしたい!」という練習の場にもなっています。
さて岡田ゼミフィールドワーク記念すべき一発目の場所は、大阪城と難波宮跡のあいだに建つ「大阪歴史博物館」に行きました!大阪メトロ 谷町線 谷町四丁目から徒歩7分で着く場所にあります。入館後はまず、10階にある、奈良時代の難波宮の太極殿の実物大復元を背景として集合写真を撮りました。
時代ごとに歴史を学ぶ
大阪歴史博物館は10階から展示が始まり、時代を進みながら下へ降りていく構成になっています。10階は、古代フロアで、そこはもう奈良時代の難波宮の大極殿ともいえる空間です。原寸大に復元した空間では、直径70センチもある朱塗りの円柱が立ち並び、官人たちが整列しています。大スクリーンでは宮廷の儀式のようすをわかりやすく紹介してくれます。想像したこともなかった古代の世界へのタイムスリップには、みんなワクワクしました!
9階は、中世近世フロアで、信長と戦った本願寺の時代の大阪を見ることができます。さらに、天下の台所の時代では文楽人形「浪花屋」を水先案内人に、水都の景色を楽しみました。ビデオで一つ一つ丁寧に説明してくれるので楽しく見学することができました!
8階は歴史を掘るフロア!ここはなにわ考古学研究所!原寸大に再現した発掘現場で、調査方法や遺構・遺物の見方を学びました。
そして、8階では特集展示として、「オープンtheタイムカプセル Back to the 70’s」が開かれていました!
ここには、今から約50年前に使われていた日用品等、様々な物が展示されていて、その時代に生きていた訳ではないのに、どこか懐かしい気持ちになりました。今では使い勝手の良い便利な物も、長年の進化を続けてきたということを実感する機会となりました。
7階は近代現代フロア!ここで10階からの時空の旅は終着です。ここでは、大正末期~昭和初期の心斎橋筋、道頓堀などの街角がリアルに再現されていました。当時の記録映像と一緒に繁栄するモダン都市・大阪の街を歩くことができました。大正と昭和の世界にみんなわくわくでした!
7階で常設展示は終わりだったのですが、6階で期間限定の特別展「-全日本刀匠会50周年記念-日本刀1000年の軌跡」が開催されていたため、そちらも見に行きました!
ここでは、様々な日本刀や短刀が展示されていて、圧倒されました。「バケモノの子」に出てくる刀も展示されていました。その他にもコラボレーションしているものもあり興味深いものばかりでした!
大阪の歴史が詰まった「大阪歴史博物館」はこれでおしまいです!
沢山学んだ後は、実際に今の大阪を探索したいと思います!その内容は、大阪城周辺探索編にバトンタッチします!
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