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畿央大学×地域連携
2024.04.24
地域住民と4大学が参加!「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」を開催します!~人間環境デザイン学科
今年で4年目を迎えた「奈良きたまちインターカレッジコンペティション」。今年からは、より親しみやすく、地域住民の皆さまをはじめ、多くの方に興味をもっていただけることを期待し、新たに「インターカレッジフォーラム2024in奈良きたまち 」と名称変更を行い開催します。畿央大学からは学生10名が参加し、同志社女子大学、奈良学園大学、奈良県立大学の学生含め、合計33名の学生が集まりました。 「インターカレッジフォーラム2024 in奈良きたまち」は、奈良市の旧市街地である「奈良町」の北側、近鉄奈良駅より北の「きたまち」というフィールドを対象に、複数の大学の学生や教員、地元まちづくり団体や地域住民、行政が関わりながら、まち歩きを実施し、地域に入って調査を行い、地域課題に取り組む、課題解決型のプログラムです。 まずは4月20日(土)に、地域のまちづくり団体にご協力いただき、奈良県立大学でオリエンテーションとして、奈良きたまちの歴史や成り立ちについて教えていただきました。 ▼まずはグループに分かれ自己紹介。すぐに打ち解けていました。 ▼きたまちの成り立ちや景観、地域の暮らしなどについて話していただきました。 その後、グループに分かれ「まち歩き」を行いました。まち歩きのグループには、「空き家」「店舗」「歴史」などそれぞれテーマがあります。グループごとに異なる視点から、奈良きたまちについて知る事ができました。 ▼きたまちの昔の写真を見ながら、たくさんのスポットを巡りました。 8月9日(金)には、奈良公園バスターミナルにて、各グループがまとめた成果を発表・提案します。発表の様子は、次回ブログでお伝えします! 人間環境デザイン学科 助手 中井千織 【関連記事】 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.5~最終日を迎えました! 旧豆山荘(旧河合町役場)の保存再生デザイン報告会〜人間環境デザイン学科前川ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.5 【完成編】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所「佐味田みんなの縁側」の活用状況調査~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 「奈良きたまちインターカレッジコンペティション2022」を開催!~人間環境デザイン学科「フィールドワーク演習」 地域住民と5大学が参加!「奈良きたまちインターカレッジコンペティション2022」を今年度も開催します!~人間環境デザイン学科「フィールドワーク演習」
2024.04.22
エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」4月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学
Orange Project®とは、熊本県(熊本大学・熊本保健大学・熊本県立大学・崇城大学)と奈良県(畿央大学・天理大学)、大阪府(四天王寺大学)、愛知県(同朋大学)を中心に活動している認知症啓発のための学生ボランティア団体です。 “認知症になっても安心してくらせるまちづくりに貢献する”をコンセプトに、認知症啓発運動を行っている学生を中心とした団体で、2019年9月に畿央大学では「認知症にやさしい広陵町、認知症に強い畿央大学」となることを目的に、サークルとして発足しています。 2024年4月7日(日)広陵町にある介護付き有料老人ホーム「エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックス」で開催されている「ひまわりカフェ」にボランティアとして参加させていただきました。 「ひまわりカフェ」は認知症の方や認知症の家族がおられる方、地域の方々、施設ケアマネジャーや生活相談員、施設長などが集い、楽しいイベントや世間話、介護相談など地域の人々の交流の場として1か月に1回開催されています。 今回のひまわりカフェでは、約20名の方が参加されていました。友達同士で参加されている事が多く、会話を楽しんでおられました。ひまわりカフェは地域の人との交流の場としても重要な役割を果たしていると感じました。 皆さんが集まられてから、昼食をいただきました。今回のメニューは豆ごはん、菜の花のおひたし、天ぷら、にゅう麺でした。私達もご一緒させてもらい、皆さんとお話しながらおいしくいただきました。 昼食が終わると、自宅でもできる脳トレを実施しました。じゃんけんのグー、チョキ、パーで両手をそれぞれ違う手にし、交互に変えていく体操や、職員の人が手を叩いたら即座に手を叩き、手を叩くのを止めた時は手を叩くのを止める脳トレを行いました。また、座ったまま体を動かす運動も行いました。それは、足を上げたり、腕を回したりする体操でした。「難しいな~」「これならできそう」などそれぞれの感想が聞かれ、体操を楽しんでおられる様子でした。 体操の後は、同じテーブルの人で曲名を当てるクイズを行いました。同じテーブルの人と話し合い答えを考えました。このクイズは過去の出来事を思い出す、記憶のトレーニングを目的としています。昔の歌だった事もあり、私は全く分かりませんでした。「曲は分かるけどタイトルが出て来ない」と苦戦されている方や「これは分かる」と正解されている方もいらっしゃいました。 その後、ポップコーンを食べながら、職員の方が昔の紙芝居のオジサン風に紙芝居「はなさかじいさん」を披露してくださいました。職員さんの迫真の演技に皆さんとても楽しそうでした。 最後にお菓子、コーヒーでカフェタイムをしました。私達も参加者の方とお話しました。 エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックスの皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。これからもOrange Project®は地域のイベントに貢献しながら認知症の啓発活動を行っていきます! Orange Project®サークルに興味のある方は、ぜひお声掛けください! 連絡先:サークル代表 健康科学部 看護医療学科 2回生 四方 千尋・森 愛華 サークル顧問 看護医療学科 島岡 昌代 e-mail : m.shimaoka@kio.ac.jp これからもOrange Project®をどうぞよろしくお願いします。 理学療法学科2回生 上杉 さつき 【関連記事】 畿央祭で認知症カフェを開催しました!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」9月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックス「ひまわりカフェ」7月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 真美ケ丘子ども会の児童に、認知症の啓発活動!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 認知症ケアサークルOrange Project®が活動を再開!~エリシオン真美ケ丘「ひまわりカフェ」活動報告
2024.04.04
人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.5~最終日を迎えました!
畿央大学×成功大学×高雄大学 International Workshop in Asuka 2024 人間環境デザイン学科では2年次前期配当「フィールドワーク演習」の一環として、2024年3月18日(月)から23日(土)まで、『明日香村国際ワークショップ2024』を開催しています。 旧集落における地域課題の発見と解決方法の模索・提案によって、明日香村の地域活性化へつなげることを目的として、畿央大学(人間環境デザイン学科)の2~4回生の学生29名と教員6名、台湾の国立高雄大学の学生17名と教員6名、国立成功大学の学生22名と教員2名の計83名が明日香村に集います。 2019年8月にも、畿央大学と台湾高雄大学の学生が明日香村に集い「明日香村国際サマーワークショップ2019」を開催しました。また、昨年2023年8月には、畿央大学の学生25名が台湾台南市を訪れ、「2023 Taiwan Summer Workshop」として、成功大学の学生と屋台を制作し、学年や国を越えた交流を行いました。 今回は、明日香村の岡地区と八釣地区を主な対象地域として以下の3つを実践します。 地域に根ざした伝統的な木造家屋の構造や空間構成を学ぶ。 伝統的な木造家屋の空間構成やしつらえを現代的な暮らしに活かす工夫を考える。 伝統的な木造家屋(空き家)をまちづくりに活かす方法・方策を模索する。 6日目 3月23日(土) ワークショップ最終日です!畿央大学、成功大学、高雄大学の合同で法隆寺や奈良県民俗博物館、奈良公園などを散策しました。法隆寺と民俗博物館では、日本の寺院や民家を目の前に、カメラを一生懸命に構え、興味津々で見学していた学生さんの様子が印象的でした。奈良公園では、成功大学、高雄大学の学生さんがお土産を両手いっぱいに抱え、観光を楽しんでいました。あいにくの雨でしたが、学生同士とても仲良くなり、充実した最終日となりました。 そして夜には、奈良ホテルでの送別会を行いました。学生、教員全員が、この1週間の苦労や思い出を語り合い、ワークショップ成功の喜びを分かち合いました。 明日香村村長の森川様にもご出席いただき、「また、必ず明日香村に来てください!」という力強いお言葉を頂戴しました。学生にとって、今後も明日香村に興味を持ち、学びを深めていくきっかけになったのではないかと思います。 また、この日は畿央大学と成功大学、畿央大学と高雄大学の連携協定調印式もおこないました。 さて、いよいよお別れの時です。6日間共に過ごした時間はとても濃く、充実したものでした。「また会いましょう」と言葉を掛け合う様子を見て、こうして人との縁が次に繋がっていくのだなと感じました。 成功大学、高雄大学の学生、先生方、本当にありがとうございました。お互いの頑張りを認め合い、別れが寂しくなる程の出会いができたことに心から感謝します。 主催:畿央大学 共催:台湾国立高雄大学、台湾国立成功大学 後援:明日香村役場 人間環境デザイン学科3回生 辰巳 心太 助手 中井 千織、小松 智菜美 【関連記事】 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.4~活性化案を発表しました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.3~現地調査や意見交換を進めました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.2~課題への取組がスタート! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.1~台湾から大学生・教員が到着! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.8~台南市の建築を見学! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.7~屋台がついに完成! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~台湾での屋台制作が本格スタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~台湾でのワークショップがスタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ついに台湾へ! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~台湾の学生とオンラインで交流、企画案をプレゼン! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~台湾でつくる屋台のデザインが進行中! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~台湾でのワークショップに向けて! 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.7~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.6~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.5~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.4~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科
2024.04.03
人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.4~活性化案を発表しました!
畿央大学×成功大学×高雄大学 International Workshop in Asuka 2024 人間環境デザイン学科では2年次前期配当「フィールドワーク演習」の一環として、2024年3月18日(月)から23日(土)まで、『明日香村国際ワークショップ2024』を開催しています。 旧集落における地域課題の発見と解決方法の模索・提案によって、明日香村の地域活性化へつなげることを目的として、畿央大学(人間環境デザイン学科)の2~4回生の学生29名と教員6名、台湾の国立高雄大学の学生17名と教員6名、国立成功大学の学生22名と教員2名の計83名が明日香村に集います。 2019年8月にも、畿央大学と台湾高雄大学の学生が明日香村に集い「明日香村国際サマーワークショップ2019」を開催しました。また、昨年2023年8月には、畿央大学の学生25名が台湾台南市を訪れ、「2023 Taiwan Summer Workshop」として、成功大学の学生と屋台を制作し、学年や国を越えた交流を行いました。 今回は、明日香村の岡地区と八釣地区を主な対象地域として以下の3つを実践します。 地域に根ざした伝統的な木造家屋の構造や空間構成を学ぶ。 伝統的な木造家屋の空間構成やしつらえを現代的な暮らしに活かす工夫を考える。 伝統的な木造家屋(空き家)をまちづくりに活かす方法・方策を模索する。 5日目 3月22日(金) ワークショップ5日目です!今日は、畿央大学、国立高雄大学、国立成功大学の3大学の学生共同で考えた明日香村の活性化案の発表の日でした。午前中に各班最終確認を行いました。発表に備えて、プレゼン資料がより伝わりやすく、良い提案だと伝わるように、試行錯誤して作業を進めました。 成功大学と高雄大学は、4回生や大学院生の学生さんが多かったので、図面の書き方やトレースの仕方、着色の仕方、線の書き方のコツや工夫をたくさん教えてもらいました。用意された材料と限られた時間の中で、より良いプレゼン資料を作る工夫を学びました。 いよいよ午後から発表が始まりました。地域の総代さん、住民の方、役場の方など、多くの方に参加していただきました。はじめのうちは皆とても緊張していた様子でしたが、時間が経つにつれ緊張が解けていきました。参加者の方や教員からはたくさんの質疑やアドバイスがあり、会場にいた全員が、明日香村を良くしていきたいとい想いで溢れた時間となりました。 成功大学・高雄大学・畿央大学の教員による審査の結果、岡地区の提案・八釣地区の提案にそれぞれ1班ずつ最優秀賞が選ばれました。 岡地区最優秀賞「穏やかな集いの場」 岡地区花井邸、岸田邸周辺を活用した野菜の協同組合、図書室、交流の空間の提案でした。水路を上手く活用した導線の提案が魅力的でした。 八釣地区最優秀賞「井村家OPEN SPECE」 八釣地区井村邸を活用した農業と地域交流スペースの提案でした。プレゼン資料の完成度が高く、とても伝わりやすい内容でした。 明日香村にはじめて訪れた学生が多い中、どの班もとても魅力的な地域活性化の提案ができたと思います。地域を知るところから始まり、新しいアイディアを出すことは、簡単なことではありませんでしたが、学生同士協力しながら充実した時間を過ごすことができました。言葉の壁は無く、同じゴールに向かって進んでいくことの大切さを実感できました。 人間環境デザイン学科 3回生 佐々木 皇祐 明日香村での活動はこの日で最終日です。開催にあたりご協力いただきました明日香村役場みなさまありがとうございました。また、学生のために課題を提供してくださり、ヒアリング調査では様々な視点からご意見をいただきました住民の皆様にお礼申し上げます。 主催:畿央大学 共催:台湾国立高雄大学、台湾国立成功大学 後援:明日香村役場 人間環境デザイン学科 助手 中井 千織、小松 智菜美 【関連記事】 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.3~現地調査や意見交換を進めました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.2~課題への取組がスタート! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.1~台湾から大学生・教員が到着! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.8~台南市の建築を見学! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.7~屋台がついに完成! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~台湾での屋台制作が本格スタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~台湾でのワークショップがスタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ついに台湾へ! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~台湾の学生とオンラインで交流、企画案をプレゼン! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~台湾でつくる屋台のデザインが進行中! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~台湾でのワークショップに向けて! 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.7~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.6~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.5~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.4~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科
2024.04.02
認知症予防講座「歌って、笑って若返り」を開催しました~看護実践研究センター認知症ケア部門
看護実践研究センター認知症ケア部門では、認知症を持つ人とその家族の生活の安定が図られる地域における支援体制の確立、さらに認知症を持つ人自ら認知症に向き合い共存していく生活への支援を追及すべく「認知症の早期発見から早期対応への支援プロセスの構築」を目的に地域住民や介護職、医療職、福祉職と連携活動を進めています。 「歌って笑って若返りましょう」 をテーマに認知症予防講座を開催しました。 令和6年3月29日(金)13時~14時15分、広陵町はしお元気村小ホールで開催いたしました。本活動は、本学の地域貢献活動の一端として実施し、内容は歌唱療法を用いた脳活性体操です。 歌唱療法士を招き、集団歌唱療法を60分間実施しました。歌唱療法前には、本学の教員から「認知症予防のための自分自身と周囲の人々への気づき」について意識啓発を行いました。本会の対象は、広陵町在住の高齢者の方々です。その中でも、健康意識の高い「かぐや姫会」 の方々に協力を得ました。皆さんは、はしお元気村で毎週体操サロンに参加されている高齢者メンバーです。本会は、広陵町地域包括支援センター自治体職員の方、地域で高齢者を支える活動団体、日本認知症予防協会などの組織的連携と協働で実施されました。今回は学生2名の参加がありました。 定員30名のところ、当日参加を含め39名の参加があり、年齢層は60~90歳代の方々でした。高齢者の皆さんが、友人や知人に声掛けをされ参加された方が多くおられました。講師は、歌唱療法士の皆美 音久先生に協力をいただき快くお引き受けいただきました。皆美先生は、養成機関の教育を受け歌唱療法士として認定され長年市民講座などで活動を継続されておられます。皆美先生は、「歌って、笑って、楽しく集い合うことを大切に思います」と話され、初めての参加で緊張されている皆さんに声掛けをされ、場を和ませながら笑いを誘い、次第に歌唱と脳トレに集中していく状況に誘われました。時間はあっという間に過ぎ、今回計画した60分では短いと感じられた参加者も多くおられました。参加者のほとんどが歌うことが好きと言われる方々でしたが、中には歌うことは好きではない、集まることにも消極的な方もおられました。終了後は、参加者全員が参加したことに高評価を示され継続を希望をされておられました。この回だけで、その効果を図ることはできませんが、参加者の100%が、歌うこと、歌詞で回想すること、集団で歌うことに高評価を示され、疲労感がほとんどなく心身のリラックス効果があり心地よいものであることを高く評価されました。 講師の皆美先生も参加者の皆さんの状況を把握しながらプログラムを進めていかれ、「皆さんが積極的に参加されている状況が明らかに伺えました」と話され、担当されたことに喜びを示されておられました。そして、生活の場においても今回の経験を活かしていただき、皆さん個々に継続していただければさらに認知症予防に繋がることを話されました。認知機能訓練(注意力、集中力、記憶力、判断力、遂行力、言語機能など)を構成した歌唱療法は、集団で能動的に実施し、参加者に苦痛を与えることなく終了しました。 歌唱療法は、能動的に、大きな声を出して歌うこと、集団で歌うこと、回想しながら楽しむことなど、心地良い楽しいという感情、笑うことなど、表情の変化や実施状況から明らかにポジティブ反応を認めました。 今回、非薬物療法の一つである歌唱療法の実施を通して、地域包括支援センターの自治体職員、その他団体、専門職者、大学教員・学生が、広陵町に在住する地域の高齢者を対象に「認知症予防」を目標に活動を行うことができました。 本活動は、小規模ながらも認知症ケアの地域共生社会の取り組みの一旦として、地域の多様な人々や組織同士が連携し協働し合う仕組み作りを実践したものです。 今後、地域の認知症予防と認知症バリアフリーの推進をめざし、地域の方々と継続実践に向け、大学の役割を踏まえながら活動を継続していきたいと思います。 看護実践研究センター認知症ケア部門 看護医療学科 教授 原田 俊子 【関連記事】 畿央大学 看護実践研究センター 看護実践研究センター認知症ケア部門主催「高齢者看護・ケアに活かすホリスティック・ナーシング」講演会を開催しました。 看護実践研究センター第9回研修会「地域共生社会の実現に向けて~様々な在留資格による外国人介護職受け入れの現状と課題~」を開催しました。 新たな産育コミュニティをめざして「マタニティクラス」を開催しました!〜看護実践研究センター 2023畿央祭・ウェルカムキャンパスで、がんカフェ「きらめき」開学20周年記念拡大版を開催!~看護医療学科 看護実践研究センター「親子のつどいサロン秋祭り」を開催しました 看護実践研究センター第8回研修会「医療的ケア児と家族が安心して暮らせる地域づくり」を開催しました。
2024.03.26
ボランティア団体へのインタビューと動画撮影に挑戦しました!~ボランティアの魅力発見プロジェクト
畿央大学ボランティアセンターでは、日々寄せられるボランティア募集の情報を学生・教職員に紹介し、学生がボランティア活動に積極的に参加することで社会貢献を果たすようサポートを行っています。今回は「ボランティアの魅力発見プロジェクト」として新入生に向けてボランティア活動紹介を行うにあたり、香芝市ボランティア団体のインタビュー動画作成に取り組みました。その様子についてボランティアセンター長の中垣先生よりレポートをいただきましたのでお届けします。 来月の4月2日(火)と3日(水)に「ボランティアの魅力発見プロジェクト」として、香芝市ボランティア団体との連携によるボランティア活動紹介を行います。 日 時 2024年4月2日(火)12:00-13:30 2024年4月3日(水)15:00-17:00 場 所 学生食堂(なごみ) その活動の一環として、香芝市ボランティアセンターから本学の学生に「ボランティア団体へのインタビューと動画撮影」のボランティア募集依頼がありました。各団体のボランティア内容やボランティアをされている方々の思いを、学生の皆さんに短時間で知ってもらえることを目的としたインタビュー動画作成です。 その依頼に、教育学部現代教育学科2回生の竹田 藍さん、同じく現代教育学科1回生の田阪 るなさん、健康科学部人間環境デザイン学科1回生の藤井 岳さんが希望し、3月12日(火)に実施されました。そこに、私(中垣)も同行しましたので、今回は、その様子をお伝えします。 ▼左から竹田 藍さん、藤井 岳さん、田阪 るなさん 午前中に、本企画を中心となって運営してくださっている香芝市ボランティアセンターの山崎さん、ボランティア団体「あいすのぼう」の沖本さんたちと打ち合わせを行い、午後には、ボランティア9団体の代表の方々と個々で打ち合わせ、それから、インタビュー動画を作成するという流れで進められました。打ち合わせ段階では、それぞれの団体のボランティアの良さをどうすれば引き出せるか、どうすればその魅力が学生の皆さんに伝わるかを考えて、丁寧に打ち合わせをしていました。ボランティアに携わっておられる皆さんへの敬意をもって、個々に応じたインタビューや動画撮影を行っている3名の姿に感心しました。 ▼打ち合わせの様子 ▼インタビューの様子 ▼動画撮影の様子 今回のインタビュー動画作成に関わった竹田 藍さん、田阪 るなさん、藤井 岳さんから感想やメッセージをいただきました。 今回9団体のボランティアの皆様にインタビューをさせていただき、ボランティアをする原動力が、みなさんがより良く生きられるようにという本当に純粋な思いで成り立っているのだと実感しました。また、1人ではできなくても、同じ志を持った人で集まれば、社会に大きな貢献ができるということを学びました。これを読んでくださっている皆さんにも、こんなことしてみたいなという密かな思いはあるのではないでしょうか。ボランティア活動は、そんな自分を昇華させる場でもあると思います。自分と同じ志を持ったボランティア団体を見つけて、ぜひ、その意欲を人の役に立ててほしいと思っています。いきなり活動するのが難しいという方は、ボランティアに参加し、支援される側を体験されても良いと思います。ボランティアは、自分が助けてもらったから、私も助ける側になりたいと、優しさの連鎖で成り立っている部分もあると思います。ボランティアをすることが全てなのではなく、ボランティアの方々に支援してもらってこそ分かることもあります。ボランティア活動は、自分自身が得られるものも大きいです!これを読んでボランティアしてみよう!と思って下さる方が1人でも増えればうれしいです! 現代教育学科2回生 竹田 藍 9つのボランティア団体のみなさんにインタビューをさせていただける貴重な機会を設けていただいたことありがたく思います。ボランティア団体の皆様は、とてもいきいきとされており、ボランティアに対する熱い思いを感じました。また、様々なボランティア活動があることで優しい温かい街になり、多様な人々が暮らしやすい素敵な街になるのだと分かりました。ボランティア団体の方のお話をたくさん聞くことができて、自分の世界が広がったと感じましたし、一緒に活動させていただくことができて良かったです。 現代教育学科1回生 田阪 るな 今回、香芝市のボランティア9団体の方々にインタビューにカメラマンとして参加させていただきました。撮影しながらお話を伺う形となったのですが、団体ごとに活動内容は全く違いますが、熱量はどの団体も高く、街の活性化、高齢や障がいがある方の暮らしやすさ向上のため日々活動していることが分かりました。私が所属しているボランティアクラブ「HOPEFUL」は、災害復興以外にも地域に根ざしたボランティアもしており、今回インタビューさせていただいた香芝市ボランティア団体の方々の活動内容とは異なるのですが、目指しているものは同じだと思いました。また、一緒に活動できたらと思いました。さらに、これを読んでくださっている皆さんには 「HOPEFUL」にも興味を持っていただけるとうれしいです。 人間環境デザイン学科1回生 藤井 岳 竹田 藍さん、藤井 岳さん、田阪 るなさんは、本学の災害復興ボランティア部「HOPEFUL」のメンバーで、能登半島地震の復興ボランティアにも参加したとのことです。ボランティアを行う中で、涙を流して喜んでくれた人がいたとの話を聞き、ボランティアを経験したからこそ得られた感情が、その後のより良い言動、より良い人間関係、より良い社会づくりに大きく影響していくのだろうと思いました。今回のインタビュー動画作成では、3名がこれまでボランティアで得てきた力が発揮されているように感じました。 インタビュー動画の方は、4月2日(火)、4月3日(水)に新入生対象に行われる畿友会主催「クラブ・サークル紹介」の場所、なごみにて、視聴していただけます。1団体1分の短い動画に、ボランティアの魅力がギュッと詰まっています。皆さん、どうぞ、見に来てください。 ボランティアセンター長 現代教育学科 中垣 州代 【関連記事】 クラブ・サークル紹介とあわせて「ボランティア活動紹介」を開催!~ボランティアの魅力発見プロジェクト 災害時に避難所を運営する模擬体験ゲームに取り組みました!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 災害復興ボランティア部(HOPEFUL)紹介~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.41
2024.03.24
人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.3~現地調査や意見交換を進めました!
畿央大学×成功大学×高雄大学 International Workshop in Asuka 2024 人間環境デザイン学科では2年次前期配当「フィールドワーク演習」の一環として、2024年3月18日(月)から23日(土)まで、『明日香村国際ワークショップ2024』を開催しています。 旧集落における地域課題の発見と解決方法の模索・提案によって、明日香村の地域活性化へつなげることを目的として、畿央大学(人間環境デザイン学科)の2~4回生の学生29名と教員6名、台湾の国立高雄大学の学生17名と教員6名、国立成功大学の学生22名と教員2名の計83名が明日香村に集います。 2019年8月にも、畿央大学と台湾高雄大学の学生が明日香村に集い「明日香村国際サマーワークショップ2019」を開催しました。また、昨年2023年8月には、畿央大学の学生25名が台湾台南市を訪れ、「2023 Taiwan Summer Workshop」として、成功大学の学生と屋台を制作し、学年や国を越えた交流を行いました。 今回は、明日香村の岡地区と八釣地区を主な対象地域として以下の3つを実践します。 地域に根ざした伝統的な木造家屋の構造や空間構成を学ぶ。 伝統的な木造家屋の空間構成やしつらえを現代的な暮らしに活かす工夫を考える。 伝統的な木造家屋(空き家)をまちづくりに活かす方法・方策を模索する。 3日目 3月20日(水) 雨のため、自転車ではなくバス移動の1日でした。朝8時半に飛鳥駅に集合し、成功大学の学生さんと共にバスで明日香村役場まで行きました。午前中は、昨日に引き続いて、現地調査を行い現地で実際に見ながらディスカッションする班や、明日香村役場でボードを使いながらコミュニケーションを取る班などそれぞれの班で分かれて活動していきました。 台湾の学生さんと、拙い英語ではありますが、昨日よりもコミュニケーションが取りやすくなり段々と仲も深まってきました。現地で作業していた班は12時に明日香村役場へ戻り、お昼ご飯のお弁当をいただきました。 午後は各班それぞれのプランについて話し合いました。三井田先生から、表の間の活用法や土間と建物の外との関係性についてアドバイスをいただきました。 学生たちは前のめりで話を聞き、たくさん質問をして対象地域と建物への理解を深めることができました。 話し合いの中でGoogle翻訳と片言の英語を駆使して台湾の学生さん達とコミュニケーションをとり、互いの意見を深め合いました。話し合いの合間には、お菓子を食べながらお互いの言語を教えあったりもしました。日本と台湾の言葉に共通の単語があったり、発音やイントネーションの教え合いでとても盛り上がりました。 午後4時ごろにはあられが降りました。普段あられや雪を見ることのない台湾の学生さん達は、外に出てお祭り騒ぎでした。 明日からは提案がより具体的になるように引き続き頑張りたいと思います! 主催:畿央大学 共催:台湾国立高雄大学、台湾国立成功大学 後援:明日香村役場 人間環境デザイン学科 2回生 上田 葵 1回生 森本 元 助手 中井 千織、小松 智菜美 【関連記事】 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.2~課題への取組がスタート! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.1~台湾から大学生・教員が到着! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.8~台南市の建築を見学! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.7~屋台がついに完成! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~台湾での屋台制作が本格スタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~台湾でのワークショップがスタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ついに台湾へ! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~台湾の学生とオンラインで交流、企画案をプレゼン! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~台湾でつくる屋台のデザインが進行中! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~台湾でのワークショップに向けて! 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.7~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.6~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.5~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.4~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科
2024.03.22
人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.2~課題への取組がスタート!
畿央大学×成功大学×高雄大学 International Workshop in Asuka 2024 人間環境デザイン学科では2年次前期配当「フィールドワーク演習」の一環として、2024年3月18日(月)から23日(土)まで、『明日香村国際ワークショップ2024』を開催しています。 旧集落における地域課題の発見と解決方法の模索・提案によって、明日香村の地域活性化へつなげることを目的として、畿央大学(人間環境デザイン学科)の2~4回生の学生29名と教員6名、台湾の国立高雄大学の学生17名と教員6名、国立成功大学の学生22名と教員2名の計83名が明日香村に集います。 2019年8月にも、畿央大学と台湾高雄大学の学生が明日香村に集い「明日香村国際サマーワークショップ2019」を開催しました。また、昨年2023年8月には、畿央大学の学生25名が台湾台南市を訪れ、「2023 Taiwan Summer Workshop」として、成功大学の学生と屋台を制作し、学年や国を越えた交流を行いました。 今回は、明日香村の岡地区と八釣地区を主な対象地域として以下の3つを実践します。 地域に根ざした伝統的な木造家屋の構造や空間構成を学ぶ。 伝統的な木造家屋の空間構成やしつらえを現代的な暮らしに活かす工夫を考える。 伝統的な木造家屋(空き家)をまちづくりに活かす方法・方策を模索する。 2日目 3月19日(火) 畿央大学の学生29名が合流し、いよいよワークショップのスタートです。まずは、明日香村役場の方から、明日香村の歴史や現状についての話をしていただきました。村長にも来ていただき、村長自ら、対象地が抱える課題についてお話していただきました。 ランチタイムでは、たくさんお話をし、交流を深めることができました。 午後からは、レンタサイクルを利用し、八釣地区、岡地区、飛鳥寺へ向かい、課題地を見学しました。 その後、明日香村役場に戻り、意見交換会をしました。事前に出されてある課題を一人一人発表しながらいい案を出し合いました。しっかりと提案内容を発表することができました。引き続き、明日も課題に向けてみんなで頑張っていきたいと思います! 主催:畿央大学 共催:台湾国立高雄大学、台湾国立成功大学 後援:明日香村役場 人間環境デザイン学科1回生 熊井 想、杉本 葉月 助手 中井 千織、小松 智菜美 【関連記事】 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.1~台湾から大学生・教員が到着! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.8~台南市の建築を見学! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.7~屋台がついに完成! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~台湾での屋台制作が本格スタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~台湾でのワークショップがスタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ついに台湾へ! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~台湾の学生とオンラインで交流、企画案をプレゼン! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~台湾でつくる屋台のデザインが進行中! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~台湾でのワークショップに向けて! 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.7~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.6~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.5~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.4~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科
2024.03.20
人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.1~台湾から大学生・教員が到着!
畿央大学×成功大学×高雄大学 International Workshop in Asuka 2024 人間環境デザイン学科では2年次前期配当「フィールドワーク演習」の一環として、2024年3月18日(月)から23日(土)まで、『明日香村国際ワークショップ2024』を開催しています。 旧集落における地域課題の発見と解決方法の模索・提案によって、明日香村の地域活性化へつなげることを目的として、畿央大学(人間環境デザイン学科)の2~4回生の学生29名と教員6名、台湾の国立高雄大学の学生17名と教員6名、国立成功大学の学生22名と教員2名の計83名が明日香村に集います。 2019年8月にも、畿央大学と台湾高雄大学の学生が明日香村に集い「明日香村国際サマーワークショップ2019」を開催しました。また、昨年2023年8月には、畿央大学の学生25名が台湾台南市を訪れ、「2023 Taiwan Summer Workshop」として、成功大学の学生と屋台を制作し、学年や国を越えた交流を行いました。 今回は、明日香村の岡地区と八釣地区を主な対象地域として以下の3つを実践します。 地域に根ざした伝統的な木造家屋の構造や空間構成を学ぶ。 伝統的な木造家屋の空間構成やしつらえを現代的な暮らしに活かす工夫を考える。 伝統的な木造家屋(空き家)をまちづくりに活かす方法・方策を模索する。 1日目:3月18日(月) 高雄大学と成功大学の学生は、奈良へ到着後、伝統的な町並みが残る橿原市今井町を見学しました。 その後、明日香村へ移動し、翌日からのワークショップに向けて石舞台古墳近くの創作料理屋さん「ポカフレール」にて歓迎会を行いました。明日香村の森川村長と畿央大学の冬木学長にもご挨拶いただきました。明日香産の旬の野菜や五穀米のお食事をいただきながら、交流を深めました。 明日からは、畿央大学の学生が合流、レンタサイクルを利用し、対象地を見学します。引き続き、ブログで発信いたしますので、お楽しみに! 主催:畿央大学 共催:台湾国立高雄大学、台湾国立成功大学 後援:明日香村役場 人間環境デザイン学科 助手 中井 千織 【関連記事】 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.8~台南市の建築を見学! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.7~屋台がついに完成! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~台湾での屋台制作が本格スタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~台湾でのワークショップがスタート! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ついに台湾へ! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~台湾の学生とオンラインで交流、企画案をプレゼン! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~台湾でつくる屋台のデザインが進行中! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~台湾でのワークショップに向けて! 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.7~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.6~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.5~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.4~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科
2024.03.16
衛生対策商品メーカー、株式会社サンロードとの意見交換・交流会!~健康栄養学科 上地ゼミ
マスクやキャップなどの衛生対策商品を製造販売する株式会社サンロード様(奈良県橿原市)から、自社製品について性能・使用感・デザインなど「若い方の意見を聞かせてほしい!」というご依頼があり、2024年3月8日(金)に本学にて健康栄養学科上地ゼミとの意見交換・交流会を行いました。 同社からはデザイン、営業、そして商品企画や企画開発の担当者7名が、本学からは健康栄養学科の学生6名と上地教授、上西助教、杉本助手、矢内助手、山田助手あわせて11名が参加しました。 最初に自己紹介を行い、その後プロジェクターを使って会社のご紹介がありました。異物混入対策に必要な衛生キャップ・帽子、衛生マスク、空調フィルターなどを企画・開発し、製造から販売までを一貫して行っていることや、主要な商品である食品工場などで使用する衛生キャップ・帽子などの機能性、デザイン、かぶり心地や特徴などを詳しく学びました。 最初は少し緊張気味だった学生たちでしたが、このころになるとリラックスした様子で、説明を聞いた後、実際に商品を見て、手に取って観察していると「洗濯は可能ですか?」、「何回程度使用可能ですか?」、「洗濯したり、複数回使用しても機能は下がらないのですか?」など熱心に質問をしていました。 また自分たちでも試着して、着け心地や素材の肌触り、脱着のしやすさや、髪の毛がすべて帽子の中に入っているか、見た目のデザインはどうかなど鏡を見て確認しました。実習などで自分たちが使用しているものとどこが違うのか比べたりしながら、意見を述べていました。 前髪を気にする女子大生が多いにも関わらず、「デザインはどうですか?」の質問に、「デザイン性よりも衛生管理の方が大切なので特に気にならない」としっかりした口調で意見を述べており、健康栄養学科3回生としての意識の高さを感じました。 引き続きフリートークをしながら、株式会社サンロードの皆さまにご準備いただいたケーキと飲み物をいただきました。その間も同社製品のマスクをご紹介いただき、特徴やデザイン、パッケージングなどの意見交換を行いました。「ネット販売だったら、パッケージングはあまり気にしなくて良い」や「マスクから口などが少し透けるのはNG」だったり、「少し透けている方が表情がわかってよい」など様々な意見が出ました。 最後に、学生が1人ずつ感想や衛生管理についての意見を発表しました。以下学生からの感想をいくつかご紹介します。 学校で衛生管理について学んでいるので、飲食店でのアルバイトでも気にするようになり、徹底している。 衛生管理を実践する環境を作ることがとても大切だと学ぶことができた。 機能が違う商品があることを知り、将来社会に出たときに「こんな商品もあるよ」と提案することもできるので、良い勉強になった。 それぞれの製品が、どういう意図で作られているのかを知ることができる良い機会となった。 上地教授からは、「学生達はサンロードの皆さまとの和やかな対話のなかで、思いを共有していく心地よさや、意見をまとめあげていく面白さを存分に味わったと思います。また商品開発に対する熱い思いを目の当たりにしたことで、企業がどのように人々の生活に関わり、役立っていくのか、どのような努力や過程があるのか等々『働くイメージ』を掴むことができたのではないかと思います。学生を育てる立場にある教員にとっても、非常に貴重な経験となりました」と感謝の言葉がありました。 株式会社サンロードの皆さまからも「思っていたよりもたくさん意見を聞くことができ、とても良い交流会となった」と喜んでいただき、本学の学生にとっても商品を知り、作っている人たちと会話しながら、意見を伝え、それが新たな商品につながるかもしれない面白さを体験することができた学び多い時間となりました。このような良い機会をいただいた株式会社サンロードの皆さまに感謝申し上げます。 地域連携センター担当職員 【関連記事】 学生考案のメニューがならコープらくらくお料理パックに新登場!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 楽しく見るだけで食課題解決!大学生食提案プロジェクト~健康栄養学科「公衆栄養学実習」 ヘルスチーム菜良 学食コラボメニュー“ボロネーゼ風トマトパスタ”12/7.15限定発売します!! 令和5年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催! 夏のオープンキャンパスで「一食の栄養量を調べよう!」企画に協力!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 令和5年度近畿農政局食育ネットワーク交流会で親子向け食育活動!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
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