カテゴリー

ボランティア活動報告

2012.08.29

「やまとフォーラム」の庖丁式に出演しました!

健康栄養学科2回生の井上愛菜、河野星路奈です。 私たちは、8月26日(日)やまとフォーラムⅠ限目講座の『庖丁式』に、白衣装を着て出させていただき、とても貴重な体験をさせていただきました! 庖丁式とは、日本王朝時代の厳粛な儀式であり、現在の日本料理の根幹を成すものです。 この儀式には、古来よりの神々との交わりを通じて、生き物の死骸を、神の食す食材に変えるという俎板庖丁捌きの掟があります。 右手に包丁、左手に箸を持ち俎板に置かれた料理材料に決して素手をふれることなく、庖丁の錆となるすべての料理材料の生命に感謝の意をささげ、一刀一礼の作法にのっとって魚を料理するものです。 今回は「鯛」の庖丁式を披露してくださいました。 鯛には36通りの切り方があり、その中で今回は、椿の花の形にするというものでした。 庖丁式は、すごく力強くすばらしいものでした。 色々な動作があり、その一つ一つに意味があり、音を鳴らして迫力がある豪快なものもあれば、静かで丁寧なものもありました。観ていてすごく面白かったです。 出来上がった椿の花は、鯛を切ったものとは思えないぐらいきれいな形をしていました。 普段自分たちも使っている包丁でこんなにも素晴らしいものができるんだと感動しました。 庖丁式はTVでも観たことがなく、今回初めて観ましたが、手を使わなくてもこんなにきれいに魚をさばけるのかと驚きました。 衣装はこのような機会がない限り着ることができないので、とても貴重な体験になりました。 しかも、座り方や立ち方、お辞儀の仕方を教えていただき、実際に本番で一緒にやらせていただきました! すごく緊張しましたが、一緒にやらせてもらっていることがうれしくて、楽しんでできました。 一番近くで儀式が観られたこともうれしかったです。 とても貴重な体験をさせていただいた高円会のみなさま、ありがとうございました。 【関連記事】 ▼冬木学園教職員と地域で活躍する方々を講師に、第4回やまとフォーラムを開催! https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/4-9.html ▼学生広報スタッフblog vol.30~「第4回やまとフォーラム」レポート! https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/blog-vol314.html

2012.08.28

音楽系サークルが、地元の老人ホームの夏祭りに出演!

こんにちは! 8月18日(土)午後、「エリシオン真美ヶ丘(介護付有料老人ホーム)」の夏祭りに畿央大学の3グループが出演させていただく機会があったので報告させていただきます。 「エリシオン真美ヶ丘」は老人ホームですが、夏祭りということで入居者のご家族の方もたくさん来られていました。 屋台もいっぱい出ていて、とても本格的な夏祭りでした。 畿央大学からは「すごけん。」の3人、弾き語り2人組、吹奏楽サークルの3グループの出演でした。 「すごけん。」(岡部くん、辻田さん、木谷)は3グループの中のトップバッターで、盛り上がるように、また子どもたちにもわかるような曲ということで、忍たま乱太郎の「勇気100%」を1曲目に演奏しました。 他には、「明日があるさ」、斎藤和義の「ひまわりの夢」、「幸せなら手をたたこう」の計4曲を演奏しました。 弾き語り2人組(岡さん、森本くんペア)は「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」や、Mr.Childrenの「彩り」を演奏して、こちらも利用者の方達とコミュニケーションをとりながらおおいに盛り上がりました。 吹奏楽サークルのみなさんはNHKドラマ「ゲゲゲの女房」の主題歌、いきものがかりの「ありがとう」を演奏してくれました。2組の弾き語りとは打って変わってとてもダイナミックな演奏でした。 聴いてくださった方々は知っている曲になると手拍子をして一緒に歌ってくれて、出演者にとっても非常に楽しい時間となりました。 施設利用者のみなさん、またそのご家族の方々も職員の方もとても温かく演奏を聴いてくださったので出演者の緊張もすぐに解けたように思いました。 もっともっと頑張って、これからもより多くの人に楽しい音楽を届けることが出来るようになりたいと思っています。 弾き語り(アコースティック)同好会「すごけん。」 教育学部3回生  木谷  勇登

2012.08.24

畿央大学協力による『第13回えほん展なら』が開催されています。

畿央大学の学生多数がボランティアスタッフとして参加! 中南和における、幼児と保護者のための夏休み最後のビッグイベント「えほん展なら」も今回で13回目になり、2012(平成24)年8月24日(金)~26日(日)の3日間、畿央大学の学生食堂棟1階と地階を使って開催されています。 この「えほん展なら」は、(財)奈良県教職員互助組合が主催し、奈良新聞社が運営しているもので、畿央大学は会場提供とボランティア学生の応援で連携しています。 今年も畿央大学教育学部の学生を中心に約40名が受付や手作りコーナー、クイズコーナーなどのスタッフとして参加しました。 ▲幼稚園児による、くす玉割り                     ▲受付スタッフの畿央大生たち ▲手作り絵本コーナー              ▲クイズコーナー 昔から人気のある絵本から、話題の新刊本まで、約2,000冊の絵本が期間中は常設されています。 「おはなしげきじょう」(11:30~、15:00~)では拍子木を合図にスタッフが読み聞かせや手あそびで童話の世界に連れていってくれたり、「手づくりコーナー」では世界にひとつしかない自分だけのオリジナル絵本の作り方を教えてくれます。 その他「えほん展クイズ」やひとりずつ「読み聞かせ」をやってくれます。 段ボール箱でつくった連結電車ごっこでトンネルをくぐったり幼い子どもたちはおおはしゃぎでした。 8月26日(日)の17時まで開催されていますので、ぜひお越しください♪ 第13回えほん展なら.pdf

2012.08.24

学生広報スタッフblog vol.29~演劇部ボランティア公演レポート!

どうも!!演劇部部長 兼 学生広報スタッフの福井です。今回は8月11日(土)に行われた演劇部のボランティア公演の事について報告します。公演に行かせていただいたのは、広陵町にある“デイサービス大和園”さんです。 演劇部としては、これが初めてのボランティア公演でしたので、始まる前から緊張の連続でした。劇には、大和園の職員の方にも参加していただきました。演目は「かさ地蔵」という、誰もが知っている昔話です。 はじめは、利用者の方が喜んでくれるかどうか、不安で一杯でした。ですが、公演中に利用者の方たちが笑ってくださるのを見て、そんな不安も消し飛びました。劇中では利用者の人や職員の人と一緒に歌を歌う事も出来ました。 一番驚いた事は、劇中で焚き木を売るシーンがあるのですが、「焚き木はいりませんか?」と客席に言うと、ある利用者さんが不憫に思ったのか、「買ったろか~」と言ってくださり、会場は大爆笑でした。私たちにとっては、びっくりな出来事でしたが、皆さんが喜んでくださってとてもよかったです。職員の方も楽しんでいただけたようで、私たちにとっても、とても貴重な体験をさせていただくことができました。 私たち自身も、演劇を通じてまたひとつ成長できました。これからも、こういった活動をしていけたらと思います。 いつでも演劇部は公演の依頼を募集しております。今回の記事を読んで「是非うちにも来てほしい!」という方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡ください。お待ちしております。以上、演劇部 ボランティア公演レポートでした!

2012.08.10

畿央大学のびのびプロジェクトによる被災地支援「のびのびキャンプ2012」を開催します!

今年の夏は、福島から45人の子どもを招いて奈良でキャンプ! 畿央大学のびのびプロジェクトは,2011年の夏以来,様々な形で被災された方々の皆さんとつながることを目的にした畿央大学教職員及び学生有志の活動です。 2012年夏は「のびのびキャンプ2012」を実施します。福島県内の子どもたち45名を奈良に招待します。日本旅行ヒラタ屋さんはじめ関西の様々な皆さんとコラボして,4泊5日(内フェリー泊1日)のキャンプを実施します。 ●概要 【主催】 畿央大学のびのびプロジェクト      (Facebookページ https://www.facebook.com/nobinobiproject) 【共催】 学生団体福島大学災害ボランティアセンター,      いわき明星大学人文学部心理学科,ボランティアグループ「ひらそる」,      奈良県立野外活動センター 【日程】 2012年8月14日(火)~18日(土) 【対象】 福島県内の児童45名(小学校4年生〜中学生) 【会場】 奈良県立野外活動センター ✔福島県の子ども45名を奈良に招待! ✔学生と子どもがペアになる「マンツーマンスタイル」でのキャンプ! ✔福島大学およびいわき明星大学と協働、福島から16名の大学生が参加! ✔奈良県立野外活動センター、全面協力! ✔日本旅行平田進也氏協力による奈良観光ツアー! ●スケジュール 8月14日(火) 17時〜 開会式,各プログラム 8月15日(水) キャンプ会場内でのプログラム (オリエンテーリング,そうめん流し,飯ごう炊飯など) 8月16日(木)  奈良県内観光(奈良公園,東大寺拝観,石舞台古墳,万葉文化館) ●日本旅行平田進也氏が添乗員として参加 8月17日(金)  キャンプ会場内でのプログラム (メッセージタイム,閉会式など,15時まで),フェリーでの移動 8月18日(土) 夕方 福島県内到着 ●のびのびキャンプの特色について のびのびキャンプは,畿央大学健康科学部堀内美由紀准教授や同教育学部良原誠崇准教授らによる発案で,福島県内の児童29名を対象に,2011年8月に宇都宮市内で実施しました。この取組は様々な反響を呼び,JR西日本あんしん社会財団の助成をはじめ様々な協賛を得て,本年は奈良県で規模を拡大して行われます。 このキャンプでは,通常のキャンプとは事なり,すべての参加児童に必ず一人の学生パートナーがつくことで,“誰も一人ではないこと,必ず誰かが傍にいること”を実感することのできる“絆”を重視しています。     参加する学生は,事前研修(“素朴な”こころのケアセミナー)をすることで,こうしたパートナーシップの形成について学んでいます。さらに,こうしたマンツーマンのスタイルをとることで,通常のキャンプに参加することが難しいさまざまな障がいをもつ子どもたちも参加することができることも特色です。     ●協賛(順不同) 今年も当プロジェクトの趣旨に様々な方から協賛を頂いておりますこと、この場を借りて感謝申し上げます。 ■畿央大学 様 ■KIO会 様 ■公益財団法人JR西日本あんしん社会財団 様 ■AKTR 様 ■大阪籠球会 様 ■たきびカレープロジェクト 様 ■大阪チョコべジ隊(日本野菜ソムリエ) 様 ■株式会社明治 様 ■シニア野菜ソムリエ西野慎一&有志の皆 様 ■純黒毛和牛専門店 (株)カワイ 河合田映子 様 ■株式会社エーコープ近畿 様 ■植村牧場 様 ■三輪そうめん小西 小西幸夫 様 ■和歌山観音山フルーツガーデン 様 ■東大寺門前夢風ひろば 林忠厚 様 ■千房株式会社 中井政嗣 様 ■総本家 平宗 平井陽出一 様 ■株式会社 柳屋 島田 大資 様 ■成田食品 様 ■株式会社 めん楽 様 ■有限会社木下商店 様 ■サロン・デ・ピュア 松倉佳世 様 ■三光丸(株) 奈良営業所 様 ■神戸洋藝菓子ボックサン 様 ■御菓子司 しみず 清水猛 様・ひろみ様 ■村井美穂子 様 ■カルビー株式会社 様 ■白石 裕 様 ■日本旅行 様 ■平田 進也(『おもしろ旅企画 ヒラタ屋』) 様 ■宮根 誠司 様 ■奈良県立万葉文化館 様 ■東大寺 様 ■大石 香織 様 ■小松 薫 様 ■山田 穂積 様 ■蛭田 政男 様 ■おかんの店菊ちゃん 様 ■石川玲緒奈 様 ■北海道福島県人会 風間ひさし様 ■小松 満知子 様 キャンプ当日の様子については、当ブログおよびfacebookにて情報発信させて頂く予定です。今後ともご支援のほどよろしくお願い致します。 畿央大学のびのびプロジェクト 【関連URL】 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて⑥~ストレス、子どもとの関係を考える! https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-546.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて⑤~キャンプ参加メンバーで事前研修! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-544.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて④~福島県でのセミナーを開催! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-542.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて③~福島の大学生と事前研修で交流! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-532.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて②~被災地支援サークル「ホープフル」の発表! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-531.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて①~事前研修を兼ねたセミナーが開講! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-528.html 畿央大学のびのびプロジェクト facebookページ http://www.facebook.com/nobinobiproject

2012.08.06

被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて⑥~ストレス、子どもとの関係を考える!

のびのびキャンプまで、あと1週間! 理学療法学科3回生で被災地支援サークル「ホープフル」の山野綾子です。いよいよのびのびキャンプまであと1週間になりました♪キャンプに先立って2012年8月4日(土)、第5回”素朴な”こころのケアセミナーが開催されました!今日の第一講は、大阪大学の井村修先生による「ストレスマネジメントの理論と実際」でした。ちなみに井村先生は良原先生の師匠だそうです! 生活をしていくなかで、心理的、社会的、環境的、性格的に様々なストレッサー(ストレスを与える何らかの刺激のこと)があります。それに対してどう対処すればいいのかを学ぶため、実際に身体を動かしながら「臨床動作法」を体験させていただきました! 臨床動作法とは、例えば肩の上げ下ろしなどの動作訓練を行うことで自分がどのように緊張しているのかに気づき、緊張の緩和を図る心理療法のことです。私たちは無意識にそのときの状況に応じて力の入れ方が変わっています。自分自身で適度に力を入れたり抜いたりできれば問題はありませんが、時には不必要な力を入れてしまうこともあります。こんな状況が続くと緊張が蓄積され、疲労が生じてしてしまいます。このように、過度な緊張状態を作りにくくし、緊張しすぎても自分自身で対処できるようになるために、この臨床動作法を通じて、"自分自身で緊張を弛める努力"を身につける、というものです。 今回のワークでは2人1組になり、実際にこの臨床動作法を体験させていただきました!1人は座った状態で膝を伸ばし、徐々に前方へ倒れていきます。もう1人はその人の背中を押すのではなく、揃えるような感じで両手を置きます。そして力を抜くように指示し、うまく力が抜けたらそのことを伝えます。そうすることによって「力を抜くというのはこういうことなんだ」ということを気づくことができました。この臨床動作法の実施前では床に指先しかつきませんでしたが、実施後では身体の緊張が緩和され、手のひらまで床につくという結果になりました。 短時間でのこの変化には本当にびっくりしました!キャンプではこの動作法をする機会はないかもしれませんが、ストレスに対する対処法としては知識、技術面で知っておくことはとても大切だなと感じました。またこういったストレス反応を和らげるための対処法は自分で考えて見つけ出し、1つだけではなくいくつもあることが大切なんだなと思いました(^^) 第2講は、ロールプレイ(子どもとの関わり)です! のびのびキャンプでは、大学生と子どもがマンツーマンでペアになって4日間を過ごします。ペア間の人間関係が悪くなったり、プログラムに参加したくない子どもが出るなどといった事態が起こらないとは言い切れません。 マンツーマンのキャンプであるからこそ想定されるケースについて、実際に「学生スタッフ役」と「子ども役」の2人1組に分かれて、ロールプレイを行いました。 私は去年のキャンプのセミナー、先月の福島県でのセミナー、今回のセミナーとロールプレイを体験するのは3回目ですが、何回やってもたくさん考えさせられ、なかなか良い対応ができません(>_<)本当に本当に難しいです、でも他の学生の接し方を見ていると、とても勉強になりました。 どんな場合であっても共通して言えるのは、「子どもとペアであること」が大前提であり、子どもと向き合い、寄り添い、共感することが一番大切だということです。 今回のセミナーも本当に勉強になり、みんなでたくさん考え、楽しく学ぶことができました。いよいよ来週は最後のセミナーです! キャンプでは子どもたちの素直で可愛い笑顔をたくさん見れたらいいなと思います!キャンプのことを考えて残りのテストも頑張ります! 【関連URL】 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて⑤~キャンプ参加メンバーで事前研修!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-544.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて④~福島県でのセミナーを開催!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-542.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて③~福島の大学生と事前研修で交流!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-532.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて②~被災地支援サークル「ホープフル」の発表!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-531.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて①~事前研修を兼ねたセミナーが開講!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-528.html 畿央大学のびのびプロジェクト facebookページhttp://www.facebook.com/nobinobiproject

2012.07.27

被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて⑤~キャンプ参加メンバーで事前研修!

キャンプ参加決定メンバーで事前研修+アイスブレイク! やっと梅雨が明けましたね!はじめまして、教育学部2回生の森田彩香です。 私は昨年も「のびのびキャンプ」に参加しました。キャンプは初めてで、本当に分からないことばかり。そんな中で、 「自分から心を開かないと、子どもたちも開いてくれないよ。」 と言ってくださった方がいて、その言葉が今でもすごく心に残っています。きっかけなんて何か分からないけれど、みんなとすごく仲良くなれて、お別れのときは号泣したのを覚えています。 たった3泊4日だったけれど、とても濃い4日間でした。今年も「キャンプをする」と聞いて、すぐに応募しました。今年は今年のカラーでみんな笑顔になって、記憶に残るキャンプにしたいと考えています! ▼昨年のキャンプメンバーとの写真! 7月21日(土)の第4回”素朴な”こころのケアセミナーでは、キャンプの概要説明からはじまり、先日福島県で行われたセミナー・説明会のビデオを観賞しました。 ビデオを通して、今回参加してくれる子どもたちの顔が少しだけわかりました。昨年と同じ顔ぶれの子や新しく見る子どもたち、いろんな年代の子どもたちがたくさん集まっていて、すごく嬉しいです。背が伸びていたり、顔つきがお兄ちゃん、お姉ちゃんっぽくなっていたりと、1年しか経っていないのに「小学生の成長はとても早いな」と感じました。早くみんなに会いたい思いが、一層強くなりました! また、セミナーには奈良県立野外活動センターの吉藤先生が来てくださり、アイスブレーキングをしていただきました。アイスブレーキングとは、“緊張をほぐす=アイスブレイク”という意味で、初対面の人たちがみんなで楽しむゲームのようなものです。 ▼アイスブレイクの様子! 何度かしたことがあるアイスブレイクでも、吉藤先生の話術に引き付けられて、ゲームに夢中になってしまいます。子どもたちにアイスブレーキングをするときの注意点や工夫なども合間にはさんでくださるので、勉強にもなりました。子どもや福島大学、いわき明星大学のみんなでするアイスブレーキングが今からとても楽しみです(^^)! 今回のキャンプ会場は奈良県立野外活動センターです。施設の設備などを紹介していただき、リスクマネージメントとして、危険物の推測や認知、ちょっとした豆知識を教えていただきました。 のびのびキャンプ2012を開催するにあたって、たくさんの協賛をいただいております。私たちの活動がこんなに大勢の方々にも理解していただいていることを、本当に嬉しく思います。たくさんの方の支えのおかげで、私たちのキャンプをできると実感しています。 笑顔のあふれるキャンプにできるように、体力をしっかりつけて、全力で取り組みます! 【関連URL】 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて④~福島県でのセミナーを開催! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-542.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて③~福島の大学生と事前研修で交流! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-532.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて②~被災地支援サークル「ホープフル」の発表! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-531.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて①~事前研修を兼ねたセミナーが開講! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-528.html 畿央大学のびのびプロジェクト facebookページ http://www.facebook.com/nobinobiproject

2012.07.11

弾き語りサークル「すごけん。」(未公認)です!

こんにちは! わたしたちは弾き語りサークル「すごけん。」(未公認)です! 音楽好きの同士が集まりギターやハーモニカなどのさまざまな楽器と歌声で弾き語りをしています。 7月8日(日)に、社会福祉法人奈良県手をつなぐ育成会 やすらぎの丘・たかとりワークスで弾き語りを披露させていただいたので報告します! やすらぎの丘・たかとりワークスには、「すごけん。」のメンバーがボランティアで毎週日曜日にお邪魔していて、今回は先方からオファーをいただき、弾き語りを披露してきました! トトロの「さんぽ」や、「ドラえもん」、ゆずの「また会える日まで」や「上を向いて歩こう」などの歌をアンコールも含め11曲披露しました! 聞いてくださった方々は知っている曲や好きな曲になると手をたたいたり、一緒に歌ったりしてくれて、とても盛り上がりました!! また機会があれば弾き語りを披露しに行きたいと思います! すごけん。は未公認のサークルながら口コミで広まり、いまや40人以上のメンバーがいます。 月に一度は必ず、E棟の和室でライブもしています!! 興味のある方はぜひ一度みにきてください!! 教育学部3回生 藤沢 佑樹

2012.07.03

被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて③~福島の大学生と事前研修で交流!

福島大学・いわき明星大学・畿央大学の学生が、事前研修で交流! 福島の子どもたちのために奈良で開催される「のびのびキャンプ2012」の事前研修第3回、「“素朴な”こころのケアセミナー」が2012(H24)年6月23日(土)に、に実施されました。 のびのびキャンプ2012は畿央大学の教職員・学生有志に加えて、福島大学災害ボランティアセンターといわき明星大学人文学部心理学科と共催で実施します。当日はキャンプに参加する学生が来学し、「福島の学生からみた福島」というテーマで講演をして頂きました。   その後、3大学の学生が交流を深められるよう、本学教育学部4回生細川君によるアイスブレイク(初対面の参加者同士の緊張や抵抗をなくすグループワーク)を展開。 最後にグループに分かれて、プレゼンの感想やキャンプについて学生同士でシェアリングし、最後に全体発表…という充実した1日になりました。 後日、福島から駆け付けて頂いた福島大学の安達さんからセミナーに参加しての感想が届きましたので紹介させて頂きます。 はじめまして。福島大学人間発達文化学類4年生の安達隆裕と申します。昨年より学生団体「福島大学災害ボランティアセンター」が発足し、現在代表を務めさせていただいております。今回、畿央大学・福島大学・いわき明星大学三校合同事業、「のびのびキャンプ2012」に参加する貴重な機会に恵まれたことを嬉しく思います。 6月23日のセミナーでは、福島の学生から見た「今の福島」を報告し、それを受けてワークショップを行い、共通の目標・意識を立てることができました。セミナー開始、アイスブレイク、ワークショップの中で強く印象に残ったことは、「先生・職員と学生の仲の良さ」でした。真面目に話を聞く時は集中し、くだけた空気では一緒に盛り上がる。このメリハリから信頼が生まれているのかな、と感じました。アイスブレイクは大学に戻ってから少し使わせていただきます。とても面白かったです! 福島大学から参加した学生は、畿央生について口をそろえて「みんないい人ですね!」と話していました。奈良を訪れて福島へ戻る時間はとても短い時間でありましたが、セミナーで出会えた学生は密な関係を築くことができたと思います。それも、畿央大学の皆さんが温かく迎えてくれたことが大きな要因だと思います。私たち福島大学チームもみなさんと同じくらい密な関係を築いて本番に臨みます。 プレゼンでは、私が考える福島についてお話させていただきました。昨年の東日本大震災より、被災三県と取り上げられる岩手県・宮城県・福島県は非常に大きな損害に見舞われました。地震から津波被害に繋がり、今でも沿岸部はガレキが大量に山積みにされています。福島県は二つの被害に加えて「放射能問題」が存在します。放射能については未だに終息する兆しすら見せません。「まだ福島県に人がいるの?」「夏でもマスクを着けてるんだよね?」「もう被爆してるんでしょ?」などと言った意見を耳にします。割と広い福島県は一括りに危険と思われる。人によって提示される線量の値も受け止め方が違い、その結果県外に避難する人が生まれる…というように問題が派生していきます。福島県には人がいます(大学生はみんな普通の生活をしています)。マスクを着けてる人はほとんどいません(関心が薄いのか、現状に麻痺しているのかわかりません)。被爆も多少はしてるでしょう(とよく分からなくもなく思います)。このように、特に大学生はどの情報が正しいのか、危険だとしても県外に出ることはできるのか、と踊らされているままなのではないかと思います。大学生から見た福島の「今」とは、普段の生活は漠然と情報を受け止め、大多数の学生は沿岸部の様子を見たことがない、こういった状況なんだと思います。 以上が学生の、私個人から見た福島です。個人で考え方も異なるものだと思います。その中でも子どもを抱える親御さんの心境はとても推し量られる事ではありません。 【情報が錯綜し、常に子どもに気をかけてしまう。】 仮設住宅に住む方から、このようなお話をお伺いしたことがありました。これが例のように、福島県にすむ未就学児~中学生は県内でも、県外からでも支援の対象として見られています。その結果、昨年の夏・冬は多くの団体(行政、NPO、etc…)が福島県にアプローチを仕掛け、未就学児~中学生対象のキャンプ事業が乱立し、子どもは引っ張りだこでした。私も昨年度は3つのキャンプ事業に加わりました。その中で、多くの子どもの笑顔に触れられたこと、一回の出会いであったとしても大切な思い出としてもらえたこと、そして大学生たちも楽しみながら活動に取り組めたことが非常に印象に残っています。 福島県の「今」について書かせていただきましたが、県外にすむ皆さんにはこの文章からどのように映るかわかりません。もしかしたら放射能問題への意識は徒労かもしれませんし、深刻かもしれません。しかしそれは何十年も先の結果の話であって、今支援を必要としている子どもがいることは確かです。同じ小学生でもなく、大人でもない大学生の私たちですが、私たちにしか見せない顔・態度があるということを去年の経験から確信しています。個人では何もできないかもしれません。出来るとしても狭い範囲でしかないかもしれません。しかし、この企画に参加して、笑顔に出会えることだけは絶対に否定してはいけないことだと思います。大多数の一人であっても、同じようにアクションを起こす学生がいれば、人海戦術に倣って多くの子供に笑顔を提供できるのではないでしょうか?多くのキャンプがあり、今回の「のびのびキャンプ2012」もその一つだと思います。キャンプ事業そのものにこう考えるからこそ、やるからには全力で、子どもも学生も楽しめるような素敵な時間にしたいと思います。 文章ではお堅くなってしまいましたが、私は子どもと一緒にまくら投げをして周りのお客さんから苦情をいただいた実績を持つ学生です。昨年通りに自分も楽しみたいと思います!セミナーで新しく出会えた畿央大学・いわき明星大学のみなさん、福島大学のメンバーとともに、これから一生懸命この企画を練り上げていけるように頑張ります! 【関連URL】 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて②~被災地支援サークル「ホープフル」の発表!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-531.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて①~事前研修を兼ねたセミナーが開講!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-528.html 学生団体福島大学災害ボランティアセンターhttp://fukudai-volunteer-center.jimdo.com/ 畿央大学のびのびプロジェクト facebookページhttp://www.facebook.com/nobinobiproject

2012.07.03

被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて②~被災地支援サークル「ホープフル」の発表!

昨年の被災地支援について、現地に行った畿央生が発表! 福島の子どもたちのために8月に開催される「のびのびキャンプ2012」に向けて、事前研修を兼ねた「“素朴な”こころのケアセミナー」第2回が2012(H24)年5月26日(土)に実施されました。キャンプの企画・運営にも積極的に関わっている被災地支援サークル「ホープフル」の学生から当日のレポートが届きました。 こんにちは!被災地支援サークル・HOPEFUL二回生・森本敦です! 2012(H24)5月26日(土)に行われた第2回”素朴な”こころのケアセミナーにおいて、今年の2月におこなった宮城県気仙沼市でのボランティア活動、そして昨年の8月におこなった「のびのびキャンプ2011」について、報告・発表をさせていただきました。 気仙沼市でのボランティア報告では、被災地の現状を私たちが撮影した写真とともに説明し、実際訪れた感想や避難所の方々の様子をお話しさせていただきました。避難所の方々は、津波・地震の恐怖、避難所での生活を過ごす中での苦しみ、これからへの不安や希望などのさまざまなお気持ちを、私たちにとても親切にお話してくださいました。もとの気仙沼に戻そう、たくさんの人が来てほしい、立ち上がろうという皆さんの思いに、私たちもたくさんの勇気をいただきました。また、南気仙沼小学校でのボランティアでは子どもたちの元気溢れる笑顔にたくさん出会うことができました。遊びを通じて子どもたちと交流し、一緒に過ごすなかで見えてきた震災の心の傷跡。改めて感じた「当たり前」の大切さ。実際に現地に行くことによって、強くなった被災地への思い。この経験は私たちにとってかけがえのない体験になりました。 「のびのびキャンプ2011」の報告では、キャンプを開催した主旨と、それまでに至るさまざまな思い、そしてキャンプでのいろんな思い出や僕たちから見た子どもたちの様子を発表させていただきました。昨年ののびのびキャンプは福島県の小・中学生29人を招き、栃木県で実施しました。文字通り「のびのび」と大自然の中を走り回る子供たちの笑顔がとてもキラキラしていたこと、普段では味わえない思い出がたくさんできたこと、子どもたちとマンツーマンという近い関係で過ごすなかで生まれた発見や悩み、それをスタッフみんなで解決したこと、たくさんの方々のご協力があってすばらしいキャンプが開催できたことを、キャンプで撮り貯めた写真を交えながら、振り返りました。   今もなお、ニュースでは原子力発電所の事故による放射能被害の話題が尽きません。子ども達にとっても遊ぶ場所・時間が制限されたり、我慢をすることが多くなって、心の重くなってしまうような気持ちになる時間が増え、また保護者の方も心配が尽きない状況です。のびのびキャンプは子どもたちが思い切り羽を伸ばせる環境の中で、気持ちのリラックスができ、保護者が安心して送り出せるということを念頭において活動しました。 HOPEFULの発表後は、大阪大学から酒井佐枝子先生をお招きして、「子どもをめぐる諸問題—アタッチメント・発達障害の視点から親子関係を考える」について、講演していただきました。発達障害の概要、生活の中、学校で起こりうること、アタッチメントにより形成されるさまざまな人間関係について説明していただきました。実際に発達障害の症状の疑似体験をし、そのなかから見えた対応の仕方をみんなで話し合いました。けして、一方的にこちらが判断して、対応などを考えて接するのではなく、子どもの立場に立って一緒に対策を考えることが大切だと思いました。 今回、HOPEFULとして発表資料を準備し、発表させていただく中で、当時のことを何度も思い出しました。そして、今、私たちにできることは、このような体験を一人でも多くの方々に「発信していくこと」だと思いました。今年実施するのびのびキャンプについても、さまざまな形でみなさんにご報告する機会があると思います。みんながずっと被災地を思う心を持ち続けるためにも、耳を傾けていただけたらうれしいです。 【関連記事】 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて①~事前研修を兼ねたセミナーが開講!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-528.html 被災地支援~教育学部生有志が、宮城県南気仙沼小学校へボランティアに!https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-492.html 学生・教職員有志による東日本大震災支援のための「のびのびキャンプ」を実施!https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-421.html