2015.11.19

奈良県主催『お出かけ健康フェスタ2015』に参加しました~健康栄養学科ヘルスチーム菜良

2015年11月7日(土)に奈良県の主催で開催された『お出かけ健康フェスタ(開催場所:奈良文化会館)』に4大学連携事業(ヘルスチーム菜良※)の一環で畿央大学より3名の学生が参加しました。 ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成、食育・啓蒙・レシピ開発などに取り組んでいます。   『お出かけ健康フェスタ』は健康講座や健康ウォーキング・軽スポーツ体験などの多彩な企画を通じて健康づくりの大切さや実践方法に触れられる内容で、2回目となる今回は、健康づくりの実践により役立つ健康ウォーキングや健康企業ブース、減塩親子イベント「減塩げんきフェア」、健康カフェや映画上映など盛りだくさんの内容が開催されました。 その健康企業ブースに場所をいただき、各大学よりいろいろな資料を持ち寄って展示し、来場者に日ごろ学習している栄養や健康の知識を使って対応いたしました。   畿央大学からは、文化祭で使用した「色あわせゲーム」の媒体と野菜の被り物を持っていきました。色あわせゲームは、対象者が幼児くらいの年齢だったので大人の方には、簡単すぎるのではないかと不安もありましたが、ジャガイモなどの区別に苦戦される方もいて、再認識してもらうことができたと思います。 また、参加してくれた小学生は学校の授業でやったのは覚えているが、細かい内容までは覚えていなかったため、単発的な指導ではなく、[継続的に]学習してもらうことの大切さも学びました。   野菜の被り物は、ほかの3大学の学生にも人気があり、各大学で作りたいという声もかけてもらえました(笑)   あと他大学の展示はこんな感じでした(笑)   今後も、他大学との交流も大切にしながら、食育活動などの社会貢献活動に役立てればいいなと思っています。   ヘルスチーム菜良 健康栄養学科3回生 篠田有希 【ヘルスチーム菜良関連記事】 健康栄養学科ヘルスチーム菜良による学食コラボランチ発売のお知らせ!! 子ども向け食育イベントを畿央祭で開催!~健康栄養学科ヘルスチーム菜良 ヘルスチーム菜良による学食コラボランチメニューを提供!~健康栄養学科 オープンキャンパスの『食育SATシステム』体験に協力!~健康栄養学科ヘルスチーム菜良 ヘルスチーム菜良~本学で4大学交流会開催!  

2015.11.18

平成27年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート

11月14日(土)、冬木記念ホールにて健康栄養学科の卒業研究発表会が開催され、4回生56名が36演題について発表しました。 食品科学や調理科学に関する研究、臨床栄養学、スポーツ栄養学や栄養教育論など、多岐にわたる分野の発表がなされました。4回生たちは、今年の2月に各研究室に配属され、管理栄養士国家試験の勉強や就職活動をしながら、授業の合間をぬって日々研究に励んできました。   当日は10時から発表が始まり、発表者はもちろん、聞いている側も緊張した面持ちで順番を待っていました。 それぞれ自分の研究を図や表を用いてわかりやすく発表を行っていました。自分の研究について発表する学生は堂々としており、とても頼もしく感じました。   発表後の質疑応答では、先生方からの質問に頭を働かせ、なんとか答えようとしている姿が多く見受けられました。様々な観点からの質問は学生たちにとっても良い刺激となったことでしょう。   発表会には研究室配属が迫っている3回生をはじめ1、2回生も多く参加していました。特に3回生は来年度に向け、熱心に発表を聞いていました。   閉会の挨拶では小西学科長からの講評がありました。 『4回生はこの卒業研究及び発表をするにあたり、自分たちで考えること・自分の言葉で伝えることの難しさや大切さを学んだと思います。その経験をこの発表で終わらせるのではなく、今後社会に出た時に生かしてほしいという思いが伝わってきました。きっとそれぞれが大きなものを得て、これからの人生に活かしていってくれると思います。』     すべての発表が終わったあとの、発表者の皆さんの笑顔がとても印象的でした。 素晴らしい発表、お疲れ様でした。     健康栄養学科 助手 北野文理

2015.11.18

平成27年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~4回生によるレポート

理学療法学科4回生の片岡あすかです。今回、理学療法学科の卒業研究についてブログを書かせていただきます!     【卒業研究発表会当日までの取り組み】 理学療法学科では、3回生の後期から理学療法研究法演習(ゼミ)が始まります。 準備段階では、まずは研究のテーマを大きく決め、テーマが決まれば、それに関する様々な先行研究の資料・文献を見つけ、知識を高めます。私の所属する庄本ゼミでは、「TENSの電極貼付部位が健常人の痛み閾値に与える影響について」というテーマで、近年多い内側型変形性膝関節症の疼痛部位に対して、TENS(経皮的電気刺激)による鎮痛効果を検証する研究を行いました。主研究を行うまでに、研究方法や細かい流れを確認しながら、何度も予備的研究を重ね、試行錯誤しながら全体的デザインを計画しました。   長期の臨床実習のため、3回生2月から4回生7月は研究を進めることが出来ませんでしたが、実習が終わってから9~10月にかけて、研究に協力してくれる被験者を募り、毎日データ収集を行いました。データを取り終えると、統計学的データ解析、結果の考察にうつります。庄本先生や大学院生に助言・指導をいただき、何度も鎮痛機序を考えたり調べたりしながら、結果・考察をまとめ、発表用スライドを作成しました。発表用スライドは、文字ばかりでなく絵や図表を多く取り入れることで、簡潔に分かりやすく、要点を絞って作成するように心がけました。   【卒業研究発表会当日】 11月6・7日に行われた理学療法学科卒業研究発表会では、今年度は15のゼミから合計44演題の発表が行われました。1演題につき、7分間の発表と3分間の質疑応答があります。 理学療法はさまざまな分野があり、畿央大学でも所属研究室によって、「神経系」「運動器」「呼吸・循環」「代謝系」「物理療法」「基礎研究」「介護予防・健康増進」など、幅広いテーマで研究発表が行われました。発表の際は、同級生だけでなく、先生方や下級生が会場内に多くいて緊張しましたが、1年間やってきたことを伝えられる場となりました。『TENSの鎮痛機序』については、まだ分かっていないことも多いので、今後さらなる研究を続けていきたいと思いました。他のゼミの発表を聞いていると、それぞれ専門性が高く、どの分野も興味深く考えさせられる演題も多々ありました。   卒業研究全体を通して苦労したことは、やはり時間の使い方でした。とくに実習が終わってからは、就職活動や国家試験対策と並行しながらの研究だったので、とても大変でした。私のゼミでは5人で2つの研究を行っていたため、意見が食い違うこともありましたが、何度も議論しながら協力して進めていくことができました。5人で研究を行ったことで、うまく役割分担することができ、多くの知識を共有しやすく、みんなで課題を乗り切ることができました。   卒業研究は大変でしたが、振り返るとこの1年間はとてもあっという間でした。この経験を通して、新しいことやまだ誰も分かっていないようなことを追求していく“楽しさ”も感じることができました。研究で得たことを社会に還元しながら、日々の臨床に繋げ、多くの患者様の役に立てるように、これからもみんなで切磋琢磨したいと思います。   理学療法学科4回生/学生広報スタッフ 片岡 あすか

2015.11.18

マイクロソフト「MVPグローバルサミット2015」参加レポート~大学院教育学研究科

はじめまして、教育学研究科修士課程1年生であり、Microsoftが表彰するMVPでもある廣瀬です。11月の初めに「MVP グローバルサミット 2015」に参加する為に、アメリカ合衆国はワシントン州のシアトル・ベルビュー・レドモンドへ行ってきましたので、その雰囲気をお伝えします。 Microsoft MVPとは 少しばかり、Microsoft MVPの話をしましょう。Microsoft MVP表彰制度は、マイクロソフトが個人の活動を直接評価して、表彰する特別な賞です。この制度は、マイクロソフトの製品や技術に関する豊富な知識と経験を持っており、インターネットでの活動や日頃の登壇での活動や、メディアや執筆などを通じて、その能力を幅広いユーザーと共有している個人を表彰しているものです。MVP アワードの表彰は、全世界で行われており、世界 90か国以上、4,000名を超える人々が日々MVP としての精力的な活動を続けているそうです。 MVPには、表彰する分野があり、私は「クラウド」と呼ばれる技術の分野で4年連続の受賞をしています。また、弊学で師事している西端教授は「Surface」の分野での貢献を評価され、今年から受賞しています。 関連記事:教育学部 西端律子教授が「Microsoft MVP for Surface」を受賞しました。 MVP グローバルサミットとは そのMVPが年に一度、世界中からマイクロソフト本社のレドモンドに集まり、MVP受賞者のみが参加できる限定イベントが「MVP グローバルサミット」です。 このイベントの内容は、マイクロソフトの最新技術と情報をインプットしたり、実際の製品開発へのフィードバックなどを行います。とっても刺激的な内容なのですが・・・厳しい機密保持契約が課せられており、残念ながら一切のお話しする事ができません。という訳ですので、その雰囲気だけでもお伝えできればと思います。 巨大なマイクロソフトの本社 ワシントン州レドモンドにあるマイクロソフトの本社オフィス群は、通称「キャンパス」と呼ばれています。500エーカー(東京ドームおよそ43個分)の敷地には、125もの建物が立ち並び、全世界の従業員のおよそ半数弱となる約41,000人が働いているそうです。グローバルサミットは、この中の一つの建物で行われています。 そのほかには、参加者が行動して回れる場所があり、一般のお客様も迎えるビルディン92という場所があります。中には、Microsoftのグッズをお土産として購入できる「カンパニーストア」や「ビジターセンター」などがあり、マイクロソフトの歴史や製品を体験する事ができます。 その裏には、Microsoft Commonsと呼ばれる、社員向けの店舗や飲食店が入った建物があります。 とにかく広大なマイクロソフトの敷地 さて、これほど広大な敷地をどのようにして、社員の人たちは移動して回るのでしょうか?その謎を解く物が走って回っていました。キャンパスの中ではConnectと呼ばれる、タクシーや乗り合いバスが走って回っているのです。とはいっても、それでも結構な距離になりますし、時間もかかります、会議一つのために移動していたのでは話になりませんよね? そこで、Microsoftでは「Skype for Business」という、パソコンから使える会議システムでコミュニケーションをとる事が多いようです。このシステムは、畿央大学の授業の遠隔配信にも使われており、僕自身も場所や時差を超えて、東京や海外から受講の際に利用しています。 この時期のシアトルは緯度が北海道の稚内よりも高いにも関わらず、海流の影響も受ける為もあり、思っている程は寒くありません、7度から10度くらいです。11月初旬のこの時期は、紅葉の時期が少し過ぎた位でしょうか、キャンパスの中で色づく葉がとてもきれいでした。 最後に 旅は人を成長させるといいます、その理由は経験と文化を理解するという過程である事は述べるまでも無いでしょう。37歳の社会人学生の僕も、10代には経済成長期を迎えた「上海」、20代には「シンガポール」へ、30代には「シアトル」、「シカゴ」、「ラスベガス」と、いつでも一人でその場所まで赴き、旅と共に経験を重ねてきました。 是非、20代から行ってみたい場所を頭に思い浮かべ、その為に必要な行動を続けてください。パスポートと飛行機に10時間も乗れば、地球は半周できてしまうのです。様々な場所へ趣き、季節、土地、文化、民族、考え方、そして言葉を楽しみ、自分の経験に取り込んでみてください。 その経験は正に「建学の精神」であり、みなさんの人生において、豊かな未来を約束してくれるに違いありません。 教育学研究科修士課程 廣瀬一海 【その他関連記事】 畿央大学大学院教育学研究科紹介ページ 【1分でわかる畿央大学vol.4】働きながら通える「畿央大学大学院」のヒミツって? マイクロソフト コーポレーションのステファン・ショストローム氏が本学を訪問しました。 ゲスト講師による「教育×ICT」~教育学部キャリア形成セミナー

2015.11.17

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.36~「kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあいin御所」

今までの「認知症カフェ」が本日より名称を変更しました!!   11月13日(金)「金曜日カフェ~つどい~」(御所市連携コミュニティカフェの新名称)では、「kioオレンヂ喫茶(カフェ) 分かちあいin御所」を開催しました。   今年1月に厚生労働省が認知症高齢者にやさしい地域づくりとして新オレンジプランを策定しました。このオレンジプランの目的と名称を受けて、看護医療学科山崎尚美教授を中心とした老年看護学領域の先生方が実施するものを「kioオレンヂ喫茶(カフェ)」と呼んでいます。実施する目的は、住民や当事者の方々の思いを聞きながら、これからの認知症ケアのあり方を考えることにあります。 「金曜カフェ~つどい~」では、今年4月より毎月「認知症カフェ」を開催し認知症についての学習を重ねてきました。本日からは「kioオレンヂ喫茶(カフェ) 分かちあいin御所」と名称を変え、午前中は地域住民の方を対象とした学習会を開催し、午後からは認知症および介護をされている家族の方を対象とした集いの場にリニューアルいたしました。   午前は看護医療学科の山崎尚美教授による認知症の正しい理解を講義形式で学びました。この講義の受講者は、認知症サポーターの証として“オレンジリング”がもらえます。その後は、お茶や珈琲を飲みながら認知症に対する思いやイメージについて自由に語り合いました。   午後は御所市地域包括支援センター長の西村さんと看護医療学科の老年看護学領域の先生方5名も参加され真剣にお話されていました。また参加された皆さんが頂いた”オレンジリング”を早速身に着けている姿を見受けることが出来ました。   残念ながら今回、当事者の方のご参加はいただけなかったのですが、今後の方向性について参加者で話をしました。話し合いの結論としては現在、御所市にはない「認知症家族の会」を発足させることを目的にしようということになりました。   この「kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあいin御所」が今後しっかりと浸透し、認知症高齢者にやさしい地域づくりに貢献できるよう私たち一同頑張っていこうと思います。毎週金曜日に”金曜日カフェ~つどい~”を開催しておりますので、是非一度お越しください。斎藤ゼミ一同皆様にお会いできるのを心からお待ちしております。   人間環境デザイン学科4回生 堀田晃平   【今後のスケジュール】 御所市連携コミュニティカフェ イベントスケジュール 【kioオレンヂ喫茶(カフェ)の取り組み】 Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 和里(にこり)を開催しました。

2015.11.17

卒業祭実行委員Blog vol.1~「卒業祭2016“つながりをずっと、出会いをもっと”」を開催します!

畿央大学公式ブログ(KIO Smile Blog)をご覧の皆さん! こんにちは! 卒業祭実行委員です! 2016年3月12日(土)に開催される「卒業祭2016“つながりをずっと、出会いをもっと”」について紹介します!   卒業祭とは、何ぞ!? 卒業祭とは、 ・畿央大学公認の大学公式イベント ・4回生だけでなく、4回生と“つながり”のある1~3回生も対象 ・来場された方全員が参加できる(もちろん参加は自由です)全員参加型イベント                                      です!!【昨年の様子はコチラ】   つまり! 「4回生は同期または後輩たちと、1~3回生は4回生の先輩たちと、最後にもう一度みんなで楽しい時間を過ごしたい!」そんな人たちのためのイベントが、この「卒業祭」です。   なにをするの?? ずばり! 卒業祭2016 大運動会!!& 大立食パーティー!!&大パフォーマンスSHOW!! などなどです!!!またこのほかにも企画が盛りだくさん!!   畿央生の皆さんへ 卒業祭を ・4回生にとっては、卒業式を前に、最後に集まることのできる場に ・1~3回生にとっては、卒業してしまう先輩との最後の思い出作りの場に そんな場を作ろうと、私たち実行委員は毎週月曜お昼休みと木曜5限目に少しずつ会議を重ねています。     運動して汗かくもよし、食べまくるもよし、卒業してしまう先輩と話すもよし、勉強の合間に休憩がてら参加するもよし、とりあえず写真を撮るのもよし。そんな中で、少しでも皆さんの笑顔が見られるよう、企画していきたいと思っています! お忙しいとは思いますが、今すぐ手帳にチェックしておいてください!! 実行委員として作った場が、みなさんにとっての「畿央祭」になればいいなと思っています!一緒に盛り上げていきましょう!!!   と、いうことで、卒業祭2016 ブログ第1弾でした! 第2弾は、実行委員メンバー紹介! お楽しみに!!     卒業祭2016のご案内 【日程】2016年3月16日(水)16:00~18:30頃(日程変更) 【場所】アリーナ、小体育館、新食堂 【内容】運動会、立食パーティー、クラブ・サークル・有志によるパフォーマンスなど 【参加費】未定(500円ぐらいまで・・・) 【Twitter】「畿央大学卒業祭2016」で検索! *一部変更がある場合があります。   現代教育学科4回生 大東元気

2015.11.16

健康栄養学科ヘルスチーム菜良による学食コラボランチ発売のお知らせ!!

健康栄養学科ヘルスチーム菜良※1回生が考えた学食コラボランチが 11月19日(木)11時より学食で限定100食発売! ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成、食育・啓蒙・レシピ開発などに取り組んでいます。   健康栄養学科ヘルスチーム菜良では季節に合わせたメニューを考案し、提供する取り組みを行っています。 今回、1回生チームが考えたメニューのテーマは、秋の大収穫祭! 野菜たっぷりのラタトゥイユをはじめ、秋の黄色をイメージして、コーンを混ぜ込んだご飯、タンドリーチキン、秋野菜のかぼちゃでプリンを作りました。   【献立内容】〇 コーンの甘さ引き立つライス〇 きのこスープ〇 タンドリーチキン ~彩野菜を添えて~ 〇 トマト香る野菜たっぷりのラタトゥイユ 〇 かぼちゃとまろやかな豆乳仕立てのヘルシープリン 4品+デザートまでついて654kcalです!!! メロンパン1つがだいたい330~530kcalということを考えると、たくさん食べられるのに摂取エネルギーは少ないのでとてもヘルシーです☆   11月19日(木)[11:00より】のみにて1食410円で販売します。 限定100食なのでお早めに学生食堂へ!!!    ※クリックで拡大します。 健康栄養学科1回生 垣尾大輔

2015.11.16

奈良県立医科大学口腔外科との共同研究!~健康科学研究科・理学療法学科

奈良県立医科大学口腔外科と本学健康科学研究科および理学療法学科の瓜谷大輔助教が『顎関節症と姿勢の関係について』の共同研究を行っています。その内容について、瓜谷助教に解説をお願いしました。   【研究概要】 不良な姿勢は腰の痛みや頸の痛み、腕の痺れなど健康に様々な影響を及ぼしますことが知られていますが、顎関節症との関連も指摘されています。しかし姿勢の測定方法の精度の問題などからその結果については一致した見解が得られていませんでした。私は奈良県立医科大学口腔外科との共同研究で、女性の顎関節症患者さんには体に対して頭が前方に位置する頭部前方位姿勢(いわゆる猫背様の姿勢)が多いことを超音波3次元動作解析装置という精度の高い機器を用いて明らかにしました。顎関節症は様々な要因が複合して発症するといわれていますが、症状を軽減させるためには姿勢の改善も重要な要因の一つであることが示唆されました。 欧米では顎関節症の治療に理学療法士が関わることも珍しくありませんが、日本ではそのような場面はほとんどありません。顎関節症の治療には可逆的な治療(後戻りできる治療)を第一選択とすることが世界的な標準となっており、今回の研究結果は顎関節症に対して理学療法士の関わりが有用であることを示す結果であるともいえるでしょう。     この研究は、医師たちがつくるオンライン病気事典「MEDLEY」でも紹介されています。 顎関節症の人はどのような姿勢をとっているか? ~日本の研究チームが若年女性を分析   【瓜谷助教 関連記事】 WCPT Congress 2015で、本学理学療法学科教員が日本人初受賞! 理学療法学科教員が衣料品メーカーと商品開発の共同研究! 足趾の機能に関する研究論文が国際学術誌に掲載!~理学療法学科教員

2015.11.16

2015年度「マミポコ親子ひろば」7月・10月活動報告!

今回は、普段の活動に加えて行った7月・10月の特別活動を紹介します。   近隣の未就園児の親子を対象に、毎週火曜日の午前10:00~、大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。普段は自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。   今回は、普段の活動に加えて行った7月「七夕祭り」・10月「ハロウィン」の特別活動を紹介します。   【7月特別活動:七夕祭り】 普段の活動に加えて七夕の製作活動を行いました。短冊に願いを書いたり絵を描いたり、手作りの彦星さま織姫さまにシールを貼ったりして、一人一本ずつの笹に思い思いの飾りつけをしました。   一人ひとりの思いが詰まった、世界にひとつだけの笹が出来上がりました。一生懸命シールを貼ったりクレヨンで絵を描いたりしている姿はとても可愛らしかったです。     【10月特別活動:ハロウィン】 普段の活動に加えてハロウィンの製作活動を行いました。おばけの顔や舌がついた大きなマントや、紙コップと画用紙で手作りしたかぼちゃの鞄に子どもたちがシールを張ったり絵を描いたりと思い思いに飾りつけをしました。   一生懸命シールを選んでペタペタと貼り付けたり絵を描いたりしてオリジナルのおばけのマントとかぼちゃおばけの鞄が出来上がりました。   子どもたちはとても喜んでいて早速自分たちで作ったものを身に着けて楽しんでくれました。 おばけになりきってポーズを決めている姿はとても可愛らしかったです(笑)     「マミポコ親子ひろば」は子どもたちの成長を身近に感じることができ、笑顔いっぱいの場所となっています。 次は12月にクリスマス製作などを企画しています。もっともっと子どもたちが喜んでくれるような活動を考えていきたいと思います。これからも学生スタッフ一丸となって、親子ひろばがより良いものになるよう頑張っていきたいです。   マミポコ親子ひろば 現代教育学科3回生 新 奈瑠美

2015.11.16

11/29(日) 日本理学療法学生協会「畿央大学主催 関西支部大会」の紹介【申込受付中】

今回のテーマは「予防理学療法~幸せと健康を広げませんか~」   こんにちは!日本理学療法学生協会 畿央大学運営委員広報部 理学療法学科3回生の河村優奈です。   今回は、11月29日(日)に畿央大学冬木記念ホールにて開催される『畿央大学主催 関西支部大会』について紹介いたします。 日本理学療法学生協会は、学生同士の情報交換、視野の拡大、モチベーションの維持・向上などを目的に活動している学生団体です。【詳しくはコチラ】   主な活動として支部大会を全国各地で年に数回開催しています。内容は講師をお呼びしての講演会や学生同士のディスカッション、最後には懇親会といった参加者同士が仲良くなれるような時間も設けています。他大学にたくさんの友達ができ、たて・よこ・ななめのつながりが生まれることも支部大会の醍醐味となっています。   今年度の畿央大学の運営委員は理学療法学科1~3回生の36名で構成されており、それぞれ総務、企画、広報、会計の4つの部署に分かれ、運営に携わっています。     私は広報部に所属し、一人でも多くの理学療法を学ぶ学生さん達に来ていただけるようにするために、SNSやHPを用いて、また他大学へ直接出向き支部大会の宣伝を行っています。 ツイッター:日本理学療法学生協会(@JPTSA) フェイスブック:日本理学療法学生協会   今年の畿央大学主催関西支部大会の要綱です。 【日時】 平成27年11月29日(日)10:00~(受付9:30~) 【場所】 畿央大学 冬木記念ホール 【内容】 講演、ディスカッション、学生発表、懇親会など 【会費】 2,000円(懇親会参加は別途500円)   私たちが目指す理学療法士は、何か障害を患った患者様に対して、理学療法を行うことで、基本的動作能力の回復に貢献しています。 しかし、理学療法を使えるのは障害が起こった後の回復だけでしょうか?健康な状態の維持や、障害の予防に理学療法士が特に専門的に学ぶ知識を生かすことができると考えられます。   今回は次の講師により講演をいただきます。 ① 認知症予防について、国立長寿医療研究センターに所属し認知症予防のためのプログラム作成をされている土井剛彦先生 ② 産業分野における予防については、京都大学大学院に所属し、理学療法士の企業進出など幅広い分野でもご活躍されている福谷直人先生   他にも、他大学・他学年の学生とのアイスブレーキングやディスカッション、最後には懇親会も予定しております。   一人でも多くの理学療法学生に参加していただきたいと思っております! 当日参加も大丈夫です!運営委員一同、たくさんのご参加心からお待ちしております! 詳細と申し込みはコチラから   ▼会議の様子   日本理学療法学生協会 畿央大学運営委員広報部 理学療法学科3回生 河村優奈