2013.04.17
学生広報スタッフblog vol.61~学生が見た「のびのびキャンプ2012」前編
こんにちは!理学療法学科4回生のよこみー、はるちゃんこと横山、山根です。 私たちは一昨年と去年の夏に2回、「のびのびキャンプ」に参加させていただきました。のびのびキャンプの概要などは過去のブログをご覧ください。 のびのびキャンプではたくさんの素晴らしい人と出会うことができ、とても貴重な経験をさせていただきました。その感謝の気持ちをこめて、今回のびのびキャンプ2012の報告をさせていただきます。キャンプでは福島の子ども1人に大学生のパートナーがつくマンツーマンスタイルで、そのペアを5グループに分けます。私たち2人はその「グループリーダー」を任されました。 【1日目】 畿央大学の教員・学生をはじめとする関西スタッフは前日から準備を始め、ついに子どもたち、福島スタッフが到着。久しぶりな顔やはじめましての顔。子どもたちもスタッフのもドキドキの中、緊張を和らげるアイスブレーキングを行いました。初日は子どもたちもスタッフも探り探りの様子。 ☆福島の子どもたち、スタッフの到着 みんな久しぶり! 去年よりも少し大人になった子供たちに再び会うことが出来ました。はじめましての子も沢山いて今年はどの様なキャンプになるだろうとワクワクドキドキしました。 ☆アイスブレーキング ☆ペア・グループ発表 子供たちはまだまだ緊張した表情。 ☆旗づくり~初めての共同作業! 去年より人数が多かったのでぎゅうぎゅうになりながらも全員の手が入りました。 子供たちの「今年も友達をたくさん作って楽しみたい!」という気持ちが伝わってくる言葉が沢山見られ、私も「グループリーダーとして頑張らないと!」という気持ちになりました。 ☆夕食はグループに分かれてBBQ!美味しいお肉やお野菜にみんな大満足! 率先してお肉を焼いてくれる子、ライトを照らしてくれる子、一人で探検に出かけてしまう子などいろいろな子がいました。 私自身は1日目から要領がつかめずバタバタと走り回っていました。 夜に子供たちを寝かしにいった後に行うグループ会議では子供たちの様子などを共有し話し合いました。みんなそれぞれ思っている事や困っている事などを相談し合いみんなで解決できる良い場だったと思います。 (さらに…)
2013.04.16
11th International Meeting of Physical Therapy Science in Shanghai 出張報告
表記の学術大会(会期:3月22-24日)が中国・上海市東亜体育賓館で開催され、研究発表を行いました。 題目は、“Reliability and Validity of the Athletic Injury Psychological Acceptance Scale (AIPAS)”であり、当方が代表担当させて頂いている本学健康科学研究所プロジェクト研究部門(森岡教授統括)の課題研究では、コアな部分を扱っています。今回の研究発表の内容は、既に受理され、近刊予定にある学会誌の論文に基づきます。本研究のサンプルは、十数年前に提出した修士論文のものでほぼ全体を占めています。私的な感情を付与するなら、十数年前の負傷データがようやく陽のあたる場所に近づいたという点に安堵感を覚えています。 初日は、上海への移動。日本からの参加者は、国際医療福祉大学の教員・学生やOBのメンバーで占めており、関西国際空港から出国したのは、私だけでした。上海浦東国際空港で全員が合流し、龍陽路駅までの約30kmをリニアモーターカーで移動。 そこから送迎バスにて、会議場近くのホテルへと再び移動。このリニアモーターカーは、最高速度430km/hを計測するとのこと。この時は、300km/hで走行していました。 二日目の午前には、上海市内の新天地の街を散策し、中国共産党の第1回会議が催された記念館を参観しました。 午後には、上海中医薬大学の附属病院を訪問し、リハビリテーション施設を見学しました。 私がかつて勤務していた医療機関は、患者さんのリハビリテーションに係る運動処方・指導もありましたが、主として体性疼痛の緩和を目的とした施術に力を入れていました。そこでは、急性期反応や慢性・固定期、回復期における患者さんの反応の特異さと反応に応じた心理的支援の重要性を強く認識しました。また、研究課題の性格から、アスレチック・リハビリテーション現場のスタッフが集う症例報告会に参加していた時期もありました。しかし、今回のようにリハビリテーションの器具や装具を意識して拝見したのは、恥ずかしながら初めてのこと。理学療法の専門家であられる先生方は口々に、「懐かしい!」と仰せられていましたので、その晩にホテルへ帰ってから、ここで撮影した写真の一部を研究協力者である本学理学療法学科の先生にメール添付で送ることにしました。この視察を通し、日本の理学療法の中国進出への気運を感じ、中国の理学療法界もまた、日本の動向にいかに追随してきたのかを肌で感じることができました。 三日目は、学術会議でした。企画当初は太倉市第一人民病院での開催が予定されていましたが、渡航直前になり、冒頭に述べた会場に変更されました。午前中に基調講演が催され、午後にポスター発表及び口頭発表が企画されました。なお、私はポスター発表に参加しました。研究発表は計17演題あり、さすがに心理学領域の研究発表は6演題と少なかったです。臨床・応用系の発表は私以外にはなく、知覚-運動や生理心理系を扱う実験心理学的な研究が3件、理学療法士養成に係る教育心理学的な研究が2件認められました。個人的に関心が持てたのは、Charcot-Marie-Tooth病患者さんを対象とした介入研究でした。この病は下腿部が筋萎縮し、歩行障害他を伴うというもの。この研究では、療法評価を扱う変数に自覚的疲労感とEMG(筋電図)を用い、双方の指標から介入効果を検討されていました。指標の選択・開発、実験・調査の環境条件やサンプル確保に苦心されている点に共有できる感覚を覚えました。他方、患者さんにとっての出来事のもつ意味への無条件的関心という心の臨床の視点に立った時、このレベルの心の層を扱う研究を成立させていくことへの大きな壁を再認した次第です。 最後になりますが、所属や専門を異にする私に対し、ご配慮下さいました丸山仁司学会長や霍明先生をはじめとする国際医療福祉大学関係各位のご厚誼に厚く感謝し、御礼申し上げます。 なお、この度の海外出張は、畿央大学開学10周年記念事業の一つである健康科学研究所プロジェクト研究助成を受けて行われました。記して御礼申し上げ、今後の本学での教育・研究活動に反映させたく存じます。 教育学部准教授 辰巳智則
2013.04.15
奈良県中央卸売市場連携事業がスタートしました
奈良県推奨農産物・うまいもの・卸売市場機能を学びました。 奈良県が所管する、奈良県の台所でもある「奈良県中央卸売市場」(大和郡山市筒井町)は昭和52年開設以来36年が経過し、林立する大手巨大ショッピングセンターの県内流通チャネル多様化の波にさらされ、市場機能・取引高は減少の一途をたどっています。そこで奈良県では中央卸売市場改革をめざすとともに、奈良県ならではの大和野菜・肉鶏・牛のブランド化を図ったり、奈良のうまいものと提供業者拡大を観光振興施策と連動させ実施しています。 畿央大学ではそれらの一端を担うべく、まず「奈良県中央卸売市場」と連携して“大学”として何ができるかを考え実行・貢献していきたいと思っています。 2013(平成25)年4月11日、健康栄養学科上地加容子先生の給食経営管理論実習(3回生78名)の授業のなかで奈良県農林部嶋本義隆次長を講師にお招きし奈良県の農業施策と現状・取組、奈良県中央卸売市場の現状と環境変化などについて講義していただきました。上地先生の25年度前期の授業では、奈良県産の食材を使った健康レシピの開発を行う予定で、畿央生ならではの創作レシピが奈良県(中央卸売市場)を通して全国に情報発信されます。今後、同市場で開催される「食祭市」や「市場まつり」で一般消費者の方々に試食していただくことも計画しており、連携事業の様子は当ブログで紹介していきますのでご期待ください。 なお、上地先生の昨年後期の同授業では川西町商工会と連携して「結崎ネブカレシピ開発」を行い、多くの創作レシピを考案しており、その授業の学生が今後半年間「奈良県産食材」をテーマに取り組むこととなります。 結崎ネブカレシピ開発ブログ記事 → https://www.kio.ac.jp/information/2013/01/post-614.html
2013.04.15
平成25年度 『看護医療学科 新入生宿泊研修』を開催しました
新入生98名を迎えて、今年度も弘法太子で有名な高野山の宿坊・別格本山普賢院にて宿泊研修を行いました。教員12名と支援学生(2回生)10名が参加しました。 1日目 最初に、集合時間の13時に新入生が遅れて到着し、担任からきつ~い(?)お叱りを受けるというハプニングがありました。新入生全員が集合した時点で、伊藤学科長のお話しから厳かにスタートを切りました。 その後、クラス会が行われました。クラス別に円陣になり、自己紹介や自己アピール(?)を行って、一気に和やかなムードになりました。 <セッションⅠ> 世界遺産にも登録されている高野山の境内を10のグループに分かれて「高野山らしい風景があるところ」を探して散策することとなりました。夕食を挟んで、撮影した写真をパソコンに取り込み、グループごとに発表しました。 「高野山らしい風景」コンクールの始まりです。発表時間が7分でしたが各グル―プごとにオリジナルな感性が感じられ、会場は大爆笑の渦でした。 優勝は「みんなで開いた悟り 高野山散策」をテーマにして、高野山を物語的にレポートしてくれた7班の圧勝でした。 景品は「作って楽しい、食べて美味しい(らしい)」お菓子でした。 その後、「夢を力に」をテーマに作文を書いて、入浴・就寝となりました。学生は寝るのがもったいなく、長~い夜を満喫していたようでした。 2日目 <セッションⅡ> 2日目は、9時から始まりました。高野山大学の山脇雅夫教授が、「悲しみから学ぶ」をテーマに、我が子との別れを体験した親へのインタビュー記事を題材にして、ご講演くださいました。「親や子だけではなく、周りの人がいて(こそ)自分の命が輝いていること」、そして、「愛情を注いでくれる周りの人のために、(本来は弱くても)自分は強くなれる」、ということを学ぶことができました。また、「働く」は「ハタ(周)楽(らく)」と捉えることができ、「周囲を楽に、つまり、楽しくし、感謝される」ことに繋がるので、「働く」において心の交流や心の在り方が大切である。だから、「いろんな心と接すること」や「心は心によって育つ」ことを教えていただきました。 その後、新入生は各班に分かれて、支援学生の基礎実習やふれあい実習の体験談を聴いて、「いのちとこころ」について話し合いました。班毎に話し合った内容を発表しました。発表では、「心のケアが大切だ」「看護師は生きる希望を与える仕事」「看護師が大丈夫と言っただけで、患者さんが感動した」などの発言がありました。既に、しっかりとした考えが芽生えているんだ、と私たち教員は感激してしまいました。 さらに、10名の支援学生の感想、山脇先生のコメントと続き、最後に伊藤学科長がこの宿泊研修を総括し、このセッションを予定時間の12時10分で終えました。 昼食を食べて、ついに解散となりました。食事は精進料理と聞いていましたが、トンカツやちらし寿司など、2日間とも若者向けのメニューを出してくださり、お味も美味で、大満足の2日間でした。 【研修に参加した鷲尾先生のコメント】 山脇先生の1つ1つのお言葉に私自身も感激しました。素直な感性を大切にして、山脇先生がおっしゃった言葉の意味を学生と共感したいと思いました。
2013.04.12
平成25年度 『教育学部 新入生宿泊研修』を開催しました
教育学部では、4月4日(木)・5日(金)、1泊2日の新入生宿泊研修を南紀白浜で行いました。 新入生が安心して大学生活を始めることができるように、新入生同士が知り合い、先輩や先生方からアドバイスをいただけるような交流活動とともに、将来教育現場で実施する校外学習の企画力や指導力につながる体験的な研修を行うのが目的です。 ≪1日目≫ 昼食はとれとれ市場でいただきました。教育学部の宿泊研修では、「食事の挨拶は手遊びで」というのが伝統になりつつあります。2・3回生の学生スタッフが前に出て手遊びを紹介すると、新入生は驚きと戸惑いの表情に包まれましたが、すぐに覚えて、元気な「いただきます」の声が響きました。 昼食後、観光地としても有名な千畳敷と三段壁を見学し、千畳敷では、紀州博物館学芸員の玉田さんから白浜の地形と歴史についての解説をしていただき何百万年も前につくられた地層の中で自然の雄大さを実感することができました。 宿泊場所であるリゾートホテルラフォーレ南紀白浜に到着後は、開講式を行い、安井学科長からの講話、ホテルの八田支配人からの挨拶、引率スタッフからの新入生へのメッセージと続き、宿泊研修のテーマソング「ガンガン」を、上回生サポーターのギター演奏で歌って開講式を締めくくりました。 その後、プリントでいただいた冬木学長からのメッセージを読んで、畿央大学を受験しようと思った理由や合格したときの気持ちを思い出し、4年間の大学生活をどのように過ごしていくのか考え、「夢をチカラに」と題して自分の決意を文章に表しました。 夕食もみんな一緒にいただきます。昼食で始めて出会った手遊びの「いただきます」も覚えることができた人が多く、元気よくいただきますができました。そのとき、ホテルのスタッフの人が見せてくれた笑顔がとても印象的でした。 夕食後、「爆笑!星のお兄さんプラネタリウムショー」という季節の星座を楽しく解説するDVDを、ホテルのロビーを真っ暗にして座布団を引いて見ました。(ホテルを貸し切りで使わせていただいているからこそできる荒技です。ホテルの皆さんに感謝です。) 実は、このDVDの解説者、星のお兄さんは、ホテルラフォーレ琵琶湖にお勤めの田端英樹さんなのです。そこで、無理をお願いして琵琶湖から出張していただき、お話を聞かせていただきました。田端さんは、体育大学を卒業後、ホテルラフォーレ琵琶湖のスポーツセンターで働くつもりで入社されたのですが、スポーツセンターにあるプラネタリウムの仕事を任せられたそうです。思ってもいなかった状況でも、前向きに考え自分の長所を生かすことで、日本でただ一人の「爆笑プラネタリウム」解説員として有名になり、CDのリリースまで実現されました。さらに、「飲食しながらライブも楽しめる新しいタイプのプラネタリウムをつくることが夢」と語られる姿から、これから人生を歩んでいく学生は勇気をいただくことができました。 ≪2日目≫ 宿泊先近くの体育館をお借りして、コミュニケーションゲームを行いました。眠そうな学生も体を動かすことで、だんだん活気づいてきます。個人からグループへと徐々に大きな集団になっていくゲームを進め、輪を作って後ろの人の膝に座るなど、協力や信頼をテーマにしたコミュニケーションゲームも行いました。 最後は、小学校で多く取り組まれている大縄飛びの組対抗戦で締めくくりました。 いよいよ2日間の集大成、砂の造形です。 天候に恵まれ、青と白のすばらしいコントラストにみんなのテンションが一気に上がります。 西尾教授から指導を受け、作品作りが始まります。この2日間で育まれた人間関係をもとに、みんなで協力して作品を仕上げ、達成感を共有するのです。 砂を積み上げたり、水を運んで砂を固めたり、大変な作業から始まります。みんなで協力しながら砂を積み上げていくとともに、作品をどのように仕上げていくのかについてメンバーの話し合いが続きます。アドバイスを受け、表現を工夫して最後の仕上げにはいります。仕上げの段階に入ると、微妙な作業に真剣な面持ちで取り組んでいました。 完成したグループから記念撮影をします。一つの作品を作り上げる中で、お互いの距離が近くなり、作品が完成した達成感とともにメンバー同士の連帯感が生まれました。 2日間通じて行った企画「シークレットフレンド」。 出発時に配られたカードに書いてある名前の人に、2日間で感じたその人のいいところをメッセージにして渡します。思っていなかった人からもらった、思いもよらないメッセージに、みんなの笑顔がはじけました。 閉校式で再び歌ったテーマソング「ガンガン」。 その歌声は開講式のときの歌声とは違う力強さを感じました。そして、出発前ロビーでホテルの方に集合写真を撮っていただきました。美しい白浜の海とともに、宿泊研修の思い出は深く心に残るものとなりました。 ホテルのスタッフの皆様、準備段階から裏方としてがんばってくれた上回生スタッフ、引率の教職員、そして、不安の中でも前向きに取り組んでくれた新入生、すべての人で作った素晴らしい宿泊研修でした。
2013.04.12
平成25年度 『理学療法学科 新入生宿泊研修』を開催しました
平成25年4月4日、5日に大阪リバーサイドホテルにて、理学療法学科の新入生宿泊研修を開催いたしました。 集合して昼食後、まずはアイスブレイキング。いつもはクラス会なのですが、今回はクラスをまたいで行いました。 7~8人でランダムに作ったグループで自分たちの共通点を1つ見つけてもらい、グループ名を考えてもらいました。クラス内ではすでに仲良しグループがちらほらできていましたが、まだ名前を知らない人、しゃべったことがない人たちで交流し、早速盛り上がっていました。 その後は4年生6名からの大学生活についてのプレゼンテーション。日々の学習、学外実習、バイト、部活・サークル、ボランティアなど先輩たちの経験談を話してもらいました。それを受けて、学生たちがグループワークを行い、それぞれのグループで大学生活での目標や抱負を発表してくれました。 2日目は現場で活躍する5名の卒業生がプレゼンテーションしてくれました。現職者になって振り返る学生生活、それぞれが活躍する場での理学療法あるいは理学療法士について、先輩たちが熱く語ってくれました。 その後、先輩たちのプレゼンテーションから理学療法士にとって、建学の精神である「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」とはどういうことなのか?そのために大学生活の4年間をどう過ごしたらよいのか?をグループでディスカッションし、それぞれの考えを発表してもらいました。 今回の研修で多くの友人をつくることができ、またこれからの4年間あるいは理学療法士として将来社会で活躍するために決意を新たにすることができたようです。 がんばれ、新入生!!
2013.04.11
平成25年度 『健康栄養学科 新入生宿泊研修』を開催しました
全国から入学した志を同じくする学友と仲間作りをしよう!さらに奈良の歴史や文化を学ぼう!という目的で、4月4~5日に奈良で新入生宿泊研修を行いました。2日間とも暖かい春の陽気に包まれとても気持ちよく、桜も見事に満開でした。 ◆研修1 自己紹介 研修前に作成した班新聞を用いて、自己紹介をしました。4年間一緒に学ぶ仲間の顔と名前を覚える第一歩です。なぜ健康栄養学科に入学したのか、またこれから入ろうと思っているサークルなどいろいろな質問が出ました。 ◆研修2 奈良散策プログラム 全14班が、それぞれテーマにそって奈良を散策しました。そのテーマの中には、東大寺や春日大社、奈良まち、若草山、唐招提寺、薬師寺などの奈良の定番コースから、酒や奈良漬、しょうゆ、握り墨など奈良の特産品を見学するといった様々なテーマがありました。どの班も奈良の歴史や文化を十分に堪能でき、充実した時間となりました。 ◆研修3 学科教員との懇話 ホテルでは、学科教員と話をしながら、美味しい料理を食べました。先生方のご専門や4年間の学生生活を送るについてのアドバイスなど、大いに会話が弾んでいました。 ◆研修4 クラスアワー、作文 クラスに分かれて、担任の先生の話を聞いたあと、「夢をチカラに」という題名で作文を書きました。みなさん学生生活や卒業後の夢をしっかりと書いてくれました。 ◆研修5 「奈良散策ブログラム」発表会 2日目は奈良散策の際に撮った写真とともに散策を振り返って発表を行いました。散策した場所の歴史や文化を笑顔で報告する姿は、とても充実感に満ち溢れていました。 この研修は自分を見つめることで他者をも理解し、高校時代とは一味違った学生生活を送ろうとする期待を胸いっぱいに抱いた瞬間でもありました。 これから4年間、たくさんのことを学んで大きく成長してください。
2013.04.10
奈良県立奈良養護学校の公開研究会に学生と参加しました
一昨年度末から、特別支援教育のディジタルコンテンツ開発で共同研究させていただいている「奈良県立奈良養護学校」の公開研究会に、実際にコンテンツを開発している喜多智大君(4回生)と参加しました。 すべての学級で公開授業が行われており、いつも授業に入らせていただいている澤井先生のクラスや、タブレットPCを使った授業を展開しておられる先生の授業を拝見させていただきました。 そのほか、全体会会場では、学校オリジナルのさまざまな教材や教具が展示されており、喜多君も興味津々で体験していました。 全国からおよそ200名の先生方が参加されていました。 全体会の質疑で、沖縄県から来られた先生が 「ディジタルコンテンツはどのように作成されているのですか?」 という質問があがり、司会の先生が 「畿央大学の先生と学生さんに作っていただいています。一番後ろにおられます。」 とご紹介いただきました。 その後、その先生と名刺交換をさせていただき、喜多君も交えて、コンテンツ開発の難しさについて議論しました。 「貴重な取り組みだ。沖縄でもやっていきたい」 と言っていただいたのは、私たちにとって大変ありがたいお言葉でした。 来年度も研究室を挙げて、特別支援教育のディジタルコンテンツの開発に取り組みたいと思っております。 (教育学部 現代教育学科 西端律子)
2013.04.10
第11回KSM(卒業生の理学療法勉強会)を開催しました!
畿央大学理学療法学科四期生の及川です。 3/31に第11回KSM(kio study meeting)を開催しました。 KSMが発足してからもうすぐ一年が経過しようとしています。 同じ理学療法学科で学んだ仲間達と現在もこうして臨床に対する意見交換が出来ることに幸せを感じています。 時間が経つのは早いもので、今年度からは私達も臨床4年目のセラピストとなりました。KSMはこれまで積み上げてきたものを大切にしながら、貪欲に自己研鑽に励んで参りたいと考えています。 今回は新しい取り組みとして、他大学の卒業生が中心となって行われている勉強会と合同勉強会を行いました。 私が働いている病院の先輩である中本氏に声をかけて頂き、今回の合同勉強会が実現しました。 まず、双方の勉強会のメンバーで、臨床で感じている疑問点を出し合い、その中で最も多かった「筋緊張の評価・抑制」についてディスカッションを行いました。 ディスカッションを行う前に、私と中本氏が筋緊張の基礎とその抑制メカニズムについて、末梢組織、脊髄、脳幹、大脳皮質レベルに分けて発表しました。 質問や疑問があれば、発表中でも気軽に発言が出来るスタイルで行い、理解を深めやすい環境づくりを心掛けました。 発表後にディスカッションを行いました。最初は初めて顔を合わせた者同士、緊張で思うようなディスカッションが出来ませんでした。しかし、臨床の話をする内に次第に打ち解け、議論はヒートアップしていきました。その中で、自分が担当した患者様を何とかしたいという熱い気持ちが伝わってきました。 今回の合同勉強会では、そんな熱い気持ちをもったセラピストに出会うことが出来ました。 今回ご一緒させて頂いた勉強会は発足から既に2年が経過しているそうです。勉強会を立ち上げる団体は多くても、それを継続して開催出来ている団体は少ないと聞きます。長く続けることは本当に大変なことであり、私たちも見習わなければなりません。 今年度も全力で活動していきたいと思いますので、今後ともKSMをよろしくお願いします。 最後になりましたが、いつも快く大学の施設を使用させてくださる理学療法学科長の庄本先生、並びに大学事務員の方々に心から感謝をお伝えしたいと思います。 来月の開催は4月21日です! 【過去の勉強会の様子】 ▼第1回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-502.html ▼第2回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2ksm.html ▼第3回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/3ksm.html ▼第4回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/4ksm.html ▼第5回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/4ksm-1.html ▼第6回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/10/6ksm.html ▼第7回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/11/7ksm.html ▼第8回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/12/8ksm.html ▼第9回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/02/ksm.html ▼第10回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2013/03/post-636.html
2013.04.09
twitterやUSTREAMなどSNSを活用した授業と学外演習に参加しました。
教育学部の授業科目「ネットコミュニケーション」では、twitter(短文投稿)やUSTREAM(映像配信)などSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用した授業がおこなれています。 学生自身が情報発信者になることで、新たな教育の可能性について考えることができました。 USTREAMを使った演習では、カメラの前で、学生一人ひとりが自らの特技を解説しながら実演する様子を「生放送」し、視聴者はSNSを通して質問をすることにより、双方向のコミュニケーションが可能になりました。 ↓ 写真は、段ボール工作の様子です。 また、大阪市内(日本橋)での学外演習では、「twitterかくれんぼ」が行われました。twitterかくれんぼのルールは、 ①1人が先に移動し、居場所の周辺をtwitterにて写真付きでツイート(投稿)する。 ②残りの学生が写真付きのツイートを確認し、どこにいるのか探す というものです。 数年前から学内では行われていたのですが、学外は初めての試みとのこと。受講生には当日の集合時間のみ知らされており集合場所もtwitterの情報頼りでした! 「隠れる」場所は、大阪日本橋にある店舗に限定され、それぞれの趣味が反映されたオススメのお店(電子部品、プラモデル、ウィッグ等)に隠れていました。全員が集まってからは、店内を見学したり、お勧めのポイントを聞いたりして、楽しく過ごしました。 フィールドは思った以上に広く、写真とツイートのみという情報の少なさから非常に難度の高い活動になりました。学生によっては「大阪日本橋は庭のようなもの!」と豪語する学生もおり、少ない手がかりから居場所を特定する姿はさながら名(迷?) 探偵のようでした。 参加者一同、楽しみながらも、肖像権、著作権、個人情報など情報を扱う難しさや、気軽にコミュニケーションできるというSNSの特徴にも触れ、それぞれの学習へとつなげていました。 SNSは利用の仕方によっては便利なコミュニケーションツールとして、また今回のようなtwitterかくれんぼのように情報発信を基にしたさまざまな教育活動に活かすことができます。 しかし、SNSの種類によっては知り合いだけではなく不特定多数に情報発信するものがあり、情報を取り扱う際のマナーやモラルについて考えなければならないことが多くあり、このようなことを将来子どもたちに教えなくてはと改めて思いました。 情報活用の多様化や情報モラル等をSNSの実践を交え楽しみながら学ぶことのできる「ネットコミュニケーション」の授業は非常に価値あるものでした。 (教育学部 4回生 岩田侑一郎)
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