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卒業生の方へ
2025.10.17
第23回畿央祭実行委員Blog vol.6 ~夏休みの活動紹介!
こんにちは! 畿央祭 学内企画部署 統括の阪口 真美です。 来週10月25日(土)・26日(日)に行われる畿央祭に向けて、夏休みの間も各部署がコツコツと準備を進めてきました🎨✨今回は、その準備の様子を少しだけお見せしたいと思います!ブースの装飾や看板づくり、みんなでアイディアを出し合って、楽しみながら取り組みました🎉 当日をもっと楽しみにしてもらえるように、それぞれの部署の頑張りや、和気あいあいとした雰囲気が写真と一緒に伝われば嬉しいです😊 それでは、畿央祭の“裏側”をぜひご覧ください📸🌈 👻 学内企画部署 👻 今年のお化け屋敷のテーマは「サーカス」!ライオンのおりやチケットブースなど、テーマに沿った装飾をみんなで協力して制作しました🎪中に飾るポスターも手描きで、個性あふれる世界観に仕上がりました。学科・学年を越えて仲良くなれたのも嬉しかったポイント!楽しみながらしっかり準備できました✨ 🎯 アリーナ部署 🎯 射的やわなげ、ボウリングなど、アリーナの各ブースで使う道具をすべて手作りで準備しました!ブースのタイトルを模造紙にデザインしたり、花紙をちぎって装飾を作ったりと、細かい作業も楽しみながら取り組みました🌈1・2回生の交流も深まり、アイディアを出し合って協力しながら準備したことで、大きな達成感を味わうことができました! 🎤 舞台部署 🎤 ステージで使用する背景パネルと藤の花を制作🌸夏休み中にパネルは無事完成し、華やかで存在感のある仕上がりに!本番のステージを彩る重要な役割を担う舞台部署。限られた時間の中で、集中して取り組みました! 🎨 展示部署 🎨 畿央祭の“顔”ともいえる、横断幕・ステンドグラス・正門&南門の看板が完成!細かな作業が多く、根気のいる制作でしたが、みんなで協力して、楽しく、そして時には真剣に作り上げました🌟完成した作品はどれも力作!写真映えも間違いなしです📸 🍽 模擬部署 🍽 休憩室やトイレの案内矢印、模擬ビンゴの看板、さらには藤の花をイメージしたぽんぽんも制作🎈細かいけれど大事な案内物を、一つ一つ心を込めて作りました!来場者の方に快適に楽しんでもらえるようにと考えながら作業しました😊 🌸 全体での取り組み:藤の花ぽんぽん制作 🌸 今年の畿央祭のテーマである「藤の花」にちなんで、各部署で紫色のぽんぽん制作に取り組みました!部署ごとにノルマを分担して作り、会場全体が一体感のある装飾に仕上がる予定です✨みんなの手で作られたぽんぽんが、畿央祭をより華やかに演出してくれます! 最後までご覧いただき、ありがとうございました!夏休み期間に頑張ってきたことが、少しでも伝わっていれば嬉しいです🌈現在も、畿央祭本番に向けて準備を着々と進めています!来場者の皆さまに楽しんでいただけるよう、当日も全力で頑張ります💪✨畿央祭でお会いできるのを楽しみにしています〜!! 畿央祭 副実行委員長 統括 学内企画部署 阪口 真美 ▶畿央祭実行委員会に関連するブログ記事はこちら 第23回畿央祭は2025年10月25日(土)、26日(日)の2日間開催です!✨ 皆様の来場お待ちしております! 畿央祭HP
2025.10.10
新たな憩いの場が誕生 ~ 学生ラウンジ「ひだまり」~
ラーニングコモンズ、Forodam(フォロダン)に続き、学内にまた新たな学生の居場所が誕生しました。名称は、学生ラウンジ「ひだまり」です。 「ひだまり」の名称に込めた想い テラスが隣接しているため太陽の光がやさしく差し込み、あたたかく安心できる雰囲気をもつ場所に合うと思いました。誰でも居心地よく過ごせる、学生が自然と集まって話したり休んだりできる、心地よい空間を表す名前がいいと思いました。 2024年8月、学生自治会「畿友会」学生有志7名及び施設担当職員、学生自治会担当職員がタッグを組み、「キャンパスリフレッシュプロジェクト」が立ち上がりました。本プロジェクトは、学内スペースを有効活用し、普段利用することになる学生目線にたったスペースにしていくべく、学生と職員協働で何度も意見交換を重ねてきました。 「この場所のコンセプトは?」 「畿央生にとって使ってもらいやすいのはどんな場所?」 「学内に不足しているスペースはどんなもの?」 と、一つひとつメンバー自身に「?」を投げかけ自問自答しながら、完成をめざしてきました。 スペースの改修工事は音の発生する工事も伴うため、授業期間中の工事は難しいこともあり、結果的に完成まで1年半の期間を要しました。9月下旬の完成後からすでに多くの学生が利用してくれている姿が見られ、プロジェクトメンバー一同とても嬉しく感じています。 学生ラウンジ「ひだまり」をご紹介します! 「ひだまり」のコンセプト 個人やグループ等、人数を問わず活用可能な学修スペース、また空き時間にくつろぐことができるスペース等、畿央生が多用途に使用し親しんでもらえる場所を目指しています。 特におすすめは「小上がり」になっている畳スペースです!ぜひ、一度お試しください!ホッとリラックスできる空間として、これから先、畿央生にとって親しみのある場所となっていくことを期待しています。 ▼ メンバー一押しの畳スペース キャンパスリフレッシュ プロジェクトメンバー 一同 関連記事 【20周年記念】人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」 | 畿央大学 (kio.ac.jp) 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.1~応募が完了! 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.2~全審査が終了! 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.3~表彰式を実施! 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.4~製作開始! 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」 レポート vol.5 ~完成&セレモニー開催!
2025.10.06
第23回畿央祭実行委員Blog vol.5 ~ 学長先生に開会式のご挨拶をお願いしました!
こんにちは!畿央祭 統括 学内企画部署の阪口 真美です。 2025年10月1日(水)、学長先生に再度ご挨拶に伺いました。今回は畿央祭当日の「開会式のご挨拶」を依頼するための訪問です。 学長先生には快くご依頼を承諾いただき、畿央祭の準備状況や現在の課題、そして「緒~いとぐち~」を多くの方に読んでいただける工夫についてお話ししました。 また、雨天時の対応についての質問や、畿央祭本番が近づく中で感じる不安についてもお伝えしました。その際、学長先生からは「快晴になるといいですね」「精一杯頑張ってください」と温かい励ましのお言葉をいただき、とても心強く感じました。 実行委員244人全員が力を合わせ、最高の畿央祭になるよう準備を進めていきます! 第23回畿央祭は2025年10月25日(土)、26日(日)の2日間開催です!✨ 皆様の来場お待ちしております! 畿央祭HP 畿央祭 副実行委員長 統括 学内企画部署 阪口 真美 ▶畿央祭実行委員会に関連するブログ記事はこちら
2025.05.19
卒業生の高橋京花さんが、フットサル女子日本代表としてアジアカップ初優勝に貢献しました。
本学卒業生である高橋京花さん(現代教育学科2021年3月卒)が5/6(火)~5/17(土)の期間開催された、AFC女子フットサルアジアカップ中国2025に女子日本代表として出場し、優勝に貢献しました。 高橋さんは準決勝、決勝戦でも得点を決めるなどの活躍を収め、決勝まで中1日で6試合を戦うハードスケジュールを最後まで戦い抜きました。優勝おめでとうございます。 フットサル女子日本代表は今年11月に初開催されるフットサル女子W杯(会場:フィリピン)にアジア王者として出場します。 高橋さんのますますの活躍をこれからも応援しています。 関連リンク フットサル女子 2025年 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会 JFAなでしこサッカー(@jfa_nadeshiko)さん / X
2025.05.08
1300のバンドが集結!アカペラサークルライブ「50Fes2025」に出演~アカペラ部ADVANCE#
こんにちは!アカペラ部ADVANCE# です! 2025年3月20日(木)にお台場シンボルプロムナード公園で開催された日本全国の大学のアカペラサークル(100サークル1300バンド)が集まるライブである「50Fes2025」に当部活から部員14人、計17バンドが出演しました! 東京でアカペラをするという滅多にない機会であったため、本番では観客の前で歌うことに対して緊張することもありましたが、練習の成果を見せることができました!なにより、多くの方に自分たちの演奏を聴いていただけてとても嬉しかったです!! 全国各地からバンドが集まっていたため、様々なジャンルの曲を聴くことができ、歌い方やステージングなど、今後に活きるような学びある遠征となりました! 他大学とのシャッフルバンドを組んだ部員も多くいたため、良い交流の機会でもありました✨ 今後もイベント等に積極的に参加していこうと思っていますので、よろしければお越しください♪ アカペラ部ADVANCE# の活動情報はInstagram・X(旧Twitter)で随時更新しますのでチェックお願いします!! Instagram:kio_advance X:@ADVANCE18855181 健康栄養学科 3回生 岡本 夕依 関連記事 学生ボランティア団体活動レポートが優秀レポートとして表彰されました!~災害復興ボランティア部HOPEFUL~ 卒業キャンプに行ってきました! ~ 教職クラブODEN SECOND STAGE AUTUMN GAMES 2024に出場しました! ~ 男子バスケットボール部LOOSE ~ SECOND STAGE AUTUMN GAMES 2024 に出場しました!!~ 女子バスケットボール部 LOOSE ~ 西日本大会に二年連続出場し、準優勝を果たしました!~軟式野球部
2025.04.14
第23回畿央祭実行委員 Blog Vol.1~実行委員、いよいよ募集開始!
第23回畿央祭開催決定! テーマは「緒~いとぐち〜」 畿央大学の皆さん、こんにちは! そして新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます! 2025年度の畿央祭Blogが本日から、畿央祭までの半年間更新されるので、どうぞお楽しみに! 開催日程は10月25日(土)、10月26日(日)の2日間です! そして、第23回畿央祭のテーマ「緒~いとぐち〜」には、「つながり」と「はじまり」の意味が込められています! 畿央生と来場者が畿央祭を通じて繋がり、すべての人が楽しめるイベントにしたいという思い、そして「畿央祭に関わる皆さんにとって新たな人生の可能性を見つけるきっかけや分岐点になってほしい」との願いを込めて決定しました! イメージデザインの藤の花には「優しさ」「歓迎」といった花言葉があります! 風に揺れる藤の姿が、まるで誰かをやさしく招き入れるように見えることから、「歓迎」などの意味が込められたと言われています! 今回のポスターには、「訪れるすべての人をあたたかく迎え入れたい」という想いや、「仲間とのつながりを大切に、共に支え合いながら過ごしていきたい」という願いを込めて、藤の花を背景に選びました! 畿央祭は、学科や学年を問わず、5つの部署に分かれた実行委員が企画から当日の運営までを担っています! 毎年、1・2回生のうち5人に1人以上の200人をこえる実行委員がそれぞれの役割で活躍しています! 昨年の実行委員の皆さんです↓↓ 畿央祭は、1回生にとっては初めての、そして2回生にとっては最後の実行委員として関われる特別なチャンス! 「ちょっと気になる」「話だけでも聞いてみようかな」そんな方も大歓迎です! 準備の時間も、畿央祭当日も、きっと忘れられない思い出になるはず! 仲間と力を合わせて、一緒にひとつの大きなものをつくりあげる青春は、今しかできません! "何かに打ち込みたい” "新しい自分に出会いたい”そんなあなたを、畿央祭は待っています! 4月22・23・24日の3日間で、畿央祭実行委員の説明会も始まります! ぜひお友達を誘って、皆さんで濃い思い出を作りませんか? 一緒に最高の学園祭をつくりましょう! 今年度は昨年度の先輩方の想いをしっかりと受け継ぎ、さらにパワーアップした畿央祭をお届けできるよう、幹部一同心をひとつにして取り組んでまいります! 今年もどうぞよろしくお願いいたします! 第23回 畿央祭 副実行委員長 統括 学内部署担当 健康栄養学科 2回生 阪口 真美 過去の畿央祭ブログはこちら
2025.03.04
卒業研究展示会、作品集 編集の様子を紹介します~ 人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科の卒業研究では、4年間の集大成として論文または制作に関する卒業研究に取り組みます。その成果は、毎年学外で行われる「卒業研究展示会」の実施と、記録冊子として作成される「卒業研究作品集」を通じて、多くの方にお披露目されます。 今回は、展示会ポスターと作品集の編集作業について紹介します。 展示会ポスターも学生が作成します! 作品集や展示会ポスターのデザインは、毎年3回生が編集しています。授業で習得したイラストレーターを駆使し、ポスターのイラスト、作品集の帯やレイアウトなど、細部にわたるデザインに力を入れています。今年は中野未緒さんがデザインを手掛け、橙色をテーマカラーにした温かみのあるデザインが完成しました。 卒展ポスター2024 作品集の撮影の様子をご紹介 作品集の撮影はプロのカメラマンに依頼しており、2日間をかけて一つ一つ丁寧に撮影していただきます。 カメラマンさんからの「一番のこだわりはどこですか?」という質問に対し、「ここです!」と自信を持って答える学生の姿は非常に頼もしく感じられます。 撮影中には、「もっとこう撮ってほしい!」「この部分をより良く見せたい!」という学生の要望にも快く応じていただきました。作品の魅力が一層引き立つ瞬間は素晴らしいものです。 撮影したデータを活用し、学生たちは展示会の準備を進めています。作品集は校正段階に入り、完成が近づいてきました。 卒業研究展示会を開催します。 展示会は以下の日程で実施いたしますので、皆様のご来場をお待ちしております。 ◆2025年3月5日(水)10時~17時 ◆2025年3月6日(木)10時~16時 大和高田さざんかホール 2F 展示ホール ▼ 人間環境デザイン学科 卒業研究展示会についての詳細はこちらから ▼ 2024年度人間環境デザイン学科 卒業研究・作品展を開催します。 卒展ポスター2024 作品集は完成次第、HPに掲載いたしますので、楽しみにお待ちください。 人間環境デザイン学科 助手 小松 智菜美 関連記事 ▼ 過去の作品集をご紹介します ▼ 第18回卒業制作・論文作品集 第17回卒業制作・論文作品集 第16回卒業制作・論文作品集 第15回卒業制作・論文作品集 第14回卒業制作・論文作品集 第13回卒業制作・論文作品集 第12回卒業制作・論文作品集 第11回卒業制作・論文作品集 第10回卒業制作・論文作品集 第9回卒業制作・論文作品集 第8回卒業制作・論文作品集 第7回卒業制作・論文作品集 第6回卒業制作・論文作品集 第5回卒業制作・論文作品集 第4回卒業制作・論文作品集 第3回卒業制作・論文作品集 第2回卒業制作・論文作品集 第1回卒業制作・論文作品集
2025.03.04
令和6年度卒業研究講評会を開催しました ~ 人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科では、4回生になると大学生活の集大成として卒業研究に取り組みます。各自決定したテーマに基づき1年をかけて研究を進め、講評会に向けて連日遅くまで作業を進めます。今年度は59名の学生が論文19点、制作35点を提出しました。 1月25日、26日 講評会 講評会では、人間環境デザイン学科全教員が全ての研究の成果を講評します。論文は発表形式、制作はパネルディスカッション形式で2日間にわたって講評会が行われました。 学生一人ひとり、卒業研究に込めた想いやコンセプトを熱心に発表しました。 2月7日 選抜講評会 講評後、論文5点、制作12点が選抜講評会に進みました。 この日の発表では、さらにブラッシュアップされた研究の成果が発表され、卒業研究への想いをより一層感じることができました。 教員による審査の結果、最優秀賞、優秀賞に選ばれた研究を紹介します。 【最優秀賞】 畑中 澄玲「コリデール~日本茜とタフティングを用いたラグの制作~」 【優秀賞】 澤田 百果、田中 璃音、辻 愛夏「熱中症予防行動を促すデザインの提案」 【優秀賞】 藤原 百花「余白がつくる豊かなまちくらし~銭湯×商店街×長屋~」 卒業研究展示会を開催します。 これらの研究を含め、全53点の卒業研究展示会を開催します。 ◆2025年3月5日(水)10時~17時 ◆2025年3月6日(木)10時~16時 大和高田さざんかホール 2F 展示ホール ▼ 人間環境デザイン学科 卒業研究展示会についての詳細はこちらから ▼ 2024年度人間環境デザイン学科 卒業研究・作品展を開催します。 卒展ポスター2024 皆様のご来場を心よりお待ちしております。 人間環境デザイン学科 助手 小松 智菜美 ▼ 過去に開催した卒業研究・展示会についてはこちらから ▼ 人間環境デザイン学科「2023年度卒業研究・作品展」を開催しました。 人間環境デザイン学科「2022年度卒業研究・作品展」を開催しました。 人間環境デザイン学科「2021年度卒業研究・作品展」を開催しました。 ▼ 人間環境デザイン学科についての記事はこちらから ▼ 完成した椅子を畿央大学付属広陵こども園の子どもたちにお届け ~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」~ 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグが完成しました!~人間環境デザイン学科 第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 木の家設計グランプリ「銀賞」に入賞!~人間環境デザイン学科吉永ゼミ
2025.02.06
虐待防止教育に取り組む卒業生が大学に帰ってきてくれました!~現代教育学科
現代教育学科13期生(2022年3月卒)の尾上 翼さん、小松 奏楽さんが近況報告で大学に帰ってきてくれました。現在お二人は子ども虐待防止団体HeartresQ の一員として活動しています。今回はクラウドファンディングを経て一般社団法人を立ち上げた尾上さんに、大学のことや今やろうとしていることを語っていただきました。 自己紹介・略歴をお聞かせください 教育学部13期生の尾上 翼(右)です。 現代教育学科 幼児教育コース で4年間所属し、保育や教育について学んできました。2022年3月に卒業し、大阪の児童養護施設で勤めながら、クラウドファンディングで資金を調達し一般社団法人 HeartresQを設立し、代表理事に就任しました。2024年4月から法人の資金調達を行うために、個人事業を開業し現在に至ります。 なぜ、社団法人を立ち上げたのですか? 私たちHeart resQは児童虐待を防止し、子どもたち並びに子どもを持つ保護者も笑顔で溢れる社会を実現したく立ち上げました。児童虐待をなぜ防止したいと思ったのかについては、まさに畿央大学での学びの中での「気づき」からでした。私は「児童虐待」という言葉を大学2回生の時に初めて知りました。 その実態を知りたいと思い、当時の授業をしてくださったた吉原 豊先生と実際に児童養護施設へ見学に行き、その後アルバイトとして働く中で私の人生の分岐点がやってきます。 少し関わる程度であれば、虐待を受けて育ったとは思えないとても明るい子どもたちがいっぱいです。しかし長い時間過ごしていると、子ども自身の心に一生消えない傷ができて苦しんでいる姿を目の当たりにしました。その時に、 虐待についてもっと早く知りたかった 児童養護施設に早く来たかったSOSを 出せる場所が欲しかった そんな言葉を聞きました。その子どもたちの声を聴いて、私は子どもたちや子どもを支える保護者がもっと笑える社会を作るために児童虐待のない社会を作ることを決心し、団体を立ち上げました。 どのような活動をされていますか? 現在は、「虐待についてもっと早く知りたかった」「児童養護施設に早く来たかった」「SOSを出せる場所が欲しかった」という子どもの声を実際に実現すべく活動を進めています。 具体的には、児童虐待予防教育のカリキュラムを作成し、行政機関と一緒に授業を取り入れていくための協議を繰り返しています。実際に児童虐待予防教育を行なった後、子どもたちがどこにSOSを発信すればいいのかと思った時に、SOSを受信できる場所として、また子どもたちのことを支えることができるように「子どもの居場所」を開所するための準備を行なっています。 また、熱い思いを持つ児童虐待防止活動者が孤立して、活動を諦めてしまう人も多く見てきた為、自社で児童虐待防止活動者のオンラインコミュニティを立ち上げました。現在会員は15人で児童虐待のない世界に向けて活動をしています。 振り返ってみて、畿央大学での4年間はどうでしたか? 畿央大学で過ごした4年間は、本当に濃い時間でした。畿央大学に入学していなかったら、「児童虐待」という言葉も知らずに生きていて、今では全く別の活動や仕事をしていたかもしれません。また、人にも恵まれました。教育に携わる友人が多く、「児童虐待防止活動」を行う際には協力してくれる友人もいました。このような課題に取り組むことができたのも、教育学部にいたからこそだと思います。 大学のキャンパスライフとしては、とても楽しい思い出がたくさんあります。クラスの友人と毎日地下食堂で話したり、一緒に遊んだり、時には提出期限が迫っている課題を一緒にしたりと、とても濃い時間を過ごしました。 教育学部での学びは、今にどう生きていますか? 現代教育学科での学びは、私にとって最も大切な土台となっています。幼児教育コースで学んだ私は、子どもの支援を発達の段階から考えるだけでなく、環境設定や海外で取り組まれている教育の仕組みを学び、子どもへの関わり方の視点が広がりました。畿央大学の4年間で、子どもと関わる中で遊びを通して何を伝えたいかを学びました。「遊び」や「環境」など、どれひとつ取ってもこだわることで子どもへの支援方法が変わると感じています。このような基礎を学び、児童養護施設での勤務でも実践的に活かしています。 また、授業では、たくさんの質問やチャレンジしたいことを教授に尋ねる機会が多くありました。先生方はいつも「まずはやってみたらいい」「やってみないと分からない」と励ましてくれました。この経験から、「まずは一歩踏み出してみる」という精神を学びました。入学当時ピアノが弾けなかった私も、「まずはやってみないと分からない、あとは努力の数」と言われたことを鮮明に覚えています。頑張らない人に結果はついてきませんが、頑張った人には必ず何かの成果がある。そう思えるようになったのも、この4年間の経験のおかげです。 今後の目標や展望をお聞かせください 私の目標は、「笑顔で溢れる社会」の実現です。「笑顔」の作り方はたくさんあります。例えば、お笑いや美味しいご飯、友人と過ごす時間などが自然と笑みをもたらします。しかし、その中でも特に私は「児童虐待」という問題を解決することを決心しています。 児童虐待を受けた子どもたちは、心に深い傷を一生背負って生きていかなくてはなりません。助けを求めたいけれど、求めても何もしてくれなかったという喪失感や、「大人はどうせ頼りにならない」という無力感を持ちながら苦しんでいる子どもがたくさんいます。私は、そんな社会を終わりにしたいと思っています。 助けを求めて助けてもらえる、また大人を頼ればどうにかなると思ってもらえるように、SOSを発信しやすい環境を作っていきます。直近の具体的な目標としては、誰もが遊びに来られる学校外の居場所を創造することです。 地域のコミュニティが衰退してきた今、子どもの遊び場も少なくなっています。また、保護者も地域内で孤立してしまい、子育ての相談ができる人がいなくなる傾向があります。そこで、大人も子どもも気軽にほっと一息つける居場所を作っていきます。さらに、子どもたちの未来を守るための教育カリキュラム「児童虐待予防教育」も進めていき、子どもも大人も笑顔で溢れる社会を実現します。 最後に在学生や大学に向けてメッセージをお願いします! 在学生の皆さんへ 大学生活は「人生の夏休み」とよく言われています。また、大学受験する際にこんな言葉を言われませんでしたか? 「受験勉強は、夏休みが1番の山場」 世の中では、「夏休み」という期間をどう使うかそれでその後の人生が変わってくるかもしれないということです。しかも、「夏休み」が4年もあります。この時間をどう使うかで、社会人になるまでに大きく差がつきます。現に私も大学1年生の時に、他の大学で起業している人や社会で成功している同年代の方と会い、ものすごく差を感じました。正直こんなに差があったら追いつけないとも諦めかけた日もあります。諦めることは本当に簡単です。でも、諦めなければクラウドファンディングで資金調達も会社を設立することも、行政機関と連携した居場所作りをすることも必ずできます。必ずと言い切れるのは、諦めずにずっと続けるからです。僕は、とんでもないほどの負けず嫌いで、しつこいやつです。だから、居場所作りの開業も虐待予防教育の導入も必ずやり遂げます。 「夏休み」という時間をどう使うかはあなた次第です。それぞれが最高に楽しい大学生活を送ってください!応援しています! 畿央大学の皆さんへ 在学中は本当に色々なことでご迷惑をおかけしたこともたくさんあると思います。そんな中でも優しく何も知らない私に、世の中のことを教えていただきありがとうございました。畿央大学に在学していたからこそ、私は今の活動ができています。 2021年に奈良県で虐待防止イベントをする際や2022年に奈良県庁に訪問した際も本当に温かく見守ってくださり、無事に会社も設立することができました。畿央大学を卒業したことを誇りに思って今後とも活動を続けてまいりますので、今後とも何卒よろしくお願いします。 関連記事 海外のスポーツチームでトレーナーをする卒業生が大学に帰ってきてくれました~理学療法学科 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」予約受付中! 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って? タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~現代教育学科教員が22年ぶりの再訪!
2025.01.06
学生がデザインしたKIOオリジナルバッグが完成しました!~人間環境デザイン学科
オープンキャンパスや進学相談会に参加いただいた方にお渡しする為、制作を進めていた畿央大学のオリジナルバッグが、ついに完成いたしました!! 普段使いできるスタイリッシュなデザイン サブバッグとしても使えるちょうどいいフィット感 オープンキャンパスなどの場面で受け取った方が、入学後もずっと使ってもらえるようにと思いを込めて作りました。 今回のバッグのロゴをデザインしてくれた人間環境デザイン学科アパレル・造形コース3回生の片岡栞さんに、最初に完成品を見ていただきました。 「文字をデザインするのは初めてでしたが、自分が起こした文字がカタチに残るものになり、いい経験ができました。手に取ったみなさんが喜んでくれたら嬉しいです!」 人間環境デザイン学科 3回生 片岡 栞 バッグは12月8日(日)に開催したオープンキャンパスでお披露目となりました。また学内の「売店Moeマート」でも数量限定で販売しておりますので、学生・教職員の皆様もぜひお買い求めください。 何度も打合せを重ねましたが、このようにカタチとして残るもの、またみなさんに長く使ってもらえるものが完成して嬉しい限りです。 次のオープンキャンパスは3月30日(日)に開催予定!皆様のご参加をお待ちしています。 イベント情報はこちら 入学センター 関連記事 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 咲良史歌鹿(さくらしかじか)看護実習バッグを制作!~人間環境デザイン学科×看護医療学科
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