2011年の記事
2011.10.12
平成23年度冬木智子特別奨励賞授与式を行いました。
2011(H23)年10月6日(木)に、平成23年度冬木智子特別奨励賞授与式をC棟エントランスホールで行いました。 この冬木智子特別奨励賞は、冬木智子理事長が私財を寄付し設立した「冬木智子特別奨励基金」の果実により、学業成績・人物が優秀な学生や、諸活動で優秀な成績を上げた学生に表彰状の授与および奨励金の給付を行うものです。 今年度は、各学科長より推薦され、理事長に選ばれた18名が授賞。学部長、学科長はじめ担任教員や、職員、学生たちの祝福を受けながら、理事長よりひとりひとり表彰状と奨励金が手渡されました。 (さらに…)
2011.10.11
産学官連携 橿原「夢の森フェスティバル」(大和物産展)に出展しました。
人間環境デザイン学科の学生が創作した橿原のおみやげものが商品化! 2011(H23)年10月8日から9日の両日、橿原青年会議所主催で橿原神宮森林遊苑一帯を会場にして開催された「第10回夢の森フェスティバル」の中の商業部門コーナー「大和物産展」で、人間環境デザイン学科の学生たちがデザイン考案し有限会社巽繊維工業所が商品化したおみやげものグッズが販売されました。 今年4月から橿原商工会議所と畿央大学(人間環境デザイン学科、健康栄養学科)が連携し、橿原市内見学や数回の勉強会、試作相談会を重ね、工芸部門と食部門の学内コンペで入賞した作品を商品化する『橿原みやげものプロジェクト』の成果発表でもあります。同フェスティバルでは巽繊維工業所が物産展に参加し販売デビューを飾ることができました。 巽繊維工業所は安全安心をモットーに品質管理を徹底し、値段・品質ともに海外メーカーに負けない靴下の国内生産を手がけています。昨年は平城京遷都1300年を記念してヒット商品となったせんとくんのペットボトルカバーを考案・販売。靴下の織り編み技術を応用した新商品開発のため『橿原みやげものプロジェクト』に参加。森下橿原市長、植田橿原副市長にお持ちいただいている“こだいちゃんペットボトルカバー”(左)、“こだいちゃんポケットティッシュカバー”(右)がデビュー商品です。 (さらに…)
2011.10.10
同窓会レポート~健康栄養学科5期生
私たち健康栄養学科5期生が卒業してから、早くも半年が経ちました。少しでも早く一人前の社会人になれるように日々努力を重ねているこのごろです。徐々に仕事に慣れてくるにつれ悩み事も増えてきました。そこで、お互いの情報交換やリフレッシュを兼ねて2011(H23)年9月3日(土)に、同窓会を開催することにしました。 同窓会当日は、台風が接近していたにも関わらず、5期生20名・先生1名が集まってくれ、不参加の先生方からは、たくさんのメッセージをいただきました。 同窓会が始まると、仕事の話や大学生活の思い出話で盛り上がっていました。先生にも、日頃の相談をたくさん聞いていただきました。みんなの様子を見ていると、笑顔が絶えず学生の気分に戻ったようでした。普段、管理栄養士1人という環境で仕事をしている私ですが、“心強い先生や仲間がいる”ということを実感することができました。これからも初心を忘れることなく、頑張っていこうと改めて思いました。 今後も定期的に同窓会を開催し、情報交換やリフレッシュできる場を設けていきたいと思います。参加していただいた皆様、ありがとうございました! 健康栄養学科5期生 西浦 智香
2011.10.03
北アルプス劔岳に登頂!~「遠足サークル」夏季登山合宿
「遠足サークル」は夏季登山合宿として北アルプス山系の名峰、劔岳(つるぎだけ)に挑みました! 劔岳は「日本地図最後の空白地点」「岩と雪の殿堂」とも呼ばれ、切り立った急峻な山容は見る者を圧倒します。日本百名山の中でも格別に人気があり、多くの登山者を魅了してやまないのが劔岳です。 ▼劔岳山頂(標高2999m)で ▼キャンプサイトから劔岳を望んだ1枚 遠足サークルでは、これまでに日本百名山である富士山、大峰山、大台ヶ原、阿蘇山などに登頂してきましたが、今回は初めてテントを背負って登り、テントで連泊するという本格登山でした。 北アルプスには愛らしいライチョウ、可憐な高山植物を間近に見ることができます。また、山を真っ赤に染め沈む夕日、別世界のような雲海など、日常では得難い体験、言葉では表せないような雄大な景色があります。 ▼最大の難所「カニのタテバイ」50mほどある垂直の岩壁をクサリと足場だけを頼りに登っていきます。 ▼なんと!真夏でも雪が解けずに残っています! ▼夏毛なのでわかりにくいですが、ライチョウです。人をこわがりません。 しかし山が見せる姿は美しいものばかりでなく、厳しい姿もあります。たとえば晴れている30分後には強い雨が降っている場合もあります。天候の急変、岩場など危険な場所は時に人を傷つけ、命をもうばうこともあるのです。当然ながら外灯はなく、夜は真っ暗です。便利なコンビニもありません。登るのが嫌になっても途中で引き返すにも簡単には帰れません。私たちが当たり前のように享受しているものが、当たり前でない環境。このとき「自然の前で生身の人間は本当に無力である、人間は自然に生かされている」と痛感するのです。当たり前すぎて私たちが忘れていたようなことを山は教えてくれます。 メンバーの多くは来春から小学校や高校の教師になります。これからもライフワークとして登山をつづけ、多くの感動や体験を得て、若者や社会に還元できたら・・・と思います。
2011.10.02
畿央生2名が、香芝警察の「一日警察署長」に!
平成23年9月22日(火)、健康栄養学科2回生の四方歩美さん、大畑友紀子さんが、「かぐや姫」に扮して香芝警察・一日警察署長に委嘱を受け、秋の交通安全運動のお手伝いをしました(9月24日(土)付けの讀賣新聞にも掲載されました)。 今回、二人は「交通事故防止に役立てば」と、学業だけでなく畿央祭(学園祭)の準備やクラブ活動で忙しい中でも、快く一日署長の任を引き受けてくれました。任務は下記のとおりです。 8:30 香芝警察で、かぐや姫衣装に着付け 9:30 一日警察署長委嘱式10:00 秋の交通安全運動出発10:30~11:00 エコール・マミにて、秋の交通安全運動 (さらに…)
2011.09.29
ボストンで行われた教師教育学会に参加しました
ボストンでの学会と授業参観-マサチューセッツ大学&ハーバード大学- 2011年9月11日~16日、マサチューセッツ大学で行われた教師教育学会「Best Teacher Education Practices on Topics of Contemporary Interest」に参加し、口頭発表を行う機会に恵まれました。口頭発表やメンバーの皆さんとのディスカッションも有意義だったのですが、今回私とっての一番大きな意味は、ハーバード大学において研究されている「プロジェクト・ゼロ」に関わるM.I.スクール(認知心理学者ハワード・ガードナーが提唱した多重知性理論に基づいて実践されている学校)を視察できたことです。しかも、「思考と学びの可視化(Making Thinking and Learning Visible)」の指導法を研究している先生方や教員養成課程の学生さんの研究授業も参観することができました。 上の写真は、小学校にある「教員用教材室」です。新任の先生からベテランの先生が授業準備にほぼ毎日活用し、新しい教材を共同でつくっている部屋だそうです。指導に必要な本や参考書、様々な資料、視覚教材などが教科、単元などに分けられ、非常に使いやすく配列してありました。こういう部屋が学校の中あることが、現場の先生の指導力につながるのだと感じました。 今回は学会参加メンバーが大学寮に宿泊して衣食住をともにするという、内容の濃い時間でした。短期間でしたが、ボストンで行われている教師教育と日本の教師教育と比較することによって見えてくるものが多くありました。ここで得られた経験を、学生さんに還元していきたいと強く思いました☆ 教育学部 准教授 坂本暁美♪
2011.09.26
第4回『大学は美味しい』に出展しました。
9月22日(金)から26日(月)まで、新宿タカシマヤの11階催事場で開催された第4回小学館『大学は美味しいフェア』に出展しました。 このイベントは、当初6月に予定されていたものが東日本大震災の影響を受けて延期となっていましたが、今回9月に改めて、東北の応援と新宿タカシマヤ開店15周年の思いを込めて、開催を迎えたものです!! 今回の出展は全35校。本学の出展は、昨年6月の第3回フェアと今年3月大阪タカシマヤ出展に続き、今回で3回目でしたが、どの大学も熱心な研究や地域連携から生まれた自信の商品を出展していました。 本学からの出展商品は、健康栄養学科の森友彦教授が㈱植嶋と共同研究している大豆スイーツ。中でも、おなじみの『大豆(ソイ)パウンドケーキ』、新製品の『大豆の恵(豆乳)ロールケーキ』と『大豆バウムクーヘン』の3アイテム。森先生とゼミ生は、栄養はもとより風味や食感を満たしつつ、大豆のチカラをどこまで引き出せるかを日々研究しています。 大豆スウィーツは、小麦粉の代わりに大豆粉を使うことで、低GIなどの大豆の健康効果や小麦粉アレルギー対応などの付加価値が期待されます。また、小麦で作ったスウィーツに比べ“しっとり”した食感があり、ほんのり“きな粉”の香がしてきます。 (さらに…)
2011.09.23
「LIVING&DESIGN すまいのリノベーション2011」を見学!
「リフォーム」と「リノベーション」の違いをご存知ですか?リフォームとは修繕とか仕様変更等のことで基本的には新築時に戻すことになります。一方、リノベーションは空間の価値そのものを変化させる大がかりな改修のことをいいます。 今年はその「リノベーション」をテーマにして、「LIVING&DESIGN すまいのリノベーション TOTAL INTERIOR 国際見本市」が9月14日(水)~17日(土)にインテックス大阪で開かれました。早速、加藤研究室では卒ゼミ生とともに情報収集に行ってきました。 全国の木工家による椅子の展示コーナーや最前線で活躍しているクリエイターのよるリノベーション提案コーナーなど、見どころが満載でした。最近はデザイン系の大学も出展しています。ゼミ生は2班に分かれ14日(水)は建築家・坂茂氏の特別講演を聴講、16日(金)は家具の展示を視察しました。
2011.09.22
ヘルスチーム菜良、高田高校文化祭へ!
9月10日(土)、学生の健康づくりを支援する自主活動サークル「ヘルスチーム菜良(なら)」が、高田高校の文化祭「群鳩祭」に参加! 高田高校の文化祭は、保護者の方や地域の方を招いての大々的な文化祭です。そこで、「食育サッとシステム」を使った食生活指導やパネル展示による食生活改善啓発活動を行いました。たくさんの方が訪れて、食育サッとシステムを体験してくださいました。 最初昨日の夕食や食べたい夕食をチェックしていただいたのですが、案外食塩を取りすぎていたり、食物繊維やカルシウム・鉄分が不足している方が多かったです。「何を足すといいと思いますか?」など考えていただくように心がけ、アドバイスしながら食事を考え直していただくと栄養満点の食事に!食育サッとシステムはすぐに結果がわかるのでとても好評でした。 (さらに…)
2011.09.21
書評「おいしさの科学シリーズ~生きていくための味覚の役割」
おいしさや科学や文化といった総合的な視点で追求する雑誌「おいしさの科学」創刊号のP72~79において、健康栄養学科教授の山本隆先生が「生きていくための味覚の役割」というテーマで原稿をご担当されました。 以下は、人間環境デザイン学科の齊藤功子教授による書評です。 私たちの「食べる」という行動を味覚の点から解き明かしてくれるのが本著です。 生きていくために日々食物を私たちは摂取しています(日常的には、ほとんど意識していませんが・・)。その際、味覚は、口の中の食べ物を飲み込んでいいものか、飲み込んではいけないものかという根源的な働きを担っているといいます。おいしいものは体にいいもの、おいしくないものは体によくないものという原則があり、これに則って行動すれば生命の維持ができるという訳です。 おいしさに関わる味は、心理学、生理学、分子生物学、遺伝学などの研究成果から、甘味、塩味、うま味、酸味、苦味の5つの基本味に現在は分類されるといいます。例えば、甘味は快感を生じさせ、体に必要なエネルギー摂取の信号であり、苦味は逆に毒物であるという警告信号で、どの動物も避ける味であるといいます。この基本味の味覚感受性は、人種差、性差、年齢差がほとんどないとされているそうです。体のいろいろな箇所に老化を感じる年齢の私としては、喜ばしい限りです。 また、基本味だけでは説明できない触覚や温覚、冷覚、痛覚など、味覚以外の感覚との複合感覚を総合的に味としてみなしているといいます。読み進めると自分自身の過去の食行動の経験、どのような味の料理を食してきたかが味覚の形成に大きく関わることが理解でき、主婦としての自分の力量を悔やむところです。 日々の食生活の大切さと楽しさを再認識できる絶好の機会となりました。
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