2013年の記事

2013.10.16

夏の学習キャンプ2013『咲顔』!!

こんにちは!学習キャンプスタッフの上田紗希こと、ぴょんすと! 影山萌々子こと、もこです!   9月1日、2日の2日間、奈良野外活動センター(奈良市都祁)において学習キャンプを開催しました。 学習キャンプ(通称“学キャン”)は、学生スタッフが主体となり考えた企画やさまざまな活動を通して、普段の生活では学べない知識を得たり体験をしたりすることのできるキャンプです。今年の人数は参加者66名とスタッフ24名の合計90名と、たくさんの方が参加してくれました。台風による警報の影響も心配され、開催できるのかどうかわからない状況だった今年の学キャン。ですが、当日は少し雨が降ったりするものの、ときどき晴れ間が見えたりするまでに天気は回復!!無事に開催することができました。   スタッフ前日リハーサルのため吐山に登っていたこともあり、スタッフのやる気は120%越え!!!!!!!桜井まで参加者を迎えに行くスタッフ数名で、参加者を誘導しました!バスでの説明も、ちゃんと聞いていただけて、初めから参加者のやさしさに触れることができました。     いざ、吐山!!しかしあいにくの雨!!!!だけど、そんなの関係ないさー!!!ということで、坂を登りつめ、スタッフの出迎えの中やっとセンターに到着!     雨ということもあり、プレイホールで入所式を済ませ、昼食による交流会!食べ終わってからは、外部講師の吉藤先生によるアイスブレイキングのレクリエーションや自然講座がありました。 最初こそ緊張している様子だった参加者の皆さんも、楽しみながらキャンプをする際に役立つ知識やレクリエーションを学び、その中で緊張もほぐれていきました。     その後は、一日目の活動、略して《一活》です!この一活は先ほどの自然講座をもとに行われる追跡オリエンテーリングなので、参加者のみんなは自分のメモを見つつ、チームで活動を楽しんでいました!チームで力を合わせて行うことが多かったので、ここで参加者同士の距離がグッと縮まったのは言うまでもありません。 そして追跡オリエンテーリングを終えてからは、おまちかねの夕食!みんな動き回ったので、お腹を空かせいたこともあり、ごはんを食べる顔がとっても良い咲顔に満ちていました。   夕食終了後、少し休憩してから、外はあいにくの雨であったため、プレイホールで、キャンドルファイヤーを行いました。ここではスタッフも、ファイヤーレクをさせていただき、参加者共々心からファイヤーレクを楽しみました! ファイヤーレクが全て終わったあとは、スタッフによるトーチを行いました。この学習キャンプへの思いをスタッフ5名が話してくれました。そして、トーチ終了後そのスタッフ5名が、みんなのロウソクに火を燈し、願いを心の中で唱えた者から順番にロウソクの火を消していきました。みんなが願いを唱え終えてから、プレイホールの外に出て火文字を見ました。そこで統括のきっつから学習キャンプの思いを話してもらい、一日目の活動を静かに終えました。       キャンプ2日目の朝は、朝の活動から始まりました。朝の活動の担当は、ちい・ゆり・りゅう!朝の活動のねらいは「気持ちのよい朝に」でした。 「にらめっこ列車」からはじまり「微笑み返し」といった、言葉を用いず表情やジェスチャーで気持ちを伝える“ノンバーバルコミュニケーション”というものを意識したレクリエーションで体育館はあたたかな雰囲気に包まれ、素敵な咲顔を見ることができました。 そして最後はなんと懐かしの「おはロック」!!!歌詞と振り付けは、朝の活動のメンバーで考えました。プレイホール中に「おっはー」の声が響きわたりました。朝の活動を通して、気持ちのいい朝になったと思います。       朝食を食べたあとは、昼の活動がありました。昼の活動の担当は、けいた・げん・めぐ!昼の活動のねらいは「繋がりから咲く笑顔」でした。この活動では参加者をグループ分けし、5分以内のコントを作成してもらいました。さすが関西人!!!ということで、どのグループのコントも面白く、笑い声が絶えませんでした。ほとんど知らない人とコントを作るということでしたが、新たな繋がりも生まれ、コントを通じて咲顔を咲かせることができました。   次の活動は野外炊飯でした。担当は炊事・健康のきっしー・りちゃん・みき!炊事・健康のねらいは「はにかむ食堂」でした。 メニューは野外炊飯には珍しい「ハヤシライス」!そして、デザートには「フルーツポンチ」でした!各班が協力して、美味しい料理を作ることができました。みんなも「美味しい!!」と言いながら、咲顔を浮かべていました。   そして最後の活動のフィードバック。担当は、しょう・たなゆ・わかな!振り返りを通して、このキャンプで学んだことなどを話し合いました。また、制作活動で大きな花を咲かせることができました。最後にムービーを見たり、テーマソングの「咲顔」を歌ったりしました。感動して涙する参加者・スタッフもいました。       参加者の皆さんのおかげで本当に最高のキャンプにすることができました。一泊二日という短い時間でしたが、その中で自然に関する知識やレクリエーション、また人との関わり方や今年の学キャンのテーマにもなっている「笑顔」というものの大切さなど、学ぶことがたくさんあったキャンプだと感じてくれているといいなと思っています。 キャンプはスタッフだけでつくりあげるものではなく参加者も加わってはじめて完成するもの。あれほどたくさんの方と活動を共にできたことを、スタッフ一同とてもうれしく思っています。本当にありがとうございました!!   学キャン2013のレポートでした。これからも学習キャンプをどうぞよろしくお願いいたします!!     《学習キャンプの目的》 有志の学生がスタッフとして計画したものであり、野外学習センターという日常生活から離れた環境の中で自然と係る活動を通じて参加者やスタッフの学生が自然に関する知識や集団宿泊活動の楽しさや進め方について学ぶ。また日常生活のありがたさについて考える機会をする。   《今年度のテーマ 咲顔(えがお)》 ひとり一人に笑顔が咲いてほしい、みんなが心から笑って笑顔の花を咲き誇ってほしい。     ぴょんす  上田 紗希 現代教育学科2回生(1221015) もこ  影山 萌々子 現代教育学科1回生 (1321048) きっつ 橘内 爽太 現代教育学科2回生(1221043)

2013.10.15

畿央彩~第11回畿央祭実行委員Blog vol.25 

こんにちは(^0^) 統括のみっちゃんです!   学祭まであと一週間を切りました!早い! どの部署も追い込みに入り、みんな必死に作業しています☆   さて、学祭間近ということで、統括一同、毎日バタバタしております。 活動の中で特に、紹介したい二つの項目があります!!     まずはつなぎ!!!       こーんなオレンジ色に紺の文字です! 消防士みたいです!かっこいい!! 先日届いたので実行委員に配布しました。   学祭当日は、オレンジのつなぎを着た人がたくさんいると思うので、気軽に声をかけてください(*^^*)       次にステンドグラス!!! 前回、統括 やいちゃんが紹介してくれたのですが、 なんと!ついに!完成しました\(^O^)/☆   どーん!!!…と、写真を貼りたいところなのですが、今は秘密です!!!   ちょっと製作過程をのぞきますと…       このようなかんじです☆ 完成したステンドグラスは、去年と同じところに飾ります! 楽しみにしていてください♪       今年は模擬店の出店数が増え、舞台の出演団体も増えて、 去年より一層にぎやかな学祭になりそうです!わくわく!   紹介致しました、ステンドグラスをはじめ、 展示部署の作る看板や舞台部署のパネルなどなど、 たくさんの「彩」に溢れた大学で、皆さんを待っています(^O^)   楽しみですね!!! ぜひ、お越しください(*^^*)       統括 瀧川瑞季

2013.10.14

産学連携事業 第12回学生店舗モニター

平成21年から始まった産学連携支援事業・学生店舗モニター(通称)は今回で第12回目を迎えました。今年度は9/18(水)に学生5名と共に行ってまいりました。   今回の個人的な感想を率直に言いますと、過去の店舗モニターの中でも最も気持ちのいいものとなりました。 長年経営を続けてこられた大先輩の方々が、素直に若い学生の意見に耳を傾けておられる姿勢に感銘を受けました。 特に事業所様が真摯に対応していただいたことに対して、本当に感謝申し上げます。     ■  ファッションハウス イシダ (午前) ファッションハウス イシダ様は創業100年になる老舗です。当初は呉服が主であったそうですが、時代の流れで現在のような婦人服中心の品揃えになってきています。伊勢街道に面した目立つ場所に位置していて、昔は賑わいのある商店街であったが、今は新しく住宅が建ち始め、様子は一変しています。 ただ格子の町屋はところどころに存在しており、そこだけが旧街道の面影を残しています。学生たちは積極的にさまざまなアイデアを提案しました。     ▼提案は、すぐに採用していただきました!         ■  當麻の家 (午後) 大学からさほど遠いところではないのに、これほど充実した施設があるとは驚きです。 周りの景色も大変素晴らしく恵まれた環境に立地しているいわゆる「道の駅」。 店内をみますと商品も豊富で、活気が溢れていてお店の方が元気一杯の声で掛け声をかけられている様子は清清しい雰囲気です。こちらも元気になってくるほどです。   お昼には、蓮花定食、おだんごそして特製しそアイスクリームをご馳走になりました。     ▼もちろん、肝心の提案も忘れてはいけません!       お腹も一杯、大満足の店舗モニターでした。   人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜     【以前に行われた店舗モニター記事はコチラ・・・】 第11回店舗モニター   https://www.kio.ac.jp/information/2012/10/11.html 第10回店舗モニター   https://www.kio.ac.jp/information/2012/09/10-2.html 第9回店舗モニター   https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-426.html 第8回店舗モニター   https://www.kio.ac.jp/information/2011/08/post-405.html 第7回店舗モニター   https://www.kio.ac.jp/information/2011/03/post-356.html 第5,6回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2010/09/post-305.html 第3,4回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2010/04/post-256.html 第2回店舗モニター   https://www.kio.ac.jp/information/2009/09/post-195.html 第1回店舗モニター   https://www.kio.ac.jp/information/2009/03/post-142.html  

2013.10.12

「Business Camp KING」への参加レポート

人間環境デザイン学科 2回生 松田眞子です。   私は夏休みに、大学生が運営する「Business Camp KING」(8月25日~9月1日)というイベントに参加しました。   昨年まで行われていた学生のためのビジネスコンテストKINGは、17年にわたり官庁や企業からの後援・協賛で、合宿形式のビジネスコンテストを開催してきたそうです。 今年度からは形式をコンテストから“キャンプ”に改め、活動をセミナーやワークショップを行う”Learn”と、フリープランニングやプレゼンテーションを行う”Practice”に分け、両方を行い、初対面チーム制合宿でつくりあげるビジネスプランを争いあうキャンプとなっています。   夏休みを前に私は、自分の実力が他の学生と比べてどうなのか、ふと疑問に思い、色々な大学・学部・学年の人たちと一つのものを作り上げるという、今までに経験したことのない形式のイベントに参加してみたくなりました。 また、昨年の参加者のブログレポートに、「参加したことで多くのことを得られ『行かないとわからない』」と書いてあり、とてもドキドキ期待させる内容だったので、応募してみました。   キャンプの参加者は約100名。1グループ5名が20チームに分かれ、ビジネスプランを立てました。 「2030年の未来を洞察し、未来のビジネスアイデアを創造すること」が今年の課題でした。 既存の価値観にとらわれず17年後の未来のビジネスアイディアを話し合う(不確実性の高い)のがテーマの目的です。   7泊8日という時間をかけて、セミナー・ワークショップ・フリープランニング・プレゼンテーションを一貫した流れで経験、合宿形式という非日常空間であるテーマについて徹底的に考えぬくことを経験しました。 所属大学・学部・年齢などが全く違う仲間と意見を出し合いプランをつくりあげることがどれほど難しいことなのかということを実感しました。     何度も苦戦しながらプランを仕上げていくなかで少しずつ先が見え、7日目にあったプレゼンテーションでは一人ひとりが自信を持って臨めました。 何もかもが初めての経験でしたが8日間を通じて視野が広がり、自分の分野に関わらず挑戦することがとても大切だということを再確認できました。     私は、ここで学んだことを、ひとつのステップとして就職活動にもその経験を活かしていこうと思います。自分の今の実力が他大学の学生とどれくらい違っているのかも知ることができて勉強になると思います。就職活動中・就職が終わった先輩もいるので就職の詳しい話もたくさん聞けました。   興味のある方は、来年度はぜひ、チェックしてみてくださいね!

2013.10.11

軟式野球部 西日本大会 4年連続出場決定!!

2013年度 関西学生軟式野球連盟秋季リーグ戦 結果報告   9月22日(日) 1試合目 畿央大学   vs 奈良県立大学 2-2 2試合目 宝塚医療大学 vs 芦屋大学   5-4   9月29日(日) 1試合目 畿央大学   vs 芦屋大学   7-0 2試合目 宝塚医療大学 vs 奈良県立大学 3-2   10月6日(日) 1試合目 奈良県立大学 vs 芦屋大学   7-0 2試合目 畿央大学   vs 宝塚医療大学 2-1   この度、先輩方が作りあげてきた西日本大会出場4連覇を達成することができました。西日本大会は1位通過と2位通過があり、2勝1分で1位通過できました。   今年、春季リーグで勝ち上がり、全国大会に出場しましたが、一回戦敗退という結果になりました。この悔しさをバネにして西日本大会では勝ち上がりたいと思っています。     西日本大会の日程は11月10日~15日となっていて、今年は奈良市(鴻ノ池球場)で開催されます。開催県として恥ずかしくないようにチームがひとつになりがんばります。   軟式野球部 部長 田仲真規 (現代教育学科3回生)

2013.10.09

本学教員が、ミクロネシア連邦で健康増進に関する調査を実施中!vol.2

畿央大学の国際保健医療技術協力参入をめざして  『ミクロネシア連邦における高齢者の健康とQOL向上を支援するモデル事業』     畿央大学に入職した時、私はトヨタ財団から受けた研究助成の終盤で、大洋州ソロモン諸島における妊産婦のマラリア予防教育教材の開発に取り組んでいました。 思ったようには事は進みませんし、本務との時間調整など少し焦りを感じることもありましたが、現地からの帰国報告に伺った際に金子章道健康科学部長は、「奈良の畿央大学、日本の畿央大学に留まらず、世界の畿央大学を目指したい。あなたも頑張ってください」と励ましてくださいました。その時、いつか畿央大学が組織として国際保健医療協力に関われたらいいな、と漠然と思ったことを記憶しています。   そしてソロモンのプロジェクトが終了して2年が経過した昨年10月1日から5ヶ月間(2012年10月~2013年3月)、今度は畿央大学開学10周年記念在外研究としてミクロネシア連邦ポンペイ島(州)におけるフィールド調査を行う機会を得ました。テーマは「生活習慣病に関する予防行動に影響を与える要因を探る」というもので、 465名の面接と、523名の身体機能測定を実施しました。 今回の国際保健医療協力への参入に関する提案は、現地での調査期間に生まれたものです。 そして、今回、今年6月に応募したJICA関西センター市民参加協力(海外)『国際協力 次の一歩プログラム』が採択され、9月1日から29日までミクロネシア連邦ポンペイ州に行って参りました。 国際保健医療協力参入への試み『草の根技術協力事業』提案のための事前調査です。『草の根技術協力事業』には『草の根協力支援型』という枠組みがあり、“知識や技術はあるが開発途上国への支援実績は少ない”NGOや大学などの団体をJICAが支援し国際協力活動を後押しします。   『ミクロネシア連邦における高齢者の健康とQOL向上を支援するモデル事業』のアイデアは、先の在外研究フィールド調査で、予想以上に高齢者が少ないと感じたことから始まりました。 事実、面接調査協力者の平均年齢は、男性51.65歳、女性47.48歳でした。ウィークデーの日中ですから、もっと高齢者が多いと考えていたのです。高齢者の引きこもり?重度の生活習慣病で寝たきり高齢者ばかり?さまざまな憶測から、ポンペイ島に住む高齢者の生活や社会の中での位置づけなどに関心を持ちました。   WHO世界保健機関は、途上国を含む世界のほとんどの国で平均寿命が延びていることを示した上で、すべての国や地域は高齢化に向けて準備をするよう呼びかけています。 ポンペイ州の人々にとって高齢者は敬うべき存在で、多くの家庭では、事実、高齢者は敬まわれています。ただ、敬まわれることが必ずしも適切なケアを受けていることとは一致しないので、例えば、何をすることもなく、椅子に座って1日をすごすことで、脳機能を含めた身体機能が損なわれたり、社会との関わりが断ち切られたり、QOLを低下させていることが考えられます。 日本では「介護予防」という言葉があり、高齢者の健康維持増進のためのプログラムはたくさんあります。 生まれ育った国や地域が違っても、人の命の重さが等しいとするのなら、それはどの年代の方々にも当てはまること。高齢者が生き生き元気にすごすことは医療費の削減や家族の介護負担を軽減する、そうした理論も共通のものでしょう。 高齢化社会に備えたシステムの構築、高齢者ケアに対する知識や技術の移転など、日本に蓄積されてきたそのノウハウを国際協力で活用できればと考えます。また、多くの途上国はまだまだ母子保健や教育を優先課題として予算を投入し、高齢者や障害者のケアに目は向けるゆとりがありません。だからこそ、途上国における高齢者や障害者の生活改善や健康課題には外部から技術と資金を持ち込む価値があると考えます。     ▼前回の調査でも訪ねたエリアもあり、今回の私の訪問を待っていてくれた方もありました。「前回のアドバイス、ストレッチ体操と散歩を毎日している」とニコニコして話をしてくれました。     ▼「で、次はいつ来るのさ?もうポナペに住んだらいいじゃない!」と。     ▼高台にある自宅からそのすそ野の娘の嫁ぎ先まで下りてきてくれた高齢ご夫婦。(前列左と前列中央)ご主人は目がほとんど見えません。おそらく白内障と思われますが、手術のできる医師も施設も国内にありません。ほとんどを自宅の中で過ごしているということでした。ブルーの上着は公衆衛生局のスタッフ。     ▼寝たきりになってから7~8年くらいという女性。起こしてあげるとしばらくは自力で座位を保持できる。褥瘡はなかった。時々横の川へ抱いて連れて行き水浴びをさせているとのこと。     ▼ランチを食べながらチームミーティング。     ▼「おまえたちのじゃない、お客さんのだよ」サトウキビを切り出してきてくださった。     ▼83歳というこの女性はこの地域の最高齢。80代の方々は、日本の統治時代に小学生だったので多くはあいさつ程度の日本語は今も話すことができる。しかし、この女性は「耳が聞こえなくなってずいぶん経つので忘れてしまった」とさびしそうな表情で語った。     ▼すっぽんぽんは最高!子どもたちはみな逞しいです。     ▼冠婚葬祭に欠かせない豚,デカイ!近寄られるとかなり恐怖を感じます。     今回は、5つの自治区において60歳以上の地域住民356人(+プレテスト19名)を対象に日常生活の様子や日常生活で感じる障害、生きがいなどについてインタビューを実施しました。 356名という人数はポンペイ州に居住する高齢者の20%弱にあたり、資料としても大変意義があります。これらのデータから『ミクロネシア連邦における高齢者の健康とQOL向上を支援するモデル事業』の意義を主張していきたいと思います。   看護医療学科 准教授 堀内美由紀 【関連記事】 本学教員が、ミクロネシア連邦で健康増進に関する調査を実施中!vol.1 JICA関西facebookページ

2013.10.07

看護医療学科学生のボランティア活動レポート

ボランティア委員会の初回ブログは看護医療学科学生のボランティア活動を紹介します。   看護医療学科では主に2年次の学生を対象に「病院・施設ボランティア活動」という選択科目があります。 この科目は、はじめて患者様を受けもちした「基礎看護学実習」(1回生後期)から3回生後期から始める専門領域別実習(母性、小児、老年、急性期、慢性期、精神、在宅、地域)への橋渡しのような科目です。科目の特徴はどのようなボランティア活動を行うか、そのボランティア活動をとおして何を学ぶかは履修している学生が決めることです。 ボランティア活動をおこなったあとは、ボランティア活動をとおして何を学んだのか個人で振りかえったあと、グループでも考えてこの科目のまとめとしています。     今年は20名以上の学生が履修しました。養護教諭をめざす学生は養護教諭の仕事の実際を知っておこうと、忙しい授業の合間をぬって小学校や中学校の保健室でボランティア活動を行いました。       また、障がいをもつ方に関心を持つ学生は障がいをもつ方々のキャンプのサポートをしました。   子どもに関心のある学生は子どもと接する機会が多くあるボランティア活動を選びました。     ボランティア活動に参加することで「連携しあうこと」を学んでくれた学生達もいます。     今年度は子どもの活動をサポートするボランティア活動が多かったのですが、今までには高齢者施設での配膳や入浴介助・レクレーションをサポートするボランティア活動、病院で外来患者様をサポートするボランティア活動を行った学生もいます。今、4回生になっている学生にボランティア活動について尋ねてみました。   ■病院の外来患者様をサポートした学生Aさん たくさんの患者様の車椅子を押しました。実習では一人の患者さんを受け持つので車椅子を押していくところが限られていますが、このときはエレベーターに乗るときの車椅子の押し方、他の患者さんにぶつからないように廊下の角を曲がるなどたくさんのことを経験できました。また、ある患者さんが『車椅子は誰かに押してもらわなあかんから』とおっしゃったとき、患者さんはとても気をつかっておられることに気づきました。 ■難病をもつ子どもをサポートした学生Bくん 難病をもつ子どもたちとは、普通に生活をして、実習に行っているだけでは出会うことがありません。この子こどもたちと出会えたことで『彼らは、僕たちとは違った環境でありながら自分の置かれている状況を把握しながら本当にたくましく生きている。僕らには病気を治すことはできないし、できることは少ないけれど、できる限り彼らに寄り添うことが大事だ』と学びました。   ボランティア活動は自主的なものですので、教員はその場にいませんが、実習指導中に実習施設でボランティア活動を行っている学生を見かける機会があります。ふだん学内では見たことのないような笑顔で患者様やご家族と話をしています。関心のあることに取り組むことが学生をこのような笑顔にするのだと思います。 今年度のボランティア活動は畿央祭(10/19・20)と地域連携フェア(12/8)で発表をします。 是非お越しください。   看護医療学科 講師 寺田美和子

2013.10.04

第32回全日本クラブ卓球選手権大会(福島)に出場してきました

9月12日から福島に行き 第32回全日本クラブ卓球選手権大会(於:福島市国体記念体育館)に 出場してきました(   `・ω・´)       女子4人(2E木村碧、1E古林早紀 1E山路晴香 1K土本采加)で奈良県の予選を勝ち抜き、 不安と期待を持って、はるばる福島まで遠征しましたが・・・ 全国大会の試合では全然歯がたちませんでした!   ですが1回生が初戦のリーグで 1勝しました(^〇^) 本当に貴重な1勝です!!       台風の影響もあり、予定より現地を早く出発しましたが、 帰阪には相当な時間を要しました! (疲れ果てました。)   これからも卓球部みんなで 精進しようと思います(>_<)   現代教育学科2回生 木村碧

2013.10.04

被災地支援「のびのびキャンプ2013 」~参加学生レポート④

今年の夏に開催された、被災地支援「のびのびキャンプ2013」。畿央大学の学生・教職員有志が、福島県の子どもたちと一緒に最高の夏の思い出を作りました!キャンプ中は5グループに分かれて寝食をともにしましたが、そのグループリーダーを務めた5人の畿央生が、現地の様子をフォトレポートします!   【8月15日(木):キャンプ最終日、同窓会、そして別れ】   のびのびキャンプ 最終日(8月15日)は教育学部1回生のほんちゃんが担当します。 午前中は、各グループの最後の活動となる「新聞作り」をしました。   ▲充実した2日間を思い出しながら、子ども達の思いを1枚の大きな紙に書いて、オリジナルの新聞を制作します。   ▲完成!!(どのグループも良い新聞ができました☆)   そして、2011~2013年の子ども達や大学生、卒業生が集まる大同窓会、「のびのびフェスティバル」開催!!!   ▲プロジェクトから子どもたちに、「のびのびキャンプ2013オリジナルTシャツ」をプレゼント(黄色)。 全員で同じTシャツを着て、のびキャンOB・OGをお出迎え!   ▲久しぶりの再会に抱き合い、喜び合うのびキャン新旧メンバーたち。   ▲次に、集まった全員で新しいグループを作ってアイスブレイク。いろんな垣根を越えて、距離が縮まります。   みんなが仲良くなったところで、午後からはキャンプ場にてBBQ!!! 子ども達の保護者の方たちと運営の人たち、また子ども達も加わりみんなでご飯を作りました。 (保護者の皆様、本当にありがとうございました!)     各グループごとにご飯をおいしくいただきました!!     ご飯の後は「ふくしまの笑顔をつなぐボランティアグループひらそる」の代表、ぼんちゃんの結婚をみんなでサプライズ祝福!!     そして、記念に全員で集合写真☆☆ ぼんちゃん、お幸せにー♪   (さらに…)

2013.10.03

被災地支援「のびのびキャンプ2013 」~参加学生レポート③

今年の夏に開催された、被災地支援「のびのびキャンプ2013」。畿央大学の学生・教職員有志が、福島県の子どもたちと一緒に最高の夏の思い出を作りました!キャンプ中は5グループに分かれて寝食をともにしましたが、そのグループリーダーを務めた5人の畿央生が、現地の様子をフォトレポートします!   【8月14日(水):キャンプ2日目】   教育学部2回生の山地美咲です!早速、キャンプ2日目の様子をお伝えします!   2日目ということもあり、まだまだグループのみんなと馴染めていない子どもたちもいましたが、さまざまなプログラムを通して、だんだんと仲良くなっていきました。   ▲朝からゲームでハイテンション! ▲グループの結束も強まってきました!   ☆プログラム①:フォトテーリングと写真立て作り グループに配られた地図と写真を頼りに、写真に写ったものがどこにあるのかを探しに行く「フォトテーリング」というゲームをしました。グループのみんなで、どこにあるのかを考えたり、いろいろな話をしながら歩いたりしているうちに、だんだんと打ち解けていきました。 フォトテーリングをしながら集めた、落ち葉やまつぼっくりなどを使って、1人ずつ、世界に一つだけの写真立てを作りました。小枝を切ったり、ペンで色塗ったりとオリジナリティーあふれる写真立てができました!     ☆プログラム②:飯盒炊飯 夕食は、手作りのカレー!協力して、おいしいカレーを作ることができました! グループの机に、キャンプを支えてくれた人たちをゲストとして招いて、みんなで楽しく食べました。     ☆プログラム③:キャンプファイアー キャンプと言えば…いよいよキャンプファイアー!たくさんの楽しいゲームをしました。 また、グループごとに出し物を考えて、発表しました。グループごとのカラーが出ていて、笑いあり、感動ありでとても盛り上がりました。       あっという間に今夜はグループで過ごす最後の日、ということで、キャンプ全体を振り返り2日目が終了しました。 明日はいよいよ最終日!のびキャンOB,OGたちが集まる「のびのびフェスティバル」も待っています!   教育学部2回生 山地美咲 ■関連リンク ・学生広報スタッフBlog vol.90~のびのびキャンプ2013参加レポート! ・被災地支援「のびのびキャンプ2013」を福島県で開催! ・畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページ ・学生広報スタッフblog vol.72~被災地支援「のびのびキャンプ2013」が始動!