2018年7月18日(水)
助産学専攻科の授業は、7月に入ってからは、ほとんど分娩介助の演習をする毎日です。
その中で、平成30年7月10日(火)に、岩田塔子先生のフリースタイル分娩の講義を受けさせて頂きました。
岩田塔子先生は、助産師の他に鍼灸師、超音波検査師の資格も持っておられ、産婦主体で安楽な分娩介助に必要な技術を多く身につけておられます。分娩介助以外に多数の著書と全国での講演とたいへん活躍しておられ、パワーと存在感を感じました。
フリースタイル分娩とは、現在私たちが練習している仰臥位分娩だけでなく、実際に助産院で行っている側臥位や四つん這い位など産婦の望む様々な体位の分娩を言います。
実際に学生間で産婦や助産師の役割を決めて介助の練習や、分娩進行に異常が見られた時の対応の方法などを演習してみました。分娩の体位が変わっても介助の方法は基本的には変わりませんが、産婦さんの体位に合わせて分娩介助し応用していくところが難しかったです。今回の講義では、胎児の回旋や分娩介助の細かいアドバイスなども頂き、今後の分娩介助に活かしていきたいと思いました。
助産学専攻科 赤木円、瀬川文穂
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