カテゴリー

畿央の学びと研究

2018.08.30

平成30年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました!

チーム医療ふれあい実習を終えて   チーム医療に携わる専門職としての資質や態度を養い、職種間の協働の重要性について学ぶ「チーム医療ふれあい実習」は、本学の特色ある学びの一つになっています。 今年度は平成30年8月20日(月)~24日(金)に、看護医療学科1回生、理学療法学科1回生、健康栄養学科臨床栄養コース2回生の学生総勢194名が、学科の枠を超えてグループを編成し、チーム医療が実践されている医療現場(10施設)で実習を行いました。     以下、学生たちの学びの様子を紹介します。   健康栄養学科2回生  今回の実習では、それぞれ個人及び施設ごとに実習目標を決め、実習に臨みました。 私のグループでは、『チーム医療において、患者と医療従事者、医療従事者同士のコミュニケーションのとり方について学ぶ』という目標を掲げ、施設見学や看護師のシャドウイングなどをしました。 看護師のシャドウイングをする中で、言葉のかけ方や声の大きさ、スピードなどを患者さんによって使い分け、目線はしっかりと合わせ笑顔で対応するなど、看護師ごとにコミュニケーションの図り方を工夫されている姿が印象的でした。このような細かな気配りが患者さんからの信頼に繋がり、患者さんの治療意欲も向上すると感じました。 また、昼食時には様々な形態の病院食を見せて頂き、実際に患者さんが食事を摂られている場面や食事介助の場面を見学させて頂きました。患者さんに合った食事を個別に提供するためにも、医師や看護師などと管理栄養士がしっかりと連携し、患者さんの状況を正確に把握することで、病院食の個別対応が可能になっているということを学びました。 今回の実習を通して、看護師、理学療法士、管理栄養士だけでなく様々な職種の役割や、医療におけるチームでの連携がいかに大切であるかということを学びました。さらに、病院における管理栄養士の役割を深く学ぶことができ、また管理栄養士を目指すに当たって、コミュニケーションの図り方は栄養指導の際などにも重要となるので、今回の学びをこれからの大学での学びや将来に活かしたいと思います。 今回、実習でお世話になった各施設の先生方、本当にありがとうございました。  健康栄養学科2回生 田中希穂   看護医療学科1回生 今回の実習では、薬剤科、検査科、リハビリテーション科、管理栄養科など各部署や病棟、外来での見学を通し、チーム医療やコミュニケーションの大切さを学びました。 各部署の見学では、多職種がそれぞれの役割を果たし、チーム医療として多職種と連携することで、患者さんにとって様々な視点からの治療やケアなど、最善の医療を提供できることがわかりました。また、このチーム医療に関して、看護師は患者さんと関わることが最も多く、患者さんの代弁者でありチーム医療での中心となる存在であることを知りました。 実際に、病棟や外来で患者さんやその家族と会話をし、会話が続かなくなってしまうことや、地域についての知識がなかったなど自分自身の不足している点について気づくことができました。このことより、地域などの知識を得ることや、あいづちなどの傾聴の技術を身につけることが必要だとわかりました。そして、患者さんによって性格や病状は違い、治療やコミュニケーションをその患者さんの特徴などの個別性に応じて実践することが大切ということも学びました。 この実習を通して、自分自身の知識や技術の不足点、各職種の役割・連携、コミュニケーションの重要性を知ることができたので、この学びを今後に活かし高度な技術やスキルの習得に努めていきたいです。  看護医療学科1回生 竹田愛奈   理学療法学科1回生  今回の実習では、薬剤部、栄養科、検査室、外来、リハビリテーション室、整形外科病棟、消化器外科病棟の見学をさせて頂きました。どの部門、病棟でも、多職種での連携を重視されていたのが印象的でした。自分がめざしている専門職以外の職種の役割を学び、チームとしてどのように連携していくべきか考えることができました。また、実習中に患者さんと直接お話させて頂く機会があり、その時に、入院中は、患者は常に不安を抱えているので、笑顔で、柔らかい口調で話してほしいと仰っているのを聞いて、患者さんとの接し方が、不安を少しでも和らげるのにとても大切なことであると学びました。更に認知症の方にはタッチングや非言語コミュニケーションを活用することが重要であることも学びました。そして、今回の実習を通して、患者さんの不安を和らげるようなコミュニケーション技術を身につけるという新たな課題を見つけることが出来ました。また、職種間でのコミュニケーションも、患者さんにより良い医療を提供するために重要なことだと学びました。医療現場においてのコミュニケーションは会話だけでなく、五感を使って様々な変化に気が付くことが大切だと知ることができました。そして、実際に働く理学療法士を見て、将来自分が理学療法士になったときの姿を実習前より具体的にイメージすることができるようになりました。今回の実習で学んだことを忘れずに、今後も努力し続けたいと思います。   理学療法学科 1回生 今井千智・尾上耕平・鶴岡美玖     専門職になるためには現場での実習が欠かせません。実習に向けて、4月から各学科での専門教育に加え、学科合同での「チーム医療論」という講義を通して準備してきました。講義では特に、病をもつ患者はどういう想いを持っているのか?また、患者を支えるためにチームとしてどうあるべきか?について考えてきました。 今回、初めて医療現場の裏側を目の当たりにし、患者中心の医療が提供されていることを理解し、また、実際に患者様とコミュニケーションをとる難しさを知り、講義で考えてきたことをさらに深めることができたのではないかと思います。     この場を借りて、ご協力いただきました患者様、施設・指導者の方々に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。   理学療法学科 助教 松本大輔   【関連記事】 平成29年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました! 平成28年度「チーム医療ふれあい実習」を終えて

2018.08.30

「インテリア設計士2級」に21名全員が合格!~人間環境デザイン学科

第58回「インテリア設計士2級資格検定試験」が本学において2018年7月14日(土)、15日(日)の2日間で開催されました。本来は7月7日(土)、8日(日)で行われる予定でしたが、大雨のため1週間延期で実施されました。今年は2回生21名が受験し2年連続で全員合格を達成しました。 ちなみに全国では756名が受験して合格者は561名、合格率は74.2%でした。     〇合格者は下記の21名です、(敬称略) 饗庭美咲・阿部きらり・石井彩花・斎宮ひなの・稲井葉澄・猪野紗也華・岩城柚葉・上田琴乃・岡田由希・奥村綾・勝井佑奏・木原楓・久保更紗・櫻井香月・谷村菜緒・辻野晧・釣本真央・西岡あさひ・橋本菜緒・福嶋佳奈子・森田百香   皆さん、本当におめでとうございました。                    人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜   【過去の成績】 2017年度 インテリア設計士2級試験結果 2016年度 インテリア設計士2級試験結果 2015年度 インテリア設計士2級試験結果 2014年度 インテリア設計士2級試験結果 2013年度 インテリア設計士2級試験結果 2012年度 インテリア設計士2級試験結果 2011年度 インテリア設計士2級試験結果 2010年度 インテリア設計士2級試験結果 2009年度 インテリア設計士2級試験結果

2018.08.27

看護医療学科 海外インターンシップ2018 in オーストラリア 現地レポートvol.4(教員総括)

護医療学科の海外インターンシップは、2回生2名が参加して、2018年8月18日(土)~26日(月)までオーストラリアで行われています。 海外インターンシップの目的はオーストラリアの文化に触れ、海外での医療に関する事情や課題を知ることで日本の医療に関する事情や課題と比較することです。また、グローバル化に対応するためのコミュニケーションスキルを身に付けることも目的の一つです。   最終日を迎え、全行程を振り返り、教員から総括(現地リポートvol.4)が届きました!   8日目:8月25日(土)・9日目:26日(日) 担当教員まとめ この日は、いよいよ最終日です。2人の学生は、ラトローブ大学のバディとともに市内をショッピングしたり、図書館や動物園に行ったりしました。   ▲メルボルン動物園   道中の学生との会話で、来年3月に日本の大学に留学するので、また日本で会おうと話をしたり、お互いの2回生の大学生活の会話をしたりすることで、渡航時よりかなり英語力が上達していました。   ▲メルボルン美術館   今回は、2回生2人という最少人数での渡航であったため、1人の担う責任や役割分担が多くなりましたが、最後までよく頑張りました。また、グループダイナミクスこそは発揮できなかったかもしれませんが、その分、異国ならではの個人の責任を遂行することの必要性や少ないマンパワーをいかに最大限に発揮するのか、その実際を学んできました。   ▲ナーシングホームでJulie氏に質問する学生   国内では、なかなか英語に触れる機会がなく会話を楽しむということまではできませんが、初日から自らホテルのデスクに移動手段を確認し、施設見学では質問は必ず英語で1つ以上行うという課題をクリアしていました。   また、海外インターンシップの目標だけでなく、現地の大学生との交流も、英語で畿央大学や日本を紹介するだけではなく、おりがみを持参して折り鶴を教えたり、オフの時間を活用してバディにはできるだけ英語で話すことにトライしたりしていて、この9日間でかなり英語のコミュニケーションスキルが上達していました。オーストラリアでは、18歳で飲酒が可能ですが、日本の法律との違いを学修していました。     今回は、偶然にも日本で英語教師をされていた方が日本語クラスの弁論大会の原稿の指導に参加されていて、英会話の発音や英語でのプレゼンにトライする姿勢に感激され、学生の参加姿勢をほめていただいことは、2人の学生にとっても自信につながったと考えます。 帰国時には、香港でのトランジット時に台風の影響でトラブルがあり、5時間遅れて離陸しましたが、無事に関空には18時頃到着し帰路へ向かいました。 この学びを今後の学習につなげていくことを期待しています。   なお、Julie.Pさんは2019年7月に来日し、講演予定です。 AIPEACSのHPはコチラ!    看護医療学科 教授 山崎尚美 講師 對中百合   【関連記事】 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地レポートvol.1 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地レポートvol.2 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地レポートvol.3

2018.08.27

同窓会レポート~健康栄養学科10期生2組

畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ)   今回は、健康栄養学科2016年3月卒業生(2組)から届いた同窓会レポートをお届けします!       2018年8月18日(土)、健康栄養学科10期生2組(林クラス)の同窓会を開催しました。 17人の同級生と担任をしてくださっていた林先生、餅田先生に参加していただき、懐かしくとても楽しい時間を過ごすことができました。 大学を卒業してから2年半が経ち、今年で社会人3年目になった私たち。久しぶりに会うので自己紹介と仕事、彼氏がいる・いない、といった近況報告から始まりました。結婚や出産、転職、新たな夢への挑戦などみんな様々な経験を積み、成長した姿に刺激を受けました。また学生の頃と変わらない笑い・励まし合える仲間がさらに好きになりました。   先生方には、お忙しい中にもかかわらず、来ていただいて本当にありがとうございました。 一人ひとりの近況を聞き、応援してくださる林先生は、第二のお母さんのようです。「みんな結婚式の写真送ってね」と少しプレッシャーもかけられました(笑) 餅田先生は学生の頃から私たちに寄り添ってくれるとても頼もしい先生です。今回も自己紹介をしようと提案していただき盛り上げてくださいました。     たくさん語り、笑い、元気いっぱいになり、明日から気持ちも新たに頑張れるように・・・最後は渋く一本締め。楽しいときは一瞬に過ぎ時間が足りないくらいでした。次はもっと成長した私の近況報告ができるように日々頑張ります。健康栄養学科10期生のみんな、また開催しましょうね!!   健康栄養学科10期生 山本 佳香

2018.08.27

看護医療学科 海外インターンシップ2018 in オーストラリア 現地レポートvol.3

看護医療学科の海外インターンシップは、2回生2名が参加して、2018年8月18日(土)~26日(月)までオーストラリアで行われています。 海外インターンシップの目的はオーストラリアの文化に触れ、海外での医療に関する事情や課題を知ることで日本の医療に関する事情や課題と比較することです。また、グローバル化に対応するためのコミュニケーションスキルを身に付けることも目的の一つです。 今回は、6~7日目の活動報告です!   6日目:8月23日(木) Bundoora Extended Care Centre(BECC)&Austin Hospital見学 午前中は、BECCを訪れました。Geriatric assessment 2病棟とGeriatric psychiatric 1病棟、Nursing Homeが並ぶ広大な敷地にある施設です。また、特徴の一つとして病棟はMelbourne Hospital とNorthern Hospitalという公的および私立の医療機関の両方が一つの施設を構成しています。病棟それぞれに役割があり、対象者が自宅へ帰ることができるように支援していました。     Standing Hoistというベッドから椅子へと移動するときに使い、対象者が持っている力を生かすことができるとともに、これを使用することで、看護師の負担を軽くすることができると学びました。     Geriatric psychiatric 病棟では、精神看護を実施していました。対象者の部屋は、個室になっていますが、身体を拘束するような柵などはありません。ただ対象者の安全を考え、病室の扉は半分が解放できる構造になっていました。     病棟の外には、バス停などがあり認知症の対象者が家に帰りたいと訴えた時、否定するのではなく、このバス停でバスを待ちながら、話を聞くといったサポートがなされていました。     その後、敷地内にあるナーシングホームに行きました。ここは認知症の方がリロケーションダメージを受けないようにホーム内見学はできなかったのですが、対象者が自分らしく生活できるようにチームでサポートしているそうです。     午後は、Austin Hospitalを訪れました。 その中にある緩和ケア病棟を見学しました。Olivia Newton-John氏の寄付により約5年前に新しくなった病棟であり、病棟の名前は乳がんで死亡した彼女の母親の名前にちなんでつけられています。38床のうち31床が稼働中でした。病棟や病室の環境、各部屋(各宗教に必要な物品が準備されたリフレクションルームや窓の開閉が可能な部屋、ファミリールームなど)の特徴、ウエルネスセンターという家族を含めたスピリチャルなケアも含めて代替療法が行われている施設がありました。     対象者にとって、入浴は生活の一部であるとともに、リラクゼーションや気分転換の意味をもちます。したがって、気持ちよく入浴出来る機器など工夫されていました。実習に行ったときに、その病院では立ったままシャワーを浴びていたので、足をきれいに洗うことが難しいのではないかと思っていました。しかし、このような構造であればそれらの問題を解決し、必要であれば同時にマッサージなどのセラピーを行うことができると知って、画期的だと思いました。     また、入院している対象者だけではなく、家族も対象とした看護を目標にしているため、家族と過ごせる工夫が多くなされていました。日本と比較して、Day roomやrelax room が充実していました。いつも同じ病室にいるのではなく、環境を少しでも変えることで、入院中でも生活の中での変化があれば対象者にとってよい気分転換になるだろうなと感じました。そして、ベランダには鍵が掛かっておらず、外部の風を感じ、綺麗な景色を自由に見ることができます。     さらに、家族へのケアとして、ウエルネスセンターというところで、対象者を亡くした家族に対するケアとしてピアサポートグルーブのケアやボランティアの教育も実施されていました。     また、がんと告知された患者と家族のための情報提供としてインフォメーションブースがあり、がんと告知された子どもに対するサポートなど、様々なことに関する資料がありました。     さらに、上の写真のように多民族に対応した24言語のリーフレットも準備してあり、緩和ケアやがんの種類別な医学的知識についての説明を受けられるように工夫されていたり、言葉による壁(障壁)が緩和される工夫をしていました。日本に住んでいる外国人は国民の1%程度と言われていますが、これからは増加していく傾向にあり、医療においてもこのような言語のよる障壁を緩和する工夫が必要だと思いました。 これらの施設や病院の見学によって、メルボルンの高齢者ケアと緩和ケアの実際について具体的に学ぶことが出来ました。   7日目:8月24日(金) Julie Paul氏からの講義 Ms. Julie. P氏 による講義を受けました。オーストラリアの医療制度、Palliative Care、Communicationの3つのトピックスについて学ぶことができました。     Australiaの医療制度はMedicareが基盤となっているが、民間の保険に加入しなければ罰金が課せられるなど、これらの情報を十分に理解できていないと、複雑な仕組みだと感じました。このことから、看護師を含む医療従事者が対象者に正しい知識を十分に提供できるように、制度についての知識を身に付ける必要があると学びました。 Palliative Care については、この講義を受けるまではEnd of life Careとの明確な違いがわからなかったので、Palliative Care を行うということは死に直結していると思っていました。しかし、Palliative Care はQOLに焦点を当てており、必ずしも死に直結しているわけではないことを知りました。さらに医療の現場では、対象者に緩和ケアを行いましょうというと、対象者は死を連想してしまう可能性があるとわかりました。このことから、Palliative Care とは何かについて、医療従事者がしっかりと理解をしたうえで、対象者やその家族に説明することはとても大事なことであると学びました。     Communication については、実践における質問の仕方や、どこに観点をおいてコミュニケーションを取ればよいのかを学ぶことができました。実際に実践してみて、カードや質問シートを用いて、会話のきっかけをつくり、その答えが何かに関係なく、対象者の思いに寄り添ってコミュニケーションをとることが大切であるとわかりました。また、質問の仕方については、閉じられた質問ではなく、開かれた質問で、さらに答えの範囲が広すぎないように質問する必要があると、わかりました。実際にロールプレイングをしてみると、開かれた質問であっても答えの範囲が広すぎると、答えにくいことを学びました。 これらの内容は、私たちが大学でまだ学んでいないことも含まれていたので、とても難しく、量も多かったですが、とても興味深い内容であり、break time があったので気分転換ができて最後まで集中して聴くことができました。     Ms. Julie. P氏の講義が終了したあと、La Trobe大学の学生と夕食に行きました。夜景はとてもきれいでした。学習とともに、充実した時間を過ごせました。   看護医療学科講師 對中百合 看護医療学科2回生 中道稚加   【関連記事】 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地レポートvol.1 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地レポートvol.2

2018.08.27

同窓会レポート~のほほん会(理学療法学科1・2期生)

畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、理学療法学科1期生から届いた同窓会レポートをお届けします!   今年も恒例になっている同窓会を開催しました。理学療法学科1・2期生でのキャンプも今年で12回目です。     今回はついに!!総勢40名越えでの参加になりました。1年間同窓会を楽しみにしてくれている仲間の笑顔は晴れやかでした。前日からラインでやり取りし、今回のキャンプも皆さん待ち遠しいのがよくわかります。子どもの人数も増え、一年間で4人仲間が誕生しました。卒業生たちは良きお父さんお母さん、そしてすばらしい理学療法士に育っています。     民宿では日々の仕事の話、プライベートな話に盛り上がりました。奥様たちのママ友ラインもでき、交流の輪が広がっています。さすがに皆が30歳を超えてきただけあり、夜更かしするパワーは少しずつ減退しています。今年は山でBBQをして楽しんだり、民宿に帰ってからは子どもたちと花火をすることが出来き、大人、子ども共々楽しむことが出来ました。今年も限られた時間精一杯遊び尽くすことができました。また、来年も元気で皆に会えることが楽しみです。来年は家族が多すぎて、民宿の部屋割りに苦慮しそうです。これもまた、楽しみの一つですけど(笑)     理学療法学科1期生 中川和明

2018.08.23

第16回畿央祭実行委員Blog vol.12 広報部署活動報告2

いよいよ、畿央祭のパンフレット作成が始まりました!   ▲パンフレット作成の様子   キャンパスマップやスケジュール表を作ったり、畿央祭で行われる様々なイベントの紹介文を考えたりして、最終的に1冊のパンフレットに仕上げていきます。 デザインやページ配分など毎年調整が必要で、大変な部分はたくさんありますが、畿央祭に来てくださった方々に、素敵で見やすい冊子を渡せるように、広報部署みんなで頑張っています!!楽しみにしていて下さい♪   また、パンフとは別で、大学HPに第16回畿央祭『掌』特設ページが開設されており、新聞折り込み用のチラシも完成間近です!!畿央祭の詳しい情報がギュっと詰まっているので、学園祭をさらに楽しんでいただくためにも、事前にぜひチェックしてきてくださいね!!   第16回畿央祭実行委員 広報部署長 健康栄養学科2回生 植林由里子 ●畿央祭『掌』特設ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2018.08.23

看護医療学科 海外インターンシップ2018 in オーストラリア 現地レポートvol.2

看護医療学科の海外インターンシップは、2回生2名が参加して、2018年8月18日(土)~26日(月)までオーストラリアで行われています。 海外インターンシップの目的はオーストラリアの文化に触れ、海外での医療に関する事情や課題を知ることで日本の医療に関する事情や課題と比較することです。また、グローバル化に対応するためのコミュニケーションスキルを身に付けることも目的の一つです。   今回は、4~5日目の活動報告です!   4日目:8月21日(火)   La Trobe University を訪問しました。     本日の気温は、なんと10℃。いま、メルボルンは冬なので、このような防寒が必要です。     大学構内は広くて、看板の目的地までの所要時間が徒歩と自転車で書かれていました。また、個性的な研究棟や講義棟が多くありました。     午前中は日本語クラスで一緒に授業を受けました。 出発前から(日本からは英語、オーストラリアからは日本語を使って)連絡を取りあっていた学生がいて、その学生と対面して話すことができたのでコミュニケーションをスムーズにとることができました。     授業のペースがとても速く、また宿題の多さに驚きました。さらに、学生が主体的に授業に参加していたのをみて、受け身で授業に参加するのではなく、主体的に授業に参加したいと思いました。 予習や復習をしっかり行っている学生は主体的に授業に参加できていましたが、そうでない学生は授業についていくのがやっとという感じでした。このことから、授業時間以外の学習も重要であることを改めて感じました。   午後は日本について、英語でプレゼンテーションしました。紹介内容は、日本の気候や食べ物のこと、私たちが住んでいる大阪、そして大学のある奈良について。英語でのプレゼンテーションは少し緊張しましたが、うまくできて良かったです。     そのあと、La Trobe Univ.の学生のプレゼンテーションを聞きました。メルボルンにあるカフェやショップの紹介を日本語でプレゼンしてくれました。日本語クラスの学生は社会人の学生も多く、様々な年齢や国籍の人がいました。日本語を学びたいという同じ目的をもって様々な学生が集まり授業をしているという点でも、多民族・多文化を受け入れているオーストラリアの背景を理解することができました。 プログラムが終了後、La Trobeの学生と一緒に夕食に行きました。 日本語を勉強するきっかけや趣味など、様々なことについて日本語と英語を交えて話すことができ、とても貴重な経験でした。     5日目:8月22日(水) 午前中は日本語の授業を受講しました。昨日のクラスメイトに比べてシャイな学生が多かったのか、少し静かな授業でした。できるだけ多くの学生とコミュニケーションをとるように努力し、Elise先生と日本語と英語を交えて会話することができました。 ランチタイムには“Agora”という食堂や学生が集う広場で、留学生が母国のダンスを踊ったり、ベトナム料理を振舞っていたり、サークルの学生が日本やインドなどの紹介をしていました。「これは、オーストラリア以外の文化や習慣を持つ人が寂しくならないように行っているフェスティバルです。」とElise先生がおっしゃっていました。ダイバーシティの実現にむけた取り組みであると思いました。     昨日夕食を共にした学生に偶然再会したので、一緒に学内のカフェに行きました。今日の予定や午前中の出来事などを話しながらお昼を食べました。     午後からは、学習のまとめと明日のスケジュールの確認など、大学内にある図書室でミーティングをしました。     夜はQueen Victoria Market のNight Market に行きました。このMarketは通常は朝から14時までで、新鮮な食べ物やお土産などが販売されており、地域の住民だけではなく観光客も多く訪れる場所です。「今の期間のみ16時からNight Marketがある」と、昨日の日本語クラスの学生から教えてもらいました。スペイン料理やブラジル料理、アジア系のスイーツや日本の今川焼など、いろいろな国の物が売られていました。ここでも多民族国家であるオーストラリアを実感することができました。      看護医療学科 講師 對中百合 看護学科医療学科2回生 中道 稚加   【関連記事】 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地レポートvol.1

2018.08.23

看護医療学科 海外インターンシップ2018 in オーストラリア 現地レポートvol.1

オーストラリアでの看護医療学科海外インターンシップが、2018年8月18日(土)~26日(日)期間で始まりました。 海外インターンシップの目的はオーストラリアの文化に触れ、海外での医療に関する事情や課題を知ることで日本の医療に関する事情や課題と比較することです。また、グローバル化に対応するためのコミュニケーションスキルを身に付けることも目的の一つです。 今年の海外インターンシップに参加する学生は少なく、2回生2名のみが参加です。少人数ならではの、内容の濃い学習をしてきたいと思います。   1日目:8月18日(土) 関西国際空港から、まず香港に向けて出発しました。     2日目:8月19日(日) 香港空港で乗り換えて、メルボルン国際空港に向かいました。     メルボルン国際空港に到着後ホテルに移動し、チェックインを済ませた後に、市内散策をしました。駅の窓口でMikyカードの購入にトライしてみました。     ▼市内のchurch   3日目:8月20日(月) Flinders street station:ここからメトロに乗って、Living StoneというナーシングホームとBule Crossというコミュニティの人が集まっているコミュニティ施設まで移動しました。     そして、Bluecross living stone Gardends を訪問して認知症高齢者と幼児や学童たちの世代間交流の場を見学しました。認知症フロアでは、訪問していた小学生が5年生とは思えない、パズルゲームや折り紙、文字遊びなどのしっかりとした企画を立てて、residentと接している姿に感動しました。また、4-5歳の幼児と高齢者の方の世代間交流では、幼児が歌を歌ったり、絵をかいたりするのを一緒に高齢者が見たり歌ったりしていました。幼児が高齢者に書いた絵を差しあげている姿はとても微笑ましかったです。 そして、幼児と接している高齢者の表情はとても穏やかで、子どもの話す表情もとてもやさしかったことが印象的でした。     施設見学をする前は、世代間交流を行うのは高齢者の心のケアのためだと思っていましたが、実際は高齢者の認知機能の保持や記憶に対する刺激などのメモリーサポートや、その日にあった出来事を家庭に帰って話をすることで会話が促進したり、日ごろ高齢者との会話がない子どもたちとのコミュニケーションの補助になったりと、社会的な学習プログラムが確立されており、子どもやその家族にまで良い影響を与えることを学びました。 日本でも同様の世代間交流は行われていますが、その内容は模索中でありプログラムの確立はまだされていないので、日本でもこのような機会が増えればよいと思いました。 世代間交流の実際の見学後に、幼稚園の担当者とナーシングホームのDTW(アクティビティの担当者: Diversinonal Therapy Worker)からそれぞれの立場での説明を受けた後に、学生の質疑応答の時間を設けて下さいましたが、英語での説明は長文読解がとても難しかったです。     説明後に、ナーシングホーム内の施設見学を行いました。このBluecross living stone Gardendsというナーシングホームは、施設内に美容室やネイルサロン、図書室、パソコンルーム、アクティビティルーム、デイケアセンターやmen’s salon(男性専用のアクティビティ室)があり、個人の思い出やプライベートな空間を大切にした全室個室でした。また、玄関には個人専用のポストがあり、入居金は55,000,000AUS(400~500万円)であり日本の有料老人ホームのような印象でした。 認知症専用フロアには、27人の高齢者が生活しており、他のフロアは47人ずつ3フロアがありました。また、尿器、便器は感染防止と作業効率の向上のためにディスポーザブルの仕様でした。     明日はLa Trobe大学に訪問して、英語で日本の紹介をしたり、折り紙の体験をしてもらったりするなど、日本語を勉強している大学生たちと交流する予定をしています。   看護医療学科 教授 山崎尚美 看護学科医療学科2回生 杉永妃那乃   ●過去の看護医療学科の海外インターンシップの記事はコチラから

2018.08.23

学生広報スタッフblog vol.241~テニスサークルFIT夏合宿レポート!

こんにちは!テニスサークルFITです! SmileBlogには初めての投稿になります。平成30年8月15日(水)から17日(金)、三重県で夏合宿をしたので、その報告を兼ねて、FITの素晴らしさを伝えてきます。 FITの夏合宿は、昨年から行っているのですが、今回が初めての1回生から3回生までの部員で行く夏合宿でした。参加人数はなんと…58人!たくさんの1回生が入ってきてくれて本当に嬉しいです!大勢で過ごす2泊3日はとても充実した時間でした!   初日は、もちろん、みんなでテニスをしました!雨が降ったりと天気は不安定でしたが、初心者からバリバリの経験者まで相手を変えながら楽しく打ち合うことができました。夜は花火をするはずでしたが大雨により中止になってしまいました…。しかし宿でトランプなどカードゲーム等をして、みんなでワイワイ過ごしました。   ▲天候なんて気にしない!みんな元気いっぱいにテニスを楽しんでいました!   2日目は、二見シーパラダイスと夫婦岩に行きました。シーパラダイスではアシカショーを観たり、海の生き物に触れたり、海鮮丼を食べたりしました。夫婦岩の近くで初めての全員集合写真を撮りました。夜は前日中止になった花火をしました。様々な花火を使って夏を満喫しました!花火の後は宴会でジェスチャーゲームとビンゴ大会をしました!ジェスチャーゲームのお題は難しかったのでチームで協力して答えました!ビンゴ大会はビンゴ出来た人から好きな賞品を選ぶことができるので大乱闘(笑) 2日目が終わるころには、すっかり同級生・先輩後輩の仲が深まったと感じます。   ▲ジェスチャーゲームはみんなで協力!団結できました。1番にビンゴ出来た人は景品の目玉であるワッフルメーカーとかき氷器を選びました~   最終日は、みんなで伊勢神宮へ御参りをしてから、おかげ横丁で食べ歩きをしました。 この3日間であまり話したことのなかった人とも仲良くなれて、先輩後輩とも仲良くなれたと思っています。人数も多いのでまだしっかり話せてない人もいるので今後のサークル活動でさらに仲良くなりたいです。3回生にとっては最後の夏合宿となりましたが、私たちは先輩方が残してくださったものを引き継いでさらなる発展をしようと思います!でも寂しいので来年もこっそり参加してくださいね(笑)   ▲伊勢神宮では仲良し1回生グループがかっこよくFITポーズをしながらパシャリ!おかげ横丁の入り口にいる招き猫とも一緒に写真を撮って食べ歩きを楽しみました~   テニスサークルFITは毎週月・水曜日の18時から活動しています。初心者からずーっとテニスとともに生活している人まで、元気な1回生と元気な2回生と元気な3回生がいるので、もし興味があればぜひ第二グラウンドのテニスコートでお待ちしております!!みんなめちゃくちゃ優しくて面白くてワイワイしているので気軽に来てくださいね~   ▲最後は伊勢神宮前で全員でFITポーズ!決まってますね~~   現代教育学科2回生 播間あかね