畿央大学の教育・研究・キャンパスライフをリアルタイム配信!

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人間環境デザイン学科

2017年8月14日(月)

日本では、農業の就業人口は20年前と比べると約半減しているといいます。また、農業の高齢化は益々上昇傾向にあります。奈良県の(香芝市)関屋地域も例外ではありません。

 

人間環境デザイン学科の加藤プロジェクトゼミでは、アートによって農業を応援できないだろうかと考え、昨年より「バーンデザイン」という農業小屋アートプロジェクトに取り組んでいます。

今年はバーンの他に、かかしデザインを加えて、昨年度より充実したプロジェクトになりました。

8月9日(水)、10日(木)に、加藤プロジェクトゼミの学生が3班にわかれ、2つのバーンとかかしの制作を行いました。

近鉄電車の車窓からは昨年のバーンも合わせてよく見えます。電車で関屋駅近くを通過される際はバーンデザインを探してみて下さい。

 

まずは、関屋駅を西方向に徒歩10分ぐらいに位置する、線路際にあるAバーン

バーンAe

 

手元の紙に絵を描くのと比べると、大きいシャッターに絵を描くことは想像以上に難しく、それを指示するのもとても大変でした。暑いなか日焼けもして、とてもしんどい場面もありましたが、みんなでひとつの作品を作り上げてみて、とても達成感がありました。

電車から見えるのは一瞬ですが、農業促進かつ、周りの緑に溶け込んだスポットになればいいな、と思います。

Aバーン班長 3回生 前田 千央璃

【Aバーンのオーナー堀川様のコメント】

作品、拝見いたしました。うちの小屋に、可愛く、そして綺麗な絵を描いていただき喜んでおります。多くの方の目に触れて、心を和ませて貰えればと思っています。この暑さの中、一生懸命に汗を流された学生の皆様に感謝いたします。

 

 

関屋駅から東方向にあるBバーン

バーンBe

 

今回電車から見える面が2面あったので、2面で1つのデザインを考えました。

電車から見えるのが束の間、さらに小屋までの距離が遠いという理由から、あえて目立つ色使いでシンプルなデザインにしました。そして、より遠近法が感じられるよう、手前にかけて塗るスペースを変えていきました。

小屋の持ち主である石阪さんの似顔絵が縦2メートルほどあったので、下書きから最後までとても大変でしたが、ご本人も喜んでいただけるほど綺麗に仕上げることができて良かったです。

Bバーン班長 3回生 清水 星花

 

 

かかし

かかしe 

カカシを作るための材料を集める作業から始まめましたが、服はどするか、強度をあげるためにどんな部材を使うかなどで悩みました。検討した結果、マネキンを使うことになりましたが、手足の関節部の接合や、雨が降ってもすぐ痛まないようにする工夫など沢山の問題が出てきて大変でした。今回、畑の中の椅子に座らせた姿で作品を設営しましたが、地盤があまり良くない所での設営もまた難しかったです。

手作りアルミ缶の風車を一緒に置き、良いものが出来たと思います。

カカシを作る機会なんて滅多に無いと思うので、とても貴重な経験をさせていただきました。これからも関屋の方達との交流を大切にしたいです。

かかし班長 3回生 谷口 茉侑

 

暑さでダウン寸前でした。普段食べないアイスが体に染みわたりました。デザイン通り描くには、下準備が大変だなと思いました。

3回生 庄野 真理子

 

昨年度のバーンデザインは初めてのプロジェクトでしたので、私自身が小屋のオーナー様に交渉をしました。今年は思い切って交渉も学生に任せようと、春休みに学生たちにオーナー様に会いに行くよう指示しました。内心不安ではありましたが杞憂に終わりました。かえっておじさん(私)が行くより若い学生たちのほうがウケがよかったようです。そのあとはスムーズにデザインも進み、いよいよ当日を迎えました。が、台風5号の影響で前期試験が延期になり、初日は2回生全員が参加できず、その分3回生が奮闘してくれました。2日とも猛暑日で学生たちが熱中症にならないか気が気でなりませんでしたが、最後までやり遂げてくれて、本当にゼミ生に感謝しています。

Aバーンに興味をもたれた香芝市曽根自治会長様が突然現場に来られて、新しい空き家のプロジェクトのお誘いを受けました。様々な形でバーンデザインが繋がっていくことに大変嬉しく思っています。

人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜

 

【加藤ゼミ関連記事】

大学隣接の商業施設で、バレンタインディスプレイを担当!

畿央祭展示「紙庵」

「バーンデザイン」関屋農家小屋環境アート

駒川商店街でシャッターアートに挑戦!

2017年8月3日(木)

平成29年度 夏季エコパトロールを実施しました!

 

日頃はエコキャンパス推進活動にご協力いただきありがとうございます。

さて、今年の夏も大学キャンパス内のエコパトロールを7月18日(火)から7月26日(水)のうちで5日間、昼休みや放課後に実施しました。エコパトロールでは、エコキャンパス推進委員会の教職員が緑色のタスキをつけて、校内にあるエアコンの設定温度や稼働状況、室温を巡回して確認しました。

夏季のエアコンは、基本的に「28℃設定」に協力をお願いしていますが、教室の場所や活動内容、使用人数等を考慮して、各教室に設置されている温度計を確認しながら適切なエアコンの使用を心がけてください。

 

▼エコパトロール時の様子 左から隅蔵先生(健康栄養学科)、八木先生(現代教育学科)、大友先生(看護医療学科)

エコキャンパス推進室ブログアップ1

 

▼事務室の室温とエアコン設定温度を確認する金澤さん(総務部)

エコキャンパス推進室ブログアップ2

 

▼教育学習基盤センターに部分消灯をお願いしたり(写真左)、巡回中は適切な温度設定に協力をお願いしました。

エコキャンパス推進室ブログアップ3

 

巡回していると、わずかながらも、誰もいないのに照明が点けっ放しの教室がありました。教室を退出する際には、今一度、エアコンと照明OFFへのご協力をお願いします!

 

また、各フロアーに設置してある「リサイクルボックス」をご存じですか?不要になった用紙類は、個人情報に配慮した上で是非リサイクルしてください。昨年度は16,000kgもの紙類が再利用されました。

 

 

そして、今年もエコキャンのポスターを人間環境デザイン学科の学生に作成してもらいました。力作揃いでしたので、複数のポスターを選出して教室の出入り口に掲示しています。みなさんありがとうございました。

 

▼エコキャンパスポスター Design by N.Kさん (人間環境デザイン学科3回生)

エコキャンパス推進室5-crop

 

 

▼エコキャンパスポスター Design by M.Sさん (人間環境デザイン学科3回生)エコキャンパス推進室ブログアップ5

 

 

 

最後に、エコパトロールの結果を健康支援センターの山根先生に見て頂き、暑い夏を乗り切る上で気をつける点をお聞きしました。

エコキャンパス推進室ブログアップ6

 

夏はエアコンで室温を下げすぎると、屋外との温度差がヒートショックとなり、身体への負担が大きくなります。実際に7月以降、体調不良を訴えて保健室にくる学生や教職員が増えたそうです。急に大量の汗が止まらなくなった、気分が悪くなった、寒気がする、だるい等の症状は暑さの影響が大きいと考えられます。通学時にはエアコンの効いた電車から駅から大学までの道のり、そして教室と温度差の大きい環境に身体がさらされるので、寝不足、朝食を抜く、水分の補給が充分でない時などには要注意です。

汗を多くかいた時には水分だけでなく、電解質を含むスポーツ飲料や経口補水液等を摂るように心がけましょう。ついつい無理をしがちな試験期間中は、特にヒートショックに気をつけてください。

 

エコキャンパス推進委員会

【関連記事】

平成28年度 冬季エコパトロールを実施

平成28年度 夏季エコパトロールを実施

2017年8月1日(火)

全員合格!!!「インテリア設計士2級資格検定試験」

 

第57回「インテリア設計士2級資格検定試験」が、本学において2017年7月8日(土)、7月9日(日)の2日間で行われました。本年度からは人間環境デザイン学科2回生対象の資格試験として取り組むことになりました。

今回は23名が受験しましたが、なんと全員合格の快挙を成しとげました。

ちなみに全国では768名が受験して合格者は581人、合格率は75.6%ですから、本学の合格率は突出しております。

 

57インテリア設計士

 

 

◎合格者は下記の23名です。(敬称略)

青木紗耶・太秦柚香里・梅野奈々・江藤公美・金谷若奈・倉田真琴・鈴木詩織・竹葉海翔・田中沙紀・田中里佳・土井絵梨華・中西菜摘・西垣明花・西田茉央・藤本隼輝・藤原大輔・藤原朋香・古市桃子・堀之内珠実・松岡聖奈・宮本亜香里・山下和也・安田理恵

 

皆さん、本当におめでとうございました。

 

人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜

 【過去の成績】

2016年度 インテリア設計士2級試験結果

2015年度 インテリア設計士2級試験結果

2014年度 インテリア設計士2級試験結果

2013年度 インテリア設計士2級試験結果

2012年度 インテリア設計士2級試験結果

2011年度 インテリア設計士2級試験結果

2010年度 インテリア設計士2級試験結果

2009年度 インテリア設計士2級試験結果

2017年7月27日(木)

この夏、『東向アーケードサイン・デザインコンペティション2017』に挑戦します!

 

近鉄奈良駅前から南北に三条通りまで続いているメイン商店街が、東向(ひがしむき)商店街です。アーケード上部に「ひがしむき」と書いたサインはありますが、人の目線よりはるかに上にあり高すぎて視界に入りづらいのが実情です。アーケードはすでに出来てから32年が経ち、照明のLED化も含め奈良の玄関に相応しい斬新なアーケードサインが求められることになります。

 

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ホ-スター0421_02

▲クリックで拡大します。

 

人間環境デザイン学科加藤ゼミでは、このデザインコンペに挑むことを決めました。

 

【今後のスケジュール】

・応募作品の締切     平成29年9月15日

・1次審査結果発表   平成29年10月6日

・1次審査通過作品展示 平成29年10月16~20日

・2次審査結果発表(東向商店街でプレゼン・即日決定・表彰式)   平成29年10月21・22日頃

・施工    平成30年5月1日~8月15日

 

7/20(木)の午後には、現地調査に行ってきました。当日参加したのは4回生2名(矢野・安川)と3回生4名(松本・前田・清水・谷口)の計6名で、採寸をしたり写真を撮ったりして、くまなく調査しました。

 

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奈良の中心まで来たついでに見聞を広めようと、東大寺・奥村記念館・氷室神社にも足を運びました。

〇東大寺南大門の荘厳な大仏様構造美に感動

〇鹿せんべいは現在150円、すぐに鹿が寄ってきておねだりします

〇奥村記念館では館長が奥村組の得意とする技術・免振装置について丁寧に説明していただきました。

〇実は氷室神社の境内でかき氷が食べられるのです。氷室神社は1300年も前から氷の神様として奉られてきました。かき氷を祭壇にお供えして祈祷したあとに、お裾分けとしていただけるわけです。猛暑の中、歩き疲れた身体に冷たさがしみわたり元気回復。

さあ、夏休み返上で頑張るぞー!!

 

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人間環境デザイン学科准教授 加藤信喜

2017年7月14日(金)

人間環境デザイン学科1年次配当「立体表現Ⅰ」は、基礎的な造形を学ぶ授業です。課題は鳥のカタチを用いて具象と抽象の立体をつくることから始め、次に喜怒哀楽の感情を表現するモニュメントを制作します。その後、1/5スケールの椅子1/100の住宅(リートフェルトのシュレーダー邸)と続いていきます。

 

▼1/5スケールの椅子

 

IMG_7978

 

上記4つの課題を、それぞれ約3週間かけてつくるので、案外ハードなスケジュールになります。人間環境デザイン学科での学びの内容を縦横に横断しながら自分自身の造形表現を磨くことができるように課題を組み立てています。自分で考えて手を動かし、あれこれ悩みながら実際にモノをつくることはデザインの基本となります。

楽しく学ぶことが、制作意欲を継続するポイントです。

 

2017-07-07 09.立体表現7

 

今回の課題である「1/5の椅子」というのは、縮尺S=1/5でリートフェルトのレッド&ブルーチェア(大学のエントランスホールに展示してあるもの)をつくり、その手法を学んだ後にオリジナルチェアをつくるものです。

1回生には難しすぎる課題ですが、未熟でも完成させる、とにかくつくってみる姿勢で取り組んでもらいました。作品の中には、座れない椅子、倒れてしまう椅子、壊れてしまう椅子など、問題のある椅子がほとんどでしたが、失敗して学ぶことの方が大事だと思っています。造形実習室は常に満員御礼で、楽しく共育させてもらっています。

人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜

 

 

学生の作品とコメント

 

2017-07-07 09.立体表現2

▲人間環境デザイン学科1回生 荒木完

高い位置から急降下している鳥をイメージしました。先端にいくにつれ、細くしていくことによって鋭さを表現しました。同時にくちばしも表しています。

 

2017-07-07 09.立体表現3

▲人間環境デザイン学科1回生 松本真穂

手本となる鳥が小さくふっくらとしたカタチだったので、丸みを出せるように努力しました。鳥の中で特に丸みのある腹や頭の部分は、色を塗る時、毛の色の変化などに気を付けて丁寧に仕上げました。

 

2017-07-07 09.立体表現4

▲人間環境デザイン学科1回生 福嶋南帆

具象の鳥と抽象の鳥をそれぞれ「温かい鳥」と「冷たい鳥」とイメージして作りました。抽象の鳥は冷たい無機物になるように平面を組み合わせた形取りしています。乾かすときの置き方に苦労しました。

 

2017-07-07 09.立体表現6

▲人間環境デザイン学科1回生 奥村綾

私は今回、喜怒哀楽の「哀」のモニュメントをつくりました。雲と雨で、心のモヤモヤと涙を表しました。色もこの作品のポイントで、様々な「哀」を美しい色で表現できたと思っています。とても楽しく制作出来て、完成品も想像していた以上に、ずっと良いものになったので良かったです。

 

2017-07-07 09.立体表現5

▲人間環境デザイン学科1回生 辻沙希

私は”喜”の文字を選びました。元々モチーフは、体の部位にしようと決めていたので、明日を夢見るという意味で目にしました。目の周りをカラフルにすることで様々な喜びがあることを表現し、雲を浮かせることで重みがないことや、芝生をひくことで爽やかさを出すことにもこだわりました。