2017.05.07 

ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議ボランティアレポートvol.5~看護医療学科

4月26日(水)から29日(土)の4日間、京都で第32回アルツハイマー病協会国際会議が開催されました。京都での開催は2004年に続き2回目です。世界200の国々から延べ4000人の参加がありました。看護医療学科 老年看護学の教員6人も参加し、示説発表や学生とともにボランティア活動を行いました。
5回目は教員によるレポートです!
 
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畿央大学からは、山崎教授、島岡助手、南部の3人がそれぞれポスター発表をしました。日本の方はもちろん、海外の方も興味を持って質問してくださいました。日本は世界一の長寿国であり、認知症への施策や認知症の方やその家族への支援は世界の国々から注目されていると実感しました。
 
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講演や口頭発表、シンポジウム、ポスター発表では、本人、家族、家族の会を始め、医療、看護、介護・福祉、施策担当者など地域で支えている様々な人が発表されていました。日本語と英語訳のレシーバーをつけると、即時の通訳で内容がリアルに伝わり、迫力を感じました。本人や家族の発表では思わず涙することもありましたが、前向きな生き方が伝わり、力をいただきました。
昨年、ハンガリーのブダペストで開催された会議でお会いした方々とも再会でき、新たな情報交換もできました。
 
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最終日の午後は、メインホールでのADI本部からの認知症に対する報告があり、フィナーレでは全員で「故郷」を合唱しました。今回は看護医療学科のゼミ学生もボランティアとして参加し、次の世代を担う看護学生として多様様々な学びがあったことも充実した会議でした。
 
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次年度は、シカゴで(2018年7月開催予定)、次々年度はミラノで開催が予定されています。来年もまた会いましょう。
See you next year!!
 

看護医療学科 南部登志江

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