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「第2回韓国老人福祉(認知症ケア)研修」開催~看護医療学科

2018年7月13日(金)

平成30年7月9日(月)~11日(木)「第2回韓国老人福祉(認知症ケア)研修」が開催されました。

韓国の老人病院や介護施設で勤務する看護職および介護に携わる専門職(保健所や市町村の行政関係者や医療関係者、認知症安心センター(日本の地域包括支援センター))が、認知症についての知識向上と援助技術の習得を図る目的で、韓国から37人が畿央大学および施設での研修に来られました。畿央大学では、山崎教授をはじめとする南部准教授、島岡助手、尼崎助手、松原臨床教授、吉井臨床教授、および林田准教授・大友講師、学生4人(山崎ゼミ4回生)が対応しました。

 

韓国老人福祉研修1-2

 

1日目:7月9日(月)

午後から東大阪市にある「地域包括支援センター向日葵」を見学されました。地域包括支援センターで認知症カフェの実際や認知症サポーター養成講座の説明を受けたあと、従来型の特別養護老人ホームを見学され、お点前(抹茶)を堪能されました。

 

2日目:7月10日(火)

午前中は、老人介護福祉施設 「和里(にこり)」を見学。和里は、10人程度の少人数が生活するユニットケアを行っており、関西をはじめとする施設職員の研修なども多く受け入れています。和里でのユニットケアの実際や看護・介護の実際を見学されました。

 

韓国老人福祉研修3-1

 

午後は畿央大学に移動し、13:00~17:15まで、日本における認知症看護についての最新の知見の習得を図るとともにコミュニケーション技術を学びました。

開催にあたり、畿央大学学長である冬木正彦学長が挨拶され、畿央大学の紹介をされました。

前半は、看護医療学科 山崎尚美教授と島岡昌代助手による「日本における認知症看護の動向と施策について~認知症理解を目指した認知症カフェの取り組み~」というテーマでの講議です。日本の認知症に対する施策及び新オレンジプランにおける「認知症カフェ」にもとづいての取り組みについて、畿央大学老年看護学教員が行っている4つのカフェの取り組みや現状について説明しました。

 

韓国老人福祉研修4-1-down

 

後半は、認知症高齢者との関りについての講義と演習で、ロールプレイを基にしたディスカッションを行いました。大友講師、林田准教授、南部の3人の教員で、認知症である姑と嫁、警察官役でロールプレイを行いました。最初は悪い関わりをロールプレイし、そのかかわりについて受講者がグループワークを行い、意見を発表しあいました。その後、モデル的なロールプレイをするとともに、その時の気持ちや思いを姑、嫁の立場で振りかえって話をしました。さらに大友先生から認知症の家族を介護する家族の立場からその思いが語られました。これらのことから、当事者、家族それぞれの思いを知ることができ、より良い関わり方を考えることができたようでした。このような内容を認知症サポーター養成講座では講義していて、また認知症カフェの運営について実践しているということを伝えることができました。

 

韓国老人福祉研修6-1-down

 

最後に、健康科学部学部長の植田正嗣教授が韓国語で挨拶をしてくださり、研修生の方々は感動のあまりに拍手をされていました。

 

韓国老人福祉研修8-1

韓国老人福祉研修9-1-down

 

 

3日目:7月11日(木)

天理市にある『ふれあいの里』の老人保健施設や特養を見学し、午後は若年性認知症のかたの支援を行っている「SPSラボきずなや」を見学されました。

 

韓国老人福祉研修11-1

 

7月の暑い気候の中、施設を回り、農業をされている場所を巡り、講義を受け演習をするなどかなりハードなスケジュールでしたが、皆さん熱心に見学し質問や意見をされていました。

 

韓国老人福祉研修12-1

 

看護医療学科の学生4人の活き活きとした姿勢にも興味・関心をもっていただきました。

 

 看護医療学科 准教授 南部登志江(老年看護学)

 

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