2020.11.30 

教員紹介「廣金先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.78

1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は看護医療学科の廣金先生です!
 
教員紹介「廣金先生」1-1
 
【1】氏名および研究分野・担当科目
廣金 和枝(ひろかね かずえ) 看護医療学科 准教授
 
2年1組の担任をしています。現在、必修科目を担当していないため、1回生の皆さんとお会いする機会は少ないですが、公衆衛生看護学領域に所属して、保健師養成に携わっています。また、養護教諭1種免許状取得を希望している学生さんたちの講義や実習調整も担当しています。
 
担当科目:
保健師関連科目(地域看護学概論、公衆衛生看護学活動論Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、公衆衛生看護学方法論Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、保健医療福祉システム論Ⅱ、地域看護学実習、公衆衛生看護学実習)、養護教諭関連科目(健康相談、学校インターンシップ)のほか、大学院の科目を担当しています。
 
研究分野:
保健師養成における学校保健実習のプログラム開発に取り組んでいます。また、実装研究統合枠組み(CFIR)を用いて、日本の行政保健師の事業展開力を研究しています。

 
中学校・高校の保健室に勤務していた時、学校医の先生に勧められていろいろな日々の事象を調査していくうちに、研究の面白さに目覚めました。インフルエンザ流行の季節には、インフルエンザ予防接種の有無とインフルエンザ罹患の有無、発熱の持続日数との関係を分析して予防接種の大切さを明らかにしたり、校舎内の教室配置と流行の広がりをマッピングして、学校医の先生と感染防止対策を検討したりしました。また、ダイエットで体調を崩す生徒が目立っていたので、中学生の親子にダイエットに関する意識調査を行って、親も含めた啓発が必要であることを導き出して、ダイエット講習会を開催したりしました。
人をケアする仕事の日常には、研究の題材がたくさんあります。看護医療学科では4回生になると本格的に卒業研究に取り組みます。研究はケアの向上に寄与します。いろいろなことに疑問や研究の視点を持ちながら、これからの学修を進めていってほしいと思います。
 
【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること
半学半教(はんがくはんきょう)。慶應義塾大学を創設した福沢諭吉が説いた精神です。
教える側と学ぶ側が別々にあるのではなく、お互いに教えあい、学びあい、そして啓発しあうことで深く学び、お互いを高めていけるという意味です。皆さんに教育をおこなう立場ではありますが、皆さんから学ばされていることも多いなぁと感じています。
 
養護教諭として働く卒業生を呼んだ時の1枚
302ka4
 
【3】趣味・特技など
これを聞かれるといつも困ります。楽しみにしているのは「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」を見ること。美しい景色とともに不屈の精神を学んでいます。最近は、娘のお気に入りの坂道グループのバラエティ、ドラマ、映画を、娘の解説付きで見ています。
 
【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は?
素直で前向き! みんなと一緒に楽しもう、頑張ろう、という雰囲気に溢れています。
 
【5】1回生(畿央生)にメッセージを!
1回生の間はお会いできる機会が少ないですが、2回生になって、保健師課程の授業や養護教諭1種課程の説明などでお会いできるのを楽しみにしています。東京の病院で助産師をしていましたので、助産師の仕事に興味のある方、双子の母をしていますので、双子の方も、声をかけてくださいね。
 
教員紹介「廣金先生」2-1
▲2020年1月の日本公衆衛生看護学会学術集会で、愛媛のゆるキャラ「みきゃん」ちゃんと。後ろにはみきゃんちゃんのライバル「ダークみきゃん」が私たちを狙っています。
 
教員実績

この記事をシェアする