2023.12.27 

エコール・マミで「残糸を使ったブローチづくり」のワークショップを開催!~人間環境デザイン学科村田ゼミ

畿央大学がある「靴下の町」広陵町には、たくさんの靴下工場があります。靴下づくりの工程では、たくさんの糸が余り、お金をかけて産業廃棄物として処分されています。村田ゼミでは、この残糸の新たな活用方法を考える活動に取り組んでいます。

(たとえば2022年度卒の豊田純菜さんは残糸を使った卒業制作に取り組みました)

畿央大学がある「靴下の町」広陵町には、たくさんの靴下工場があります。靴下づくりの工程では、たくさんの糸が余り、お金をかけて産業廃棄物として処分されています。村田ゼミでは、この残糸の新たな活用方法を考える活動に取り組んでいます。

(たとえば2022年度卒の豊田純菜さんは残糸を使った卒業制作に取り組みました)

 

 

その一環として、まずは地域の方に残糸の存在を知ってもらうために、2023年11月24日(金)に大学の隣にあるエコール・マミにてワークショップを開催しました。靴下工場から譲っていただいた残糸は、色や糸の種類、量が様々です。

 

 

ワークショップの内容は、

  • 残糸の特徴を活かし作り手の個性が出るもの
  • 簡易な方法を用いて、短い時間で完成するもの

を条件として、ゼミ生で話し合った結果、「ブローチづくり」に決定し、事前準備を進めました。スムーズにお客様にレクチャーできるように、何度も練習を重ねました。

 

当日は、幅広い年代の方が参加してくださいました。一人一人が、好きな色の残糸や様々な太さの残糸を選び、とても可愛いブローチを作ることができました。

 

▼切り込みを入れた厚紙に糸をかける

 

 

▼放射線状に渡した糸の間を交互に残糸を通し編む

 

 

 

参加した方にはとても喜んでいただきました。残糸の存在を、色んな方に知っていただけて良かったです。

 

 

 

 

ゼミの先輩方から残糸の存在を教えてもらっていた私たちが、今回は発信する側を経験することができました。ものつくりを伝えることは簡単なことではありませんでしたが、そこで出会った方々と生まれた会話や作品を通して、多くの気づきや喜びを得ることができました。

 

 

残糸の提供をして下さった靴下工場様、参加してくださったみなさん、エコールマミさん、貴重な機会をいただきありがとうございました。

 

人間環境デザイン学科 教授 村田 浩子

3回生 畑中 澄玲

助手 小松 智菜美

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