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健康栄養学科

2025.10.17

学園祭で販売するドーナツの試作を行いました! ~ 【ヘルスチーム菜良×TORICO】

畿央大学では毎年畿央祭(学園祭)を開催し、多くの模擬店が出店します。ヘルスチーム菜良でも毎年模擬店を出店しており、2023年からはドーナツを販売しています。 今年は2025年10月25日(土)・26日(日)に開催され、ヘルスチーム菜良※はバナナチョコ、ずんだ、きな粉の味のドーナツを作り販売します。そのドーナツには地域連携事業として、河合町の特産品として生産されている【KAWAI BLACK】という黒枝豆を使わせていただくことになりました! ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ4年制大学(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 畿央祭に向けて河合町でカフェを営んでいるTORICOさんにお越しいただき、ドーナツ生地のこね方からずんだ餡の作り方など、基礎から応用までご教示いただく試作会を開催し、21人の学生(1回生13人、2回生8人)が参加しました。               試作会の様子 TORICOさんに手本を見せていただき、そのあと全員で実践していく形で教えていただきました。実際に自分たちで作ると思っていたより難しく、時々サポートしていただきながら完成させることができました。       ▼ 混ぜすぎないのがポイントのようです。 ずんだ餡 茹で汁でのばして作りました。甘すぎずこれだけでも食べたいと思うくらいおいしかったです。   チョコレートのグラサージュ ココアや豆乳などからチョコレートを作りました。艶々で、見た目だけでもおいしそうでした。   キャラメリゼ 砂糖を焦げる寸前まで加熱し、バナナを入れています。こうすることで甘さだけでなく香ばしさなどが生まれるそうです。     この試作会を通して、健康栄養学科の学生でも普段体験できないようなことをたくさん教えていただきました。畿央祭に向けておいしいドーナツ作りに励んでいるので、ぜひ当日お越しください!     健康栄養学科 2回生 中島 美空     関連記事 「4大学対抗ピザバトル」でイオン賞を受賞 〜 健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 ~ 「4大学対抗ピザバトル」に出場します!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~ 大阪・関西万博で万博BENTOを販売!26日の販売を終えて~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~ 新入生歓迎会を行いました!〜健康栄養学科・ヘルスチーム菜良  

2025.10.11

第19回「ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科

畿央大学では、奈良県中央卸売市場 と「同市場の活性化と大学の充実発展」を目的に2013年より包括連携協定を締結し、学生を交えて様々な事業に取り組んできました。その取り組みの1つとして、2015年より同市場の関連商品売場棟内に「ならいちばのキッチン」がオープン。本学健康栄養学科の教員と学生が、市場の新鮮な食材を使って料理を作る「ならいちばのキッチン料理教室」を実施しています。 2025年9月27日(土)、奈良県中央卸売市場において「第20回ならいちばのキッチン料理教室」が開催されました。 ※ 前回(第18回)のブログはこちら   メニュー:「柿鯛を使ったホイル焼き」 柿鯛とは… 柿鯛とは海のない奈良県で育った柿の葉を食べ、三重のきれいな海で育った鯛のことです。   柿の葉にはビタミンCやポリフェノールが豊富で、高血圧予防や糖尿病予防、風邪の予防、美白効果、シミ・ニキビケア、アンチエイジング、二日酔いのケアなど様々な栄養があり多くの効能が期待されていますその味は、ほんのり甘く、程よい酸味がありながらも口当たりのやわらかいとてもおいしい食材です。     当日は、事前に申し込みがあった小学生から大人まで16名の皆さんに参加していただきました。畿央大学からは健康栄養学科の横地 博子講師、山田 華奈衣助手、そして健康栄養学科の学生6名が参加しました。   今回は、水産物卸協同組合様にご協力いただき、食材をご提供いただきました。   最初に、今回食材を提供していただいた水産物卸協同組合の吉田理事長と株式会社松本水産の松本社長からご挨拶がありました。そして、本イベント開催にご尽力いただいている奈良県中央卸売市場職員の皆さんより、市場についての説明がありました。その後、横地講師から挨拶と当日の手順などの説明があり、いよいよ料理教室の始まりです。     まちにまった調理開始です! 健康栄養学科の学生が、調理のポイントやコツを丁寧に説明しながら、デモンストレーションを行いました。野菜やキノコの切り方など、参加した皆さんは真剣なまなざしで学生のデモンストレーションに見入っていました。 説明が終わるといよいよ参加者の皆さんの調理が始まりました!各調理テーブルに学生が付き添い、参加者の皆さんの補助をします。     そして料理が出来上がり、お楽しみの試食タイムです。それぞれが調理した料理を前に、まずは記念写真を撮りました。       そしていよいよ実食です。アルミホイルを開けるとバターの香りとともにそれぞれの食材の香りが食欲をそそります。そしてみなさん満足そうに味わっておられました。       そしてここで、予定にはなかったデザートが参加者の皆さんに振舞われました。それは奈良県下市産の柿の果肉のブロックとピューレをのせたかき氷です。文字通りの「柿氷」は砂糖を一切使っていないのに甘くて美味しい逸品でした。   食事の後も楽しい時間が! 試食タイムが終わると学生による料理クイズが行われました。手作りのテロップを使って、料理に関するクイズを参加者の皆さんに答えてもらいました。     正解者には奈良中央卸売市場オリジナルのグッズがプレゼントされました。今回も参加者の皆さんはもちろん、畿央学生もとても楽しくおいしいひと時を過ごすことができました。     参加者の皆さんにも大変喜んでいただけました。奈良中央卸売市場のみなさん、ご協力ありがとうございました。 畿央大学 地域連携担当より 今回の参加者の皆さんからは、「柿鯛はどこに行けば手に入るの?」「どこで売っているの?」という質問がありましたが、残念ながら「柿鯛」はまだ市場への流通量は限られており、なかなか手に入りません。まだスーパー等には流通しておらず、限られたホテルや飲食店でしか味わえないということです。そんな希少な「柿鯛」を味わえたのはとっても幸運なことでした。今後流通量が増えれば、手軽に入手できるかもしれません。楽しみにしましょう。   今回の「柿鯛のホイル焼き」のレシピや「ならいちばのキッチン料理教室」の詳細は、奈良県中央卸売市場HPでご確認ください。 ▶ならいちばのキッチン/奈良県公式ホームページ     参加学生の感想 今回、ならいちばのキッチン料理教室に参加させていただいて、柿鯛を使用したホイル焼きや柿を使ったかき氷を作ってみて、特に、かき氷は、料理教室に参加した方にも、市場の方にもすごく好評だったので、嬉しかったです。さらに、奈良県の特産品をなすびやいちご以外に実際に試食し、知ることができたので、勉強になりました。 健康栄養学科 4回生 奥本 しずく   柿鯛に合うソースをいろいろ考えるのが楽しかったです。クイズは、子どもたちに夏の食材について知ってもらいたいという思いで意見を出し合い、一生懸命考えたものだったので皆さんが楽しんでくださっている様子が見られてうれしかったです。とてもやりがいを感じました。その上、奈良中央卸売市場や奈良の特産物についても知れたので貴重な体験ができました。ありがとうございました。 健康栄養学科 1回生 松本 真実   クイズを作ったり、作る料理を考えたり、と初めての挑戦で不安になることもありましたが、楽しく参加することができました。また今回の料理教室で市場のことや奈良のことなど、さまざまなことを学び、自分の知識を増やすことができて嬉しく思います。今回は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。 健康栄養学科 1回生 堀 優奈     次回開催のご案内 次回は12月20日(土)に『第21回ならいちばのキッチン料理教室』を開催いたします。次回は青果卸売協同組合より食材を提供していただき、おいしいおせち料理を何点かご紹介します。是非ご参加ください!!       参加していただいた皆さん、ありがとうございました。 関連記事 ならいちばのキッチン 過去開催分のブログ ならコープ「らくらくお料理パック」商品開発2025が始まります!~ 健康栄養学科 畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.1 畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.2 奈良県立大学国際交流サマースクール2025に健康栄養学科の学生が参加! 【畿央大学×家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催!~健康栄養学科

2025.09.29

畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.2

昨年11月にも野迫川村の郷土料理研究会と連携事業を実施しましたが、今年度はさらに深い交流をめざし、打ち合わせを重ねて準備を進めてきました。今回は健康栄養学科の玉井 典子准教授・湯面 百希奈准教授と栄養教諭をめざす学生4名、さらに現代教育学科の岡田 良平准教授と岡田ゼミの学生4名が参加し、地域連携イベント【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】と題して、8月19日(火)~8月20日(水)の1泊2日で開催しました。   この取り組みは、村民と大学生の交流をとおして、村の生活や文化、魅力を再発見しながら多様な価値観や知識に触れることで、将来の夢や目標につなげるとともに学生は、交流を通して大学での学びを実践しつつ地域に貢献することを目的としたものです。今年度は、野迫川村より委託事業として提案いただき実現することができました。学生たちは、現地の小学生に学習支援やレクリエーションを行ったり、郷土料理研究会の方々と郷土料理の調理実習や食育・栄養アドバイスなどを行いました。   奈良県南部に位置する野迫川村(のせがわむら)は、離島を除き、日本で最も人口が少ない自治体と言われています。標高が高く雲海が発生しやすい地形に加え、星空の美しさやシイタケ・わさび・そうめんなどの特産品が魅力の自然豊かな村です。 ▼▼ 1日目の活動の様子についてはこちら ▼▼ 畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.1   2日目の活動の様子をご紹介 野迫川村の郷土料理を一緒に調理しました! 次の日は、野迫川村郷土料理研究会と本学健康栄養学科が、それぞれ提案した野迫川村の郷土料理を、小学生も参加して、合同で調理しながら交流しました。 野迫川村郷土料理研究会は、異年齢との交流を通じて郷土料理を広く知ってもらうとともに新しい視点で故郷の料理に触れるきっかけとなる研修を行っています。先人より伝わる料理を研究し、郷土の食文化の理解を深め、後世へ継承していくことを活動目標として、村内外の人との交流やイベントで、共同で調理実習を行ったり、料理を提供したりしています。 本学からは、野迫川村の素麺とシイタケを使った「スタミナそうめん」と「菜めし」そして、「フルーツゼリー」の3品を、研究会からは、「ホット(野川地区)」と「野川きゅうりとみょうがの酢の物」の2品を提案し、合計5品を協力して調理しました!ごちそうです!   最初に自己紹介を行い、それぞれ持ち寄ったレシピの由来やアレンジポイントを説明しました。野迫川村では昔、郷土料理の「ホット」に使用するおろし器を各家庭で手作りされており、粗さや口当たりが違ってくることから、家庭の味とされてきたそうです。       本学が提案した、野迫川村特産の素麺を使った「スタミナそうめん」は、お肉や野菜も入っており、栄養たっぷりであることなどの説明が有りました。         その後は、3つのグループに分かれて調理を進めていきます。郷土料理研究会の方々の手際の良いこと!料理中も学生たちに色々とご指導いただきました。       小学生たちは、座敷でフルーツゼリーつくりやそうめんの盛り付け・配膳を担当してくれました。トマトの赤色、ゆで卵の黄色、きゅうりの緑色などとても色鮮やかです。             5品すべてあっという間に完成し、村立野迫川小中学校の先生方も加わってくださり、大変にぎやかにいただきました。     卒業生との素敵な出会いも! 素敵な出会いもありました!本学の現代教育学科卒業生で、現在、村立野迫川小中学校の先生として勤務されている先輩に会うことができました。後輩たちに、過疎地の学校での生徒指導の工夫など熱く語っていただきました。ありがとうございました。       食育教室を開催! 食事のあとは、健康栄養学科の学生たちが、研究会の皆さん向けに「美味しく減塩」を、小学生向けに「郷土料理」や「3色食品群による栄養バランス」をテーマとした食育教室を行いました。これからも永く健康に過ごしていただくために、郷土料理を美味しく、そして栄養バランスよくいただく工夫などを、当日調理したレシピを用意ながら具体的に説明しました。   郷土料理研究会の方々に向けて、食塩と血圧・病気との関連や、食塩の1日の摂取目標量についてお話しさせていただいたところ、皆さん熱心に、メモを取りながら聞いてくださいました。また、減塩でも美味しく食べられる調理や食べ方の工夫などを紹介しました。       小学生に向けては、郷土料理の説明(郷土料理とは・気候・地理との関連など)や全国の郷土料理クイズを行いました。また、成長するために必要な栄養素について、かわいい食材イラストを使用して分かりやすく説明しました。問いかけなどもたくさん盛り込んで、楽しく学んでもらいました。小学生も元気に回答してくれました。「栄養士になりたい」という人もいました。大きくなったら是非畿央大学へ!   村内のフィールドワークに出発! また、小学生たちは、現代教育学科の岡田先生と岡田ゼミの学生たちと一緒に村のフィールドワークに出かけました。小学生たちは、村のバスで登下校をしているため、今回の活動場所周辺を歩くことは無いそうです。     ▼ 目的地は、村役場でしたが、道中でも岡田先生のミニレクチャーがあり、小学生だけでなく、学生にとっても大変勉強になりました。   山間部の集落では平らな土地が少ないため、川沿いに家が作られていること。また、きれいな川周辺には、たくさんのトンボが生息していて、そのトンボを狙って鳥が集まってくるのだそうです。確かにトンボがすごく多くて、鳥もたくさん見かけました。なるほど!       野迫川村役場は、お昼休憩中でしたが、役場の職員の皆さんも暖かく迎えてくださり、それぞれの課で、どんな仕事をしているのかを丁寧に説明してくれました。小学生たちも知らないことが多く、いつもかかっている村内放送は、誰が流しているのかなど興味深々でした。       フィールドワークの最後は、吉井村長のお部屋にお邪魔してみんなで写真を撮りました。吉井村長、役場の皆さま、どうもありがとうございました!     活動終了の時間が近づいてきました 最後に修了式では、それぞれ今回の活動の感想を発表しました。郷土料理研究会の方は、「また、来年も来てください。」と言ってくださったり、子どもたちからは、「レクリエーションが楽しかった。」や「ご飯がおいしかった。」などの感想がありました。本学の学生からは、「村の皆さんがあたたかく迎えてくださったことへの感謝の気持ち」や、「本活動でたくさんのことを学ぶことができた」などの感想が有りました。       1日目から村の子どもたちと学生が作製した野迫川村の魅力を綴った『野迫川村の魅力リーフレット』を池口教育長に進呈しました。村の役場に、置いてくださるそうですので、たくさんの方に見てもらいたいです。   参加学生の感想 ● 野迫川村という場所に行ったからこそできた経験がたくさんありました。2日間、子どもたちと関わることができてとても嬉しかったです。みんなで仲良く遊ぶ姿や勉強を頑張る姿が素敵で、ずっと元気な子どもたちから私たちもエネルギーをもらいました。   また、郷土料理研究会の方との調理実習では、調理のコツを教えていただいたり、地元のことのお話きかせていただいたりしました。こんな素敵な村に行くことができ、また貴重な経験ができて嬉しく思います。ありがとうございました。   健康栄養学科 3回生 赤坂 日菜   ● 郷土料理研究会の皆様の調理の手早さと郷土料理の美味しさ、そして子どもたちが素直で優しくて元気いっぱいに過ごしている姿に、たくさんの学びと刺激を受けました。皆さん野迫川村のことが大好きなのだと伝わり、私も野迫川村のことが大好きになりました。自然いっぱいの中、笑顔溢れる子どもたちと過したこの2日間は一生の宝物です。   健康栄養学科 3回生 浦島 実玖   ● 2日間という短い間でしたが、小学生のみなさんや郷土料理研究会のみなさんと関わることができ、野迫川村のいいところをたくさん知ることができました。野迫川村は自然がとても豊かで、村のみなさんも暖かく、まるで家族のようで、とても素敵だなと思いました。行く前までは、私たちが何かを教えることができたらなと考えていましたが、帰る時にはみなさんにたくさんのことを教えていただいていて本当に貴重な体験ができたと感じました。   特に郷土料理研究会のみなさんのように郷土料理を次の世代にも伝えていくために活動をしていくことによって日本の伝統的な文化を絶やさず世界にも広めていくことができるのかなと思いました。野迫川村での2日間の貴重な体験を生かしていきたいなと思います。このような機会をいただくことができてたいへん感謝しています。ぜひまた野迫川村に行きたいです。   健康栄養学科 3回生 松田 こころ   ● 野迫川村についてすぐ、小学生たちが元気な声で挨拶して出迎えてくれました。レクリエーションの休憩中でも元気にはしゃいでいる姿を見て、とてもパワーをもらえました。また、郷土料理研究会の方たちは、一から優しく作り方を教えていただき、ほとんどが初めて食べた料理でしたが、とても美味しく作れました。野迫川の文化に触れることができてとても嬉しかったし、とても貴重な経験をさせてもらいました。2日間ありがとうございました。   健康栄養学科 3回生 泉野 花菜   ● はじめは野迫川村の子どもたちと仲良くなれるか不安でしたが、一緒に宿題やリーフレット作成に取り組んだり、レクリエーション活動を楽しんだりする中で、次第に絆を深めることができました。さらに、地元の方々と郷土料理を一緒につくる体験では、食文化が地域の暮らしや歴史に深く結びついていることを実感しました。また、みんなで星を眺めたり、野生の鹿を見つけたりすることで、自然豊かな村の魅力を存分に感じることができました。今回の活動を通して、子どもたちの純粋な笑顔や村で暮らす人々の温かさに触れ、教育において大切にすべきものを改めて考えさせられました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。   現代教育学科 3回生 辻本 梨琴   ● 野迫川村の研修に参加をして、野迫川村の子どもたちや地域の人々とレクリエーションや郷土料理作りを通して仲を深めることができました。野迫川村の地域の人や子供たちはとても温かくて人口が少ないからこその人柄や絆を実際に体感することができました。二日間といった短い時間でしたがとても充実した日々になりました。   現代教育学科 3回生 廣石 圭登     ● 今回の野迫川村での活動を通して、村の子どもたちの異なる学年同士のつながりや、先生・地域の方との距離の近さを強く感じました。少人数だからこそ、学年を越えて子どもたちが自然に関わり合い、年上が年下を助ける姿や、一緒に楽しむ姿に心を打たれました。また、先生や村の人々が子ども一人ひとりを温かく見守っており、子どもののびのびと活動している様子や人との距離の近さや地域のあたたかさを強く感じました。人とのつながりや地域の温かさに触れ、心が満たされるような時間を過ごすことができました。この経験は忘れられない大切な思い出です。野迫川村で過ごした時間は、私自身の成長につながる特別な経験となりました。   現代教育学科 3回生 西村 咲希     教職員からのお礼と感想 ● 野迫川村の子どもたちや郷土料理研究会の方々との交流を通して野迫川村の魅力を大いに感じることができました。特に郷土料理研究会の皆さんとともに調理をしながら会話する中で地域を知ること郷土料理を受け継ぐことの大切さを改めて学ばせていただきました。感謝。   また、栄養教諭をめざす学生が子どもたちや研究会の方々に向け指導している姿が頼もしく2日間の交流を通して多くを学び成長できたと実感しました。   野迫川村の郷土料理「ホット」は、ほんとうに青唐辛子が辛くてまさに「ホット」です。野迫川村の豊かな自然、満天の星空、温かい人たち…また行ってみたい所になりました。   健康栄養学科 准教授 玉井 典子   ● 野迫川村の方々との地域・世代を越えた交流は新たな発見にあふれ、2日間、学生・教員ともに充実した時間を過ごすことができました。なかでも、学生と一緒に取り組んだ食育教室では、学生は「誰に、何を、どう伝えるか」を意識して準備を重ねてきました。当日は元気よく手を挙げる子どもたちの姿や、熱心にメモを取って聴講くださる研究会の皆さまの様子に、学生には達成感が生まれたようです。   また、調理実習を通して、村で受け継がれる食材や献立など、豊かな食文化に触れ、地域による食文化の異なりを実感する貴重な機会となりました。このような実践的な経験は、専門職を目指す学生にとって、視野を広げ、成長につながるとても良い学びの場であると感じました。野迫川村の皆さまに心より感謝申し上げます。   健康栄養学科 准教授 湯面 百希奈   ● 今年度、野迫川村と畿央大学の地域連携事業に教育学部の教員と学生も参加いたしました。当初は不安そうだった学生も、村の子どもたちや地域の皆さんと交流するなかで学びを深めることができました。   最も印象的だったことは、過疎地や僻地に自ら赴き、交流を通して、地域の良さや課題を実感できたことではないでしょうか。将来、教員を志望する学生にとって、こうした地域での勤務も非常に魅力的なものであると理解してもらえるきっかけとなりとてもよい機会だったと思います。偶然にも畿央大学の卒業生が野迫川村小学校で勤務しておられました。やはりフィールドワークは、現地で様々な出会いや発見があることも大きな魅力のひとつです。とても充実した学修となりました。   現代教育学科 准教授 岡田 良平   ● この度は、野迫川村教育委員会より本委託事業をご提案いただき、数年ぶりの宿泊を伴う地域連携事業を実施することとなりました。教育委員会の皆さまをはじめ、たくさんの野迫川村の皆さまの協力の下、参加してくださった子どもたちや保護者、郷土料理研究会の皆さまとの交流を通して、活動の目的でもある「野迫川村の魅力を再発見する」素晴らしい機会となりました。 村の子どもたちは、村のことをとても良く知っていて、村の大人の方々も村を大変愛していることが伝わってきました。自分の周りで自分の住む村や町をこんなに愛している人たちに巡り合ったことが無かったのでとても驚きました。ご家庭や学校の先生方、役場や村の方々のご指導のたまものだと実感しました。今回の活動を通して、たくさんのことを学ぶことが出来ました。良い機会をいただき本当にありがとうございました。   畿央大学 地域連携センター担当 関連記事 畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.1 野迫川村「郷土料理研究交流実習会」に参加しました!~ 健康栄養学科 奈良県立大学国際交流サマースクール2025に健康栄養学科の学生が参加! 広陵町「いのちを守るまちづくり」イベントに畿央大学の教員・学生が参加! 【畿央大学×家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催!~健康栄養学科 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 第19回「ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科      

2025.09.29

畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.1

昨年11月にも野迫川村の郷土料理研究会と連携事業を実施しましたが、今年度はさらに深い交流をめざし、打ち合わせを重ねて準備を進めてきました。今回は健康栄養学科の玉井 典子准教授・湯面 百希奈准教授と栄養教諭をめざす学生4名、さらに現代教育学科の岡田 良平准教授と岡田ゼミの学生4名が参加し、地域連携イベント【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】と題して、8月19日(火)~8月20日(水)の1泊2日で開催しました。   この取り組みは、村民と大学生の交流をとおして、村の生活や文化、魅力を再発見しながら多様な価値観や知識に触れることで、将来の夢や目標につなげるとともに学生は、交流を通して大学での学びを実践しつつ地域に貢献することを目的としたものです。今年度は、野迫川村より委託事業として提案いただき実現することができました。学生たちは、現地の小学生に学習支援やレクリエーションを行ったり、郷土料理研究会の方々と郷土料理の調理実習や食育・栄養アドバイスなどを行いました。   奈良県南部に位置する野迫川村(のせがわむら)は、離島を除き、日本で最も人口が少ない自治体と言われています。標高が高く雲海が発生しやすい地形に加え、星空の美しさやシイタケ・わさび・そうめんなどの特産品が魅力の自然豊かな村です。 1日目の活動の様子をご紹介 朝8時に大学最寄りの近鉄五位堂駅で集合し、チャーターバスで野迫川村へ出発。野迫川村までは、バスで約2時間半の道のりです。学科の異なる学生が参加しているため、車中で自己紹介を行いました。   野迫川村に到着すると、小学生たちが元気に出迎えてくれました。天気は、快晴!標高が高いため、とても涼しくて風も有り、とても快適でした。     ▼ 開会式では、野迫川村教育委員会の池口 三千夫教育長よりご挨拶いただきました。   ▼ 自己紹介プレートをみんなそれぞれで自作し、自己紹介を行いました。小学生も学生も最初は、ちょっと緊張気味でした。   その後、小学生は各自持ってきた夏休みの宿題やドリル、作文などを学生たちにサポートしてもらいながら取り組みました。早く終わってしまった人には、野迫川村の良いところを画用紙に書いてもらいました。     ▼ みんなでお昼ごはん   ▼ 岡田先生の「わかった人は…右足を挙げて!」が大流行! レクリエーションの様子をご紹介 その後、体育館に移動してお楽しみのレクリエーションです。保護者の皆様にも加わっていただきました。ゲームの内容や進行は、現代教育学科の学生が行いました。コミュニケーションが必要なゲームや、体を動かすゲームなどをみんなでもしくはチーム対抗戦で行い、大変盛り上がりました。 素早く整列ゲーム 「誕生日順」、「名前の画数」などのお題に加え、「言葉は使わずに!」や「10秒以内で!」などの条件付きで、整列しました。参加者同士、会話やゼスチャーで、コミュニケーションを取り、どんどん仲良くなれました。       ピンポン玉リレー 割り箸でピンポン玉をつかみ、リレー形式で次の人につなぎます。下級生には、難しい場面もありましたが、先生方がサポートしてくれました。       ペンサークル ペンを掌で押さえ合いながら円を作り、ペンを落とさないように、反対向きになり、また元に戻るゲームです。大人には、普段ではありえないつらい体勢となることがありましたが、みんなで協力して挑戦しました。       伝言ゲーム グループの代表に伝えた言葉を次の人に小声で伝言するゲームです。「岡田先生は、竹の子が好き」が、「ツチノコが好き」になるなど、笑いの絶えない時間となりました。     1年生から6年生までみんなで行ったので、上級生や大学生が下級生をやさしくサポートしたり、励ましたりする場面があり、村の子どもたちのあたたかなつながりを感じることが出来ました。 美味しいご飯ときれいな星空に感動! 夕方、活動を終えてホテルに到着すると、吉井 善嗣村長が出迎えていただき、飾っていた村の美しい写真などを説明してくださいました。村全体で歓迎していただいていると感じ、感激しました。   ▼ 夕食では、野迫川村の名産「あまご料理」に舌鼓を打ち、地元の味を堪能。     食後は、花火を楽しみ、村の子どもたちに教えてもらった「野迫川村の美しい星空」見上げて感動しました。天の川がくっきりと浮かび、流れ星が瞬く幻想的な夜空は、学生たちにとって忘れられない思い出となりました。     畿央大学 地域連携センター担当 関連記事 野迫川村「郷土料理研究交流実習会」に参加しました!~ 健康栄養学科 奈良県立大学国際交流サマースクール2025に健康栄養学科の学生が参加! 広陵町「いのちを守るまちづくり」イベントに畿央大学の教員・学生が参加! 【畿央大学×家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催!~健康栄養学科 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 第19回「ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科      

2025.09.10

イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.6 ~ 留学の折り返し地点を迎えました!

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今年度は12名の学生が2025年8月30日(土)~9月14日(日)までイギリスのカンタベリーで過ごします。英語学習やイギリスの文化に触れることができるだけでなく、課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫します。現地からのレポート第六弾をご紹介します。 健康栄養学科1回生の岩本紘奈です。イギリスでの生活が残り半分となりました。1週間が終わったわけですが・・・。「もう1週間経ったの!?」と思っています(笑)。   授業の様子をご紹介 イギリスには日曜日に到着し、月曜日に初めての授業でした。私のクラスにはサウジアラビア出身の人が3名、中国出身の人が1名、畿央生が4名います。   授業内容は日本と似ていて、スピーキングや、リスニングをします。私は「英語をしっかり聞き取れて、理解できるのかな…。」と、不安の気持ちでいっぱいで、とても緊張していました。ですが、クラスメイトも先生もとても優しく、わからない言葉があると、分かりやすいように言い換えてくださるので(翻訳アプリを使うこともありましたが...)とても楽しいです!       火曜日は腹痛で学校に行くことができませんでしたが、その翌日、学校に行くとクラスメイトの1人が「大丈夫?腹痛治った?」と声をかけてくれました。まだそんなに話したことがなかったにもかかわらず、心配して私に話しかけてくれたことがとても嬉しかったです。 ホストファザーと外出しました! そして、今日の日曜日はフリーの日だったので、ホストファザーとBroad Stairsにお出かけしました!車で向かったのですが、牧草地が多かったです。到着してから、散歩しながら海を見たり、音楽を聴いたりしました。その後、夜ご飯の買い物をしてから帰宅しました。       私のホストファミリーは、朝と夜で家事を分担しているそうです。朝はパンで、ホストマザーが用意してくれます。夜ご飯はいつもホストファザーが作ってくれるのですが、とても美味しいです!どの料理も好きですが、特に私が好きなメニューはチキンスープです!     最後の1週間を、悔いの残らないように過ごしたいです!     健康栄養学科 1回生 岩本 紘奈 関連記事 ▼▼ 今年度のイギリス短期留学レポートはこちらから ▼▼ イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.1 ~ イギリスでの生活が始まります イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.2 ~ 日本を離れての生活に慣れてきました! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.3 ~ 授業の様子とカンタベリー散策 イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.4 ~ 積極的に会話をして過ごしています! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.5 ~ ロンドンで過ごす休日   ▼▼ 以前に実施した短期留学レポートはこちらから ▼▼ イギリス短期語学留学2024 現地レポート カナダ短期語学留学2025 現地レポート  

2025.09.06

奈良県立大学国際交流サマースクール2025に健康栄養学科の学生が参加!

奈良県立大学国際交流サマースクール2025は、奈良県および奈良県立大学が、グローバル社会における東アジア・ユーラシア地域の発展を目指すために、次世代の人材育成を目的として開催されています。 今年度は、2025年8月17日(日)~8月29日(金)までの13日間、国内外の大学より推薦された大学生ら22名が参加し、歴史や文化、観光などをテーマに、多彩な講演やフィールドワークに取り組みました。本学からは、健康科学部健康栄養学科2回生の市原未咲さんが参加しました。   ▶ 奈良県立大学国際交流サマースクール2025の日程表はこちら   今回参加した学生の感想をご紹介   コミュニケーションの苦手意識を克服したい、せっかくの長期休みを有意義なことに使いたいという思いで本サマースクールに参加しました。国内では北海道や福井県、宮城県などから、国外ではウズベキスタンから来られていました。ウズベキスタンについて何も知らなかったのですが、グループ討議や成果発表作成を通じて、レギスタンという有名な観光地やおいしい食べ物、パスポート事情など興味深い話をたくさん知ることができました。     講義を受け、自分は奈良県民であるにもかかわらず、奈良について何も知らなかったことを痛感しました。寺や宮跡が多くあり、日本の始まりの地ともいわれる奈良について知る良い機会となりました。   成果発表制作では時々、方向性に迷うこともありながらも、うまく進めることができました。情報収集が上手い人、意見をまとめ、グループを導く人、的確なアドバイスができる人、新たな視点を見いだせる人など、それぞれが得意とすることをうまく発揮できたため、成果発表が成功したと感じています。     2週間は長いと感じていましたが、いざ参加してみると驚くほど時間が過ぎるのが早く、もっと他の人と話しておけばよかった、1か月くらい時間があればよかったのにと思うほど、記憶に色濃く残るものでした。いつかまた22人全員で会えることを願い、自身の勉強に励むとともに、ウズベク語の挨拶を勉強しておきたいと思います。     健康栄養学科 2回生 市原 未咲 関連記事 「東アジア・サマースクール2023」に健康栄養学科1回生が参加しました! 「東アジア・サマースクール2017」で留学生と交流を深めました! 「東アジア・サマースクール2016」参加レポート!  

2025.07.18

【畿央大学×家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催!~健康栄養学科

2025年7月12日(土)、畿央大学と家族亭の連携事業「メニュー開発プロジェクト」の第1弾「香芝サービスエリア『新メニュー開発コンテスト』」が開催されました。 このプロジェクトの目的は、次の三点です。 畿央大学と家族亭がそれぞれの強みを活かし、共同で食事メニューの開発を行い、サービスエリアに来られるお客様に奈良の魅力を発信し、地域経済活性化をめざす。 香芝SA上下線フードコートで、共同開発したメニューを販売することにより、県外から来られた方々に奈良の魅力をアピールする。 プロジェクトを通じて畿央大学生が大学で学んだ知識を活かし、限定された条件の中でメニューの 企画・開発を行うことにより実践力を身につけ、主体性、協調性、チャレンジ精神、コミュニケーション能力をみがく機会の場とする。 テーマは、「ヤマトポークを使った丼」 畿央大学健康科学部健康栄養学科3回生12名が今年3月から試作を重ね、7種類の丼メニューを考案し、コンテストに参加しました。   本コンテストでグランプリ・準グランプリを受賞した丼メニューは、香芝サービスエリア上下線のフードコートで秋ごろまでに商品化され、期間限定で販売されます。     審査結果 グランプリ メニュー:「大和ポークと根菜の彩り丼」 考案者:林 明凜さん メニューについて工夫した点を教えてください! 奈良県の郷土料理である「色ご飯」に大和ポークをかけ合わせた、様々な世代の方に「どこか懐かしいような、ほっとする味」を感じてもらえるように仕上げました。大和ポークはバラを使い、他の具材と一緒に食べた時にじゅわっとした大和ポークの脂の甘みを感じられます。味付けには丼のタレだけでなく、少しにんにくと生姜を効かせることで、病みつきになるメニューに仕上げました。また、見た目や美味しさに力を注ぐだけでなく、調理方法の簡単さにも工夫しました。   受賞の感想をお聞かせください! 私自身、以前よりメニュー開発に興味を持っていたため、今回、グランプリに選出いただき、本当にうれしく思います。実際に香芝SAで販売してくださるということで、メニュー開発に対する思いや自信がより強くなりました。今回の結果を強みに、今後も様々なメニュー開発に携わりたいと思います。     準グランプリ メニュー:「ご飯泥棒!ヤマトポークのジューシー角煮丼」 考案者:【ソラニン】大前 空夜花さん 伊藤 優那さん 伊藤 望未さん   メニューについて工夫した点を教えてください! 誰もが好きな味付けにした代わりに味に飛びぬけた特徴がなかったので、味以外で他と差をつけられるような丼をめざして、調理法と見た目に独自性を持たせる工夫をしました。火の通りにくいブロック肉の代わりに、薄切りの豚バラ肉を何枚か重ねて並べ巻くことで、角煮のような食感や雰囲気を再現しています。この工夫から調理時間が短縮され、赤身と脂身のちょうどよいバランスを保つことで最後まで柔らかい角煮を味わうことができます。また渦巻き状の見た目によって、他にはない印象的な丼を作り出すことができたと思います。ニンニク・ しょうが・だしをきかせた豚の角煮と、トッピングした温泉卵のマイルドなおいしさの組み合わせで、味の変化も楽しみながらどんどん食べ進むスタミナ丼メニューです。   受賞の感想をお聞かせください! 大前 空夜花さん)参加すると決めたときからグランプリをめざしていたので悔しい気持ちはありますが、グループのみんなで試行錯誤しながらレシピを考え試作し、先生とも話し合いながら修正したものが賞を頂けてとてもうれしく、頑張ってきてよかったと思えました。今回のコンテストの中で新しい考え方や視点を手に入れることができ、滅多にない経験をさせていただいたので、また一歩成長できたと思います。   伊藤 優那さん)他のグループのレシピも美味しそうだと感じましたが自分のグループのレシピに自信を持っていたので、惜しくもグランプリに届かない準グランプリという結果で悔しかったです。元々コンテストには一人で挑戦しようと思っていたのですが、三人で参加し考え支え合うことで一人で考えるより良いものが作れたと思うので、このメンバーで参加してよかったです。   伊藤 望未さん)コンテストが始まる直前に他のグループのみんなの気合の入っている様子を見てとても緊張しましたが自分たちのグループで協力し試作、改善を行い、満足のいくレシピでコンテストに挑んだので準グランプリを取ることができてうれしいです。実際に香芝SAで販売されたら、ぜひ家族で食べに行きたいと思います。       コンテストに出品されたそのほかの丼メニューを紹介します! メニュー:「まほろば焼肉定食丼」 考案者:【1N1】井上 結月季さん 池谷 恵莉さん 泉森 咲花さん 乾 美咲さん メニューについて工夫した点を教えてください! まほろば焼肉定食丼は焼肉だけのシンプルなどんぶりではなく、定食のように多彩な食材が一度に楽しめる、満足感たっぷりの丼です。名前にある「まほろば」は「素晴らしい場所」「理想郷」を意味する「やまと」ゆかりの言葉です。心も体も満たす丼となるような一品を目指し、この名前にしました。   ピリッと辛い唐辛子入りのたれが食欲をそそり、濃厚な焼肉の味わいと野菜のフレッシュさと合う丼となっています。野菜のシャキシャキ感や甘み、とろっとした食感の違いも楽しめ、最後まで飽きずに食べることができます。見た目も鮮やかでボリューム満点。「彩り・味・満足感」すべてがそろった丼に仕上げました。 メニュー:「とろ旨!大和丸ナスの味噌豚丼」 考案者:【1N1】乾 美咲さん 泉森 咲花さん 池谷 恵莉さん 井上 結月季さん メニューについて工夫した点を教えてください! 味噌豚丼は、味噌の深いコクとヤマトポークの旨みが絶妙に調和した、味にインパクトのある1品です。古くから親しまれてきた味噌に、ジューシーなヤマトポークを組み合わせることで、満足感の高い仕上がりになっています。さらに大和野菜であり夏野菜である大和丸ナスを加えることで、奈良の魅力を発信するとともに季節感も演出しています。 メニュー:「辛旨!麻婆茄子丼」 考案者:【ソラニン】伊藤 優那さん 伊藤 望未さん 大前 空夜花さん メニューについて工夫した点を教えてください! コンテスト期間が夏なので季節野菜を取り入れながらピリッとした辛さで汗を流そう!という商品です。辛いだけではなくしっかりとしたおいしさもあることで辛いのが苦手な方でもおいしく食べてもらえるように考えました。 メニュー:「みんな大好き!大和のポーたま丼」 考案者:【栄養士のたまご】梶岡 美佑さん 神木 優香さん 川北 小雪さん 小林 美咲さん メニューについて工夫した点を教えてください! 奈良の食材である大和ポークを使用し、ここでしか食べることが出来ない三色丼に!!色どりも鮮やかで、見て美しい、食べて美味しい! 甘辛い味付けで子供から大人まで幅広い世代に食べてもらえるはず…! しっかりしつつバランスのとれた味付けで、ボリュームもあり、食べ応え抜群で大満足間違いなし! 調理工程も出来るだけ簡単にすることで、より多くの方にご提供できるように意識しました。 メニュー:「奈良の恵みをさっぱり味わうネギ塩豚丼」 考案者:【1N1】泉森 咲花さん 池谷 恵莉さん 井上 結月季さん 乾 美咲さん メニューについて工夫した点を教えてください! 奈良の恵みをさっぱり味わう、夏にぴったりねぎ塩豚丼の紹介です!奈良県のブランド肉である大和ポークを大胆に使用しております!豚肉特有の油っぽさを酢の効いたミョウガや、あっさりとしたねぎ塩だれ、爽やかなレモンの風味により、大和ポークの良さのみを残した、さっぱり味わえるボリューム満点の一品です!また、サクサクとした食感を楽しませてくれる「大和いも」にも注目です! 審査員の皆さまをご紹介します 佐田 惠 様(西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社 執行役員関西支社長) 坪山 憲司 様(株式会社家族亭 代表取締役執行役員社長) 元 孝行 様(株式会社家族亭 高速道路事業部長) 石飛 雅也 様(株式会社家族亭 高速道路事業部営業部 地区長) 冬木 正彦 畿央大学 学長 栢野 新市 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 学科長 竹本 忠司 畿央大学 法人事務局長   ▼ 坪山 憲司 様(「家族亭」代表取締役執行役員社長)     ▼ 佐田 惠 様(西日本高速道路サービス・ホールディングス(株) 執行役員関西支社長)     ▼ 冬木 正彦 畿央大学学長     グランプリ・準グランプリを受賞した丼は秋ごろ西名阪高速道路 香芝サービスエリア内フードコートにて期間限定での販売を予定しています。ぜひご賞味ください!   地域連携センター 関連記事 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 第19回「ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科 第7回エコマミ公開講座で看護医療学科山本裕子教授が「口から見直す生活習慣」をテーマに講演! 広陵町町制施行70周年記念イベントに書道部と軽音学部が参加!  

2025.07.13

第19回「ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科

畿央大学では、奈良県中央卸売市場 と「同市場の活性化と大学の充実発展」を目的に2013年より包括連携協定を締結し、学生を交えて様々な事業に取り組んできました。その取り組みの1つとして、2015年より同市場の関連商品売場棟内に「ならいちばのキッチン」がオープン。本学健康栄養学科の教員と学生が、市場の新鮮な食材を使って料理を作る「ならいちばのキッチン料理教室」を実施しています。 2025年7月5日(土)、奈良県中央卸売市場において「第19回ならいちばのキッチン料理教室」が開催されました。 ※ 前回実施の「第18回ならいちばのキッチン料理教室」についてのブログはこちら 「夏も元気に☆スタミナそうめん」 今回のメニューはこの暑い時期にふさわしい「夏も元気に☆スタミナそうめん」です。当日は、事前に申し込みがあった小学生から大人まで16名の皆さんに参加していただきました。畿央大学からは、健康科学部 健康栄養学科の玉井 典子准教授、横地 博子講師、前川 賀洋助手、そして同学科の学生3名が参加しました。     市場からは、関連卸協同組合にご協力いただき、食材をご提供いただきました。   最初に本イベント開催にご尽力いただいた奈良県中央卸売市場企画管理課の職員の皆さんより、ご挨拶と市場についての説明がありました。       そして玉井准教授からご挨拶と当日の手順などが説明され、その後はいよいよ料理教室の始まりです。畿央大学 健康栄養学科の学生が、調理のポイントやコツを丁寧に説明しながら、デモンストレーションを行いました。ナスやネギの切り方など、参加した皆さんは真剣なまなざしで学生のデモンストレーションに見入っていました。       説明が終わるといよいよ参加者の皆さんの調理が始まりました。各調理テーブルに学生が付き添い、参加者の皆さんの補助をしました。 調理中の様子を写真でご紹介します!         料理の完成です! そして料理が出来上がり、お楽しみの試食タイムです。それぞれが調理したクレープやポップコーンをきれいに並べて、まずは記念写真を撮りました。     そしていよいよ実食です。そうめんのゆで具合もばっちりで、肉みその出来も最高のおいしいスタミナそうめんにをとてもおいしくいただくことができました。 料理クイズ大会の開催です! 試食タイムが終わると学生による料理クイズが行われました。手作りのテロップを使って、料理に関するクイズを参加者の皆さんに答えてもらいました。正解者には奈良中央卸売市場オリジナルのグッズがプレゼントされました。       今回も参加者の皆さんはもちろん、畿央学生もとても楽しくおいしいひと時を過ごすことができました。参加者の皆さんには次回も是非参加したいというお言葉をいただきました。   奈良中央卸売市場のみなさん、ご協力ありがとうございました。   学生の感想 去年は台風の影響で中止となってしまいましたが、今年は晴天の中ならいちばのキッチン料理教室を開催できてよかったです。先生方・スタッフ、奈良中央卸売市場の職員の皆様のご協力もあり、とても楽しい料理教室ができたと感じています。しかも、昨年と同じ内容で行わせていただけたことで、去年からの頑張りが報われた思いです。何より、参加者の皆様も楽しまれていたようで、大変貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。 健康栄養学科2回生 小池 由莉 畿央大学 地域連携担当より 今回のイベントは、料理教室を通して、より多くの皆さんに奈良県中央卸売市場を知っていただき、調理を通して食材に興味を持っていただくとても有意義な機会でした。   今回の「スタミナそうめん」のレシピや「ならいちばのキッチン料理教室」の詳細は、奈良県中央卸売市場 HPでご確認ください。   次回開催のご案内 次回は9月27日(土)、『第20回ならいちばのキッチン料理教室』開催します。使用するメイン食材は奈良県で育った柿の葉と、三重県の豊かな海がタックを組んだ新しいブランド「柿鯛」です。ぜひお越しください!! 関連記事 ならいちばのキッチン 過去開催分のブログ   「4大学対抗ピザバトル」でイオン賞を受賞 〜 健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 「4大学対抗ピザバトル」に出場します!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 「スポーツ栄養クッキング」を開催しました! ~ スプリングフェスティバル特別企画 ならコープ「らくらくお料理パック」レシピ開発に挑戦!vol.3「商品化が決定しました!」~健康栄養学科 大阪・関西万博で万博BENTOを販売!26日の販売を終えて~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~  

2025.07.08

「4大学対抗ピザバトル」でイオン賞を受賞 〜 健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 ~

2025年6月14日(土)・15日(日)、イオンモール大和郡山にて開催された「4大学対抗ピザバトル」に、本学のヘルスチーム菜良※が出場しました! ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ4年制大学(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 ▼▼ 「4大学対抗ピザバトル」出場への準備の様子はこちら ▼▼ 「4大学対抗ピザバトル」に出場します!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良     奈良県の伝統野菜「大和丸なす」を使用したピザを、各大学1種類ずつ考案し、「4大学対抗ピザバトル」として、イオン大和郡山店「大和郡山フェア」にて販売しました。 畿央大学「梅しそ薫る 大和丸なすとじゅわっとハラスのピッツァ」 近畿大学「大和丸なすとさわやかレモン織りなすチーズピッツァ」 帝塚山大学「大和丸なすとしらすの醤油マヨピッツァ」 奈良女子大学「大和丸なすとしらすのねばねば和風ピッツァ」 当日の14〜18時の間は店頭に立ち、呼びかけを行いました。また、14日にはプレゼンが、15日には表彰式が行われました。今回は、その様子をお届けしていきます! 店頭販売の様子     去年に引き続き購入してくださった方や、「インスタを見て前々から楽しみにしていた」と話してくださった方もいらっしゃいました。       また、2日目には「昨日買って食べたら、美味しかったよ」と感想を伝えに来てくださった方もいました。その他にもたくさんのお客様から温かいお声がけをいただきました。その一つひとつがとても嬉しく、これまで頑張ってきてよかったと感じました。     プレゼンの様子 私たちの考案したピザは、特に梅しそソースの甘さと酸味のバランスに苦戦し、何度も試行錯誤を重ねました。具材には、大和丸なすやハラスなどジューシーな和食材を使用し、さっぱりとした味わいの中にもコクを感じられる一品に仕上げました。こうしたピザ開発にあたって苦労した点やこだわり、そしてピザバトルへの意気込みをプレゼンの際にお話しさせていただきました。     表彰式 表彰式では、総合評価で最も高得点を獲得した大学に「優秀賞」が、ピザの販促物において、アイデア・内容ともに完成度が最も高かった大学に「イオン賞」が贈られました。そして、畿央大学は見事「イオン賞」を受賞しました!     実際、販促物にはたくさんのこだわりが詰まっています。手作りの販促物は、具材の質感を表現するために、通常の折り紙や画用紙に加え、半透明の折り紙も使用しました。また、配布用レシピの背景には矢絣柄を取り入れ、タイトルは巻物風にデザインしました。さらに、販促用ポスターでは文字の見せ方にも工夫を凝らしました。     時間が限られた中での制作は正直大変で、夜遅くまで大学に残って作業する日もありました。それでも、最後までこだわり抜いて取り組みました。そうした自分たちの頑張りが評価され、とても嬉しかったです! 参加学生の声 試作を何度も繰り返して完成させたピザで賞を取ることができて本当に嬉しいです!納得するまで試作することの大切さを見に沁みて感じました。 実際に販売をしてみて、「美味しそう」などの声をいただけて嬉しかったです。また、商品を手にとっていただいたのを自分の目で見ることで喜びや、やりがいを感じました。 忙しい中制作していたこともあり、ピザや販促物の制作時にこだわっていたポイントが評価され、達成感がありました。 ポスターを持って歩いているときに、すれ違った方々から「美味しそう」と関心をもっていただけたこともとても嬉しく感じました。   最後に、ピザバトルに関わってくださったすべての方々に、改めて感謝申し上げます。   健康栄養学科 3回生 薮田 真歩 関連記事 「4大学対抗ピザバトル」に出場します!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~ 大阪・関西万博で万博BENTOを販売!26日の販売を終えて~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~ 新入生歓迎会を行いました!〜健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 万博BENTOの売れ行き好調!19日、20日を終えてのレポート~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~ 大阪・関西万博にて販売する万博弁当の開発に参加!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~

2025.06.13

「4大学対抗ピザバトル」に出場します!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良

2025年6月14日(土)・15日(日)、イオンモール大和郡山にて開催される「4大学対抗ピザバトル」に、本学のヘルスチーム菜良※が出場します!   ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ4年制大学(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 ピザバトルでは、ヘルスチーム菜良に所属する4大学の学生が大和丸なすを使用したオリジナルピザの開発に取り組み、その完成度を競い合います。大和丸なすは、奈良県の伝統野菜の一つで、しっかりとした食感を楽しめるのが特徴です。しかし、その認知度はまだ低く、日常的に食べる機会が少ないという課題があります。そこで、大和丸なすの美味しさを広く知っていただくため、大和郡山市およびイオン大和郡山店様との産官学コラボ企画「ピザバトル」が始まりました。   今年、畿央大学は「梅しそ薫る 大和丸なすとじゅわっとハラスのピッツァ」を開発しました!   販促用ポスター   ▼ 梅しそ薫る 大和丸なすとじゅわっとハラスのピッツァ   畿央大学では、ピザ開発にあたりコンペ形式をとり、3つのグループに分かれて、それぞれピザを考案しました。開発は学生のみでなく、大和郡山市にある石窯焼きピッツェリアサンプーペー様にもご協力いただきました。また、大和郡山市およびイオンのご担当者様が4大学合同で試作&試食をする機会を設けてくださりました。ご協力くださったすべての関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。 学内試作の様子     事前に考案したコンセプトをもとに、試作を行いました。特にソースはどのグループも苦戦しましたが、グループ同士でアドバイスをし合ったり、先生からのご意見を参考にしたりしながら、理想のピザに近づけました。 石窯焼きピッツェリアサンプーペー様での試作の様子         学内試作を重ねたレシピを持参して、ピザを作り、シェフからアドバイスをいただきました。食材の良さを活かす工夫を教えていただいたり、どんな味のバランスにすれば食べた人に満足してもらえるかを一緒に検討したりしました。そうして、どのグループもワンランク上のピザに仕上げることができました。 4大学合同試作会&試食会の様子     イオン様からそれぞれのピザに対するご意見をいただき、さらに改良を加えました。また、プレゼンテーションを通して、自分たちのピザの魅力やこだわりのポイントをアピールしました。   そして後日、イオン様からのフィードバック、ピザバトルの審査項目をもとに、参加メンバー全員にどのピザが相応しいかアンケートを実施しました。その結果、「梅しそ薫る 大和丸なすとじゅわっとハラスのピッツァ」に決定しました。 店舗試作の試食会の様子   ここで、初めて商品化されたピザの姿を見ました。自分たちのピザだけでなく、他大学様のピザも試食させていただき、意見交換を行いました。実際に見たり食べたりして感じたことや他大学様からいただいたご意見を参考に、食材や調味料の分量を最終調整しました。     これまで、お客様の手に届くことを楽しみに準備を進めてきました。 このピザは、梅、しそ、大和丸なす、ハラスといった和の食材を組み合わせ、幅広い世代の方にお楽しみいただける味わいとなっています。「ピザ=洋風」という固定観念をくつがえす、和風の新感覚ピザを、ぜひこの機会に手に取って味わっていただければ嬉しいです!     皆さまのご来場を心よりお待ちしております。 レシピ   健康栄養学科 3回生 薮田 真歩 関連記事 大阪・関西万博で万博BENTOを販売!26日の販売を終えて~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~ 新入生歓迎会を行いました!〜健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 万博BENTOの売れ行き好調!19日、20日を終えてのレポート~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~ 大阪・関西万博にて販売する万博弁当の開発に参加!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~ ラジオ「FMヤマト」で、4大学対抗ピザバトルを紹介!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良