タグ

看護医療学科

2022.06.22

畿央大学看護実践研究センター第7回研修会 「地域で・笑顔で 生きるとは」を開催しました。

2022年6月19日(日)13:30から、看護実践研究センター 認知症部門主催(センター長:山崎教授)で、第7回 研修会「地域で・笑顔で 生きるとは」がオンラインで開催されました。この研修会は、奈良県認知症ケア専門士会との共催で行われ、およそ30人の方が参加しました。           前半の講師は、認知症の当事者たちを支援する「たぬき俱楽部」代表で、日本認知症本人ワーキンググループメンバーの竹内 裕 氏でした。竹内氏はご自身も若年性認知症と診断された経験から、当事者目線での様々な活動や講演会を積極的に行っておられ、畿央大学の認知症ケアサークルOrangeProjectにも関わってくださっています。   前半は竹内氏と山崎教授の対談で行われました。参加者の方から、「コロナ禍で認知症高齢者の方の介護を配偶者が1人で抱え込んでしまい、認知症が進行してから相談に来られるケースが増えている。その状態が続くとご家族が疲弊してしまうため公的サービスを使っていただきたいが、当事者の意思もありなかなかサービス利用につながらない。」というお話がありました。コロナ禍で外からの情報があまり入らずにずっとご夫婦のみで生活していると共依存の状態となり、新たな刺激を望まなくなるため、当事者やご家族が行きたいと思える場所が増えるといいという意見から、当事者やご家族に認知症カフェやサロンなどを知っていただき、一緒に出掛けようと思っていただくことが必要だとわかりました。竹内氏は、「一緒に出掛けたいと思える場所とは、当事者がやりたいことをやれる場所であり、それを見つけるためにはまず自分がしたいことを伝える。皆さんには、相手と同じ目線で伝えるということを身につけてほしい」と仰っていました。     ▲オンラインセミナーご参加のみなさん1(写真掲載の承諾を得ています)     ちなみに、たぬき俱楽部ではランチカフェやソフトボール、夜の町内会など様々な催しを実費制(自己責任)で行っておられたそうです。ランチカフェに関わる人は民生委員やボランティアで、win-winな関係だから続けることができると仰っていました。地域の方がこうした活動に参加されるのは理解者を増やし、地域の交流を深め、また情報発信源として活躍してくださることで、認知症の人とご家族が暮らしやすいまちづくりにつながっていると感じました。   また、山崎教授は、コロナ禍で制限がかかる状態に慣れてきているが、認知症ケアを行う人は何に対してもコロナ禍のせいにして活動を縮小するのではなく、向き合えるようにお願いしたいと話しておられ、コロナ禍でもできる支援を考え、地域に合わせた方法で実践していくことが必要だと考えました。   ▲オンラインセミナー参加のみなさん2(写真掲載の承諾を得ています)     後半は、「アフターコロナにおける職員のメンタルヘルスケア」と題してグループワークとミニ講義が行われました。グループワークは、コロナ禍において、面会制限や勤務体制の交換などでストレスに感じていることや不安などを吐露する目的で行いました。 グループの中では、認知症啓発活動について、専門職の話よりご本人の話の方が届くので、若年性認知症の方の講演会を企画しているという話や、病院勤務の看護師さんが体験した検査や手術などの際の認知症の方に対する対応について話し合いました。 他のグループでは、施設に入居するとコロナ禍で面会ができないため、入所をためらっている方も多いとの話も出ました。長引くコロナ禍の影響で、認知症ケアの現場にも様々な影響が出ている現状を直に伺い、withコロナ時代において認知症の人とご家族が安心して暮らせるために、認知症に対する正しい知識の普及とお一人おひとりの想いに寄り添ったきめ細やかな対応が必要だと改めて実感しました。   また、グループワークの後、看護実践研究センター 認知症部門の上仲准教授がストレスマネジメントの方法として「言葉の花束交換」についてミニ講義をされました。人は「~ねばならない・~であってほしい」という願望(イラショナル・ビリーフ)を使いがちですが、これは事実に基づいておらず気持ちを惨めにするため、事実に基づいた論理性のある言葉(ラショナル・ビリーフ)「~であるにこしたことはない」という言葉に置き換えると気持ちが楽になるという方法です。自分の短所の見方を変える-私も日々落ち込むことが多いので、ぜひ実践してみます。最後に大きな花束をプレゼントしていただいた気分になりました。   今回の研修会で認知症ケアにもコロナ禍の影響がどのように起こっているのかがわかり地域で支えることの重要性を再認識しました。これらを、認知症ケアを学ぶ学生たちに伝えていこうと思います。     看護医療学科  助教 島岡昌代     【関連記事】 第4回看護医療学科卒後教育研修会「看護における臨床判断」を開催しました。  6/26(日)第1回 エコマミ公開講座で看護医療学科 山崎教授が講演を担当します。 2/1(火)「高齢者住まい看取り研修会」のご案内~畿央大学看護実践研究センター 2/21(月)「発達障害の一人称体験オンライン研修会」のご案内~畿央大学看護実践研究センター 第3回卒後教育研修会「コロナ禍の看護の現状~やさしさをチカラに変える 現場の声から~」を開催しました。 看護実践研究センター第5回研修会「コロナ禍における認知症ケア」を開催しました。 「VR認知症一人称体験オンラインセミナー」を開催しました~看護実践研究センター                  

2022.06.13

母性看護学で学生アシスタント制度を導入した新しい取り組みを開始!~看護医療学科

2022年度前期から、母性看護学での新しい取り組みとして学生アシスタント制度を導入しました。これは、3回生後期に実施される領域実習の前段階となる「母性看護学援助論Ⅱ」で学ぶ看護技術を、4回生全員に声をかけそれに応じてくださった有志の学生アシスタント達が3回生を見守り、支援しつつ共に技術を身につけるシステムです。   講義の空きコマを利用して、3回生の希望者が自主的に練習していますが、技術試験もあることから毎回みなさん一生懸命に取り組んでいます。学生さんの声を少しご紹介します。             4回生アシスタントの声 コロナ禍での入学で先輩たちとのつながりが断たれ、基礎実習にも行けていないことが不安の原因なのではないかと感じ、一生懸命支えてあげたいと思いました。 肯定的に関わることでさらに上達しようとがんばっている後輩たちがかわいいです。 自分がこれまでできていると思っていたことも、他者が実施している様子を確認すると自分もできていないことに気がつくことができます。 技術手順の曖昧なところは3回生の学生同士で話し合い、お互い高め合っている姿が良かったです。 短時間で完璧に行ってもらうことは難しいため、口頭で説明するだけでなく、それぞれ自分なりに技術を獲得できるよう支援するとよいのではないかと感じました。 今から何を実施すべきか、そのため配慮することは何かを予め頭の中でシミュレーションし臨むことが大切だと思いました。 質問を受け、説明しながらも自身に曖昧なところがあることにも気づけました。後輩に伝えることで視野が広がり、母子に関わる姿勢の重要さに気がつきました。 自分でよりよい方法に気づいてもらえるような声かけやアドバイスには、根拠や理由を説明するようにしました。 復習したことをこうした機会にアウトプットできることで、より知識が身についていると感じています。                 3回生に自主練習はどうですか?と尋ねたところ、みんなが目を輝かせながら即答で「楽しいです」と話してくれます。具体的に個々に聞いてみました。 3回生の声 先輩だと、つまらないと思うことでも何でも気軽に聞けます。 初めて先輩から教えてもらえる機会になり、交流できたことで安心しました。 できない気持ちを理解してもらえているので、安心して教えてもらえます。 実習の経験を交えながらの学生目線の助言なので、とても分かりやすいです。 3回生前期の勉強方法なども色々聞けました。 3回生前期の課題が多く大変な時期を乗り越えた経験が、実習を支えるモチベーションになると励ましてもらえました。 勉強不足のため教員に聞きにくいことでも先輩には聞きやすいです。 各技術のポイントを教えてくれるので練習しやすいです。 自分たちだけの練習では、これで良いのか不安ですが、間違っていることは先輩が指摘してくれるので確信をもって練習できます。 演習で行ったやり方以外の方法も教えてもらえました。 技術チェックにむけて、やっておいた方が良いことを教えてもらいました。 看護技術について、演習と違って「実習ではこんな風に行った」ということが聞けて良かったです。 アセスメントのポイントや母性看護学以外のことも気軽に聞くことができたのが良かったです。         みなさんとても生き生き取り組まれている姿が毎回印象的です。サポートシステムにはまだまだ課題もありますが、学生さん達が出会い、つながり、共に学ぶ機会を提供できるよう、さらに学修の場を創造していきたいと願っています。実習に向けて一緒にがんばりましょうね。     看護医療学科 母性看護学領域 岡、川口、松田       【関連記事】 「第15回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3・4回生対象「第14回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2回生対象「第13回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2・4回生対象「第12回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第10回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第9回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第8回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

2022.06.06

認知症啓発のための「絵本・紙芝居で子どもから社会へつなげよう」活動報告!~Orange Project®畿央大学

Orange Project®とは 熊本県(熊本大学・熊本保健大学・崇城大学・熊本県立大学)と奈良県(畿央大学)を中心に活動している認知症啓発のための学生ボランティア団体です。“認知症になっても安心してくらせるまちづくりに貢献する”をコンセプトに、認知症啓発運動を行っている学生を中心とした団体で、畿央大学では、2019年にサークルとして発足しOrange Project®(認知症支援プロジェクト)に参画し、「認知症になってもやさしい町づくり」などに、学生主体に取り組み始めました。 今回は、現2年生が主体となる初めての活動で、畿央大学のオレンジプロジェクトの先輩が、2020年に「多世代まちづくりプロジェクト 学生コンペティション」で入賞し助成金10万円をいただいた企画「絵本・紙芝居で子どもから社会へつなげよう」の活動の一環を報告させていただきます!   畿央大学オレンジプロジェクトの学生たちで作成した世界に1つしかない認知症の啓発のための紙芝居(パワーポイントで作成)です。この紙芝居は「えがおのわ」というタイトルで、認知症のことを子どもたちに伝えるために作ったものです!         2022年5月23日(月)14時から、鹿児島県にある錦江町立大根占 (おおねじめ) 小学校の4年生に絵本動画を使用した認知症啓発を行うということで、畿央大学のオレンジプロジェクトもリモートで参加させていただきました!   始めに、オレンジプロジェクトの活動を紹介し、次に紙芝居を披露しました。   最初は子ども達がどのような反応をしてくれるのか、Zoomでの活動のためうまくコミュニケーションがとれるのか…など、不安なところもたくさんありました。   しかし、始まると同時に、画面越しに小学生たちの活き活きとした笑顔が確認でき、手を振ってくれる姿を見て、不安が一気に吹き飛びました!子ども達が質問に対して真剣に考え積極的に答える姿や、「困っている人を見たら助けたい!」という感想を聴き、私達が紙芝居を通して伝えたかったメッセージが伝わっていることを実感でき、とても嬉しく思いました。   その後、認知症当事者である丹野さんの動画を見ていただき、無事に終えることができました。   今回の活動はリモートでしたが、さまざまな地域のさまざまな年代の人と繋がれることに気づくことができたと同時に子ども達に伝えることの楽しさを感じることができました。   今後もリモートなども活用しながら活動の幅を広げていけたらと思っています! Orange Project®に興味がある方は、ぜひご連絡ください!     看護医療学科 2年生 中川あみり     【関連記事】 「2021年度Orange Project®記念式典」で学生3名が功労賞を受賞! 広陵中学校の認知症サポーター養成講座にリモートで協力! 多世代まちづくりプロジェクト2021コンペティション、2年連続で「参加者賞」に! 広陵町図書館での認知症啓発活動に参加! 小学生への認知症オンライン講座に参加!

2022.05.26

「第15回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

学年をこえた交流を通して、自己学修に取り組む!   基礎看護学領域では、学修した基礎看護技術の修得状況を学生自身が把握し、意欲的に自己学修に取り組むきっかけとすること、異なる学年同士が交流する機会をもつことをねらいとして「基礎看護技術自己学修会」を開催しています。今年度2回目となる今回は5月20日(金)に開催し、4年生6名と3年生2名、2年生4名の合計12名が参加しました。   4年生1名と3年生または2年生1名がペアになり、点滴実施中の対象者の寝衣交換とバイタルサインの観察を行いました。4年生と3年生は2年生前期に履修した「診療過程援助技術」で点滴について既に学んでいるため、学修会で使用する点滴の準備を行いました。点滴ルートに輸液を満たす際には、久しぶりに実施する技術ということもあって四苦八苦している様子もありましたが、お互いに手技や知識を確認しながら準備することができました。2年生にとってはこれから学修する内容でもあり、テキストと照らし合わせながら、関心を持って先輩の手技を見学していました。   その後、準備した点滴を使用して、点滴実施中の対象者の寝衣交換とバイタルサインの観察を行いました。4年生の中には、各看護学実習で点滴をしている受け持ち患者さんに寝衣交換を実施したことがある学生もいましたが、どの学生も苦戦している様子でした。「難しい…」と言いながらもペアで意見交換し、教員のアドバイスを受けながら実施することができました。学修会開始時は緊張した面持ちの学生もいましたが、技術の実施をとおして徐々に打ち解けることができた様子でした。       参加した学生からは以下のような感想がありました。   ・先輩方と交流できる機会が、コロナ禍でサークル活動が中々ないため、色々お話しできて良かったです。最初は緊張していましたが、先輩方が優しく接してくれたのでリラックスして楽しい時間を過ごせました。また、技術面もこれからの演習の予習になり、とても勉強になりました。 ・今回参加して忘れていた技術を練習することができ、さらに、先輩方にも授業や実習について相談することができたので不安な気持ちが和らぎました。楽しかったです。学修会を開催していただきありがとうございました。 ・実習で色々なことが身についたかなと感じていたのに、実施するとなると全然覚えていなかったことに気づけてよかったです。 ・今日の学修会を通して、点滴の準備と点滴中の寝衣交換のどちらも全然できなかったのですが、2年生と一緒に考えながら楽しく実施できました。本当にピンチのときは先生方がわかりやすく教えて下さったので聞きやすかったです。インターンシップも近いので復習できる機会があってよかったです。       3年生・2年生にとっては、少し先を行く4年生の先輩の生の声を聞くことで、今抱えている不安の軽減や今後の学修に対する意欲を高めるきっかけになったのではないかと思います。来年4月には臨床で看護師として勤務することになる4年生にとっても、後輩とともに技術を実施し、今後の課題が明らかになったのではないかと思います。 異なる学年との交流をとおして学生の学修意欲を高め、患者さんにより良い看護を実践できるように、今後もサポートしていきたいと思っています。   看護医療学科 基礎看護学領域 林 有学・須藤 聖子・小林 智子・中西 恵理 【関連記事】 3・4回生対象「第14回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2回生対象「第13回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2・4回生対象「第12回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第10回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第9回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第8回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

2022.05.20

「離島・へき地医療体験実習」発表会を開催しました!~看護医療学科

3年ぶりの現地開催!各地での学びを共有しました   看護医療学科では、4回生統合発展科目として、その人の顔の見える看護や保健医療を体験することで、看護の本質を考えることを目的とした「離島・へき地医療体験実習」を宇陀市、川上村、五條市大塔町、山添村にご協力をいただいて実施しています。                 過去2年間は、コロナ禍の影響により臨地に赴くことが不可能となり、実習目標を到達できるようリモートを活用して臨地の住民への健康支援を展開されている機関や人々とやりとりをしながら実施し、発表会もリモート開催でした。今年度は3年ぶりに、各臨地の方々のご理解とご協力をいただいて、それぞれの地域に赴き各市地域毎に特色ある学びを展開しました。5月18日(水)には、離島・へき地医療体験実習発表会を学内で対面開催し、学生間で学びの共有を行いました。             新型コロナウイルス感染症の動向を鑑み、へき地への訪問期間を短縮した地域やコロナ前を変わりない日程で住民の方を対象とした健康チェックやインタビューを実施できた地域などそれぞれでの活動状況には違いがありましたが、短期間の地域においても、住民の健康支援機関や支援者、そして住民の方に目的を持った関わりをさせていただきました。             現地での学生は、地区踏査を通して地域の環境を観察し、人々と触れ合うことで五感を通してへき地で暮らす人々の生活のありさまと支援者の思いを感じ、またその体験を通して、得た情報整理からへき地の健康課題を導き出し、健康ニーズに沿ったケアの提供を考えることができました。以上を通して、生活者である対象理解とそれらの人々の健康やQOLの向上を図っている医療保健福祉関係者の思いや活動の意味への理解、そして看護者となる学生そのものの看護の考え方が深まったのではないかと思います。これら学生の学びは、発表できちんとスライドに示されていました。         それを示す例として、へき地医療体制は、医療の確保が困難であり、へき地診療所、巡回診療や医師派遣など、地域により様々な体制が取られていることや、緊急時の救急搬送システムが構築されていることやへき地における看護の役割として、診療の補助にとどまらず、健康相談や生活上の指導、予防意識を高める働きかけが重要であると示されていました。             またへき地で暮らす人々の、顔の見える関係性や、関係諸機関との連携、豊かな自然との触れ合い、伝統行事を大切に継承される地域の人々の思いの深さなどから、人のつながりの大切さを再認識していました。   これらのことから、子どもから高齢者まですべての人に対して、保健、医療、福祉との連携としての地域包括ケアシステムを構築していくことの重要性と住民同士でお互いに支え合うへき地の人々の暮らしは、地域の強みであることを学びとしてまとめていました。           私は、今年度の4月に本学に着任したばかりですが、この実習に向けた準備期間での学内実習や臨地での実習期間中、主体的に学ぶ学生たちの姿と発表会で聞く人にわかりやすく発表する姿、質問への応答も的確にしている様子を見て、4回生としてこれまで積み上げてきた学びを統合し発揮することができていると確かな成長を感じ感銘を受けました。     発表会終了後、実習を担当した教員より「実習という体験にとどまらず、これを機会にまた実習地域との関わりを継続してほしい」とコメントがあったように、卒業後もつながる関係性ができれば、この実習の真の成果となることと思います。     ▼山添村児童館館長様より頂いた手描きの書と絵     コロナ禍にも関わらず実習を受け入れてくださいました、宇陀市、川上村、五條市大塔町、山添村の皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございました。                              看護医療学科 准教授 前田則子       【関連記事】 離島・へき地医療体験実習(川上村)で応急手当ポケットカードを作成!~看護医療学科 離島・へき地医療体験実習(山添村)レポート~看護医療学科 離島・へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)レポート~看護医療学科 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポートvol.2~看護医療学科 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポートvol.1~看護医療学科

2022.04.25

3・4回生対象「第14回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

技術の確認をしながら、学年をこえて交流!   基礎看護学領域では、学生が既に学修した基礎看護技術の修得状況を学生自身が把握し、意欲的に自己学修に取り組むきっかけになれば…と考え、2018年4月から「基礎看護技術自己学修会」を定期的に開催していましたが、新型コロナウイルス感染症流行の影響を受け、2020年度と2021年度は開催できませんでした。   しかし、授業や実習で学生と関わる中で、新型コロナウイルス感染症防止対策の影響から学生同士の関係性が希薄になっていることや、異なる学年との交流が減少したことで、これまでであれば先輩に質問すれば解決できていた疑問が解決できず、学生の不安が増しているといった様子が見受けられました。   そこで、今年度は異なる学年同士が交流する機会になることをねらいとして、2022年4月22日(金)に「第14回 基礎看護技術自己学修会」を開催し、4年生3名と3年生5名が参加しました。         4年生1名に対して3年生が1~2名というグループ分けに緊張した様子の学生もいましたが、最初に実施したベッドメイキングで、久々の技術の実施に苦戦する3年生に4年生がアドバイスをする中で、すぐに打ち解けることができました。その後に実施したバイタルサインの観察では、4年生が実習での体験をもとに事例を設定し、3年生が観察点を考えて実施する等、臨地実習をイメージして技術練習に取り組むことができました。また、技術を実施するだけではなく、3年生が疑問に感じていることを4年生に質問し、具体的なアドバイスをもらう等して和気あいあいとした雰囲気で学修会を行うことができました。 参加した学生からは以下のような感想がありました。         ・先輩方に血圧測定の手順や実習のことなど、たくさん教えていただいて、良い機会になりました。事例を決めてバイタルサイン測定の手順を考えることもでき、「実習がんばろう」と思えました。 ・先輩に不安なことやわからないことなど色々聞けるので、とてもためになりました。バイタルサイン測定やシーツ交換も忘れているところが多かったので、復習になってよかったです。また次も参加できたらしたいです。 ・ベッドメイキングとバイタル測定の実施方法を忘れてしまっていたけれど、本日参加したことで測定できるようになり自信につながりました。先輩方にもテストや実習、その他先輩が経験した話を聞かせていただけて楽しかったです。 ・コロナ禍でサークル活動もあまり参加できておらず、後輩とのつながりが全くなかったため他学年と交流できてよかったです。楽しく技術を確認することができました。         3年生は、入学当初から新型コロナウイルス感染症防止対策として様々な制限が課される中で、大学生活を送ってきました。入学前に想像していたものとは程遠い大学生活になり、先が見えない状況が続く中で学修意欲を保つことは非常に努力を要したのではないかと思います。4年生との交流をとおして看護に対する意欲を高め、3年生後期の各看護学実習では患者さんに対してより良い看護を実践できるように、今後もサポートしていきたいと思っています。   看護医療学科 基礎看護学領域 林 有学・須藤 聖子・小林 智子・中西 恵理         【関連記事】 2回生対象「第13回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2・4回生対象「第12回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第10回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第9回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第8回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

2022.04.12

2022年度新入生研修 学科別レポートvol.2~看護医療学科

畿央大学では入学後の不安を取り除き、担任や同級生との絆を深めるため、学科ごとに新入生宿泊研修を入学式直後に行っています。コロナ禍で一昨年は中止、昨年は感染対策を講じたうえで学内での1日開催となりましたが、今年度は3年ぶりに学外・日帰りで実施しました。新入生研修の第二弾は、看護医療学科の様子をレポートします!       看護医療学科では2021年4月7日(木)に学外での新入生研修を開催しました。 コロナ感染予防対策のもと、屋外での野外炊飯など、志を同じくして入学した学友との初めての共同作業を経験しました。   新入生99名は、奈良県の東北端、三重県との県境にある国立曽爾青少年自然の家に向けてバスで出発しました。出発前には、バスの乗車時の手指アルコール消毒、車内ではもちろんマスク着用、会話禁止など感染予防の注意事項の説明を受けました。   出発前に研修の注事項を真剣に聞く新入生       森に囲まれた曽爾高原にある国立曽爾青少年自然の家に到着後、野外炊飯でカレーライス作りを体験しました。               薪の組み方などの説明を受けて、さあ美味しいカレーライス作りです。                             グループに分かれると、それぞれの作業進度を確認しながら、火起こし、調理をして、美味しいカレーライスが出来ました。   食事の後は、曽爾村での訪問看護の実際・看護師の役割について、東宇陀訪問看護ステーション支所長、寺脇氏の公演を聞きました。訪問看護に対する熱い思いが感じられる講演に、熱心にメモをとりながら聞き入っていました。           次のセッションでは、2回生による大学での学修経験の語りを聴き、研修のテーマである「心のふれあい」について、グループに分かれてディスカッションを行いました。最後に「私の理想とする看護師像」について考え、それぞれの考えをまとめて発表しました。対象者に寄り添う看護師になるためには、チームでの協働や対象理解が必要であり、これから大学で学びを深めていきたいと述べていました。                   野外炊飯やグループワークでの学び、支援学生として参加してくれた2回生の献身的なサポートに支えられた研修でした。             コロナ感染予防対策の制限のもとに実施された今回の研修が、新入生にとってこれから大学で何を学ぶのか、どのように学ぶのかを考える一助になればと願っております。       看護医療学科1回生担任団 (林有学・祐實泰子・弓場紀子・對中百合)     関連記事:2022年度新入生研修 学科別レポートvol.1~現代教育学科

2022.03.23

第36回日本助産学会でポスター発表!~助産学専攻科

2022年3月19日(土)・20日(日)、第36回日本助産学会学術集会「ウィメンズヘルスを始点とする助産ケア」がオンライン開催されました。 この学会で、先日修了したばかりの助産学専攻科の学生が専攻科で学んできた「手作りのMy胎児人形・臍帯胎盤・乳房を用いた学修」について、学生ポスター発表を行いました。     助産学専攻科の10期生は、コロナ禍で遠隔講義が多くなり、技術演習をリモートで講義するための教材として、学生が在宅で技術練習できる手作り教材(胎児人形・臍帯胎盤・乳房づくり)に取り組みました。 専攻科の演習や臨床実習で、胎盤娩出や分娩介助の練習をするときに何度も繰り返し使用しました。どれも、安価で身近にある材料で作れます。     臍帯は、実際に切ることができるため、実物に近い形で練習できます。胎児人形は、骨盤模型を固定して在宅ワークでも分娩介助の練習をしたり、内診時の先進部の位置を確認するなど大いに活用できました。     【学生の感想】  私達がこの1年活用してきた手作り教材を他大学に紹介できたことを嬉しく思います。また、他大学の発表を聞き、コロナ禍でも試行錯誤して学びを深められている姿に感銘を受けました。よって、今後の助産師活動においても様々な制限があるかもしれませんが、学び、考えることを続けていきたいです。 助産学専攻科 木村優見・辻本詩織 【関連記事】 新生児蘇生法(NCPR)Aコース講習会を受講しました!~助産学専攻科 第10回助産学専攻科事例研究発表会を開催しました。 災害時の行動をロールプレイで学ぶ「地域母子保健論」~助産学専攻科 マタニティヨガ・ベビーマッサージの特別演習~助産学専攻科

2022.03.22

令和3年度卒業証書・学位記授与式レポート~看護医療学科

2022年3月15日に看護医療学科11期生の卒業証書・学位記授与式が行われました。 ▶卒業証書・学位記・修了証書授与式レポート(全体)   卒業生と初めて出会ったのは、 4年前の新入生宿泊研修でした。それぞれのめざす将来を聞いたことを覚えています。卒業時までに目標に近づいた人、目標が変化した人、新たな目標ができた人、いろいろな人がいます。 しかし、一つ確かなことは、卒業された全員が入学時よりもずいぶんと成長されたことです。もちろん4年の歳月が経てば誰しも成長します。大学で学んだことでより大きな成長ができたものと確信しています。 今後、様々な場で活躍されることと思います。さらに数年経てば、今以上に成長されていることだと思います。そんな時に、今日のような区切りの日を思い出してみるのもいいかもしれません。     「初心忘不可(初心忘るべからず)」 卒業にあたってこの言葉を贈りたいと思います。   蛇足ながら少し説明をしますと、初心というのはそれぞれのレベルでの初心の意味だそうです。つまり、皆さんはこれから次のレベルに進むわけです。次のレベルの初心が今日の日だろうと思います。   ※撮影時のみマスクを外しています。   看護医療学科11期生 担任代表 乾富士男 【関連記事】 令和3年度卒業証書・学位記・修了証書授与式を行いました。

2022.03.08

新生児蘇生法(NCPR)Aコース講習会を受講しました!~助産学専攻科

令和4年3月2日(水)に助産学専攻科学生10名は「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」を受講しました。 NCPR講習会は「すべての分娩に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立を目的として実施されており、私たちはその中のAコースを受講しました。 このコースでは、気管挿管・薬剤投与を含めた高度な新生児蘇生法を学ぶことができます。   今回、私たちは小児科・新生児科医である「さの赤ちゃんこどもクリニック」院長、佐野博之先生に講習して頂きました。 はじめに講義を受けました。       その後、新生児蘇生に用いられる流量膨張式バッグの使い方や人工呼吸の手技、気管挿管の実践を1人ずつ行いました。次に、事例を通した演習を行い、NCPRのアルゴリズムに沿って、どのように対応するのかシミュレーションを行いました。 事前にテキストの内容を学習して参加しましたが、実際に実施してみると、状況に合わせて瞬時に判断し、行動することの難しさを感じました。演習では、実施者と介助者の2人1組のペアになり蘇生を行いました。チーム内でそれぞれの役割をもち、連携することにより、的確なケアを実施することができると感じました。 ▲人工呼吸   ▲気管挿管   前期の授業でも新生児蘇生法は学習していましたが、その時点では臨床の現場をイメージすることがあまりできていませんでした。今回、助産学実習後にNCPRの講習を受けたことで、臨床の臨場感や緊迫感を想像しながら実施することができました。自分たちの初期対応が新生児の生命を守り、救命することにつながるため、今後の臨床の場で活かしていきたいと考えます。   ※撮影時のみマスクを外しています   助産学専攻科 桑野 朋佳 寺林 香織   【関連記事】 第10回助産学専攻科事例研究発表会を開催しました。 災害時の行動をロールプレイで学ぶ「地域母子保健論」~助産学専攻科 産婦人科医に学ぶ!会陰縫合理論と縫合技術~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅱ」 熟練助産師から学ぶ分娩介助の応用「会陰保護技術と肩甲難産の分娩介助方法」~助産学専攻科 「分娩異常時の助産診断の実際(母体急変時の初期対応)」~助産学専攻科「生命倫理」 マタニティヨガ・ベビーマッサージの特別演習~助産学専攻科 児童養護施設「飛鳥学院」を見学!~助産学専攻科「乳幼児の成長・発達」 熟練助産師に学ぶ!母子のための骨盤ケア!~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅰ」 産婦人科医に学ぶ!超音波診断法!~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅰ」