2016年4月の記事

2016.04.08

平成28年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~理学療法学科

平成28年4月6日(水)・7日(木)の2日間にわたり、新大阪ガーデンパレスホテルにて理学療法学科の平成28年度新入生宿泊研修が行われました。研修には新入生72名、新4年生6名、卒業生5名、キャリアセンター理学療法学科担当の岡田匡喜部長、学科長の庄本康治先生、学科主任の田平一行先生、1組担任今北英高先生、2組担任の私(岡田洋平)が参加しました。   畿央大学理学療法学科では例年入学して間もない時期に、宿泊研修を実施しています。この宿泊研修を通して、これから大学でともに学んでいくにあたり、新入生、先輩、教員間の交流を深め、これからの学生生活、理学療法士としての自分達の将来像を持つことができればと考えています。     宿泊研修が始まったときには、新入生の皆さんもまだ少し緊張した面持ちでしたが、クラス会で全員が自己紹介し、研修がすすむにつれて徐々に緊張も解け、とても穏やかないい雰囲気になっていきました。     新4年生の5名は畿央大学での学び(講義、試験、Kio元気塾、実習)や学外活動(クラブ、サークル活動、アルバイト、遊び、ヒトとのつながり)など学生生活について自身の経験から新入生ととても近い距罹感で楽しく話してくれました。入学して間もなく大学生活に不安も多い新入生も安心し、学生生活が楽しみになったことと思います。     その後、グループワークで「よりよい学生生活を送るために大切なこと」について、学びと学外活動の面から考え、発表してもらいました。グループ発表は各々の個性が出ていてとても楽しい時間でした。新入生の皆さんは先輩の話を聞いた上でグループワークすることにより、学びと学外活動の両面において各々目標を立てることができたのではないかと感じました。     2日目には卒業生から、臨床で理学療法士として働く先輩として、畿央大学の建学の精神である「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」についてどのように考えるのかについて、あたたかく、ときに熱いメッセージを添えて話していただきました。     最後は、グループで今後理学療法士を志すにあたり建学の精神をどのように考えるのかについて話し合い、発表してもらいました。みんな難しいテーマでしたが、先輩からのメッセージをしっかりと受け止め、十分に考えることができていたと思います。理学療法士として、ヒトの、そして社会の役に立っていくためには、これから多くの専門的な知識、技術を学ぶだけではなく、それらを実際にどのように使うかを学ぶことにより知はみがかれていくと思います。そして対象者と対峙していく際には、各々の感性や想像力が重要となります。     新入生の皆さんは、これからともに学び始めるにあたり、教員や先輩と近い距離感で接し、理学療法士を目指して学生生活を送る上での「志を立てる」いい機会になったと思います。最後の庄本学科長の言葉にあったように志をたてるだけではなく、これから実際に行動することにより、皆さんの夢を実現していってくれることを祈っています。 最後になりましたが、今回の宿泊研修を行うにあたりご協力いただきました学内関係者、新年度が始まりご多忙な中駆けつけてくださった卒業生の皆さん、総合臨床実習直前にも関わらずみんなで協力して準備し、当日も積極的に参加してくれた新4年生の皆さん、会場で大変お世話になりました新大阪ガーデンパレスホテルの皆様に御礼申し上げます。   理学療法学科14期生 2組担任 岡田 洋平

2016.04.07

書評「看護学生のための疫学・保健統計」(看護医療学科松本泉美教授 編著)

健康科学部看護医療学科松本泉美教授が編集された『看護学生のための疫学・保健統計』が建帛社から出版されました。同学科の文准教授も分担執筆されています。     学生にとって「疫学」や「統計」と聞くと、数字が多くなかなか難しい印象が強い科目の一つだと思います。しかし、卒業研究を経験したり臨床に出ると、物事を客観的に捉えて考えていく力が重要であることに気がつきます。また、近年、保健・医療現場でも結果を読み解き、成果を示すことが求められてきています。 本書は、「疫学を学ぶことで何がわかるようになるのか?」をわかりやすい具体的な例や図を用いて示されており、理解しやすいだけでなく、「そうなんだ!」という気づきが増え、学ぶ意欲が湧きます。 後半になると詳しく専門的な情報が増え、恥ずかしながら教員である私も理解できていないことがありました…しかし、それを再確認することができるほど、充実した内容になっています。また、インプットだけでなく、アウトプットを意識した、図表での結果の示し方やプレゼンテーションの手法まで記載されています。 本書は奈良県立医科大学 医学部 地域健康医学教室 教授・副学長の車谷典男先生が共同で編集にかかわり、執筆者の面々からみていわゆる本物の疫学・保健統計の教科書と言ってよいと思います。看護学生だけでなく、保健・医療分野の学生や大学院生、さらには臨床現場の方にとって学び直すのに非常に参考になる書籍であると思います。 理学療法学科 助教 松本 大輔

2016.04.06

入学式で写真撮影ボランティア!~災害復興ボランティア部HOPEFUL

こんにちは!災害復興ボランティア部HOPEFUL、人間環境デザイン学科新3回生の西森裕十です! 新入生の皆さんおめでとうございます!当日はあいにくの雨模様でしたが皆さん、これから畿央大学の学生としてよろしくお願いします(^▽^)/   HOPEFULでは被災地支援活動以外にも、身近にできるボランティア活動も進めています。今回は4月4日(月)に行われた入学式で行った活動についてのご報告です。当日、僕たちは「写真撮影係」をさせていただきました!   ▲写真撮影の様子   写真撮影係といっても、新入生の皆さんのケータイなどをお借りして写真を撮るというだけの仕事です(笑)   「入学式に何か役に立てることはないか?」と考えたところで思いついた写真撮影係。はっきり言って需要はあるのか…?と思っていたのですが、実際に当日やってみるとたくさんの方から依頼があり、一番ピークの時には長蛇の列(笑)、本当にやってよかった!と実感しました!     一生に何度とない大学の入学式、せっかくだから家族や友達と写真を撮りたい。でもそうすると自撮りか誰かに頼むしかない…そこで思いついたのが写真撮影係でした(笑) 本当にちょっとした活動でしたが、すごく価値ある活動だったと思います! またこういった行事の際には何か役に立てることをやろうかなって思っています(^▽^)/     ボランティアに興味がある新入生の皆さん、ぜひ一緒にやりましょう♪   【関連記事】 第1回「ゴミ拾いプロジェクト」報告~災害復興ボランティア部HOPEFUL

2016.04.04

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.22~広陵町健康・体力測定会に協力!

こんにちは!健康支援学生チーム「TASK」の、健康科学部理学療法学科2回生早川です! ※TASKは、Think,Action,Support forHealth by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 3月27日(日)、畿央大学のキャンパスで地元広陵町の住民の方々の健康・体力測定会を行いました!   この測定会は3月と9月に行われていて、約10種類の測定をしました。 測定会には午前と午後、合わせて100人ほどの方々が来てくださいました(^^)   ▲体組成(左)とHHD(下肢の筋力測定/右)の測定の様子   また、住民の方々とTASKのメンバーだけではなく、ゼミの先輩や保健師さんなども参加しての測定会だったので、アリーナは多くの人で賑わっていました。 午前に機械トラブルがあり、来てくださった住民の方々にはご迷惑をかけてしまったのですが、それ以外は特に問題はなく、測定会をすることが出来ました。 測定が終わると「ありがとう!」と言ってくださる方が多く、そう言ってもらえると嬉しくて、コミュニケーションを取ることの大切さ、言葉の威力を改めて感じることができました。 あと、広陵町の方は元気な方が多いな、と感じました。   次はたくさんの新入生と協力して測定会を出来たらいいなと思いました。 理学療法学科2回生 早川友基 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。