2020.06.15 

1回生担任紹介「藤井先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.14

新型コロナウイルスの影響で大学に来れない1回生の皆さんを応援する”やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクトの一環で、先生方に7つの質問に答えていただきました。今回は人間環境デザイン学科の藤井教授です!
 
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【1】氏名・担任クラス
藤井 豊史(ふじい とよふみ) 人間環境デザイン学科1回生1組担任
 
2】研究分野と担当科目(必要に応じて地域連携の取り組みなども)
専門は建築の設計で、独立して約30年間建築設計の実務を続けてきました。当然、大学での担当科目も建築系の専門科目が中心です。具体的には、次のものがあります。
・建築設計演習(君たち自身が実際に建築を考え、設計し、表現する演習です。我々担当教員と君たち学生は、一対一で議論することになります。)
・建築一般構造(建築が、どのようにできているのかを話す授業です。)
・建築施工(建築を、どのように造るのかを話す授業です。)
・ゼミ(2回生後期から始まり、君たちは何れかの先生のゼミに所属します。僕のゼミでは、主に建築や都市に関するプロジェクトを扱いますが、社会や世界の幅広いテーマについても議論します。)
 
▼スペースアーツ:南の美容室(インテリア設計/撮影:喜多章)
 
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【3】モットーや好きな言葉、大切にしていること
「盲従せず自律する」
残念ながら哲学者や大作家の名言では無く、藤井の迷言です。しかし僕はそう生きたいと願っています。親や先生や上司の指示に黙って従うのは楽です。考えなくて済むし文句も言われない。逆に我が道を行くのは大変です。自ら正しい道を探さねばならないし、失敗しても誰も庇ってくれない。
しかし、親も先生も上司も、必ず正しいことを言うとは限りません。更に世の中には、正解など無い選択が必要なことも多々あります。最後に信じるべきは、自分自身の判断しかないと思うのです。
 
▼ダブルウォールコンプレックス(化学メーカー工場内管理施設のロビー/撮影:喜多章)
 
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【4】好きなこと(趣味・特技など)
クラシック音楽。聞くの演奏するのも。遠い昔学生時代には、男ばかり100名の合唱団を前にフェスティバルホールの指揮台に立ちました。
最近は聞く方がほとんどですが、このところ折角チケットを確保したオペラやコンサートが次々中止になり、ちょっとブルーな気分です。
 
▼ラングサイド:集合住宅(写真は中庭/撮影:喜多章)
 
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【5】苦手なことや嫌いなもの
規則正しい生活、時間を守ること、あった人の顔と名前を覚えること、健康のための適度な運動。誤解しないで下さい。これらはきっと、望ましいことだと思います。ただ残念ながら神様は、僕にその才能を与えて下さらなかったみたいです。
 
▼堺の住宅(戸建て住宅/撮影:喜多章)
 
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【6】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 
君たち1回生のことは(担任にもかかわらず)今のところはよく分かりません。でも、あくまで個人の感想ですが、先輩達を見ると女性が優秀(例外はある)なのが長所、男性がそうでもない(もちろん例外はある)のが短所でしょうか。でも、君たちはまだスタートを切ったばかりです。これからのことは未知数です。
女性諸君、伝統を守って下さい!
男性諸君、君たちの学年こそ、逆転を!
 
▼池田の3世帯住宅(写真は中庭/撮影:喜多章)
 
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【7】1回生にメッセージを!
せっかく晴れて入学したと思いきやこの時代・・・しかも今の状況が後期や来年も続かない保証も無く、さぞやうんざりしていることと思います。僕たち教員も、一日も早く君たちの顔を見ながら教え、議論したいのです。しかしそれがいつになるのかは未だ誰にも解りません。今は、今できることを頑張って下さい。読書をするのも映画を見るのもよいでしょう。建築を学ぶ人は、例えバーチャルでも、多くの名建築を見ておくことはきっと役に立ちます。幸い、googleも新建築データも、いろんなツールがあることだし。
何? 授業の課題が大変で時間が無い??
全ての授業を頑張る必要などありませんよ。興味のある科目は一所懸命学ぶ、そうでもないものはそれなりに・・・。その代わり、何か一つ、熱中して下さい。
何時の日かにっくきコロナが終息したとき、「あのコロナの時代は毎日、空から全世界の街を眺めていた(例)」と言って欲しいと思います。
 
教員実績

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