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助産学専攻科 , 畿央の学びと研究

災害時の行動をロールプレイで学ぶ「周産期災害演習」~助産学専攻科

2021年3月11日(木)

助産学専攻科の「地域母子保健論」の中で、災害発生時に備えて助産師としての役割について考えるための演習を行いました。

2つの場面を設定し、それぞれ役割を決めてロールプレイを行いました。

 

演習①:病棟内で地震が発生した場合

10人の学生が医師・助産師と患者の役割に分かれ、地震発生前から直後をどのように行動していくかをディスカッションすることで、イメージトレーニングをしました。グループごとに考えた動きの流れを実際に行い、助産師・患者の立場から振り返りを行いました。

 

周産期災害演習~助産学専攻科1-1

▲発生直後の動きをディスカッション

 

周産期災害演習~助産学専攻科2-1

▲アクションカードの確認!

 

助産師として災害時の初期行動においては、責任をもった判断や常に妊産褥婦新生児を不安にさせないための声かけや配慮が重要であることを学びました。また、妊産褥婦の立場では不安が増強する場面のなかで助産師の言動ひとつで安心したり不安になったりする心情を理解することができました。

 

周産期災害演習~助産学専攻科3-1-down

▲分娩室に産婦さんが・・・

 

周産期災害演習~助産学専攻科5-1

▲今ここで分娩が・・・

 

周産期災害演習~助産学専攻科6-1

▲妊産褥婦新生児の状況確認し、本部に報告!

 

演習②:避難所で分娩が開始してしまった場合

その場に助産師が居合わせたという設定の下、10人でそのほかの役割を考えてそれぞれが自分にできることを考えながら分娩をサポートしました。避難所にある限られた物品や環境のなかで、産婦さんと児にとっての安心・安全な分娩ができるように知恵を出し合い協力しました。

 

周産期災害演習~助産学専攻科7-

▲限られた状況の中で、何ができる?

 

無事出産できた場面では、周りの皆が自然に笑顔と祝福の温かい空気に包まれました。また、分娩台の上だけでなく、どんな状況でも柔軟な分娩スタイルを提案する力が必要だと実感することができました。さらに、避難所では病院とは違い一般の方との連携をとるという非日常的な環境でリーダーシップをとっていくことの難しさも学ぶことができました。

 

周産期災害演習~助産学専攻科8-1-down

 

近年災害が増えており自分たちも被災者になりうるという状況のなかでも医療者という助産師として働いていくため、この演習を通して自分の役割や日ごろの備えの重要性を改めて考え直すことができました。

演習という設定の中でしたが、責任感を持ち行動することが大切であることを再認識することができました。この経験を活かして緊迫した場面に直面しても、落ち着いて判断し対応していけるような助産師をめざしていきたいと思います。

 

助産学専攻科 杉野茉由 西本真央

 

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