2022.07.14
「認知症ケア論」で学外施設へフィールドワーク! ~看護医療学科
今年度より「認知症ケア論」が開講されました。1・2年次開講で今年は1回生8名が選択をしています。選択した学生は、身内に認知症のある方がいらっしゃったり、認知症に興味がある学生です。
2022年7月9日(土)はフィールドワークで、橿原市にあるデイサービスと地域交流サロンの複合施設「社会福祉法人 うねび会 ぽれぽれ八木西スクエア」に寄せていただき、施設の見学や運営にかかわる内容を伺いました。
▼リハビリ機器も充実しているデイサービス
学生の感想からは、施設全体がぬくもりを感じる木造であることや、いろいろな工夫がされていることを学ぶことができました。さらに「認知症の方だけでなく、その家族もサポートして、相談できる環境があるだけで負担が軽くなるのかなと思った。また、同じような状況の人のために、このような施設があるということがもっと広まれば良いなと思った」といった声も聞かれました。
▼感染対策で2階から見学する学生
そして、若年性の認知症の方やその家族のつどいにも参加させていただくことができました。
▼真剣にご家族様方の語る内容に聴き入る学生
学生らは、つどいの場に参加して
「認知症という病名でひとを判断してはいけない。そのひとのできることに目を向け、できないことを周囲が助けることが大切だと思った」
「当事者の理解や、家族へのサポートが必要である」
「お互いがお互いを支え合うことで、その人も少しは気持ちが楽になっているのをこの目でみて、すごく大切な集いなのだと感じた」
「今まで、考えていた認知症のある人のイメージとの違いが理解できた」
などと、多くのことを学ぶことが出来たようです。
たいへん貴重な経験をさせていただきました。
施設長様をはじめご協力・ご助力を賜りました皆々様、誠にありがとうございました。
看護医療学科 准教授
上仲 久
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