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健康栄養学科
2011.11.28
冬木啓子教授が「栄養士養成施設の教員顕彰」を受賞されました。
この度、健康栄養学科の冬木啓子教授が(社)全国栄養士養成施設協会から「栄養士養成施設の教員顕彰」を受賞されました。先生は栄養士養成施設において、多年にわたり栄養士教育にご尽力され、多くの功績を上げてこられました。農業経済学を専門とされ、本学では「くらしと経済」「フードシステム経済学」「現代マネー論」などの科目をご担当されています。 ▼北田学科長、および冬木先生を囲むゼミ生たち 現在、「中央卸売市場創設にともなう地場流通機構の再編と地場産地に及ぼした影響」や「市場外流通の変遷と地場産地の取り組み」、「地場産廃棄果実のバイオエタノール開発の有効性」などを研究テーマとされ、日本の食流通のあり方を日々研究されています。今回の受賞を受けて、先生から「名誉な賞を頂いて感謝致しております。学生達には、時代の流れをしっかり見据え、状況を客観的に分析でき、世の中のお役に立てる社会人になってもらいたいと願っております。」というメッセージをいただきました。 また、本学茶道部顧問をされており、いろいろなイベント、社会貢献事業に参加され、学生たちが貴重な社会体験に取り組むことへも尽力されております。 これからも、21世紀に求められる管理栄養士を育てていただきますよう、ご活躍をお祈り致します!
2011.11.28
産学官連携 奈良県中央卸売市場主催「冬の市場まつり」に鍋出展しました。
鍋の競演で健康栄養学科有志でスクラム!1時間で250食完売! 奈良県の台所として30数年間県民のために新鮮な食材を提供してくれている奈良県中央卸売市場主催「冬の市場まつり」が、2011(平成23)年11月27日に開催され、畿央大学健康栄養学科有志(指導教員上地・柴田・新谷3名、学生14名)による鍋ものを出店しました。同市場の総面積は甲子園球場3つ分が入るほど広く、魚介、肉、野菜、乾物などの卸商がひしめき夜中じゅう荷受けやせりで活気づいており、当日はそれら業務が一段落した朝8時から始まり13時には終了という卸売市場ならではのイベント時間帯で、天候も良く1万人以上の来場者がありました。 畿央大学、奈良女子大学、奈良佐保短期大学の3校がそれぞれ特色ある鍋もので競演、本学は『畿央部屋のほっこりえみ(笑み、塩味)ちゃんこ鍋』をご提供しました。具材は新鮮市場提供の「クエ、カニ、ハマグリ、鳥だんご、しめじ、しいたけ、エリンギ、冬瓜、大根、白菜、人参、水菜などをたっぷり使って、ベースはあっさり塩あじ加減の和風だしで仕上げました。前日土曜は半日かけて具材を下調理、当日は早朝7時集合という強行スケジュールも販売開始と同時に長い列ができてわずか1時間で250食を完売、充実したイベント出店になりました。 ▼みんなで作った大きな看板(左)とレシピ付き箸入れ。 ▼畿央大学生らしさを会場の皆さんにPR!審査で「協会理事長賞」を頂きました。 日頃給食実習では大人数分の調理をやっていますが、今回は100人用鍋釜2つと中小の鍋を使って、さながら災害非常時の炊き出しに似た感じで学生たちにとっても良い体験になったに違いありません。売上金は募金として9月の台風12号で被害を受けた十津川村はじめ県内被災地支援復興資金の一部に充てられます。 会場では「古式伝統包丁式(高円御流)」、「マグロ解体ショー・試食・販売」、「金魚すくい大会」、「水産と青果の模擬せり」、「釣り堀」などのイベント販売に加え、卸業者さん各社による廉価販売が随所で行われました。以下、その様子を写真でご覧ください。 ↓ 当日の会場案内図・スケジュールはこちら 2011冬の市場まつりポスター.pdf ↓ ”えみちゃんこ鍋”の試作の様子はこちら https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-431.html
2011.11.28
「橿原おみやげもの開発プロジェクト」食品部門グランプリ作品が商品化!
グランプリ作品が「大和茶マシュマロ 天雲」として商品化、販売デビュー! 畿央生と橿原商工会議所がコンペ形式でお土産物を企画開発する「橿原おみやげもの開発プロジェクト」。グランプリ作品が「大和茶マシュマロ 天雲(あまくも)」として商品化され、2011(H23)年11月25日(金)~27日(日)に近鉄百貨店橿原店で開催された「橿原うまいもん市」でついにデビューを飾りました。 ▼「橿原うまいもん市」の様子 この商品は大和茶を使ったほろ苦いマシュマロで、小さいお子様から大人まで楽しめる新しい「和スイーツ」です。歴史が息づく橿原市にある天香具山・畝傍山・耳成山(大和三山)の美しさを「大和茶」で、橿原市の温かさを「マシュマロ」で表現。マシュマロの形とパッケージをキューブ(正方形)に統一し、他にはない「和」と「可愛らしさ」を共存した一品になっています(パッケージのデザインは人間環境デザイン学科4回生の3名が手掛けました)。 商品化に協力頂くことになった「やさい菓子工房 cocoai」様、グランプリ受賞学生3名、健康栄養学科から浅野先生と薗田先生、人間環境デザイン学科から加藤先生と奥村先生、4回生3名が商品のコンセプト、味、食感、サイズ、見た目、パッケージデザインの細部に至るまで協議を重ねて「産みの苦しみ」をたっぷりと経験した後に、晴れて販売当日を迎えることが出来ました。商品化に向けてご協力頂いたすべての皆様に、改めて感謝申し上げます。 ▼やさい菓子工房cocoai 原田氏 (さらに…)
2011.11.25
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.5~「みかんゼリー」
健康栄養養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第5弾は「みかんゼリー」です。 *************************************************************************************** みかんとさっぱりしたヨーグルトの味が想像以上に良く合う一品です。 市販のオレンジジュースで、簡単に手作りゼリーが作れます。 ヨーグルトと砂糖を混ぜたソースの上に、みかんを盛り付けることで色合いを良くしました。 ゼリーだけの材料費は15円と安価で、給食施設のメニューにおすすめです。 *************************************************************************************** <材料>(1人分) 100%オレンジジュース 70cc 上白糖 5g ゼラチン 1.4g 水 15g みかん缶詰 10g ヨーグルト 15g 上白糖 3g <作り方> ① 水にゼラチンを入れふやかす。 ② 金の鍋にジュースと砂糖を入れ、沸騰直前まで火にかける。 ③ ②にゼラチンを入れたら、ボウルに移してあら熱をとり、 その後容器にうつし、氷で冷やす。 ④ ヨーグルトを砂糖と混ぜておく。 ⑤ ゼリーが冷えたらヨーグルトを大さじ1かけ、みかんを2個添える。 *************************************************************************************** ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 81kcal たんぱく質 2.4g 脂質 0.1g 食塩 0g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
2011.11.25
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.4~「かぼちゃのパリパリ焼きとごま団子」
健康栄養養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第4弾は「かぼちゃのパリパリ焼き」と「ごま団子」です。 ******************************************************************************************* 【1】かぼちゃのパリパリ焼き 春巻きの皮を揚げるのではなく、上に少量の油をぬって焼くことで低エネルギーにしました。パリパリとした食感をお楽しみください。 かぼちゃの中にチーズを入れることでコクを増やし、カルシウムをアップ。 スチームコンベクションやオーブンで大量に作ることができるので、給食施設の献立におすすめです。ご家庭では、オーブントースターを使ってできます。 ******************************************************************************************* <材料>(1人分) かぼちゃ 20g 砂糖 2.5g スキムミルク 1.5g プロセスチーズ 5g 春巻きの皮 3g 片栗粉 0.5g 水 2.5g 油 1g <作り方> ①かぼちゃの皮を少し残して剥き、5㎝角に切る。 ②スチームコンベクションでやわらかくなるまで約20分蒸す。 ③蒸したかぼちゃを食感が残るように粗く潰す。 ④砂糖を加えて全体に行き渡るように混ぜる。 ⑤春巻きの皮を4等分に切る。 ⑥皮にかぼちゃの具を乗せ、皮に水溶き片栗粉を塗って巻く。 ⑦皮の表面に刷毛で油を塗り、間隔をあけて並べる。 ⑧スチームコンベクションで210℃ 9分でこんがりと焼く。 ******************************************************************************************* ◆栄養量(1人分) エネルギー 68kcal たんぱく質 2.3g 脂質 2.4g 食塩 0.2g ※ ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。 ******************************************************************************************* 【2】ごま団子 ごま団子の中にスキムミルクを混ぜこみ、カルシウムが摂取できるように工夫をしました。 あんが飛び出さないように、まんべんなく包み、大量に作る場合は、白玉が乾燥しないように少し水でしめらしながら、ごまをつけることがポイントです。 ******************************************************************************************* <材料>(1人分) こしあん 13g スキムミルク 1.5g 白玉粉 8g 砂糖 2g 水 25g 白ゴマ 3g 揚げ油 2g <作り方> ①白玉粉・砂糖・スキムミルクを量り入れ、水を加えながら手で混ぜる。 ②あんを人数分に分ける。 ③生地を棒状に伸ばし、人数分に分ける。 ④生地にあんを包み、ごまを敷いたバットの中で転がし、ごまをつける。 ⑤150度の油でゆっくりと転がしながら揚げる。団子が浮き上がり、 生地が透き通るまで揚げる。 ******************************************************************************************* ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 95kcal たんぱく質 2.8g 脂質 3.2g 食塩 0g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
2011.11.11
健康栄養学科1回生対象「キャリア発展セミナー」~卒業生による講義
「キャリア発展セミナー」は1回生必修の授業です。主に管理栄養士として働いておられる方をお招きして講演して頂き、社会や企業で求められる人間像や働くということがどういうことかを知り、将来の職業選択とそれに向けての学習の必要性を認識することを目的としており、卒業生にも現在の仕事の様子や自分達の就職活動について話して頂いています。 11月3日(木)は1期生の北森めぐみさん(土庫病院勤務)と3期生の岡本友貴さん(セガミメディックス勤務)のお二人を講師にお迎えして、日々の仕事内容を中心に貴重なお話をして頂きました。 北森さんからは病院直営の管理栄養士としての仕事や患者様へ提供する食事作りへの意気込み、他職種の方々との連携の大切さなどお話頂きました。 ↓ 北森さん(右)は来月出産を控えての講義となりました。 岡本さんからはドラッグストアでの管理栄養士の働きをスライドを使ってわかりやすく紹介して頂きました。 ↓ ドラッグストアでの管理栄養士に興味深々の様子 また、お二人からは就職活動や国家試験の勉強に関してもアドバイスを頂きました。1回生にとって先輩の話は親近感もあり、皆熱心に聞き入っている様子でした。後輩のためにご厚誼頂いた北森めぐみさん、岡本友貴さん、ありがとうございました! ↓ お疲れ様でした!
2011.11.10
健康栄養学科1回生対象「キャリア発展セミナー」~企業訪問
10月24日に健康栄養学科1回生が、桜井市の「旭製粉株式会社」および「株式会社三輪そうめん山本」を訪問しました。 「キャリア発展セミナー」は1回生必修の授業です。将来の職業選択とそれに向けての学習の必要性を認識するため、主に管理栄養士として働いておられる方をお招きして講演して頂くとともに、学生自らが企業を訪問して現場に触れることにより、働くということがどういうことか実感することを目的としています。 まず、「旭製粉」にお邪魔しました。4グループに分かれて「代表取締役社長 西田定様による講義」、「開発室」、「分析室」、「粉ブレンド工場」を順に見学させていただきました。それぞれの見学場所では担当者様から説明いただき、学生は少し緊張しながら、熱心に聞き入っていました。 ↓ 西田社長は楽しく分かりやすく学生にお話してくださいました! ↓ 開発室では卒業生が説明してくれました!かっこいい! ↓ 粉ブレンド工場では1回に500kgの粉をブレンドするのだそうです。 ↓ 分析室では分析方法などについて伺いました。 (さらに…)
2011.11.08
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.3~「マーブルコーヒーゼリー」
健康栄養養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第3弾は「マーブルコーヒーゼリー」です。 ******************************************************************************************* コーヒーゼリーのビターな味わいとミルクゼリーの甘さがマッチしていて、とてもおいしいです☆マーブル状のゼリーなので見た目もおしゃれ。意外と簡単ですので、ぜひ一度作ってみてください! 健康栄養学科1回生 青木 仁美 ******************************************************************************************* <材料>(1人分) ◎コーヒーゼリー ゼラチン 1.3g 水 8ml コーヒー 0.5g 砂糖 5g 水 40ml ミントの葉 1枚 ◎ミルクゼリー ゼラチン 1.3g 水 8ml 牛乳 40ml 砂糖 5g <作り方> ① コーヒーゼリーを作る。 ・ゼラチンを水の中に振り入れて、10分ぐらい膨潤させる。 ※ゼラチンの中に水を入れると、水がかかった部分だけがすぐに固まって しまうので水の中にゼラチンを入れること!! ・鍋に水と砂糖を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら火を止める。 ⇒砂糖がすぐに溶けてもゼラチンを溶かすために 50~60℃位まで温めるのがpoint。 ・膨潤したゼラチンを加え溶かす。 ・そこにコーヒーを加えて溶かす。 ・ボールに移し、氷水で冷やす。 ② ミルクゼリーをコーヒーと同様の手順で作る。 ※ただし、ミルクゼリーの場合は牛乳と砂糖を鍋に入れ、 砂糖が溶けてからゼラチンを入れる。 ③ コーヒーゼリーとミルクゼリーがジェル状に固まったら、 水でぬらしておいたプリン型に交互に入れ、スプーンで少し混ぜ、 マーブル状にして冷蔵庫で冷やし固める。 ④ 型から出して器に盛り、水につけてシャキッとさせたミントの葉を添える。 ※型からはずしにくいときは、少し温かい水をボールにいれ、 その中にいれるとはずしやすくなる。 ******************************************************************************************* ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 74kcal たんぱく質 3.6g 脂質 1.5g 食塩 0g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
2011.11.08
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.2~「きのこご飯」
健康栄養養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第2弾は「きのこご飯」です。 ******************************************************************************************** きのこごはんは具材を一緒に炊き込むことで、食材の味をすべてご飯に吸収させることができます。また、ご飯とおかずを一緒に食べられ、冷めても美味しい料理です。お弁当のごはんや、おむすびにするのもいいでしょう。 きのこがたくさん入った「秋ならでは」のメニュー。秋の味覚を手軽に味わうにはぴったりです! 健康栄養学科1回生 上岡 知恵 ******************************************************************************************** <材料>(1人分) ☆米 80g ☆水 108g 濃口しょう油 6ml 酒 6ml 塩 0.5g 砂糖 1.2g ☆生しいたけ 10g ☆シメジ 15g ☆まいたけ 15g ☆エリンギ 10g ☆にんじん 15g ☆鶏肉 20g <作り方> ① 米を洗って水切りした後、分量の水につけておく。 ② にんじんは、せん切りにする。 ③ 鶏肉は細かく切る。 ④ しいたけは、せん切りにする。 ⑤ ①の中に調味料を入れ混ぜて、②~④を入れて炊く。 ******************************************************************************************** ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 356kcal たんぱく質 10.5g 脂質 3.7g 食塩 1.4g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
2011.11.08
冬の市場まつり出店で"えみちゃんこ鍋"を試作しました!
2011(平成23)年11月1日午後6時から授業を終えた健康栄養学科2回生有志12名全員が参加して、「冬の市場まつり」で鍋料理を提供するための試作会を行いました。奈良県中央卸売市場青果卸売協同組合西川理事長、同市場協会小島専務理事らが当日直接届けてくださった新鮮魚介類、野菜類を使っての試作です。ご来場されるどの年代層にも食べていただけるよう薄塩味加減のちゃんこ鍋で、食べて「笑み」がこぼれる「塩味」なべということで“えみちゃんこ”と名付けました。 どのような食材でも揃えていただける奈良県中央卸売市場が具材提供者ですので、まだら、ハタ、ズワイガニ、大蛤など高級かつ新鮮な魚介類を惜しみなく使わせていただきました。この日は味のベースは“塩”として、「昆布だし」、「鰹だし」、その混合だしの3種類で、どの味付けが具材に合うかを確かめました。 『冬の市場まつり』は11月27日(日)午前8時~午後1時まで、近鉄筒井駅下車すぐの奈良県中央卸売市場内にて開催されます。来場者のみなさまには無料でご提供しますので、ぜひお越しください。 ↓↓ 冬の市場まつりのご案内はこちら(畿央大学ホームページ内) https://www.kio.ac.jp/event/111013.html
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