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健康栄養学科

2011.10.28

浅野恭代教授が「栄養士養成功労者」に選ばれました!

2011(H23)年9月7日、広島国際会議場で開催された平成23年度全国栄養改善大会(主催:社団法人日本栄養士会、社団法人全国栄養士養成施設協会/後援:広島県)において、健康栄養学科の浅野恭代教授が厚生労働大臣表彰「栄養士養成功労者」に選ばれました。長きにわたり栄養士の養成に貢献されたことが評価されての選出です。 ▼祝福するゼミ生と浅野先生 浅野先生は学生には「自分から情報を発信できる栄養士になってほしい」という思いのもと、日々教育や学生指導に当たっておられます。栄養士が専門知識を持っていることは当然として、その知識を生かした情報を周りや地域に伝えて貢献することが栄養士の使命であり、またそれが栄養士の地位向上につながるというのが浅野先生の信念です。そのためにも在学中に調査・研究をして論文を書いて発表する、という機会を学生に多く提供しておられます。 本学に就任以来、浅野先生は地域と連携した活動にも非常に積極的に取り組まれています。橿原商工会議所と健康栄養学科の学生が橿原市の新しい土産物をコンペ形式で開発する「橿原おみやげもの開発プロジェクト」や、奈良県健康増進課と県内4大学が共同してコンビニの商品としてヘルシーメニューを企画する「ヘルスチーム菜良」など、旗振り役から学生指導、学外との調整までをご担当頂いております。また講師として地域住民の皆様向けに開講している「パッククッキング講習会」(ポリエチレン袋に具材を入れ、電気ポットで調理)も例年多くの受講者を集め、好評を博しています。 【橿原おみやげもの開発プロジェクト】 https://www.kio.ac.jp/information/2011/07/post-390.html 【ヘルスチーム菜良】 https://www.kio.ac.jp/information/2011/06/10k.html 【パッククッキング講習会】 https://www.kio.ac.jp/information/2011/07/post-391.html 多くのことを同時進行でこなすのは相当大変なことと存じますが、「学生とわいわい一緒にお祭り騒ぎをするのが好き」と、学生がキャンパスを飛び出して経験・成長する貴重な機会を提供、演出して頂いております。 浅野先生からは今回の選出を受けて、「今までの活動と実績を評価して頂いたことは大きな励みになりますし、『頑張れば評価される』のは学生にとっても希望になります。畿央大学はとてもオープンな大学で、新しい企画にも率先して手を挙げてくれる学生がいたり、学部学科を超えて温かく協力して頂ける教職員の方々に恵まれていたりと、素晴らしい環境があります。今回の選出を励みに、大学のため学生のためにさらに頑張っていきたいです。」と力強いお言葉を頂戴しました。 これからも教育・研究・学生指導・地域連携にと、幅広いご活躍をお祈りいたします!

2011.10.22

同窓会レポート~健康栄養学科3期生より

健康栄養学科3期生から、同窓会の様子を寄稿頂きました! ☆概要 健康栄養学科3期生同窓会 BBQ2011(H23)年10月9日(日) 10:00 駅集合10:20  買い出し11:00  オリエンテーション11:05  準備11:20  じゃんけん大会11:30  BBQ開始14:30  片付け15:00  ◯×クイズ16:00  駅にて解散 ☆集まった目的 ・慰安会・去年もBBQをしたので、継続的に出来ればいいと思い計画しました。 ☆感想 天候にも恵まれ、先生も合わせて27人でわいわいした同窓会となりました。普段からよく会うメンバーも多く「先日ぶり」というあいさつから始まりました。そんな中、3連休の真ん中ということもあり、熊本や岡山から来てくれた人もいました。真っ昼間からお酒を片手に、学生時代の話や先日結婚した学生の話などで大盛り上がり。先生も一緒になってはしゃぎ、学生に戻ったような気分になり、4時間も会場をとっていたにもかかわらず、本当にあっという間でした。 ただのBBQだけではおもしろくないということで、食材をかけたチーム対抗じゃんけんをしたり、◯×クイズを実施。クイズの罰ゲームでは4人が酸っぱい水を飲まされ、その場でうずくまったり、しかめっ面をしたりしてみんなを笑わせました。最後まで話が尽きず、ほとんどの人が二次会、三次会に行くほどでした。「楽しい」では言い尽くせない、充実した一日となりました。 今回、このような機会をくださったことに感謝します。そして、卒業してからも私たちに付き合って下さったり、親身になって下さる先生方、いつも、ありがとうございます! 健康栄養学科3期生 高木 愛実 畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学・桜井女子短期大学の同窓会)では、同窓会活性化のために卒業生20名以上が集まる同窓会に上限4万円の補助を行っています。詳細は下記をご覧ください。https://www.kio.ac.jp/whats/110912.html  

2011.10.10

同窓会レポート~健康栄養学科5期生

私たち健康栄養学科5期生が卒業してから、早くも半年が経ちました。少しでも早く一人前の社会人になれるように日々努力を重ねているこのごろです。徐々に仕事に慣れてくるにつれ悩み事も増えてきました。そこで、お互いの情報交換やリフレッシュを兼ねて2011(H23)年9月3日(土)に、同窓会を開催することにしました。    同窓会当日は、台風が接近していたにも関わらず、5期生20名・先生1名が集まってくれ、不参加の先生方からは、たくさんのメッセージをいただきました。 同窓会が始まると、仕事の話や大学生活の思い出話で盛り上がっていました。先生にも、日頃の相談をたくさん聞いていただきました。みんなの様子を見ていると、笑顔が絶えず学生の気分に戻ったようでした。普段、管理栄養士1人という環境で仕事をしている私ですが、“心強い先生や仲間がいる”ということを実感することができました。これからも初心を忘れることなく、頑張っていこうと改めて思いました。  今後も定期的に同窓会を開催し、情報交換やリフレッシュできる場を設けていきたいと思います。参加していただいた皆様、ありがとうございました! 健康栄養学科5期生 西浦 智香

2011.09.26

第4回『大学は美味しい』に出展しました。

9月22日(金)から26日(月)まで、新宿タカシマヤの11階催事場で開催された第4回小学館『大学は美味しいフェア』に出展しました。 このイベントは、当初6月に予定されていたものが東日本大震災の影響を受けて延期となっていましたが、今回9月に改めて、東北の応援と新宿タカシマヤ開店15周年の思いを込めて、開催を迎えたものです!! 今回の出展は全35校。本学の出展は、昨年6月の第3回フェアと今年3月大阪タカシマヤ出展に続き、今回で3回目でしたが、どの大学も熱心な研究や地域連携から生まれた自信の商品を出展していました。 本学からの出展商品は、健康栄養学科の森友彦教授が㈱植嶋と共同研究している大豆スイーツ。中でも、おなじみの『大豆(ソイ)パウンドケーキ』、新製品の『大豆の恵(豆乳)ロールケーキ』と『大豆バウムクーヘン』の3アイテム。森先生とゼミ生は、栄養はもとより風味や食感を満たしつつ、大豆のチカラをどこまで引き出せるかを日々研究しています。 大豆スウィーツは、小麦粉の代わりに大豆粉を使うことで、低GIなどの大豆の健康効果や小麦粉アレルギー対応などの付加価値が期待されます。また、小麦で作ったスウィーツに比べ“しっとり”した食感があり、ほんのり“きな粉”の香がしてきます。 (さらに…)

2011.09.22

ヘルスチーム菜良、高田高校文化祭へ!

9月10日(土)、学生の健康づくりを支援する自主活動サークル「ヘルスチーム菜良(なら)」が、高田高校の文化祭「群鳩祭」に参加! 高田高校の文化祭は、保護者の方や地域の方を招いての大々的な文化祭です。そこで、「食育サッとシステム」を使った食生活指導やパネル展示による食生活改善啓発活動を行いました。たくさんの方が訪れて、食育サッとシステムを体験してくださいました。 最初昨日の夕食や食べたい夕食をチェックしていただいたのですが、案外食塩を取りすぎていたり、食物繊維やカルシウム・鉄分が不足している方が多かったです。「何を足すといいと思いますか?」など考えていただくように心がけ、アドバイスしながら食事を考え直していただくと栄養満点の食事に!食育サッとシステムはすぐに結果がわかるのでとても好評でした。 (さらに…)

2011.09.21

書評「おいしさの科学シリーズ~生きていくための味覚の役割」

おいしさや科学や文化といった総合的な視点で追求する雑誌「おいしさの科学」創刊号のP72~79において、健康栄養学科教授の山本隆先生が「生きていくための味覚の役割」というテーマで原稿をご担当されました。 以下は、人間環境デザイン学科の齊藤功子教授による書評です。 私たちの「食べる」という行動を味覚の点から解き明かしてくれるのが本著です。 生きていくために日々食物を私たちは摂取しています(日常的には、ほとんど意識していませんが・・)。その際、味覚は、口の中の食べ物を飲み込んでいいものか、飲み込んではいけないものかという根源的な働きを担っているといいます。おいしいものは体にいいもの、おいしくないものは体によくないものという原則があり、これに則って行動すれば生命の維持ができるという訳です。 おいしさに関わる味は、心理学、生理学、分子生物学、遺伝学などの研究成果から、甘味、塩味、うま味、酸味、苦味の5つの基本味に現在は分類されるといいます。例えば、甘味は快感を生じさせ、体に必要なエネルギー摂取の信号であり、苦味は逆に毒物であるという警告信号で、どの動物も避ける味であるといいます。この基本味の味覚感受性は、人種差、性差、年齢差がほとんどないとされているそうです。体のいろいろな箇所に老化を感じる年齢の私としては、喜ばしい限りです。 また、基本味だけでは説明できない触覚や温覚、冷覚、痛覚など、味覚以外の感覚との複合感覚を総合的に味としてみなしているといいます。読み進めると自分自身の過去の食行動の経験、どのような味の料理を食してきたかが味覚の形成に大きく関わることが理解でき、主婦としての自分の力量を悔やむところです。 日々の食生活の大切さと楽しさを再認識できる絶好の機会となりました。

2011.08.23

小学生5・6年生向け「ひらめき☆ときめきサイエンス」を実施しました。

~ようこそ大学の研究室へ~小学生と保護者20組が調理科学を学びました! 2011(平成23)年8月20日(土)、独立行政法人日本学術振興会への応募採択事業「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ 『食から環境を考える』-調理科学の旅に、いざ出発!-」を開講しました。この日は大阪市内、奈良市内はじめ県内近隣小学校5・6年生20名(保護者同伴)が、10時から16時までぎっしり詰まった時間割に沿って、食に関する楽しい勉強で夏休みの一日を過ごしました。 受講後冬木智子学長(前列中央)・スタッフらと記念撮影 朝10時からの開講式、オリエンテーションに続いて、1限目はこのイベントの実施責任者である健康科学部健康栄養学科教授金内雅夫先生による「子どものメタボの原因と食事バランスについて」の講義を行いました。メタボになるのは大人だけではなく、子どもの頃からの生活習慣(野菜嫌い、朝食抜き、栄養の偏った食事、夜食など)にも大きく関係します。子どものときに太っている場合、大人になっても引き継がれることが多いと言われています。 大学に来られる前は内科のお医者さんだった金内先生の講義にみんな“なっとく” (さらに…)

2011.07.30

真空調理『パッククッキング講習会』

平成23年7月30日(土)家庭で簡単に、誰でもできる『パッククッキング講習会』を実施しました。 「パッククッキング」とは、ポリエチレン袋の中に、切り分けた具材と調味料を入れ密封し、電気ポットのお湯に入れておくだけで調理できるという、誰でも簡単にできる調理方法のことです。 料理が苦手、火を使って長時間料理できない、一人暮らしや夫婦だけでは少量調理が面倒な方など、また介護員やケアマネージャーとして活躍している方が生活支援する調理法として実践されています。 6回目の開催となる今回も、健康栄養学科教授浅野恭代先生が講師となって、10代から70代まで料理や福祉に関心のある幅広い年齢層の受講生49名が参加されました。 最初にパッククッキングの要領説明 (さらに…)

2011.07.21

「橿原おみやげもの開発プロジェクト」食品部門のグランプリを決定!

過去最多20作品のエントリーから、グランプリが決定! 畿央生と橿原商工会議所がコンペ形式でお土産物を企画開発する「橿原おみやげもの開発プロジェクト」。今年4月から始動したこのプロジェクトは、説明会、勉強会3回、橿原市内見学バスツアー、個別相談会を重ね、精力的な活動を展開してきました。そしていよいよ2011(H23)年7月14日、健康栄養学科の13グループ(約50名)が参加して学内コンペ・表彰式が行われました。エントリーされた作品は過去最多の20作品です。 当日は試作品の制作⇒パワーポイントによるプレゼンテーション⇒審査員による試食と審議→表彰式、という流れで進行しました。 試作品制作で時間と戦う学生たち 各チームによるプレゼンテーション           審査員による審議の様子      コンペの審査項目は、①プレゼンテーション、②ネーミング、③橿原市の特徴、④独創性、⑤形、⑥彩り、⑦味、⑧特徴ある食材、⑨食べやすさ、⑩商品化など多岐にわたりますが、やはり橿原の新しいお土産物として商品化可能かどうか、が重要な審査基準になりました。 審査するのは外部委員と、本学栄養学科の北田学科長、森先生、浅野先生、薗田先生などです。今回、見事グランプリに輝いたのは…大和茶の苦みをきかせたマシュマロ、「大和の天雲」です!合わせて優秀賞、佳作3作品も選出されたので写真でレポートします。 【グランプリ】「大和の天雲」(大和茶を使用したマシュマロ) (さらに…)

2011.07.15

ヘルスチーム菜良の"ヘルシープレート"

大学ヘルスチーム菜良が学食で“ヘルシープレート”を販売しました! 奈良県健康福祉部健康づくり推進課が主導で管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学で構成する『ヘルスチーム菜良』(畿央大学、近畿大学農学部、帝塚山大学、奈良女子大学)の畿央大学チームの中の「学食ヘルシーメニュー開発グループ」(8名)が作った“ヘルシープレート”が1日限定60食で、2011(平成23)年7月13日に学生食堂で販売されました。 本日のメニューは、夏バージョンで少しピリ辛の韓国風チャーハンとチャプチェ、豆腐とわかめのスープ、デザートとしてゆずゼリーを付けました。11時30分から教職員の方々と学生が列を作って注文していただきました。みなさんには食後のアンケートにも答えていただき、次回の参考にしたいと思っています。いつもご協力いただいている学生食堂業者「料理かしば」さんの服部シェフはじめ従業員のみなさん、ありがとうございました。