2018.07.03

1回生が大阪教育大学附属池田小学校を訪問!~現代教育学科

2018年6月14日(木)、教育学部必修科目「ベーシックセミナー」および「現代教育論」の拡大授業として、教育学部現代教育学科1回生が大阪教育大学附属池田小学校(以下、「附属池田小」)を訪問しました。この行事は、今年で9年目となります。学生が学校教育の現場を訪れ、児童たちの学習や生活の様子を直接学ぶことができる大変貴重な機会となっています。     今から17年前の2001年6月8日、刃物を持った男が校内に侵入し、幼い児童と教員を殺傷する事件が起こりました。事件後、附属池田小では安全で安心な学校づくりを目指し、教職員や保護者、大学関係者が連携しながらさまざまな努力が積み重ねられてきました。こうした取り組みにより、2010年に日本で初めてWHOのInternational Safe Schoolに認証、さらに2015年には日本セーフティプロモーションスクール協議会のSafety Promotion Schoolにも認証されました。   今回の訪問では、教育に関わる仕事を志す学生として、学校を安全で安心できる場所とする附属池田小の安全教育の取り組みを学ぶこと、また授業参観を通じて教員の児童への学習及び生活の指導の実態を学ぶことを目標としました。   ○並木通りから校舎へ 当日は過ごしやすい晴天でした。学生たちは、校門前で「来校者」の吊り下げ名札を受け取り、並木通りを進んで校舎へ。入り口からは児童の皆さんが、各教室に案内してくださいました。笑顔で手をつないでくれたおかげで、学生たちもすぐに打ち解けられた様子でした。     ○児童と触れ合いながらの授業参観・給食 各教室に別れた学生たちは、3・4時間目の授業を参観させていただきました。算数や国語、英語や水泳などさまざまな授業を見学しました。なかには授業に参加させていただいたクラスもあり、見通しのよいオープン教室からは楽しそうに学ぶ児童と学生たちの声が聞こえてきました。     各教室は間口を大きく開くことができ、教室と廊下を隔てるドアもガラス張りです。また各階には「先生コーナー」が設けられており、休み時間には質問する児童の姿も見られました。こうした構造のひとつひとつに、「安全で安心な学校」を目指す工夫が窺えました。     給食の時間も引き続き、持参したお弁当を食べながら、児童たちと楽しく過ごしました。カメラを向けると、児童と学生が一緒になって笑顔で「ピース!」をしていた姿が印象的でした。     午前中の活動については、「一人ひとりの理解度を歩き回って瞬時に把握し、かつ声をかけて適切なフォローまで行う教員に感激した」、「「先生」と呼ばれたときにすぐに反応できなかった。「お姉さん」と呼ばれる時とは違う責任感があった」のような感想がありました。   ○事件を学び学校の安心と安全を考える 給食後の休憩時間をはさみ、午後は体育館で「安全で安心できる学校づくり」について安井学科長より講義がありました。当時の校舎見取り図を参照したり、実際の侵入経路を歩いたりしながら、事件の概要について学びました。さらにこれまで附属池田小が事件をどのように受け止め、「安全で安心できる学校づくり」に取り組んできたか、説明していただきました。 学校の安全と安心が、さまざまな工夫や気配りによって守られていることを実感できる時間でした。何気なく見過ごしてしまう学校空間を細部にわたってとらえ直す視点が身につきました。 こうした学びをふまえ、事件で犠牲となった児童8人の名前が刻まれた「祈りと誓いの塔」に献花をし、代表学生が鳴鐘しながら黙祷を捧げました。     講義後の質疑では、「被害に遭った教員のケアはどうだったのか」などの質問が学生から挙がりました。事件をいかに受け止め、また自分自身が学校安全をどのように担っていくのか。教育の道を志す学生として、考え続けて欲しいと願っています。 午後の活動については、「万が一に備えて逃げやすくするための工夫を感じることができました」、「私たちは同じような事件を繰り返させてはいけないと強く思った」、「入校証のように、一つ一つが意味のある制度であるということを保護者はもちろん、小学生にも伝えることで一人一人が校内の安全面を意識しながら学校生活を送ることが出来る」のような感想がありました。     ○学生の事後レポート 訪問後、参加学生には振り返りレポートをまとめてもらいました。以下、学生のレポートから一部を紹介します。   <学習指導について> 理科の授業を見学して、すごく驚きました。先生の質問の回数がとても多くて、ほとんど児童の質問で成り立っているのです。児童がこんなに発言していることにも、発言したがることにも驚きました。そしてその発言一つ一つが考えられていて面白い発想ばかりでした。先生も予想できないだろうなと思いました。しかし先生は、最後にしっかり次につないで、次の授業が楽しみになるような締め方をしていて、なるほどと思いました。児童一人一人の考えを潰さず可能性を残しつつ次に続けるという授業は、児童の考える力を引き出し、より授業に積極的になると思います。     子どもたちの意見は、合っている間違っているに関わらず、すべて先生は黒板にメモをしていた。意見をはっきり言える子言えない子、手を何度もあげる子あげない子などの様々な子がいるなかで、全員に参加してもらえるように授業をするのは大変だと思った。授業の最後に子どもたちにまとめを書いてもらうことで、全員の意見を知ることができるのは大切だと学んだ。   <児童との関わりについて> 6年生と一緒に給食を食べた。初対面にもかかわらず歓迎してくれて、児童と一緒にご飯を食べる時間は本当に楽しく一瞬で時間が過ぎてしまった。子どもは無邪気で素直で可愛かった。初めて先生と呼ばれた時は嬉しいと同時に、やっぱり子どもと関わる仕事がしたいと改めて思った。     4時間目の授業が終わると、女の子の児童たちが私の周りに寄って来てくれて「給食一緒に食べよう」、「ここで食べるの?」、「しおり見せて~」などいろいろ話しに来てくれて嬉しかったです。そして、パイプ椅子を持って教室へ行くと「こっち!こっち!」というふうに話しかけてくれた子が私の腕を引っ張って席へ案内してくれました。その子の班はとてもよく喋る子がいてその子が中心となって私に話をしてくれました。   <学校安全について> 行く前よりも池田事件のことが詳しくなった今、人の命の尊さを改めて感じました。この事件のことを詳しく知り、つらく苦しい気持ちになりましたが、保育士、教員を目指す私たちだからこそ知っておかないといけないことなのだと思いました。すごく貴重な体験ができました。もし私が務めている保育園や小学校に不審者が入ってきたとして、その時に適切な対応ができるかどうかわかりませんし不安ですが、何も知らないよりも今回のこのお話を聞かせて頂けただけでも気持ちは違うと思います。この拡大授業に参加できて本当に良かったです。   事件のどの場面のどの先生の行動も間違っていたとは決して言えないけれど、もしこうしていれば防げていたかもしれないと思うとやるせない気持ちでいっぱいになりました。実際自分が教師の立場で、もしこのような事件に遭遇してしまったら自分はどういう行動をとるだろうと考えました。すぐに答えは出ませんでした。ここで「先生という職業は子どもが好きというだけではできない」とよく言われることを思い出し、改めて先生の大変さを理解しました。       大阪教育大学附属池田小学校の方々へのお礼 最後に、大人数にもかかわらず訪問を快く受け入れてくださった校長先生はじめ全教職員のみなさま、そして学生と楽しく交流してくれた児童のみなさんに感謝を申し上げます。学生の振り返りレポートを読んで、この日の時間が大変に有意義であったと改めて実感しました。貴重な時間をありがとうございました。   (引率教員:生野勝彦、石川裕之、衛藤晶子、大久保賢一、塩原佳典、竹下幸男、中村恵、西尾正寛、古川恵美、安井義和) 【関連記事】 小学校一日見学に134名が参加!~現代教育学科 1回生218名が大阪教育大学附属池田小学校を見学!~現代教育学科 小学校1日見学を実施しました!~現代教育学科

2018.07.02

日本老年看護学会第23回学術集会に看護医療学科教員・健康科学研究科院生が参加・発表しました!

2018年6月23日(土)~24日(日)に福岡県久留米市にて行われた、日本老年看護学会第23回学術集会(約1,980名参加)に、老年看護学領域の教員4名が参加しました。      「つなぐ つくる つたえる 老年看護の創出―より豊かに生きることを支え合う-」をテーマに、様々な分野で活躍されている諸先生方の講演や一般演題発表が行われました。 認知症になっても暮らしやすい地域づくりやその人らしく生きるための意思決定支援など、高齢者が住み慣れた地域でより豊かに生きるために欠かせない倫理的な問題や課題、取り組みについての講演を拝聴させて頂きました。 また、人生の最終段階における医療・ケアについての講演、発表が多くみられました。 これは高齢多死社会の進行に伴う地域包括ケアシステムの構築に対応する必要があることや、英米国を中心にACP(アドバンス・ケア・プランニング)の概念を踏まえた研究・取組が普及してきていることを踏まえて、今年3月に「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」が改訂されたことに関連していると考えられます。   今回、畿央大学大学院生の島岡、尼﨑が示説発表を行いました。 尼﨑のテーマは「高齢者施設における終末期ケアの意思決定支援に関する文献検討」でした。 海外のACPのガイドラインがどのようなものかという質問があり、今回は高齢者施設の文献検討であったこと、イギリスではNHS主催の終末期ケアプログラムの一環としてガイドラインが開発されていることを説明しました。今後も、最期までその人らしい生き方、本人の意思を尊重したEnd-of-lifeケアの実践に向けて、研究活動を進めていきたいと思います。     島岡のテーマは「新オレンジプランにおける我が国の認知症カフェに関する研究の動向」でした(学術研究助成基金助成金 挑戦的萌芽研究 16K15979)。 発表後に今後の研究について、「認知症カフェにはいろいろなタイプがあるが、どのような方向性でまとめていくのか」と質問を受け、「認知症カフェは主に5つのタイプに分類されるが、これをベースとして更に新しい可能性を模索し、発展させたものをモデル化していこうと考えている」と答えました。このやり取りの中から自己の方向性が再確認できました。     また、今回聴講した発表の中には、認知症サポーターとなった大学生が認知症カフェを拠点にし、主体的に認知症の啓発活動を行っている紹介がありました。     Orange Projectの公式Facebookはコチラ!   若い世代の学生たちが認知症に興味を持ち、認知症を理解して当事者や家族の方たち、地域の方たちと関わることで地域のエンパワメントを高め、地域が活性化できる。また、他の同世代の若い人達に活動を紹介してくれることで更に認知症に関心を持つ若者が増えるという発表は、現在行っている認知症カフェの研究にとても役立つ内容でした。 今回の学会参加で自身の研究の発展につながる様々なヒントを得ることができ、とてもいい刺激を受けました。認知症になっても安心して暮らしていける町づくりに少しでも貢献できるように、今後も自身の研究を深めていこうと思います。   健康科学研究科修士課程 尼﨑裕子 島岡昌代   【関連記事】 川上村民生児童委員会の方を対象とした「認知症を正しく理解する講習会」を開催!~看護医療学科 平成30年度第2回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」を開催!~看護医療学科 平成30年度第1回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあい in 御所」を開催!~看護医療学科

2018.06.29

2018年度「マミポコ・キッズ」前期第3・4・5回活動報告!

こんにちは、マミポコ・キッズです! 私たちは畿央大学に地域の子どもたちを招待して、様々な遊びを行っています。今回は、2018年前期の第3、4、5回の活動の様子を振り返ってご紹介します!   第3回:5月27日(日) 第3回はとても暑い中、第2グラウンドを利用して外遊びをしました。「マミポコリレー」のように慎重に運んでいる姿も見られ、グループごとに工夫がみられる素敵なゲームとなりました。   ▲左:「マミポコリレー」みんなで協力してゴールをめざそう!右:「おでんダッシュ」言われた具の場所に移動できたかな?   第4回:6月10日(日) 第4回では、地域の方をお招きして、伝承遊びを教えていただきました。「紙飛行機」、「あやとり」、「お手玉」、「とんとん相撲」、「折り紙」、「糸電話」の6つのブースをグループごとにまわって遊びました。普段しないような遊びを地域の方からたくさん教えてもらった子どもたちは、いつも以上にキラキラした笑顔を見せていました。最後のゲームで「ロンドン橋」というゲームをしました。橋を作ったり、橋の下をくぐったりして地域の方ともたくさん関わることができるゲームとなりました。   ▼左:「紙飛行機」折れるようになったかな? 右:「とんとん相撲」地域の人に勝てたかな? ▲「ロンドン橋」地域の人とたくさん関わることはできたかな?   第5回:6月24日(日) 第5回では、「おもちゃの国」をテーマにした活動を行いました。「ことば製作所」、「おもちゃの宅急便」、「おもちゃの泉」、「ぽいぽいガーデン」、「秘密のおもちゃ箱」、「ばんばんばあん」の6つの国をグループごとにまわって遊びました。たくさんの遊びをすることができ、たくさんの笑顔が見られる楽しいゲームとなりました。最後に「あつまれチャチャチャ」という、進行者が最後に言った言葉の文字の数で集まるゲームをしました。他のグループの友達ともたくさん関わることができ、マミポコ・キッズに来ているみんなで一つとなり笑顔あふれるゲームとなりました。   ▲左:「ぽいぽいガーデン」たくさんお花やロボットにお水をかけよう! 右:「ばんばんばあん」たくさん倒すことはできたかな?    最終回ということで、子どもたちもマミポコ・キッズに慣れてきて、たくさん笑顔が見られる活動となりました。最後にグループリーダーと一緒に今までの振り返りをしました。グループリーダーからプレゼントを受け取った子どもたちは、とてもうれしそうにして大切にカバンの中になおしてくれていました。   また、最終回は保護者の方を対象にアンケートを実施しました。「参加してよかった」「また次回も参加したい」「家でもマミポコ・キッズの話をしていた」といったうれしいご感想・ご意見をたくさんいただきました。保護者の方からのご意見も参考にして、よりよいマミポコ・キッズにしていきます。   2018年度前期マミポコ・キッズはこれで終了となりますが、活動をより良いものにするために、子どもたちと共にわたしたち大学生1人1人が成長していくことのできるマミポコ・キッズになるよう頑張ります!今後とも、マミポコ・キッズをよろしくお願い致します。                                                                                                                     現代教育学科3回生 樋口茉悠(ぶい)                           元神有未(ゆーみん)                          2回生 奥田奈緒(なっちゃん)                               中木屋佑香(とと) 【関連記事・リンク】 2018年度「マミポコ・キッズ」前期第1・2回活動報告! マミポコ・キッズ

2018.06.28

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.57~6月勉強会は新入生に向けた機器説明!

こんにちは!健康支援学生チームTASK※現代教育学科2回生の兒嶋紗佳です。2018年6月25日(月)に勉強会を行いました。    ※TASKはThink, Action, Support for Health by Kio Universityの略称で、学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。   前回に引き続き、機器を使って測定する方法を新入生に向けて説明しました。今回は、握力、足指握力、体組成の3種類です。ペアになって実際にポイントをおさえながら測定し合ったのですが、みなさん積極的に取り組んでくれたのでとても頼もしかったです!     次回からは機器の説明ではなく健康に関する勉強会になるので、普段の授業では学べないことをもっと一緒に学んでいければいいなと思います。   ▲最後はみんなでTASKの「T」(^^)/ 現代教育学科2回生 兒嶋紗佳   ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。

2018.06.28

2018年度「マミポコ親子ひろば」第3・4回活動報告!

近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。     【第3回:6/12(火)】 ○自由遊び ○絵本『はらぺこあおむし』 ○ふれあい遊び『バスに乗って』『ぞうきんのうた』『キラキラ青い海』       平成30年度第3回目の活動を報告します。当日は8組の親子が参加してくださいました。 お気に入りのおもちゃを見つけて繰り返し親子で遊ぶ姿や、異なるおもちゃを試してみたりと遊びに夢中の子どもの様子が見られました。今日はプールボールが大人気で子どもたちの楽しい声でいっぱいでした。少しずつ環境に慣れてきて、子ども同士の関わりも少しずつ見られて、お母さんだけではなくお友達を意識するようになってきているのだと感じました。     ふれあい遊びでは親との触れ合いを笑顔で楽しそうにしてくれていました。 今日の活動を踏まえてよりくつろぎながら安心して楽しく活動できる場を作っていけるよう学生一同努力していきたいと思います。   現代教育学科2回生 堀井春花   【第4回:6/26(火)】 ◯自由遊び ◯七夕製作 平成30年度第4回目の活動を報告します。当日は10組の親子が参加してくださいました。 自由遊びでは、おままごとなどの静かな遊びを楽しむ子、ボールを転がしたり体を動かして楽しんでいる子など、子どもたちそれぞれが興味を持ったものに夢中になって遊ぶ姿が見られました。 そして今回は七夕製作があり、みんなで織姫さまと彦星さまを作りました。作っている最中、子どもたちは紙を手でくしゃくしゃにする感触を楽しんでくれている様子でした。保護者の方には、短冊に願いごとを書いてもらい、最後は自分たちで作ったものを持って全員で記念撮影をしました。     子どもたちや保護者の方の嬉しそうな表情を見て、私たちも心があたたかくなりました。 これからも、安心して楽しく活動できる場を作っていけるよう学生一同努力していきたいと思います。 次回の活動は、7月10日(火)に和室で行います。 たくさんのご参加をお待ちしております!   現代教育学科3回生 中村楓 【関連記事】 2018年度「マミポコ親子ひろば」第2回の活動報告! 2018年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!

2018.06.28

広陵北小学校と連携してまちづくり調査!vol.3~人間環境デザイン学科清水ゼミ

人間環境デザイン学科清水研究室4回の山本幸四郎です。 清水ゼミでは、大学生と広陵町立広陵北小学校の児童が一緒に地域のことを調べる「はしお調べ」を行っています。平成30年6月14日(木)・22日(金)は、ついに「まち」へ出て、実際に「はしお調べ」をしてきました。     シニアの皆様に「商店街」「箸尾城址」「行事」「箸尾駅」などの歴史や文化のお話を聞きながら実際に箸尾という「まち」を目にしてきました。 商店街は約700メートルもあり、今でこそシャッター街となっていますが昔は呉服屋さんの激戦区だったそうです。 小学生の皆も初めて知る自分の「まち」にとても関心を持ってくれました。     そして、いよいよ今まで調べてきた「はしお」をボードに作成します。 各班に分かれて、皆で調べた「まち」について、今と昔の比較や特徴、感想をもとに良い作品ができそうです!小学生がとっていたメモを見させてもらうと皆が「はしお」についてどう感じているのかがよくわかります。みんなの努力を無駄にしないように、僕たち大学生も全力で頑張ります!   人間環境デザイン学科4回生 山本幸四郎   【関連記事】 広陵北小学校と連携してまちづくり調査! vol.2~人間環境デザイン学科清水ゼミ 広陵北小学校と連携してまちづくり調査!vol.1~人間環境デザイン学科清水ゼミ

2018.06.25

畿友会(学生自治会)だよりvol.55~「緊急対応講習会」を開催!

こんにちは!畿友会です! 6月20日(水)18時からE3多目的室で緊急対応講習会が行われました。これは夜間の活動時・緊急事態が発生した場合の対応について学ぶもので、クラブ・サークルの代表者や畿央祭実行委員、学習キャンプ実行委員などの学生が参加しました。   健康支援センターの山根先生から緊急事態の対応について教えていただきました。   ▼講習会の様子(昨年)   骨折などのけがをした時にはRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)を行うようにしましょう。 これから暑くなっていき、熱中症にかかる恐れがあります。熱中症の予防は、こまめな水分補給を行うことです。アルコールでの水分補給は厳禁です。また、代表者が部員の様子を把握するようにし、仮に熱中症の症状が出ても焦らずに冷静に対処していくことが必要です。   先週、大阪で震度6という大きな地震が発生しました。今回の地震で前もって『備える』ことの大切さを知りました。代表者1人でもどのような対策・対処をとればいいかをあらかじめ把握しておけば1つの生命を助けることが出来るかもしれません。   以上、広報部でした!   ●畿友会(学生自治会)だよりはコチラから!

2018.06.25

畿友会(学生自治会)だよりvol.54~初めての「運動会」を開催!

平成30年6月23日(土)に畿友会主催の「運動会」を開催しました! 今年から初めての運動会(去年までは球技大会を開催)ということもあり少々バタバタしましたが、畿友会メンバーはもちろん、参加者も一緒に盛り上げてくれました。また、1回生にとっては初のイベントで緊張しましたが、みんな楽しんで自分の役割をこなす事が出来ました。     競技は「フラッグ・イントロ・ドン!」、「障害物リレー」、「レッツ!クイズ!」、「ドッジボール」の4つ!団体3チーム、個人で参加してくれた子のチーム、畿友会チームの計5チームで戦いました。     結果は下記の通りです!   1位 1回栄養チーム 2位 1回理学チーム 3位 ソフトボールチーム   賞品として1位のチームにはスタバカード1万円分、2位のチームには31カード1万円分、3位のチームにマックカード1万円分、そして特別賞として個人のチームには大仏プリン10個が渡されました! 最後は参加賞のハーゲンダッツをみんなで食べました。   けが人もなく、みんなで運動会を盛り上げ楽しめました。 雨で足元の悪い中参加してくださり、本当にありがとうございました!     健康栄養学科1回生 長谷川里穂   ●畿友会(学生自治会)だよりはコチラから!

2018.06.25

理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾に向けて!

理学療法学科では、去年に引き続き3回目となる「海外インターンシップ」を行います。教員5名、3回生15名で平成30年9月6(木)〜12日(水)の7日間の日程で、台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学と中国医薬大学の理学療法学科との交流や英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、実際に台湾の高齢者の方への運動指導などが予定されています。   インターンシップに向けて準備も着実に進んでいます。空きコマを利用して、木曜5限に集まり現地でのプレゼンテーションや余興、旅行の手続きなどの準備を行っています。プレゼンテーションでは、「日本の理学療法」「畿央大学について」「日本の文化」というテーマごとに分かれ、より良い発表になるように話し合いを進めています。  さらに、木曜日の昼休憩にも集まり、1人ずつ英語で発表を行うことで英語のスキルも高めています!     また、3回生全員が台湾に訪れることが初めてという事もあり、学科長の庄本先生からの台湾についてレクチャーしていただき、とても勉強になりました! 今年から海外からの先生や学生との交流や英語のレクチャーを聞く機会が増えています!海外の方からも世界の理学療法について教えて頂きました。   ▼チュラロンコン大学(タイ)からアン先生(中央左)・リー先生(中央右)の訪問   ▼MAHSA大学(マレーシア)からのリーさんと。   日本との違いを実感することができるとともに、英語でのプレゼンだったのでリスニングの力もついてきたと思います!インターンシップまであと3ヶ月を切り、まだまだ行うべきことは多いですが、全員で協力しあって良いものにしていきたいです!   理学療法学科3回生 川上雅子 【関連記事】 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科 理学療法学科 海外インターンシップ2017 in 台湾 帰国後に報告会を開催! 理学療法学科 海外インターンシップ2017 in 台湾 現地リポートvol.8 理学療法学科 海外インターンシップ2017 in 台湾 現地リポートvol.7 理学療法学科 海外インターンシップ2017 in 台湾 現地リポートvol.6 理学療法学科 海外インターンシップ2017 in 台湾 現地リポートvol.5 理学療法学科 海外インターンシップ2017 in 台湾 現地リポートvol.4 理学療法学科 海外インターンシップ2017 in 台湾 現地リポートvol.3 理学療法学科 海外インターンシップ2017 in 台湾 現地リポートvol.2 理学療法学科 海外インターンシップ2017 in 台湾 現地リポートvol.1

2018.06.22

書評~森岡周教授著「コミュニケーションを学ぶ -ひとの共生の生物学-」

畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター長の森岡教授(理学療法学科教授)が執筆された「コミュニケーションを学ぶ -ひとの共生の生物学-」が出版されました!     本書は、【社会人類学的視点からみた人間のコミュニケーション】【神経科学からみた人間のコミュニケーション】【人間のコミュニケーション行動】の3部構成になっており、人間のコミュニケーションを生物学的あるいは神経科学的に学べることはもちろんのこと、現代のコミュニケーション文化についても語られていますので、シンプルに楽しめる本です。最初のページをめくると、『人間はおしゃべり』とだけ綴られたページがあり、なんとも森岡教授らしい仕掛けとなっています。特に、コミュニケーションにおける“無駄”なことについても言及されており、我々のコミュニケーション行動の本質についても触れられているように思いました。 本書は、現代社会のコミュニケーションについて考える機会を与えてくれるものになっており、医療・教育・経営などの分野で幅広く読まれることになる一冊と思いますので、ご一読いただければ幸いです。   畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 助教 大住倫弘   【畿央大学教員執筆図書の紹介】 ・DVDで学ぶ助産師のわざ「母乳育児支援」に執筆協力!~助産学専攻科教員 ・書評~教育学部西端律子教授執筆「誰でも使える教材ボックス」 ・書評「看護学生のための疫学・保健統計」(看護医療学科松本泉美教授 編著) ・書評『教育の質の平等を求めて―アメリカ・アディクアシー学校財政制度訴訟の動向と法理―』 ・『サルコペニアとフレイル』書評 ・書評:森岡周教授執筆「発達を学ぶ~人間発達学レクチャー」 ・「養護教諭のための発達障害児の学校生活を支える教育・保健マニュアル」をご紹介! ・書評『リハビリテーションのための神経生物学入門』 ・書評「おいしさの科学シリーズ~生きていくための味覚の役割」 ・書評「Pain Rehabilitation(ペインリハビリテーション)」 ・石川裕之著『韓国の才能教育制度』を読む