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地域連携センター

2014.06.24

奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」給食実習第2弾「大和野菜たっぷりランチ」登場

今年のテーマ食材はもっともポピュラーな「マグロ」 本日はマグロ団子入りスープ!   畿央大学と奈良県中央卸売市場との連携事業は2年目を迎え、今年も健康栄養学科の前期授業「給食経営管理論実習Ⅱ」(指導教員:上地加容子准教授、冨岡華代助手、小西佳奈助手、3回生76名)のなかで、「マグロを使ったメニュー開発」でマグロをテーマに取り組んでいます。 2014年4月17日の第1回目授業では同市場内の水産物卸協同組合(吉田理事長)から当日朝一に競り落とされたキハダマグロ体長1.5m約40kgの解体実演が調理実習室内において行われ、そのあと新鮮なお刺身にしていただいています。   2014(平成26)年6月12日、調理実習に入って2回目、この日学生たちが作ったメニューは、「大和野菜たっぷりランチ」という愛称の昼食で、マグロ団子と大和まなのスープ、マーボー丸ナス、春雨とわさび菜のサラダ、デザートはマンゴープリンでした。     ナス、人参、きゅうり、大和まななど奈良県中央卸売市場から仕入れた新鮮な野菜をたっぷり使ってのネーミングです。 マグロのすり身団子は生姜風味も良くきいていて、中華風スープの中に加えられています。     6月12日はお昼休みに、C棟エントランスホールにおいて、学業・人物・諸活動で優秀な成績を上げた学生に与える「冬木智子特別奨励賞」と「畿央大学特別奨励賞」の授与式が執り行われ、そのあとで学長先生に「大和野菜たっぷりランチ」を食べていただきました。     【関連記事】 給食第1弾:奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」で「海の幸たっぷりランチ」登場!

2014.06.23

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.1~近隣住民が参加できるカフェをオープンします!

御所市駅前商店街で高齢者が集い楽しめるまちづくりのお手伝い! 8月22日(金)オープン予定!   全国首長会で「健幸都市=SWCスマートウェルネスシティ構想」(少子高齢化、高齢者医療費高騰抑制しつつ福祉充実化策)が日本の各都市の必須課題となっています。   御所市においては近鉄御所駅から300mほど続くアーケード付の新町商店街を歩くと、JR線路踏切まで3店、そこからカフェ開設予定地まで12~13店が開店しているだけで多くは廃業か閉まったままの文字通りシャッター街になっています。   そこで、畿央大学人間環境デザイン学科齋藤功子教授のゼミ生6名が中心となって、人通りがほとんどなくなった商店街の空き店舗の一部をお借りして、近隣の高齢者を中心とする住民が集い学生とともに語り合い、楽しめる「コミュニティカフェ」をオープンする企画が持ち上がりました。     2014(平成26)年5月23日、カフェ予定地の大家さんにゼミ生の改装案(和風案チーム3名、洋風案チーム3名)プレゼンを行い、基本的に賛成していただきました。 企画実施に先立って今年1月にカフェ予定地周辺住民の方々にアンケートを実施、多くの賛同者を得て具体策を練ってきたところです。 一部の方はカフェのお手伝いができればと、前向きな住民もおられます。   ▲【左上】コミュニティカフェ予定の外観 【右上】1階店頭   ▲カフェスペース予定の2部屋   学生は授業があるので、毎週金曜日だけの開店とし、今のところ8月22日(金)オープンをめざしています。 現在、大家さんは大和高田市にお住まいで毎週金曜日のみ1階店頭スペースで新鮮野菜の販売を行っている関係でこれに合わせたカフェ開店です。 野菜コーナーの隣2間をお借りしてカフェとイベントコーナーを設けます。 本学教職員のみなさまにもカフェで使えそうな家具・食器類のご提供のお申し出も承っています。     カフェオープンではビッグイベントを仕立てる必要があります。 落語公演、音楽公演、手品マジック公演など地域の方々の関心を呼び多くの人に来ていただける出し物案が浮上しています。 以後、しばらくの間は毎週、本学教職員みなさまのご協力を支えに、地域と関われるイベントを定期的に開催し、御所市内地域の住民の方々に「畿央大学は面白そうなことをしている、一度覗いてみよう!」と思わせる企画を実施して関心を喚起することができればと思っています。 みなさまのご支援をお願いいたします。    

2014.06.14

橿原市・橿原商工会議所連携「しょうが給食献立開発」第2回勉強会を行いました。

プロの料理家から、しょうが調理の基本を学ぶ!   今年で6年目を迎えた橿原市・橿原商工会議所と畿央大学健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手、登録参加学生40名)の連携事業は昨年に続いて「橿原産しょうが」をテーマに就学前児童向け『しょうが給食献立』開発を行なっています。   2014(平成26)年6月12日(木)16時30分、4限目授業が終わった学生32名が集まって第2回目の勉強会が始まりました。クッキングスタジオバンビ主宰、フードコーディネーター、シニア野菜ソムリエとして活躍中のプロの料理研究家である松田弘子氏を講師にお招きして、しょうが料理の基本を教えていただきました。 松田先生には昨年しょうがを使用した新商品開発事業で、やはりしょうが調理のコツをわかりやすく説明していただいています。 今回も香辛料としてクセのある素材・しょうがを難しい対象である幼児向けの給食献立にどう活かすか難しいところです。     生姜の90%以上は水分で、生姜に含まれる辛味成分はジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンの3種の油状物質です。 生姜の切り方(みじん切り、千切り、すりおろし、薄切り)や、調理法(加熱、水にさらす、油分を加える、たんぱく質を加える、甘味を加える)により辛味が緩和されます。 また、今の時期は新生姜が出回っていますが、年中あるひね生姜とは調理方法、分量が大きく異なることに注意が必要です。 献立開発後に9月ごろ橿原市内の幼稚園で給食が提供される予定ですので、このプロジェクトでは新生姜を使って献立を考えます。     この日松田先生が用意していただいたレシピは、「しょうがご飯」です。 しょうがの量と一緒に加える具材を考え、 ①1%みじん切り ②3%みじん切り ③5%みじん切り ④5%水にさらしたみじん切り ⑤5%すりおろし ⑥5%すりおろしにバター入り ⑦5%すりおろしに鶏ひき肉入り ⑧5%すりおろしにツナ缶入り 以上8種類のしょうがご飯を各調理台で炊飯して、8つの班分を取り分け、みんなで風味の違いを食べ比べしました。 しょうがの量の違いと加える具材でこんなにも差が出るのか、と感心させられました。   前回の5月22日第1回勉強会の講師をしてくださった橿原市こども未来課管理栄養士の阪本晶子氏にも来ていただき、勉強会の様子を見てもらうとともに、最後の質問タイムでは松田先生と学生たちに囲まれて相談を受けていただきました。   次回は7月10日(木)のレシピ検討会を経て、いよいよ7月19日(土)には最終の創作メニュー審査会となります。 どのような幼児向け給食献立ができるか、今から楽しみです!   【関連記事】 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立」開発事業がスタート! 産官学連携「橿原産しょうがを使った給食献立開発」~保育所見学ツアーを実施! 橿原市・橿原商工会議所連携「しょうが給食献立」開発第1回勉強会を行いました。  

2014.06.07

奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」で「海の幸たっぷりランチ」登場!

 今年のテーマ食材はもっともポピュラーな「マグロ」です!   畿央大学と奈良県中央卸売市場との連携事業は2年目を迎え、今年も健康栄養学科の前期授業「給食経営管理論実習Ⅱ」(指導教員:上地加容子准教授、冨岡華代助手、小西佳奈助手、3回生76名)のなかで、「マグロを使ったメニュー開発」でマグロをテーマに取り組んでいます。 2014年4月17日の第1回目授業では同市場内の水産物卸協同組合(吉田理事長)から当日朝一に競り落とされたキハダマグロ体長1.5m約40kgの解体実演が調理実習室内において行なわれ、そのあと新鮮なお刺身にしていただきました。   2014(平成26)年6月5日、この日学生たちが作ったメニューは、「海の幸たっぷりランチ」という愛称の昼食で、あさりのピラフ、さばのイタリアングリル、手作りツナマヨのマリンサラダ、ミルクプリンのブルーベリーソースかけでした。     この給食は実習学生とともに教職員や一般の学生も食券を350円で事前購入して合計約100人がお昼のランチとして食べます。魚介類がメインになると鳥肉や豚肉よりもコストがかかるので経費面で難しいところがありますが、今年の11月15日・16日に天皇陛下をお招きして奈良県で「豊かな海づくり大会」が開催されるのにちなんでテーマが魚になりました。健康、食育をめざす健康栄養学科にぴったりのテーマに学生たちも張り切っています。     食堂のホワイトボードやテーブル上のコピーは手作り感いっぱいです!     給食調理室内ではみんながそれぞれの役割分担をこなし協力して大量調理実習を行います。まるで戦場の炊き出し班のようで、上地先生の号令が声高く聞こえてきます。     実はこの奥の部屋では、別の班によって「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」のための試作メニューが進行中で、和風と洋風のマグロ丼、パスタなどが試作されていました。     この給食実習のランチは、冬木智子学長先生が欠かさずお昼に食べていらっしゃいます。 学長先生は食事を届けてくれる担当の学生とお話することも楽しみのひとつにされています。

2014.05.29

TASK(健康支援学生チーム)活動レポート vol.2 ~幼児園での体力測定に協力!

TASK〔健康支援学生チーム〕代表、理学療法学科3回生の仲村渠(なかんだかり)からTASKのメイン活動である「ボランティア」に関して報告します!! ※TASK(Think, Action, Support for Health by Kio University)は、学科の枠をこえて地域住民の方々や畿央生の健康支援を行っています。   大学での勉強会で学んだことを実践するべく、2014年5月24日(土)に宇陀市連携「子ども元気体操づくり・子ども体力測定」に協力するため、宇陀市の幼児園(幼稚園・保育所)に行ってきました! 理学療法学科の松本先生を筆頭に参加メンバー10名全員で前日から宇陀市に乗り込み、TASK初の学外活動に向けて親睦を深めた上で、不安と期待を持ちながら臨みました。   宇陀市は非常に自然豊かで、活動先である幼児園の周りは遠くまで見渡せるほど草原が広がっており、TASKメンバーから歓声があがるほどでした!     人工芝のある大きなドームで3歳~5歳児の体力測定を行いました。 約140名の園児達が親御さんに連れられて元気良く集まってきている姿は非常にかわいかったです。   園長先生のご挨拶の後に、各組毎に測定種目別に移動し測定が始まりました。 測定した種目は25メートル走、ボール投げ、足指握力でした。     僕はボール投げを担当したのですが、普段関わっている大学生たちとは違い、どのように行うのかの指示を伝えることが非常に難しく、しっかり測定できているのか自信が持てない場面が多かったです。 楽しそうにしてくれる子、母親から離れられない子、なかなかボールを離さない子…といろいろな園児達の様子を見ながら、測定者であることを忘れて楽しんでいました(笑)     今回のボランティアを通して普段の学生生活では経験できない子供との接し方や測定者としての難しさを学ぶことができました!!     地域や大学でのボランティアに他学科と協力しながら活動し学ぶチームとして去年発足したこのTASK。最初の学外活動は非常に有意義なものでした。 新メンバーを迎えて、さらに大きくなったTASKがもっと広く、深く活動していけるように、皆で力を合わせていきたいです!!   最後はやっぱりTASKの“T~!!” このポーズはお決まりになりつつあります!(笑)     理学療法学科3回生 仲村渠 亮 【関連記事】 TASK(健康支援学生チーム)活動レポート vol.1 ~第1回勉強会を開催!

2014.05.26

橿原市・橿原商工会議所連携「しょうが給食献立開発」第1回勉強会を行いました。

橿原市保育所見学発表会と橿原市管理栄養士による講演会で「保育所給食」を学ぶ!   今年で6年目を迎えた橿原市・橿原商工会議所と畿央大学健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手、登録参加学生40名)の連携事業は昨年に続いて「橿原産しょうが」をテーマに『しょうが給食献立』開発を行っています。   2014(平成26)年5月22日16時30分、授業が終わった学生23名が集まり第1回目の勉強会がスタート。 この日は5月10日に行われた橿原市立藤原京幼稚園および橿原の歴史文化に触れた今井町見学の発表会と、市職員で園児たちの給食を指導されている管理栄養士の阪本晶子氏を講師としてお招きして「保育所給食」について学びました。     幼児の給食では成長の源となる栄養価をバランスよく満たすとともに衛生面、アレルギー面での細かな注意が必要です。 基本的に保護者からの給食費で賄っているため、おやつを含めたコストが1日300円までに抑えるなど制約事項が多く、管理栄養士をめざす畿央大学健康栄養学科の学生にとって勉強になることばかりです。     3歳未満と3歳以上の児童では胃袋の大きさが異なりおやつタイムがあったり、園内の家庭菜園を利用して旬の野菜を育て芋掘りなど収穫体験をしたり、アレルギーのある児童には異なる色の食器を使って誰が見てもわかる工夫がされていたり、給食当番制で共同生活している実態を教えていただきました。     最後に、次回6月12日(木)16時30分から調理実習室で行われる第2回目勉強会で講師をしていただくフードコーディネーター・料理研究家の松田弘子先生のご紹介がありました。 松田先生は昨年度の「しょうが商品開発」事業でもお手伝いいただき、しょうがレシピの基本をわかりやすく説明、調理実演してくださった先生で、次回が楽しみです!   【関連記事】 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立」開発事業がスタート! 産官学連携「橿原産しょうがを使った給食献立開発」~保育所見学ツアーを実施!  

2014.05.19

近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトの第1回勉強会を実施しました。

健康栄養学科1回生から4回生までの91名がエントリーしての最大規模のプロジェクト!   畿央大学は、近畿日本鉄道本社㈱生活関連事業本部サービスエリア事業部が運営する西名阪自動車道の香芝SA内にある近鉄レストランで提供するメニュー開発で連携しています。 「そこでしか食べられない人気のメニュー開発」をめざして、健康栄養学科(指導教員:林京子講師、峰松祐至助手)および1回生から4回生までの学生91名の希望者がエントリーしました。   2014(平成26)年5月15日、調理実習室で行なわれた第1回勉強会は、西名阪香芝近鉄レストランの中華料理シェフ甲谷達弥氏に講師を務めていただき、学生約80名が受講しました。 近鉄からは甲谷シェフのほか、岸村SA事業部長、森田課長、小薮レストラン支配人、東副支配人らにも来ていただいて勉強風景を見るとともに、調理実演後学生たちに実際に調理してもらう全食材を提供していただきました。     この日の甲谷シェフが用意してくださったのは、 ①芝海老のチリソース煎りつけ(ビーフンと蝦餅の油通し付き) ②チャーシュー入りレタスチャーハン の2種です。   シェフは元調理専門学校の主任教授であり、学生への教え方はさすがとても分かりやすく大変勉強になったようで、中華の達人の技を目の当たりに見て学生たちの反応は上々でした。     教卓台以外に8台ある調理台に学生約10名ずつに分かれてシェフと同じメニューを作りました。 最初簡単と思っていたのですが、一番難しかったのはチャーハンのようでした。 海老チリもチャーハンも具材と調味料は時間節約のため予め準備していただいていたので、お味は最高です。     甲谷シェフには全8台の学生たちの調理状況を見て、細かなアドバイスをしていただきました。 そして最後は出来上がった料理をみんなでおいしくごちそうになりました。さて、どんなフードコートメニューが創作されるか、楽しみです。   【関連記事】 近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトが始動しました!  

2014.05.14

広陵町連携 地域巡回型健康教室「広陵元気塾」が開かれています。

畿央大学理学療法学科教員が広陵町住民のみなさまの健康づくりのお手伝い!   畿央大学は広陵町福祉部保健センターと連携して地元広陵町が主催する地域巡回型健康教室「広陵元気塾」の運動指導を行なっています。 2014(平成26)年5月13日(火)は広陵町西体育館(真美1校区)会場に健康づくりに関心のある約30数名の方々が参加され、畿央大学からは理学療法学科 助教 松本大輔先生が運動の指導に当たりました。     この「広陵元気塾」は、広陵町住民のみなさまに「元気」と「笑顔」をお届けするために、広陵町の保健師とテーマ別の講師が、校区単位で地域を巡回するものです。   26年度の第1回テーマは「動けるからだづくり~ストレッチを中心に~」で4月から5月の2ヶ月間に5箇所を巡回します。 6月~7月は「大人も子どももわくわく食育」 8月~9月は「大人と子どものふれあい体操」 10月~11月は「歩ける足になるためのフットケア」など 来年3月まで2ヶ月ごとにテーマが替ります。 広陵町のみなさまはぜひご参加ください。   ※日程、場所は決まり次第広陵町広報誌に掲載されますので、ご確認ください。   なお、本日の模様は、5月30日(金)奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(17時58分~18時54分)の中の特集『いきいきまち便り』で紹介される予定ですので、ぜひご覧ください!

2014.05.12

産官学連携「橿原産しょうがを使った給食献立開発」~保育所見学ツアーを実施!

産官学連携『橿原産しょうがを使った給食献立開発』 参加学生が保育所と今井町を見学!   平成21年度「古代弁当プロジェクト」から始まって今年で6年目を迎えた橿原市・橿原商工会議所連携事業、今年は「橿原産しょうがを使った給食献立開発」プロジェクトを取り組み、保育所の給食献立を開発します。   2014年5月10日(土)に、畿央大学健康科学部健康栄養学科の「橿原産しょうがを使った給食献立開発」プロジェクト(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手)の参加登録学生43名中27名が、橿原の藤原京保育所と橿原(今井町)の文化歴史の見学を行いました。   今回の見学会は、保育所の給食献立を開発する上で、保育所給食メニューをイメージするために、 藤原京保育所のご協力のもと見学させていただき、園児の給食を実際に見て、保育所給食の説明を受け、今後の開発に活かしてもらう主旨で実施しました。     藤原京保育所では、まず、森下園長先生より、当保育所についてのお話があり、平日は100名以上の園児が在籍し、食育・地産地消に取り組んでいるそうです。 その後、健康栄養学科浅野先生より、今回の保育所で見学したことを、次回の勉強会で発表するようお話がありました。     見学会は、二つの班に分かれて 一班ずつ、調理室の見学を行いました。 調理室内へは衛生面の問題上、入ることはできないため、窓越しで廊下から見学。 橿原市こども未来課の管理栄養士である阪本様より洗浄室と調理室について説明していただき、学生たちは熱心にメモを取りながら聞いていました。 また、学生たちは 「調理は何時から始めますか?」 「何人の保育士さんで何人の園児のお世話をされていますか?」 等、質問も活発にしていました。     そして、給食が園児たちに運ばれる時間となり、配膳される様子を見学し、園児が食べ始める頃、園児たちの近くまで入らせてもらって、給食の内容や園児たちの食べる様子を間近で観察することができ、開発の取り組みに意欲を湧かせていました。   訪問させて頂いた当日は土曜日で給食は軽食だったため、副園長先生が「平日の献立はもっと品数が沢山あるんですよ」と、平日メニューを学生に紹介できないことをとても残念そうに話されていました。     その後、園内を見学させて頂き、最後に調理師さんから調理室内の調理器具の説明を受け、学生たちは、窓越しに覗き込んで見学していました。     園長先生が最後のご挨拶で、「学生さんたちの開発する保育所給食を期待しています」と、学生たちに向けてエールを送って下さいました。   保育所見学の後、かしはら万葉ホールへ移動し、昼食は、奈良県の食材を使った食事をいただきました。     午後からは橿原市の今井町見学を行い、橿原市の歴史について学びました。 まず今井まちなみ交流センター「華甍(はないらか)」の見学を行い、 説明員の方から、橿原(今井町)の文化歴史のお話をお聞きしました。     その後、重要伝統的建築物群保存地区の今井町の街並みを見学して周りました。 18世紀中ごろに建てられた重要文化財の「河合家住宅」では、今も酒造業を営まれている様子を見学しました。     保育所の見学、そして橿原の歴史を学ぶことによって、橿原らしい給食メニューのイメージが膨らみます。 学生たちが創った給食を食べる園児たちの喜ぶ顔が見たいですね!     【関連記事】 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立」開発事業がスタート!  

2014.04.24

2013年度「マミポコ親子ひろば」12月、1月活動報告!

近隣の未就園児の親子を対象に、毎週月曜日の午前10:00~、大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。   12月は普段の自由遊び、絵本の読み聞かせに加え、クリスマスの製作活動を行いました。 クリスマスカードにシールを貼ったり、絵を描いたり、画用紙の靴下に紐を通したり等、クリスマスの製作活動を子どもたちは保護者の方と一緒に楽しんでいました。 自分で靴下に紐を通せたことを保護者の方に笑顔で話している姿はとても可愛らしかったです。     1月は自由遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びをしました。 後期に入ってだいぶ経ち、子どもたちも親子ひろばの環境に慣れ、大学生と一緒に遊び、体操遊びでは体をおもいきり動かして楽しく活動している姿が多く見られました。 また、2013年の活動最後として、卒業式をしました。     普段の自由遊びに加えて、親子で出来る触れあい遊びやエプロンシアターをしました。 子どもも保護者の方も笑顔で楽しんでくださっているのがわかり、とても嬉しかったです。 エプロンシアターは初めて活動に取り入れたのですが、子どもたちの反応もとても新鮮で、私たち学生にとっても良い経験になりました。     活動終了後には学生スタッフ一同感謝の気持ちを込めて、手作りのひよこのストラップを子どもたちにプレゼントしました。すぐ鞄につけてくれる子もいて、作って良かったと心から思えました。   2013年度の親子ひろばの活動が終了しました。1年間子どもたちの成長を間近で見ることで、多くのことを学び、感じることが出来ました。 来期も親子ひろばがより良いものになるように頑張っていきますので、よろしくお願いします。