2024.04.06
2024年度 新入学生研修 学科別レポートvol.2~理学療法学科
新入生のために卒業生・4回生も現地へ!
2024年4月5日(金)に大阪ガーデンパレスにて、健康科学部 理学療法学科の2024年度新入学生研修が開催されました。この研修会は、新入学生に対し、
- 新入生、4回生、卒業生、教職員など様々な立場の人とコミュニケーションを積極的に図り、横と縦のつながりを深めること
- 理学療法士として本学の建学の精神である「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」について理解を深め、今後の大学生活をどのように過ごすべきか
を考察することを目的としています。
今回、新入生77名、4回生2名、卒業生2名、教職員3名が参加しました。
プログラムは新入生自己紹介、卒業生・4回生の講演、グループワーク、発表という流れで実施しました。
まず、みんなから呼んでもらいたいニックネームを書いた名札をつけ、全員の前に出て自己紹介をしました。緊張しながらも、自身の特技や趣味を紹介したり、笑いを狙う学生もいたり、終始和やかな雰囲気でした。
まずは卒業生の講演として木本裕太さんから、ご自身の大学病院での経験を通して、理学療法士に必要な資質を畿央大学の建学の精神「徳」「知」「美」とつなげて講演してくださいました。特に学生時代にいろんなことにチャレンジして、経験してほしいとメッセージをいただきました。
次に、卒業生の小林玲子さんからは、回復期リハビリテーション病棟等でのご経験と、「知識・技術が一番になることも大事かもしれないけど、担当の患者さんに一番に寄り添えるPTになりたい」という理学療法士としての思いを聞かせてくれました。
また、高齢の患者さんとの具体的なコミュニケーション方法の一つとして、「お孫さんのような距離感で接することも良いかも!?」と教えてくださり、多くの一回生の心に残ったようです。
次に、4回生の篠原慧さんと濵﨑加奈子さんからは「日々の勉強はもちろんやけど、アルバイトや課外活動などいろんなことにチャレンジして!」といった充実した大学生活に向けての過ごし方について、たくさんのヒントを含め、後輩に向けた熱いメッセージを伝えていただきました。
また、途中には解剖学などのクイズも出題してくれて、楽しい雰囲気で進めてくれました。
どちらの講演に対しても、新入生からの質問が多く、活発に行われました。
その後のグループワークでは「建学の精神と理学療法士を考える-すてきな理学療法士になるための4年間-」をテーマとして、司会や書記を決め、積極的に意見を出し合っていました。
発表に向けたプレゼンテーションの作成では、PowerPointを使ったことがない学生も「チャレンジ!チャレンジ!」と言いながら、メンバーで協力しながら取り組んでいる姿が印象的でした。
発表では、
チャレンジ精神
自主性
リーダーシップを養う
最後までやり抜く力をつける
人の長所を自らに取り込む
仲間と支え合う・協力し合う
”その人らしさ”を大切に
知識と同じぐらいキモチを畿央大学で育みたい!
と前向きで力強い発表をしてくれました。また、グループ間で解釈の違いやプレゼンテーションの工夫もありました。どの発表も、研修を通してたくさんの気づき・学びがあったことが伝わるものでした。
これらの気持ちを忘れず、たくさんのチャレンジ・失敗を通して、豊かな人間性を育んでくれることを願っています。
理学療法学科1回生担任 冷水 誠 松本 大輔
キャリアセンター 飯山 知里
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