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畿央の学びと研究
2023.11.13
「地域包括ケア実習」が新しく始まりました!~看護医療学科
地域包括ケア実習は看護医療学科の新しいカリキュラムのひとつで今年度の2回生から実施しており8月28日(月)から9月1日(金)までの期間行いました。2回生は地域包括支援センター、特別養護老人ホーム、デイサービス(通所介護)、デイケア(通所リハビリテーション)などの施設にいくつかのグループに分かれて実習を受けました。実習の様子を学生の感想も含めてレポートいただきました。 地域包括ケア実習は地域で生活される高齢者の方々が、医療や介護が必要な状態になっても、医療・介護・予防・住まいなどその方の住み慣れた地域で、その方の望む、その方らしい生活を多くの専門職が関わり包括的に生活を支えていくという「地域包括ケアシステム」の実際を学ぶ実習になり、地域で高齢者を支える事業所が主な学びの場所になります。今回その代表的なものとして、地域包括支援センターについて紹介します。 地域包括支援センターとは、介護・医療・保健・福祉などの側面から高齢者を支える「総合相談窓口」になります。 医療・福祉などの専門知識を持った職員が、高齢者が住み慣れた地域で生活できるように日常生活支援などの相談に応じています。介護保険の申請窓口も担っていて、お一人おひとりの状況を判断して、ご本人や家族の考えを尊重しながら各種の介護サービス、保健福祉サービスを活用できるよう各種医療機関や事業所、地域のコミュニティなどと連携を図る拠点となり、地域包括ケアシステムを効果的に機能させる事業所になります。地域包括ケアシステムにおいては、様々な生活課題を「自助・互助・共助・公助」の連携によって解決していく取り組みが必要となります。 ▼広陵町地域包括支援センターの職員の方から講義を受けている様子 このような地域包括ケアシステムにおける高齢者支援の実際を、包括支援センターのほか、介護老人福祉施設で高齢者の方々と高齢者の特性を踏まえコミュニケーションを取らせていただき、生活の実際や思いについて情報を伺う貴重な体験をさせていただき、医療機関における看護とは異なる生活を重視した点から看護の特性や看護師の役割を学んでいきます。 実習の場所は学生の配置された地域によって異なることから、学生個々に実習で体験する内容も異なりました。学生らは初めての日は高齢者の特性を学びながらも会話に戸惑いうまくコミュニケーションが進まない沈黙の時間もありました。しかし、それもつかの間でコミュニケーションスキルを目いっぱい活用しながらコミュニケーションを進めていました。比較的自立された高齢者の方々からはお話しを伺いやすく、生き生きと会話を進める姿が見られました。そして、ともに日課のレクリエーションに参加し交流を深めました。 ▼施設でのレクリエーション風景 実習の最終日に成果発表を行いました。実習施設の特徴、学びをまとめてグループで発表を行い、他の施設で実習を行った学生らと情報や学びの共有を行いました。 ▼地域包括ケア実習発表会 実習の目標の一つに、「地域で生活する人々の生活の現状と健康課題を捉える」があります。 医療や介護・福祉の専門職が専門職の視点からその方の健康問題や生活問題を捉えていく内容と、ご本人が問題だと感じていることが異なることを学生は気づき、専門職の視点から生活支援を捉え支援を過度にしてしまうことでその方の自立を阻害してしまう場合もあるということも捉えていました。レポートには多くの学びが述べられており、特に「高齢者の望む、その人らしい」生活を多職種や地域で支援していく重要性について学びを深めていました。 今後、入院療養を行う高齢者の看護を考える上で、地域における高齢者の生活を見据えた療養支援に繋がることを期待します。 以下、実習に参加した2回生の感想を紹介いたします。 看護医療学科では、今年から地域包括ケア実習が始まりました。 実習期間は8月28日(月)から9月1(金)の1週間で、学内実習、学外実習を実施しました。 地域包括ケア実習では、いくつかのグループに分かれ、地域包括支援センター、特別養護老人ホーム、デイサービス(通所介護)、デイケア(通所リハビリテーション)など、さまざまな施設で実習をさせていただきました。 私は、3日間地域包括支援センターで実習をさせていただき、さまざまな高齢者の自宅に訪問に連れて行ってもらいました。 あまり家に人を入れたくないため玄関でお話を聞かせていただいた方や、逆に家の奥に入らせてもらい食べ物まで進めてくださった方、家の中が物でいっぱいで入れないような方、本当に様々なお宅に訪問させていただきました。 また、実際に地域包括支援センターに相談に来られている方もいました。 事前学修で学んだ地域包括支援センターでは、こういう役割があるということは知っていましたが、実際にどのようなことをしている組織なのかあまりわかっていませんでした。しかし、お話を聴かせていただく中で、訪問看護師やヘルパー、医師など多職種と連携をとり、支援していることが分かりました。 また、高齢者の自立度の高いうちから、電話で連絡をとる、実際に訪問するという方法で高齢者と信頼関係を築き、最期まで住み慣れた地域で過ごせるような支援をしているということも学びました。 これから高齢者が増えていき、在宅の必要性が増すなかで、要となる地域包括支援センターの役割をたくさん勉強させていただきました。この実習で学んだことを、今後の授業や実習、そして将来看護師として働いたときにもつなげていけるように頑張っていきます。 ▼地域包括支援センター前にて指導者の方との様子 看護医療学科 2回生 平田 美翔 看護医療学科 教授 原田 俊子 関連記事 外部講師による講義「筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の看護について」~看護医療学科「慢性期看護学援助論Ⅰ」 2023年度 看護医療学科卒業研究発表会を開催! 令和5年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催!~看護医療学科 奈良県看護協会主催「訪問看護インターンシップ」参加レポート!~看護医療学科 JICAでの保健・医療活動の実際を通しての学び②学外演習編〜看護医療学科「国際看護学Ⅱ」 JICAでの保健・医療活動の実際を通しての学び①外部講師による講義編〜看護医療学科「国際看護学Ⅱ」 「薬害の実情」と「患者の人権」を学ぶ~看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」 手術を受けた患者をイメージした「患者モデルの作成」と術後看護演習~看護医療学科「急性期看護学援助論Ⅱ」 4回生から3回生へ学びの伝達「緩和ケア病棟の実際―病院インターンシップ実習を経験した上級生とのディスカッションー」~看護医療学科「終末期ケア論」 「臨死期の看護を学ぶ」エンゼルメイクの演習を実施! ~看護医療学科「終末期ケア論」 外部講師による講義「国外における国際看護と国際看護活動に必要な能力について」~看護医療学科「国際看護学Ⅰ」 2023年度 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポート~看護医療学科 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」 2023年度新入生研修 学科別レポートvol.1~看護医療学科
2023.11.09
外部講師による講義「筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の看護について」~看護医療学科「慢性期看護学援助論Ⅰ」
看護医療学科2回生対象「慢性期看護学援助論Ⅰ」では、2023年10月31日(火)4限目に外部講師による筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の看護について講義を行いました。 外部講師としてお招きしたのは、本学看護医療学科7期生の富本尚寛さんです。現在は、大阪急性期・総合医療センターの脳神経内科/外科・神経内科病棟の6年目の看護師として、患者様への看護実践はもとより、後輩看護師や看護実習生への指導等、中堅看護師として日々、活躍しています。看護医療学科3回生も慢性期看護学実習では富本さんに丁寧に指導をしてもらい、心強い存在です。 さて、ALSとは随意筋の運動麻痺によって身体の自由が利かなくなり、嚥下障害、コミュニケーション障害、呼吸障害に伴い、胃ろうによる栄養管理や意思伝達装置、人工呼吸器といったデバイスが必要となります。そして、これらのデバイスの導入についての患者様・ご家族の意思決定支援は、生命の選択とも関わり深刻です。脳・神経系の疾患というだけで学生には苦手意識があり、さらに、国内の患者数は1万人ほどという身近にない疾患のため、学生に理解をしてもらうことも容易ではありません。 講義は富本さんの日々のALS患者への看護実践から事例を交えながら具体的に、病態の説明、症状の説明、病気の進行過程に伴う看護援助のあり方について説明がされました。また、ALSを取り上げた映画やドラマについても動画を用いて説明がされ、少しでもイメージがわくようにと工夫がされていました。大阪急性期・総合医療センターでは、大阪府の難病支援センターが併設されており、難病支援センター職員をはじめ、多職種と連携し、患者様・家族にとって必要な支援や社会資源の活用について、密に共有し、共に検討していることが説明されました。「看護師だけで解決できないことも多いので、多職種と一緒になって解決策を探る」と多職種連携の意義についてわかりやすく説明してくれました。そして、多職種でのカンファレンスでは看護師が司会をすることも多いので、実習等でカンファレンスの司会の経験を積んでおくことが後々役に立つと先輩らしいアドバイスもさりげなく入れてくれました。 講義の後半では、人工呼吸器の意思決定について事例が紹介され、どのように支援すべきであるのかを学生間で考える機会が設けられました。2年生には少々難しいお題でしたが、みんな真剣に考えている姿が印象的でした。 受講した2回生からは、 「ALSの看護の実際を、事例をもとに講義いただき、非常にわかりやすかった。また具体的な内容であったため、イメージしやすかった」 「先輩ということで、親近感をもてた」 「大学で学んでいる知識を臨床現場での実践へ結びつけて考えることができた」 「臨床現場の看護がリアルに感じることができた」 「授業で紹介されたドラマを是非見ようと思う」 といった感想が聞かれました。 今回、卒業生に看護実践にもとづくリアリティにあふれた講義をしてもらいました。卒業生の頼もしい姿に学生だけではなく、私達教員も勇気づけられました。富本尚寛さん、ありがとうございました。 看護医療学科 教授 山本 裕子 准教授 對中 百合 関連記事 2023年度 看護医療学科卒業研究発表会を開催! 令和5年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催!~看護医療学科 奈良県看護協会主催「訪問看護インターンシップ」参加レポート!~看護医療学科 JICAでの保健・医療活動の実際を通しての学び②学外演習編〜看護医療学科「国際看護学Ⅱ」 JICAでの保健・医療活動の実際を通しての学び①外部講師による講義編〜看護医療学科「国際看護学Ⅱ」 「薬害の実情」と「患者の人権」を学ぶ~看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」 手術を受けた患者をイメージした「患者モデルの作成」と術後看護演習~看護医療学科「急性期看護学援助論Ⅱ」 4回生から3回生へ学びの伝達「緩和ケア病棟の実際―病院インターンシップ実習を経験した上級生とのディスカッションー」~看護医療学科「終末期ケア論」 「臨死期の看護を学ぶ」エンゼルメイクの演習を実施! ~看護医療学科「終末期ケア論」 外部講師による講義「国外における国際看護と国際看護活動に必要な能力について」~看護医療学科「国際看護学Ⅰ」 2023年度 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポート~看護医療学科 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」 2023年度新入生研修 学科別レポートvol.1~看護医療学科
2023.11.09
令和5年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート
2023年11月3日(金)に開催された理学療法学科卒業研究発表会を瀧口先生が教員視点でレポートします! 卒業研究発表会ではスポーツ、運動制御、脳科学、症例報告、基礎研究、地域高齢者、呼吸器、ウイメンズヘルス、コミュニケーション、統計学と内容は多岐に渡る発表がありました。 本年度は今までには発表がなかった、臨床現場での症例報告もあり、実際の症例の方から貴重な知見を得ることができました。また、3回生からも活発な質疑応答があり、とても盛り上がった発表会となりました。 4回生は堂々と発表されている姿が印象的でした。長い時間準備してきたものを7分間という時間で全てを伝えることは難しかったと思います。しかし、プレゼンテーションは自身の考えを整理し、他者にわかりやすく伝える最も良いトレーニングであると思います。この能力は、働いてからとても重要になると思います。この発表会をすることで、研究をするだけでなく、成果をいかにわかりやすく伝えるかいうプロセスを経験することが重要だと思います。 研究の内容は多岐に渡っており、本学教員の専門性がかなり活かされていると感じました。本学理学療法学科の教員は、各々異なる研究領域を有しており、学生にとっては理学療法学分野の様々な専門性を学ぶにはとても良い環境ではないかと感じました。 3回生にとっては、難しく感じた内容もあるかもしれませんが、研究法について具体化されたのではないでしょうか。4回生はこれから国家試験対策が本格化しますが、最後まで気を抜かずに走り抜けて頂きたいと思います。 理学療法学科 助教 瀧口 述弘 関連記事 令和4年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート 令和4年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート 令和3年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート 令和3年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート 令和2年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート 令和2年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート
2023.11.06
人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.2~全審査が終了!
開学20周年記念事業として、人間環境デザイン学科では「みんなでつくる、みんなの学び舎」をテーマに、学内コンペを開催しました。 10月21日(土)の畿央祭にて、二次審査の公開審査および在学生や卒業生、教職員による投票が実施されました。 二次審査では、一次審査を通過した6組が、PowerPointや模型、動画等を用いてプレゼンテーションを行いました。その後、審査に参加してくださった方々が、各ブースにて、提案者とディスカッションや質疑応答を行ったり、資料や模型を見て回ったりしました。 二次審査の結果は以下の通りです。 最優秀賞 学生による学生のための居場所 -A place for students, by students- 学生のための新たな居場所の選択肢の1つとなれる階段広場の提案が最優秀賞に選ばれました。 有効活用されていない空間を使って、学生が自ら設計・施工を行い作りあげます。これから先、畿央大学に通う誰かのお気に入りの居場所になればいいなという想いのこもった内容でした。 優秀賞 Link 学生が自然と集い、日々盛んに交流できる場が提案されました。積み木とジャングルジムからインスピレーションを受け、学び舎に遊び心をプラスした自分の居場所を、木のフレームを繋ぐことで表現。フレームを重ね、布や板を張ることで、場面に合わせて自由に動かせるものとし、それを中心に学生の居場所が広がればという願いがこもった提案でした。 いつもの場所で時を織る -途切れない軌跡- R3デザイン実習室には、20年間、学生とともに動いてきた織り機があります。街中に置いているストリートピアノのように、「ストリート織機」として、大学内に居場所をつくるという提案でした。これまでの卒業生が、卒業研究で紡いだ想いが詰まった糸を使用し形に残したいという提案は、20年間の歴史と在学生の想いが伝わる内容でした。 佳作 どこでも展示、どこでも発表、どこでも居場所 ~In a unique place~ ひとり専用集中ブース おこもり空間 どの提案も、学内にあれば良いなと感じる提案でした。 審査に参加してくださったみなさん、ありがとうございました! 最優秀賞は在学生によるDIYを前提に制作する予定です。みなさん、完成をお楽しみに!! 学内コンペ学生スタッフ 人間環境デザイン学科 1回生 岩野 萌 人間環境デザイン学科 助手 小松 智菜美、中井 千織 【関連記事】 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.1~応募が完了! 【20周年記念】人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」
2023.11.03
筋収縮、血圧・心音、呼吸機能測定について学習!~理学療法学科「生理学実習」
今回は、理学療法学科の授業の中で、1回生の後期にある「生理学実習」の様子をお伝えします。 この授業では、実験動物を用いて、生体の仕組みを理解することや、学生自身が被験者になって心電図や呼吸機能を測定し理解を深めるものです。 各回3グループに分かれて授業を行い、前半では活動電位・筋収縮、血圧・心音、呼吸機能測定について、後半では、血球観察・皮膚感覚・心電図についてそれぞれ学習し、生理機能を計測するうえでの基礎的能力の修得、計測に及ぼす諸条件の影響などを学びます。 この日の授業は、筋収縮、血圧・心音、呼吸機能測定についての授業を3グループに分かれて行いましたので、その様子をそれぞれ学生がレポートします。 グループA 「活動電位・筋収縮」 神経と筋肉に電流を加えることによる収縮の程度を観察する基礎実験を行いました。 座学で事前に内容を学んでいましたが、明確に理解することはできていませんでした。しかし、実際の筋肉や神経を観察することで具体的な仕組みを知ることができて、イメージが湧きました。 実験は行うことが一番大変なことだと思っていましたが、本当に大変だと感じたのは実験後のレポートでした。実験内容の目的、方法、実験から得られた結果や考察を文字に起こすことが初めてのことで、大変でしたがとても勉強になりました。 私が一番面白いと感じたことは、強縮という収縮が重なることで単収縮よりも強い強度の収縮力が生まれる現象を観察できたことです。 理学療法学科 1回生 南村 和奏 グループB 「血圧・心音」 聴診器と血圧計を用いて測定する聴診法で血圧の測定と、聴診器を用いて大動脈弁領域、肺動脈弁領域、三尖弁領域、僧帽弁領域の4か所の心音の聴取を行いました。座学の生理学では構造や仕組みを学び頭の中で想像し、覚えることが主であったため実際はどうなっているのかイメージができておりませんでした。この実習で実際に血圧の測定や心音の聴取をすることで、頭の中で想像していたことが、より具体的になりイメージできるようになりました。 さらに、今まではイメージすることが難しくあいまいにしていたことを、結果を考察する際に多くの参考文献や論文を読むことで、より理解を深めることができました。 理学療法学科 1回生 米田 有希 グループC 「呼吸機能測定」 呼吸機能測定では、安静時の呼吸量を測定し、呼吸器機能障害の有無や喫煙者・患者の測定結果と比較して病態などを考察しました。また、安静時や息こらえ時、運動負荷時の酸素飽和度・脈拍・呼吸数を測定し、それらの変化過程やメカニズムを考察しました。実習では、予測される測定結果ではない場合の要因や、各測定方法など新たな学びがあり、理解が深まり実際に行うことの重要さを改めて実感しました。更に、教科書や資料では部分的な理解になりがちでしたが、実習で一連のメカニズムをつかむことができ、点と点を線でつなぐことができたと感じました。 そして、今まで学んだことを理解できていると再認識したことで自信に繋がり、より一層勉学に励みたいと感じ、モチベーションアップにも繋がりました。 理学療法学科 1回生 富山 博子 【関連リンク】 令和5年度「全学年症例検討会」を開催しました~理学療法学科 1回生が球技大会で交流を深めました!~理学療法学科 「チーム医療ふれあい実習」レポート!~理学療法学科 学生広報スタッフblog vol.249~「発達系理学療法学Ⅰ」レポート!
2023.10.25
2023畿央祭・ウェルカムキャンパスで、がんカフェ「きらめき」開学20周年記念拡大版を開催!~看護医療学科
看護医療学科・看護実践研究センター共同企画としてのがんカフェ「きらめき」は、テーマを「未来の家族と生活のために今、知っておきたいAYA世代の子宮頸がん予防と治療」に設定し、開学20周年記念拡大版として、10月21日(土)に、第一部は特別講演と経験者スピーチを午前10時から12時まで、第二部はコロナ前に実施していた学生によるアロマハンドマッサージを復活して13時30分から16時までの二部構成で開催しました。 第一部の特別講演講師には、産婦人科専門医であり、子宮頸がんワクチン研究の第一人者である大阪大学大学院医学系研究科 産科学婦人科学教室 上田 豊先生を招聘しました。 先生からは、子宮頸がん罹患の要因は性交による人パピローマウィルス(HPV)感染によることが明確であり、感染予防として、性交渉が始まる前の世代である中学生から高校生へのHPVワクチン接種が開始されたものの、副反応としての健康被害の発生から接種勧奨が行われなかったことによる接種控えが2000年から2005年まで続いたことが説明されました。その未接種世代がAYA世代(39歳まで)となった今、子宮頸がんに罹患し、妊娠出産が困難になっている女性が増加していることが多くの統計データを基に説明され、ワクチン接種の積極的勧奨再開とがん検診の併用による感染予防と早期発見が将来の妊娠や出産を含む生涯の子宮頸がん罹患と死亡の危険を減らす意味でも重要であることが強調されました。国はこの状況を鑑みて、予防接種法を改正し、感染予防の効果が高い9価ワクチンによる定期予防接種と停止時期に接種できなかった誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日の女性を対象としたキャッチアップ(不足分を追加)接種を2022年から2024年までの3年間実施することが紹介されました。 詳細は厚生労働省HPをご参照ください。 HPVワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~|厚生労働省 (mhlw.go.jp) なお、上田先生の許可を頂き講演を録画しましたので、詳細は以下で視聴可能です【11月30日(木)まで】 https://youtu.be/Jl3ELZZdmCo 次に子宮頚がん経験者であり広陵町がん予防推進員として活躍されている植村 亜里沙様からは、子育てと仕事に奮闘していた時期に友人である保健師の誘いを受け、軽い気持ちで子宮頸がん検診を受け、精密検査を受けるよう通知があり、検査を受けるまでの不安や葛藤そして手術を受けた後の家族に対する思いなどを切々と語っていただきました。現在は自分と同じような思いをしてほしくないとの思いから、がん予防推進員としての活動で、がん検診の必要性を積極的に呼びかけていらっしゃいますが、参加者にも自分のため、家族のためにがん検診を受けてほしいと強く訴えられました。 第一部の参加者は、土曜日の朝ということもあり16名でしたが、参加者からは、上田先生のご講演が大変わかりやすく役に立ったこと、ワクチン接種をしていない学生は今からでも接種して、がん検診対象年齢であることからも受診しなければいけないという気持ちになったとの感想が寄せられ、講演後の質問にも丁寧にご回答いただき、大変満足度が高い講演となりました。 また植村様のお話について、参加者からは、心にスーッと入っていく内容で、改めて他人事ではなく、また自分だけのためではなく、家族のためにもがん検診を受ける必要性があることを教えてもらい、家族や周囲にも伝えていこうと思ったとの感想が寄せられました。 第二部は、28名の来場があり、学生のアロマハンドマッサージが大盛況で待ち時間が発生するほどでした。 アロマハンドマッサージを行った学生からは、地域の方とマッサージをしながらお話をすることが初めての体験で緊張していたが、「気持ち良かった」と言ってもらえたことがとても嬉しくて、この経験を今後の学習や実習にも活かしていきたいとの感想が寄せられました。 がん検診モデルの体験をされた参加者からは、自分で発見できるがんの感触がわかってためになったとの感想が寄せられました。用意していたがん検診のリーフレットも数少なくなり、もう無いのかとのご意見や予想以上に混雑した時間帯には、思うような体験ができなかったとのご意見もありましたので、次年度は再度充実した内容になるよう準備や体制を整えていきたいと思います。 企画者 看護医療学科 教授 松本泉美 【関連記事】 2022畿央祭・ウェルカムキャンパスで、がんカフェ「きらめき」 を3年ぶりに対面実施!~看護医療学科 2021畿央祭・ウェルカムキャンパス がんカフェ「きらめき」を開催!~看護医療学科 2019畿央祭・ウェルカムキャンパス がんカフェ「きらめき」を開催!~看護医療学科 2018畿央祭・ウェルカムキャンパス がんカフェ「きらめき」を開催!~看護医療学科 2017畿央祭・ウェルカムキャンパス企画 がんカフェ「きらめき」を開催!~看護医療学科
2023.10.23
英語教育コース「セメスター留学2023」 現地リポートvol.2~ビクトリアの街並みを紹介!
2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2023年9月23日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。前回は第1弾としてホームステイ先での様子を紹介しました。今回は、学生リポート第2弾としてビクトリアでの生活や街並みをお届けします! こんにちは。教育学部現代教育学科2回生の染谷 凜です。私が現在留学しているカナダに到着してから、最初の2週間の様子や感じたことについてお伝えしていこうと思います。 ビクトリアに到着して最初の1週間は、視界に入るすべてのものが初めて見るもので、日本とカナダの文化の違いをひしひしと感じることが多かったです。 ▲ビクトリアの海の様子 しかし、そんな私をホストファミリーは温かくサポートしてくれ、わからないことはなんでも丁寧に教えてくれました。 ホストマザーが作ってくれる料理は栄養バランスを考えてくれるもので、毎日おいしくいただいています。食事中もたくさん会話をしてくれるので英語のコミュニケーション練習にとても役立ちます。 ▲ホストマザーが作ってくれたラザニア ビクトリアの町並みは自然が多く空気も爽やかでとても綺麗です。観光地なので休日はたくさんの人でにぎわい、お店やレストランの数も多く、とても楽しいです。 ▲歴史あるフェアモントエンプレスホテル 学校に行く初めての日は、「授業についていけるだろうか」、「友達はできるだろうか」など不安でしたが、つたない英語でも理解してくれようと試みてくれる人たちばかりで安心しました。今では楽しく学校に通っています。 ▲水上タクシーの様子 まだまだ慣れないことも多いですが、楽しく英語を習得できるようにカナダで過ごしていこうと思います。 現代教育学科2回生 染谷 凜 【関連記事】 短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ
2023.10.20
「第11回日本運動器理学療法学会学術大会」院生レポート~健康科学研究科
10月13日(金)~15日(日)に開催された第11回日本運動器理学療法学会学術大会で、瓜谷研究室の関連として、6つの研究発表を行いました。前回の学部生(4回生)からのレポートに引き続き、大学院生の山藤 滉己さんに学会に参加した様子をレポートいただきました。 第11回日本運動器理学療法学会学術大会は福岡県にある福岡国際会議場で開催され、本学からは瓜谷 大輔准教授と共に以下の学生が参加し発表して参りました。 <健康科学研究科 健康科学専攻> 粕渕 賢志、山野 宏章(博士後期課程3年) 安浦 優佳(博士後期課程2年) 森 一晃、山藤 滉己(修士課程2年) 佐々木 紀奈子(修士課程 修了生) <健康科学部 理学療法学科> 八色 凜汰朗、天野 洋和、田中 章太郎、天野 亜美、平田 奈々子(4回生) 瓜谷 大輔准教授がご登壇されたクリニカルディベートは本学会から初めて開催されたプログラム内容でした。臨床現場でよく遭遇する腰痛に対する考え方において「局所のメカニカルストレスに対する身体的側面を重視した考え方」あるいは「中枢神経系由来に起こる腰痛を重視した考え方」がありどちらが正しいかは、私自身非常に難しい問題だと感じておりました。 中枢・局所の領域で活躍されている先生方が登壇され、瓜谷 大輔准教授からは腰痛患者様の抱える痛みの一因が身体的側面にある場合の対処として使用できる「Classification system」についてご講演をされました。 瓜谷 大輔准教授はじめ他の先生方の意見も踏まえると、腰痛患者に対する理学療法の展開は、介入した時点から動作によって起こる局所由来なのかあるいは過去の痛み経験によっておこる中枢由神経由来の問題なのか総合的に評価し捉えていく事の重要性を再認識させていただきました。 院生や学部生の演題発表に対しては否定的な質疑は非常に少なく、我々の研究をさらに患者様に還元できるような前向きな意見をいただくことができました。また、通常よりもディスカッションの時間が長く、より多くの意見を伺えたと思います。 今回、学部生にとっては初めての全国学会の参加であり、参加者の大半が臨床現場で働く理学療法士の先生である中で非常に緊張をしていたと思います。一方、学部生の方々は堂々とポスター発表をしており、自身たちが行った研究内容に対する質問もスムーズに対応しておりました。 我々の演題名は以下となります。いずれも様々な意見をいただき多くの議論ができました。 <発表演題> 瓜谷 大輔准教授 クリニカルディベート「「腰痛に対する理学療法~局所か中枢か~」 「Classification systemに基づいた腰痛患者の理学療法~運動の専門家としての理学療法士の腰痛患者への関わり方~」 <口述発表> 粕渕 賢志(健康科学研究科 健康科学専攻 博士後期課程3年) 「慢性足関節不安定性有症者の着地動作における前額面での下肢衝撃吸収機能の検討」 山野 宏章(健康科学研究科 健康科学専攻 博士後期課程3年) 「変形性膝関節症患者における自律神経機能の特徴」 山藤 滉己(健康科学研究科 健康科学専攻 修士課程2年) 「変形性膝関節症患者における抑うつ症状が長期的な健康関連QOLに与える影響」 <ポスター発表> 八色 凜汰朗(健康科学部 理学療法学科4回生) 「伸縮性テープの貼付が歩行時の下腿三頭筋の張力に与える影響」 佐々木 紀奈子(健康科学研究科 健康科学専攻 修士課程 修了生) 「臨床で行える方法で評価した肩甲骨運動と肩関節機能の関係」 このような全国規模の学会で院生と学部生が発表する経験ができたのは瓜谷 大輔准教授をはじめとする研究室の仲間の意見やご指導のおかげです。この場を借りて深く感謝申し上げます。 健康科学研究科 健康科学専攻 修士課程2年 山藤 滉己 【関連記事】 「第11回日本運動器理学療法学会学術大会」在学生レポート~理学療法学科 学部生と大学院生が第11回日本運動器理学療法学会学術大会に参加しました~理学療法学科・健康科学研究科 卒業研究に向けて、瓜谷研究室が合同勉強会を実施!~理学療法学科 奈良学園大学 池田教授による質的研究勉強会を開催!~健康科学研究科 瓜谷研究室 大学院生が「第33回岐阜県理学療法学会学術集会」で奨励賞に選出!~健康科学研究科 瓜谷准教授の研究成果が2年連続で学会表彰されました!~健康科学研究科 「第10回日本筋骨格系徒手理学療法研究会学術大会」に教員・大学院生が参加!~健康科学研究科
2023.10.19
「第11回日本運動器理学療法学会学術大会」在学生レポート~理学療法学科
今回、10月13日(金)~15日(日)に開催された第11回日本運動器理学療法学会学術大会で、瓜谷研究室の関連として、6つの研究発表を行いました。その中で学部生を代表して4回生の八色 凜汰朗さんに学会に参加した様子をレポートいただきました。 今回、「伸縮性テープの貼付が歩行時の下腿三頭筋の張力に与える影響」をテーマに、初めてポスター発表をさせていただきました。ポスターの作製や発表の準備は大変でしたが、ゼミのメンバーや先生のおかげで良い発表ができました。 発表後にはやってよかったと思うとともに、また参加したいと思うような学会でした。 大変なことはたくさんありましたが、実際に学会に参加したことで、経験のある先生方や違う意見を持った方とディスカッションができ、新たな視点や改善点、自分の課題は何なのか知ることができ、自身の成長にもつながったと感じています。 また、実際の臨床の現場での体験談や経験といったリアルな声も聞くことができ、研究や発表を何のためにするのか考える良い機会となりました。 これから、学会発表をしてみたい、何か面白いことがしたい、現地のおいしいごはんが食べたいという方は失敗を恐れずにぜひ学会発表にチャレンジしてみてください。きっと良い経験ができると思います。 理学療法学科4回生 八色 凜汰朗 【関連記事】 学部生と大学院生が第11回日本運動器理学療法学会学術大会に参加しました~理学療法学科・健康科学研究科 卒業研究に向けて、瓜谷研究室が合同勉強会を実施!~理学療法学科 奈良学園大学 池田教授による質的研究勉強会を開催!~健康科学研究科 瓜谷研究室 大学院生が「第33回岐阜県理学療法学会学術集会」で奨励賞に選出!~健康科学研究科 瓜谷准教授の研究成果が2年連続で学会表彰されました!~健康科学研究科 「第10回日本筋骨格系徒手理学療法研究会学術大会」に教員・大学院生が参加!~健康科学研究科 変形性膝関節症の患者さんは自らの病状とどのように向き合っているのか?~理学療法学科教員 患者教育プログラムは変形性膝関節症患者さんの自己効力感の向上に有効か?~理学療法学科教員 変形性膝関節症に関する研究の途中経過が学会誌に掲載されました~理学療法学科教員
2023.10.18
学部生と大学院生が第11回日本運動器理学療法学会学術大会に参加しました~理学療法学科・健康科学研究科
10月13日(金)~15日(日)の3日間、福岡国際会議場で開催された、第11回日本運動器理学療法学会学術大会に参加しました。瓜谷研究室の関連では6つの研究発表を行いました。 今回は理学療法学科4回生の八色 凜汰朗さんをはじめ、5人のゼミ生が自分たちの卒業研究の成果をポスター発表しました。この研究ではバイオメカニクス研究で数々の業績を残されている、埼玉県立大学の小栢 進也准教授にもご指導いただきました。研究計画からデータ測定・データ処理、ポスター作成まで、臨床実習や国家試験対策の勉強、就職活動にも取り組みながら頑張って準備してきました。 当日は堂々とした発表ができ、また質疑応答にもしっかりと対応できていました。困ったときのために私も学生たちの横で待機していましたが、私の出る幕は全くありませんでした。質疑応答では質問だけでなく、研究についての有益なアドバイスもたくさんいただきました。 今回の学会発表に至るまで色々とご指導いただきました小栢先生をはじめ、ご協力いただきましたすべての皆様に感謝いたします。ゼミの4回生たちには今回の経験を糧に大きく成長して欲しいと思っています。 当研究室関連の研究発表は以下の通りです(氏名は筆頭演者)。 <口述発表セレクション演題> 小栢 進也(埼玉県立大学) 「変形性関節症の痛みを多面的に評価する Intermittent and Constant Osteoarthritis Pain (ICOAP)日本語版の作成」 <口述発表> 粕渕 賢志(健康科学研究科 健康科学専攻 博士後期課程3年) 「慢性足関節不安定性有症者の着地動作における前額面での下肢衝撃吸収機能の検討」 山野 宏章(健康科学研究科 健康科学専攻 博士後期課程3年) 「変形性膝関節症患者における自律神経機能の特徴」 山藤 滉己(健康科学研究科 健康科学専攻 修士課程2年) 「変形性膝関節症患者における抑うつ症状が長期的な健康関連QOLに与える影響」 <ポスター発表> 八色 凜汰朗(健康科学部 理学療法学科4回生) 「伸縮性テープの貼付が歩行時の下腿三頭筋の張力に与える影響」 佐々木 紀奈子(健康科学研究科 健康科学専攻 修士課程 修了生) 「臨床で行える方法で評価した肩甲骨運動と肩関節機能の関係」 理学療法学科・健康科学研究科 准教授 瓜谷 大輔 【関連記事】 卒業研究に向けて、瓜谷研究室が合同勉強会を実施!~理学療法学科 奈良学園大学 池田教授による質的研究勉強会を開催!~健康科学研究科 瓜谷研究室 大学院生が「第33回岐阜県理学療法学会学術集会」で奨励賞に選出!~健康科学研究科 瓜谷准教授の研究成果が2年連続で学会表彰されました!~健康科学研究科 「第10回日本筋骨格系徒手理学療法研究会学術大会」に教員・大学院生が参加!~健康科学研究科 変形性膝関節症の患者さんは自らの病状とどのように向き合っているのか?~理学療法学科教員 患者教育プログラムは変形性膝関節症患者さんの自己効力感の向上に有効か?~理学療法学科教員 変形性膝関節症に関する研究の途中経過が学会誌に掲載されました~理学療法学科教員
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