2011.11.21

桜井女子短期大学1972年卒業生の同窓会

2011年10月23日(日)、畿央祭の2日目に合わせて、「桜井女子短期大学」の1972年卒業生の方の同窓会が、学生食堂の地下で開催されました。 卒業生61名のうち、参加されたのは12名。残念ながら、同窓会補助の対象となる20名参加には及びませんでしたが、畿央大学の前身ともいえる「桜井女子短期大学」の大先輩方に新しくできたキャンパスに来ていただくことが出来ました。 桜井女子短期大学児童教育科卒業生の植田三代子さんにレポートをいただきました。  「やあ!○○ちゃん、懐かしいなあ」と歓喜の声が湧き上がりました。40年ぶりの再会です。学長先生を囲んでの同窓会は、あっという間に40年前にタイムスリップしました。学長先生が「サミュエル・ウルマン」の詩の朗読しくださいました。それは『青春』の詩でした。還暦を迎えた私たちですがまだまだ青春が続いていることを再確認し合いました。今、還暦を迎える私たちは、青春の第2ステージです。この第2ステージのお手本は、いつも若々しく知的で自己を磨きながら、自分の夢を追いかけ実現された学長先生です。桜井女子短期大学で学べたこと、学長先生に出会えたこと、すばらしい仲間と出会い学べたことを誇りに思いながらの同窓会でした。また、皆さんとの再会を楽しみにしています。 桜井女子短期大学児童教育科1972年卒業 植田三代子(旧姓:川畑)  

2011.11.21

「第14回クリーン&歴史ウォーク」に参加しました。

巣山古墳の歴史を学び、クリーン活動に汗を流しました。~「第14回クリーン&歴史ウォーク」が行われました~ ボランティアセンターです。11月20日(日)、「第14回クリーン&歴史ウォーク」が実施されました。少し風が強い秋の一日でしたが、前日の大雨がうそのような晴天となり、学生ボランティア5名の参加を得て開催することができました。今回の目的地は、馬見古墳群の一つとして国の特別史跡に指定されている前方後円墳の「巣山古墳」。この古墳は全長約220メートルの大きなもので、5~6世紀のものとみられ、大王墓にも匹敵する実力者のお墓ではないかと言われています。専門家による計算によれば、お墓をつくる作業には1000人がかりで20年間ほどかかったそうです。畿央大学のある真美ヶ丘ニュータウンからすぐ近くのところにこのような古墳があるのは大変興味深いことですね。現在、地元・広陵町による発掘作業が進行中であり、整備が進んでいる様子を実感しながらその墳丘の上にも登ることができました。そして、クリーン&歴史ウォーク実行委員会のメンバーでもある「広陵古文化会」の平井会長、および「ふたかみ史遊会」の畑中会長のお二方に現地で解説をしていただきました。参加者の皆様は、巣山古墳の姿を通していにしえの大和に思いを馳せられたことでしょう。 ボランティアとして参加した学生たちは、受付や安全誘導などを行い、スタッフや参加者の皆様との交流も楽しめたようでした。どうもお疲れ様でした。次回は来年の春頃に行われる予定です。 主催:クリーン&歴史ウォーク実行委員会 後援:畿央大学、広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、独立行政法人都市再生機構西日本支社 協力:畿央大学学生、広陵古文化会、ふたかみ史遊会、社団法人葛城青年会議所広陵地区・香芝地区推進委員会 協賛:(株)関西都市居住サービスエコール・マミ営業所

2011.11.17

広陵町立真美ヶ丘第二小学校の児童が「大学探検」に来てくれました!

2011(平成23)年11月17日(木)午前11時から12時の1時間、大学の近隣にある広陵町立真美ヶ丘第二小学校2年生児童31名が、生活科の校外学習の一環で、畿央大学に「大学探検」に来てくれました。子どもたちは、きちんと並び、大きな声であいさつをするなどとても礼儀正しく、探検にも意欲満々でした。 教育学部の3、4回生ボランティア学生7名が小学生4~6名に分かれたグループに付いて学内をご案内!! 教育学部の学生は実習や学校インターンシップなどの活動で、子どもたちの扱いが慣れています。すぐに児童たちに溶け込み、探検隊長としてリーダーシップを発揮していました!! みんな、ご近所に住んでいるだけあって、畿央祭などで大学に来たことのある子どもたちがたくさんいましたが、普段は入ったことのない、図書館や講義室、先生の研究室にも入れて、大喜び!! これは、理学療法学科の「義肢装具学実習」の授業です。「義足」について勉強をしています。 小学校の先生の練習をしている「模擬授業」では、算数の面積の授業をしていました。子どもたちは不思議そうに見ていました。 学生食堂では、調理員さんに話しかけてみました。 図書館で、英語版の「ドラゴンボール」を発見!すかさずメモをとります。 デザイン学科の先生の研究室に入って、大学生といっしょに、明るさについての研究を体験してみました。 学長先生にも会えました。89歳と聞いて、ビックリ!! 最後は、「将来は畿央大学に進学する」という嬉しい声も聞かれました。 みんなありがとう、また来てくださいね。

2011.11.14

御所市連携「旧名柄郵便局修改築事業」で東川市長へプレゼンしました。

完成模型と図面で地域活性化構想を提案! 御所市は古代の大和国葛上郡の地で、鴨都波神社、一言主神社、長柄神社、高鴨神社、葛木御歳神社など数多くの延喜式内社を残し、室大墓をはじめ古代遺跡も豊富。古代豪族葛城氏の本拠地であり、近年も2004年に極楽寺ヒビキ遺跡が、2009年には秋津遺跡が発見されています。 このように歴史の古い御所市と畿央大学は今年8月30日に包括連携協定を結び地域社会貢献活動を進めています。 最初に手がけることになったのが、御所市名柄にあり今は廃屋となっている「旧名柄郵便局」の修復事業で人間環境デザイン学科三井田教授と長井助手およびゼミ生7名が、2011(平成23)年11月11日午前に建物細部の再実測、午後には完成模型と図面で東川市長と宮谷副市長を前に活用策をプレゼンしました。 ▲模型を前に、右から東川市長、宮谷副市長、三井田教授、長井助手、ゼミ生ら 御所市名柄地区は御所駅前から高鴨神社にいたる「葛城古道」の中間点にあたる長柄神社があり、そのすぐ近くにこの旧郵便局があります。そしてこの郵便局を営んでいた隣家敷地全体の数百坪を含めて、名柄地区の観光スポットとし、道の駅風に蘇らせようと提案しています。また、この旧郵便局の左隣が『油断』『団塊の世代』などの著作、元通産官僚で大阪万博や沖縄海洋博を企画、元経済企画庁長官で現在も活躍されている堺屋太一(本名池口小太郎)氏の生家であり、史子夫人も著名な画家であることからご夫妻の作品を展示できればさらなる地域活性化が図れます。  ▼正面から見た旧名柄郵便局(左下の写真、左隣の家が堺屋太一氏生家) ▼以下、実測風景  御所市庁舎でのプレゼンの後、みんなで江戸中期から残る町家の風景を眺めて散策。途中、これまた明治時代に郵便局を併設した250年以上前に建てられた商家の中を拝見させていただきました。近鉄御所駅前では今後の課題として駅前再開発計画の大学目線での素案づくりも考えているところです。古きを訪ねて新しきを知り、歴史や時代とともにそこには人が住む暮らしがあり、現代にどう活かしていけるかを人間環境デザイン学科では追究しています。 【関連記事】 御所市にある旧郵便局の実測調査をしてきました!! https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-420.html

2011.11.14

大学院生が絵画で表彰されました!!

第30回「肢体不自由児・者の美術展」にて、本学の大学院生である大橋一真さんが、特賞「毎日新聞社会事業団賞」に入賞されました。   大橋さんは、本学の人間環境デザイン学科を卒業後、畿央大学大学院に進学され、現在はホールや映画館などの鑑賞空間でのユニバーサルデザインについての研究をされています。 大橋さん自身が移動の際に車椅子を使う生活をしているため、日頃から車椅子の利用者にとって快適な鑑賞空間について問題意識を抱えており、このことをテーマとして研究を進めているのです。勉学の傍ら、絵画を趣味としており、今回の受賞となりました。 この作品は、スペインに家族で旅行をしたときに、バルセロナでガウディの手がけた集合住宅であるカサ・バトリョを描いたものです。カサ・バトリョは、宿泊先のホテルの近くにあり、滞在中いつも通っていたそうです。色彩溢れた建物と、スペインの抜けるような青空の調和がすばらしいです。 入賞作品の展示会は12月8日(木)から11日(日)までの4日間、神奈川県川崎市の「川崎市民ミュージアム」で行われます。表彰式は、展示会初日の12月8日(木)に午前11時より、日本肢体不自由児協会総裁常陸宮殿下並びに同妃殿下ご臨席のもとに行われます。  

2011.11.11

学生広報スタッフblog vol.1~畿央生が見た畿央祭!

学生が畿央大学を語る、伝える!「学生広報スタッフ」によるブログがスタート! 「学生から見た畿央大学」をもっと知ってもらいたい!と、畿央大学企画部と畿央生がコラボして「学生広報スタッフblog」。その第1弾として、10月22日、23日に開催された畿央祭のレポートをお届けします。 こんにちは、健康栄養学科3回生の小西佳奈です。学生広報スタッフ最初のお仕事が、この畿央祭の記事です。どうぞよろしくお願いします☆ 畿央祭では1・2回生の時は模擬店の売り子や、スタッフをしていましたが、今年は特に役割はありませんでした。ですので、今年はいつも英会話の先生としてお世話になっているアメリカ人のエミリーさんを畿央祭に招待しました。エミリーさんは、県下の高校でALT(Assistant Language Teacher/外国語指導助手)の先生をしている22歳の女性です。 大学に着くと、まず畿央祭名物「ぴったんこかんかん」の札をもらいました。これは、希望する男性と女性に配られ、対になっている同じ番号のカードを探すことで、運命の相手と巡り合うかもしれない!!というものです。せっかく共学の大学にいるのですから、彼氏候補を探さなきゃ(笑)。 ▼エミリーさんと私。「Y-1」の札を付けた男性の方、出てきて欲しかったなぁ… そのあとは「SATシステム」を体験。SATシステムは、実物大のフードモデルから一食分の食事を選び、量やバランスについてコンピュータで判定できます。私は「夕食」、エミリーさんは「昼食」をそれぞれ選びました。私は健康栄養学科の学生なのに、舞い上がってしまったせいか、野菜不足の献立を選んでしまいました…とっても恥ずかしかったです(;一_一) エミリーさんの方が日本食でも上手に選べていました。 ▼SATシステムを体験するエミリーさんと健康栄養学科の浅野先生。 ▼SATシステムで出会った感じのイイ2人。笑顔が素敵です!  この後、今回初出店(?)となる、将棋のコーナーに行きました。エミリーさんは初めて触る将棋の駒に興味津津。そこにいたスタッフの方が、ルールを教えてくれていました。その間、私は対局をし、「待った」を一回言いましたが、圧倒的な実力の差で負けてしまいました。次にするときは、八枚落ちでお願いします… そのあとも学内を巡り、模擬店でとりかわ丼、わらびもち、パフェ、ミックスジュースを買って食べました。お祭りの最中に食べるのっていいですね! ▼同じクラスのなっちゃんとこまっちゃん ビーチフットボール部の売り子さんです。     私は、畿央祭など大学のイベントにはできるだけ参加しています。なんだか大学生って、青春真只中という感じがうれしくて。とっても大好きです♪ 後日、エミリーさんから畿央大学の印象についてメッセージをいただきました。楽しんでいただけたようでよかったです。 "I really enjoyed visiting Kio Universitiy's festival! I was impressed not only by the students' creativity and enthusiasm, but also by the involvement of the community. It seemed like a day that the whole family could enjoy― and even as a foreigner, I was also able to learn a lot and have a wonderful day. Thanks to everyone's kindness." 【訳】「畿央祭は本当に楽しかったです!感銘を受けたのは学生の創造性や熱意だけでなく、地域との関わり。家族全員が楽しめる1日になっていて、また外国人である私も得るものが多くあり、素晴らしい時間を過ごすことができました。優しくして頂いた皆さん、ありがとうございました。」 畿央祭に来たことがない方も、既に来たことがある方も、来年是非お越し下さい! 次回、小西は11月23日(水・祝)、授業の一環で行われる食育イベントの様子をレポートしますので、お楽しみに~☆

2011.11.11

日本情報科教育学会第4回全国大会を終えて

この度、東日本大震災で被災された皆様にお見舞い申しあげますとともに、被災地の一刻も早い復興をお祈りしたいと思います。 当初予定されていた日本情報科教育学会第4回全国大会の茨城大学での6月開催は、現地実行委員会の状況報告を受け、中止が決定されました。よって、急遽代替として畿央大学で10月に開催することとなりました。 初日(10月16日)は時折小雨の降るなか、二日目(16日)は打って変わって秋晴れのもと、北は北海道から南は大分県まで187名(実人数)の方にご参加いただきました。 初日は4つの分科会と企画セッションが行われました。高校「情報」の実施状況、入試との関係など3人の先生からご報告があり、立ち見が出るほど盛況でした。   その後、大学食堂地下にて、大学のアカペラサークル「アドバンス#」によるオープニングにより、懇親会が開催されました。 お料理は柿の葉寿司、奈良漬、柿最中などの地元名産品も用意しました。特に、ご飯に、「ご飯の友」や鶏肉などをのせ、お茶をかける奈良茶漬けが参加者の皆様に人気でした。 そして本来は茨城県で行われる予定だったことを忘れないためにも、茨城の地酒と牛久ワインもご用意いたしました。 (さらに…)

2011.11.11

健康栄養学科1回生対象「キャリア発展セミナー」~卒業生による講義

「キャリア発展セミナー」は1回生必修の授業です。主に管理栄養士として働いておられる方をお招きして講演して頂き、社会や企業で求められる人間像や働くということがどういうことかを知り、将来の職業選択とそれに向けての学習の必要性を認識することを目的としており、卒業生にも現在の仕事の様子や自分達の就職活動について話して頂いています。 11月3日(木)は1期生の北森めぐみさん(土庫病院勤務)と3期生の岡本友貴さん(セガミメディックス勤務)のお二人を講師にお迎えして、日々の仕事内容を中心に貴重なお話をして頂きました。 北森さんからは病院直営の管理栄養士としての仕事や患者様へ提供する食事作りへの意気込み、他職種の方々との連携の大切さなどお話頂きました。 ↓ 北森さん(右)は来月出産を控えての講義となりました。 岡本さんからはドラッグストアでの管理栄養士の働きをスライドを使ってわかりやすく紹介して頂きました。 ↓ ドラッグストアでの管理栄養士に興味深々の様子 また、お二人からは就職活動や国家試験の勉強に関してもアドバイスを頂きました。1回生にとって先輩の話は親近感もあり、皆熱心に聞き入っている様子でした。後輩のためにご厚誼頂いた北森めぐみさん、岡本友貴さん、ありがとうございました! ↓ お疲れ様でした!

2011.11.10

大学院生の中野さんが日本学術振興会特別研究員に!

平成24年度日本学術振興会特別研究員に大学院生の中野さんが採用内定! このたび畿央大学大学院博士後期課程2回生の中野英樹さんが、平成24年度の日本学術振興会特別研究員DC2に採用されました。中野さんと指導教員の森岡教授からメッセージを頂戴しましたので紹介します。    大学院博士後期課程の中野英樹です。現在、私は大阪にある摂南総合病院で理学療法士として働きながら、大学院で研究を行っています。  今回、日本学術振興会特別研究員DC2に採用していただくことになりました。採用が決定したことにすごく驚いたとともに、畿央大学の大学院生として採用していただいて大変嬉しく思っています。今回、このような結果を得られたのは、学部生時代からご指導いただいている森岡先生、充実した研究環境を提供してくださっている畿央大学、大学院での研究を理解し支えてくれている職場や家族のおかげです。本当にありがとうございます。 今回採用が決定したことにより、来年度から2年間、畿央大学で研究に専念させていただく予定です。今後も現存の自分に打ち勝つことを目標に、次へ次へと頑張っていくとともに、畿央大学から世界にむけて情報を発信できるように努めていきます。 大学院博士後期課程 中野英樹    この特別研究員の採用率は約20%であり、これまでの受入研究機関の多くが国公立大(そのほとんどが旧帝国大)、私学でも有数の大学のみの採用(詳しくは過去の採用者一覧をご覧くださいhttp://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_saiyoichiran.html)であり、中野君の申請はまさに畿央大学としても挑戦でありました。 今回の採用は、彼の研究業績が評価されたものであることは間違いありませんし、これまでの成果を地道に公表してきたことへの評価ととることができます。来年4月からは臨床を離れ、研究に2年間専念することになりますが、この期間を存分に活かして、国際的にも通用する研究者へと成長してもらえればと思います。 一方で、この事実は受入研究機関としての畿央大学に対する評価であるととらえることもでき、大学院を開設して本当によかったと実感しています。これに続くように大学院ならびに健康科学研究所をさらに充実させていきたいと考えています。 畿央大学大学院健康科学研究科教授  森岡  周  

2011.11.10

健康栄養学科1回生対象「キャリア発展セミナー」~企業訪問

10月24日に健康栄養学科1回生が、桜井市の「旭製粉株式会社」および「株式会社三輪そうめん山本」を訪問しました。 「キャリア発展セミナー」は1回生必修の授業です。将来の職業選択とそれに向けての学習の必要性を認識するため、主に管理栄養士として働いておられる方をお招きして講演して頂くとともに、学生自らが企業を訪問して現場に触れることにより、働くということがどういうことか実感することを目的としています。 まず、「旭製粉」にお邪魔しました。4グループに分かれて「代表取締役社長 西田定様による講義」、「開発室」、「分析室」、「粉ブレンド工場」を順に見学させていただきました。それぞれの見学場所では担当者様から説明いただき、学生は少し緊張しながら、熱心に聞き入っていました。 ↓ 西田社長は楽しく分かりやすく学生にお話してくださいました! ↓ 開発室では卒業生が説明してくれました!かっこいい! ↓ 粉ブレンド工場では1回に500kgの粉をブレンドするのだそうです。 ↓ 分析室では分析方法などについて伺いました。 (さらに…)